JPH1110517A - ブラシロール機 - Google Patents

ブラシロール機

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Publication number
JPH1110517A
JPH1110517A JP16095297A JP16095297A JPH1110517A JP H1110517 A JPH1110517 A JP H1110517A JP 16095297 A JP16095297 A JP 16095297A JP 16095297 A JP16095297 A JP 16095297A JP H1110517 A JPH1110517 A JP H1110517A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush roll
motor
torque
steel plate
reduction
Prior art date
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Pending
Application number
JP16095297A
Other languages
English (en)
Inventor
Setsuo Hotani
節男 穂谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hotani Co Ltd
Original Assignee
Hotani Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hotani Co Ltd filed Critical Hotani Co Ltd
Priority to JP16095297A priority Critical patent/JPH1110517A/ja
Publication of JPH1110517A publication Critical patent/JPH1110517A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】鋼板に対するブラシロールの圧下度調節での研
磨度均質制御を高精度で行い得るようにする。 【解決手段】回転するブラシロールBを鋼板Sにモータ
M2により解放可能に圧下して鋼板Sを研磨し、モータ
M2によるブラシロールB圧下度を制御装置Cで制御す
るようにされたブラシロール機において、ブラシロール
Bでの鋼板Sの研磨中、ブラシロールBを回転させる駆
動系7のトルクを検出し、それに基づき、ブラシロール
Bの設定されたトルクが目標値となるよう、モータM2
に制御装置7から圧下指令、圧下解放指令を出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転するブラシロ
ールを鋼板にモータにより解放可能に圧下して、これを
研磨し、そのブラシロールの圧下度を圧下制御装置で制
御するようにされたブラシロール機に関する。
【0002】このような仕様で鋼板を研磨する場合、研
磨度(仕事量)は、ブラシロールの回転数と圧下力に左
右される。
【0003】
【従来の技術】従来、この種のブラシロール機におい
て、所要の研磨度は、ブラシロールの回転数を一定と
し、ブラシロールの圧下力を加減する様式で得ている。
そして、その圧下力の制御は、ブラシロールによる鋼板
の研磨中、ブラシロールを回転させるモータ(以下、こ
のモータを回転モータという)の電流値を検出し、その
検出値に基づいて行っている。この従来技術による制御
は、次の問題がある。
【0004】この従来制御における、ブラシロール圧下
力に対応する回転モータの電流変化をグラフにすると、
図5(B)の如くである。図5(B)において、縦軸は
ブラシロールの研磨力(仕事量)を、横軸は回転モータ
の電流値を表し、Aoはブラシロール無負荷(圧下力
0)での電流値を示す。
【0005】ブラシロールの圧下力を加減すると、ブラ
シロールつまり回転モータのトルクが変化し、その電流
値も変化する。ブラシロール圧下力の変化に対応する回
転モータの電流変化は、図5(B)のような曲線の特性
である。
【0006】ブラシロールの圧下制御には或る範囲があ
る。この制御範囲における回転モータのトルクと電流の
相関関係を細分的にグラフにすると、図6(A)、図6
(B)の如くである。図6(A)、図6(B)で、狭い
間隔の平行線を施した領域が制御範囲であり、縦軸は回
転モータのトルクを、横軸は同モータの電流値を表し、
曲線が図5(B)のグラフにおける電流変化の曲線に相
当する。
【0007】トルクの変化を図6(A)のようにA1、
B1、C1、D1の等間隔と見れば、それに対応する電
流変化の細分は図6(A)のa1、b1、c1、d1で
あって、それはd1<c1<b1<a1の不等間隔であ
る。電流変化を図6(B)のようにa2、b2、c2、
d2の等間隔と見れば、それに対応するトルクの変化の
細分は図6(B)のA2、B2、C2、D2であって、
それはA2<B2<C2<D2の不等間隔である。
【0008】即ち、図6(A),図6(B)は、回転モ
ータの電流変化を制御要素とする従来技術のブラシロー
ル圧下制御には、不定要素が入ることを示す。
【0009】これは、従来技術のブラシロール圧下制御
では、精度が低くなるのを余儀なくされるし、制御も困
難であることを意味する。
【0010】しかも、鋼板にブラシロールを圧下させず
に即ち無負荷(圧下力が0)で回転させても、回転モー
タに電流を供給する必要があって、この無負荷での電流
もブラシロール圧下制御の因子となるため、その分、制
御の不定要素が嵩み、制御精度がより悪くなる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
従来技術による問題を解消し、鋼板に対するブラシロー
ルの圧下度調節による研磨度の均質制御を、高精度の下
に行い得るようにするにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題解決の
ため、回転するブラシロールを鋼板にモータにより解放
可能に圧下して該鋼板を研磨し、前記モータによるブラ
シロールの圧下度を圧下制御装置で制御するようにされ
たブラシロール機において、ブラシロールでの鋼板の研
磨中、ブラシロールを回転させる駆動系のトルクを検出
し、その検出に基づき、ブラシロールの設定されたトル
クが目標値となるよう、上記ブラシロール圧下モータに
前記圧下制御装置から圧下指令、圧下解放指令を出すよ
うにされていることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態につき、添付図
面を参照して、次に説明する。
【0014】図1、図2に本発明の一実施例が示され、
図3、図4に本発明の他の実施例が示されている。図
1、図2の実施例は、回転するブラシロールBが鋼板S
の板面を研磨するタイプのブラシロール機であり、図
3、図4の実施例は、回転するブラシロールBが鋼板S
の側面を研磨するタイプのものであり、ブラシロールB
は周面が鼓胴形になっており、またその軸線を鋼板の板
面に対し斜めにして配置されている。
【0015】前者実施例では、ブラシロールBはモータ
M1により回転され、モータM2により鋼板Sの板面に
圧接即ち圧下されて、これを研磨する。モータM2は可
逆回転型で、鋼板SにブラシロールBを解放可能に圧下
する。モータM2換言するとモータシャフト1が回転す
ると、それにつれジャッキ2が作動し、モータM2の正
転では該ジャッキ2で、ロールチョック3を通じ、ブラ
シロールBを鋼板Bに圧下させ、モータM2の逆転時に
は、ブラシロールBを持ち上げ、圧下を解放する。一つ
のブラシロールBにおける2基のジャッキ2,2は、同
作動量で作動が同期するようになっている。モータM1
はブラシロールB及びロールチョック3と共に上下動さ
れるようになっている。
【0016】後者実施例では、ブラシロールBはモータ
M1により回転され、モータM2により鋼板S側面に圧
下されて、これを研磨する。モータM2は可逆回転型
で、鋼板SにブラシロールBを解放可能に圧下する。モ
ータM2つまり送りねじ型モータシャフト1’が回転す
ると、それににつれブラシロール支持枠4が移動され、
モータM2の正転では該支持枠4と共にブラシロールB
が鋼板S側に移動して鋼板S側面に圧下され、モータM
2の逆転時には、ブラシロールBが反対側に移動し圧下
を解放される。
【0017】前者実施例、後者実施例の何れの場合で
も、ブラシロールBによる鋼板Sの研磨中、ブラシロー
ルBを回転させる駆動系7の回転部分例えばブラシロー
ル回転モータM1のトルクを検出する。そのトルク検出
は、モータM1によりトルク変換器5を通じてブラシロ
ールBを駆動し、該トルク変換器5においてインバータ
6を用いて行う様式を例として挙げることができる。そ
の検出したトルクはブラシロールBを圧下するモータM
2のための圧下制御装置乃至は回路(以下、圧下制御装
置と略記する)Cに入力される。
【0018】圧下制御装置Cは、ブラシロールBを回転
させる駆動系7のトルク検出に基づき、ブラシロールB
の設定されたトルクが目標値となるよう、ブラシロール
圧下モータM2に圧下(正転)指令乃至は信号、圧下解
放(逆転)指令乃至は信号を出す。
【0019】こうして、ブラシロールBのモータM2に
よる圧下が所定度に制御され、ブラシロールBが設定さ
れた目標値にトルク制御される。上記のように本発明で
は、ブラシロールのトルクが目標値となるよう、ブラシ
ロールの圧下度を制御するのに、ブラシロールによる鋼
板の研磨中、ブラシロールを回転させる駆動系のトルク
を検出し、その検出に基づき、ブラシロール圧下モータ
の制御装置からブラシロール圧下モータに圧下指令、圧
下解放指令を出す構成をとっている。これによると、次
の成果が得られる。
【0020】ブラシロールBの圧下力に対応するモータ
M1つまりブラシロールのトルクの変化をグラフにする
と、図5(A)に示す如くである。図5(A)におい
て、縦軸はブラシロールの研磨力(仕事量)を、横軸は
トルクを表し、Toはブラシロール無負荷(圧下力0)
でのトルクを示す。
【0021】ブラシロールBの圧下力変化に対応するブ
ラシロールのトルク変化は、図5(A)のような直線
(斜線)の特性である。即ち、本発明ではトルクという
直線変化を制御要素としてブラシロールの圧下制御を行
うのである。従って、従来と異なり、得られる研磨度の
均一制御は精度が高い。また制御も従来より容易であ
る。
【0022】
【発明の効果】上記から明らかなように本発明は、従来
技術による前示問題を解消し、鋼板に対するブラシロー
ルの圧下度調節による研磨度の均質制御を、高精度の下
に行い得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るブラシロール機の一例を概要的に
示す立面図である。
【図2】図1に示したブラシロール機におけるブラシロ
ールを回転させる駆動系、ブラシロール圧下モータの制
御系及びブラシロールのトルク制御系の模式図で、図1
の側面図に相当する。
【図3】本発明に係るブラシロール機の他例を概要的に
示す平面図である。
【図4】図3に示したブラシロール機におけるブラシロ
ールを回転させる駆動系、ブラシロール圧下モータの制
御系及びブラシロールのトルク制御系の模式図を示す。
【図5】図5(A)はブラシロール圧下力の変化に対応
するブラシロールのトルク変化の特性を示すグラフ、図
5(B)はブラシロール圧下力の変化に対応するブラシ
ロール回転モータの電流変化の特性を示すグラフであ
る。
【図6】図6(A),図6(B)は、従来のブラシロー
ル圧下制御におけるブラシロール回転モータのトルクと
電流の相関関係を示すグラフである。
【符号の説明】
B ブラシロール C 圧下制御装置 M1 ブラシロールを回転させるモータ M2 ブラシロールを圧下させるモータ 5 トルク変換器 6 インバータ 7 ブラシロールを回転させる駆動系

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転するブラシロールを鋼板にモータによ
    り解放可能に圧下して該鋼板を研磨し、前記モータによ
    るブラシロールの圧下度を圧下制御装置で制御するよう
    にされたブラシロール機において、ブラシロールでの鋼
    板の研磨中、ブラシロールを回転させる駆動系のトルク
    を検出し、その検出に基づき、ブラシロールの設定され
    たトルクが目標値となるよう、上記ブラシロール圧下モ
    ータに前記圧下制御装置から圧下指令、圧下解放指令を
    出すようにされていることを特徴とするブラシロール
    機。
JP16095297A 1997-06-18 1997-06-18 ブラシロール機 Pending JPH1110517A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16095297A JPH1110517A (ja) 1997-06-18 1997-06-18 ブラシロール機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16095297A JPH1110517A (ja) 1997-06-18 1997-06-18 ブラシロール機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1110517A true JPH1110517A (ja) 1999-01-19

Family

ID=15725756

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16095297A Pending JPH1110517A (ja) 1997-06-18 1997-06-18 ブラシロール機

Country Status (1)

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JP (1) JPH1110517A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007130753A (ja) * 2005-11-08 2007-05-31 Olimpia 80 Srl 機械的に固定したフラップホイール用いた薄板のサテン仕上げのためのシステム
CN106078448A (zh) * 2016-08-04 2016-11-09 昆山巨闳机械科技有限公司 刷板机自动调刷机构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007130753A (ja) * 2005-11-08 2007-05-31 Olimpia 80 Srl 機械的に固定したフラップホイール用いた薄板のサテン仕上げのためのシステム
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A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040929

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Effective date: 20041201

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050427