JPH04277937A - 移動体用衛星放送受信装置 - Google Patents

移動体用衛星放送受信装置

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JPH04277937A
JPH04277937A JP6394591A JP6394591A JPH04277937A JP H04277937 A JPH04277937 A JP H04277937A JP 6394591 A JP6394591 A JP 6394591A JP 6394591 A JP6394591 A JP 6394591A JP H04277937 A JPH04277937 A JP H04277937A
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JP
Japan
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antenna
satellite
antennas
attitude
speed
Prior art date
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Pending
Application number
JP6394591A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Hata
哲男 秦
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Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受信レベル又は位相差
などを用いて衛星からのずれを検出する手段を有する移
動体用衛星放送受信装置において、移動体の姿勢変化を
角速度として検出し、衛星からのずれと移動体の角速度
をもとにアンテナの方向を制御するようにした移動体用
衛星放送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の移動体用衛星放送受信装置におけ
る衛星追尾方式には振幅モノパルス方式と位相モノパル
ス方式とがある。図5は従来の振幅モノパルス方式で、
1はターンテーブル、2,3はアンテナ、4,5は周波
数変換器、6,7はレベル検出器、8は減算器、9は増
幅器、10はモータ駆動回路、11はモータである。図
5の装置において、ターンテーブル1上にアンテナ2と
アンテナ3をビームの方向をずらして配置する。アンテ
ナ2の出力は周波数変換器4により中間周波数(IF)
信号に変換され、レベル検出器6により受信レベルに応
じた直流信号に変換される。アンテナ3の出力も同様に
、周波数変換器5及びレベル検出器7により直流信号に
変換される。2枚のアンテナのビームの方向がずれてい
るため、二つのレベル検出器6,7は、衛星方向からの
ずれに対して、図6のように異なった出力を生じる。 この二つの出力を減算器8、増幅器9を通すことにより
、図7のような出力Vが得られるが、このVの符号をモ
ータの回転方向、Vの絶対値を回転速度としてモータ駆
動回路10により制御していた。
【0003】図8は従来の位相モノパルス方式で、31
はターンテーブル、32,33はアンテナ、34,35
は周波数変換器、36は電圧制御発振器(VCO)、3
7は90°移相器、38は位相比較器、39はローパス
フィルタ(LPF)、40は増幅器、41はモータ駆動
回路、42はモータである。図9(a)に示すように、
アンテナ32,33が電波到来方向に対して垂直に向い
ている場合、二つのアンテナは衛星から等距離にあるた
め、その受信信号は共にcos(ω0t)となる。
【0004】一方、図9(b)のように、アンテナ32
,33が電波到来方向からずれている場合、衛星からの
距離のずれにより、ψなる位相差を生じる。その結果、
アンテナ32の受信信号はcos(ω0t)、アンテナ
33の受信信号はcos(ω0t+ψ)となる。この位
相差を検出してモータを制御するわけであるが、以下に
図8を用いてその方法を説明する。
【0005】アンテナ32で受信したcos(ω0t)
なる信号は、周波数変換器34によりcos(ω0t)
なる信号に変換され、同様にアンテナ33で受信したc
os(ω0t+ψ)なる信号は周波数変換器35により
cos(ω0t+ψ)なる信号に変換される。この際、
周波数変換器34,35に入力するVCO36の信号が
共通化されているため、周波数変換後も位相差ψは保存
されている。周波数変換器4の出力を90°移相器37
を通すとsin(ω0t)となるが、この信号と周波数
変換器35の出力cos(ω0t+ψ)を位相比較器3
8に入力すると、sin(2ω0t+ψ)なる高周波成
分とsinψなる直流成分が得られる。この直流成分が
位相差を表わす値であるため、LPF39を用いて高周
波成分を取り除く。
【0006】この位相差に応じた直流値sinψは、衛
星からのずれψに対して、図10のように変化するから
、±πの範囲ではモータの制御方向の信号として、±π
/2の範囲ではモータの制御速度の信号として利用でき
る。この理由により、LPF39の出力信号を増幅器4
0、モータ制御回路41を介してモータ42に入力し、
モータ42を制御する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】さて上述した従来の振
幅モノパルス方式によると急カーブなどによる移動体の
急速な姿勢変化に対応するには、増幅器9の利得を上げ
、これにより図に示すVを増大させてモータの回転速度
を上げて追従性をよくしていた。しかし、このことによ
り発振を招くおそれがあり、利得を上げるには限界があ
った。また、モータの回転速度は図に示すように衛星か
らのずれの量に依存しているため、モータの回転速度を
大きくとることは、衛星からのずれを大きくとることで
もあった。また、前述した従来の位相モノパルスも衛星
からのずれにより、モータを制御するため、上記の振幅
モノパルスと同様の問題点があった。
【0008】本発明の目的は、上述した移動体用衛星放
送受信装置において、移動体の姿勢変化時に生じる角速
度で、モータの回転速度を制御することにより、装置の
応答性を上げることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本願の第1の発明(振幅モノパルス方式)は、ビーム
方向が異なるように移動体に配置された衛星からの電波
を受信して受信信号を得る複数のアンテナと、前記各ア
ンテナからの受信信号を入力し該受信信号のレベルに基
づいて衛星方向とのずれ量を検出するずれ量検出手段と
、所定の方向、かつ所定の移動速度で前記各アンテナを
駆動するアンテナ駆動手段と、前記移動体の所定位置に
設けられ該移動体の姿勢変化に対応した角速度を検出す
る角度検出手段と、前記受信レベルが所定の基準値以上
の時には衛星捕捉状態と判断し前記アンテナ駆動手段に
より低速運転させ、該所定の基準値に満たない時には衛
星ずれ状態と判断し前記ずれ量と前記角速度とに基づい
て前記アンテナ駆動手段を前記移動体の姿勢変化に比例
して高速運転させるアンテナ駆動制御手段と、を備え、
前記移動体の姿勢変化に応じて前記アンテナの移動速度
を制御し前記アンテナを追従制御することを特徴とする
【0010】また本願の第2の発明(位相モノパルス方
式)は、ビーム方向が異なるように移動体に配置された
衛星からの電波を受信して受信信号を得る複数のアンテ
ナと、前記各アンテナからの受信信号を入力し該受信信
号の位相差に基づいて衛星方向とのずれ量を検出するず
れ量検出手段と、所定の方向、かつ所定の移動速度で前
記各アンテナを駆動するアンテナ駆動手段と、前記移動
体の所定位置に設けられ該移動体の姿勢変化に対応した
角速度を検出する角度検出手段と、前記ずれ量が所定の
基準値以上の時には衛星捕捉状態と判断し前記アンテナ
駆動手段により低速運転させ、該所定の基準値に満たな
い時には衛星ずれ状態と判断し前記ずれ量と前記角速度
とに基づいて前記アンテナ駆動手段を前記移動体の姿勢
変化に比例して高速運転させるアンテナ駆動制御手段と
、を備え、前記移動体の姿勢変化に応じて前記アンテナ
の移動速度を制御し前記アンテナを追従制御することを
特徴とする。
【0011】
【作用】移動体用衛星放送受信装置において、各アンテ
ナからの受信信号のレベル又は位相差に基づいて衛星方
向とのずれ量が検出される。移動体の姿勢変化に対応し
た角速度が検出される。アンテナによる受信レベルが基
準値以上の時には、アンテナ駆動手段により低速運転が
行なわれる。しかし、基準値以下であると、上記ずれ量
と角速度に応じてアンテナ駆動手段により移動体の姿勢
変化に比例して高速運転が行なわれる。
【0012】
【実施例】以下図面に示す本発明の実施例を説明する。 図1は本発明による振幅モノパルス方式の移動体用衛星
放送受信装置の一実施例である。同図において、12は
ターンテーブル、13,14はアンテナ、15,16は
周波数変換器、17,18はレベル検出器、19,20
は比較器、21はアンドゲート、22は比較器、23は
角速度センサー、24はスイッチ、25はモータ駆動回
路、26はモータ、28は基準電圧源、29は定電圧源
である。
【0013】上記実施例において、従来方式と同様に、
レベル検出器17,18により二つのアンテナ13,1
4の受信レベルを検出し、それぞれの出力を比較器22
と比較器19,20に加える。比較器22の衛星とアン
テナとのずれ量に対応した出力はモータ駆動回路25に
送られる。また比較器19,20では、基準電圧E1と
上記各出力とを比較することにより、十分な受信レベル
を確保しているかの判定を行なう。このとき受信レベル
が基準電圧E1を越えていればHIGHを出力するもの
とすると、図2からわかるように、アンドゲート21の
出力がHIGHのときはアンテナは衛星を正しく捕らえ
ていることになる。このときは、スイッチ24により、
定電圧E2を選択し、モータ26は低速運転となる。ア
ンドゲート21の出力がLOWの場合は、スイッチ24
はターンテーブル12以外に取り付けられた角速度セン
サー23の出力を選択する。よって、モータ26の運転
速度は移動体の姿勢変化の速さに比例して高速運転され
る。モータ26の回転方向は、レベル検出器17とレベ
ル検出器18の出力を比較器22で比較することにより
決定する。
【0014】次に図3は本発明の位相モノパルス方式に
よる他の実施例で、51はターンテーブル、52,53
はアンテナ、54,55は周波数変換器、56は電圧制
御発振器(VCO)、57は90°移相器、58,59
は位相比較器、60,61はローパスフィルタ(LPF
)、62,63は増幅器、64は比較器、65はモータ
駆動回路、66は角速度センサー、67はスイッチ、6
8はモータ、69は基準電圧源、70は定電圧源である
【0015】上記実施例で、従来方式と同様に、増幅器
63の出力はsinψなる直流成分となるが、これは衛
星放送とのずれ量に対応しており、回転方向の制御信号
としてモータ駆動回路65へ入力される。周波数変換器
54の信号cos(ω1t)と周波数変換器55の信号
cos(ω1t+ψ)が位相比較器58に入力され、c
os(ω1t+ψ)なる高周波数成分とcosψなる直
流成分からなる出力が得られる。この出力をLPF60
を通して得られるcosψなる直流成分は図4からわか
るように±πの範囲では衛星方向からのずれの量を表わ
す信号となりうる。そこで、比較器64で基準電圧E3
と比較し、その信号によりスイッチ67を切り替える。 すなわち、増幅器62の出力cosψが基準電圧E3を
下回っている場合は衛星の方向からずれていると考え、
角速度センサー66の出力をスイッチ67は選択して高
速運転を行なう。
【0016】一方、増幅器62の出力cosψが基準電
圧E3を越えている場合は衛星捕捉状態とし、定電圧E
4をスイッチ67は選択して低速運転を行なう。このス
イッチ67からの信号はモータ68の速度信号としてモ
ータ駆動回路65へと送られる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、衛
星からのずれ量だけでなく、移動体の角速度を制御情報
としているため、急激な姿勢変化時はモータの回転速度
を大きく、緩やかな姿勢変化時にはモータの回転速度を
小さく制御することができ、アンテナの追従性を向上さ
せることができる。また、モータの高速回転時にも、衛
星からのずれの量を僅かにおさえることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による移動体用衛星放送受信装置の一実
施例を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例の動作説明用波形図である。
【図3】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【図4】図3の実施例の動作説明図である。
【図5】従来の振幅モノパルス方式による移動体用衛星
放送受信装置を示すブロック図である。
【図6】図5の装置の動作説明図である。
【図7】図5の装置の動作説明図である。
【図8】従来の位相モノパルス方式による移動体用衛星
放送受信装置を示すブロック図である。
【図9】図8の装置の動作説明図である。
【図10】図8の装置の動作説明図である。
【符号の説明】
12  ターンテーブル 13,14  アンテナ 15,16  周波数変換器 17,18  レベル検出器 19,20,22  比較器 21  アンドゲート 23  角速度センサー 24  スイッチ 25  モータ駆動回路 26  モータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ビーム方向が異なるように移動体に配
    置された衛星からの電波を受信して受信信号を得る複数
    のアンテナと、前記各アンテナからの受信信号を入力し
    該受信信号のレベルに基づいて衛星方向とのずれ量を検
    出するずれ量検出手段と、所定の方向、かつ所定の移動
    速度で前記各アンテナを駆動するアンテナ駆動手段と、
    前記移動体の所定位置に設けられ該移動体の姿勢変化に
    対応した角速度を検出する角度検出手段と、前記受信レ
    ベルが所定の基準値以上の時には衛星捕捉状態と判断し
    前記アンテナ駆動手段により低速運転させ、該所定の基
    準値に満たない時には衛星ずれ状態と判断し前記ずれ量
    と前記角速度とに基づいて前記アンテナ駆動手段を前記
    移動体の姿勢変化に比例して高速運転させるアンテナ駆
    動制御手段と、を備え、前記移動体の姿勢変化に応じて
    前記アンテナの移動速度を制御し前記アンテナを追従制
    御することを特徴とする移動体用衛星放送受信装置。
  2. 【請求項2】  ビーム方向が異なるように移動体に配
    置された衛星からの電波を受信して受信信号を得る複数
    のアンテナと、前記各アンテナからの受信信号を入力し
    該受信信号の位相差に基づいて衛星方向とのずれ量を検
    出するずれ量検出手段と、所定の方向、かつ所定の移動
    速度で前記各アンテナを駆動するアンテナ駆動手段と、
    前記移動体の所定位置に設けられ該移動体の姿勢変化に
    対応した角速度を検出する角度検出手段と、前記ずれ量
    が所定の基準値以上の時には衛星捕捉状態と判断し前記
    アンテナ駆動手段により低速運転させ、該所定の基準値
    に満たない時には衛星ずれ状態と判断し前記ずれ量と前
    記角速度とに基づいて前記アンテナ駆動手段を前記移動
    体の姿勢変化に比例して高速運転させるアンテナ駆動制
    御手段と、を備え、前記移動体の姿勢変化に応じて前記
    アンテナの移動速度を制御し前記アンテナを追従制御す
    ることを特徴とする移動体用衛星放送受信装置。
JP6394591A 1991-03-05 1991-03-05 移動体用衛星放送受信装置 Pending JPH04277937A (ja)

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