JPH04274410A - 液晶表示素子用カラーフィルター - Google Patents
液晶表示素子用カラーフィルターInfo
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- JPH04274410A JPH04274410A JP3325579A JP32557991A JPH04274410A JP H04274410 A JPH04274410 A JP H04274410A JP 3325579 A JP3325579 A JP 3325579A JP 32557991 A JP32557991 A JP 32557991A JP H04274410 A JPH04274410 A JP H04274410A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B5/00—Optical elements other than lenses
- G02B5/20—Filters
- G02B5/201—Filters in the form of arrays
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示素子(Liq
uid Crystal Display;LCD)用
カラーフィルターに係り、詳細には、特定波長領域の光
透過率を低めることにより色純度を高め色再現範囲を広
めたLCD用カラーフィルターに関する。
uid Crystal Display;LCD)用
カラーフィルターに係り、詳細には、特定波長領域の光
透過率を低めることにより色純度を高め色再現範囲を広
めたLCD用カラーフィルターに関する。
【0002】
【従来の技術】LCDは電界により液晶の分子背向が交
換される電気光学的効果を用いた表示素子で、低電圧で
動作し、消費電力が少なく、表示パターンの大きさも自
由に設計できて幅広く用いられている。
換される電気光学的効果を用いた表示素子で、低電圧で
動作し、消費電力が少なく、表示パターンの大きさも自
由に設計できて幅広く用いられている。
【0003】通常的なLCDは図1に示した通り、ガラ
ス板およびプラスチック板等のような透明板より製造さ
れた一対の基板2、9と、基板の内面に被着形成された
透明電極3、6と、透明電極3、6の間に注入された液
晶5と、上下部基板2,9の間隔を一定に保たせるスペ
ーサ4と、赤色、緑色、青色の各色カラーパターン8が
それぞれ所望のスペクトル特性を有するよう所定厚さに
基板の上部に形成された構造を有する。必要に応じて各
色フィルターの間には光吸収層が、フィルター上部には
保護膜7が設定され、かつ光の透過率を調節するための
偏光板1、10が備えられている。
ス板およびプラスチック板等のような透明板より製造さ
れた一対の基板2、9と、基板の内面に被着形成された
透明電極3、6と、透明電極3、6の間に注入された液
晶5と、上下部基板2,9の間隔を一定に保たせるスペ
ーサ4と、赤色、緑色、青色の各色カラーパターン8が
それぞれ所望のスペクトル特性を有するよう所定厚さに
基板の上部に形成された構造を有する。必要に応じて各
色フィルターの間には光吸収層が、フィルター上部には
保護膜7が設定され、かつ光の透過率を調節するための
偏光板1、10が備えられている。
【0004】このようなLCDに背面光11を走査すれ
ば、これは一対の電極3、6の間に注入された約10μ
m厚さの液晶5の分子を動作させ、カラーフィルター8
を通過しながら各色が再現される。
ば、これは一対の電極3、6の間に注入された約10μ
m厚さの液晶5の分子を動作させ、カラーフィルター8
を通過しながら各色が再現される。
【0005】カラーフィルターは、通常基板の上部に写
真蝕刻法で各色のパターンに形成されるが、これはST
N LCD,TFT LCD等のようなLCDのカ
ラー化に核心となる部分で背面光走査時、赤色、緑色、
青色の3種の光成分をTFT駆動を通じて選択的に透過
させることにより色を再現させている。
真蝕刻法で各色のパターンに形成されるが、これはST
N LCD,TFT LCD等のようなLCDのカ
ラー化に核心となる部分で背面光走査時、赤色、緑色、
青色の3種の光成分をTFT駆動を通じて選択的に透過
させることにより色を再現させている。
【0006】カラーフィルターの製造のための多くの方
法が知られているが、米国特許4,802,743号に
は、カラー物質を感光性物質の含まれた低温硬化性ポリ
アミノ樹脂に分散させた後、写真蝕刻法によりカラーフ
ィルターを製造することによりLCDの耐久力と質を向
上させており、米国特許4,837,098号には、ポ
リイミド樹脂に溶けるカラー物質を使用し、保護膜を無
くしたカラーフィルターが開示されている。
法が知られているが、米国特許4,802,743号に
は、カラー物質を感光性物質の含まれた低温硬化性ポリ
アミノ樹脂に分散させた後、写真蝕刻法によりカラーフ
ィルターを製造することによりLCDの耐久力と質を向
上させており、米国特許4,837,098号には、ポ
リイミド樹脂に溶けるカラー物質を使用し、保護膜を無
くしたカラーフィルターが開示されている。
【0007】通常的なLCD用背面光のスペクトルを図
2に示す。この光源は、主成分の固有性のために若干の
ピーク変換のみ可能になるだけで、全体的なスペクトル
変化は不可能である。背面光のスペクトルで実際に色を
再現する際必要な光成分は、400nmから500nm
までの青色と520nmから560nmまでの緑色およ
び600nm以上の赤色である。
2に示す。この光源は、主成分の固有性のために若干の
ピーク変換のみ可能になるだけで、全体的なスペクトル
変化は不可能である。背面光のスペクトルで実際に色を
再現する際必要な光成分は、400nmから500nm
までの青色と520nmから560nmまでの緑色およ
び600nm以上の赤色である。
【0008】このうち赤色フィルターの役割は600n
m以上の光のみ透過させ600nm以下の光は吸収させ
ることである。
m以上の光のみ透過させ600nm以下の光は吸収させ
ることである。
【0009】従来の赤色フィルターは図3Aの3aの部
分のような光透過スペクトルを有し、図2に示した背面
光がこのような赤色フィルターを通過することになれば
、図4Aの4aのような光透過スペクトルに現れる。
分のような光透過スペクトルを有し、図2に示した背面
光がこのような赤色フィルターを通過することになれば
、図4Aの4aのような光透過スペクトルに現れる。
【0010】図4Aに示したように、従来の赤色フィル
ターは、可視光領域中450nmから570nm波長領
域にかけて光透過率が高くて、背面光成分中主ピークが
545nmである緑色成分を赤色成分と同時に出力させ
、赤色フィルターを通じて出た色相が純粋な赤色ではな
く、樺色に近い色相を呈して、赤色フィルターとしての
十分な効果を奏でない問題点を有する。
ターは、可視光領域中450nmから570nm波長領
域にかけて光透過率が高くて、背面光成分中主ピークが
545nmである緑色成分を赤色成分と同時に出力させ
、赤色フィルターを通じて出た色相が純粋な赤色ではな
く、樺色に近い色相を呈して、赤色フィルターとしての
十分な効果を奏でない問題点を有する。
【0011】例えば、従来の赤色フィルターに用いられ
た染料であるレッド21P(日本化学製)、DFR02
−21(フジ薬品製)およびこれと類似な特性を有する
他社染料等を導入すれば透過特性上500nmから56
0nmまでの光がよく透過され、映像に現れる赤色が樺
色に近い色に表示されるので画像の質が大幅に落ちるこ
とになる。
た染料であるレッド21P(日本化学製)、DFR02
−21(フジ薬品製)およびこれと類似な特性を有する
他社染料等を導入すれば透過特性上500nmから56
0nmまでの光がよく透過され、映像に現れる赤色が樺
色に近い色に表示されるので画像の質が大幅に落ちるこ
とになる。
【0012】赤色フィルターの場合のように青色フィル
ターも500nm以下の光はよく透過させ、500nm
以上の光はできるだけ多く遮断させる役割をする時純度
の高い色を再現させることができる。
ターも500nm以下の光はよく透過させ、500nm
以上の光はできるだけ多く遮断させる役割をする時純度
の高い色を再現させることができる。
【0013】ところが、ブルー5P(日本化学製)、D
FB(フジ薬品製)等のような従来の青色フィルターは
図3Bの3cのような光透過スペクトルを有する。
FB(フジ薬品製)等のような従来の青色フィルターは
図3Bの3cのような光透過スペクトルを有する。
【0014】図4Bには図2に示した背面光がこの青色
フィルターを通過した光のスペクトルが4cのように示
されている。従来の青色フィルターも500nmから6
00nmの波長領域で光透過率が高くて、背面光成分中
で青色光成分と共に緑色光成分を透過させて純粋な青色
の再現が不容易になる。これは再生された画面で青色を
再現させるべき領域に、青色と緑色が混合された色相が
再現され、色純度が落ちるためである。
フィルターを通過した光のスペクトルが4cのように示
されている。従来の青色フィルターも500nmから6
00nmの波長領域で光透過率が高くて、背面光成分中
で青色光成分と共に緑色光成分を透過させて純粋な青色
の再現が不容易になる。これは再生された画面で青色を
再現させるべき領域に、青色と緑色が混合された色相が
再現され、色純度が落ちるためである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、可視光領域中の450nmないし600nm波
長領域の光透過率を低めることにより赤色と青色の純度
を高めた液晶表示素子用カラーフィルターを提供するこ
とである。
目的は、可視光領域中の450nmないし600nm波
長領域の光透過率を低めることにより赤色と青色の純度
を高めた液晶表示素子用カラーフィルターを提供するこ
とである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記諸目的は、透明導電
膜よりなった電極が具備された基板の一面に形成され、
樹脂と染料等よりなった液晶表示素子用カラーフィルタ
ーにおいて、前記カラーフィルターがアシッドレッド5
2、アシッドレッド486およびローダミン6GCTの
うち少なくとも一つの染料をさらに含むことを特徴とす
る液晶表示素子用カラーフィルターにより達成される。
膜よりなった電極が具備された基板の一面に形成され、
樹脂と染料等よりなった液晶表示素子用カラーフィルタ
ーにおいて、前記カラーフィルターがアシッドレッド5
2、アシッドレッド486およびローダミン6GCTの
うち少なくとも一つの染料をさらに含むことを特徴とす
る液晶表示素子用カラーフィルターにより達成される。
【0017】本発明によるカラーフィルターは特に赤色
と青色フィルターであり、前記染料の添加量は、カラー
フィルター組成物総量にたいして0.001ないし10
ppmであるのが好適である。
と青色フィルターであり、前記染料の添加量は、カラー
フィルター組成物総量にたいして0.001ないし10
ppmであるのが好適である。
【0018】また、背面光が前記カラーフィルターを透
過するとき、光スペクトル波長領域450nmないし5
70nmでの透過率が20%以下に現れるのが好適であ
る。
過するとき、光スペクトル波長領域450nmないし5
70nmでの透過率が20%以下に現れるのが好適であ
る。
【0019】
【作用】本発明によれば、再生された映像の赤色と青色
の純度が高くなるので画質が大幅に向上される。
の純度が高くなるので画質が大幅に向上される。
【0020】
【実施例】以下、本発明のLCD用カラーフィルターの
製造方法を各段階別に詳細に説明する。
製造方法を各段階別に詳細に説明する。
【0021】通常的に導入された染料をポリアミドまた
はポリイミド樹脂と混合する。赤色染料としては、レッ
ド21P、DFR 02−1C、ソルベントレッド1
22等が、青色染料としては、ブルー5P、アシッドブ
ルー129、ソルベントブルー49、ソルベントブルー
25、アシッドブルー9等、通常の染料が使われる。染
料の量は、濃い色感を与えられるかぎり多い方がよいの
であるが、多すぎると以後の段階で染料がフォトレジス
ト層に入り込む恐れがあるので、ポリアミドまたはポリ
イミドの量が10ないし50重量%程度の範囲内である
のが適当であり、好適には染料とポリマーの量をほぼ類
似にする。
はポリイミド樹脂と混合する。赤色染料としては、レッ
ド21P、DFR 02−1C、ソルベントレッド1
22等が、青色染料としては、ブルー5P、アシッドブ
ルー129、ソルベントブルー49、ソルベントブルー
25、アシッドブルー9等、通常の染料が使われる。染
料の量は、濃い色感を与えられるかぎり多い方がよいの
であるが、多すぎると以後の段階で染料がフォトレジス
ト層に入り込む恐れがあるので、ポリアミドまたはポリ
イミドの量が10ないし50重量%程度の範囲内である
のが適当であり、好適には染料とポリマーの量をほぼ類
似にする。
【0022】前記赤色および青色フィルター製造用混合
物にアシッドレッド53、アシッドレッド486、ロー
ダミン6GCTのうち少なくとも一つをそれぞれ添加し
て十分混合されるまで攪拌する。この染料の混合量は、
フィルター製造後、フィルターに背面光を透過させた時
、好適でない波長領域の光を十分に吸収できるように調
節し、カラーフィルター製造用組成物総量に対して0.
001ないし10ppm範囲内が好適である。
物にアシッドレッド53、アシッドレッド486、ロー
ダミン6GCTのうち少なくとも一つをそれぞれ添加し
て十分混合されるまで攪拌する。この染料の混合量は、
フィルター製造後、フィルターに背面光を透過させた時
、好適でない波長領域の光を十分に吸収できるように調
節し、カラーフィルター製造用組成物総量に対して0.
001ないし10ppm範囲内が好適である。
【0023】LCD用カラーフィルターを製造するため
のフィルター組成物の塗布方法には染色法、顔料分散法
、印刷法、干渉法、電着法等があるが、このうちいずれ
を用いてもよい。例えば、染色法を用いて本発明のカラ
ーフィルターを製造する場合は、前記フィルター組成物
を通常的なカラーフィルター製造工程であるフォトレジ
ストコーティング、プリベーク、露光、現像等の段階に
従って、各色を順次に基板の上部に塗布、付着させる。 顔料分散法を用いて本発明のカラーフィルターを製造す
る場合は、溶剤可溶性形態の樹脂に前記で混合された染
料を分散させ、ポリマーと光重合開始剤を添加して、着
色レジストを基板の上部に塗布し、フォトレジストを通
じた露光工程を経て所望のパターンのカラーフィルター
を得る。
のフィルター組成物の塗布方法には染色法、顔料分散法
、印刷法、干渉法、電着法等があるが、このうちいずれ
を用いてもよい。例えば、染色法を用いて本発明のカラ
ーフィルターを製造する場合は、前記フィルター組成物
を通常的なカラーフィルター製造工程であるフォトレジ
ストコーティング、プリベーク、露光、現像等の段階に
従って、各色を順次に基板の上部に塗布、付着させる。 顔料分散法を用いて本発明のカラーフィルターを製造す
る場合は、溶剤可溶性形態の樹脂に前記で混合された染
料を分散させ、ポリマーと光重合開始剤を添加して、着
色レジストを基板の上部に塗布し、フォトレジストを通
じた露光工程を経て所望のパターンのカラーフィルター
を得る。
【0024】異なる方法としては、通常の方法によりカ
ラーフィルターを製造し、各色フィルター層の上部に、
前記アシッドレッド53、アシッドレッド486、ロー
ダミン6GCTのうち少なくとも一つをポリアミドまた
はポリイミド樹脂と混合してこれを被覆処理することも
できる。
ラーフィルターを製造し、各色フィルター層の上部に、
前記アシッドレッド53、アシッドレッド486、ロー
ダミン6GCTのうち少なくとも一つをポリアミドまた
はポリイミド樹脂と混合してこれを被覆処理することも
できる。
【0025】前述した通りの方法に応じてカラーフィル
ターを製造して背面光を通過させれば、赤色および青色
フィルターを通過した光の場合450nmないし600
nm波長領域の光はほぼ吸収される。
ターを製造して背面光を通過させれば、赤色および青色
フィルターを通過した光の場合450nmないし600
nm波長領域の光はほぼ吸収される。
【0026】図3Aには本発明による赤色カラーフィル
ターの光透過スペクトル3bが従来の赤色カラーフィル
ターの光透過スペクトル3aと共に現れる。
ターの光透過スペクトル3bが従来の赤色カラーフィル
ターの光透過スペクトル3aと共に現れる。
【0027】図3Aからわかるように、本発明による赤
色カラーフィルターは450nmないし570nm波長
領域での吸収度が高くて、背面光が本発明の赤色カラー
フィルターを通過したスペクトル(図4Aの4a)上で
450nmないし570nm波長領域の光を吸収するこ
とになる。
色カラーフィルターは450nmないし570nm波長
領域での吸収度が高くて、背面光が本発明の赤色カラー
フィルターを通過したスペクトル(図4Aの4a)上で
450nmないし570nm波長領域の光を吸収するこ
とになる。
【0028】また、図3Bには本発明による青色カラー
フィルターの光透過スペクトル3dが従来の青色カラー
フィルターの光透過スペクトル3cと共に現れるが、本
発明による青色カラーフィルターは従来の青色カラーフ
ィルターと比較すると450nmないし570nm波長
領域での吸収度が高いことがわかる。
フィルターの光透過スペクトル3dが従来の青色カラー
フィルターの光透過スペクトル3cと共に現れるが、本
発明による青色カラーフィルターは従来の青色カラーフ
ィルターと比較すると450nmないし570nm波長
領域での吸収度が高いことがわかる。
【0029】従って、背面光が本発明の青色カラーフィ
ルターを通過したスペクトル(図4Bの4d)上で特に
530nmないし550nm波長領域での光吸収率が高
くなる。
ルターを通過したスペクトル(図4Bの4d)上で特に
530nmないし550nm波長領域での光吸収率が高
くなる。
【0030】図5Aは従来の赤色カラーフィルターを通
過した光の色座標(5a;X=0.5453、Y=0.
3790)と本発明の赤色カラーフィルターを通過した
光の色座標(5b;X=0.6076、Y=0.312
2)をCIE色度図上に示したものであり、図5Bは従
来の青色カラーフィルターを通過した光の色座標(5c
;X=0.1866、Y=0.2124)と本発明の青
色カラーフィルターを通過した光の色座標(5d;X=
0.1722、Y=0.0750)をCIE色度図上に
示したものである。
過した光の色座標(5a;X=0.5453、Y=0.
3790)と本発明の赤色カラーフィルターを通過した
光の色座標(5b;X=0.6076、Y=0.312
2)をCIE色度図上に示したものであり、図5Bは従
来の青色カラーフィルターを通過した光の色座標(5c
;X=0.1866、Y=0.2124)と本発明の青
色カラーフィルターを通過した光の色座標(5d;X=
0.1722、Y=0.0750)をCIE色度図上に
示したものである。
【0031】図5Aおよび図5Bからわかるように、本
発明によるカラーフィルターを通過した光の赤色および
青色の色純度は大幅に向上される。また、カラーフィル
ター製造時、染料の添加量を調節することにより所望の
色座標の色が得られるので色再現範囲も広くなる。
発明によるカラーフィルターを通過した光の赤色および
青色の色純度は大幅に向上される。また、カラーフィル
ター製造時、染料の添加量を調節することにより所望の
色座標の色が得られるので色再現範囲も広くなる。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によるカラー
フィルターをLCDに適用すれば、再生された映像の赤
色と青色の色純度が高くなるので画面の質が大幅に向上
される。
フィルターをLCDに適用すれば、再生された映像の赤
色と青色の色純度が高くなるので画面の質が大幅に向上
される。
【図1】 図1は通常的なカラーLCDの断面図であ
る。
る。
【図2】 図2は通常的なLCD用背面光のスペクト
ルである。
ルである。
【図3】 図3Aは従来使われた赤色カラーフィルタ
ーの光透過スペクトル3aと本発明による赤色カラーフ
ィルターの光透過スペクトル3bを示し、図3Bは従来
使われた青色カラーフィルターの光透過スペクトル3c
と本発明による青色カラーフィルターの光透過スペクト
ル3dを示す。
ーの光透過スペクトル3aと本発明による赤色カラーフ
ィルターの光透過スペクトル3bを示し、図3Bは従来
使われた青色カラーフィルターの光透過スペクトル3c
と本発明による青色カラーフィルターの光透過スペクト
ル3dを示す。
【図4】 図4Aは図2の背面光が従来の赤色カラー
フィルターを通過した光のスペクトル4aと本発明の赤
色カラーフィルターを通過した光のスペクトル4bを示
し、図4Bは図2の背面光が従来の青色カラーフィルタ
ーを通過した光のスペクトル4cと本発明の青色カラー
フィルターを通過した光のスペクトル4dを示す。
フィルターを通過した光のスペクトル4aと本発明の赤
色カラーフィルターを通過した光のスペクトル4bを示
し、図4Bは図2の背面光が従来の青色カラーフィルタ
ーを通過した光のスペクトル4cと本発明の青色カラー
フィルターを通過した光のスペクトル4dを示す。
【図5】 図5Aは図2の背面光が従来の赤色カラー
フィルターを通過した光のCIE色度上の色座標5aと
本発明の赤色カラーフィルターを通過した光のCIE色
度上の色座標5bを示し、図5Bは図2の背面光が従来
の青色カラーフィルターを通過した光のCIE色度上の
色座標5cと本発明の青色カラーフィルターを通過した
光のCIE色度上の色座標5dを示す。
フィルターを通過した光のCIE色度上の色座標5aと
本発明の赤色カラーフィルターを通過した光のCIE色
度上の色座標5bを示し、図5Bは図2の背面光が従来
の青色カラーフィルターを通過した光のCIE色度上の
色座標5cと本発明の青色カラーフィルターを通過した
光のCIE色度上の色座標5dを示す。
Claims (6)
- 【請求項1】 透明導電膜よりなった電極が具備され
た基板の一面に形成され、樹脂と染料等よりなった液晶
表示素子用カラーフィルターにおいて、前記カラーフィ
ルターがアシッドレッド52、アシッドレッド486お
よびローダミン6GCTのうち少なくとも一つの染料を
さらに含むことを特徴とする液晶表示素子用カラーフィ
ルター。 - 【請求項2】 前記カラーフィルターが赤色フィルタ
ーであることを特徴とする請求項1記載の液晶表示素子
用カラーフィルター。 - 【請求項3】 前記カラーフィルターが青色フィルタ
ーであることを特徴とする請求項1記載の液晶表示素子
用カラーフィルター。 - 【請求項4】 前記染料の添加量が0.001ないし
10ppmであることを特徴とする請求項1〜3のいず
れか一つに記載の液晶表示素子用カラーフィルター。 - 【請求項5】 背面光が前記カラーフィルターを透過
するとき、光スペクトル波長領域450nmないし57
0nmでの透過率が20%以下であることを特徴とする
請求項1〜3のいずれか一つに記載の液晶表示素子用カ
ラーフィルター。 - 【請求項6】 前記染料が染料なしに形成されたカラ
ーフィルターの上部にコーティング処理されることを特
徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の液晶表示
素子用カラーフィルター。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1990-20516 | 1990-12-13 | ||
KR1019900020516A KR930006714B1 (ko) | 1990-12-13 | 1990-12-13 | Lcd용 청색필터 |
KR1990-20972 | 1990-12-18 | ||
KR1019900020972A KR930006715B1 (ko) | 1990-12-18 | 1990-12-18 | Lcd용 적색필터 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04274410A true JPH04274410A (ja) | 1992-09-30 |
Family
ID=26628436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3325579A Pending JPH04274410A (ja) | 1990-12-13 | 1991-12-10 | 液晶表示素子用カラーフィルター |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5541750A (ja) |
JP (1) | JPH04274410A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013140348A (ja) * | 2011-12-09 | 2013-07-18 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 赤色着色硬化性樹脂組成物 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6137560A (en) * | 1995-10-23 | 2000-10-24 | Hitachi, Ltd. | Active matrix type liquid crystal display apparatus with light source color compensation |
GB9922135D0 (en) * | 1999-09-20 | 1999-11-17 | Avecia Ltd | Compositions and uses |
JP4287030B2 (ja) * | 2000-06-30 | 2009-07-01 | 住友化学株式会社 | 赤色フィルタ層を有する色フィルタアレイおよびその製造方法 |
TWI487977B (zh) * | 2012-02-24 | 2015-06-11 | Chi Mei Corp | 彩色液晶顯示裝置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5880606A (ja) * | 1981-11-09 | 1983-05-14 | Canon Inc | 色分解フイルタ− |
JPS5946626A (ja) * | 1983-07-04 | 1984-03-16 | Canon Inc | カラ−表示素子 |
JPH02258284A (ja) * | 1989-03-03 | 1990-10-19 | Fuji Xerox Co Ltd | インク記録方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3153620C2 (ja) * | 1980-04-01 | 1992-01-23 | Canon K.K., Tokio/Tokyo, Jp |
-
1991
- 1991-12-10 JP JP3325579A patent/JPH04274410A/ja active Pending
- 1991-12-11 US US07/804,729 patent/US5541750A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5880606A (ja) * | 1981-11-09 | 1983-05-14 | Canon Inc | 色分解フイルタ− |
JPS5946626A (ja) * | 1983-07-04 | 1984-03-16 | Canon Inc | カラ−表示素子 |
JPH02258284A (ja) * | 1989-03-03 | 1990-10-19 | Fuji Xerox Co Ltd | インク記録方法 |
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JP2013140348A (ja) * | 2011-12-09 | 2013-07-18 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 赤色着色硬化性樹脂組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5541750A (en) | 1996-07-30 |
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