JP2001040292A - 黒色被膜組成物、樹脂ブラックマトリックス、カラーフィルターおよび液晶表示装置 - Google Patents

黒色被膜組成物、樹脂ブラックマトリックス、カラーフィルターおよび液晶表示装置

Info

Publication number
JP2001040292A
JP2001040292A JP21988299A JP21988299A JP2001040292A JP 2001040292 A JP2001040292 A JP 2001040292A JP 21988299 A JP21988299 A JP 21988299A JP 21988299 A JP21988299 A JP 21988299A JP 2001040292 A JP2001040292 A JP 2001040292A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
liquid crystal
black matrix
crystal display
black
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP21988299A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001040292A5 (ja
JP4411697B2 (ja
Inventor
Manabu Kawasaki
学 川崎
Jun Tsukamoto
遵 塚本
Fumio Tomita
文雄 冨田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP21988299A priority Critical patent/JP4411697B2/ja
Publication of JP2001040292A publication Critical patent/JP2001040292A/ja
Publication of JP2001040292A5 publication Critical patent/JP2001040292A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4411697B2 publication Critical patent/JP4411697B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Filters (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】遮光性、抵抗性ともに優れた黒色被膜組成物、
樹脂ブラックマトリックスを得、さらに表示特性、遮光
性に優れたカラーフィルタおよび液晶表示装置を提供す
る。 【解決手段】ハンターの色差式における明度指数L値が
小さいチタン酸窒化物粉末と樹脂とを含有する黒色被膜
組成物、ブラックマトリックス、カラーフィルター、お
よび液晶表示装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高抵抗黒色被膜組
成物、樹脂ブラックマトリックス液晶表示用カラーフィ
ルターおよび液晶表示装置に関する。
【0002】液晶表示装置は、液晶の電気光学応答を用
いることにより、画像や文字の表示や、情報処理などに
用いられるものであり、具体的には、パソコン、ワード
プロセッサー、ナビゲーションシステム、液晶テレビ、
ビデオなどの表示画面や、液晶プロジェクター、液晶空
間変調素子などに用いられる。
【0003】
【従来の技術】液晶表示装置は基本的には2枚の基板間
に液晶層が挟み込まれた構造を取っている。液晶表示装
置内部の液晶層が外場印加に伴って示す電気光学応答を
利用することにより明暗が表現できる。色選択性を有す
る画素から成るカラーフィルターなどを用いることによ
り明暗の表示も可能である。
【0004】液晶表示において、画素間、あるいは駆動
回路部分など光の透過の防止が必要な部分には遮光膜と
してブラックマトリックスが用いられる。遮光剤として
は、クロム、ニッケル、アルミニウム等の消衰係数の大
きな素材が採用されている。これらの金属遮光剤を用い
た遮光膜の成膜方法としては、蒸着法、スパッタ法が一
般的であり、該遮光膜のパターン化は、フォトリソグラ
フィーによって行われる。典型例としては、上記方法で
成膜された金属薄膜上にフォトレジストを塗布、乾燥し
た後、フォトマスクを介して紫外線を照射してレジスト
パターンを形成後、エッチング、レジスト剥離の工程を
経て製造される。しかしながらこの方法では工程の煩雑
さから製造コストが高くなり、従ってカラーフィルター
自体のコストが高くなる。さらに、この金属薄膜により
形成されたブラックマトリックスを有する液晶表示装置
では、金属薄膜表面の反射率が高いため、強い外光に照
射されると、反射光が強く表示品位が著しく低下すると
いう問題が生じる。
【0005】一方、金属以外の遮光剤としてはカーボン
ブラックが利用されており、特開平9−15403号公
報に示されるごとく、樹脂とカーボンブラックからなる
組成物を適当な溶剤に分散してペーストを作成し、該ペ
ーストを液晶基板に塗布しパターニングすることによっ
てブラックマトリックスが形成される。この場合におい
ても遮光膜のパターン化は上述のフォトリソグラフィー
と同様の方法によって行われる。該ブラックマトリック
スはペースト塗布法で成膜されること、反射率の低いカ
ーボンブラックを遮光剤としていること、からプロセス
の低コスト化が図れるとともに、金属遮光膜と比較して
反射率を低減できること等の特長を有する。
【0006】液晶表示装置内の液晶構造としては、現在
Twisted Nematic(TN)構造と呼ばれる液晶構造、す
なわち厚み方向にわたってねじれた構造をとらせる方式
が最も一般的である。しかし、TN方式による液晶表示
では視野角が狭いという問題があり、視野角拡大フィル
ム等を用いて視野角を拡げているのが現状である。
【0007】一方、最近、広い視野角が得られる液晶表
示方式として特開平7−159786号公報にあるよう
なインプレーンスイッチング(IPS)方式と呼ばれる
方式が注目されている。本方式では、液晶分子を電極基
板に平行に配向させるとともに、一方の基板上にのみ櫛
形状の電極を対向させて形成し、対向電極間、すなわ
ち、液晶層面内方向に電界を加えて液晶を層面内で回転
させることによって透過光量を調節する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記IPS方
式では電界が液晶層面内方向にかかるため、対向基板の
ブラックマトリックスの電気抵抗が低いと電界が正常に
印加されず、液晶配向に乱れが発生して表示ムラの原因
となるという問題が生じる。したがって、IPS方式の
液晶表示装置に用いるブラックマトリックスは高い遮光
性を有するだけでなく高い抵抗値を示す必要がある。
【0009】従来からブラックマトリックス用遮光剤と
して知られているカーボンブラックは遮光性は高いもの
の、電気抵抗が低いため高抵抗化は難しい。カーボンブ
ラックの組成比率を減少させることによって高抵抗化を
図ることは可能であるが、その際には高い遮光性を保て
ないという問題がある。一方、高い電気抵抗を有する遮
光剤として酸化チタン(TixOy、一般にx/yは1
/2より大)あるいはチタン酸窒化物(TiNxOy、
一般に0≦x<1.25、0.16<y<2.0)を用
いた遮光膜などが公知である(特開昭64−2682
0、特開平1−141963など)。一般的にチタン酸
窒化物の方が酸化チタンよりも遮光性は優れているの
で、チタン酸窒化物はブラックマトリックス用遮光剤と
してより適している。しかしながら、チタン酸窒化物の
遮光性は酸素あるいは窒素成分の含有量によって変化す
る。したがって、遮光性の高いブラックマトリックスを
得るためには、遮光剤であるチタン酸窒化物の遮光性を
何らかの方法で評価する必要がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明はチタン酸窒化物と樹脂を成分として含有する
黒色被膜組成物であって、該チタン酸窒化物のハンター
の色差式における明度指数L値が12.0以下である黒
色被膜組成物、これらの黒色被膜組成物からなる樹脂ブ
ラックマトリックス、これらの樹脂ブラックマトリック
スを使用してなる液晶表示カラーフィルター並びにこれ
らのカラーフィルターを用いた液晶表示装置からなる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の黒色被膜組成物は遮光剤
であるチタン酸窒化物を成分として含有する。本発明で
遮光剤として使用されるチタン酸窒化物は一般にTiN
xOy(ただし、0<x<2.0、0.1<y<2.
0)の組成からなり、以下の方法で製造されるが、特に
これらに限定されるものではない。(1)二酸化チタン
または水酸化チタンをアンモニア存在下で高温還元する
方法(特開昭60−65069号公報、特開昭61−2
01610号公報)。(2)二酸化チタンまたは水酸化
チタンにバナジウム化合物を付着させ、アンモニア存在
下で高温還元する方法(特開昭61−201610号公
報)。発明者らはより遮光性の高いチタン酸窒化物を探
索し鋭意検討した結果、L値が12.0以下、より好ま
しくは11.0以下のチタン酸窒化物が高い遮光性を持
ち、該チタン酸窒化物を成分として含有する黒色被膜組
成物が高い遮光性を示すことを見出した。ここで、L値
はJIS−Z8730に規定されるように、ハンターの
色差式における明度指数を意味しており、JIS−Z8
722に規定されているように、試料に白色光を照射し
た時の分光反射率を例えば顕微分光器(大塚電子製MCPD
2000)を用いてY値を測定し、以下の式により算出され
る。Y=100の時、L=100である。 L値 = 10Y1/2 一方、IPS液晶表示素子においてムラのない均一な表
示を行うためには樹脂ブラックマトリックスの体積抵抗
率が109Ω・cm以上、より好ましくは1010Ω・cm以上で
あることが必要である。ここで、黒色被膜組成物の体積
電気抵抗率(ρ)は、単位面積、単位長さあたりの抵抗
値を示す。ρはガードリング付きの三端子法で黒色被覆
組成物膜の上下に設けられた電極面に所定の電圧を印加
し、その時の電流から求められる。または、基板状に形
成された対向する電極を黒色被覆組成物で覆い、該対向
電極に所定の電圧を印加して電流値および電極形状をも
とに求めてもよい。
【0012】本発明の黒色被覆組成物の光学濃度(opti
cal density、OD値)は波長430〜640nmの可
視光域において膜厚1μmあたり3.0以上、より好ま
しく3.5以上である。ここでOD値は例えば顕微分光
器(大塚電子製MCPD2000)を用いて下記の関係式より求
めたものである。 OD値 = log10(I0/I) ここで、I0は入射光強度、Iは透過光強度である。な
お、OD値は膜厚に比例するので、遮光性の大きさを本
発明では1μmあたりのOD値として示している。
【0013】本発明に使用されるチタン酸窒化物の一次
粒子径は100nm以下、より好ましくは60nm以下
である。一次粒子径は、電子顕微鏡による算術平均によ
り求めることができる。
【0014】本発明に用いられる樹脂としては、感光
性、非感光性のいずれも使用され、具体的にはエポキシ
樹脂、アクリルエポキシ樹脂、アクリル樹脂、シロキサ
ンポリマ系樹脂、ポリイミド樹脂、ケイ素酸含有ポリイ
ミド樹脂、ポリイミドシロキサン樹脂、ポリマレイミド
樹脂等のポリイミド系樹脂が好ましく用いられる。チタ
ン酸窒化物/樹脂の重量組成比は、90/10〜40/
60の範囲が高抵抗かつ高いOD値を有する上で好まし
い。重量比率が90/10を越えると、チタン酸窒化物
が多すぎるため黒色被覆組成物膜の体積抵抗率が低下傾
向となる。また、40/60未満となるとOD値が急激
に低下する傾向となる。ただし、黒色被覆組成物膜の色
度調整のために、体積抵抗率やOD値が低下しない範囲
でチタン酸窒化物の一部を他の顔料に変えることも可能
である。
【0015】樹脂のうちポリイミド樹脂は、樹脂の前駆
体樹脂とチタン酸窒化物から製造される塗液が保存安定
性に優れること、得られたブラックマトリックスが平坦
性、塗布性、耐熱性の点ですぐれていること、などの特
徴を有するので好ましく用いられる。以下、ポリイミド
樹脂を使用した場合について具体的に述べる。
【0016】本発明で使用されるポリイミド樹脂は例え
ば、前駆体としてのポリアミック酸を加熱開環イミド化
することによって形成される。ポリアミック酸は、通常
次の一般式(1)で表される構造単位を主成分とする。
【0017】
【化1】
【0018】ここで上記式(1)中のnは1〜4の数で
ある。R1は酸成分残基であり、R1は少なくとも2個の
炭素原子を有する3価または4価の有機基を示す。耐熱
性の面から、R1は環状炭化水素、芳香族環または芳香
族複素環含有し、かつ炭素数6から30の3価または4
価の基が好ましい。R1の例として、フェニル基、ビフ
ェニル基、ターフェニル基、ナフタレン基、ペリレン
基、ジフェニルエーテル基、ジフェニルスルフォン基、
ジフェニルプロパン基、ベンゾフェノン基、ビフェニル
トリフルオロプロパン基、シクロブチル基、シクロペン
チル基などから誘導された基が挙げられるがこれに限定
されるものではない。R2は少なくとも2個の炭素原子
を有する2価の有機基を示す。耐熱性の面から、R2
環状炭化水素、芳香族環または芳香族複素環を含有し、
かつ炭素数6から30の2価の基が好ましい。R2の例
として、フェニル基、ビフェニル基、ターフェニル基、
ナフタレン基、ペリレン基、ジフェニルエーテル基、ジ
フェニルスルフォン基、ジフェニルプロパン基、ベンゾ
フェノン基、ビフェニルトリフルオロプロパン基、ジフ
ェニルメタン基、シクロヘキシルメタン基などから誘導
された基が挙げられるがこれに限定されるものではな
い。上記式(1)で表される構造単位を主成分とするポ
リマーはR1、R2がこれらの内各々1個から構成されて
いても良いし、各々2種以上から構成される共重合体で
あっても良い。
【0019】本発明においては、この黒色被覆組成物を
樹脂ブラックマトリックスとして使用する。一般に樹脂
ブラックマトリックスの塗液を基板上に、ディップ法、
ロールコータ法、スピナー法、ダイコーティング法、ワ
イヤーバーによる方法などによって塗布し、この後、オ
ーブンやホットプレートを用いて加熱乾燥および硬化を
行う。加熱条件は、使用する樹脂、溶媒、塗布量により
異なるが、通常50〜400℃で、1〜300分加熱す
ることが好ましい。
【0020】こうして得られた塗布膜は、通常、フォト
リソグラフィーなどの方法を用いてパターン加工され
る。すなわち、樹脂が非感光性の樹脂である場合には、
その上にフォトレジストの被膜を形成した後に、また、
樹脂が感光性の樹脂である場合は、そのままかあるいは
酸素遮断膜を形成した後に露光現像を行い所望のパター
ンにする。その後、必要に応じて、フォトレジストまた
は酸素遮断膜を除去した後、加熱し硬化させる。熱硬化
条件は、樹脂により異なるが、前駆体からポリイミド系
樹脂を得る場合には、通常、200〜350℃で1〜6
0分加熱するのが一般的である。
【0021】こうして得られる樹脂ブラックマトリック
スは、波長430〜640nmの可視光域における光学
濃度(OD値)が3.0以上である。さらに、遮光剤の
選択、あるいは膜厚の増大によりOD値を3.5以上に
することも可能である。OD値が2.5以下である場
合、液晶駆動時の表示のコントラストが低下し、表示品
位が著しく低下する傾向となる。すなわちブラックマト
リックスにより十分に遮光されず、液晶表示装置内に形
成された薄膜トランジスタ等に光が入射した場合、薄膜
トランジスタの誤作動を生じる場合がある。
【0022】樹脂ブラックマトリックスの膜厚として
は、ブラックマトリックスとして使用可能な範囲であれ
ば特に限定されないが、好ましくは、0.5〜2.0μ
m、より好ましくは0.7〜1.5μmである。
【0023】本発明においては、この樹脂ブラックマト
リックスを使用して液晶表示用カラーフィルターを製造
することができる。本発明の樹脂ブラックマトリックス
を液晶表示用カラーフィルターに用いる場合、通常の製
造工程としては、例えば特公平2−1311号公報に示
されているように、まず透明基板上にブラックマトリッ
クス、次いで赤(R)、緑(G)、青(B)の色選択性
を有する画素を形成せしめ、この上に必要に応じてオー
バーコート膜を形成させるものである。なお、画素の具
体的な材質としては、任意の光のみを透過するように膜
厚制御された無機膜や、染色、染料分散あるいは顔料分
散された着色樹脂膜などがある。また、画素の形成順は
必要に応じて任意に変更可能である。
【0024】本発明のカラーフィルターの画素に用いら
れる顔料には特に制限はないが、耐光性、耐熱性、耐薬
品性に優れた物が望ましい。代表的な顔料の具体的な例
をカラーインデックス(CI)ナンバーで示す。黄色顔
料の例としてはピグメントイエロー12、13、14、
17、20、24、83、86、93、94、109、
110、117、125、137、138、139、1
47、148、150、153、154、166、17
3などが挙げられる。橙色顔料の例としてはピグメント
オレンジ13、31、36、38、40、42、43、
51、55、59、61、64、65などが挙げられ
る。赤色顔料の例としてはピグメントレッド9、97、
122、123、144、149、166、168、1
77、190、192、215、216、224などが
挙げられる。紫色顔料の例としてはピグメントバイオレ
ット19、23、29、32、33、36、37、38
などが挙げられる。青色顔料の例としてはピグメントブ
ルー15(15:3、15:4、15:6など)、2
1、22、60、64などが挙げられる。緑色顔料の例
としてはピグメントグリーン7、10、36、47など
が挙げられる。なお、顔料は必要に応じて、ロジン処
理、酸性基処理、塩基性基処理などの表面処理が施され
ている物を使用してもよい。また、樹脂ブラックマトリ
ックスの密着力を向上させるために、必要に応じて顔料
表面を樹脂で被覆したものを用いてもよい。
【0025】着色樹脂膜として用いられる樹脂に特に制
限は無く、アクリル樹脂、ポリビニルアルコール、ポリ
アミド、ポリイミドなどを使用することができる。製造
プロセスの簡便さや、耐熱性、耐光性などの面から画素
としては顔料分散された樹脂膜を用いることが好まし
い。パターン形成の容易さの点からは顔料分散された感
光性のアクリル樹脂を用いることが好ましい。しかし、
耐熱性、耐薬品性の面からは、顔料分散されたポリイミ
ド膜を用いることが好ましい。
【0026】液晶表示装置用基板カラーフィルターで
は、画素間に該遮光膜からなるブラックマトリックスが
配置される。ブラックマトリックスの配置により、液晶
表示装置のコントラストを向上させることができること
に加え、光による液晶表示装置の駆動素子の誤作動を防
止することができる。
【0027】本発明の液晶表示装置用基板上に固定され
たスペーサーを形成してもよい。固定されたスペーサー
とは、特開平4−318816号公報に示されるように
液晶表示装置用基板の特定の場所に固定され、液晶表示
装置を作製した際に対向基板と接するものである。これ
により対向基板との間に、一定のギャップが保持され、
このギャップ間に液晶が注入される。固定されたスペー
サーを配することにより、液晶表示装置の製造工程にお
いて球状スペーサーを散布する行程や、シール剤内にロ
ッド状のスペーサーを混練りする行程を省略することが
できる。
【0028】固定されたスペーサーの形成は、フォトリ
ソグラフィーや印刷、電着などの方法でよって行われ
る。スペーサーを容易に設計通りの位置に形成できるの
で、フォトリソグラフィーによって形成することが好ま
しい。また、該スペーサーはR、G、B画素の作製時に
積層構造で形成してもR、G、B画素作製後に形成して
も良い。
【0029】本発明においては、オーバーコート膜を形
成してなるカラーフィルターであることがより好まし
い。オーバーコート膜の形成は樹脂ブラックマトリック
ス形成後、あるいは画素形成後、あるいは固定されたス
ペーサー配置後のいずれであっても良い。
【0030】加熱硬化後の該オーバーコートの厚みは、
凹凸のある基板上に塗布された場合、オーバーコート剤
のレベリング性により、凹部(周囲より低い部分)では
厚く、凸部(周囲より高い部分)では薄くなる傾向があ
る。本発明においてのオーバーコートの厚みには、特に
制限がないが、0.01〜5μm、好ましくは0.03
〜4μm、さらに好ましくは0.04〜3μmである。
【0031】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき、さらに具体
的に説明する。もっとも、本発明は下記実施例に限定さ
れるものではない。
【0032】実施例1 γ−ブチロラクトン(3825g)溶媒中で、ピロメリ
ット酸二無水物(149.6g)、ベンゾフェノンテト
ラカルボン酸二無水物(225.5g)、3,3’−ジ
アミノジフェニルスルフォン(69.5g)、4,4’
−ジアミノジフェニルエーテル(210.2g)、ビス
−3−(アミノプロピル)テトラメチルシロキサン(1
7.4g)を60℃、3時間反応させた後、無水マレイ
ン酸(2.25g)を添加し、更に60℃、1時間反応
させることによって、前駆体であるポリアミック酸溶液
(ポリマー濃度15重量%)を得た。
【0033】上述したような二酸化チタンまたは水酸化
チタンを高温還元する方法により、チタン酸窒化物粉末
を得た。作製条件により還元を十分行わせた。あるチタ
ン酸窒化物Aの粉末のL値を大塚電子製顕微分光器を用
いて測定したところ11.8であった。このチタン酸窒
化物を11.2g、前記のポリマー濃度15重量%のポ
リアミック酸溶液18.7g、N−メチル−2ピロリド
ン57.2g、3−メチル−3メトキシブチルアセテー
ト12.9gをガラスビーズ100gとともにホモジナ
イザーを用いて、7000rpmで30分間分散処理
後、ガラスビーズを濾過により除去し、チタン酸窒化物
濃度14重量%の分散液を得た。
【0034】この分散液27.5gに、前記のポリマー
濃度15重量%ポリアミック酸溶液3.7g、γ−ブチ
ロラクトン1.0g、N−メチル−2−ピロリドン6.
0g、3−メチル−3−メトキシブチルアセテート1.
8gを添加混合し、黒色ペーストを作製した。このペー
ストを無アルカリガラス基板上に塗布後、145℃でプ
リベークを行い、ポリイミド前駆体黒色着色膜を形成し
た。次に該ポリイミド前駆体黒色着色膜を290℃に加
熱して熱硬化を行い、ポリイミドに転換して樹脂ブラッ
クマトリックスを形成した。この時のチタン酸窒化物/
ポリイミド樹脂の重量比は70/30であった。得られ
た樹脂ブラックマトリックス用遮光膜の厚みは1μmで
あり、OD値は3.6と高く、体積抵抗率は2×1011
Ω・cmであった。
【0035】実施例2 遮光剤として、実施例1における粉末Aと異なる条件で
チタン酸窒化物Bを調整した。B粉末のL値を大塚電子
製顕微分光器を用いて測定したところ11.0であっ
た。遮光剤をBとした以外は実施例1と同様の方法で樹
脂ブラックマトリックス用遮光膜を形成した。得られた
樹脂ブラックマトリックス用遮光膜の厚みは1μmであ
り、OD値は3.4であり、体積抵抗率は3×1010Ω
・cmであった。
【0036】実施例3 遮光剤として、実施例1および2における粉末Aおよび
Bと異なる条件でチタン酸窒化物Cを調整した。C粉末
のL値を大塚電子製顕微分光器を用いて測定したところ
10.5であった。遮光剤をCとした以外は実施例1と
同様の方法で樹脂ブラックマトリックス用遮光膜を形成
した。得られた樹脂ブラックマトリックス用遮光膜の厚
みは1μmであり、OD値は4.0であり、体積抵抗率
は2×1010Ω・cmであった。
【0037】実施例4 実施例1で調整した分散液20.6gに、同じく実施例
1で調整したポリマー濃度15重量%ポリアミック酸溶
液6.4g、γ−ブチロラクトン0.4g、N−メチル
−2−ピロリドン9.7g、ソルフィットアセテート
2.8gを添加混合し、黒色ペーストを作製した。本ペ
ーストを実施例1と同様に無アルカリガラス基板上に塗
布後、145℃でプリベークを行い、ポリイミド前駆体
黒色着色膜を形成した。次に該ポリイミド前駆体黒色着
色膜を290℃に加熱して熱硬化を行い、ポリイミドに
転換して樹脂ブラックマトリックスを形成した。この時
のチタン酸窒化物/ポリイミド樹脂の重量比は60/4
0であった。得られた樹脂ブラックマトリックス用遮光
膜の厚みは1μmであり、OD値は3.1、体積抵抗率
は2×1012Ω・cmであった。
【0038】比較例1 実施例1〜4における粉末A〜Cと異なる条件でチタン
酸窒化物Dを調整した。得られた粉末の還元は充分に進
行していなかった。D粉末のL値を大塚電子製顕微分光
器を用いて測定したところ12.2であった。このチタ
ン酸窒化物Dを3.2g、アクリル共重合樹脂2.2
g、エチレングリコールモノエチルエーテル22.3
g、キシレン22.3gをコボールミルで15分間分散
してペーストを作製した。この時のチタン酸窒化物/ポ
リイミド樹脂の重量比は60/40であった。得られた
樹脂ブラックマトリックス用遮光膜の厚みは1.2μm
であり、OD値は2.4、体積抵抗率は2×1012Ω・
cmであった。
【0039】実施例5 (カラーフィルターの作製)実施例1と同様の方法でポ
リイミド前駆体黒色着色膜を形成後、冷却し、ポジ型フ
ォトレジストを塗布して、90℃で加熱乾燥してフォト
レジスト被膜を形成した。これを紫外線露光機を用い
て、フォトマスクを介して露光した。露光後、アルカリ
現像液に浸漬し、フォトレジストの現像、ポリイミド前
駆体黒色着色膜のエッチングを同時に行い、開口部を形
成した。エッチング後、不要となったフォトリソグラフ
ィーレジスト層をメチルセルソルブアセテートにて剥離
した。エッチングされたポリイミド前駆体黒色着色膜を
290℃に加熱して熱硬化を行い、ポリイミドに転換し
て樹脂ブラックマトリックスを形成した。
【0040】(画素の作製)γ−ブチロラクトンとN−
メチル−2−ピロリドンの混合溶媒中で、ピロメリット
酸二無水物(0.5モル当量)、ベンゾフェノンテトラ
カルボン酸二無水物(0.49モル当量)、4,4’−
ジアミノジフェニルエーテル(0.95モル当量)、ビ
ス−3−(アミノプロピル)テトラメチルシロキサン
(0.05モル当量)を反応させ、ポリアミック酸溶液
(ポリマー濃度20重量%)を得た。このポリアミック
酸溶液を200g取り出し、それにγ−ブチロラクトン
186g、ブチルセロソルブ64gを添加して、ポリマ
ー濃度10重量%の画素用ポリアミック酸溶液を得た。
ピグメントレッド177(アントラキノンレッド)4
g、γ−ブチロラクトン40g、ブチルセロソルブ6g
をガラスビーズ100gとともにホモジナイザーを用い
て、7000rpmで30分間分散処理後、ガラスビー
ズを濾過により除去し、顔料濃度8重量%の分散液を得
た。顔料分散液30gに、前記のポリマー濃度10重量
%の画素用ポリアミック酸溶液30gを添加混合し、赤
色ペーストを得た。
【0041】樹脂ブラックマトリックス上に赤色ペース
トを塗布し、プリベークを行い、ポリイミド前駆体赤色
着色膜を形成した。フォトリソグラフィーレジストを用
い、前記と同様な手段により、赤色画素を形成し、29
0℃に加熱して熱硬化を行った。ピグメントグリーン7
(フタロシアニングリーン)3.6g、ピグメントイエ
ロー83(ベンジンイエロー)0.4g、γ−ブチロラ
クトン32g、ブチルセロソルブ4gをガラスビーズ1
20gとともにホモジナイザーを用いて、7000rp
mで30分間分散処理後、ガラスビーズを濾過により除
去し、顔料濃度10重量%の分散液を得た。顔料分散液
32gに、前記のポリマー濃度10重量%の画素用ポリ
アミック酸溶液30gを添加混合し、緑色カラーペース
トを得た。
【0042】赤色ペーストを用いた時と同様にして、緑
色画素を形成し、290℃に加熱して熱硬化を行った。
【0043】前記のポリマー濃度10重量%の画素用ポ
リアミック酸溶液60gと、ピグメントブルー15(フ
タロシアニンブルー)2.8g、N−メチル−2−ピロ
リドン30g、ブチルセロソルブ10gをガラスビーズ
150gとともにホモジナイザーを用い、7000rp
mで30分間分散処理後、ガラスビーズを濾過により除
去し、青色カラーペーストを得た。
【0044】前記と同様の手順により、青色画素を形成
し、290℃に加熱して熱硬化を行った。このようにし
てカラーフィルターを作製した。
【0045】樹脂ブラックマトリックスのOD値は3.
6であった。樹脂ブラックマトリックスの厚みは1μm
であった。
【0046】(カラー液晶表示素子の作製と評価)この
カラーフィルター上にポリイミド系の配向膜を設け、ラ
ビング処理を施した。また、同様に、TFT素子および
対向する櫛形電極群からなる液晶表示素子用基板につい
ても、ポリイミド系の配向膜を設け、ラビング処理を施
した。この2枚の基板を樹脂ブラックマトリックスにか
かるようにシール剤を塗布し貼り合わせた。次にシール
部に設けられた注入口から液晶を注入した。液晶を注入
後、注入口を封止し、さらに偏光板を基板の外側に貼り
合わせることによってIPS方式の液晶表示装置を作製
したところ、特に遮光性に優れた液晶表示装置を得るこ
とができた。
【0047】比較例2 比較例1で調整したブラックマトリックスを用いて実施
例5と同様の方法でIPS方式の液晶表示装置を作製し
たところ、遮光性が不十分なため良好な表示特性は得ら
れなかった。
【0048】
【発明の効果】本構成によれば、高遮光性、高体積抵抗
共に優れた黒色被膜組成物を得ることができ、高遮光
性、高体積抵抗共に優れた樹脂ブラックマトリックスが
製造可能となり、さらに表示の優れたカラーフィルター
を得ることができ、特にIPS方式による液晶表示装置
において遮光性の優れた良好な表示を得ることが可能と
なる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H048 BA45 BB02 BB14 BB42 4J038 CG141 DB001 DJ021 DL001 EA011 HA316 PB08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チタン酸窒化物と樹脂を含有する黒色被膜
    組成物であって、該チタン酸窒化物のハンターの色差式
    における明度指数L値が12.0以下である黒色被膜組
    成物。
  2. 【請求項2】チタン酸窒化物と樹脂の組成重量比が、チ
    タン酸窒化物/樹脂=90/10〜40/60の範囲に
    あることを特徴とする請求項1に記載の黒色被膜組成
    物。
  3. 【請求項3】黒色被膜組成物の光学濃度(OD値)が、
    膜厚1μmあたり3.0以上でかつ体積抵抗率が1010
    Ω・cm以上であることを特徴とする請求項1または2
    に記載の黒色被膜組成物。
  4. 【請求項4】樹脂がエポキシ樹脂、アクリル樹脂、アク
    リルエポキシ樹脂、シロキサンポリマ系樹脂、ポリイミ
    ド樹脂から選ばれる少なくとも一種であることを特徴と
    する請求項1〜3のいずれかに記載の黒色被膜組成物。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載の黒色被膜
    組成物からなることを特徴とする樹脂ブラックマトリッ
    クス。
  6. 【請求項6】請求項5記載の樹脂ブラックマトリックス
    を使用してなることを特徴とする液晶表示用カラーフィ
    ルター。
  7. 【請求項7】請求項6記載のカラーフィルターを用いた
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  8. 【請求項8】インプレーンスイッチング方式であること
    を特徴とする請求項7記載の液晶表示装置。
JP21988299A 1999-08-03 1999-08-03 樹脂ブラックマトリックスの製造方法、樹脂ブラックマトリックス、カラーフィルターおよび液晶表示装置 Expired - Lifetime JP4411697B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21988299A JP4411697B2 (ja) 1999-08-03 1999-08-03 樹脂ブラックマトリックスの製造方法、樹脂ブラックマトリックス、カラーフィルターおよび液晶表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21988299A JP4411697B2 (ja) 1999-08-03 1999-08-03 樹脂ブラックマトリックスの製造方法、樹脂ブラックマトリックス、カラーフィルターおよび液晶表示装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2001040292A true JP2001040292A (ja) 2001-02-13
JP2001040292A5 JP2001040292A5 (ja) 2006-09-21
JP4411697B2 JP4411697B2 (ja) 2010-02-10

Family

ID=16742542

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21988299A Expired - Lifetime JP4411697B2 (ja) 1999-08-03 1999-08-03 樹脂ブラックマトリックスの製造方法、樹脂ブラックマトリックス、カラーフィルターおよび液晶表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4411697B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002311227A (ja) * 2001-04-17 2002-10-23 Dainippon Printing Co Ltd カラーフィルタ
WO2005037926A1 (ja) * 2003-10-15 2005-04-28 Toray Industries, Inc. 黒色組成物、黒色被膜組成物、樹脂ブラックマトリクス、液晶表示装置用カラーフィルターおよび液晶表示装置
JP2006209102A (ja) * 2004-12-28 2006-08-10 Dainippon Printing Co Ltd 表示素子用黒色樹脂組成物、及び表示素子用部材
CN1306287C (zh) * 2003-04-02 2007-03-21 夏普株式会社 滤色器、显示装置及其制造方法
JP2017116890A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 大日本印刷株式会社 シースルー型のled表示装置及びそれを用いたled表示システム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002311227A (ja) * 2001-04-17 2002-10-23 Dainippon Printing Co Ltd カラーフィルタ
CN1306287C (zh) * 2003-04-02 2007-03-21 夏普株式会社 滤色器、显示装置及其制造方法
WO2005037926A1 (ja) * 2003-10-15 2005-04-28 Toray Industries, Inc. 黒色組成物、黒色被膜組成物、樹脂ブラックマトリクス、液晶表示装置用カラーフィルターおよび液晶表示装置
JP5181419B2 (ja) * 2003-10-15 2013-04-10 東レ株式会社 黒色組成物、黒色被膜組成物、樹脂ブラックマトリクス、液晶表示装置用カラーフィルターおよび液晶表示装置
US8476351B2 (en) 2003-10-15 2013-07-02 Toray Industries, Inc. Black composition, black coating composition, resin black matrix, color filter for liquid crystal display and liquid crystal display
JP2006209102A (ja) * 2004-12-28 2006-08-10 Dainippon Printing Co Ltd 表示素子用黒色樹脂組成物、及び表示素子用部材
JP2017116890A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 大日本印刷株式会社 シースルー型のled表示装置及びそれを用いたled表示システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4411697B2 (ja) 2010-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6958799B2 (en) Liquid crystal display
JPH10104606A (ja) 液晶表示装置
JP2002258267A (ja) カラーフィルター及びこれを用いた液晶表示装置
JP3458620B2 (ja) 液晶表示装置用基板および液晶表示装置
JP2001051266A (ja) カラーフィルタ及び液晶表示装置
JP3724269B2 (ja) 黒色被覆組成物、樹脂ブラックマトリックス、カラーフィルターおよび液晶表示装置
JP2001083315A (ja) 遮光性薄膜およびこれを用いた樹脂ブラックマトリクス
JP2000187114A (ja) カラーフィルターおよび液晶表示装置
JP2003005187A (ja) 液晶表示装置
JP4222344B2 (ja) 黒色被覆組成物の製造方法、樹脂ブラックマトリックスの製造方法、カラーフィルターの製造方法および液晶表示装置の製造方法
JP3358400B2 (ja) カラー液晶表示素子
JP4411697B2 (ja) 樹脂ブラックマトリックスの製造方法、樹脂ブラックマトリックス、カラーフィルターおよび液晶表示装置
JP2000089026A (ja) カラ―フィルタおよびそれを用いたカラ―液晶表示装置
JPH10123315A (ja) カラーフィルターの製造方法
JP2000329926A (ja) 顔料分散樹脂溶液組成物、その製造方法およびカラーフィルター
JP2000066018A (ja) 高抵抗樹脂ブラックマトリクスからなるカラーフィルター、およびこれを用いた液晶表示装置
JPH0949914A (ja) カラーフィルタおよびカラー液晶表示素子
JP2000053915A (ja) 黒色被覆組成物およびこれを用いた樹脂ブラックマトリックス、液晶表示用カラーフィルター、液晶表示用基板、液晶表示装置
JPH1048641A (ja) 液晶表示素子用基板及びそれを含むカラー液晶表示素子
JPH11281804A (ja) 黒色被覆組成物およびこれを用いた樹脂ブラックマトリクス
JPH11349898A (ja) 黒色被覆組成物およびそれを用いた樹脂ブラックマトリックス
JP2002267832A (ja) 樹脂ブラックマトリックスを用いたカラーフィルターおよびカラー液晶表示装置
JPH11343463A (ja) 黒色被覆組成物およびそれを用いた樹脂ブラックマトリックス
JP4151126B2 (ja) 液晶表示装置用基板及び液晶表示装置
JP2001235755A (ja) 液晶パネル体

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060803

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060803

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091027

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091109

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121127

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4411697

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121127

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131127

Year of fee payment: 4

EXPY Cancellation because of completion of term