JPH04273609A - 圧電部品 - Google Patents

圧電部品

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JPH04273609A
JPH04273609A JP3392291A JP3392291A JPH04273609A JP H04273609 A JPH04273609 A JP H04273609A JP 3392291 A JP3392291 A JP 3392291A JP 3392291 A JP3392291 A JP 3392291A JP H04273609 A JPH04273609 A JP H04273609A
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JP
Japan
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piezoelectric
electrodes
substrate
electrode
vibration
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JP3392291A
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Yasuhiro Tanaka
田中 康廣
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発振回路やフィルタ回
路等に使用される圧電部品に関する。
【0002】
【従来の技術と課題】圧電部品には、振動電極を設けた
圧電体基板とこの圧電体基板を保護する保護基板を備え
、この圧電体基板と保護基板を積層して振動空間を形成
するものが知られている。そして、複数の圧電体基板が
積層されている場合、それぞれの圧電体基板に設けた振
動電極の間を電気的に接続する中継電極を必要とする。 従来、この中継電極は圧電体基板と保護基板からなる一
体積層物の外面に配設していた。従って、中継電極を配
設するためのスペースを外面に確保しなければならない
関係上、圧電部品の小型化が困難であるという問題点が
あった。また、中継電極の形成は煩雑な作業を必要とし
、量産性が悪かった。さらに、外面に配設した中継電極
は断線が生じ易いということもあつた。
【0003】そこで、本発明の課題は、圧電体基板と保
護基板からなる一体積層物の外面に設けていた中継電極
をなくすることによって、量産性がよく、かつ、小型の
圧電部品を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段と作用】以上の課題を解決
するため、本発明に係る圧電部品は、振動電極を表面に
設けた圧電体基板と、前記圧電体基板と共に振動空間を
形成する保護基板とを積み重ねて一体積層物を形成し、
前記保護基板に設けた中継用スルーホールを介して、こ
の保護基板の両側に積層された圧電体基板の振動電極を
電気的に接続したことを特徴とする。
【0005】以上の構成により、各圧電体基板の振動電
極は保護基板に設けたスルーホールを介して電気的に接
続される。従って、圧電体基板と保護基板からなる一体
積層物の外面に中継電極を設ける必要がなくなる。
【0006】
【実施例】以下、本発明に係る圧電部品の実施例を添付
図面を参照して説明する。 [第1実施例、図1〜図3]図1は、2個の圧電共振子
を備えたフィルタの分解斜視図である。圧電体基板1,
2の表裏面には、それぞれ振動電極4,5、振動電極6
,7が設けられている。振動電極4,5は圧電体基板1
の左側並びに手前側に設けた引出し電極4a,5aにそ
れぞれ接続され、振動電極6,7は圧電体基板2の手前
側並びに右側に設けた引出し電極6a,7aにそれぞれ
接続されている。振動電極4と5の間及び振動電極6と
7の間でそれぞれ圧電共振子が形成されている。圧電体
基板1,2には、分極処理されたPb(ZrTi)O3
,PbTiO3,BaTiO3のセラミックス基板等が
使用される。振動電極4〜7にはAg,Ag−Pd等が
使用される。
【0007】保護基板11,12,13は、それぞれそ
の下面並びに上面の中央部に凹部11a、凹部12a,
12b、凹部13aが設けられている。さらに、保護基
板12にはその凹部12a,12bの部分を貫通するス
ルーホール16が設けられている。スルーホール16の
上下端は、保護基板12の上下面に設けた内部電極17
,18に電気的に接続されている。保護基板11,12
,13にはセラミックス基板等が使用される。
【0008】これらの圧電体基板1,2及び保護基板1
1,12,13は、積み重ねられてプレス圧着され、一
体積層物にされる。積層されている状態では、振動空間
は凹部11a,12a,12b,13aによって確保さ
れている。また、引出し電極5a,6aはそれぞれ内部
電極17,18に接合している。従って、振動電極5と
振動電極6はスルーホール16を介して電気的に接続さ
れている。この後、図2に示すように、一体積層物の左
右両端部にそれぞれ外部電極(A),(B)が形成され
、フィルタが完成する。図3はこうして得られたフィル
タの等価電気回路図である。
【0009】[第2実施例、図4〜図6]第2実施例は
、2個の圧電共振子を備えた別のタイプのフィルタであ
る。図4に示すように、圧電体基板21,22の表裏面
には、それぞれ振動電極24,25、振動電極26,2
7が設けられている。振動電極24,25の一方の端部
はそれぞれ引出し部24a,25aとされ、振動電極2
6,27の一方の端部は引出し部26a,27aとされ
ている。振動電極24と25の間及び振動電極26と2
7の間でそれぞれ圧電共振子が形成されている。
【0010】保護基板31,32,33は、それぞれそ
の下面並びに上面に凹部31a、凹部32a,32b、
凹部33aが設けられている。さらに、保護基板32は
凹部32a,32bの部分を貫通するスルーホール36
が設けられている。スルーホール36の上下端は保護基
板32の上下面に設けた内部電極37,38に電気的に
接続されている。
【0011】これらの圧電体基板21,22及び保護基
板31,32,33は、積み重ねられてプレス圧着され
、一体積層物にされる。積層されている状態では、引出
し部25a,26aはそれぞれ内部電極37,38に接
合している。従って、振動電極25と振動電極26はス
ルーホール36を介して電気的に接続されている。この
後、図5に示すように、一体積層物の手前側と奥側の側
面に側板39,40が固着される。このとき、振動空間
は凹部31a,32a,32b,33aによって確保さ
れている。さらに、外部電極(A),(B)がそれぞれ
一体積層物の左側上部及び右側下部に形成され、フィル
タが完成する。図6はこうして得られたフィルタの等価
電気回路図である。
【0012】[他の実施例]なお、本発明に係る圧電部
品は前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範
囲内で種々に変形することができる。保護基板の形状は
任意であって、例えば1枚の圧電体基板に2個の圧電共
振子が設けられている場合は、図7に示すように振動空
間形成用凹部45aが片面に2個ずつ形成されている保
護基板45が使用される。この場合、スルーホール46
a,46bは2個設けられ、内部電極47,48,49
がこのスルーホール46a,46bの上下端に電気的に
接続した状態で設けられている。
【0013】さらに、保護基板に設けるスルーホールの
位置や数も任意であって、図8に示すように、保護基板
50の振動空間形成用凹部50aに2個のスルーホール
51a,51bを設けてもよい。この場合、スルーホー
ル51a,51bの上端は基板50の上面に設けた内部
電極52a,52bにそれぞれ電気的に接続され、スル
ーホール51a,51bの下端は基板50の下面に設け
た内部電極53a,53bにそれぞれ電気的に接続され
ている。
【0014】また、図9に示すように、保護基板60の
振動空間形成用凹部60aに1個のスルーホール61a
を設け、凹部60a以外の部分に3個のスルーホール6
1b,61c,61dを設けてもよい。この場合、スル
ーホール61aと61bとは内部電極62によって電気
的に接続されており、スルーホール61cと61dは内
部電極63によって電気的に接続されている。なお、図
9は基板60の下面に設けられている内部電極を表示し
ていない。
【0015】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、保護基板に中継用スルーホールを設け、このス
ルーホールを介して保護基板の両側に積層された圧電体
基板の振動電極を電気的に接続したため、中継電極を一
体接続物の外面に設けなくてすみ、圧電部品の小型化が
容易になると共に、断線が生じにくくなる。そして、外
部電極が形成しやすくなるので、量産性のよい圧電部品
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る圧電部品の第1実施例を示す分解
斜視図。
【図2】図1に示した圧電部品の外観を示す斜視図。
【図3】図1に示した圧電部品の等価電気回路図。
【図4】本発明に係る圧電部品の第2実施例を示す分解
斜視図。
【図5】図4に示した圧電部品の外観を示す斜視図。
【図6】図4に示した圧電部品の等価電気回路図。
【図7】保護基板の変形例を示す斜視図。
【図8】保護基板の変形例を示す平面図。
【図9】保護基板の変形例を示す平面図。
【符号の説明】
1,2…圧電体基板 4,5,6,7…振動電極 11,12,13…保護基板 11a,12a,12b,13a…凹部16…スルーホ
ール 21,22…圧電体基板 24,25,26,27…振動電極 31,32,33…保護基板 31a,32a,32b,33a…凹部36…スルーホ
ール 45…保護基板 45a…振動空間形成用凹部 46a,46b…スルーホール 50…保護基板 50a…振動空間形成用凹部 51a,51b…スルーホール 60…保護基板 60a…振動空間形成用凹部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  振動電極を表面に設けた少なくとも2
    個の圧電体基板と、前記圧電体基板の振動空間を形成す
    る保護基板とを積み重ねて一体積層物を形成し、前記保
    護基板の両側に積層された圧電体基板の振動電極を、こ
    の保護基板に設けた中継用スルーホールを介して電気的
    に接続したことを特徴とする圧電部品。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61139112A (ja) * 1984-12-10 1986-06-26 Murata Mfg Co Ltd 周波数調整可能な積層型圧電素子
JPS627213A (ja) * 1985-07-04 1987-01-14 Murata Mfg Co Ltd 圧電共振部品

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61139112A (ja) * 1984-12-10 1986-06-26 Murata Mfg Co Ltd 周波数調整可能な積層型圧電素子
JPS627213A (ja) * 1985-07-04 1987-01-14 Murata Mfg Co Ltd 圧電共振部品

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