JPH0218433Y2 - - Google Patents

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JPH0218433Y2
JPH0218433Y2 JP9619484U JP9619484U JPH0218433Y2 JP H0218433 Y2 JPH0218433 Y2 JP H0218433Y2 JP 9619484 U JP9619484 U JP 9619484U JP 9619484 U JP9619484 U JP 9619484U JP H0218433 Y2 JPH0218433 Y2 JP H0218433Y2
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JP
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hot water
temperature
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temperature sensor
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JP9619484U
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JPS6113253U (ja
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  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (考案の利用分野) 本考案は、タンク内の残湯量を常時検知し、表
示する貯湯式電気温水器の残湯量表示装置の改良
に関するのもである。
(考案の背景) 貯湯式電気温水器は、第4図に示されるよう
に、タンク1の下部の給水口4から給水され、深
夜電力通電時間帯においてタンク1の内部に備え
るヒータ6への通電により湯を沸き上げ、タンク
1の上部の給湯口5から給湯する構造である。そ
のため、ヒータ6に通電されない深夜電力通電時
間帯以外の時間帯に、湯が使用されると、給水口
4からの給水圧力により、湯はタンク1の上部へ
押し上げられることになる。即ち、ヒータ6へは
通電されないので、湯がタンク1の内部を循環す
ることはなく、湯15と給水された水16とはそ
の境界に混合層17を形成するのみで、均一に混
じり合うことはない。混合層17の中心付近は湯
15の温度と水16の温度との中間温度となる。
このような貯湯式電気温水器において、残湯量
を使用者に知らせることは、湯の使用量の把握及
び今後の使用可能な湯量の予知のために、必要な
ことである。通常、残湯量を検知する手段とし
て、第4図に示されるように、タンク1の外壁面
の下位、中位、上位にそれぞれ残湯量検知用の温
度センサ2a,2b,2cが接着され、その検知
結果に応じて残湯量が判断され、表示されるよう
になつている。例えば、すべての温度センサ2a
〜2cの検知温度が、湯温と水温の中間に設定さ
れた設定温度より高ければ、下位の温度センサ2
aの位置より上の部分に湯15があると判断さ
れ、残湯量は「多」と表示される。また、上位の
温度センサ2cの検知温度のみが設定温度より高
ければ、上位の温度センサ2cの位置より上の部
分に湯15があると判断され、残湯量は「少」と
表示される。なお、3は給水温度検知及び沸き上
がり温度検知兼用の温度センサである。
一般的には、温度センサ2a〜2cにはサーミ
スタなど、温度により抵抗値が変化する素子が利
用されている。ところが、このサーミスタの検出
精度に誤差があり、素子により検出精度の誤差に
ばらつきがある。
通常の使用状態、即ち深夜電力を利用して湯を
沸き上げ、翌日以降に湯を使用する場合などで
は、湯15、混合層17、水16の三つの間の温
度差が大きいため、複数の温度センサ2a〜2c
の間に多少の誤差のばらつきがあつても問題には
ならない。
ところが、低い温度(例えば55℃)で沸き上げ
が終了し、タンク内部が殆ど湯の状態のまま長期
間放置したとすると、タンク内部の湯の温度が自
然に下がり、残湯量検知の設定温度(例えば45
℃)に近づいてくると、温度センサ2a〜2cの
検出精度の誤差のばらつきが問題となる。即ち、
タンク内の湯の温度がほぼ同一条件で低下してく
るため、設定温度付近で、検出精度の誤差のばら
つきにより、或る温度センサは設定温度以上を検
知したが、或る温度センサは設定温度未満を検知
したという状態が発生してくる。これでは演算手
段の判断ができず、使用者に残湯量を知らせるこ
とができなくなり、また、残湯量に関して使用者
に混乱を与えることになつてしまう。
(考案の目的) 本考案の目的は、上述した問題点を解決し、残
湯量検知用の複数の温度センサの間に多少の検出
精度の誤差のばらつきがあつても、使用者に混乱
を起こさせない残湯量表示を行うことができる貯
湯式電気温水器も提供することである。
(考案の特徴) 上記目的を達成するために、本考案は、下位の
温度センサの検知温度が設定温度より下がつた時
にのみ、それより一つ上位の温度センサの検知温
度を設定温度と比較し、検知温度が設定温度以上
となる温度センサの位置に応じて、該位置より上
のタンク内部に存在する残湯量を残湯量表示手段
に表示させる演算手段を設け、以て、より下位の
温度センサによる残湯量検知を優先させるように
したことを特徴とする。
(考案の実施例) 第1図は本考案の一実施例を示す。サーミスタ
などが用いられる下位温度センサ2a、中位温度
センサ2b、上位温度センサ2cは、第4図に示
されるようにタンク1の外壁面の下から上へ等間
隔に取り付けられている。タイミング発生手段7
はスイツチ8a,8b,8cを順番にオンに制御
する。A/D変換器9は温度センサ2a〜2cか
らの情報をデイジタル値に変換して、マイクロプ
ロセツサなどの演算手段10に送る。メモリ11
は、演算手段10の各種動作指令、残湯量に関す
る設定温度(例えば45℃)などを記憶する。残湯
量表示手段12は、第2図に示されるように、残
湯量の多、中、少を点灯により表示する発光ダイ
オードなどの表示素子12a〜12cから成り、
表示制御手段13により制御される。
次に動作について説明する。演算手段10は、
深夜電力通電時間帯の初めから次の深夜電力通電
時間帯の初めまでの24時間、所定時間間隔、例え
ば1分間隔で、残湯量検知を行う。そのフローチ
ヤートを第3図に示す。
演算手段10は、所定時間間隔でタイミング発
生手段7を駆動する。タイミング生手段7はスイ
ツチ8a〜8cの順番にオンにし、温度センサ2
a〜2cからの検知温度情報を時系列的にA/D
変換器9へ入力させる。A/D変換器9は検知温
度情報を順次デイジタル値に変換し、演算手段1
0に送る。演算手段10は、まず下位温度センサ
2aからの検知温度情報を取り込み、メモリ11
から読み出した設定温度と比較する。その検知温
度が設定温度以上の時には、残湯量多を指示する
信号を表示制御手段13へ送り、表示制御手段1
3は三つの表示素子12a〜12cを共に点灯さ
せる。そして、中位温度センサ2b及び上位温度
センサ2cからの検知温度情報は取り込まない。
下位温度センサ2aの検知温度が設定温度より
下がつた時は、中位温度センサ2bからの検知温
度情報を取り込み、設定温度と比較する。その検
知温度が設定温度以上の時には、残湯量中を指示
する信号を表示制御手段13へ送り、表示制御手
段13は二つの表示素子12b,12cを共に点
灯させる。そして、上位温度センサ2cからの検
知温度情報は取り込まない。
中位温度センサ2bの検知温度が設定温度より
下がつた時は、上位温度センサ2cからの検知温
度情報を取り込み、設定温度と比較する。その検
知温度が設定温度以上の時には、残湯量少を指示
する信号を表示制御手段13へ送り、表示制御手
段13は一つの表示素子12cのみを点灯させ
る。
上位温度センサ2cの検知温度が設定温度より
下がつた時には、残湯量極少を指示する信号を表
示制御手段13へ送り、表示制御手段13はすべ
ての表示素子12a〜12cを消灯させる。
本実施例によれば、三つの温度センサ2a〜2
cに誤差のばらつきがあつても、誤差をある範囲
内に収めるようにすれば、残湯量表示を確実に行
うことができる。
(変形例) 図示実施例では、温度センサ2a〜2cは残湯
量検知専用であるが、沸き上がり温度検知用と兼
用にしてもよい。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、下位の
温度センサの検知温度が設定温度より下がつた時
にのみ、それより一つ上位の温度センサの検知温
度を設定温度と比較し、検知温度が設定温度以上
となる温度センサの位置に応じて、該位置より上
のタンク内部に存在する残湯量を残湯量表示手段
に表示させる演算手段を設け、以て、より下位の
温度センサによる残湯量検知を優先させるように
したから、複数の温度センサの間に多少の検出精
度の誤差のばらつきがあつても、使用者に混乱を
起こさせない残湯量表示を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すブロツク図、
第2図はその残湯量表示手段の一例を示す正面
図、第3図は検知温度の演算処理動作を示すフロ
ーチヤート、第4図は従来の電気温水器のタンク
の概略を示す断面図である。 1……タンク、2a……下位温度センサ、2b
……中位温度センサ、2c……上位温度センサ、
7……タイミング発生手段、8a〜8c……スイ
ツチ、10……演算手段、11……メモリ、12
……残湯量表示手段、12a〜12c……表示素
子、13……表示制御手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下部から給水され、上部から給湯するタンクに
    取り付けられ、タンクの下位から上位までの内部
    温度を検知する複数の温度センサと、該温度セン
    サの検知結果に応じて残湯量を表示する残湯量表
    示手段とを備えた貯湯式電気温水器の残湯量表示
    装置において、下位の温度センサの検知温度が設
    定温度より下がつた時にのみ、それより一つ上位
    の温度センサの検知温度を設定温度と比較し、検
    知温度が設定温度以上となる温度センサの位置に
    応じて、該位置より上のタンク内部に存在する残
    湯量を前記残湯量表示手段に表示させる演算手段
    を設けたことを特徴とする貯湯式電気温水器の残
    湯量表示装置。
JP9619484U 1984-06-28 1984-06-28 貯湯式電気温水器の残湯量表示装置 Granted JPS6113253U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9619484U JPS6113253U (ja) 1984-06-28 1984-06-28 貯湯式電気温水器の残湯量表示装置

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JP9619484U JPS6113253U (ja) 1984-06-28 1984-06-28 貯湯式電気温水器の残湯量表示装置

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Publication Number Publication Date
JPS6113253U JPS6113253U (ja) 1986-01-25
JPH0218433Y2 true JPH0218433Y2 (ja) 1990-05-23

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JP9619484U Granted JPS6113253U (ja) 1984-06-28 1984-06-28 貯湯式電気温水器の残湯量表示装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2541663Y2 (ja) * 1990-08-31 1997-07-16 東芝機器株式会社 電気温水器の残湯量表示装置
JP5831198B2 (ja) * 2011-12-16 2015-12-09 三菱電機株式会社 貯湯式給湯機

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JPS6113253U (ja) 1986-01-25

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