JPH0427801Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0427801Y2
JPH0427801Y2 JP1985148645U JP14864585U JPH0427801Y2 JP H0427801 Y2 JPH0427801 Y2 JP H0427801Y2 JP 1985148645 U JP1985148645 U JP 1985148645U JP 14864585 U JP14864585 U JP 14864585U JP H0427801 Y2 JPH0427801 Y2 JP H0427801Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
cylinder
spout
tube
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985148645U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6258353U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985148645U priority Critical patent/JPH0427801Y2/ja
Publication of JPS6258353U publication Critical patent/JPS6258353U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0427801Y2 publication Critical patent/JPH0427801Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、容器口部の閉鎖装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、容器の注出筒を横方向に開閉する覆蓋で
覆うようにしたものは、実開昭58−29950号公報、
実公昭58−49947号公報等がある。
前記実開昭58−29950号公報のものは、第4図,
第5図に示されるように、注出口14の形成され
た注出筒13をキヤツプ本体35に立設し、該キ
ヤツプ本体35には、頂部に貫通口25を形成し
た外キヤツプ36を上下摺動自在に嵌合し、該外
キヤツプ36の内側に左右に開閉する覆蓋37,
37を設け、該覆蓋37,37の脚38,38を
脚軸40で外キヤツプ36の内側に軸着し、該脚
38,38の先端はリンク39,39の一端に軸
41で軸着し、リンク39,39の他端はリンク
軸42でキヤツプ本体35の内壁に軸着したもの
である。そして、第4図に示される閉鎖した状態
から、外キヤツプ36を下方に押し下げると、脚
軸40とリンク軸42との間隔が第5図に示され
るように小さくなるので、脚38,38が水平に
近い状態に開き、覆蓋37,37も左右に開き、
注出筒13が外キヤツプ36の外に表われる。
実公昭58−49947号公報のものは第6図,第7
図に示されるように、筒状キヤツプ45に注出筒
13を立設し、注出筒13の下部に設けた弁46
にレバー47を設け、該レバー47に覆蓋37を
取り付けたものである。そして、第6図に示され
た注出口14が覆蓋37で覆われた状態から、覆
蓋37を横方向に移動させると第7図に示される
ように、注出口14が開放され、弁46が開かれ
るものである。
さらに、本出願より先に出願して、本出願後に
公開された容器及び注出容器に、実開昭61−
51354号及び実開昭61−32048号がある。
前記実開昭61−51354号に記載された容器は、
容器本体の肩部に、キヤツプを嵌合止着するとと
もに、容器本体の口頸部に、注出筒を上下動可能
に嵌入し、そして、前記注出筒を発条で上方に弾
圧して、前記注出筒を、前記キヤツプに設けた貫
通口から、前記キヤツプの外部に突出できるよう
に形成し、 さらに、前記キヤツプの外側に、コ字形に形成
したバンドを、回動可能に軸着し、前記バンドの
頂壁の両側端縁を傾斜面に形成したものである。
そして、前記コ字形のバンドを、前記キヤツプ
の側方に回動させて、前記注出筒を、前記キヤツ
プの貫通口から突出させて内容液を注出し、前記
コ字形のバンドをキヤツプの中央部側に向けて回
動し、前記コ字形のバンドの傾斜面で、前記注出
筒を下方に押し下げて、注出筒をキヤツプ内に収
納するようにした容器である。
そして、前記実開昭61−32048号に記載された
注出容器も、前記容器と略同様のものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記第4,第5図に示されるものは外キヤツプ
36を下方に押し下げると覆蓋37が開かれ、注
出筒13が外キヤツプ36の外に突出して表われ
て内容液の注出ができ便利である。
しかしながら、覆蓋37の開閉にリンク機構を
用いて多数の軸(8個)で軸着しているので組立
作業に時間がかかり、かつ、部品数も多くなつ
た。しかも、外キヤツプ36の貫通口25を覆蓋
37で閉鎖することによつて、容器口部の閉鎖を
行うようにしているので、外キヤツプ36の内面
に覆蓋37が密接するように構成する必要があ
り、その結果覆蓋37の開閉に支障を来すことと
もなつた。
また、第6図,第7図に示されるものは、部品
数も少なく、口部の閉鎖も確実であるが、覆蓋3
7を開いた場合に、注出筒13が筒状キヤツプ4
5の頂部から突出していないので、内容液を注ぎ
出し難かつた。
前記実開昭61−51354号、及び実開昭61−32048
号に記載されたものは、キヤツプの外側に軸着し
たコ字形のバンドを、回動することにより、コ字
形のバンドの頂壁の両側端縁に設けた傾斜面で、
キヤツプの貫通口から突出していた注出筒を下方
に押し下げて、注出筒をキヤツプ内に収納し、注
出口を閉鎖することができ便利である。
しかしながら、前記のものは、傾斜面によつて
注出筒が押し下げられる距離が短い。したがつ
て、注出時に注出筒を長く突出させることができ
ず、注出操作がしにくい。また、注出口を開閉す
る機構等も精密に形成する必要があり、コスト高
となる。
そして、注出筒の押し下げ距離を長くするた
め、コ字形のバンドを肉厚に形成すると、デザイ
ンが悪くなり商品価値を低下させる。
本考案は、前記事項に鑑みなされたものであつ
て、コ字形バンドの回動によつて、注出筒を出没
させる閉鎖装置を、コ字形バンドを肉厚にするこ
となく、注出筒の出没距離を長くできるように
し、内容液の注出し易い容器の閉鎖装置とすると
ともに、商品価値の高いものとすることを技術的
課題とする。
〔課題点を解決するための手段〕
本考案は、容器本体1の口頸部2に中栓4を嵌
合係止し、該中栓4には内筒部7と底部10を設
け、該底部10には容器本体1内と連通する連通
孔11を形成する。そして、中栓4内には注出筒
13の下部に形成した嵌入筒部15を嵌入し、注
出筒13には、前記連通孔11と連通できる注出
口14を設け、該注出筒13の上部外周には、該
注出筒13の外径より大径に形成したカム片18
を設け、該カム片18の上面を傾斜面に形成し、
嵌入筒部15には密封片16を設けて前記内筒部
7内に摺接させるとともに前記中栓4の底部10
と注出筒13の間に発条21を介挿して、該注出
筒13を上方に弾圧し、さらに、注出筒13の外
側よりキヤツプ22を被嵌して容器に止着すると
ともに、キヤツプ22の頂部23に、前記注出筒
13が出没できる貫通口25を形成し、そして、
前記キヤツプ22の外側に設けたコ字形のバンド
30を、横方向に回動自在に容器に軸着し、該バ
ンド30の下面で前記カム片18を押圧できるよ
うに形成して容器口部の閉鎖装置とした。
〔作用〕
本考案は、第1図に示された注出筒13がコ字
形のバンド30により覆われた状態から、該バン
ド30を横方向に回動させると、注出筒13は発
条21によりキヤツプ22の貫通口25より突出
し、内容液を注出することができる。次に、バン
ド30を中央部に戻すように回動させると、バン
ド30の下面がカム片18の傾斜面に当接して、
カム片18を押圧して注出筒13を発条21の弾
圧力に抗して押し下げ、注出筒13はキヤツプ2
2内に収納され、注出口14は閉鎖される。
〔実施例〕
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示すも
のであり、容器本体1の口頸部2には中栓4が嵌
合され、中栓4の外筒5には凸条として形成され
た中栓係止部6が設けられ、そして、該中栓係止
部6は、口頸部2に凹条として形成された口頸係
止部3に係止して、中栓4が口頸部2に止着され
るようになつている。また、中栓4には口頸部2
内に嵌入する内筒部7と底部10が設けられ、底
部10には容器本体1内と連通する連通孔11が
形成されるとともに、中央部に栓8が立設され、
内筒部7と栓8との間に環状の空所が形成されて
いる。
そして、該中栓4の環状の空所内には注出筒1
3の下部に形成した嵌入筒部15が嵌入され、注
出筒13の上部外周には、上面が弧状の傾斜面に
形成され、注出筒13の外径より大径に形成され
た板状のカム片18,18が設けられ、嵌入筒部
15には環状に密封片16が設けられ、前記内筒
部7内に摺接されて、該内筒部7と注出筒13間
とを密封できるようになつている。
また、中栓4の底部10と注出部13の発条受
部17との間に発条21が介挿され、注出筒13
を上方に弾圧している。
さらに、注出筒13の外側よりキヤツプ22が
被嵌され、キヤツプ22に設けられた嵌合筒24
が、中栓4の外筒5の外に嵌合し、外筒5に凹条
として形成された中栓係合部12に、嵌合筒24
に凸条として形成された嵌合筒係合部26が係合
して止着されている。また、嵌合筒24にはガイ
ド27,27が設けられ、該ガイド27,27に
よつて形成されたガイド孔28に前記注出筒13
が摺動自在に嵌入され、注出筒13のカム片1
8,18は、ガイド孔28に続くガイド溝部29
に嵌入している。
そして、前記キヤツプ22の外側に設けられた
コ字形のバンド30は、その両側がキヤツプ22
に図示しない軸によつて軸着され、横方向に回動
自在に形成されており、該バンド30の下面は前
記カム片18の傾斜面に当接し、該カム片18を
押圧することにより、注出筒13を押し下げるよ
うになつており、注出筒13が押し下げられる
と、注出口14の下部が栓8によつて閉鎖される
ようになつているが、注出口14の閉鎖は、該注
出口14にコ字形のバンド30の下面を密接させ
て行うようにすることもできる。
なお、実施例ではガイド27を嵌合筒24に設
けているが、リングを中栓4の上端に嵌着し、該
リングを嵌入筒部15に摺接させるようにしてガ
イドとすることもでき、また、貫通口25にガイ
ド孔の役目をさせるようにすることもできる。そ
して、容器本体1に凹凸等の係合部を設け、キヤ
ツプ22を係合止着することもでき、容器本体1
に軸を突設し、この軸にバンド30の両端部を軸
着することもできる。さらに、カム片18も注出
筒13と別体に形成し、注出筒13に嵌着して設
けることもでき、その形状も傘状に形成すること
もできる。
そして、本考案において、容器とは、容器本体
1とキヤツプ22の総称である。
〔考案の効果〕
本考案は、注出筒13の上部外周に、該注出筒
13の外径より大径に形成したカム片18を設
け、該カム片18の上面を傾斜面に形成したもの
である。
したがつて、カム片18の傾斜面の垂直方向の
距離を長く形成することができ、注出筒13の出
没距離を長くできるので、注出筒13を内容液の
注出し易いものとすることができる。
そして、注出筒13の出没距離を長くできるの
で、注出口14を開閉する機構も形成し易く、コ
ストを安く形成でき、さらに、本考案は、前記注
出筒13の出没距離を長くすることを、コ字形の
バンド30を肉厚に形成することなく行えるの
で、商品価値の高い容器とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の半裁断面図、第2
図はその斜視図、第3図はその要部の分解斜視
図、第4図は従来例を示す図で注出口を閉鎖した
状態の断面図、第5図はその注出口を開いた状態
の断面図、第6図は他の従来例の注出口を閉鎖し
た状態の断面図、第7図はその注出口を開いた状
態の断面図である。 1……容器本体、2……口頸部、4……中栓、
7……内筒部、10……底部、11……連通孔、
13……注出筒、14……注出口、15嵌入筒
部、16……密封片、18……カム片、21……
発条、22……キヤツプ、23……頂部、30…
…バンド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器本体1の口頸部2に中栓4を嵌合係止し、
    該中栓4には内筒部7と底部10を設け、該底部
    10には容器本体1内と連通する連通孔11を形
    成し、そして、中栓4内には注出筒13の下部に
    形成した嵌入筒部15を嵌入し、該注出筒13に
    は、前記連通孔11と連通できる注出口14を設
    け、該注出筒13の上部外周には、該注出筒13
    の外径より大径に形成したカム片18を設け、該
    カム片18の上面を傾斜面に形成し、嵌入筒部1
    5には密封片16を設けて前記内筒部7内に摺接
    させるとともに、前記中栓4の底部10と注出筒
    13の間に発条21を介挿して、該注出筒13を
    上方に弾圧し、さらに、注出筒13の外側よりキ
    ヤツプ22を被嵌して容器に止着するとともに、
    キヤツプ22の頂部23に、注出筒13が出没で
    きる貫通口25を形成し、そして、前記キヤツプ
    22の外側に設けたコ字形のバンド30を横方向
    に回動自在に容器に軸着し、該バンドの下面で前
    記カム片18を押圧できるように形成した容器口
    部の閉鎖装置。
JP1985148645U 1985-09-28 1985-09-28 Expired JPH0427801Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985148645U JPH0427801Y2 (ja) 1985-09-28 1985-09-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985148645U JPH0427801Y2 (ja) 1985-09-28 1985-09-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6258353U JPS6258353U (ja) 1987-04-10
JPH0427801Y2 true JPH0427801Y2 (ja) 1992-07-03

Family

ID=31063112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985148645U Expired JPH0427801Y2 (ja) 1985-09-28 1985-09-28

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0427801Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0628448Y2 (ja) * 1988-09-09 1994-08-03 株式会社吉野工業所 液体注出キャップ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6132048B2 (ja) * 1977-05-07 1986-07-24 American Cyanamid Co
JPS6151354B2 (ja) * 1978-03-15 1986-11-08 Hitachi Ltd

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6132048U (ja) * 1984-07-30 1986-02-26 釜屋化学工業株式会社 注出容器
JPS6151354U (ja) * 1984-09-07 1986-04-07

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6132048B2 (ja) * 1977-05-07 1986-07-24 American Cyanamid Co
JPS6151354B2 (ja) * 1978-03-15 1986-11-08 Hitachi Ltd

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6258353U (ja) 1987-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS60148469A (ja) 容器のキヤツプ装置
US6053374A (en) Dosing cap for dispensing liquids
JPH0427801Y2 (ja)
JPH0335731Y2 (ja)
JPS6388965U (ja)
US3677445A (en) Spout-type safety dispensing cap
JPH0451188Y2 (ja)
JPH0219398Y2 (ja)
JPS5830023Y2 (ja) 魔法瓶などの液体容器
JP3967053B2 (ja) 液吐出容器
JPS5839156Y2 (ja) 魔法瓶の栓装置
JPH0621881Y2 (ja) 注出栓付きキャップ
JPH047098Y2 (ja)
CN211253566U (zh) 瓶口塞
JPH0430127Y2 (ja)
JPH0333651Y2 (ja)
JPS5814916Y2 (ja) 魔法瓶
JPH0236443Y2 (ja)
JPH0420785Y2 (ja)
JPH0327563Y2 (ja)
JPS5926934Y2 (ja) 液体容器の栓装置
KR910006884Y1 (ko) 개폐가 용이한 개량형 덮개
JPH0628441Y2 (ja) 開閉機構付きキヤツプ
JPH0337557Y2 (ja)
JP2604353Y2 (ja) 注出キャップ