JPH10328717A - オンラインロール研削方法及び装置 - Google Patents

オンラインロール研削方法及び装置

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JPH10328717A
JPH10328717A JP13994797A JP13994797A JPH10328717A JP H10328717 A JPH10328717 A JP H10328717A JP 13994797 A JP13994797 A JP 13994797A JP 13994797 A JP13994797 A JP 13994797A JP H10328717 A JPH10328717 A JP H10328717A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
grinding
torque
peripheral surface
grindstone
Prior art date
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Pending
Application number
JP13994797A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Takebayashi
克浩 竹林
Norio Takashima
典生 高島
Makoto Suzuki
真 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP13994797A priority Critical patent/JPH10328717A/ja
Publication of JPH10328717A publication Critical patent/JPH10328717A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロール周面の圧延油の付着状況にかかわらず
非接触部を研削するに際して一定の研削量を得る。 【解決手段】 ロール4の周面に対して進退可能に設け
られた回転砥石6と、該回転砥石6を回転駆動させる電
動モータ7と、回転砥石6を進退駆動させる押付シリン
ダ11とを備え、該押付シリンダ11によって回転砥石
6を前進させることにより該回転砥石6をロール4の周
面に押しつけて研削するようにしたオンラインロール研
削装置において、電動モータ7の回転トルクを検出する
トルクセンサ12と、該トルクセンサ12によって得ら
れたトルク検出値が予め定められた設定値に一致するよ
うに押付シリンダ11を制御して回転砥石6のロール4
周面への押付力を調整するコントローラ13とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オンラインロール
研削方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】圧延機にて鋼板を圧延する場合、ロール
の圧延材との接触部分が局部的に摩耗するため、圧延を
重ねるごとにロールのプロフィールは変化していく。特
に、狭幅の圧延材を圧延した後に広幅の圧延材を圧延す
る場合は、広幅の圧延材の圧延時には、ロールの狭幅の
圧延材幅端部に接触する部分に段差摩耗が発生している
ため、板プロフィールの制御が困難になる。したがっ
て、通常、広幅材から狭幅材となるように圧延順を規制
して操業を行っているが、このような板幅による圧延順
規制は生産性の低下を招く原因になっている。
【0003】そこで、かかる不都合を解消するために、
圧延機内にロール研削装置を配設して、圧延中又は圧延
アイドル中にロールの圧延材との非接触部分を研削(図
2参照)することにより、ロールを所定のプロフィール
に維持するいわゆるオンラインロール研削が提案されて
いる。
【0004】このオンラインロール研削装置は、ロール
の周面に対して進退可能に設けられた回転砥石と、該回
転砥石を回転駆動させる駆動モータと、回転砥石を進退
駆動させる進退用駆動装置とを備えたものであり、摩耗
量の予測計算結果やロールプロフィールの測定結果に基
づいて把握された段差磨耗の位置や摩耗量に応じて回転
砥石を回転するロール周面の前記非接触部に押しつけて
研削することにより、ロール周面の全体を平滑化するよ
うにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、圧延時にお
いては、ロールの周面に圧延油を噴射して圧延材とロー
ルとの摩擦係数を軽減するようにしているが、この圧延
油はロール周面全体に均等に付着するわけではなく、し
たがって、ロール周面に圧延油が付着した部分と付着し
ない部分がある。
【0006】しかしながら、上記従来のオンラインロー
ル研削装置においては、前記非接触部分を研削するにあ
たり、ロール周面に対する回転砥石の押付力を一定にし
て行っているため、圧延油が付着している部分では回転
砥石とロール周面との摩擦係数が低下して所望の研削量
が得られず、図3に示すような研削残部が発生する。こ
の結果、ロール周面の段差摩耗が解消されず、圧延材の
クラウン不良が発生するばかりか、場合によっては圧延
材の形状不良を引き起こす原因になるという不都合があ
る。
【0007】なお、前記非接触部分に付着した圧延油を
高圧水をスプレーすることにより除去する方法が提案さ
れているが、かかる方法で圧延油を完全に除去するのは
難しい。
【0008】本発明はかかる不都合を解消するためにな
されたものであり、ロール周面の圧延油の付着状況にか
かわらず、非接触部分を研削するに際して一定の研削量
を得ることができるオンラインロール研削方法及び装置
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1に係るオンラインロール研削方法は、ロ
ールを圧延機に組み込んだまま、回転砥石を前記ロール
に押し付けてロール研削を行うオンラインロール研削方
法において、前記回転砥石の回転トルクを検出し、該ト
ルク検出値に基づいて前記回転トルクを所定の基準値に
一致するように前記回転砥石の押し付け力を制御するこ
とを特徴とする。
【0010】請求項2に係るオンラインロール研削装置
は、ロールの周面に対して進退可能に設けられた回転砥
石と、該回転砥石を回転駆動させる駆動モータと、前記
回転砥石を進退駆動させる進退用駆動装置とを備え、該
進退用駆動装置によって前記回転砥石を前進させること
により該回転砥石を回転する前記ロールの周面に押しつ
けて研削するようにしたオンラインロール研削装置にお
いて、前記駆動モータの回転トルクを検出するトルク検
出手段と、該トルク検出手段によって得られたトルク検
出値に基づいて前記回転トルクが所定の基準値に一致す
るように前記進退用駆動装置を制御して前記回転砥石の
前記ロール周面への押し付け力を調整する制御手段とを
備えたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図1を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態
の一例であるオンラインロール研削装置を説明するため
の説明図である。
【0012】図1において符号1は架台2にリニアガイ
ド3を介して圧延ロール4の周面に対して進退可能に設
けられた軸受装置、5は該軸受装置1に回転可能に支持
された回転砥石6の軸部、7は回転砥石6を回転駆動さ
せる電動モータ(駆動モータ)、8は軸受装置1の圧延
ロール4から離間する側で架台2に固定されて電動モー
タ7のモータ軸9を回転可能に支持する軸受装置、10
は回転砥石6の軸部5と電動モータ7のモータ軸9とを
連結するスプライン付きユニバーサルジョイント、11
は架台2に固定されて軸受装置1を介して回転砥石6を
進退駆動する押付シリンダ(進退用駆動装置)、12は
電動モータ7の回転トルクをモータ電流値により検出す
るトルクセンサ(トルク検出手段)、13はトルクセン
サ12からの信号に応じて押付シリンダ11を制御する
コントローラ(制御手段)である。
【0013】かかる構成のオンラインロール研削装置
は、摩耗量の予測計算結果やロールプロフィールの測定
結果に基づいて把握された段差磨耗の位置や摩耗量に応
じて押付シリンダ11のピストンロッド11aを前進駆
動させて回転砥石6を回転するロール4の圧延材の非接
触部分に押しつけ、この状態で架台2をロール4の軸方
向に移動させることにより、該非接触部分を研削する。
【0014】この時、コントローラ13は、トルクセン
サ12から得られたトルク検出値に基づいて、前記回転
トルクが予め非接触部分の研削実績を基に定められた基
準トルク値と一致するように押付シリンダ11を制御し
て回転砥石6のロール4の周面への押付力を調整する。
【0015】即ち、圧延油が付着したロール4の周面に
回転砥石6が接触した場合には、回転砥石6に滑りが生
じてトルクセンサ12によって得られるトルク検出値が
基準トルク値より小さくなるため、コントローラ13は
トルクセンサ12によって得られるトルク検出値が基準
トルク値と一致するように押付シリンダ11のピストン
ロッド11aを所定量前進制御して回転砥石6のロール
4周面への押付力を増大し、逆に、トルクセンサ12に
よって得られるトルク検出値が基準トルク値より大きい
場合には、コントローラ13はトルク検出値が基準トル
ク値と一致するように押付シリンダ11のピストンロッ
ド11aを所定量後退制御して回転砥石6のロール4周
面への押付力を小さくする。
【0016】上記の説明から明らかなように、この実施
の形態のオンラインロール研削装置においては、ロール
4の周面に対する回転砥石6の研削トルクを一定にして
いるので、ロール4周面の圧延油の付着状況にかかわら
ず回転砥石6とロール4周面との摩擦係数を一定に維持
することができ、この結果、非接触部分を研削するに際
してロール4の軸方向に均一の研削量を得ることができ
るようになって、ロール4の周面に従来のような研削残
部が発生するのを良好に防止することができる。
【0017】なお、上記実施の形態では、研削トルクを
電動モータ7のモータ電流値により検出しているが、駆
動モータとして油圧モータを用いた場合には供給油圧に
より研削トルクを検出するのは勿論のこと、モータ軸に
トルク計を取り付けて研削トルクを検出するようにして
もよい。
【0018】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
によれば、ロール周面に対する回転砥石の研削トルクを
一定にしているので、ロール周面の圧延油の付着状況に
かかわらず回転砥石とロール周面との摩擦係数を一定に
維持することができ、この結果、非接触部分を研削する
に際してロールの軸方向に均一の研削量を得ることがで
きるようになって、ロール周面に従来のような研削残部
が発生するのを良好に防止することができるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例であるオンラインロ
ール研削装置を説明するための説明図である。
【図2】従来例の説明に用いる説明図である。
【図3】従来例の説明に用いる説明図である。
【符号の説明】
1…軸受装置 2…架台 3…リニアガイド 4…ロール 6…回転砥石 7…電動モータ(駆動モータ) 8…軸受装置 10…スプライン付きユニバーサルジョイント 11…押付シリンダ(進退用駆動装置) 12…トルクセンサ(トルク検出手段) 13…コントローラ(制御手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロールを圧延機に組み込んだまま、回転
    砥石を前記ロールに押し付けてロール研削を行うオンラ
    インロール研削方法において、前記回転砥石の回転トル
    クを検出し、該トルク検出値に基づいて前記回転トルク
    を所定の基準値に一致するように前記回転砥石の押し付
    け力を制御することを特徴とするオンラインロール研削
    方法。
  2. 【請求項2】 ロールの周面に対して進退可能に設けら
    れた回転砥石と、該回転砥石を回転駆動させる駆動モー
    タと、前記回転砥石を進退駆動させる進退用駆動装置と
    を備え、該進退用駆動装置によって前記回転砥石を前進
    させることにより該回転砥石を回転する前記ロールの周
    面に押しつけて研削するようにしたオンラインロール研
    削装置において、 前記駆動モータの回転トルクを検出するトルク検出手段
    と、該トルク検出手段によって得られたトルク検出値に
    基づいて前記回転トルクが所定の基準値に一致するよう
    に前記進退用駆動装置を制御して前記回転砥石の前記ロ
    ール周面への押し付け力を調整する制御手段とを備えた
    ことを特徴とするオンラインロール研削装置。
JP13994797A 1997-05-29 1997-05-29 オンラインロール研削方法及び装置 Pending JPH10328717A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100920575B1 (ko) * 2002-09-05 2009-10-08 주식회사 포스코 압연기 작업롤 토크 검출장치
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CN108673293A (zh) * 2018-05-15 2018-10-19 华南理工大学 一种智能研磨机
KR20190075611A (ko) * 2017-12-21 2019-07-01 주식회사 포스코 냉연 스테인리스 코일 제조장치

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