JPH0427293Y2 - - Google Patents

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JPH0427293Y2
JPH0427293Y2 JP7566985U JP7566985U JPH0427293Y2 JP H0427293 Y2 JPH0427293 Y2 JP H0427293Y2 JP 7566985 U JP7566985 U JP 7566985U JP 7566985 U JP7566985 U JP 7566985U JP H0427293 Y2 JPH0427293 Y2 JP H0427293Y2
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fertilizer
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は水田用深層施肥装置における接地駆動
輪の草巻付き防止装置に係るものである。
(従来技術) 従来、一輪式の駆動車輪を有する走行車体に、
肥料タンクと該肥料タンク内の肥料を吸引して排
出する施肥ポンプと作溝刃と施肥ノズルと接地駆
動輪と回転刃とを、回転刃が前でその後に作溝刃
と施肥ノズルをその後に接地駆動輪を設けた施肥
装置は公知(特開昭58−141710号公報)であつ
た。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、前記公知のものは、接地駆動輪に草が
絡み付き回転が円滑でなくなり施肥溝も浅くなつ
て深層施肥ができないという問題があつた。
(問題を解決するための手段) よつて本考案は、走行車体1に、肥料タンク2
2と該肥料タンク22内の肥料を吸引して排出す
る施肥ポンプ26と作溝刃28と施肥ノズル29
と接地駆動輪32とを設けたものにおいて、前記
接地駆動輪32の後方に前記作溝刃28を設け、
前記接地駆動輪32と前記作溝刃28との間に前
端44は前記接地駆動輪32と一部重合して該接
地駆動輪32の草巻付きを防止し且つ条間24に
溝を切る溝切体36を設けた水田用深層施肥装置
における接地駆動輪の草巻付き防止装置としたも
のである。
(実施例) 本考案の一実施例を図により説明すると、1は
施肥装置の走行車体であり、前後方向の走行フレ
ーム2を左右両側に並設し、前端部及び後端部を
連結して四角状に形成する。3は走行フレーム2
より下方に垂設した支脚である。左右の支脚3,
3の間には一輪式の駆動車輪4を軸5により軸装
する。
6は走行フレーム2の前側上部に設けたエンジ
ン、7は走行フレーム2の後端部に設けた歩行用
操縦ハンドル、8はエンジン6の上方に設けた燃
料タンク、9はエンジン6の回転をミツシヨン1
0に伝達するスプロケツト及びチエンを内蔵する
伝動ケース、11はミツシヨン10から前記軸5
に回転を伝える伝動ケースである。
走行車体1の支脚3,3の夫々の外側部には、
左右両外方に夫々突出する係合軸12を設ける。
走行フレーム2の後部には支持金具13を設
け、支持金具13には走行フレーム2の内側に突
出する左右方向の係合軸14を出入自在に軸着す
る。15は係合軸14を出入させる操作レバーで
ある。
16は走行車体1に取付けられる施肥部であ
り、左施肥部17と右施肥部18とを、連結杆1
9及び連絡アーム20とにより固着して全体を略
状に形成し、前記左施肥部17と前記右施肥部
18の間に前記走行車体1を位置させる。
前記連絡アーム20の左右両側には前後方向の
縦杆21を夫々取付け、夫々の縦杆21の外側部
には肥料タンク22を取付ける。肥料タンク22
は圃場の立毛株23の条間24または条間24の
上方に設ける(第2図)。
前記連結杆19は、前記縦杆21の後端部に固
着され、連結杆19の左右両側部には上下方向の
伝動筐25の上端部を夫々固着する。各伝動筐2
5の上部の外側面には、施肥ポンプ26を設け
る。伝動筐25の下部には後方に突出する取付杆
27を設ける。該取付杆27の後端部には作溝刃
28を設ける。作溝刃28は前記条間24の略中
央に位置させ、作溝刃28には施肥ノズル29を
設ける。施肥ノズル29は、その下端が水田の泥
土中深さ15cm位に位置するように設ける。
施肥ノズル29と前記施肥ポンプ26との間に
は送肥パイプ30を設け、施肥ポンプ26により
送肥パイプ30を介して肥料タンク22内の肥料
を施肥ノズル29に送肥する。
左右の夫々の伝動筐25の下端部には、条間2
4内において伝動筐25より左右側に突出る駆動
軸31を設け、駆動軸31の夫々の左右両端部に
は接地駆動輪32を夫々固定して2輪形式にす
る。
しかして、伝動筐25の下端部には、後方に突
出する取付腕33の前端部を固着する。取付腕3
3の後端部には左右方向の軸筒34の内端部を固
着する。軸筒34内には回転軸35を挿入し、該
回転軸35の外端部には溝切体36を固着する。
溝切体36は円板形状に形成され、前記施肥ノズ
ル29が取付けてある作溝刃28の前方に設け
る。
溝切体36と施肥ノズル29と作溝刃28と
は、略同一直線上に位置させ、溝切体36が水田
の耕土に接触して回転しながら走行車体1の進行
方向と並行に耕土を切断して溝を切り、その切断
された溝内を作溝刃28が更に深く溝を切り、該
溝中を施肥ノズル29が前進する。
しかして、溝切体36の前端44の上部は前記
駆動輪31に取付けた接地駆動輪32の後側に重
合するように位置させ、溝切体36の後端45は
前記作溝刃28の前側近傍に位置させ、草等が接
地駆動輪32の駆動軸31に巻き付かないように
する(第4図)。なお、前記溝切体36は前記取
付腕33に対して回転しない不動構造のものでも
よい。
前記駆動軸31には夫々駆動ギヤ37を固着
し、上部の連結杆19の内部には前記駆動軸31
に対応する受動軸38が設けられ、受動軸38に
は駆動ギヤ37に対応する受動ギヤ39が夫々固
定され、夫々の駆動ギヤ37と受動ギヤ39間を
チエン40で連結し、機体が進行すると接地駆動
輪32の回転により受動軸38を回転させ、左右
の施肥ポンプ26,26を連動して駆動させる。
41は橇体、42は接地駆動輪32のリム部、
43は接地駆動輪32のラグ板、46は連絡アー
ム20の下端部の前後方向に二跨の二跨部であ
り、二跨部46を前記走行車体1の支脚3の設け
た係合軸12に上部から係合させてピン47によ
り回動自在に止着し、施肥部16を走行車体1に
取付ける。48は係合板、49は係合板48に形
成した係合孔である。
(作用) 次に作用を述べる。
肥料タンク22内に肥料を投入し、エンジン6
を始動させ、歩行用操縦ハンドル7を操縦して前
進すると、伝動筐25の下端部に設けられている
接地駆動輪32は耕土に接触して回転し、その回
転は 駆動軸31→駆動ギヤ37→チエン40→受動
ギヤ36→受動軸38 と伝達され、受動軸38は左右の施肥ポンプ2
6,26を作動させるから、各肥料タンク22内
の肥料は施肥ポンプ26により送肥パイプ30を
通つて施肥ノズル29に送肥される。
一方、機体前進に伴ない溝切体36により条間
24に深い切り溝を形成し、作溝刃28により作
溝し、そこに施肥ポンプ26により送られた肥料
を抽出して施肥する。
前記作業中、特に接地駆動輪32の駆動軸31
には草が絡み付くことがあるが、本考案は、溝切
体36の前端44の上部が前記接地駆動輪32の
駆動軸31の後側近傍に位置しているので、草等
が接地駆動輪32の駆動軸31に巻き付いても直
ちに取除ける。したがつて、接地駆動輪32は円
滑に回転して正確に施肥できる。
(効果) 前記したように、従来一輪式の駆動車輪を有す
る走行車体に、肥料タンクと該肥料タンク内の肥
料を吸引して排出する施肥ポンプと作溝刃と施肥
ノズルと接地駆動輪と回転刃とを、回転刃が前で
その後に作溝刃と施肥ノズルをその後に接地駆動
輪を設けた施肥装置は公知(特開昭58−141710号
公報)であつた。しかし、前記公知のものは、接
地駆動輪に草が絡み付き回転が円滑でなくなり施
肥溝も浅くなつて深層施肥ができないという問題
があつた。
しかるに本考案は走行車体1に、肥料タンク2
2と該肥料タンク22内の肥料を吸引して排出す
る施肥ポンプ26と作溝刃28と施肥ノズル29
と接地駆動輪32とを設けたものにおいて、前記
接地駆動輪32の後方に前記作溝刃28を設け、
前記接地駆動輪32と前記作溝刃28との間に前
端44は前記接地駆動輪32と一部重合して該接
地駆動輪32の草巻付きを防止し且つ条間24に
溝を切る溝切体36を設けた水田用深層施肥装置
における接地駆動輪の草巻付き防止装置としたも
のであるから、作業中接地駆動輪32の駆動軸3
1には草が絡み付ても、溝切体36の前端44が
前記接地駆動輪32の駆動軸31の後側近傍に位
置しているので、直ちに取除ける。したがつて、
接地駆動輪32は回転は常に正確であり、正確に
施肥ポンプ26を作動させて深層施肥を行なうこ
とができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は装置全体の側面図、第2図は装置全体
の平面図、第3図は縦断面図、第4図は要部の斜
視図、第5図は要部の側面図、第6図は要部の平
面図である。 符号の説明、1……走行車体、2……走行フレ
ーム、3……支脚、4……駆動車輪、5……軸、
6……エンジン、7……歩行用操縦ハンドル、8
……燃料タンク、9……伝動ケース、10……ミ
ツシヨン、11……伝動ケース、12……係合
軸、13……支持金具、14……係合軸、15…
…操作レバー、16……施肥部、17……左施肥
部、18……右施肥部、19……連結杆、20…
…連絡アーム、21……縦杆、22……肥料タン
ク、23……立毛株、24……条間、25……伝
動筐、26……施肥ポンプ、27……取付杆、2
8……作溝刃、29……施肥ノズル、30……送
肥パイプ、31……駆動軸、32……接地駆動
輪、33……取付腕、34……軸筒、35……回
転軸、36……溝切体、37……駆動ギヤ、38
……受動軸、39……受動ギヤ、40……チエ
ン、41……橇体、42……リム部、43……ラ
グ板、44……前端、45……後端、46……二
跨部、47……ピン、48……係合板、49……
係合孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 走行車体1に、肥料タンク22と該肥料タンク
    22内の肥料を吸引して排出する施肥ポンプ26
    と作溝刃28と施肥ノズル29と接地駆動輪32
    とを設けたものにおいて、前記接地駆動輪32の
    後方に前記作溝刃28を設け、前記接地駆動輪3
    2と前記作溝刃28との間に前端44は前記接地
    駆動輪32と一部重合して該接地駆動輪32の草
    巻付きを防止し且つ条間24に溝を切る溝切体3
    6を設けた水田用深層施肥装置における接地駆動
    輪の草巻付き防止装置。
JP7566985U 1985-05-21 1985-05-21 Expired JPH0427293Y2 (ja)

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JP7566985U JPH0427293Y2 (ja) 1985-05-21 1985-05-21

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JPS61191710U JPS61191710U (ja) 1986-11-28
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