JPH04270628A - 射出延伸ブロー成形による中空成形品のエッジ成形方法 - Google Patents

射出延伸ブロー成形による中空成形品のエッジ成形方法

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JPH04270628A
JPH04270628A JP2417079A JP41707990A JPH04270628A JP H04270628 A JPH04270628 A JP H04270628A JP 2417079 A JP2417079 A JP 2417079A JP 41707990 A JP41707990 A JP 41707990A JP H04270628 A JPH04270628 A JP H04270628A
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竹内節行
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Aoki Technical Laboratory Inc
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Aoki Technical Laboratory Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、射出成形したプリフ
ォームから延伸吹込成形された壜などの中空成形品の膨
張部分にエッジを成形する方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】射出延伸吹込成形では、まず有底のプリ
フォームをネック型とキャビティ型及びコア型とを用い
て射出成形し、そのプリフォームをネック型により口部
を保持してブロー型に送り、口部より下方の本体を縦方
向に延伸するとともに、ブローキャビティ一杯に膨張し
て、壜などの中空成形品に成形している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような成形法では
、ネック型により口部外周にねじやフランジ、必要なら
ばエッジなどを射出成形することができるが、それらの
成形位置は、延伸吹込成形が不要とされる部分に限定さ
れ、後に延伸吹込成形を受ける膨張部分については、延
伸吹込成形によって、それらの形状も変化することから
、困難とされている。
【０００４】ところで、包装用の壜によっては、図３に
示すように、口部１にキャップ２を施した後に、封緘を
必要とするものがある。
【０００５】この場合の封緘材３としては、熱収縮フィ
ルムが採用され、熱収縮によりキャップ２及び口部１に
密着しているが、伸長性があることから容易に抜き外す
こともでき、これを防止するために、口部下側に抜止用
のエッジ４を設けている。
【０００６】このようなエッジを、これまでのようにネ
ック型により成形した場合には、通常の壜に比べて未延
伸の口部が長く形成され、口部下側の衝撃強度が低下す
るばかりか、エッジ成形部分が厚肉に形成されるので、
それだけ使用材料が多くなり、１本当たりの材料コスト
が嵩むなどの問題があった。
【０００７】この発明は、延伸吹込成形による中空成形
品の上記エッジの成形についての課題を解決するために
考えられたものであって、その目的は、これまでの成形
手段を変更することなく、プリフォーム外側のフランジ
下端縁をもって膨張部分に鋭角なエッジを形成すること
ができる新たな中空成形品における膨張部分のエッジ成
形方法を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的によるこの発明
の特徴は、予めプリフォームの膨張部分の外側に、ネッ
ク型とキャビティ型とのパーティング部分にて、下端縁
が鋭角で中空成形品の膨張部分の外側を部分形成する下
向きのフランジを形成し、そのフランジの基端部から下
方を延伸吹込成形して、上記フランジと壁部とを下端縁
を除き一体化し、その下端縁を膨張部分のエッジに形成
してなることにある。
【０００９】
【作用】上記方法では、下端縁を鋭角に形成した下向き
のフランジはそのままにし、その内側の壁部を延伸吹込
成形により膨張させ、壁部とフランジとの一体化により
フランジ下端縁をエッジに形成することから、エッジ部
分の肉厚が特に厚肉とならず、またエッジの突出寸法は
フランジの下端縁の巾を加減することによって変更し得
る。
【００１０】
【実施例】図１において、まずネック型１１とキャビテ
ィ型１２及びコア型１３とを型閉してプリフォーム１４
の射出成形を行う。この射出成形に当たり口部１５の外
周のねじ部１６ともに、下端縁１７ａが鋭角なフランジ
１７を一体成形する。
【００１１】上記フランジ１７は口部１５より下方のと
延伸部分の外側に、ネック型１１とキャビティ型１２と
のパーティング部分を利用して成形する。またこのフラ
ンジ１７は、中空成形品の膨張部分の外側形状に合わせ
て弯曲に、そして内側がキャビティ型側の突部１８によ
り空所となるように下向きに形成する。
【００１２】図２において、上記フランジ１７を一体形
成したプリフォーム１４を、ネック型１１に保持してブ
ロー型１９に移送し、そのネック型１１とともに型閉し
てプリフォーム１４をブローキャビティにセットする。
【００１３】この状態では、フランジ１７の下端縁７１
ａから下方のプリフォーム本体がブローキャビティに位
置することになるので、次に延伸ロッド２０によりプリ
フォーム１７を縦方向に延伸しつつエアブローする。
【００１４】これによりプリフォーム本体は、上記フラ
ンジ１７の基端部から縦に延伸されるとともに、横方向
に膨張して中空成形品２１となる。また延伸と膨張とに
よりフランジ内側のプリフォーム壁部が薄く延ばされて
フランジ内面に密着し、それによりフランジ１７は、膨
張部分２３の外側の一部を形成するとともに、下端縁１
７ａが鋭角なエッジ２２を形成する。
【００１５】このためエッジ２２を成形した膨張部分２
３の肉厚は、射出成形のみからなる場合に比べて極めて
薄肉に形成され、また内側が延伸されていることから、
落下強度が低下するようなこともない。
【００１６】このようなエッジの成形は、図３に示すよ
うな取手２４を有する容器２５にも応用することができ
る。このよう容器２５では、膨張部分２３に上記エッジ
２２を形成することができることから、これまでよりも
取手２４の取付位置を下にすることができ、またエッジ
部分に嵌合用の切欠部２６を形成して、取付リング２７
をはめ込むこともできるので、口部下側の未延伸部分に
取付位置が限定される場合よりも、取手の取付が容易と
なり、また内容物が注ぎ易くなる。
【００１７】
【発明の効果】この発明は上述のように、ネック型とキ
ャビティ型とのパーティング部分にて、下端縁が鋭角で
中空成形品の膨張部分の外側を部分形成する下向きのフ
ランジを、プリフォームの膨張部分の外側に形成し、こ
のフランジの下端縁を延伸吹込成形により中空成形品の
膨張部分のエッジに形成してなることから、膨張部分を
エッジとともに予め射出成形する場合よりも、その部分
の肉厚を薄肉に形成できる。従って使用材料をその分だ
け節減できる。
【００１８】またフランジが一部をなす膨張部分は、外
側が未延伸の状態であっても、内側は充分に延伸されて
いるので、内外側が共に未延伸の場合よりも落下強度に
優れまたエッジの突出寸法も、フランジ下端縁の巾を加
減することにより容易に変更できるので、目的に応じた
エッジを成形できる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の成形方法におけるプリフォーム成形
状態を示す断面図である。
【図２】同じくエッジ成形状態を示す断面図である。
【図３】この発明の成形方法によるエッジを備えた取手
付容器の取手取付部分の半部縦断側面図である。
【図４】射出成形により膨張部分とエッジとを形成した
場合の壜上部の半部縦断側面図である。
【符号の説明】
１１　　ネック型 １２　　キャビティ型 １３　　コア型 １４　　プリフォーム １５　　口部 １６　　ねじ部 １７　　フランジ １７ａ下端縁 １８　　突部 １９　　ブロー型 ２０　　延伸ロッド ２１　　中空成形品

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】　　予めプリフォームの膨張部分の外側に
    、ネック型とキャビティ型とのパーティング部分にて、
    下端縁が鋭角で中空成形品の膨張部分の外側を部分形成
    する下向きのフランジを形成し、そのフランジの基端部
    から下方を延伸吹込成形して、上記フランジと壁部とを
    下端縁を除き一体化し、その下端縁を膨張部分のエッジ
    に形成してなることを特徴とする中空成形品におけるエ
    ッジ成形方法。
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JP2003509298A (ja) * 1999-09-10 2003-03-11 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー 収縮スリーブ付きボトル

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6161823A (ja) * 1984-09-04 1986-03-29 Yoshida Kogyo Kk <Ykk> 二重壁ブロ−成形品の製造方法及びそのパリソンと二重壁ブロ−成形品

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