JPH04267814A - コンバイン - Google Patents
コンバインInfo
- Publication number
- JPH04267814A JPH04267814A JP3027408A JP2740891A JPH04267814A JP H04267814 A JPH04267814 A JP H04267814A JP 3027408 A JP3027408 A JP 3027408A JP 2740891 A JP2740891 A JP 2740891A JP H04267814 A JPH04267814 A JP H04267814A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grain
- weight
- grain tank
- grains
- sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 14
- 241000251169 Alopias vulpinus Species 0.000 abstract 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000003306 harvesting Methods 0.000 description 6
- 241001124569 Lycaenidae Species 0.000 description 1
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Threshing Machine Elements (AREA)
- Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、脱穀装置を搭載し、
圃場を走行して作物を刈り取り、脱穀装置により脱粒お
よび選別された穀粒を貯留するグレンタンクを備えたコ
ンバインに関する。
圃場を走行して作物を刈り取り、脱穀装置により脱粒お
よび選別された穀粒を貯留するグレンタンクを備えたコ
ンバインに関する。
【0002】
【従来の技術】脱穀装置を搭載したコンバインにより圃
場の作物を刈り取る場合、コンバインの刈取部において
刈り取られた作物は脱穀装置により穀稈から穀粒が脱粒
されるとともに選別され、選別後の穀粒のみを収穫する
。この場合において、脱穀装置における穀粒の選別効率
および選別精度は、刈り取る作物の含有水分量の多少に
影響される。この作物の含有水分量は刈取作業を実行す
る前の気象状況によって変わるため、穀粒の選別効率お
よび選別精度を適正に維持するためには、刈取作業の開
始時毎に作物の含有水分量に合わせてコンバインの刈取
速度や脱穀装置のチャフパンの開度などの刈取条件を設
定しなければならない。
場の作物を刈り取る場合、コンバインの刈取部において
刈り取られた作物は脱穀装置により穀稈から穀粒が脱粒
されるとともに選別され、選別後の穀粒のみを収穫する
。この場合において、脱穀装置における穀粒の選別効率
および選別精度は、刈り取る作物の含有水分量の多少に
影響される。この作物の含有水分量は刈取作業を実行す
る前の気象状況によって変わるため、穀粒の選別効率お
よび選別精度を適正に維持するためには、刈取作業の開
始時毎に作物の含有水分量に合わせてコンバインの刈取
速度や脱穀装置のチャフパンの開度などの刈取条件を設
定しなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
コンバインでは作物の含有水分量を検出するようにした
ものがなく、刈取条件の決定が困難になる問題があった
。
コンバインでは作物の含有水分量を検出するようにした
ものがなく、刈取条件の決定が困難になる問題があった
。
【0004】この発明の目的は、グレンタンクにおいて
穀粒の所定体積当たりの重量を検出することにより、穀
粒の含有水分量を判断できるようにし、刈取条件の設定
を容易にできるコンバインを提供することにある。
穀粒の所定体積当たりの重量を検出することにより、穀
粒の含有水分量を判断できるようにし、刈取条件の設定
を容易にできるコンバインを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のコンバインは
、脱穀装置により脱粒および選別された穀粒を貯留する
グレンタンクを備えたコンバインにおいて、前記グレン
タンク内で所定体積当たりの穀粒の重量を検出する重量
検出手段と、重量検出手段の検出結果に基づいて穀粒の
含有水分量を判断する水分量判断手段と、を設けたこと
を特徴とする。
、脱穀装置により脱粒および選別された穀粒を貯留する
グレンタンクを備えたコンバインにおいて、前記グレン
タンク内で所定体積当たりの穀粒の重量を検出する重量
検出手段と、重量検出手段の検出結果に基づいて穀粒の
含有水分量を判断する水分量判断手段と、を設けたこと
を特徴とする。
【0006】また、前記重量検出手段を、グレンタンク
における穀粒の一定貯留量を検出するモミセンサと、穀
粒排出用スクリューのカバーの下面に取り付けられた重
量センサと、から構成することができる。
における穀粒の一定貯留量を検出するモミセンサと、穀
粒排出用スクリューのカバーの下面に取り付けられた重
量センサと、から構成することができる。
【0007】さらに、前記重量検出手段の検出結果に基
づいて前記重量センサの出力からグレンタンク内の穀粒
の貯留量を算出するようにしても良い。
づいて前記重量センサの出力からグレンタンク内の穀粒
の貯留量を算出するようにしても良い。
【0008】
【作用】脱穀装置により脱粒および選別された穀粒はグ
レンタンク内に貯留され、このグレンタンク内における
穀粒の貯留量が所定体積に達すると、その重量が検出さ
れる。穀粒の含有水分量の多少によって所定体積当たり
の重量は増減するから、逆に所定体積当たりの穀粒の重
量を知ることにより含有水分量が判断される。
レンタンク内に貯留され、このグレンタンク内における
穀粒の貯留量が所定体積に達すると、その重量が検出さ
れる。穀粒の含有水分量の多少によって所定体積当たり
の重量は増減するから、逆に所定体積当たりの穀粒の重
量を知ることにより含有水分量が判断される。
【0009】このグレンタンク内における穀粒の所定体
積当たりの重量を検出する場合において、グレンタンク
内における穀粒の満杯状態を検出するものとして既設さ
れているモミセンサと、穀粒排出用スクリューのカバー
の下面に取り付けられた重量センサと用いると、グレン
タンク内における穀粒の満杯状態を所定体積として穀粒
の重量検出が行われる。含有水分量の多い穀粒によって
はグレンタンク内において中央部に高く、周辺部におい
て低く貯留され易いが、満杯状態では含有水分量に係わ
らず略一定形状に貯留されるため、含有水分量に係わら
ず略一定の所定体積当たりの重量が検出される。
積当たりの重量を検出する場合において、グレンタンク
内における穀粒の満杯状態を検出するものとして既設さ
れているモミセンサと、穀粒排出用スクリューのカバー
の下面に取り付けられた重量センサと用いると、グレン
タンク内における穀粒の満杯状態を所定体積として穀粒
の重量検出が行われる。含有水分量の多い穀粒によって
はグレンタンク内において中央部に高く、周辺部におい
て低く貯留され易いが、満杯状態では含有水分量に係わ
らず略一定形状に貯留されるため、含有水分量に係わら
ず略一定の所定体積当たりの重量が検出される。
【0010】さらに、一度所定体積当たりの穀粒の重量
を検出した後に、重量センサの出力からグレンタンク内
における穀粒の貯留量を算出することかできる。
を検出した後に、重量センサの出力からグレンタンク内
における穀粒の貯留量を算出することかできる。
【0011】
【実施例】図1は、この発明の実施例であるコンバイン
の構成を示す側面断面の略図である。コンバイン1は刈
取部2、搬送部3、脱穀装置4およびクレンタンク5を
備えている。コンバイン1は圃場内を走行して刈取部2
により作物100を刈り取る。搬送部3はフィードチェ
ーンによって構成されており、このフィードチェーンに
よって穀稈を挟持して作物100を脱穀装置4に導く。 脱穀装置4では穀物100の穀稈の穂先部から穀粒を脱
粒して選別を行い、選別された穀粒はグレンタンク5に
貯留される。
の構成を示す側面断面の略図である。コンバイン1は刈
取部2、搬送部3、脱穀装置4およびクレンタンク5を
備えている。コンバイン1は圃場内を走行して刈取部2
により作物100を刈り取る。搬送部3はフィードチェ
ーンによって構成されており、このフィードチェーンに
よって穀稈を挟持して作物100を脱穀装置4に導く。 脱穀装置4では穀物100の穀稈の穂先部から穀粒を脱
粒して選別を行い、選別された穀粒はグレンタンク5に
貯留される。
【0012】図2は、上記コンバインに搭載されるグレ
ンタンクを示す図であり、(A)は正面断面図、(B)
は側面断面図である。グレンタンク5内には図外のホッ
パを介して選別された穀粒が上面から貯留される。グレ
ンタンク5の内部下方にはスクリュー6が備えられてお
り、このスクリュー6の回転により貯留した穀粒を外部
に排出する。このスクリュー6の上方にはカバー7が備
えられており、スクリュー6の上面に位置する穀粒の重
量がスクリュー6に直接作用しないようにしている。こ
れはスクリュー6の回転の負荷を小さくするためである
。グレンタンク5の内側側面の上方にはモミセンサS1
が備えられている。このモミセンサS1はグレンタンク
5内において穀粒が略満杯になったことを検出する。 また、カバー7の下面には重量センサS2が備えられて
いる。この重量センサS2は、例えば歪センサを用いて
カバー7の上面に作用する穀粒の重量によるカバー7の
変形量を検出するものである。したがって、重量センサ
S2からは、カバー7の上面に作用する重量に応じた電
圧がアナログ値として出力される。
ンタンクを示す図であり、(A)は正面断面図、(B)
は側面断面図である。グレンタンク5内には図外のホッ
パを介して選別された穀粒が上面から貯留される。グレ
ンタンク5の内部下方にはスクリュー6が備えられてお
り、このスクリュー6の回転により貯留した穀粒を外部
に排出する。このスクリュー6の上方にはカバー7が備
えられており、スクリュー6の上面に位置する穀粒の重
量がスクリュー6に直接作用しないようにしている。こ
れはスクリュー6の回転の負荷を小さくするためである
。グレンタンク5の内側側面の上方にはモミセンサS1
が備えられている。このモミセンサS1はグレンタンク
5内において穀粒が略満杯になったことを検出する。 また、カバー7の下面には重量センサS2が備えられて
いる。この重量センサS2は、例えば歪センサを用いて
カバー7の上面に作用する穀粒の重量によるカバー7の
変形量を検出するものである。したがって、重量センサ
S2からは、カバー7の上面に作用する重量に応じた電
圧がアナログ値として出力される。
【0013】図3は、上記コンバインの操縦席に備えら
れる表示器を示す図である。図外の操縦部の操縦パネル
に設けられる表示器11は、上側に水分量を表示する表
示灯L1〜L3を備え、下側に貯留を表示する表示器1
2を備えている。表示灯L1〜L3は、後述する穀粒の
含有水分量の検出処理の検出結果を表示するものであり
、穀粒が乾燥していて、標準的な含有水分量より少ない
場合には表示灯L1が点灯し、標準状態である場合には
表示灯L2が点灯し、標準より含有水分量が多い場合に
は表示灯L3が点灯する。また、表示灯12は同じく後
述する貯留量算出処理によって得られたグレンタンク内
における穀粒の貯留量をパーセントで表示する。
れる表示器を示す図である。図外の操縦部の操縦パネル
に設けられる表示器11は、上側に水分量を表示する表
示灯L1〜L3を備え、下側に貯留を表示する表示器1
2を備えている。表示灯L1〜L3は、後述する穀粒の
含有水分量の検出処理の検出結果を表示するものであり
、穀粒が乾燥していて、標準的な含有水分量より少ない
場合には表示灯L1が点灯し、標準状態である場合には
表示灯L2が点灯し、標準より含有水分量が多い場合に
は表示灯L3が点灯する。また、表示灯12は同じく後
述する貯留量算出処理によって得られたグレンタンク内
における穀粒の貯留量をパーセントで表示する。
【0014】図4は、上記コンバインの制御部の要部を
示すブロック図である。CPU21にはインタフェース
24〜27を介してセンサS1、A/D変換器28、L
EDドライバ29,30が接続されている。モミセンサ
S1はグレンタンク5において穀粒が満杯になったこと
を検出してオンし、このモミセンサS1のオンデータが
CPU21に入力される。重量センサS2は前述のよう
に歪センサなどによって構成され、グレンタンク5内に
おける穀粒の重量に応じた電圧を出力する。この出力が
デジタルデータに変換されてCPU21に入力される。 CPU21はこれら入力データに基づいて、ROM22
に予め書き込まれたプログラムに従って、LEDドライ
バ29,30に駆動データを出力する。このとき入出力
されるデータはRAM23の所定メモリエリアに一時格
納される。LEDドライバ29には水分量を表示する表
示灯L1〜L3が接続されており、LEDドライバ29
はCPU21から出力された駆動データに応じてこれら
表示灯L1〜L3の何れかを点灯する。LEDドライバ
30には表示灯12が接続されている。この表示灯10
には複数のLEDランプによって構成されており、CP
U21から出力される駆動データに従って所定範囲のL
EDを駆動する。
示すブロック図である。CPU21にはインタフェース
24〜27を介してセンサS1、A/D変換器28、L
EDドライバ29,30が接続されている。モミセンサ
S1はグレンタンク5において穀粒が満杯になったこと
を検出してオンし、このモミセンサS1のオンデータが
CPU21に入力される。重量センサS2は前述のよう
に歪センサなどによって構成され、グレンタンク5内に
おける穀粒の重量に応じた電圧を出力する。この出力が
デジタルデータに変換されてCPU21に入力される。 CPU21はこれら入力データに基づいて、ROM22
に予め書き込まれたプログラムに従って、LEDドライ
バ29,30に駆動データを出力する。このとき入出力
されるデータはRAM23の所定メモリエリアに一時格
納される。LEDドライバ29には水分量を表示する表
示灯L1〜L3が接続されており、LEDドライバ29
はCPU21から出力された駆動データに応じてこれら
表示灯L1〜L3の何れかを点灯する。LEDドライバ
30には表示灯12が接続されている。この表示灯10
には複数のLEDランプによって構成されており、CP
U21から出力される駆動データに従って所定範囲のL
EDを駆動する。
【0015】図5は、上記コンバインの制御部を構成す
るRAMの要部のメモリマップである。RAM23のメ
モリエリアMA1には重量センサS2の出力データGが
格納される。また、メモリエリアMA2には後述する処
理により求められた単位体積重量gが格納され、メモリ
エリアMA3には重量センサS2の現在値Gaが格納さ
れる。
るRAMの要部のメモリマップである。RAM23のメ
モリエリアMA1には重量センサS2の出力データGが
格納される。また、メモリエリアMA2には後述する処
理により求められた単位体積重量gが格納され、メモリ
エリアMA3には重量センサS2の現在値Gaが格納さ
れる。
【0016】図6および図7は上記コンバインの制御部
における処理手順の一部を示すフローチャートである。 CPU21は、グレンタンク5において穀粒が満杯にな
り、モミセンサS1がオンすると、重量センサS2の出
力Gを読み取る(n1,n2)。ROM22には標準的
な水分を含有した穀粒がグレンタンクに満杯にされた状
態における重量センサS2の出力が標準値Kとして記憶
されており、この標準値Kと読み取った重量センサS2
の出力Gとが比較される(n3)。この比較結果に応じ
て表示灯L1〜L3が択一的に点灯される(n4〜n6
)。すなわち、重量センサS2の出力Gが標準値Kより
十分に小さい場合には水分量が少量であることを表示す
る表示灯L1を点灯し(n4)、標準値Kに略等しけれ
ば標準状態を表示する表示灯L2を点灯し(n5)、標
準値Kを大きく上回る場合には水分量が多量であること
を表示する表示灯L3を点灯する(n6)。以上の処理
においてn3〜n6がこの発明の水分量判断手段に相当
する。このようにして、モミセンサS1〜重量センサS
2の出力に基づいて刈取作業に係る作物の含有水分量を
判断し、この結果を操縦部に設けられた表示器11に表
示することができる。
における処理手順の一部を示すフローチャートである。 CPU21は、グレンタンク5において穀粒が満杯にな
り、モミセンサS1がオンすると、重量センサS2の出
力Gを読み取る(n1,n2)。ROM22には標準的
な水分を含有した穀粒がグレンタンクに満杯にされた状
態における重量センサS2の出力が標準値Kとして記憶
されており、この標準値Kと読み取った重量センサS2
の出力Gとが比較される(n3)。この比較結果に応じ
て表示灯L1〜L3が択一的に点灯される(n4〜n6
)。すなわち、重量センサS2の出力Gが標準値Kより
十分に小さい場合には水分量が少量であることを表示す
る表示灯L1を点灯し(n4)、標準値Kに略等しけれ
ば標準状態を表示する表示灯L2を点灯し(n5)、標
準値Kを大きく上回る場合には水分量が多量であること
を表示する表示灯L3を点灯する(n6)。以上の処理
においてn3〜n6がこの発明の水分量判断手段に相当
する。このようにして、モミセンサS1〜重量センサS
2の出力に基づいて刈取作業に係る作物の含有水分量を
判断し、この結果を操縦部に設けられた表示器11に表
示することができる。
【0017】CPU21はn1,n2によりグレンタン
ク5内における所定体積当たりの穀粒の重量である重量
センサ12の出力GをRAM23のメモリエリアMA1
に格納しておき、この値に基づいて単位体積重量gの演
算を行う。すわなちモミセンサS1がオンした状態にお
ける概略の体積VをROM22に記憶しており、重量セ
ンサS2の出力Gをこの体積Vで除算することにより、
単位体積重量gを求める(n11)。次いで刈取作業実
行中における重量センサS2の出力を現在値Gaとして
読み取り(n12)、この現在値Gaを単位体積重量g
で除算することにより現在の貯留体積Vaを算出する(
n13)。そして、この貯留量Vaに応じて表示灯12
を駆動し、グレンタンク5内における穀粒の貯留量を操
縦部に表示する。上記n11〜n13が請求項3に記載
した発明の貯留算出手段に相当する。
ク5内における所定体積当たりの穀粒の重量である重量
センサ12の出力GをRAM23のメモリエリアMA1
に格納しておき、この値に基づいて単位体積重量gの演
算を行う。すわなちモミセンサS1がオンした状態にお
ける概略の体積VをROM22に記憶しており、重量セ
ンサS2の出力Gをこの体積Vで除算することにより、
単位体積重量gを求める(n11)。次いで刈取作業実
行中における重量センサS2の出力を現在値Gaとして
読み取り(n12)、この現在値Gaを単位体積重量g
で除算することにより現在の貯留体積Vaを算出する(
n13)。そして、この貯留量Vaに応じて表示灯12
を駆動し、グレンタンク5内における穀粒の貯留量を操
縦部に表示する。上記n11〜n13が請求項3に記載
した発明の貯留算出手段に相当する。
【0018】グレンタンク5内における穀粒の貯留量は
、図8に示すようにグレンタンク5の内部に上下方向に
複数のモミセンサS1,S3,S4を備えることによっ
ても検出することができるが、前述のようにグレンタン
ク5内における穀粒の貯留状態、すなわちグレンタンク
5内に貯留された穀粒の上面形状は穀粒の含有水分量に
よって変化し易く、特に貯留量が少ない状態ではモミセ
ンサによって正確な貯留量を検出することができない場
合がある。そこで、図7に示すn11〜n14の処理に
より、現在刈り取っている作物の単位体積当たりの重量
gを求めるとともに、重量センサ12の出力gaを単位
体積重量gによって換算することにより、略正確な貯留
量Vaを算出して表示することができる。
、図8に示すようにグレンタンク5の内部に上下方向に
複数のモミセンサS1,S3,S4を備えることによっ
ても検出することができるが、前述のようにグレンタン
ク5内における穀粒の貯留状態、すなわちグレンタンク
5内に貯留された穀粒の上面形状は穀粒の含有水分量に
よって変化し易く、特に貯留量が少ない状態ではモミセ
ンサによって正確な貯留量を検出することができない場
合がある。そこで、図7に示すn11〜n14の処理に
より、現在刈り取っている作物の単位体積当たりの重量
gを求めるとともに、重量センサ12の出力gaを単位
体積重量gによって換算することにより、略正確な貯留
量Vaを算出して表示することができる。
【0019】なお、モミセンサS1がオンした状態にお
ける重量センサS2の出力と穀粒の含有水分量との関係
を予め実験により求めておき、この関係をROM22に
記憶しておくことにより、表示器11にさらに詳細な水
分量を表示するようにしても良い。
ける重量センサS2の出力と穀粒の含有水分量との関係
を予め実験により求めておき、この関係をROM22に
記憶しておくことにより、表示器11にさらに詳細な水
分量を表示するようにしても良い。
【0020】
【発明の効果】この発明によれば、刈取条件の設定に重
要な要素となる穀粒の含有水分量を、収穫した穀粒から
正確に判断することができ、脱穀装置における選別精度
および選別効率を適正に維持するための刈取条件を容易
に設定できる利点がある。
要な要素となる穀粒の含有水分量を、収穫した穀粒から
正確に判断することができ、脱穀装置における選別精度
および選別効率を適正に維持するための刈取条件を容易
に設定できる利点がある。
【0021】また、重量検出手段を、一般的なコンバイ
ンのグレンタンクに既設されているモミセンサと、スク
リューカバーの下面に取り付けた重量センサとによって
構成することにより、コストの大幅な上昇を招くことな
く正確な含有水分量の判定を行うことができる。
ンのグレンタンクに既設されているモミセンサと、スク
リューカバーの下面に取り付けた重量センサとによって
構成することにより、コストの大幅な上昇を招くことな
く正確な含有水分量の判定を行うことができる。
【0022】さらに、重量検出手段の検出結果に基づい
て単位体積当たりの穀粒の重量を求めておくことにより
、後の刈取作業中におけるグレンタンク内の穀粒の重量
を略正確に算出できる利点がある。
て単位体積当たりの穀粒の重量を求めておくことにより
、後の刈取作業中におけるグレンタンク内の穀粒の重量
を略正確に算出できる利点がある。
【図1】この発明の実施例を含む一般的なコンバインの
構成を示す側面断面の略図である。
構成を示す側面断面の略図である。
【図2】同コンバインが備えるグレンタンクを示す図で
ある。
ある。
【図3】同コンバインの操縦部に設けられる表示器を示
す図である。
す図である。
【図4】同コンバインの制御部の要部を示すブロック図
である。
である。
【図5】同制御部の一部を構成するRAMの要部のメモ
リマップである。
リマップである。
【図6】同制御部の処理手順を示すフローチャートであ
る。
る。
【図7】同じく制御部の処理手順を示すフローチャート
である。
である。
【図8】この発明の別の実施例と比較されるグレンタン
クの構成を示す図である。
クの構成を示す図である。
1−コンバイン
5−グレンタンク
S1−モミセンサ
S2−重量センサ
6−スクリュー
7−カバー
Claims (3)
- 【請求項1】脱穀装置により脱粒および選別された穀粒
を貯留するグレンタンクを備えたコンバインにおいて、
前記グレンタンク内で所定体積当たりの穀粒の重量を検
出する重量検出手段と、重量検出手段の検出結果に基づ
いて穀粒の含有水分量を判断する水分量判断手段と、を
設けたことを特徴とするコンバイン。 - 【請求項2】前記重量検出手段が、グレンタンクにおけ
る穀粒の一定貯留量を検出するモミセンサと、穀粒排出
用スクリューのカバーの下面に取り付けられた重量セン
サと、から構成される請求項1記載のコンバイン。 - 【請求項3】前記重量検出手段の検出結果に基づいて前
記重量センサの出力からグレンタンク内の穀粒の貯留量
を算出する貯留量算出手段を設けた請求項2記載のコン
バイン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3027408A JPH04267814A (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | コンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3027408A JPH04267814A (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | コンバイン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04267814A true JPH04267814A (ja) | 1992-09-24 |
Family
ID=12220259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3027408A Pending JPH04267814A (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | コンバイン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04267814A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10313638A (ja) * | 1997-05-19 | 1998-12-02 | Kubota Corp | 作物収穫機及び作物処理設備、並びに、それらを用いた作物処理システム及び作物処理方法 |
WO2014156387A1 (ja) * | 2013-03-27 | 2014-10-02 | 株式会社クボタ | コンバイン |
JP2014187943A (ja) * | 2013-03-27 | 2014-10-06 | Kubota Corp | コンバイン |
-
1991
- 1991-02-21 JP JP3027408A patent/JPH04267814A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10313638A (ja) * | 1997-05-19 | 1998-12-02 | Kubota Corp | 作物収穫機及び作物処理設備、並びに、それらを用いた作物処理システム及び作物処理方法 |
WO2014156387A1 (ja) * | 2013-03-27 | 2014-10-02 | 株式会社クボタ | コンバイン |
JP2014187943A (ja) * | 2013-03-27 | 2014-10-06 | Kubota Corp | コンバイン |
CN105163575A (zh) * | 2013-03-27 | 2015-12-16 | 株式会社久保田 | 联合收割机 |
US9820436B2 (en) | 2013-03-27 | 2017-11-21 | Kubota Corporation | Combine for measuring the weight of grain retained in a grain tank |
US10143132B2 (en) | 2013-03-27 | 2018-12-04 | Kubota Corporation | Combine |
US10945367B2 (en) | 2013-03-27 | 2021-03-16 | Kubota Corporation | Combine having a temporary retention unit and a shutter |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2687608C2 (ru) | Система помощи водителю | |
JP7121598B2 (ja) | 収穫機 | |
US9714856B2 (en) | Automatic compensation for the effect of grain properties on mass flow sensor calibration | |
US7872587B2 (en) | Display system for an agricultural harvesting machine | |
JP2009044995A (ja) | コンバイン | |
JP6029509B2 (ja) | コンバイン | |
JP6509087B2 (ja) | コンバイン | |
AU2014201449A1 (en) | Harvester with fuzzy control system for detecting steady crop processing state | |
US20050026662A1 (en) | Measuring device for measuring harvested crop throughput | |
JP5207217B2 (ja) | コンバインの収量計測装置 | |
CN107613754A (zh) | 联合收割机 | |
JP3828837B2 (ja) | 機体位置の演算方法 | |
AU2023201624A1 (en) | Method and arrangement for measuring a grain-specific size on a harvesting machine | |
JP2005278539A (ja) | コンバインにおける収量測定システム | |
JP6300592B2 (ja) | 収穫機 | |
JPH04267814A (ja) | コンバイン | |
JP6494344B2 (ja) | コンバイン | |
JP6804397B2 (ja) | コンバイン | |
JP3828836B2 (ja) | コンバインにおける収量演算システム | |
KR102302684B1 (ko) | 수확기 | |
JP2018108092A5 (ja) | ||
JP6956607B2 (ja) | 収穫機 | |
JP2005224222A (ja) | コンバインの収穫作業方法 | |
JP7461845B2 (ja) | コンバイン | |
JP2023091167A (ja) | コンバインの収量計測装置 |