JP2998554B2 - カラーフィルタ及び液晶表示装置 - Google Patents

カラーフィルタ及び液晶表示装置

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JP2998554B2 JP5890994A JP5890994A JP2998554B2 JP 2998554 B2 JP2998554 B2 JP 2998554B2 JP 5890994 A JP5890994 A JP 5890994A JP 5890994 A JP5890994 A JP 5890994A JP 2998554 B2 JP2998554 B2 JP 2998554B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラービデオカメラ、
イメージスキャナ等に用いられる固体撮像素子用カラー
フィルタ及び、カラー液晶表示装置の液晶セル内に設け
ることにより、好適なカラーフィルタとすることがで
き、更に詳しくはTN(ツイステッド・ネマチック)型
液晶表示、GH(ゲスト・ホスト)液晶表示およびFL
C(強誘電性液晶)方式等のカラー液晶表示装置及びそ
れに使用されるカラーフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、原色の補色系色素(シアン、マゼ
ンタ、イエロー(以下、補色系色素という))を有する
カラーフィルタには、有機天然物(ゼラチン、カゼイン
等)を精製して、低分子(1万〜5万)に分解したもの
をパターニングし、補色系色素を有する染料を染め込む
といった方法があった。
【0003】一方、顔料を樹脂に分散させた材料を用い
たカラーフィルタの作製方法としては、ポリイミド樹脂
を主成分とするカラーフィルタ(特開昭60−2374
03号公報)があった。
【0004】前記補色系色素を有するカラーフィルタは
染料タイプのものが知られており、このカラーフィルタ
は高い透過率を持つものの、耐溶剤性、耐光性、耐熱性
などの諸特性が劣り、イメージスキャナ、カラーコピー
等のCCD用カラーフィルタ、または液晶表示装置用カ
ラーフィルタとして使用した場合に、長時間の光照射や
高熱に耐えられないという問題があった。
【0005】一方、顔料を樹脂に分散させた材料を用い
たカラーフィルタは、耐溶剤性、耐光性、耐熱性などの
諸特性は優れるものの、原色タイプ(赤、緑、青)が主
であり、補色系色素を有するカラーフィルタを必要とす
る場合には対応できないという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこれらの問題
点を解決するためになされたものであり、その課題とす
るところは、高い透過率を有し、耐溶剤性、耐光性、耐
熱性などの諸特性に優れ、液晶表示装置用にも使用可能
な補色系のカラーフィルタを得ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はこの課題を解決
するため、基板またはフィルム上または固体撮像素子上
に顔料と分散剤と樹脂を主成分とするカラーフィルタ層
が設けられているカラーフィルタにおいて、前記顔料が
補色系色素からなり、カラーフィルタ層の膜厚と、カラ
ーフィルタ層中の顔料と分散剤の合計重量%の積が60
μm%以下、望ましくは55μm%以下、40μm%以
上であることを特徴とするカラーフィルタを提供する。
【0008】また、対向する基板間に、顔料と分散剤と
樹脂を主成分とするカラーフィルタ層と透明導電膜と、
液晶が設けられ、基板外側に偏光膜が設けられている液
晶表示装置において、前記顔料が補色系色素からなり、
カラーフィルタ層の膜厚と、カラーフィルタ層中の顔料
と分散剤の合計重量%の積が60μm%以下、望ましく
は55μm%以下、40μm%以上であることを特徴と
する液晶表示装置を提供するものである。
【0009】また、これらにおいて、シアンのカラーフ
ィルタ層の透過率が、450〜510nmにおいて85
%以上620〜650nmにおいて25%以下であり、
望ましくは透過率50%で580±5nm、630nm
において透過率20±5%であり、マゼンタのカラーフ
ィルタ層の透過率が410〜450nmにおいて70%
以上、630〜700nmにおいて90%以上、530
〜560nmにおいて25%以下であり、望ましくは透
過率50%において短波長側が495±5nm、長波長
側が560±5nm、540nmにおいて20±5%で
あり、イエローのカラーフィルタ層の透過率が430〜
460nmにおいて20%以下、550〜700nmに
おいて85%以上、望ましくは430nmにおいて10
±5%、透過率50%において485±5nmである事
を特徴とするカラーフィルタまたは液晶表示装置を提供
する。
【0010】以下、本発明を詳細に説明する。本発明
は、色分解用のカラーフィルタ層を形成する膜厚をたと
えば0.8μm程度に薄くしたり、あるいは、カラーフ
ィルタ層を形成するために用いる顔料分散用着色組成物
中の顔料の添加量を少なくすることによって、透過率特
性の高い色分解用カラーフィルタ層を作製して明度の高
い固体撮像素子、液晶表示装置ならびにそれに用いられ
るカラーフィルタを提供するものである。
【0011】このとき、色分解用カラーフィルタ層を形
成する膜厚には関係なく、透過光量に対応する単位面積
当たりの顔料の量が適宜調整されれば、樹脂中の顔料濃
度を変えずに膜厚を薄くしたものであっても、膜厚を変
えずにその顔料濃度を薄くしたものであっても、その両
方により適宜調整するものであっても良い。
【0012】色分解用のカラーフィルタを形成する補色
系色素シアン、マゼンタ、イエローの各カラーフィルタ
層の膜厚を調整、または、添加する顔料の量を少なくし
た感光性着色組成物を用いることで、問題点を解決する
ものである。そこで用いられるカラーフィルタ層は、溶
剤を含む顔料分散体により形成するが、そこに用いられ
る顔料分散体およびその製造方法としては、以下の材料
が適宜用いられる。
【0013】以下に本発明に係るカラーフィルタ層の製
造方法の一例を示す。アクリル酸、メタクリル酸、メチ
ルアクリレート、メチルメタクリレートなどのアルキル
アクリレートまたはアルキルメタクリレート、環状のア
クリレートまたはメタクリレート、ヒドロキシエチルア
クリレートまたは、メタクリレートなどの内から3〜5
種類程度のモノマーを用いて、分子量5,000〜10
0,000程度に合成したアクリル系樹脂と、顔料とを
2本ロールを用いて良く混合、練り合わせて、チップ化
する。その後、分散剤と溶剤を用いてチップを溶解し
て、ペーストを作製する。
【0014】本発明において使用する補色系色素からな
る顔料としては、マゼンタ色(Mg)として、パーマネ
ントカーミンFBB−02(C.IPigRed14
6)、シンカシャレッドBRT−796D(C.IPi
gViolet19)、クロモフタルレッドBRN
(C.IPigRed144)、ホスタパームピンクE
(C.IPigRed146)、またはクロモフタルレ
ッドA2B(C.IPigRed177)、Fanal
PinkD4680(C.I.PigRED169)、
FanalPinkD4810(C.IPigRED1
69)、またはFanelPink4830(C.IP
igRED81)などがある。
【0015】シアン色(Cy)としては、ヘリオゲンブ
ルーD−7565(C.IPigBlue16)、また
はヘリオゲンブルーL6700F(C.IPigBlu
e15:6)、HeliogenBlueD7072D
(C.IPigBlue15:3)、Heliogen
BlueD6900D(C.IPigBlue15:
1)、HeliogenBlueD6870D(C.I
PigBlue15:2)、あるいはHeliogen
BlueD7100D(C.IPigBlue15:
4)などがある。
【0016】イエロー色(Ye)としては、ノバパーム
イエローHR−01(C.IPigYellow8
3)、パリオトールイエローK−0961HD(C.I
PigYellow138)、またはパリオトールイエ
ローL1820(C.IPigYellow139)、
LumogenYellowD0790(C.IPig
Yellow101)、SicoYellowD095
1(C.IPigYellow3)、SicoYell
owD1150(C.IPigYellow74)、S
icoFastYellowD1250(C.IPig
Yellow1)、SicoFastYellowD1
350(C.IPigYellow13)、SicoF
astYellowNB−D1760(C.IPigY
ellow83)、またはSicominYellow
D1120(C.IPigYellow34)などがあ
る。
【0017】分散剤としては、界面活性剤、顔料の中間
体、染料の中間体、ソルスパースなどの広範囲のものが
使用される。分散の際の組成の割合は、特に限定される
ものではないが分散用アクリル樹脂に対する顔料の添加
量は50〜150重量部程度であり、分散剤は顔料の1
〜10重量部程度である。また、カラーフィルタの分光
調整の為には任意の顔料を2〜3点混ぜ合わせて調整す
る。
【0018】
【作用】以上に示したように、本発明の補色系色素によ
るカラーフィルタは、カラーフィルタ層の透過光量に対
する顔料を少なくすることとなり、明度を高くすること
ができ、しかも、求められる波長以外の透過率を必要性
能以下にすることが出来るようになったものである。
【0019】その結果、シアンのカラーフィルタ層の透
過率が450〜510nmにおいて85%以上なるの
で、シアンのカラーフィルタ層の明度が向上し、品質が
向上するものである。さらに他の波長におけるシアンの
カラーフィルタ層の透過率が620〜650nmで低く
することが可能になったため、コントラストが大きくと
れるものとなった。
【0020】また、マゼンタのカラーフィルタ層の透過
率が410〜450nmにおいて70%以上、630〜
700nmにおいて90%以上になるので、マゼンタの
カラーフィルタ層の明度が向上し、品質が向上するもの
である。さらに他の波長におけるマゼンタのカラーフィ
ルタ層の透過率が530〜560nmで低くすることが
可能になったため、コントラストが大きくとれるものと
なった。
【0021】また、イエローのカラーフィルタ層の透過
率が550〜700nmにおいて85%以上になるので
イエローのカラーフィルタ層の明度が向上し、品質が向
上すろものである。さらに他の波長におけるイエローの
カラーフィルタ層の透過率が430〜460nmで低く
する事が可能になったため、コントラストが大きくとれ
るものとなった。
【0022】また、基板上またはフィルム上または固体
撮像素子上に補色系顔料によるカラーフィルタ層を設け
る際に、シアンのカラーフィルタ層の透過率が450〜
510nmにおいて85%以上、620〜650nmに
おいて25%以下であり、マゼンタのカラーフィルタ層
の透過率が410〜450nmにおいて70%以上、6
30〜700nmにおいて90%以上、530〜560
nmにおいて25%以下であり、イエローのカラーフィ
ルタ層の透過率が430〜460nmにおいて20%以
下、550〜700nmにおいて85%以上であるため
に、全ての色特性において満足すべき特性のものとなっ
た。
【0023】
【実施例】本発明に基づき、ガラス基板上にシアンのカ
ラーフィルタ層、マゼンタのカラーフィルタ層、イエロ
ーのカラーフィルタ層の3色からなるカラーフィルタを
形成する方法について説明する。
【0024】<実施例1> (A)感光性着色組成物の作製 アクリル樹脂(メタクリル酸20部、メチルメタクリレ
ート10部、ブチルメタクリレート55部、ヒドロキシ
エチルメタクリレート15部をエチルセロソルブ300
gに溶解し、窒素雰囲気下でアゾビスイソブチルニトリ
ル0.75部を加え70℃5時間反応より得られたアク
リル樹脂)を樹脂濃度10%になるようにエチルセロソ
ルブで希釈した。
【0025】この希釈樹脂90.1gに対して、顔料
9.0g、分散剤0.9g、を添加して3本ロールで十
分混練してシアン、マゼンタ、イエローの着色樹脂を作
製した。
【0026】(シアンの着色樹脂) 顔料 ヘリオゲンブルー D−7565(Pig.Bl
ue16)
【0027】(マゼンタの着色樹脂) 顔料 ホスタパームピンク E(Pig.Red122)
【0028】(イエローの着色樹脂) 顔料 パリオトールイエロー K−0961HD(Pi
g.Yellow138)
【0029】(B)各着色組成物100gに対し、トリ
メチロールプロパントリアクリレート(光硬化性モノマ
ー)5.64g、光重合開始剤ジエチルアミノベンゾフ
ェノン1.13gと2、2’−ビス(2ークロロフェニ
ル)−4、4’、5、5’−テトラフェニル−1、2−
ビ(1−H−イミダゾール)0.56g、エチルセロソ
ルブ18.9gを加えてよく撹拌して、感光性着色組成
物とした。
【0030】(C)カラーフィルタの作製(図1、図2
参照) まずガラス基板1上にシアン色の感光性着色組成物2を
スピンコート(3000rpm,10sec)し乾燥さ
せた。70℃20分間プリベーク後、ポリビニールアル
コール5%溶液3をコートして酸素遮断膜とした。70
℃20分間の乾燥後、図2の様に所定のマスク4を用い
て露光(5mJ/cm2 )後、2.5%炭酸ナトリウム
水溶液で現像後良く水洗した。柔らかいスポンジでこす
り、基板に付着した顔料を除去し、さらに、水洗乾燥後
230℃で1時間ベークしてパターンを形成した。マゼ
ンタ、イエローについても同様に行い、カラーフィルタ
を得た(分光カーブ図3参照)。各色の露光量はマゼン
タ、イエローそれぞれ5(mJ/cm2 )であった。こ
のカラーフィルタの上には必要に応じてオーバーコート
材をコート、230℃で120分間乾燥しオーバーコー
ト層を形成した。
【0031】その結果、カラーフィルタ層の膜厚は0.
81μmとなり、その中の顔料と分散剤の合計の重量%
は54.6%となり、その積は44.2μm%となり、
分光は図3の様に良好なものとなる。
【0032】<実施例2>実施例1で作製したカラーフ
ィルタ上に低温スパッタ法により膜厚1500オングス
トロームの透明導電膜6を設け、ついでポリイミド7を
透明導電膜の上に400オングストロームの膜厚で形成
し、ラビング処理を行った。その後、保護膜8の設けら
れた対向基板10上の対向電極11の薄膜トランジスタ
とシール剤(図示せず)で一部張り合わせることによっ
て組み立てた。つぎに、電極間に液晶12を注入し外側
に偏光板13、14を張り合わせて液晶セルを組み立
て、図3の様に高い透過率を有するカラーフィルタ層を
液晶セル内部に持つカラー液晶表示装置が得られた。
【0033】<比較例1> (A)カラーフィルタの作製(図4、図5参照) 低分子量ゼラチンまたはカゼインなどのタンパク質にク
ロム系化合物を添加した被染体感光性樹脂5を、ガラス
基板、またはポリイミド樹脂などで平滑化した固体撮像
素子1に0.5μm塗布し乾燥させた。60℃/60分
プリベーク後、所定のマスク4を用いて露光(200m
J/cm2 )後、110℃/60分ポストベークを行
い、パターンを形成した。次に、プロシオンターコイス
H−A(CIC製)水溶液に浸漬し図4の様なシアン色
の分光カーブを得た後、110℃/60分のポストベー
クを行い防染処理を行った。イエロー、マゼンタについ
ても同様に行い、カラーフィルタを得た。各色の間には
必要に応じて中間層を形成し更に防染効果を向上させる
こともある。このカラーフィルタの上には必要に応じて
オーバーコート層を形成した。
【0034】<比較例2>比較例1で作製したカラーフ
ィルタ上に低温スパッタ法により膜厚1500オングス
トロームの透明導電膜6を設け、ついでポリイミド7を
透明導電膜の上に400オングストロームの膜厚で形成
し、ラビング処理を行った。その後、保護膜8の設けら
れた対向基板9上の対向電極10の薄膜トランジスタと
シール剤(図示せず)で一部張り合わせることによって
組み立てた。つぎに、電極間に液晶11を注入し外側に
偏光板12、13を張り合わせて液晶セルを組み立て、
図6の様な透過率を有するカラーフィルタ層を液晶セル
内部に持つカラー液晶表示装置が得られた。
【0035】
【発明の効果】本発明は透過率の高い補色系色素を有す
る顔料分散タイプのカラーフィルタである。カラーフィ
ルタ層の色特性はシアン、マゼンタ、イエローの三色か
らなっており、透過面積としては全色1/3にカットさ
れる。従来の液晶ディスプレイでは特に画面の明るさに
ついては要求されていなかった。しかし、ラッフトップ
コンピュータ、大型TVなどの液晶ディスプレイでは、
画面を明るくし、表示特性を向上する必要があった。そ
のためにバックライト、偏光フィルム、液晶などの改良
で対応してきた。しかし、十分に画面を明るくできない
ため、透過率の高い色分解用のカラーフィルタが必要で
あった。また、カラーコピーなどの色分解用のカラーフ
ィルタは特に色再現性が要求されるため、耐性が劣るも
のの、明度の高い染色タイプのカラーフィルタが用いら
れていた。
【0036】本発明者らは、耐性が高く、透過率の高い
色再現性に優れた補色系カラーフィルタを提供するため
に、補色系顔料を用いて、さらに顔料の添加量の調整、
または、カラーフィルタ層の膜厚を調製することによっ
て達成された。
【0037】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の樹脂を用いたカラーフィルタの製造プ
ロセスである。
【図2】本発明の樹脂を用いたカラーフィルタ製造過程
の断面図である。
【図3】本発明の樹脂を用いたカラーフィルタの分光で
ある。
【図4】従来の樹脂を用いたカラーフィルタ製造プロセ
スである。
【図5】従来のカラーフィルタ製造過程の断面図であ
る。
【図6】従来の染料を用いたカラーフィルタの分光であ
る。
【図7】液晶表示装置の断面図である。
【符号の説明】
1…基板 2…感光性着色樹脂 3…酸素遮断膜 4…マスク 5…カラーフィルタ 6…透明電極 7…配向膜 8…配向膜 9…対向基板 10…対向電極 11…液晶 12…偏光板 13…偏光板 Cy…シアン色カラーフィルタ層 Mg…マゼンタ色カラーフィルタ層 Ye…イエロー色カラーフィルタ層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 5/20 101

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明なガラス基板または透明フィルム上に
    顔料と分散剤と樹脂を主成分とするカラーフィルタ層が
    設けられているカラーフィルタにおいて、前記顔料がイ
    エロー、マゼンタ、シアンからなり、カラーフィルタ層
    の膜厚と、カラーフィルタ層中の顔料と分散剤の合計重
    量%の積が60μm%以下であることを特徴とするカラ
    ーフィルタ。
  2. 【請求項2】固体撮像素子上に顔料と分散剤と樹脂を主
    成分とするカラーフィルタ層が設けられているカラーフ
    ィルタにおいて、前記顔料がイエロー、マゼンタ、シア
    ンからなり、カラーフィルタ層の膜厚と、カラーフィル
    タ層中の顔料と分散剤の合計重量%の積が60μm%以
    下であることを特徴とするカラーフィルタ。
  3. 【請求項3】対向する基板間に、顔料と分散剤と樹脂を
    主成分とするカラーフィルタ層と透明導電膜と、液晶が
    設けられ、基板外側に偏光膜が設けられている液晶表示
    装置において、前記顔料がイエロー、マゼンタ、シアン
    からなり、カラーフィルタ層の膜厚と、カラーフィルタ
    層中の顔料と分散剤の合計重量%の積が60μm%以下
    であることを特徴とする液晶表示装置。
  4. 【請求項4】基板またはフィルム上に顔料と分散剤と樹
    脂を主成分とするカラーフィルタ層が設けられているカ
    ラーフィルタにおいて、前記顔料がイエロー、マゼン
    タ、シアンからなり、シアンのカラーフィルタ層の透過
    率が、450〜510nmにおいて85%以上、620
    〜650nmにおいて25%以下であり、マゼンタのカ
    ラーフィルタ層の透過率が410〜450nmにおいて
    70%以上、630〜700nmにおいて90%以上、
    530〜560nmにおいて25%以下であり、イエロ
    ーのカラーフィルタ層の透過率が430〜460nmに
    おいて20%以下、550〜700nmにおいて85%
    以上である事を特徴とする請求項1記載のカラーフィル
    タ。
  5. 【請求項5】固体撮像素子上に顔料と分散剤と樹脂を主
    成分とするカラーフィルタ層が設けられているカラーフ
    ィルタにおいて、前記顔料がイエロー、マゼンタ、シア
    ンからなり、シアンのカラーフィルタ層の透過率が、4
    50〜510nmにおいて85%以上620〜650n
    mにおいて25%以下であり、マゼンタのカラーフィル
    タ層の透過率が410〜450nmにおいて70%以
    上、630〜700nmにおいて90%以上、530〜
    560nmにおいて25%以下であり、イエローのカラ
    ー、フィルタ層の透過率が430〜460nmにおいて
    20%以下、550〜700nmにおいて85%以上で
    ある事を特徴とする請求項2記載のカラーフィルタ。
  6. 【請求項6】対向する基板間に、顔料と分散剤と樹脂を
    主成分とするカラーフィルタ層と透明導電膜と、液晶が
    設けられ、基板外側に偏光膜が設けられている液晶表示
    装置において、前記顔料がイエロー、マゼンタ、シアン
    からなり、シアンのカラーフィルタ層の透過率が、45
    0〜510nmにおいて85%以上、620〜650n
    mにおいて25%以下であり、マゼンタのカラーフィル
    タ層の透過率が410〜450nmにおいて70%以
    上、630〜700nmにおいて90%以上、530〜
    560nmにおいて25%以下であり、イエローのカラ
    ーフィルタ層の透過率が430〜460nmにおいて2
    0%以下、550〜700nmにおいて85%以上であ
    る事を特徴とする請求項3記載の液晶表示装置。
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