JPH0426843Y2 - - Google Patents

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JPH0426843Y2
JPH0426843Y2 JP1986103169U JP10316986U JPH0426843Y2 JP H0426843 Y2 JPH0426843 Y2 JP H0426843Y2 JP 1986103169 U JP1986103169 U JP 1986103169U JP 10316986 U JP10316986 U JP 10316986U JP H0426843 Y2 JPH0426843 Y2 JP H0426843Y2
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JP
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time
heater
energization
temperature
hot water
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JP1986103169U
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の利用分野) 本考案は、深夜電力通電時間帯などの特定時間
帯の電力によつて湯を沸き上げて、貯えておく貯
湯式電気温水器の改良に関するものである。
(考案の背景) 従来の電気温水器は、深夜電力通電時間帯に入
ると、直ちにヒータへの通電が開始され、沸き上
がり温度に達すると、サーモスタツトが働いて、
通電をしや断するというものであつた。そのた
め、深夜電力の需要が深夜電力通電時間帯の前半
に集中することになり、深夜電力需要にピークが
生じる結果となつてしまう。電力会社にとつて
は、深夜電力通電時間帯で平均した電力需要があ
ることが望ましい。
この点を解決するために、従来、深夜電力通電
時間帯の終りとヒータへの通電時間の終了とが一
致するように、深夜電力通電時間帯の途中から通
電を開始する電気温水器が提案されている。(特
開昭58−75655号公報参照)また、ヒータへの通
電時間の前及び後に非通電時間が配分されるよう
に通電開始時を決定する電気温水器が本出願人に
より提案されている。
しかしながら、以上のような電気温水器では、
深夜電力通電時間帯に入つてもヒータへの通電が
開始されない場合が多くあるので、この通電され
ない時間のあることを知らない需要家から、例え
ば「深夜電力通電時間帯になつてもヒータへの通
電が開始されない」という苦情がくるおそれがあ
る。更に、このようなことから需要家が電気温水
器に内蔵された漏電しや断器を何回も開閉した
り、故障と思い込んで交換或いは返品を要求して
くることも考えられる。
(考案の目的) 本考案の目的は、上述した問題点を解決し、非
通電中にヒータへの通電開始までの時間の長さを
通電中表示との対比の中で需要家に知らせること
ができる貯湯式電気温水器を提供することであ
る。
(考案の特徴) 上記目的を達成するために、本考案は、特定時
間帯の初めからヒータへの通電開始時までの間、
待機時間を表示し、通電中は通電中表示を行うヒ
ータ状態表示手段を設け、以て、通電中表示を行
う手段と同一の手段によつて、非通電時間中の各
時点から通電開始までの待機時間を表示するよう
にしたことを特徴とする。
(考案の実施例) 第1図は本考案の一実施例のブロツク図を示
し、第2図はそのタンクの概略を示す。
ヒータ1が最下部に配置されたタンク2の外壁
面には、サーミスタなどが用いられる温度センサ
3、下位温度センサ4a、中位温度センサ4b及
び上位温度センサ4cが取り付けられている。温
度センサ3は給水口5のレベル付近に取り付けら
れ、水温検知及び沸き上がり温度検知に兼用され
る。温度センサ4a〜4cは残湯量検知用であ
る。温度センサ3,4a〜4cからの情報はA/
D変換器6によりデイジタル値に変換されて、マ
イクロプロセツサなどの演算手段7に送られる。
時間帯検出手段8は、深夜電力通電時間帯に入つ
て深夜電力用タイムスイツチ(不図示)のオンに
よりヒータ1の電源端子(不図示)に深夜電力が
投入されると、漏電しや断器(不図示)を経て電
圧が印加され、動作を開始して、深夜電力投入情
報を演算手段7に送る。第1メモリ9は、演算手
段7の各種動作指令、最新日を含む複数日、例え
ば過去7日の水温値、残湯量に関する設定温度
(例えば45℃)などを記憶する。第2メモリ10
は、第3図に示される湯温制御パターンA,Bを
記憶する。第3メモリ11は、第4図に示される
ような、給水温度、湯温制御パターン及び残湯量
により予め決定される通電時間の移動時間(通電
開始時を深夜電力通電時間帯の初めから遅らせる
時間)を記憶する。設定操作手段12は、二つの
湯温制御パターンA,Bのいずれかを選択するも
ので、例えば押ボタン式の切換スイツチ(不図
示)で構成される。出力手段13は、ヒータ1の
通電を制御するリレー(不図示)を駆動するもの
である。表示手段14は、需要家により選択され
た湯温制御パターンA,Bの別、残湯量の多、
中、少、極少及びヒータの待機時間又は通電中を
表示するもので、表示制御手段15により制御さ
れる。
表示手段14に含まれるヒータ状態表示手段1
6を第5図に示す。待機時間表示器16aは数字
表示発光ダイオードの組み合わせから成り、深夜
電力通電時間帯の初めからヒータ1への通電開始
時までの間、通電開始時までの待機時間を表示す
る。通電中表示器16bは一つの発光ダイオード
から成り、通電中を表示する。
第6図は他の例のヒータ状態表示手段17を示
す。この例は数多くの発光ダイオード或いは液晶
表示素子により構成されたバー表示器17aを有
し、待機中時間帯を点滅により、通電中時間帯を
点灯により、それぞれ表示する。そして、待機時
間が経過するに従つて点滅するセグメントを左か
ら順次消していく。
通電時間の移動時間について、更に説明する。
給水温度、沸き上がり温度及び残湯量が決まれ
ば、タンク2の容量、ヒータ1の使用電力が既知
であるので、計算により通電時間が求まる。仮に
深夜電力通電時間帯を8時間とすれば、通電時間
が深夜電力通電時間帯より短い場合、その非通電
時間を所定割合、例えば3:1で通電時間の前及
び後に配分し、これを移動時間及び余裕時間と呼
ぶと、例えば第7図のようになる。この移動時間
は、実際の通電時間が予想通電時間と多少ずれて
ても余裕時間内に収まるので、一定にしておいて
殆ど支障はない。したがつて、予め計算で求めた
移動時間を第3メモリ11に記憶させている。
次に動作について説明する。演算手段7は、深
夜電力通電時間帯の初めから次の深夜電力通電時
間帯の初めまでの24時間(これを最新日と呼ぶ)、
所定時間間隔、例えば1分間隔で、温度センサ3
により測定され、A/D変換器6によりデイジタ
ル値に変換された水温情報を取り込む。なお、ヒ
ータ1に通電されない深夜電力通電時間帯以外の
時間帯では、第2図に示されるように、タンク2
内の湯18と水19との間に混合層20が形成さ
れ、湯18と水19とは混じり合わない。したが
つて、深夜電力通電時間帯以外の時間帯で温度セ
ンサ3により水19の温度を測れば、水温を得る
ことができる。
演算手段7は、取り込んだ水温がその最新日の
うちの最低値かどうかを判断し、最低値であれ
ば、演算手段7に内蔵するメモリに記憶されてい
る最新日の水温値をその値に更新、記憶する。
時間帯検出手段8から深夜電力投入ありの情報
が入力すると、演算手段7は給水温度演算処理を
行う。以後の動作を第8図のフローチヤートを参
照しながら説明する。演算手段7は、内蔵メモリ
に記憶されている最新日の水温値を第1メモリ9
へ移し、記憶させる。同時に、最も古い水温値を
第1メモリ9から消去する。そして、最新日を含
めて、連続した複数日(7日)の水温値を第1メ
モリ9から読み出し、そのうちの最低値を当日の
給水温度に決定する。
次に、演算手段7は、残湯量検知を行う。即
ち、A/D変換器6は温度センサ4a〜4cから
の検知温度情報を時系列的に取り込み、検知温度
情報を順次デイジタル値に変換し、演算手段7に
送る。演算手段7は、下位温度センサ4aの検知
温度が設定温度以上の時には、残湯量が多である
と判断する。下位温度センサ4aの検知温度が設
定温度より下がつて、中位温度センサ4bの検知
温度が設定温度以上の時には、残湯量が中である
と判断する。下位温度センサ4a及び中位温度セ
ンサ4bの検知温度が設定温度より下がつて、上
位温度センサ4cの検知温度が設定温度以上の時
には、残湯量が少であると判断する。上位温度セ
ンサ4cの検知温度が設定温度より下がつた時に
は、残湯量が極少であると判断する。このように
して判断された残湯量は表示制御手段15を介し
て表示手段14により表示される。なお、残湯量
検知動作は、深夜電力投入情報が入つた時のみな
らず、深夜電力通電時間帯の初めから次の深夜電
力通電時間帯の初めまでの24時間、水温検知動作
と同様の所定時間間隔で行われ、残湯量が常時表
示される。
演算手段7は、第2メモリ10に記憶されてい
る湯温制御パターンから給水温度に対応する沸き
上がり温度を読み出し、給水温度、沸き上がり温
度及び残湯量に対応する移動時間を第3メモリ1
1から読み出し、移動時間が零であれば、直ちに
出力手段13へ信号を送り、ヒータ1の通電制御
を行う。同時にヒータ状態表示手段16(第5
図)の通電中表示器16bを点灯させ、或いはヒ
ータ状態表示手段17(第6図)のバー表示器1
7aのすべてのセグメントを点灯状態にさせる。
移動時間があれば、演算手段7に内蔵するタイ
マーを駆動する。このタイマーの駆動と同時に、
表示制御手段15に信号を送つて、ヒータ状態表
示手段16の場合には待機時間表示器16aに移
動時間を待機時間の初期値として設定し、表示さ
せる。ヒータ状態表示手段17の場合にはバー表
示器17aにおいて移動時間に対応する数のセグ
メントを点滅状態にさせる。そして1分経過する
毎に待機時間表示器16aが表示する待機時間を
1分減算させ、或いはバー表示器17aにおいて
一定時間単位経過毎に点滅状態のセグメントを一
つずつ消灯させていく。
移動時間経過後、即ち待機時間が零になると、
演算手段7は出力手段13へ信号を送り、ヒータ
1の通電制御を行う。同時に通電中表示器16b
を点灯させ、或いはバー表示器17aにおいて通
電時間に対応する数のセグメントを点灯状態にさ
せる。温度センサ3により沸き上がり温度に達し
たことが検知されると、ヒータ1への通電をしや
断させ、同時に通電中表示器16bを消灯させ、
或いはバー表示器17aにおいて通電時間を表示
するセグメントをすべて消灯させる。
本実施例によれば、待機時間表示器16a或い
はバー表示器17aにより通電開始時までの待機
時間を表示するようにしたから、需要家は電気温
水器が正常に動作していることを知ることができ
る。
(変形例) 図示実施例では、移動時間の演算を深夜電力通
電時間帯の初めにのみ行つているが、移動時間の
経過中に一定以上の湯が使用されて、残湯量が変
化した場合には、移動時間を再演算するようにし
たものにも、本考案を適用することができる。再
演算した時には、待機時間の初期値を再設定す
る。
また、本考案は、通電時間の終了が深夜電力通
電時間帯の終了に一致するように通電開始時を決
定するものにも適用することができる。
図示実施例では、移動時間を予め計算で求め、
それを第3メモリ11に記憶させているが、その
都度、演算手段が通電時間を演算し、その通電時
間から移動時間を割り出すようにしてもよい。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、特定時
間帯の初めからヒータへの通電開始時までの間、
待機時間を表示し、通電中は通電中表示を行うヒ
ータ状態表示手段を設け、以て、通電中表示を行
う手段と同一の手段によつて、非通電時間中の各
時点から通電開始までの待機時間を表示するよう
にしたから、非通電中にヒータへの通電開始まで
の時間の長さを通電中表示との対比の中で需要家
に知らせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すブロツク図、
第2図はそのタンクの概略を示す断面図、第3図
はその制御パターンを示す図、第4図はその移動
時間を示す図、第5図はそのヒータ状態表示手段
の一例を示す正面図、第6図はそのヒータ状態表
示手段の他の例を示す正面図、第7図はその通電
時間の移動の例を示す図、第8図はその動作を示
すフローチヤートである。 1……ヒータ、2……タンク、3,4a〜4c
……温度センサ、7……演算手段、8……時間帯
検出手段、9……第1メモリ、10……第2メモ
リ、11……第3メモリ、13……出力手段、1
4……表示手段、16,17……ヒータ状態表示
手段、16a……待機時間表示器、17a……バ
ー表示器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 特定時間帯の電力により通電されて湯を沸き上
    げるヒータと、状況に応じて前記ヒータへの通電
    開始時を前記特定時間帯の初めから遅らせる演算
    手段とを備えた貯湯式電気温水器において、前記
    特定時間帯の初めから前記ヒータへの通電開始時
    までの間、待機時間を表示し、通電中は通電中表
    示を行うヒータ状態表示手段を設けたことを特徴
    とする貯湯式電気温水器。
JP1986103169U 1986-07-07 1986-07-07 Expired JPH0426843Y2 (ja)

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JP1986103169U JPH0426843Y2 (ja) 1986-07-07 1986-07-07

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JP1986103169U JPH0426843Y2 (ja) 1986-07-07 1986-07-07

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JPS6310353U JPS6310353U (ja) 1988-01-23
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JPS6125062A (ja) * 1984-07-13 1986-02-03 Nitsusui Seiyaku Kk 免疫比濁法によるaso価の測定法

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