JPH0427330A - 釣り用リール - Google Patents

釣り用リール

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JPH0427330A
JPH0427330A JP13174390A JP13174390A JPH0427330A JP H0427330 A JPH0427330 A JP H0427330A JP 13174390 A JP13174390 A JP 13174390A JP 13174390 A JP13174390 A JP 13174390A JP H0427330 A JPH0427330 A JP H0427330A
Authority
JP
Japan
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spool
fishing line
winding
amount
diameter
Prior art date
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Pending
Application number
JP13174390A
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English (en)
Inventor
Takao Saka
坂 賢夫
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Shimano Inc
Original Assignee
Shimano Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は釣り用リールに関し、詳しくは、釣り糸を巻取
る巻取り系の回転量に基いて、スプールからの釣り糸の
繰出し長さを報知するための技術に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、上記の如く構成された技術の一例としては特開昭
60−244247号公報に示されるものか存在し、こ
の従来例ではスプールに巻取られる釣り糸の径を予め入
力しておくことで、スプールから釣り糸か繰出される際
には、釣り糸の径に基づくデータと、スプールの回転量
とに基づく演算によってスプールから繰出された釣り糸
の長さを求め、表示部に出力するよう構成されている。
尚、スプールに釣り糸を巻取る際には、巻取り量の増大
に伴って、スプールの巻径も増大することから、例えば
、スプールの一定の周長にスプールの回転数を乗すると
いう演算を行ってスプールから繰出される釣り糸の長さ
を求めるものでは、巻径の変化に対応できず誤差か大き
くなることとなるため、前述した従来例の技術か提案さ
れているのである。
〔発明が解決しようとする課題〕
ここで、釣り糸について考察するに、日本国内における
釣り糸の径は「号数」で表わされているものの、この「
号数」に対応する釣り糸の径の値にはメーカー毎に多少
の「バラツキ」も存在するのが現状である。
従って、従来例のリールに対して釣り糸の径を入力する
際に「号数」に基いて径の値を入力した場合には、繰出
された釣り糸の長さに誤差を生ずることになり改善の余
地がある。
特に、釣り糸は長期に亘る使用によって伸びを生ずるこ
ともあり、この伸びによって釣り糸の径が減少した場合
には、減少後の径の値の再入力が極めて困難であり、こ
の点も改善の余地がある。
本発明の目的は、前述の如き不都合を生ずること無く、
巻取り系の回転量に基いて、スプールから繰出された釣
り糸の長さを正確に把握できるリールを合理的に構成す
る点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の特徴は、スプールに対して、予め設定された外
径に達するまで釣り糸を巻取り、この巻取りに要した巻
取り系の回転量を計測手段で計測し、この計測結果に基
き演算を行う動作、或いは、予め設定されたデータを、
この計測結果に基いて選択する動作、の少なくとも一方
の動作を行うことにより、釣り糸の巻取り完了状態を基
準とした前記巻取り系の繰出し方向への回転量、或いは
、スプールを回転させずに繰出された釣り糸をスプール
に巻取る際の巻取り方向への回転量に対応する釣り糸の
繰出し長さを求め報知手段に出力する制御手段を備えて
成る点にあり、その作用、及び、効果は次の通りである
〔作 用〕
上記特徴を例えば第3図乃至第4図に示すように構成す
ると、スプール(3)に予め設定された外径に達するま
で釣り糸(2)を巻取った際には、第3図に示す断面積
(S)が釣り糸(2)の仮想断面積の総和で成るとみな
すことか可能であり、この断面積(S)を巻取り時の総
回転数(Q)で除することにより釣り糸(2)の仮想断
面積を求め得るものとなる。
そして、このように釣り糸(2)の断面積が求められる
と、釣り糸(2)の径も自ずと求められ、前述した従来
例のように、釣り糸(2)の径を人為的に入力せずども
済むものとなる。
尚、この考えに基いてスプール(3)から繰出される釣
り糸(2)の長さを求める動作の一例として第5図、及
び、第6図に示すフローチャートの動作を想起できる。
又、特定のリールについては第3図に示すようにスプー
ル(3)の、底径(Dpri)が既知であるため、この
スプール(3)に予め設定された外径(Dmax)に達
するまで釣り糸(2)を巻取った際には、この外径(D
max)の値から底径(Dpri)の値を減じた結果の
値を巻取り時の総回転数(Q)で除することにより、ス
プール(3)の一回転毎の巻径の変化量(現実にはレベ
ルワインド機構によって糸か横方向に送られるのでこの
変化量は連続的に変化しない)の平均値を求め得るもの
となる。
そして、このように変化量の平均値か求められると、釣
り糸(2)の径を人為的に入力せずとも、巻径の値も容
易に求め得るものとなる。
尚、この考えに基いてスプール(3)から繰出される釣
り糸(2)の長さを求める動作の一例として第7図、及
び、第8図に示すフローチャートの動作を想起できる。
〔発明の効果〕
従って、釣り糸の径の値の入力を行わずとも、正確に糸
径を求め得るため、巻取り系の回転量に基いて、スプー
ルから繰出された釣り糸の長さを正確に把握できるリー
ルが合理的に構成されたのである。
特に本発明では、釣り糸の径の計測が困難な「より糸」
を用いても正確な繰出し量を把握でき、又、長期の使用
によって釣り糸に伸びを生じた場合でも、再度巻取り操
作を行うことにより、再び正確な繰出し量を把握できる
という効果も奏する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1図に示すように、左右のサイドケース(1)。
(1)の間に釣り糸(2)を巻取るスプール(3)、レ
ベルワインダ−(4)、カウンタケース(5)夫々を配
置すると共に、右側のサイドケース(1)の外部にドラ
グ調節具(6)、ハンドル(7)夫々を配置して両軸受
リールを構成する。
第1図及び第2図に示すように、このリールではスプー
ル(3)の側面に複数のマグネット(8)・・が埋込ま
れると共に、このマグネット(8)・・の磁気の作用を
受ける一対のホール素子(9)、 (9)(計測手段の
一例)がサイドケース(1)の内部に備えられている。
又、カウンタケース(1)には液晶デイスプレィ(10
)(報知手段の一例)、セットスイ・ソチ(12)、リ
セットスイッチ(13)夫々が備えられると共に、制御
手段としての制御装置(14)、及び、メモリ(15)
が内装されている。
このリールでは、釣りを行う際には前記ホール素子(9
)、 (9)からの信号に基いてスプール(3)の回転
量を計測し、この計測結果に基いて前記制御装置(14
)がスプール(3)から繰出されている釣り糸(2)の
長さを求め前記液晶デイスプレィ(10)にデジタル数
字によって表示するよう構成され(以下、表示モードと
称する)、更に、このリールでは釣り糸(2)の長さ表
示を正確なものにするため、釣り糸(2)が巻かれてい
ない状態のスプール(3)に第3図に示す如く、予め設
定された外径(Dmax)に達するまで釣り糸(2)を
巻取るために必要としたスプール(3)の回転量に基い
て、所定の演算の後、前記メモリ(15)に保持した所
定の特性式の選択を行い(以下、学習モードと称する)
、スプール(3)から釣り糸(2)を繰出す際には、こ
の特性式とスプール(3)の回転量とに基いて釣り糸(
2)の長さを求めデイスプレィ(10)に表示するよう
になっている。
即ち、学習モードは第5図に示すように、リセットスイ
ッチ(13)のON操作によって開始され、この開始後
には、初期設定を行った後、ハンドル(7)の操作によ
って釣り糸(2)をスプール(3)に巻取ることにより
、前記ホール素子(9)。
(9)からの信号によってスプール(3)の回転が1回
転ずつカウントされ、このカウントはセットスイッチ(
12)がON操作されるまで継続され、ON操作される
ことにより、カウント値(n)か(Q)にセットされる
(#101〜#105ステップ)。
このセットスイッチ(12)のON操作はスプール(3
)に前記外径(Dmax)と対応させて予め刻設したマ
ーキング(16)の位置まで釣り糸(2)が巻取られる
ことにより行われるものであり、この操作の後には、第
3図にハツチングで示す断面積(S)を、巻取り時の総
回転数(Q)で除して求められる値(SL)に基づいて
、前記メモリ(15)に保持されたマツプデータから特
性式r f +s+ Jを抽出し、デイスプレィ(lO
)に「0」の値を表示して終了する(#106〜#10
8ステップ)。
尚、このように抽出された特性式’ftN+Jは第4図
に示すように、巻取り状態のスプール(3)の回転量(
N)に基いて繰出し量(L、)を求め得るよう特性か設
定されている。
次に、前述のように学習モードか終了すると自動的に表
示モードかスタートし、この表示モードでは、第6図に
示すように、初期設定の後、スプール(3)の回転方向
に基いてスプール(3)か1回転する毎にカウント値(
N)のインクリメントあるいはデクリメントを行う(#
201〜#2o5ステップ)。
又、このカウント値はスプール(3)に釣り糸(2)を
巻終えた状態をrOJカウントに設定した後の総カウン
ト値であり、このカウント値(N)を前記特性式r f
 (N) Jに代入して、繰出し長さ(LN)を求めて
表示し、この動作をリセットされるまで繰返す(#20
6〜#209ステップ)。
尚、この表示モードでは釣り糸(2)か切断した際にも
表示に狂いを生じない考慮か為され、切断を生じた場合
には、セットスイッチ(12)をON操作することによ
り、現在表示されている値(LN)、即ち、失われた長
さを定数(C)にセットした後、自動的に表示が「0」
にセットされることで(#208、#21O1#211
ステップ)、#207に示す如く、繰出し量が表示され
る際には、この定数(C)の値だけ減じられるようなっ
ている。
〔別実施例〕
本発明は前述した制御動作に限らず第7図、及び、第8
図に示すように動作を行うよう構成することも可能であ
る。
即ち、学習モードがスタートすると、釣り糸(2)の巻
取りを行った後(#301〜#305ステップ)、前記
外径(Dmax)から第3図に示すスプール(3)の底
径(Dpri)を減じた結果を総回転数(Q)で除する
ことにより巻径変化量(P)を求めた後、デイスプレィ
(10)に「0」の値を表示して終了する(#306.
 #307ステツプ)。
次に表示モードに移行すると、前述の実施例と同様に、
スプール(3)の回転をカウントしく#401〜#40
5ステップ)、回転数と、スプール(3)の巻径とに基
いて釣り糸(2)の繰出し量(LN)を算出して表示し
、以下、前述の実施例と同様の動作を行う(#406〜
#411ステップ)。
以上のように、この別実施例ではスプール(3)の回転
数を予め設定した特性式に代入して求めるのでは無く、
スプール(3)が1回転する毎の巻径の変化に対応した
演算を行って繰出し長さを求めるようになっている。
又、本発明は第9図に示すようにスプール(3)に対し
て、(M+)、 (M2)、 (Ms)、 (M4)の
層か形成されるよう外径の値が夫々(DI)、 (D2
)、 (D2)。
(D4)に達する毎にスイッチ等の操作を行い乍ら釣り
糸(2)の巻取ることで、夫々の層毎において前述した
演算等によって釣り糸(2)の繰出し量を求めるよう実
施することも可能である。
又、前述した断面積(S)には釣り糸同士の間の間隙が
含まれることになるので、この間隙を考慮に入れるため
、断面積(S)に所定の定数を掛けて補正するよう実施
しても良い。
又、本発明では第10図に示すように、リール本体(2
0)の前部にスプール(3)、及び、ロータ(21)を
備え巻取り時にはリール本体(20)のノ1ンドル(2
2)の回転によってロータ(21)を回転させて釣り糸
(2)の巻取りを行うスピニングリールに適用して実施
することも可能であり、この別実施例ではロータ(21
)にマグネット(8)を備え、リール本体(20)に計
測手段としてのホール素子等のセンサ(9)を備えると
共に、カウンタケース(5)を備えることにより、前述
した両軸受リールと同様の学習動作をロータ(21)の
回転に基づいて行い、又、仕掛の投出後には、釣り糸(
2)の巻取りを完了するまでに要したロータ(21)の
回転量に基づいて、即ち、仕掛を手元まで曳き寄せた際
に、投出された仕掛までの距離をデイスプレィ(10)
に表示するように実施することも可能である。
尚、この別実施例では仕掛を曳き寄せる際の途中におい
ては数値が表示されず、曵き寄せを完了したタイミング
で距離の表示を行えば良いので、表示のための制御ルー
チンは一層単純化するものとなる(制御動作は詳述せず
)。
更に、本発明はフローチャートに示した以外の動作を行
うものであっても良く、又、報知手段かPCM音源等に
より人の言葉で数値を認識させるものであっても良く、
リールが電動型のものであっても良い。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る釣り用リールの実施例等を示し、第
1図は該リールの一部切欠き平面図、第2図は制御系の
ブロック図、第3図はスプールに巻回された釣り糸の断
面を表す図、第4図は特性式を表すグラフ、第5図は学
習モードの動作を表すフローチャート、第6図は表示モ
ードの動作を表すフローチャート、第7図及び第8図は
学習モード、表示モードの別実施例の動作を表すフロー
チャート、第9図はスプールに釣り糸を多層巻回した状
態の断面図、第1O図はスピニングリールに本発明を適
用した形態の側面図である。 (2)・・・・・・釣り糸、(3)・・・・・・スプー
ル、(9)・・・・・・計測手段、(10)・・・・・
・報知手段、(14)・・・・・・制御手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 スプール(3)に対して、予め設定された外径に達する
    まで釣り糸(2)を巻取り、この巻取りに要した巻取り
    系の回転量を計測手段(9)で計測し、 この計測結果に基き演算を行う動作、或いは、予め設定
    されたデータを、この計測結果に基いて選択する動作、 の少なくとも一方の動作を行うことにより、釣り糸(2
    )の巻取り完了状態を基準とした前記巻取り系の繰出し
    方向への回転量、或いは、スプール(3)を回転させず
    に繰出された釣り糸(2)をスプール(3)に巻取る際
    の巻取り方向への回転量に対応する釣り糸(2)の繰出
    し長さを求め報知手段(10)に出力する制御手段(1
    4)を備えて成る釣り用リール。
JP13174390A 1990-05-22 1990-05-22 釣り用リール Pending JPH0427330A (ja)

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