JPH10313638A - 作物収穫機及び作物処理設備、並びに、それらを用いた作物処理システム及び作物処理方法 - Google Patents

作物収穫機及び作物処理設備、並びに、それらを用いた作物処理システム及び作物処理方法

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JPH10313638A
JPH10313638A JP9128770A JP12877097A JPH10313638A JP H10313638 A JPH10313638 A JP H10313638A JP 9128770 A JP9128770 A JP 9128770A JP 12877097 A JP12877097 A JP 12877097A JP H10313638 A JPH10313638 A JP H10313638A
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高原  一浩
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嘉之 河野
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山形  浩司
Akio Dankuri
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収穫後の後処理等を効率よく行えるようにし
たり、作物の状態を正確に判別できるようにすること等
が可能になる作物収穫機を提供する。 【解決手段】 作物を収穫する作物収穫機において、作
物が収穫された後に機外にて後処理されるときの調整用
情報として、前記作物の状態を計測する作物状態計測手
段SKが備えられ、その作物状態計測手段SKにて計測
された前記作物の状態の計測情報を出力可能な情報出力
手段JSが備えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作物を収穫する作
物収穫機、その作物収穫機にて収穫された作物を収穫後
において後処理する為の作物処理設備、並びに、それら
を用いた作物処理システム及び作物処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】作物収穫機にて作物の収穫作業が行われ
た後に、収穫された作物は、その後に作物収穫機の機外
にて所定の後処理が行われることになる。例えば作物の
一例として稲籾等の穀粒の場合であれば、収穫された後
の穀粒が、穀粒を乾燥させて貯蔵させたりする穀物乾燥
処理施設等に持ち込まれた後に、適宜、穀物処理が行わ
れるようになっている。
【0003】そして、従来では、作物の上述したような
後処理を行うに際して、その後処理されるときの調整用
情報として、計測されることになる作物の状態、例え
ば、上記穀粒の場合においては、穀粒の含有水分又は収
穫重量等の各種の情報は、前記穀物乾燥処理施設側に設
けられた計測手段にて適宜計測され、その計測情報に基
づいて、前記後処理の一例として、例えば、乾燥処理や
貯蔵処理又はその後の出荷処理等を、前記計測情報に基
づいて仕分けられて作物の状況に適した状態で行うよう
に構成されていた。尚、前記調整用情報として計測され
る作物の状態としては、含有水分や重量以外に、例え
ば、作物が食されるときの食味の評価値や、外観形状が
異常である作物の含有割合(形質品位)等も合わせて計
測されるようにしたものもあった(例えば、特開平3‐
201941号公報参照)。
【0004】又、作物収穫機による収穫作業において
は、作物の状態(例えば、上記したような水分、食味
等)は何ら考慮されずに、単に収穫作業のみが行われる
ようになっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成においては、例えば、収穫された作物が上記した
ような処理施設に持ち込まれるような場合においては、
その処理施設に持ち込まれた後に、作物の状態(水分や
食味等)が計測されることになり、作物の状態の計測の
為に余計な処理時間が必要となり、全体としての処理時
間がそれだけ長くかかり、処理効率が低下するという不
利な面があった。しかも、このような施設では、複数の
作物収穫機からの作物が集中したような場合において
は、上述したような余計な処理時間の為に、不要な待ち
時間が多くなってしまう等の不都合もあった。
【0006】又、上述したような処理施設は、作物収穫
機の所有者である作物の生産者が所有する場合は少な
く、1つの処理施設を複数の生産者が共同で利用する場
合が多い。そして、複数の作物収穫機により収穫された
作物の夫々が、処理施設に集合する状態で持ち込まれ
て、作物の状態が計測されるので、上述したような作物
の調整用情報は、処理施設側にて管理されることにな
り、例えば、この設備管理者側から個々の作物生産者に
対して自己の作物の情報(上記したような、水分情報、
食味情報、収穫重量情報等)が提供されることがある。
しかしながら、上記処理施設においては、複数の生産者
による多くの情報を管理するので、各生産者毎にきめの
細かい管理を行うことは難しい場合があり、生産者側に
て、作物の状態を詳細に把握することができていないの
が実情であった。
【0007】本発明は、かかる点に着目してなされたも
のであり、請求項1〜請求項12の目的は、収穫後の後
処理等を効率よく行えるようにしたり、作物の状態を正
確に判別できるようにすること等が可能になる作物収穫
機を提供する点にある。
【0008】又、請求項13及び請求項14の目的は、
請求項1〜請求項12のいずれかに記載の作物収穫機に
て収穫された作物の後処理を効率よく実行することがで
きる作物処理設備を提供する点にある。
【0009】請求項15及び請求項16の目的は、収穫
後の後処理を効率よく行うことができる作物処理システ
ムを提供する点にある。
【0010】請求項17及び請求項18の目的は、収穫
後の後処理を効率よく行うことができる作物処理方法を
提供する点にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の特徴構
成によれば、作物収穫機に備えられた作物状態計測手段
により、作物が収穫された後に機外にて後処理されると
きの調整用情報として作物の状態が計測されて、作物収
穫機に備えられた情報出力手段により、作物状態計測手
段にて計測された作物の状態の計測情報を出力できるこ
とになる。
【0012】前記作物の状態としては、作物の含有水分
や食味あるいは外観品位等があり、このような作物の状
態が作物収穫機側にて計測されて、且つ、その計測情報
が出力できるので、出力される計測情報を、例えば、後
処理の一例としての作物処理が行われる処理設備にて利
用することで、この処理設備側にて上記したような作物
の状態を計測する手間が省けるので、それだけ該設備に
おける後処理を能率よく行うことが可能となる。
【0013】又、作物収穫機側にて作物の状態の計測情
報を出力できるので、この計測情報を利用して作物収穫
機の収穫用作動状態を作物の状態に適したものに調整す
ることも可能となり、収穫作業そのものをより適正なも
のにできる利点もある。
【0014】尚、計測情報の出力の形態としては、例え
ば、フロッピーディスク等の記憶媒体に記憶して出力さ
せる形態、無線通信にて出力させる形態、あるいは、計
測情報を人間が目視にて確認できるように単に表示させ
て出力させる形態等、各種の実施形態が考えられる。
【0015】請求項2に記載の特徴構成によれば、請求
項1の作物収穫機において、作物収穫機に機体の現在位
置を検出する位置検出手段が備えられ、前記情報出力手
段は、前記作物状態計測手段の計測情報を、位置検出手
段の検出情報と対応つけて出力できることになる。
【0016】その結果、作物収穫機にて収穫された作物
がどの圃場にて収穫されたものであるかについても判別
可能であり、更には、圃場内における場所の違いに対す
る作物の状態の変化(変化分布)等を判別することも可
能で、よりきめの細かい計測情報を得ることができる。
【0017】請求項3に記載の特徴構成によれば、請求
項1又は請求項2の作物収穫機において、作物の状態に
ついての計測情報が、それが計測された計測時点の時
刻、又は、計測時点からの経過時間と対応つけて出力で
きることになる。
【0018】従って、作物の状態がどのような時刻に計
測されたか、又は、計測されてからどの程度時間が経過
しているか等についての情報も加味した状態で、計測情
報をより精度よく管理することができる。
【0019】請求項4に記載の特徴構成によれば、請求
項1〜請求項3の作物収穫機において、前記作物状態計
測手段にて計測された作物の状態の計測情報に基づい
て、作動部調整手段によって、収穫用の作動部の作動状
態が作物の状態に応じた適正状態に調整できることにな
る。
【0020】つまり、上記したような作物の状態は、機
外にて後処理されるときの調整用情報として用いるだけ
でなく、収穫作業の際にも利用して、作物の状態に適し
た作動状態に調整するのである。例えば、作物の状態に
応じて、収穫時の作物の搬送速度を変化させたり、脱穀
処理を行う場合には脱穀処理に伴う作物に対する扱処理
速度を変更させて、作物の損傷を抑制する等、作物管理
をより適正なものにできる等の利点がある。
【0021】請求項5に記載の特徴構成によれば、請求
項1〜請求項4の作物収穫機において、前記作物の状態
として作物の含有水分が計測されることになる。作物の
含有水分が多い場合には、収穫時において損傷を受ける
おそれが大であったり、収穫後に貯留されているとき比
較的単時間で作物の品質が低下したりする等の不都合が
あるが、この含有水分が計測されてその計測情報が出力
されるので、含有水分が多い場合には、収穫作業に伴う
作物への衝撃を緩和させるようにしたり、収穫後に時間
遅れの少ない状態で後処理を行う等の対策をとることが
可能となる。例えば、作物の一例として穀粒の場合に
は、含有水分が多いときには脱穀処理による衝撃を緩和
させたり、後処理として乾燥処理等を時間遅れ少なく実
行させること等が可能となる。
【0022】請求項6に記載の特徴構成によれば、請求
項1〜請求項4の作物収穫機において、前記作物の状態
として作物の食味が計測されることになる。従って、作
物収穫機にて作物の食味についての計測情報が出力され
るので、生産者側において収穫した作物の食味が判別で
きることになり、しかも、異なる食味毎に仕分けした状
態で、その後の作物管理を行うことが可能になる等の利
点がある。
【0023】請求項7に記載の特徴構成によれば、請求
項1〜請求項4の作物収穫機において、前記作物の状態
として作物の外観品位が計測されることになる。ここ
で、外観品位とは、成熟の程度が低い場合や、損傷を受
けている場合、あるいは、色が異常である等、作物の外
観から判断される不具合物の混入する割合等をいう。こ
のような作物の外観品位についての計測情報が出力され
るので、生産者側において収穫した作物の外観品位が判
別できることになり、その後の作物管理に利用すること
が可能になる等の利点がある。
【0024】請求項8に記載の特徴構成によれば、請求
項1〜請求項4の作物収穫機において、前記作物の状態
として収穫された作物の重量が計測されることになるの
で、生産者側において収穫した作物の収穫量管理がより
適切に行える。
【0025】請求項9に記載の特徴構成によれば、請求
項1〜請求項8の作物収穫機において、作物の含有水
分、食味、外観品位、あるいは、重量のうちのいずれか
2つ以上のものが計測されることになる。従って、2種
類以上の情報が併せて計測されるので、生産者側での作
物管理がより適切に行える。
【0026】請求項10に記載の特徴構成によれば、請
求項1〜請求項9の作物収穫機において、前記出力情報
手段は、前記作物の状態の計測情報を機外に出力可能に
構成されているので、機体の外部に出力された後に、例
えば、作物の後処理が行われる設備等において前記計測
情報を有効に利用することが可能となる。
【0027】請求項11に記載の特徴構成によれば、請
求項10の作物収穫機において、前記出力情報手段は、
機体から分離自在な記憶媒体に記憶された状態で、前記
作物の状態の計測情報を出力可能に構成されている。
【0028】つまり、前記計測情報が記憶媒体に記憶さ
れた状態で、機外に出力可能であるから、取扱いが容易
であり、作業者が例えば後処理用の設備等においてその
記憶情報を利用することが可能であるとともに、その後
も作業者が保管しておいて、自己の作物管理に利用する
ことも可能となる。
【0029】請求項12に記載の特徴構成によれば、請
求項1〜請求項10の作物収穫機において、前記出力情
報手段は、前記作物の状態の計測情報を無線通信にて出
力可能に構成されている。
【0030】従って、計測情報が、作物収穫機から無線
通信によって機外にそのまま出力させることで、機外の
受信設備を例えば作物の後処理用の設備に備えさせるこ
とにより、この設備側において収穫時の計測情報を得る
ことができるので、例えば、記憶媒体に記憶させて作業
者が運搬する等の煩わしい作業が不要となる。しかも、
計測情報を、複数箇所に設けられた受信設備に対して同
時に送信することも可能で、作業者側にて別途受信設備
を備えておけば、同時に計測情報を取得して作物管理の
為の情報として利用することも可能となる。
【0031】請求項13に記載の特徴構成による作物処
理設備は、請求項1〜請求項12のうちのいずれかの作
物収穫機に備えられる前記作物状態計測手段にて計測さ
れて前記情報出力手段から出力される前記作物の状態の
計測情報に基づいて、前記収穫後の後処理を実行する後
処理実行手段が備えられる。
【0032】従って、この作物処理設備においては、作
物処理を実行するに先立って予め作物の状態についての
計測情報が作物収穫機側から与えられて、その計測情報
に基づいて後処理を実行するから、後処理を実行する前
に作物処理設備側にて作物の状態を計測する必要がな
く、それだけ、作物の処理を効率よく行うことが可能と
なる。
【0033】請求項14に記載の特徴構成による作物処
理設備は、前記後処理実行手段は、収穫された作物とし
ての穀粒を、前記作物状態計測手段の計測情報に基づい
て、前記作物の状態が互いに異なる作物毎に仕分けた状
態で、作物の乾燥処理、籾摺処理、及び、出荷処理を行
うように構成されている。
【0034】従って、作物収穫機側から与えられる穀物
の状態の計測結果に応じて適切な処理条件になるように
仕分けて、乾燥処理、籾摺処理、及び、出荷処理を行う
ので、作物の処理を効率よく行うことが可能であるとと
もに、穀粒の状態に応じた適切な処理が行えるので、穀
粒の品質等を低下させたりする不都合を回避できるとと
もに、異なる品質毎に出荷させることが可能で、出荷後
の流通過程で品質毎に仕分ける等の手間が省ける利点が
ある。
【0035】請求項15に記載の特徴構成による作物処
理システムは、作物を収穫する作物収穫機に、作物が収
穫された後に機外にて後処理されるときの調整用情報と
して、前記作物の状態を計測する作物状態計測手段と、
その作物状態計測手段にて計測された前記作物の状態の
計測情報を機外に出力可能な情報出力手段とが備えら
れ、前記作物の前記後処理を実行する作物処理設備に、
前記作物状態計測手段にて計測されて前記情報出力手段
から出力される前記作物の状態の計測情報に基づいて前
記収穫後の後処理を実行する後処理実行手段が備えられ
ている。
【0036】従って、この作物処理システムにおいて
は、作物収穫機に備えられた作物状態計測手段により、
作物が収穫された後に機外にて後処理されるときの調整
用情報として作物の状態が計測されて、作物収穫機に備
えられた情報出力手段により、作物状態計測手段にて計
測された作物の状態の計測情報が出力され、作物処理設
備側では、それに備えられた後処理実行手段が、作物収
穫機から出力された前記計測情報に基づいて収穫後の作
物の後処理を実行することになる。
【0037】前記作物の状態としては、作物の含有水分
や食味あるいは外観品位等があり、このような作物の状
態が作物収穫機側にて計測されて、且つ、その計測情報
が出力できるので、出力される計測情報を、例えば、後
処理の一例としての作物処理が行われる処理設備にて利
用することで、この処理設備側にて上記したような作物
の状態を計測する手間が省けるので、それだけ該設備に
おける後処理を能率よく行うことが可能となる。
【0038】尚、計測情報の出力の形態としては、例え
ば、フロッピーディスク等の記憶媒体に記憶して出力さ
せる形態、無線通信にて出力させる形態、あるいは、計
測情報を人間が目視にて確認できるように単に表示させ
て出力させる形態等、各種の実施形態が考えられる。
【0039】従って、作物収穫機側にて作物の状態を計
測して、その計測情報が作物処理設備に与えられて、そ
の計測情報に基づいて後処理が実行されるから、後処理
を実行する前に作物処理設備側にて作物の状態を計測す
る必要がなく、それだけ、作物の処理を効率よく行える
とともに、収穫時の計測情報に基づく適切な後処理を行
うことができ、全体として、作物管理を適切に行うこと
ができるシステムを提供できるに至った。
【0040】請求項16に記載の特徴構成による作物処
理システムは、請求項15の作物処理システムにおい
て、作物収穫機にて収穫された作物としての穀粒を、作
物状態計測手段の計測情報に基づいて、作物の状態が互
いに異なる作物毎に仕分けた状態で前記作物の乾燥処
理、籾摺処理、及び、出荷処理を行うように構成され
る。
【0041】従って、作物収穫機側から与えられる穀物
の状態の計測結果に応じて適切な処理条件になるように
仕分けて、乾燥処理、籾摺処理、及び、出荷処理を行う
ので、作物の処理を効率よく行うことが可能であるとと
もに、穀粒の状態に応じた適切な処理が行えるので、穀
粒の品質等を低下させたりする不都合を回避できるとと
もに、異なる品質毎に出荷させることが可能で、出荷後
の流通過程で品質毎に仕分ける等の手間が省ける利点が
ある。
【0042】請求項17に記載の特徴構成による作物処
理方法は、作物を収穫する作物収穫機に備えられた作物
状態計測手段により、作物が収穫された後に機外にて後
処理されるときの調整用情報として、前記作物の状態が
計測され、情報出力手段によりその計測情報が機外に出
力される。そして、前記作物の状態の計測情報が作物処
理設備に入力され、作物の状態の計測情報に基づいて収
穫後の後処理が行われることになる。
【0043】従って、後処理を実行する前に作物処理設
備側にて作物の状態を計測する必要がなく、それだけ、
作物の処理を効率よく行えるとともに、収穫時の計測情
報に基づく適切な後処理を行うことができるものとなっ
た。
【0044】請求項18に記載の特徴構成による作物処
理方法では、前記後処理として、前記作物としての穀粒
の乾燥処理、籾摺処理、及び、出荷処理が行われること
になる。
【0045】従って、穀物の状態の計測結果に応じて適
切な処理条件になるように仕分けて、乾燥処理、籾摺処
理、及び、出荷処理が行われるので、作物の処理を効率
よく行うことが可能であり、穀粒の状態に応じた適切な
処理が行えるので、穀粒の品質等を低下させたりする不
都合を回避できるとともに、異なる品質毎に出荷させる
ことが可能で、出荷後の流通過程にて品質毎に仕分ける
等の手間を省くことができる。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図1に本発明に係る作物収穫機の一例であるコ
ンバインを示している。このコンバインは、機体の前部
に、機体の走行に伴って植立穀稈を刈り取るとともに、
機体後方に向けて搬送する刈取前処理部1を備え、左右
一対のクローラ走行装置2を備えた機台上に、操縦部
3、エンジン4、刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置6、
脱穀された穀粒(作物の一例)を貯留するグレンタンク
7等を備えて構成されている。
【0047】このコンバインには、図2に示すように、
作物(穀粒)が収穫された後に機外にて後処理されると
きの調整用情報として、作物の状態を計測する作物状態
計測手段SKと、その作物状態計測手段SKにて計測さ
れた作物の状態の計測情報を出力可能な情報出力手段J
Sとが備えられている。詳述すると、前記グレンタンク
7の内部に、作物の状態として、収穫された穀粒の含有
水分を計測する水分計8、穀粒の食味を計測する食味計
9、穀粒の外観品位を計測する外観品位計10の夫々が
備えられている。これらの水分計8、食味計9、外観品
位計10の夫々が作物状態計測手段SKに相当する。水
分計8及び外観品位計10は、従来より穀物乾燥処理施
設等において慣用されている周知構造のものである。前
記食味計9は、近赤外光の吸収スペクトルを利用した成
分分析方法を用いた周知構造のものであって、近赤外光
を穀粒に当てて、その透過光の分光分析に基づいて吸収
スペクトルを解析して、その解析結果により、穀粒に含
まれる例えばタンパク質、アミロース等の成分量を判別
して、それらに基づいて食味を計測するようになってい
る。そして、これらの計測手段は、刈取収穫作業に伴っ
て連続的にグレンタンク内に供給される穀粒を適宜サン
プリングして、上記したような計測を行うようになって
いる。尚、グレンタンク7の下部には、タンク内に貯留
される穀粒の重量を計測する計量手段としての計量機1
1も設けられている。
【0048】又、このコンバインには、複数の人工衛生
からの電波を受信することにより自己の現在位置を検出
することができる、周知技術である所謂、GPS(Gl
obal−Positioning−System)を
利用した位置検出装置12が備えられている。この位置
検出装置12は、コンバインの現在位置を、予め計測さ
れている各圃場の位置情報と対応可能な状態で座標デー
タとして検出できるようになっている。
【0049】そして、図3に示すように、前記水分計
8、食味計9、外観品位計10及び位置検出装置12の
夫々の検出情報が入力されるとともに、それらの入力情
報に基づいて、夫々の計測情報を、位置検出情報と対応
つけて記憶媒体の一例であるフロッピーディスクFDに
記憶させた状態で機外に出力させるべく制御するコンバ
イン側の制御装置KHと、フロッピーディスクFDに書
き込み記憶させるフロッピーディスクドライブFDDと
が備えられている。従って、制御装置KH、フロッピー
ディスクドライブFDDにより情報出力手段JSが構成
されることになる。
【0050】上記フロッピーディスクFDに書き込み記
憶される情報について説明する。コンバインにてある圃
場で収穫作業を実行するに伴って、穀稈が刈り取られて
脱穀処理が行われ、脱穀後の穀粒が連続的にグレンタン
ク7内に供給されることになるが、上記したように、こ
れらの穀粒を適宜サンプリングして含有水分、食味、外
観品位が夫々計測される。それと並行して、その計測さ
れた位置が位置検出装置12により座標データとして検
出される。そして、図4に示すように、計測位置情報と
対応つけた状態で、各計測データがフロッピーディスク
FDに書き込み記憶されるのである。又、異なる圃場で
のデータは、異なる圃場毎に同様なデータが記憶されて
いくことになる。尚、圃場での収穫量(重量)も併せて
記憶される。又、図示はしないが、生産者の識別情報
(例えば、電話番号や住所、氏名等)も記憶される。
【0051】そして、コンバインにて収穫された穀粒
は、穀粒の乾燥処理や貯蔵を行う作物処理設備に持ち込
まれて、処理されることになる。尚、このような作物処
理設備は、コンバインの所有者である作物の生産者が所
有する場合は少なく、1つの処理設備を複数の生産者が
共同で利用する場合が多い。そして、複数のコンバイン
により収穫された作物(穀粒)の夫々が、処理設備に集
合する状態で持ち込まれて、処理設備側にて管理される
ことになる。
【0052】前記作物処理設備には、図2に示すよう
に、前記コンバインに備えられる作物状態計測手段SK
にて計測されて情報出力手段JSから出力される作物の
状態の計測情報に基づいて収穫後の後処理を実行する後
処理実行手段OJが備えられている。具体的に説明する
と、前記作物処理設備は、図5に示すように、収穫され
て持ち込まれた穀粒が荷受部13にて受入れられ、受入
れられた穀粒が複数の貯留タンク14のいずれかに一時
貯留される。つまり、荷受処理が連続的に行われても、
貯留タンク14にて一時貯留することで対応できるよう
にしている。そして、いずれかの貯留タンク14のうち
のいずれかの穀粒を乾燥機15により所定含有水分にな
るまで乾燥処理して、複数の貯蔵タンク16のいずれか
に貯蔵させておく。その後、いずれかの貯蔵タンク16
内の穀粒を籾摺部17にて籾摺処理した後に出荷部18
より外部に出荷するようになっている。この作物処理設
備には、上述したような複数の貯留タンク14や貯蔵タ
ンク16に対する供給や排出を選択的に行うための複数
の切換機構19が備えられるとともに、これらの切換機
構19に切り換えを指令する設備側の制御装置SHが備
えられている。この制御装置SHには、コンバインから
フロッピーディスクFDにて記憶される状態で出力され
る前記計測情報が入力され、この計測情報に基づいて、
荷受けされた穀粒の含有水分、食味、外観品位等の品質
に応じて、互いに異なる品質毎に仕分けられて、その後
の処理(乾燥、貯蔵、籾摺、出荷)が実行されるように
穀粒の搬送状態、つまり、前記各切換機構19の切り換
え操作や、乾燥機15での乾燥条件の変更等、各部での
処理が実行されるように構成されている。このような処
理が、収穫後の後処理に対応し、図5に示す各部の構成
が後処理実行手段OJに対応することになる。又、制御
装置SHには、持ち込まれる穀粒の生産者別の収穫量
(重量)も予め入力されており、収穫量や上記したよう
な品質等の情報が各生産者側に出力データとして提供さ
れるようになっている。
【0053】従って、作物処理設備において、ほぼ同じ
ような品質の穀粒毎に出荷させるようにしたり、又、含
有水分に応じて乾燥処理の条件を適切なものにさせる
等、穀粒の管理が行い易いものになるとともに、このよ
うな設備側で、上記したような穀粒の品質を予め計測す
る手間も不要で、処理能率を向上させることができる。
【0054】上記構成のコンバインと作物処理設備によ
り、穀粒の収穫後の後処理を効率よく行うことができる
作物処理システムが構成されることになる。
【0055】〔別実施形態〕 (1)上記実施形態では、記憶媒体としてフロッピーデ
ィスクFDに前記各計測情報が記憶される状態で情報出
力される形態としたが、記憶媒体として、フロッピーデ
ィスクFDに代えて磁気記憶式のメモリカード、フラッ
シュメモリを利用したICカード、あるいは、印字用紙
に印刷した状態で出力させるような各種の記憶媒体を用
いてもよい。
【0056】(2)上記実施形態では、情報出力手段J
Sとして、記憶媒体に前記計測情報を記憶させて機外に
出力させるようにしたが、このような構成に代えて、例
えば、図6に示すように、コンバイン側に送信装置21
を備えるとともに、作物処理設備側に受信装置22を備
えて、前記計測情報を無線通信にて機外に出力させる構
成としてもよい。又、図7に示すように、前記計測情報
を、コンバインにおける操縦部3に備えられた表示部2
3に、前記計測情報を単に表示させるだけの構成として
もよい。このようにすれば、この表示内容に応じて、作
業者がその後の後処理(作物処理設備における各処理
等)を適切に行うように管理することになる。更に又、
前記表示部23が、計測情報を表示した状態で機体から
取り外し可能として、手で持ち運べるようにしてもよ
い。
【0057】(3)上記実施形態では、前記作物状態計
測手段SKの計測情報を、位置検出装置12の検出情報
に対応つけて出力させる構成としたが、このような構成
に代えて、あるいは、この構成に加えて、作物状態計測
手段SKの計測情報を、その計測時点の時刻、又は、計
測時点からの経過時間と対応付けて出力させるように構
成するものでもよい。具体的には、図4に示す計測情報
に各データの計測時間を加える構成でもよく、あるい
は、記憶媒体自体に経過時間を計測する計時手段が備え
られ、その計測結果も併せて出力可能に構成するや、コ
ンバイン側に計時手段が備えられて、無線通信するとき
に同時に情報を通信するような構成であってもよい。
【0058】(4)上記実施形態では、情報出力手段J
Sが前記計測情報を機外に出力させるだけの構成とした
が、このような構成に加えて、図8に示すように、前記
計測情報に応じて、脱穀装置6内にて穀稈の扱処理を行
う、収穫用の作動部の一例としての扱胴24の回転数を
変速操作自在な扱胴変速装置25(作動部調整手段の一
例)を、作物の状態に応じた適切な状態になるように、
自動的に操作させるようにしてもよい。このように構成
すれば、例えば、穀粒の含有水分が多い場合や、食味が
特に良好であるような場合に、扱胴の回転数を標準的な
値よりも低い値にさせて、穀粒の損傷を極力抑制するよ
うにさせる等の作物管理を行うことが可能となる。
【0059】収穫用の作動部としては、上記したような
扱胴変速装置に限らず、搭載エンジンの回転数を変更さ
せる手段や、あるいは、穀粒を搬送させるスクリュー式
搬送装置の回転速度を変更させる手段等、各種の作動部
に適用でき、それらの複数を同時に制御するような場合
等であってもよく、要するに、作物の状態に応じた適切
な作動状態に制御するものであればよく、対象は限定さ
れない。
【0060】(5)上記実施形態では、作物の状態とし
て、作物の含有水分、食味、外観品位、重量の夫々を同
時に計測する構成としたが、それらのうちのいずれか2
種のものを同時に計測する構成、それらのうちのいずれ
か1種のものだけを計測する構成、あるいは、上記以外
の作物の品質に係わる情報を計測するものでもよい。
【0061】(6)上記実施形態では、作物収穫機とし
て、コンバインの場合を例示したが、本発明はコンバイ
ンに限らず、例えば、大根、人参等の野菜収穫機や、い
ぐさの収穫機等、どのような作物収穫機であってもよ
い。
【0062】(7)上記実施形態では、作物処理設備と
して、穀粒を乾燥処理した後に貯蔵タンク16に貯蔵さ
せるような構成としたが、このような構成に代えて、乾
燥処理した後に貯蔵することなく、すぐに籾摺処理して
出荷させるような処理設備であってもよい。
【0063】(8)上記実施形態では、作物処理設備と
して穀粒の乾燥貯蔵用の処理設備に場合を例示したが、
このような構成に限らず、上記したような野菜類、いぐ
さ等の作物の品質の管理や出荷用の管理等を行う処理設
備であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの側面図
【図2】作物処理システムを示す図
【図3】コンバインの制御ブロック図
【図4】計測情報を示す図
【図5】作物処理設備の概略構成図
【図6】別実施形態の情報出力手段を示す図
【図7】別実施形態のコンバインの制御ブロック図
【図8】別実施形態のコンバインの制御ブロック図
【符号の説明】
11 計量手段 12 位置検出手段 24 作動部 25 作動部調整手段 JS 情報出力手段 OJ 後処理実行手段 SK 作物状態計測手段
フロントページの続き (72)発明者 団栗 彰男 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作物を収穫する作物収穫機であって、作
    物が収穫された後に機外にて後処理されるときの調整用
    情報として、前記作物の状態を計測する作物状態計測手
    段が備えられ、その作物状態計測手段にて計測された前
    記作物の状態の計測情報を出力可能な情報出力手段が備
    えられている作物収穫機。
  2. 【請求項2】 機体の現在位置を検出する位置検出手段
    が備えられ、前記情報出力手段は、前記作物状態計測手
    段の計測情報を、前記位置検出手段の検出情報と対応つ
    けて出力可能に構成されている請求項1記載の作物収穫
    機。
  3. 【請求項3】 前記情報出力手段は、前記作物状態計測
    手段の計測情報を、その計測時点の時刻、又は、計測時
    点からの経過時間と対応つけて出力可能に構成されてい
    る請求項1又は2記載の作物収穫機。
  4. 【請求項4】 前記作物状態計測手段にて計測された前
    記作物の状態の計測情報に基づいて、収穫用の作動部の
    作動状態を作物の状態に応じた適正状態に調整するため
    の作動部調整手段が備えられている請求項1〜3のいず
    れか1項に記載の作物収穫機。
  5. 【請求項5】 前記作物状態計測手段が、前記作物の含
    有水分を計測するものである請求項1〜4のいずれか1
    項に記載の作物収穫機。
  6. 【請求項6】 前記作物状態計測手段が、前記作物の食
    味を計測するものである請求項1〜4のいずれか1項に
    記載の作物収穫機。
  7. 【請求項7】 前記作物状態計測手段が、前記作物の外
    観品位を計測するものである請求項1〜4のいずれか1
    項に記載の作物収穫機。
  8. 【請求項8】 前記作物状態計測手段が、前記収穫され
    た作物の重量を計測するものである請求項1〜4のいず
    れか1項に記載の作物収穫機。
  9. 【請求項9】 前記作物状態計測手段が、前記作物の含
    有水分、食味、外観品位、あるいは、重量のうちのいず
    れか2つ以上を計測するものである請求項1〜4のいず
    れか1項に記載の作物収穫機。
  10. 【請求項10】 前記情報出力手段は、前記計測情報を
    機外に出力可能に構成されている請求項1〜9のいずれ
    か1項に記載の作物収穫機。
  11. 【請求項11】前記情報出力手段は、機体から分離自在
    な記憶媒体に記憶された状態で、前記作物の状態の計測
    情報を機外に出力可能に構成されている請求項10に記
    載の作物収穫機。
  12. 【請求項12】前記情報出力手段は、前記作物の状態の
    計測情報を無線通信にて機外に出力可能に構成されてい
    る請求項10に記載の作物収穫機。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12のいずれか1項に記載
    の作物収穫機にて収穫された作物の後処理を実行する作
    物処理設備であって、 前記作物収穫機に備えられる作物状態計測手段にて計測
    されて前記情報出力手段から出力される前記作物の状態
    の計測情報に基づいて前記収穫後の後処理を実行する後
    処理実行手段が備えられた作物処理設備。
  14. 【請求項14】前記後処理実行手段は、 収穫された作物としての穀粒を、前記作物状態計測手段
    の計測情報に基づいて、前記作物の状態が互いに異なる
    作物毎に仕分けた状態で、作物の乾燥処理、籾摺処理、
    及び、出荷処理を行うように構成されている請求項13
    記載の作物処理設備。
  15. 【請求項15】作物を収穫する作物収穫機に、作物が収
    穫された後に機外にて後処理されるときの調整用情報と
    して、前記作物の状態を計測する作物状態計測手段と、
    その作物状態計測手段にて計測された前記作物の状態の
    計測情報を機外に出力可能な情報出力手段とが備えら
    れ、 前記作物の前記後処理を実行する作物処理設備に、前記
    作物状態計測手段にて計測されて前記情報出力手段から
    出力される前記作物の状態の計測情報に基づいて前記収
    穫後の後処理を実行する後処理実行手段が備えられてい
    る作物処理システム。
  16. 【請求項16】前記作物収穫機にて収穫された作物とし
    ての穀粒を、前記作物状態計測手段の計測情報に基づい
    て、前記作物の状態が互いに異なる作物毎に仕分けた状
    態で前記作物の乾燥処理、籾摺処理、及び、出荷処理を
    行うように構成された請求項15記載の作物処理システ
    ム。
  17. 【請求項17】作物を収穫する作物収穫機に備えられた
    作物状態計測手段により、作物が収穫された後に機外に
    て後処理されるときの調整用情報として、前記作物の状
    態を計測し、 前記作物収穫機に備えられた情報出力手段により、前記
    作物状態計測手段にて計測された前記作物の状態の計測
    情報を機外に出力して、 前記情報出力手段から出力される前記作物の状態の計測
    情報が、前記作物の前記後処理を実行する作物処理設備
    に入力され、前記作物処理設備において、前記作物の状
    態の計測情報に基づいて、前記収穫後の後処理を行うよ
    うにした作物処理方法。
  18. 【請求項18】前記後処理として、前記作物としての穀
    粒の乾燥処理、籾摺処理、及び、出荷処理を行うように
    した請求項17記載の作物処理方法。
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