JPH04277057A - ロールコータ装置 - Google Patents

ロールコータ装置

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JPH04277057A
JPH04277057A JP3986491A JP3986491A JPH04277057A JP H04277057 A JPH04277057 A JP H04277057A JP 3986491 A JP3986491 A JP 3986491A JP 3986491 A JP3986491 A JP 3986491A JP H04277057 A JPH04277057 A JP H04277057A
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JP
Japan
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roll
steel strip
applicator roll
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motor
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JP3986491A
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JPH0787910B2 (ja
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Hiromasa Yamamoto
山 本 博 正
Kazunari Yuasa
湯 浅 一 成
Toshinori Usami
宇佐美 敏 則
Minao Murata
村 田 三七男
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼帯、鋼板等の塗装に
用いられるロールコータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、鋼帯、鋼板等へ塗料を連続的に
塗布する方法としては図3に示すようなロールコータ装
置が用いられる。塗料溜り5に供給された塗料をピック
アップロール4(以下、PURという)およびアプリケ
ータロール3(以下、APRという)を回転させること
により搬送されている鋼帯1に連続的に塗料を塗布でき
る。
【0003】塗膜の厚みは、APR3、PUR4の回転
数およびAPR、PUR間の間隙、APR、鋼帯間の間
隙またはAPRの鋼帯への押付圧力等を変化させること
により制御することができる。
【0004】塗料を均一に塗布するために、APR3の
回転方向を鋼帯1の進行方向とは逆にする場合がある。 この場合には、たとえば塗料が何らかの原因によりAP
R3と鋼帯1との間の間隙に供給されなくなったような
時に、APR3と鋼帯1が直接接触することになり、両
者間の摩擦力により、APR3が正常時の回転方向とは
逆の方向に大きなトルクを受けることになる。
【0005】その結果、APR3駆動用モータ(図示せ
ず)は過負荷となり、そのとき過電流を検出して駆動用
モータがトリップする。上記のような異常状態が発生し
た場合のAPR3の回転数および負荷電流の経時的な変
化は図4のようになる。
【0006】APR3は鋼帯1からトルクを受け回転数
が徐々に低くなりついには逆転する。この時、モータは
過負荷となり、その値があらかじめ定められた値を超え
るとモータはトリップする。その後もAPR3は逆方向
に強制的に回転させられ、最終的には、鋼帯または鋼板
の速度にほぼ等しい回転数で回転することになる。
【0007】従って、図中にWで示した期間中は、AP
R3と鋼帯1はほぼ密着しているにもかかわらず、両者
の速度は異なる。つまり、この期間中はAPR3はスリ
ップしていることになり、ロール表面に損傷を受ける可
能性が大きい。なお、図中Wの期間は非常に短いもので
はあるが、APR3の表面の一部に傷が入る可能性があ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法では、過負
荷を検出してモータをトリップさせることにより、モー
タの保護は可能であるが、上記のような異常時における
ロールの損傷までも未然に防止することはできない。
【0009】本発明は、前記問題点を解決し、ロールコ
ータ液切れ時のロール損傷を防止したロールコータ装置
を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の第1の態様によれば、搬送されバックアップ
ロールに支えられた鋼帯にアプリケータロールをシリン
ダで押圧力制御して連続的に前記鋼帯に塗料を塗布する
ロールコータ装置において、前記アプリケータロールの
駆動用モータの電源回路に比較器を設け、あらかじめ前
記比較器に設定した設定値以上の電流が前記電源回路に
流れる時は、前記シリンダの制御装置に信号を送り、前
記アプリケータロールを前記鋼帯から引き離すことを特
徴とするロールコータ装置が提供される。
【0011】また、本発明の第2の態様によれば、搬送
されバックアップロールに支えられた鋼帯にアプリケー
タロールをシリンダで押圧力制御して連続的に前記鋼帯
に塗料を塗布するロールコータ装置において、前記アプ
リケータロールの駆動用モータに回転数検出器を設け、
前記アプリケータロールの駆動用モータの電源回路に比
較器と速度偏差演算装置とを設け、前記速度偏差演算装
置の速度偏差値を前記比較器に送り、前記速度偏差値が
、あらかじめ前記比較器に設定した設定値以上になった
ならば、前記シリンダの制御装置に信号を送り、前記ア
プリケータロールを前記鋼帯から引き離すことを特徴と
するロールコータ装置が提供される。
【0012】以下に本発明をさらに詳細に説明する。
【0013】本発明は、前記問題を解決するために、ロ
ールコータの液切れ等を早期に検知し、図1または2に
示すAPR3を鋼帯1からすみやかに引き離すことによ
り、両者の摩擦力によるAPR3のスリップの程度を軽
減し、ロール表面の損傷(スリップ傷など)を防止する
ものである。
【0014】まず、本発明の第1の態様を図1を参照し
ながら説明する。
【0015】APR3駆動用モータ7の正常時の負荷電
流の最大値は、あらかじめ測定することが可能であるが
、本発明は、その値より若干大きな値を超える負荷電流
が流れた場合には、APR3を機構的に鋼帯1から引き
離すものとした。このような手段によれば、APR3が
鋼帯1と接触している時間を短くすることができ、ロー
ルの損傷を少なくすることができる。
【0016】APR3駆動用のモータ7は、付属する回
転数検出器8の信号に基づき、あらかじめAPR速度指
令値を入力してある速度制御装置9により制御される。
【0017】また、電流検出器14により検出される負
荷電流と、あらかじめ定められた過負荷検出設定値を比
較器10により比較し、負荷電流が、設定値を超えた場
合には電磁弁制御装置11を介して電磁弁12を制御し
、油圧シリンダまたはサーボモータ(以下、単にシリン
ダという)6の作動によりAPR3、PUR4等を鋼帯
1から引き離すことができる。
【0018】つぎに本発明の第2の態様を図2を参照し
ながら説明する。
【0019】APR3は製品の仕様および鋼帯1の速度
に応じて定められる回転数目標値に基づいて回転数制御
されるが、液切れ等の異常が発生した場合、前記目標値
と、実際の回転数には差異が生じる。この差異を検出し
、それが、前記目標値を超えた場合には、APR3を機
構的に鋼帯1から引き離すものとする。このような方法
によれば、APR3が鋼帯1と接触している時間を短く
することができ、ロールの損傷を少なくすることができ
る。
【0020】APR3駆動用のモータ7は、付属する回
転数検出器8の信号に基づき、あらかじめAPR速度指
令値を入力してある速度偏差演算装置13により偏差を
演算し、この偏差に基づき、速度制御装置9を介して速
度制御される。
【0021】また、前記速度偏差演算装置13の前記偏
差の出力は比較器10に送られ、この偏差があらかじめ
設定された値を超えた場合には異常と判断し、制御信号
が電磁弁制御装置11に送られ、電磁弁12を作動させ
ることによりシリンダ6を作動しAPR3、PUR4等
を鋼帯1から引き離すことができる。
【0022】
【実施例】以下に本発明を実施例に基づき具体的に説明
する。 (実施例1)図1に示すロールコータ装置を用い、電気
めっき鋼帯(板厚0.7mm、板幅950mm)にクロ
メートを塗布した。
【0023】あらかじめ、比較器10に過負荷検出設定
値として30Aを設定しておき、鋼帯1の進行方向と逆
方向にAPR3を回転させて実施した。
【0024】途中ロールコータの液切れが発生したが、
0.6秒後に油圧シリンダ6が作動し、APR3が鋼帯
1から引き離された。通板速度は100mpmで行った
【0025】(実施例2)図2に示すロールコータ装置
を用い、電気めっき鋼帯(板厚0.7mm、板幅950
mm)にクロメートを塗布した。
【0026】あらかじめ、比較器10に設定値として速
度偏差指令値の10%を設定しておき、鋼帯1の進行方
向と逆方向にAPR3を回転させて実施した。
【0027】途中ロールコータの液切れが発生したが、
0.8秒後に油圧シリンダ6が作動し、APR3が鋼帯
1から引き離された。通板速度は100mpmで行った
【0028】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、ロールコータの液切れ等の異常時にAPRを
鋼板からすみやかに引き離すようにしたから、両者のス
リップによるAPR表面の損傷が軽減され、ロール交換
等が不要となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す構成図である。
【図3】ロールコータの構成を示すロール配置図である
【図4】ロールコータの液切れ等の異常時におけるアプ
リケータロールの駆動モータ回転数と負荷電流の変化を
示すグラフである。
【符号の説明】
1  鋼帯 2  バックアップロール(BUR) 3  アプリケータロール(APR) 4  ピックアップロール(PUR) 5  塗料溜り 6  シリンダ 7  アプリケータロール駆動用モータ8  回転数検
出器 9  速度制御装置 10  比較器 11  電磁弁制御装置 12  電磁弁 13  速度偏差演算装置 14  電流検出器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  搬送されバックアップロールに支えら
    れた鋼帯にアプリケータタロールをシリンダで押圧力制
    御して連続的に前記鋼帯に塗料を塗布するロールコータ
    装置において、前記アプリケータロールの駆動用モータ
    の電源回路に比較器を設け、あらかじめ前記比較器に設
    定した設定値以上の電流が前記電源回路に流れる時は、
    前記シリンダの制御装置に信号を送り、前記アプリケー
    タロールを前記鋼帯から引き離すことを特徴とするロー
    ルコータ装置。
  2. 【請求項2】  搬送されバックアップロールに支えら
    れた鋼帯にアプリケータロールをシリンダで押圧力制御
    して連続的に前記鋼帯に塗料を塗布するロールコータ装
    置において、前記アプリケータロールの駆動用モータに
    回転数検出器を設け、前記アプリケータロールの駆動用
    モータの電源回路に比較器と速度偏差演算装置とを設け
    、前記速度偏差演算装置の速度偏差値を前記比較器に送
    り、前記速度偏差値が、あらかじめ前記比較器に設定し
    た設定値以上になったならば、前記シリンダの制御装置
    に信号を送り、前記アプリケータロールを前記鋼帯から
    引き離すことを特徴とするロールコータ装置。
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