JP3922068B2 - ガラス繊維転写シート、ガラス繊維積層シート及びその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、回路基板のプリプレグ等に利用するためのガラス繊維転写シート、ガラス繊維積層シート及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年の電子機器の軽薄短小化に伴い、プリント配線板には薄型の絶縁シートが利用されている。そして、このような絶縁シートとして、耐熱性、寸法安定性及び電気特性等に優れたガラス繊維シートが用いられている。このガラス繊維シートは、ガラス製のフィラメントをシート状に並べたものであり、例えば、特開平9―323380号公報等において開示されている。上記公報に記載されたガラス繊維シートは、無撚りガラス繊維束を開繊処理して得られたフィラメントが複数本引き揃えられることにより構成されている。このように、無撚りガラス繊維束を開繊処理した開繊ガラス繊維束(フィラメント)を利用することで、撚りガラス繊維束を利用したガラス繊維シートや、開繊処理していないガラス繊維束を利用したガラス繊維シートに比べて、ガラス繊維シートの含浸性や平滑性の向上が図られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来のガラス繊維シートには、次のような課題が存在している。すなわち、ガラス繊維束を均一に開繊処理することは非常に困難であるため、多くの場合、開繊ガラス繊維束の太さや断面形状は不均一になる。そのため、これら開繊ガラス繊維束を引き揃えたガラス繊維シートにおいて、その表面を十分に平滑にすることは困難であると共に、ガラス繊維シートの厚さを極めて薄くすることが困難であるという問題があった。
【0004】
本発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、薄型化及び表面の平滑化が図られたガラス繊維転写シート、ガラス繊維積層シート及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るガラス繊維転写シートの製造方法は、対象物にガラス繊維シートを転写するためのガラス繊維転写シートの製造方法であって、粘着剤を塗布したプラスチックフィルム上に、ガラスフィラメントを複数本並列させて引き揃えたガラス繊維シートを積層することを特徴とする。
【0006】
このガラス繊維転写シートの製造方法においては、ガラスフィラメントを複数本並列して引き揃えたガラス繊維シートがプラスチックフィルム上に粘着されているため、ガラス繊維転写シートのガラス繊維シートの厚さは、ガラスフィラメントの径と略同じとなり、且つ、略均一となる。したがって、ガラス繊維転写シートの厚さを薄くすることができると共に、ガラス繊維転写シートの表面を平滑にすることができる。
【0007】
また、ガラス繊維シートは、ガラスフィラメントを紡糸するブッシングノズルとプラスチックフィルムが巻き付けられた回転ドラムとを所定距離だけ相対移動させることで、ガラスフィラメントが等間隔に並列するように、該ガラスフィラメントを回転ドラムによって巻き取った後、回転ドラムに巻き付けられたプラスチックフィルムを、ガラスフィラメントと共にガラスフィラメントの並列方向に沿って切断して広げることにより形成することが好ましい。この場合、ガラスフィラメントが並列するガラス繊維シートを容易に形成することができる。
【0008】
本発明に係るガラス繊維積層シートの製造方法は、上記ガラス繊維転写シートの製造方法によって得られるガラス繊維転写シートを、ガラス繊維シート側から金属シートに押し当てて、ガラス繊維シートを金属シートに転写することを特徴とする。
【0009】
このガラス繊維積層シートの製造方法においては、ガラス繊維転写シートのガラス繊維シートが金属シートに転写される。それにより、金属シートには、ガラス繊維シートを構成するガラスフィラメントの径と略同じ厚さ、且つ、均一な厚さのガラス繊維シートが積層される。それにより、ガラス繊維積層シートの厚さを薄くすることができると共に、ガラス繊維積層シートの表面を平滑にすることができる。
【0010】
本発明に係るガラス繊維転写シートは、対象物にガラス繊維シートを転写するためのガラス繊維転写シートであって、粘着剤を塗布したプラスチックフィルム上に、ガラスフィラメントを複数本並列させて引き揃えたガラス繊維シートが積層されたことを特徴とする。
【0011】
このガラス繊維転写シートにおいては、ガラスフィラメントを複数本並列して引き揃えたガラス繊維シートがプラスチックフィルム上に粘着されているため、ガラス繊維転写シートのガラス繊維シートの厚さは、ガラスフィラメントの径と略同じであり、且つ、略均一である。したがって、このガラス繊維転写シートの厚さは薄く、また、その表面は平滑である。
【0012】
本発明に係るガラス繊維積層シートは、金属シートに、上記ガラス繊維転写シートに積層されたガラス繊維シートが転写されたことを特徴とする。
【0013】
このガラス繊維積層シートにおいては、ガラス繊維転写シートに積層されたガラス繊維シートが金属シートに転写される。それにより、金属シートには、ガラス繊維シートを構成するガラスフィラメントの径と略同じ厚さ、且つ、均一な厚さのガラス繊維シートが積層される。それにより、ガラス繊維積層シートの厚さは薄く、また、その表面は平滑である。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明に係るガラス繊維転写シート、ガラス繊維積層シート及びその製造方法の好適な実施の形態について詳細に説明する。
【0015】
図1に示すように、ガラス繊維転写シート(以下、単に「転写シート」と称す。)10は、フィルム11と、このフィルム11上に積層されたガラス繊維シート12とを備えている。このガラス繊維シート12は、一方向に隙間なく引き揃えて並べられた複数本のガラスフィラメント12aによって構成されている。また、ガラス繊維シート12は、フィルム11表面に塗布された粘着剤13によってフィルム11と粘着されている。この粘着剤13には、ガラス繊維シートのフィルム11への着脱が容易であるような材料、例えば、エポキシ、シリコン、アクリル、ポリウレタン等、タック性を有するエラストマーが用いられる。また、粘着剤13によって、ガラスフィラメント12aはフィルム11に対するズレが抑制される。
【0016】
なお、上述したガラスフィラメント12aは、ガラス繊維の1本のフィラメントであり、その断面は円形である。また、フィルム11の材料は、例えば、ポリエチレンテレフタレートやポリイミド等の高分子材料(プラスチック材料)である。
【0017】
このように、転写シート10には、複数本のガラスフィラメント12aがシート状に並列されたガラス繊維シート12が、フィルム11上に粘着されているため、ガラス繊維シート12の厚さはガラスフィラメント12aの径と略同じであり、略均一である。したがって、転写シート10の厚さを薄くすることができると共に、転写シート10の表面を平滑にすることができる。また、ガラス繊維シート12を薄くすることで、転写シート10の柔軟性を向上させることができる。
【0018】
なお、ガラスフィラメント12aの断面形状は、円形に限らず、楕円形状、扁平形状等でもよい。フィラメント断面が楕円形状である場合、断面の長軸がフィルム11と平行となるようにフィラメントを並べることにより、ガラス繊維シート12の厚さを、断面円形のフィラメントで構成されるガラス繊維シートより薄くすることができる。また、フィラメント断面が扁平形状である場合に、断面の長軸がフィルム11と平行となるようにフィラメントを並べると、ガラス繊維シートの高低差を減少させることができるため、断面円形のフィラメントを並べた場合に比べて、ガラス繊維シート12及びガラス繊維シート10の表面を平滑にすることができる。
【0019】
次に、転写シート10の製造装置について説明する。
【0020】
図2に概略的に示すように、転写シート製造装置20は、溶融ガラスを紡出するブッシングプレート21と、ブッシングプレート21から紡出された溶融ガラスが冷却してなるガラスフィラメント12a表面に集束剤22を塗布する集束剤塗布器23と、集束剤22が塗布されたガラスフィラメント12aを巻き付ける回転ドラム24とを有している。
【0021】
ブッシングプレート21は、ブッシングノズル21aを有しており、このブッシングノズル21aには円形の紡出口(図示せず)が形成されている。したがって、このブッシングプレート21のブッシングノズル21aから紡出される溶出ガラスは、冷却されて、断面円形のフィラメントとなる。また、集束剤塗布器23は、集束剤を収容する集束剤容器25と、4つのローラ23aと、ローラ23aに掛けられると共にガラスフィラメント12aに接する無端ベルト23bとで構成されている。そして、集束剤塗布器23は、ローラ23aで無端ベルト23bを搬送することで、集束剤容器25に収容された集束剤を無端ベルト23bを介してガラスフィラメント12a表面に塗布する。
【0022】
回転ドラム24には、上述したフィルム11が巻き付けられており、フィルム11の端部同士は、互いに接着部11Aで接着されている。また、この回転ドラム24の軸24Aは、モータ26と接続されている。さらに、ドラム24は、図示していない移動手段によって軸線方向(図中の矢印A方向及びB方向)に移動可能である。
【0023】
次に、転写シート製造装置20を用いて、転写シート10を製造する方法について説明する。
【0024】
まず、表面に粘着剤13(図1参照)が塗布されたシート状のフィルム11を回転ドラム24に巻き付けて、モータ26により回転ドラム24を回転させる。次に、ブッシングプレート21のブッシングノズル21aから溶融ガラスを紡出し、ガラスフィラメント12aを形成する。そして、集束剤塗布器23により、下垂したガラスフィラメント12aに集束剤22を塗布する。次に、集束剤22が塗布されたガラスフィラメント12aを回転ドラム24で巻き取る。なお、回転ドラム24には、粘着剤13が塗布されたフィルム11が巻き付けられているので、フィルム11上に巻き付いたガラスフィラメント12aは粘着剤13によって確実に固定される。
【0025】
回転ドラム24は、ガラスフィラメント12aが隙間なくフィルム11上に巻き付くように、移動手段によって所定距離だけ軸線方向(例えば、図中の矢印A方向)に移動させる。このように、回転ドラム24とブッシングノズル21aとを所定距離だけ相対的に移動させつつ、回転ドラム24でガラスフィラメント12aを巻き取ることにより、フィルム11上において、容易且つ確実にガラスフィラメント12aを並列させて引き揃えることができる。そして、フィルム11上へのガラスフィラメント12aの巻き付けが終了すると、ガラスフィラメント12aの並列方向に沿うフィルム11の接着部11Aでフィルム11及びガラスフィラメント12aを切断し、フィルム11をもとのシート状に広げる。以上のようにして、フィルム11上に、複数本のガラスフィラメント12aが一方向に隙間なく揃えて並べられたガラス繊維シート12を積層させた転写シート10が完成する。
【0026】
なお、転写シート10の強度の向上や絶縁性の担保のために、フィルム11上へのガラス繊維シート12の積層を多層にしてもよい。この場合、移動手段によって回転ドラム24を図中の矢印A方向に移動させた後、矢印Aとは逆方向の矢印B方向に回転ドラム24を移動させることで、多層のガラス繊維シート12をフィルム11上へ容易に積層させることができる。
【0027】
次に、上述したガラス繊維シート12が転写されたガラス繊維積層シートについて説明する。
【0028】
ガラス繊維積層シートとは、例えば、プリント配線基板等に利用されるものであり、図3に模式的に示すように、このガラス繊維積層シート30は、銅箔(金属シート)31と、この銅箔31上に積層されたガラス繊維シート12とによって構成されており、ガラス繊維シート12は、転写シート10から銅箔31に転写されたものであり、銅箔31表面に塗布された接着剤32によって銅箔31と接着固定されている。なお、接着剤32は、例えば、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂等の熱硬化性樹脂であり、上述した粘着剤13よりも大きな結合力を有するものである。
【0029】
以下、転写シート10から銅箔31にガラス繊維シート12を転写する方法について図4を参照しつつ説明する。
【0030】
まず、銅箔31上であって、ガラス繊維シート12を積層する面上に接着剤32を塗布する。そして、この接着剤32を塗布した側の銅箔31の面と、ガラス繊維シート12が粘着された側の転写シート10の面とを対面させる(図4(a)参照)。そして、銅箔31と転写シート10とを互いに押し当てることにより、ガラス繊維シート12がフィルム11と銅箔31とによって挟まれた状態にする(図4(b)参照)。
【0031】
このとき、ガラス繊維シート12は、粘着剤13によってフィルム11に粘着されており、また、接着剤32によって銅箔31に接着されている。このとき、ガラス繊維シート12と銅箔31との結合力は、ガラス繊維シート12とフィルム11との結合力より大きいため、銅箔31からフィルム11を剥離させると、ガラス繊維シート12は銅箔31の方に転写される(図4(c)参照)。なお、ガラス繊維シート12がフィルム11と銅箔31とで挟まれた状態で、これら全体を加熱することにより接着剤32の接着力をより向上させることができる。
【0032】
以上のようにして、転写シート10からガラス繊維シート12を転写されたガラス繊維積層シート30は、転写シート10と同様、ガラス繊維シート12が、ガラスフィラメント12aの径と略同じ厚さ、且つ、均一な厚さで積層されている。したがって、ガラス繊維シート12が積層されたガラス繊維積層シート30の厚さを薄くすることができると共に、ガラス繊維積層シート30の表面を平滑にすることができる。また、ガラス繊維シート12を薄くすることで、ガラス繊維積層シート30の柔軟性を向上させることができる。
【0033】
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
【0034】
例えば、ガラスフィラメント12aは、中実フィラメントに限らず、中空フィラメントであってもよい。また、ガラスフィラメント12aは、転写シート10及びガラス繊維積層シート30のいずれにおいても、等間隔に離間させて並べてもよく、このような転写シート10は、回転ドラム24とブッシングノズル21との相対移動距離を調整することにより容易に作製することができる。さらに、ガラス繊維シート12の転写の際、接着剤32を銅箔31側ではなくガラス繊維シート12側へ塗布してもよい。また、転写シート10を製造する際、ブッシングプレートから複数本のガラスフィラメント12aを紡出して、複数本のガラスフィラメント12aを同一のフィルム11に巻き付けてもよい。この場合、巻き付け作業の効率化、巻き付け作業時間の短縮化を図ることができる。
【0035】
【発明の効果】
本発明に係るガラス繊維転写シートの製造方法は、対象物にガラス繊維シートを転写するためのガラス繊維転写シートの製造方法であって、粘着剤を塗布したプラスチックフィルム上に、ガラスフィラメントを複数本並列させて引き揃えたガラス繊維シートを積層することを特徴とするため、ガラス繊維転写シートの薄型化及び表面の平滑化を図ることができる。
【0036】
本発明に係るガラス繊維積層シートの製造方法は、上記ガラス繊維転写シートの製造方法によって得られるガラス繊維転写シートを、ガラス繊維シート側から金属シートに押し当てて、ガラス繊維シートを金属シートに転写することを特徴とするため、ガラス繊維積層シートの薄型化及び表面の平滑化を図ることができる。
【0037】
本発明に係るガラス繊維転写シートは、対象物にガラス繊維シートを転写するためのガラス繊維転写シートであって、粘着剤を塗布したプラスチックフィルム上に、ガラスフィラメントを複数本並列させて引き揃えたガラス繊維シートが積層されたことを特徴とするため、ガラス繊維転写シートの薄型化及び表面の平滑化を図ることができる。
【0038】
本発明に係るガラス繊維積層シートは、金属シートに、上記ガラス繊維転写シートに積層されたガラス繊維シートが転写されたことを特徴とするため、ガラス繊維積層シートの薄型化及び表面の平滑化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るガラス繊維転写シートを示した図である。
【図2】図1に示したガラス繊維転写シートの製造装置の概略図である。
【図3】本発明の実施形態に係るガラス繊維積層シートを示した図である。
【図4】ガラス繊維積層シートの製造過程を示した図である。
【符号の説明】
10…ガラス繊維転写シート、11…フィルム、12…ガラス繊維シート、12a…ガラスフィラメント、13…粘着剤、20…転写シート製造装置、30…ガラス繊維積層シート、31…銅箔、32…接着剤。
Claims (5)
- 対象物にガラス繊維シートを転写するためのガラス繊維転写シートの製造方法であって、
粘着剤を塗布したプラスチックフィルム上に、ガラスフィラメントを複数本並列させて引き揃えたガラス繊維シートを積層することを特徴とするガラス繊維転写シートの製造方法。 - 前記ガラス繊維シートは、
前記ガラスフィラメントを紡糸するブッシングノズルと前記プラスチックフィルムが巻き付けられた回転ドラムとを所定距離だけ相対移動させることで、前記ガラスフィラメントが等間隔に並列するように、該ガラスフィラメントを前記回転ドラムによって巻き取った後、
前記回転ドラムに巻き付けられた前記プラスチックフィルムを、前記ガラスフィラメントと共に前記ガラスフィラメントの並列方向に沿って切断して広げる
ことにより形成することを特徴とする請求項1に記載のガラス繊維転写シートの製造方法。 - 請求項1又は2に記載のガラス繊維転写シートの製造方法によって得られるガラス繊維転写シートを、前記ガラス繊維シート側から金属シートに押し当てて、前記ガラス繊維シートを前記金属シートに転写することを特徴とするガラス繊維積層シートの製造方法。
- 対象物にガラス繊維シートを転写するためのガラス繊維転写シートであって、
粘着剤を塗布したプラスチックフィルム上に、ガラスフィラメントを複数本並列させて引き揃えたガラス繊維シートが積層されたことを特徴とするガラス繊維転写シート。 - 金属シートに、請求項4に記載のガラス繊維転写シートに積層された前記ガラス繊維シートが転写されたことを特徴とするガラス繊維積層シート。
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-
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