JPH04274112A - 配線シ−トの製造方法 - Google Patents

配線シ−トの製造方法

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JPH04274112A
JPH04274112A JP5788891A JP5788891A JPH04274112A JP H04274112 A JPH04274112 A JP H04274112A JP 5788891 A JP5788891 A JP 5788891A JP 5788891 A JP5788891 A JP 5788891A JP H04274112 A JPH04274112 A JP H04274112A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は配線シ−トの製造方法、
特にはゴムシ−ト上に導電線を一定間隔で配線してなる
、例えばFPC、コネクタなどとして有用とされる配線
シ−トを容易に、かつ収率よく製造する方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ゴムシ−ト上に導電線を配線した配線シ
−トの製造については従来から各種の方法が公知とされ
ており、これについては1)使用する目的に応じて未加
硫のゴムシ−ト上に導電線を1本づつピッチ毎に張力を
加えながら配線する方法、2)回転ドラム上に導電線を
ドラムの軸方向に移動させながら送り出して巻きつけ、
それをピッチが乱れないようにドラムから外し、平らな
台の上に置き、その上に未加硫ゴムシ−トを載せ、均一
に力を加えて未加硫ゴムシ−トに導電線を配線する方法
、または3)回転ドラム上に未加硫ゴムシ−トをトッピ
ング法で巻きつけ、導電線をドラムの軸方向に移動させ
ながら送り出してこれを未加硫ゴムシ−トに巻きつける
方法などが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この1)の方
法には配線に手間がかるという不利があるし、この2)
の方法には回転ドラム上に配線した導電線をピッチが乱
れないようにドラムから外すのに高度の技術が必要とさ
れるし、この線を未加硫ゴムシ−ト上に配線するときに
静電気でピッチが乱れるために製品の収率がわるくなる
という欠点があり、さらにこの3)の方法には回転ドラ
ムに巻きつける未加硫ゴムシ−トが厚いと、導電線を巻
きつけたシ−トを平らにしたときに導電線が浮き上り、
ピッチが乱れるという不利がある。
【0004】そのため、これについては回転ドラムを径
の大きいものとすることも提案されているが、この場合
には装置が大型化するという不利があるし、回転ドラム
の径を大きくしてもこれに巻きつけたシ−トの内径と外
径の差のために、配線シ−トをドラムから外して平らに
すると導電線にひずみが、またシ−トにそりが生じるし
、導電線を送り出し、巻きつけるときに導電線にねじれ
のような応力が残るために、このものは長期の使用時に
おける信頼性が低下するという欠点がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような不利
、欠点を解決した配線シ−トの製造方法に関するもので
あり、これは第1の非伸縮性基材上に第1の未加硫ゴム
を層状に形成して第1のゴムシ−ト層を作ってこれを回
転ドラムの周方向に固定し、導電線を回転ドラムの回転
軸と平行な方向に一定の速度で移動させてこれをゴムシ
−ト層に一定間隔で巻きつけ、これを切り開いてゴムシ
−ト上に導電線が一定間隔で配列された一次配線シ−ト
を作り、ついで第2の非伸縮性基材上に第2の未加硫ゴ
ムを第1のゴムシ−ト層よりも厚くシ−ト状に成形して
第2のゴムシ−ト層を成形し、この第2のゴムシ−ト層
のゴム面と一次配線シ−トの配線面を合わせて積層した
のち、一次配線シ−トを剥離して導電線を第2のゴムシ
−ト層に転写し、つぎにこのようにして得た二次配線シ
−トのゴム層を加硫することを特徴とするものである。
【0006】すなわち、本発明者は配線ピッチの乱れが
なく、配線のねじれ、シ−トのそりなどがない配線シ−
トを容易に、かつ収率よく製造する方法について種々検
討した結果、ゴムシ−トに導電線を巻きつけるのは公知
の回転ドラムを用いる方法によるとしても、このゴムシ
−トについてはこれをポリエステルフィルム、ポリイミ
ドフィルムなどのような非伸縮性基材上に成形したもの
とすれば回転ドラムから取り外すときの導電線のピッチ
の乱れを防止することができるし、この製造を薄い一次
ゴムシ−トへの導電線配線で一次配線シ−トとし、つい
でこの配線を厚いゴムシ−トに転写すれば一次配線シ−
トにおける導電線の浮き上りが防止されるし、回転ドラ
ムを大型化する必要がなく、したがって導電線にひずみ
や、シ−トにそりが発生することもなくなるということ
を見出し、ここに使用する非伸縮性基材、ゴム、導電線
の種類、配線シ−トの具体的製造方法についての研究を
進めて本発明を完成させた。
【0007】
【作用】本発明者はゴムシ−トに導電線を配線した配線
シ−トの製造方法に関するものである。本発明による配
線シ−トの製造は回転ドラムに装着した第1の未加硫の
ゴムシ−ト層に、この回転ドラムの回転によって導電線
を送り出し、この導電線をドラムの回転軸と平行な方向
に一定速度で移動させて一次配線シ−トを作り、ついで
これを第2の未加硫のゴムシ−ト層と積層し、配線をこ
の第2のゴムシ−ト層に転写し、このようにして得た二
次配線シ−トのゴムを加硫硬化させるというものである
が、本発明においてこれらの未加硫のゴムシ−ト層はこ
れに配線される導電線のピッチの乱れを防止するために
非伸縮性基材上に成形されたものとされる。
【0008】ここに使用される非伸縮性基材は0.1k
g/cmの力で引っ張ったときの伸びが1%以下のもの
であればよいので、これにはポリエチレンテレフタレ−
ト、ポリブチレンテレフタレ−ト、ポリエチレンニトリ
ルなどのようなポリエステルフィルムやポリイミドフィ
ルムなどが例示される、このものはこの上に形成される
未加硫ゴムシ−トの厚さを保持するためのものであるこ
とから、厚さ20〜40μm 程度のものとすればよい
が、この第1のゴムシ−ト層、第2のゴムシ−ト層を作
製するための非伸縮性基材は同一のものであっても、あ
るいは異種のものとしてもよい。なお、この非伸縮性基
材に対するゴム層の成形は例えばトッピング法によって
行なえばよい。
【0009】また、この非伸縮性基材上に形成される未
加硫のゴム材としてはクロロプレンゴム、シリコ−ンゴ
ム、スチレンブタジエンゴム、アクリロニトリルブタジ
エンゴム、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、クロロス
ルホン化ポリエチレン、エチレンプロピレンゴム、ブチ
ルゴム、フッ素ゴム、ウレタンゴム、ポリイソブチレン
ゴムなどが例示されるが、耐環境性がすぐれていること
からはシリコ−ンゴムとすることがよく、これは加硫剤
、着色剤、可塑剤、発泡剤などを適宜添加したものとさ
れる。しかし、この未加硫ゴムを形成したゴムシ−トの
厚さはそれが厚すぎると後記する二次配線シ−トへの配
線の転写が困難となり、薄すぎると導電線を配線した一
次配線シ−トを回転ドラムから取り外すときに配線のピ
ッチが乱れ易くなるので、これはこのゴムシ−ト層に埋
設される導電線の直径の5〜40%となるようにするこ
とがよい。
【0010】なお、上記した非伸縮性基材と上記した未
加硫ゴムシ−トから作られる第1のゴムシ−ト層はこの
厚さが厚すぎると後記する導電線を配線した一次配線シ
−トにおいて配線が浮き上り、ピッチの乱れが生じるよ
うになるために、この厚さは回転ドラムの直径の0.1
 %以下のもの、好ましくは0.05%以下のものとす
ることがよい。
【0011】本発明ではこの第1のゴムシ−ト層上に導
電線が配線されて一次配線シ−トとされるのであるが、
これはこの第1のゴムシ−ト層を回転ドラムの周方向に
固定し、ついでこの導電線を回転ドラムの回転によって
送り出し、この導電線の送り出し部分を回転ドラムの回
転軸に平行な方向に一定速度で移動させて、この導電線
をゴムシ−ト層上に一定間隔で巻きとるようにすればよ
い。
【0012】なお、ここに使用する導電線は銀、銅、金
、りん青銅、鉄、白金、ベリリュウム銅、真チュウ、ニ
ッケル、半田などの金属線やこれらの金属線に金、銀、
ロジウム、パラジウム、白金、ニッケルなどをメッした
ものなどとすればよく、断面形状が円、楕円、三角形、
四角形、多角形、不定形などのいずれであるものとすれ
ばよい。しかし、このものは半径が大きすぎると細かい
配線ピッチのものが得られなくなるし、小さすぎると配
線時に断線し易くなるので、最大幅が15〜50μm 
のものとすることがよい。
【0013】また、上記における導電線の配線は上記し
たように回転ドラムの回転による送り出しで行なわれる
が、これは回転ドラムを回転させるモ−タ−と、導電線
を送り出す台を移動させる軸とをギヤでつなぎ、このギ
ヤ比を変えてあらゆるピッチに設定することができるよ
うにすればよい。この導電線の送り出しはボビンを回転
ドラムの軸方向と平行に2本の支持柱間で回転できるよ
うにした軸に固定し、導電線を巻いている方向に巻き出
すか、あるいはボビンを回転ドラムの軸方向に対して直
角に固定し、導電線を巻いている方向に対して巻き出す
ようにすればよい。なお、この回転ドラムの横断面は正
多角形やダ円形、円形など巻きつけ時に配線ピッチが乱
れ難いものであれば何でもよいが、好ましくは円形が用
いられる。
【0014】また、この導電線の第1のゴムシ−ト層に
対する巻きつけにはこの導電線に適宜のテンションをか
ける必要があるが、このテンションの調節は1)ボビン
をそれが自由に回転できるように回転軸に固定し、送り
出す導電線をガ−ゼ(必要に応じプライマ−を含浸させ
たもの)などの柔い布ではさみ、強さを調節する、2)
ボビンを固定している軸のネジを締める強さを調節する
、3)テンションコントロ−ル装置を使用する、という
方法で行えばよいが、このテンションの大きさはこれが
低すぎると導電線を送り出したときにボビンの振動のた
めに導電線がたるんでピッチの乱れが生じ、高すぎると
導電線が引張られてカ−ルしたり、途中で断線し、さら
にはゴムへのもぐり込みによって配線シ−ト表面に凹凸
が生じ、後記する二次配線シ−トへの転写性がわるくな
るので、これは0.1g以上、導電線の破断強度の90
%以下とすることがよい。
【0015】このようにして作られたゴムシ−ト層に導
電線が一定間隔で配線されたものは、ついでこれを回転
ドラムから取り外し、切り開いてゴムシ−ト上に導電線
が一定間隔で配列された一次配線シ−トとされるのであ
るが、この第1のゴムシ−ト層は前記した非伸縮性基材
上に成形されたものであるので、この第1のゴムシ−ト
層を回転ドラムから取り外すときに配線のピッチが乱れ
ることがなく、配線作業を効率よく行なうことができる
という有利性が与えられる  。
【0016】この一次配線シ−トはこれを平らな作業台
上に載せ、これに第2の非伸縮性基材上に第2の未加硫
ゴムを第1のゴムシ−ト層よりも厚いシ−ト状に成形し
た第2のゴムシ−ト層を、そのゴム面が一次配線シ−ト
の配線面と対向するように積層し、できれば加圧すると
、第2のゴムシ−ト層が第1のゴムシ−ト層よりも厚い
ので、積層したときの導電線のゴムシ−ト層への潜り込
みが、第1のゴムシ−ト層側よりも第2のゴムシ−ト層
への方が大きくなるので、この積層体から一次配線シ−
トを剥離すると第1のゴムシ−ト層に配線した導電線が
第1のゴムシ−ト層に配線されたままの状態で第2のゴ
ムシ−ト層に転写されて、ここに二次配線シ−トが成形
される。なお、一次配線シ−トと二次配線シ−トのゴム
は異種のものであってもよいが、転写の際にゴムの一部
も転写されるおそれがあるので、できれば同じものとす
ることが望ましい。
【0017】このようにして得られた二次配線シ−トは
この未加硫ゴムを加硫硬化させれば、厚いゴムシ−ト板
表面に導電線が一定間隔の所定のピッチで配列された配
線シ−トを容易に、かつ効率よく製造することができる
という有利性が与えられ、この場合には厚いゴムシ−ト
板をもつ配線シ−トを回転ドラムの径を大きくすること
なく製造できるという有利性も与えられる。
【0018】このようにして得られた配線シ−トはその
ままFPC として使用することができるが、このもの
はその配線面にゴム層を形成するか、あるいは図4に示
したようにこれを二層以上積層した後、配線面と垂直な
方向にカツトして導電線の切断面を露出するようにした
ものは圧接挟持型の電気回路接続用コネクタとして用い
ることができるし、これはまた図5に示したようにその
両側面にスポンジゴム6を貼付けて倒れないようにした
コネクタとすることができるが、この場合、接続抵抗性
の安定性、耐環境特性を向上させるために露出している
配線面に金、白金、パラジウムなどの貴金属をメッキ処
理してもよい。
【0019】つぎに本発明の実施例、比較例をあげる。
【実施例、比較例】厚さ25μm 、幅300mm の
ポリエチレンテレフタレ−トフィルムのつや消し面に、
加硫剤C−2[信越化学工業(株)製造商品名]を配合
したシリコ−ンゴムをトッピングして厚さ0.1 μm
 の第1のゴムシ−ト層を作り、630mm の長さに
カットとし、これを表面に幅2mm、 深さ2mmの溝
を軸方向に掘った外径200mm の回転ドラムにゴム
面が外側になるように巻きつけて固定した。
【0020】ついで、ボビンに巻かれている外径30μ
m のニッケル丸棒を2本の固定された支柱間よりテン
ションを0.5gに調節して送り出し、回転ドラムを回
転させながらその軸方向に0.1mm/回転の割合で移
動させてこのニッケル線を第1のシリコ−ンゴム層に巻
きつけて、ニッケル線がシリコ−ンゴムシ−ト上に0.
1 mmピッチで配線されたものを作り、このシ−トか
らニッケル線が剥れなくするために、このシ−トの軸方
向上に回転ドラムの溝に沿って厚さ125 μm のポ
リエチレンテレフタレ−トフィルムのつや消し面に両面
テ−プを貼った300mm ×10mmのテ−プを貼っ
てニッケル線を固定してから溝に沿ってカットしてこの
シ−トを回転ドラムから取り外し、平らな作業台上に配
線面を上に向けて載せたところ、図1に示したようにニ
ッケル線1がポリエチレンテレフタレ−トフィルム3の
上に形成されたシリコ−ンゴム層2の表面に、半分埋設
配線された一次配線シ−トが得られた。
【0021】つぎに、厚さ125 μm 、幅300m
m のポリエチレンテレフタレ−トフィルムのつや消し
面上に加硫剤C−2(前出)を配合したシリコ−ンゴム
をトッピングして厚さ300 μm の第2のシリコ−
ンゴムシ−ト層を作って約700mm の長さにカット
し、このゴム面を上記で得た一次配線シ−トの配線面と
対向して積層し、300mm×300mm にカットし
て、図2に示したような図1に示した一次配線シ−トと
第2のポリエチレンテレフタレ−トフィルム5と第2の
シリコ−ンゴム層4とからなる第2のシリコ−ンシ−ト
との積層体を作った。
【0022】ついで、この積層体から一次配線シ−トを
導電線の配線方向に剥したところ、一次配線シ−トに配
線されていたニッケル線が第2のシリコ−ンゴム層に転
写された、図3に示したような二次配線シ−トが得られ
たので、このシリコ−ンゴムを常圧、120 ℃で2時
間加硫したところ、本発明の配線シ−トが得られ、この
ものについてそのピッチの乱れ(%)、シ−トのそり(
mm)をしらべたところ、これらは表1に示したように
いずれも0であった。
【0023】しかし、比較のために実施例と同様の材料
および装置を使用したが、第1のシリコ−ンゴム層を厚
さ125 μm のポリエチレンテレフタレ−トフィル
ムのつや消し面に未加硫のシリコ−ンゴムを300 μ
mの厚さに成形してシリコ−ンゴムシ−ト層を作り、こ
のシ−ト層にニッケル配線を行ない、これを加硫して配
線シ−トを作ったところ、このもののピッチの乱れ、シ
−トのそりは表1に示したとおりとなった。
【0024】
【表1】
【0025】
【発明の効果】本発明は配線シ−トの製造方法に関する
もので、これは前記したように第1の非伸縮性基材上に
第1の未加硫のゴムを層状に形成して第1のゴムシ−ト
層を作ってこれを回転ドラムの周方向に固定し、導電線
を回転ドラムの回転軸と並行な方向に一定の速度で移動
させてこれをゴムシ−ト層に一定間隔で巻きつけ、これ
を切り開いてゴムシ−ト上に導電線が一定間隔で配列さ
れた一次配線シ−トを作り、ついで第2の非伸縮性基材
上に第2の未加硫のゴムを第1のゴムシ−ト層よりも厚
くシ−ト状に成形して第2のゴムシ−ト層を成形し、こ
の第2のゴムシ−ト層のゴム面と一次配線シ−トの配線
面とを合わせ積層したのち、一次配線シ−トを剥離して
導電線を第2のゴムシ−ト層に転写し、つぎにこのよう
にして得た二次配線シ−トのゴム層を加硫することを特
徴とするものである。
【0026】そして、これによれば一次配線シ−トを作
るときの未加硫ゴムシ−ト層を薄いものとすることがで
きるし、これは非伸縮性基材上に成形されているので、
これは配線したものを回転ドラムから容易に取り外すこ
とができるし、この際ピッチの乱れを生じることがない
のでこれを効率よく行なうことができ、これはまたこの
一次配線フィルムを第1のゴムシ−ト層よりも厚い第2
のゴムシ−ト層と積層し、この一次配線シ−トの剥離で
配線が厚い第2のゴムシ−ト層に転写されるので、厚い
ゴムシ−ト層に配線を設けた二次配線シ−トを容易に、
かつ効率よく製造することができるという有利性が与え
られるし、この場合厚いゴムシ−ト上に配線するのに径
の大きい回転ドラムを使用する必要がないという有利性
も与えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で得られた一次配線シ−トの縦断面図、
【図2】本発明で作られた一次配線シ−トと第2の未加
硫ゴムシ−ト層との積層体の縦断面図、
【図3】本発明
で得られた二次配線シ−トの縦断面図、
【図4】本発明
で作られた配線シ−トを使用したコネクタの斜視図、
【図5】本発明で作られた配線シ−トを使用した他のコ
ネクタの斜視図、
【符号の説明】
1・・・導電線                2・
・・第1の未加硫ゴムシ−ト層 3・・・第1の非伸縮性基材    4・・・第2の未
加硫ゴムシ−ト層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  第1の非伸縮性基材上に第1の未加硫
    のゴムを層状に形成して第1のゴムシ−ト層を作ってこ
    れを回転ドラムの周方向に固定し、導電線を回転ドラム
    の回転軸と平向な方向に一定の速度で移動させてこれを
    ゴムシ−ト層に一定間隔で巻きつけ、これを切り開いて
    ゴムシ−ト上に導電線が一定間隔で配列された一次配線
    シ−トを作り、ついで第2の非伸縮性基材上に第2の未
    加硫のゴムを第1のゴムシ−ト層よりも厚くシ−ト状に
    成形して第2のゴムシ−ト層を成形し、この第2のゴム
    シ−ト層のゴム面と一次配線シ−トの配線面とを合わせ
    て積層したのち、一次配線を剥離して導電線を第2のゴ
    ムシ−ト層に転写し、つぎにこのようにして得た二次配
    線シ−トのゴム層を加硫することを特徴とする配線シ−
    トの製造方法。
JP5788891A 1991-02-28 1991-02-28 配線シ−トの製造方法 Expired - Lifetime JPH079772B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010153162A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Fujikura Ltd 多芯ケーブル

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JP2010153162A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Fujikura Ltd 多芯ケーブル

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