JP2510508Y2 - 貯湯式電気温水器 - Google Patents
貯湯式電気温水器Info
- Publication number
- JP2510508Y2 JP2510508Y2 JP1990019096U JP1909690U JP2510508Y2 JP 2510508 Y2 JP2510508 Y2 JP 2510508Y2 JP 1990019096 U JP1990019096 U JP 1990019096U JP 1909690 U JP1909690 U JP 1909690U JP 2510508 Y2 JP2510508 Y2 JP 2510508Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control
- power
- hot water
- power supply
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- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Selective Calling Equipment (AREA)
- Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (考案の利用分野) 本考案は、深夜電力通電時間帯などの特定時間帯の電
力によって湯を沸き上げて、貯えておく貯湯式電気温水
器の改良に関するものである。
力によって湯を沸き上げて、貯えておく貯湯式電気温水
器の改良に関するものである。
(考案の背景) 貯湯式電気温水器において、電気温水器本体に設置さ
れる制御部が特定時間帯以外の時間帯(昼間時間帯)で
は蓄電手段により駆動されることは、本願考案者により
既に提案されているが、この制御部をマイクロコンピュ
ータなどにより構成すれば、非常に少ない電流(数10マ
イクロアンペア程度)で動作させることができる。その
ため、蓄電手段として、電気二重層コンデンサ、電池容
量(アンペアアワー)は少ないが長寿命の、充電可能な
リチウム電池又は充電可能な二次電池を用いることがで
きる。
れる制御部が特定時間帯以外の時間帯(昼間時間帯)で
は蓄電手段により駆動されることは、本願考案者により
既に提案されているが、この制御部をマイクロコンピュ
ータなどにより構成すれば、非常に少ない電流(数10マ
イクロアンペア程度)で動作させることができる。その
ため、蓄電手段として、電気二重層コンデンサ、電池容
量(アンペアアワー)は少ないが長寿命の、充電可能な
リチウム電池又は充電可能な二次電池を用いることがで
きる。
しかし、貯湯式電気温水器のタンク内の残湯量など
を、電気温水器の設置場所から離れた場所、例えば台所
などに設置された遠隔表示部に表示しようとする場合
に、その表示手段として、夜間でも見やすい発光ダイオ
ードを使用しようとすると、その消費電流は数ミリアン
ペア以上になってしまい、前記蓄電手段として、前述の
ようなものを用いることはできなくなってしまう。
を、電気温水器の設置場所から離れた場所、例えば台所
などに設置された遠隔表示部に表示しようとする場合
に、その表示手段として、夜間でも見やすい発光ダイオ
ードを使用しようとすると、その消費電流は数ミリアン
ペア以上になってしまい、前記蓄電手段として、前述の
ようなものを用いることはできなくなってしまう。
これを実現しようとすると、第3図に示されるような
昼間電力(AC100V)により駆動する方式となってしま
い、深夜電力AC200Vと昼間電力AC100Vの二種類の電源配
線を別々に電気温水器に引き込む必要があるため、工事
費が高くなる。また、電源端子などの部品点数が増加す
ることになる。これらの点から貯湯式電気温水器の価格
の上昇を招くことになり、非常に不利である。
昼間電力(AC100V)により駆動する方式となってしま
い、深夜電力AC200Vと昼間電力AC100Vの二種類の電源配
線を別々に電気温水器に引き込む必要があるため、工事
費が高くなる。また、電源端子などの部品点数が増加す
ることになる。これらの点から貯湯式電気温水器の価格
の上昇を招くことになり、非常に不利である。
第3図に示される貯湯式電気温水器においては、深夜
電力通電時間帯に入るとオンとなる不図示の深夜電力用
タイムスイッチにより、電力用電源端子1に深夜電力AC
200Vが投入される。電力用電源端子1にはリレー2を経
てヒータ3が接続されていると共に、時間帯検出手段4
が接続されており、電力用電源端子1に深夜電力が投入
されると、時間帯検出手段4がこれを検出して、制御部
5内の演算手段6に伝達し、演算手段6は出力手段7を
介してリレー2をオン、オフさせ、ヒータ3の通電を制
御する。
電力通電時間帯に入るとオンとなる不図示の深夜電力用
タイムスイッチにより、電力用電源端子1に深夜電力AC
200Vが投入される。電力用電源端子1にはリレー2を経
てヒータ3が接続されていると共に、時間帯検出手段4
が接続されており、電力用電源端子1に深夜電力が投入
されると、時間帯検出手段4がこれを検出して、制御部
5内の演算手段6に伝達し、演算手段6は出力手段7を
介してリレー2をオン、オフさせ、ヒータ3の通電を制
御する。
演算手段6は深夜電力通電時間帯以外の昼間時間帯で
も所定時間間隔で水温や残湯量などを検知し、残湯量な
どの表示を表示制御手段8により接続ケーブル9を介し
て電気温水器本体10より離れて設置されている遠隔表示
部11の表示手段12で行わせるので、制御用電源が常時必
要である。そのため、電気温水器本体10には、昼間電力
が常時供給される制御用電源端子13及び制御用電源部14
を備えている。
も所定時間間隔で水温や残湯量などを検知し、残湯量な
どの表示を表示制御手段8により接続ケーブル9を介し
て電気温水器本体10より離れて設置されている遠隔表示
部11の表示手段12で行わせるので、制御用電源が常時必
要である。そのため、電気温水器本体10には、昼間電力
が常時供給される制御用電源端子13及び制御用電源部14
を備えている。
(考案の目的) 本考案の目的は、上述した問題点を解決し、遠隔表示
を低価格で実現することができる貯湯式電気温水器を提
供することである。
を低価格で実現することができる貯湯式電気温水器を提
供することである。
(考案の特徴) 上記の目的を達成するために、本考案は、制御用電源
部及び制御部を含む電気温水器本体に、残湯量を表示さ
せるために制御部からの制御信号によりオンオフ制御さ
れる複数のスイッチング素子を設け、電気温水器本体か
ら離れた場所に設置され、接続線により接続される遠隔
表示部に、前記スイッチング素子にそれぞれ接続された
残湯量表示のための複数の表示素子と、蓄電手段から制
御部への電源供給時に蓄電手段の蓄電電力を消費しない
ための、前記スイッチング素子及び表示素子への表示用
の電源としての電池と、該電池から前記スイッチング素
子及び表示素子への電源供給をオンオフする残湯量確認
スイッチとを設けたことを特徴とする。
部及び制御部を含む電気温水器本体に、残湯量を表示さ
せるために制御部からの制御信号によりオンオフ制御さ
れる複数のスイッチング素子を設け、電気温水器本体か
ら離れた場所に設置され、接続線により接続される遠隔
表示部に、前記スイッチング素子にそれぞれ接続された
残湯量表示のための複数の表示素子と、蓄電手段から制
御部への電源供給時に蓄電手段の蓄電電力を消費しない
ための、前記スイッチング素子及び表示素子への表示用
の電源としての電池と、該電池から前記スイッチング素
子及び表示素子への電源供給をオンオフする残湯量確認
スイッチとを設けたことを特徴とする。
(考案の実施例) 第1図は本考案の一実施例を示す。
電気温水器本体20には電力用電源端子21が設けられ、
外部からの電源配線が行われるのは、この電力用電源端
子21の一つのみになっている。電力用電源端子21にはリ
レー22及びヒータ23の直列回路が接続される。サーミス
タなどが用いられる温度センサ24は、水温、沸き上がり
温度、タンク内の複数のレベルでの残湯の温度を測定す
る。制御部25は、演算手段26、出力手段27、表示制御手
段28、設定手段29、A/D変換器30、第1メモリ31及び第
2メモリ32から成る。設定手段29は沸き上がり温度の制
御パターンなどを設定するものである。第1メモリ31
は、演算手段26の各種動作指令、水温値などを記憶し、
第2メモリ32は設定された沸き上がり温度の制御パター
ン及び給水温度に対応する沸き上がり温度などを記憶す
る。
外部からの電源配線が行われるのは、この電力用電源端
子21の一つのみになっている。電力用電源端子21にはリ
レー22及びヒータ23の直列回路が接続される。サーミス
タなどが用いられる温度センサ24は、水温、沸き上がり
温度、タンク内の複数のレベルでの残湯の温度を測定す
る。制御部25は、演算手段26、出力手段27、表示制御手
段28、設定手段29、A/D変換器30、第1メモリ31及び第
2メモリ32から成る。設定手段29は沸き上がり温度の制
御パターンなどを設定するものである。第1メモリ31
は、演算手段26の各種動作指令、水温値などを記憶し、
第2メモリ32は設定された沸き上がり温度の制御パター
ン及び給水温度に対応する沸き上がり温度などを記憶す
る。
電力用電源端子21には、従来の時間帯検出手段4(第
3図)を兼用する制御用電源部33が接続される。制御用
電源部33は、電源トランスTR、全波整流器Rf、平滑用コ
ンデンサC、定電圧回路Q1から成る。定電圧回路Q1の出
力電圧は時間帯検出信号として演算手段26へ出力され
る。
3図)を兼用する制御用電源部33が接続される。制御用
電源部33は、電源トランスTR、全波整流器Rf、平滑用コ
ンデンサC、定電圧回路Q1から成る。定電圧回路Q1の出
力電圧は時間帯検出信号として演算手段26へ出力され
る。
制御用電源部33の出力側は電源切換手段34を経て制御
部25に接続され、また、抵抗R4を経て蓄電手段Sに接続
される。電源切換手段34はゼナーダイオードZD、抵抗
R1,R2,R3及びトランジスタQ2,Q3から成る。充放電可
能な蓄電手段Sは深夜電力通電時間帯以外の昼間時間帯
での制御用電源となるもので、電気二重層コンデンサの
ような小形大容量コンデンサが使用されるが、その他
に、電池容量は少ないが長寿命の、充電可能なリチウム
電池又は充電可能な二次電池を使用してもよい。
部25に接続され、また、抵抗R4を経て蓄電手段Sに接続
される。電源切換手段34はゼナーダイオードZD、抵抗
R1,R2,R3及びトランジスタQ2,Q3から成る。充放電可
能な蓄電手段Sは深夜電力通電時間帯以外の昼間時間帯
での制御用電源となるもので、電気二重層コンデンサの
ような小形大容量コンデンサが使用されるが、その他
に、電池容量は少ないが長寿命の、充電可能なリチウム
電池又は充電可能な二次電池を使用してもよい。
電気温水器本体20から離れた場所、例えば台所などに
は遠隔表示部35から設置され、遠隔表示部35は接続ケー
ブル36により電気温水器本体20の表示制御手段28に接続
される。遠隔表示部35には、残湯量を表示するための表
示手段37、残湯量確認スイッチ38及び表示手段37と表示
制御手段28に電源を供給する乾電池などの電池39が具備
される。
は遠隔表示部35から設置され、遠隔表示部35は接続ケー
ブル36により電気温水器本体20の表示制御手段28に接続
される。遠隔表示部35には、残湯量を表示するための表
示手段37、残湯量確認スイッチ38及び表示手段37と表示
制御手段28に電源を供給する乾電池などの電池39が具備
される。
表示制御手段28及び遠隔表示部35の具体的回路の一例
を第2図に示す。表示制御手段28は電流増幅率が高く、
入力インピーダンスの高いMOS型の電界効果トランジス
タなどのトランジスタQ4,Q5,Q6から成り、そのベース
は演算手段26の残湯量端子T1〜T3にそれぞれ接続され
る。遠隔表示部35の表示手段37は、残湯量の「少」を表
示する発光ダイオードD1、残湯量の「中」を表示する発
光ダイオードD2、残湯量の「多」を表示する発光ダイオ
ードD3及び抵抗R5〜R7から成る。
を第2図に示す。表示制御手段28は電流増幅率が高く、
入力インピーダンスの高いMOS型の電界効果トランジス
タなどのトランジスタQ4,Q5,Q6から成り、そのベース
は演算手段26の残湯量端子T1〜T3にそれぞれ接続され
る。遠隔表示部35の表示手段37は、残湯量の「少」を表
示する発光ダイオードD1、残湯量の「中」を表示する発
光ダイオードD2、残湯量の「多」を表示する発光ダイオ
ードD3及び抵抗R5〜R7から成る。
深夜電力通電時間帯に入ると、電力用電源端子21にAC
200Vが印加されるので、電源トランスTRはこれを降圧
し、全波整流器Rf及び平滑用コンデンサCが直流電圧に
変換し、定電圧回路Q1が直流電圧を安定化する。この出
力は時間帯検出信号として演算手段26へ出力される。定
電圧回路Q1の出力電圧が基準電圧以上となると、電源切
換手段34のゼナーダイオードZDが動作し、トランジスタ
Q3がオンになり、それによりトランジスタQ2もオンにな
って、制御用電源部33から制御部25に制御用電源が供給
される。同時に、蓄電手段Sが充電される。
200Vが印加されるので、電源トランスTRはこれを降圧
し、全波整流器Rf及び平滑用コンデンサCが直流電圧に
変換し、定電圧回路Q1が直流電圧を安定化する。この出
力は時間帯検出信号として演算手段26へ出力される。定
電圧回路Q1の出力電圧が基準電圧以上となると、電源切
換手段34のゼナーダイオードZDが動作し、トランジスタ
Q3がオンになり、それによりトランジスタQ2もオンにな
って、制御用電源部33から制御部25に制御用電源が供給
される。同時に、蓄電手段Sが充電される。
時間帯検出信号が制御用電源部33から演算手段26に入
力すると、演算手段26は、第1メモリ31に記憶されてい
る水温値に基づいて演算により当日の給水温度を決定
し、給水温度に対応する沸き上がり温度を第2メモリ32
から読み出す。同時に、通電時間を演算し、通電開始時
刻になると、出力手段27へ通電開始の信号を送り、出力
手段27によりリレー22をオンにさせて、ヒータ23へ通電
させる。タンク内部は湯の循環により一様な温度になる
ので、温度センサ24からのデータにより湯の温度を検知
し、第2メモリ32から読み出した沸き上がり温度に湯が
沸き上げられると、ヒータ23への通電をしゃ断させる。
力すると、演算手段26は、第1メモリ31に記憶されてい
る水温値に基づいて演算により当日の給水温度を決定
し、給水温度に対応する沸き上がり温度を第2メモリ32
から読み出す。同時に、通電時間を演算し、通電開始時
刻になると、出力手段27へ通電開始の信号を送り、出力
手段27によりリレー22をオンにさせて、ヒータ23へ通電
させる。タンク内部は湯の循環により一様な温度になる
ので、温度センサ24からのデータにより湯の温度を検知
し、第2メモリ32から読み出した沸き上がり温度に湯が
沸き上げられると、ヒータ23への通電をしゃ断させる。
温度センサ24からの情報は短時間毎に、例えば1秒毎
に、A/D変換器30によりディジタル値に変換されて、マ
イクロプロセッサなどの演算手段26に送られる。演算手
段26は温度センサ24からの残湯に関するデータにより残
湯量を検知して、残湯量少の時には残湯量端子T1からハ
イレベルの信号を出力し、残湯量中の時には残湯量端子
T2からハイレベルの信号を出力し、残湯量多の時には残
湯量端子T3からハイレベルの信号を出力する。これによ
り、表示制御手段28のトランジスタQ4〜Q6のいずれかが
オンとなる。遠隔表示部35の残湯量確認スイッチ38がオ
ンにされると、電池39から表示制御手段28のオンとなっ
ているトランジスタに接続されている発光ダイオードに
電流が流れ、残湯量が表示される。
に、A/D変換器30によりディジタル値に変換されて、マ
イクロプロセッサなどの演算手段26に送られる。演算手
段26は温度センサ24からの残湯に関するデータにより残
湯量を検知して、残湯量少の時には残湯量端子T1からハ
イレベルの信号を出力し、残湯量中の時には残湯量端子
T2からハイレベルの信号を出力し、残湯量多の時には残
湯量端子T3からハイレベルの信号を出力する。これによ
り、表示制御手段28のトランジスタQ4〜Q6のいずれかが
オンとなる。遠隔表示部35の残湯量確認スイッチ38がオ
ンにされると、電池39から表示制御手段28のオンとなっ
ているトランジスタに接続されている発光ダイオードに
電流が流れ、残湯量が表示される。
深夜電力通電時間帯以外の昼間時間帯においては、電
力用電源端子21の間の電圧が零であるので、制御用電源
部33は電源を発生せず、勿論時間帯検出信号も発生しな
い。したがって、トタンジスタQ2,Q3はいずれもオフで
あり、蓄電手段Sから制御用電源が制御部25へ供給され
る。これにより制御部25は動作可能となる。極力消費電
力を低減させるため、演算手段26は、比較的長い所定時
間毎に、例えば15分毎に、温度センサ24からの水温情報
及び残湯量に関する温度情報を時系列的にA/D変換器30
を介して取り込むと同時に、残湯量を演算する。そし
て、この演算された残湯量に応じて、残湯量端子T1〜T3
のいずれか一つからハイレベルの信号を出力し、表示制
御手段28のトランジスタQ4〜Q6のいずれかをオンとす
る。遠隔表示部35の残湯量確認スイッチ38がオンにされ
ると、電池39から表示制御手段28のオンとなっているト
ランジスタに接続されている発光ダイオードに電流が流
れ、残湯量が表示される。
力用電源端子21の間の電圧が零であるので、制御用電源
部33は電源を発生せず、勿論時間帯検出信号も発生しな
い。したがって、トタンジスタQ2,Q3はいずれもオフで
あり、蓄電手段Sから制御用電源が制御部25へ供給され
る。これにより制御部25は動作可能となる。極力消費電
力を低減させるため、演算手段26は、比較的長い所定時
間毎に、例えば15分毎に、温度センサ24からの水温情報
及び残湯量に関する温度情報を時系列的にA/D変換器30
を介して取り込むと同時に、残湯量を演算する。そし
て、この演算された残湯量に応じて、残湯量端子T1〜T3
のいずれか一つからハイレベルの信号を出力し、表示制
御手段28のトランジスタQ4〜Q6のいずれかをオンとす
る。遠隔表示部35の残湯量確認スイッチ38がオンにされ
ると、電池39から表示制御手段28のオンとなっているト
ランジスタに接続されている発光ダイオードに電流が流
れ、残湯量が表示される。
本実施例によれば、遠隔表示部35に電池39を具備させ
て、この電池39から表示手段37及び表示制御手段28へ電
源を供給するようにしているから、表示手段37に消費電
流の比較的大きい発光ダイオードを使用しても、昼間時
間帯で残湯量の遠隔表示を行うことができる。また、電
池39として乾電池を使用した場合には、乾電池は一般的
に入手が容易であるから、使用者の利便性を高めること
ができる。そして、電源配線は電力用電源端子21への配
線一つのみで済み、電源端子も一つで済むから、工事費
を低減させ、部品点数を少なくして、電気温水器の価格
を低減させることができる。更に、制御用電源部33が従
来の時間帯検出手段4を兼用しているから、一層の価格
低減を図ることができる。
て、この電池39から表示手段37及び表示制御手段28へ電
源を供給するようにしているから、表示手段37に消費電
流の比較的大きい発光ダイオードを使用しても、昼間時
間帯で残湯量の遠隔表示を行うことができる。また、電
池39として乾電池を使用した場合には、乾電池は一般的
に入手が容易であるから、使用者の利便性を高めること
ができる。そして、電源配線は電力用電源端子21への配
線一つのみで済み、電源端子も一つで済むから、工事費
を低減させ、部品点数を少なくして、電気温水器の価格
を低減させることができる。更に、制御用電源部33が従
来の時間帯検出手段4を兼用しているから、一層の価格
低減を図ることができる。
なお、遠隔表示部35は、残湯量のみならず、沸き上が
り温度の制御パターンなどを表示するようにしてもよ
い。
り温度の制御パターンなどを表示するようにしてもよ
い。
また、演算手段26としてマイクロプロセッサを使用す
る場合、マイクロプロセッサの中にはオープンドレイン
ポートを持つ種類のものがあるから、その種類のものを
用いることにより、表示制御手段28をマイクロプロセッ
サに内蔵させることができる。
る場合、マイクロプロセッサの中にはオープンドレイン
ポートを持つ種類のものがあるから、その種類のものを
用いることにより、表示制御手段28をマイクロプロセッ
サに内蔵させることができる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、制御用電源部
及び制御部を含む電気温水器本体に、残湯量を表示させ
るために制御部からの制御信号によりオンオフ制御され
る複数のスイッチング素子を設け、電気温水器本体から
離れた場所に設置され、接続線により接続される遠隔表
示部に、前記スイッチング素子にそれぞれ接続された残
湯量表示のための複数の表示素子と、蓄電手段から制御
部への電源供給時に蓄電手段の蓄電電力を消費しないた
めの、前記スイッチング素子及び表示素子への表示用の
電源としての電池と、該電池から前記スイッチング素子
及び表示素子への電源供給をオンオフする残湯量確認ス
イッチとを設けたから、残湯量の遠隔表示を低価格で実
現することができ、同時に、特定時間帯以外の時間帯で
の制御用電源となる蓄電手段を長持ちさせることができ
る。
及び制御部を含む電気温水器本体に、残湯量を表示させ
るために制御部からの制御信号によりオンオフ制御され
る複数のスイッチング素子を設け、電気温水器本体から
離れた場所に設置され、接続線により接続される遠隔表
示部に、前記スイッチング素子にそれぞれ接続された残
湯量表示のための複数の表示素子と、蓄電手段から制御
部への電源供給時に蓄電手段の蓄電電力を消費しないた
めの、前記スイッチング素子及び表示素子への表示用の
電源としての電池と、該電池から前記スイッチング素子
及び表示素子への電源供給をオンオフする残湯量確認ス
イッチとを設けたから、残湯量の遠隔表示を低価格で実
現することができ、同時に、特定時間帯以外の時間帯で
の制御用電源となる蓄電手段を長持ちさせることができ
る。
第1図は本考案の一実施例を示すブロック図、第2図は
その表示制御手段及び遠隔表示部の具体的回路の一例を
示す回路図、第3図は従来技術から考えられる遠隔表示
部付貯湯式電気温水器を示すブロック図である。 20……電気温水器本体、21……電力用電源端子、23……
ヒータ、24……温度センサ、25……制御部、26……演算
手段、27……出力手段、28……表示制御手段、33……制
御用電源部、34……電源切換手段、35……遠隔表示部、
36……接続ケーブル、37……表示手段、38……残湯量確
認スイッチ、39……電池、S……蓄電手段、Q4〜Q6……
トランジスタ、D1〜D3……発光ダイオード。
その表示制御手段及び遠隔表示部の具体的回路の一例を
示す回路図、第3図は従来技術から考えられる遠隔表示
部付貯湯式電気温水器を示すブロック図である。 20……電気温水器本体、21……電力用電源端子、23……
ヒータ、24……温度センサ、25……制御部、26……演算
手段、27……出力手段、28……表示制御手段、33……制
御用電源部、34……電源切換手段、35……遠隔表示部、
36……接続ケーブル、37……表示手段、38……残湯量確
認スイッチ、39……電池、S……蓄電手段、Q4〜Q6……
トランジスタ、D1〜D3……発光ダイオード。
フロントページの続き (72)考案者 渡辺 覚 東京都品川区東五反田2丁目2番7号 大崎電気工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−72892(JP,A) 特開 平1−137151(JP,A) 特開 平1−179854(JP,A) 実開 昭63−10352(JP,U) 実開 平2−114860(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】特定時間帯でのみ電力が投入される電力用
電源端子と、常時制御用電源を必要とする制御部と、前
記電力用電源端子に投入された前記特定時間帯の電力か
ら制御用電源を発生すると共に、前記特定時間帯に入っ
たことを示す時間帯検出信号を発生して、該時間帯検出
信号を前記制御部へ出力する制御用電源部と、前記特定
時間帯以外の時間帯で前記制御部の制御用電源となる蓄
電手段と、前記制御用電源部による制御用電源の発生に
応じて、前記蓄電手段から前記制御部への制御用電源供
給を、前記制御用電源部から前記制御部への制御用電源
供給に切り換える電源切換手段とを備えた貯湯式電気温
水器において、 前記制御用電源部及び制御部を含む電気温水器本体に、
残湯量を表示させるために前記制御部からの制御信号に
よりオンオフ制御される複数のスイッチング素子を設
け、 前記電気温水器本体から離れた場所に設置され、接続線
により接続される遠隔表示部に、前記スイッチング素子
にそれぞれ接続された残湯量表示のための複数の表示素
子と、前記蓄電手段から前記制御部への電源供給時に前
記蓄電手段の蓄電電力を消費しないための、前記スイッ
チング素子及び表示素子への表示用の電源としての電池
と、該電池から前記スイッチング素子及び表示素子への
電源供給をオンオフする残湯量確認スイッチとを設けた
ことを特徴とする貯湯式電気温水器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990019096U JP2510508Y2 (ja) | 1990-02-27 | 1990-02-27 | 貯湯式電気温水器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990019096U JP2510508Y2 (ja) | 1990-02-27 | 1990-02-27 | 貯湯式電気温水器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03111855U JPH03111855U (ja) | 1991-11-15 |
JP2510508Y2 true JP2510508Y2 (ja) | 1996-09-11 |
Family
ID=31522233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990019096U Expired - Lifetime JP2510508Y2 (ja) | 1990-02-27 | 1990-02-27 | 貯湯式電気温水器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2510508Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5310751B2 (ja) * | 2011-01-20 | 2013-10-09 | 東芝ホームテクノ株式会社 | 炊飯器 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5972892A (ja) * | 1982-10-19 | 1984-04-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | リモ−トコントロ−ル回路 |
JPH025301Y2 (ja) * | 1986-07-07 | 1990-02-08 | ||
JPH01137151A (ja) * | 1987-11-25 | 1989-05-30 | Toshiba Corp | 空気調和機 |
JPH01179854A (ja) * | 1988-01-08 | 1989-07-17 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機の遠隔制御装置 |
-
1990
- 1990-02-27 JP JP1990019096U patent/JP2510508Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03111855U (ja) | 1991-11-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |