JPH04267026A - リードリレー - Google Patents

リードリレー

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Publication number
JPH04267026A
JPH04267026A JP4776591A JP4776591A JPH04267026A JP H04267026 A JPH04267026 A JP H04267026A JP 4776591 A JP4776591 A JP 4776591A JP 4776591 A JP4776591 A JP 4776591A JP H04267026 A JPH04267026 A JP H04267026A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
terminal
soldering
relay
section
Prior art date
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Pending
Application number
JP4776591A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Hamazaki
浜崎 勇
Toshio Miyata
宮田 敏夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP4776591A priority Critical patent/JPH04267026A/ja
Publication of JPH04267026A publication Critical patent/JPH04267026A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリードリレーに関し、特
にリードリレーに使用するコイル巻枠のフランジ部に埋
設される中継端子板の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】リードリレーは、DIPパッケージ、S
IPパッケージ構成のものが一般的であり、エポキシ樹
脂等を使用して成形される。その代表的な構造を図5に
断面図にて示す。同図から明らかなように、リードリレ
ーは、磁界の作用で動作するリードスイッチ1と、この
リードスイッチ1を囲繞する如く配されかつ両端にフラ
ンジ部2a,2bを有する筒状の巻枠2と、この巻枠2
の筒状部に巻装されてリードスイッチ1に磁界を与える
コイル3と、巻枠2のフランジ部2a,2bにその端子
部が突出するように埋設された中継端子板4a,4bと
、これら構成部材を包埋する樹脂パッケージ5と、リー
ドスイッチ1のリード端子1a,1b及び中継端子板4
a,4bを介してコイル3の両端(コイル口出線)にそ
れぞれ機械的かつ電気的に接続されたリードフレーム6
a,6b及び7a,7bとから構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この樹脂成形のリード
リレーは、量産性に優れているという特長を有している
反面、コイル3が断線し易いという欠点がある。その主
な原因としては、■成形時の熱と圧力により、リレーの
巻枠2及びコイル3が変形する。■使用時の温度変化に
より、巻枠2、コイル3及び成形樹脂の膨張・収縮が起
こり、材料の膨張係数の差分の歪み(応力)が生じる。 ■コイル3に使用している線材が細い(芯線径が35μ
m程度)。等が挙げられる。これら原因■〜■による断
線のうち、製造行程中に発生する原因■による断線は初
期不良として排除が可能であり問題はないのであるが、
原因■,■等の複合の理由によって使用中に発生した断
線に対しては対処できないという問題がある。
【0004】リードリレーの使用中に起こる断線箇所は
、不良品調査結果からコイル口出線と中継端子板4a,
4bの接続箇所の境界部が主であることが判明している
。その接続部を図6(A)に、その断線発生箇所を同図
(B)にそれぞれ示す。コイル口出線3aが中継端子板
4aにはんだ付けにて接続される場合、図(B)に示す
如くコイル線材の銅Cuとはんだ8の亜鉛Znの境界に
硬くてもろい合金層9が形成されることは周知の事実で
ある。この合金層9の厚みは数μmあり、30〜40μ
m程度の線材では断面積比で約50%銅線部が減少する
。このため、はんだ付けの境界部の機械的強度は低下し
、この箇所に温度変化による膨張・収縮が加わり、断線
に至る場合がある。
【0005】そこで、本発明は、中継端子板の端子部に
おいて、コイル口出線のはんだ付け箇所での温度変化等
に起因する断線を起こりにくくして品質の優れたリード
リレーを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、リードスイッチと、このリードスイッチ
を囲繞する如く配されかつ両端にフランジ部を有する筒
状の巻枠と、この巻枠の筒状部に巻装されたコイルと、
コイル口出線(コイル端部)と機械的かつ電気的に接続
される端子部が突出するようにフランジ部に埋設された
中継端子板とを具備するリードリレーにおいて、中継端
子板の端子部をコイルの端部が機械的に接続される機械
的接続部分と電気的に接続される電気的接続部分とに分
離した構成を採っている。
【0007】
【作用】本発明によるリードリレーでは、中継端子板の
端子部が機械的接続部分と電気的接続部分とに分離され
ていることにより、コイル口出線のはんだ付け境界部へ
の、リードリレー成形時のコイルの変形による影響や熱
膨張係数の差による応力の影響を排除できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明に係るリードリレーのコイ
ル周辺部の概略斜視図であり、図中図5と同等部分には
同一符号を付して示してある。図において、コイル3を
巻装した巻枠2がその両端に矩形状のフランジ部2a,
2bを有している点は従来例と同じであるが、本実施例
では、巻枠2のフランジ部2a,2bにインサートモー
ルドされ、コイル口出線が機械的かつ電気的に接続され
る中継端子板11の構造に特徴を有している。すなわち
、この中継端子板11は、図2から特に明らかなように
、フランジ部2a,2bにインサートモールドされた状
態においてフランジ上縁より突出する単一の端子部12
と、フランジ両側縁より突出する一対の端子部13a,
13bとを有している。この中継端子板11において、
単一の端子部12は、コイル口出線3a,3bを絡げて
機械的接続をなす下部の絡げ部12aと、コイル口出線
3a,3bをはんだ付けして電気的接続をなす上部のは
んだ付け部12bとに中央の突起部12cによって分離
されている。一対の端子部13a,13bは、リードフ
レーム7a,7b(図5参照)を溶接するためのもので
ある。
【0009】次に、この中継端子板11がフランジ部2
a,2bにインサートモールドされた巻枠2に対してコ
イル3を巻装する際の手順について説明する。先ず、巻
始め側のコイル口出線3aの線材をはんだ付け部12b
と絡げ部12aにそれぞれ数回絡げてから線材を巻枠2
の円筒部に巻装し、巻装終了後巻終り側のコイル口出線
3bも同様に絡げ部12a及びはんだ付け部12bにそ
れぞれ数回絡げる。そして、はんだ付け部12bにて、
コイル口出線3a,3bをはんだ付けすることにより、
コイル口出線3a,3bの電気的接続を行う。このはん
だ付けの際、絡げ部12aとはんだ付け部12bとを分
離する突起部12cは、はんだ溜めとして作用し、はん
だ付長さを規制している。また、絡げ部12aはコイル
口出線3a,3bの機械的接続をなす。
【0010】なお、本実施例では、中継端子板の端子部
12を、絡げ部12aとはんだ付け部12bとの分離を
突起部12cによって行う構造としているが、図3(B
)に示すように、断面半円等の切り欠き部12dによっ
て分離する構造であっても良く、要は、はんだ付け部1
2bのはんだ付長さを規制することより、絡げ部12a
とはんだ付け部12bとを明確に分離できる構造のもの
であれば良い。
【0011】このように、端子部12をコイル口出線3
a,3bの機械的接続をなす絡げ部12aと電気的接続
をなすはんだ付け部12bとに分離することにより、強
度の弱いコイル口出線3a,3bのはんだ付け境界部へ
の■リレー成形時のコイルの変形による影響■熱膨張係
数の差による応力の影響が受けにくくなるため、コイル
3の断線を起こりにくくすることができる。
【0012】特に、樹脂成形の際、リレーは成形時の圧
力と熱によりコイル3が変形及び収縮し、図4に示すよ
うに、巻枠2とコイル3の隙間14にパッケージの樹脂
5が入り込む場合がある。この場合、コイル3の口出線
が引っ張られて伸びが生じるが、銅線は10%程度の伸
長率が保証されており、コイル3の口出線の強度が均一
であれば、断線は起こりにくい。
【0013】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、中継端子板の端子部を機械的接続部分と電気的接
続部分とに分離したことにより、コイル口出線のはんだ
付け境界部に対する温度変化等に起因する膨張・収縮の
影響を排除できるため、リードリレー成形時のコイルの
変形や熱膨張等に起因するコイル口出線の断線を防止で
き、品質の優れたリードリレーを得ることができること
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリードリレーのコイル周辺部の概
略斜視図である。
【図2】図1のフランジ部の側面図である。
【図3】中継端子板の端子部の具体例を示す構造図であ
る。
【図4】組立て後の要部の拡大断面図である。
【図5】リードリレーの断面構造図である。
【図6】図5の要部の拡大断面図であり、(A)はコイ
ル口出線の接続部を、(B)は断線発生箇所をそれぞれ
示している。
【符号の説明】
2  巻枠    (2a,2b  フランジ部)3 
 コイル  (3a,3b  コイル口出線)11  
中継端子板 12  端子部 12a  絡げ部(機械的接続部)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  リードスイッチと、このリードスイッ
    チを囲繞する如く配されかつ両端にフランジ部を有する
    筒状の巻枠と、この巻枠の筒状部に巻装されたコイルと
    、前記コイルの端部と機械的かつ電気的に接続される端
    子部が突出するように前記フランジ部に埋設された中継
    端子板とを具備するリードリレーにおいて、前記中継端
    子板の端子部は、前記コイルの端部が機械的に接続され
    る機械的接続部分と電気的に接続される電気的接続部分
    とに分離されていることを特徴とするリードリレー。
JP4776591A 1991-02-20 1991-02-20 リードリレー Pending JPH04267026A (ja)

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JP4776591A JPH04267026A (ja) 1991-02-20 1991-02-20 リードリレー

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JP4776591A JPH04267026A (ja) 1991-02-20 1991-02-20 リードリレー

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JP4776591A Pending JPH04267026A (ja) 1991-02-20 1991-02-20 リードリレー

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017115681A1 (ja) * 2015-12-28 2017-07-06 マブチモーター株式会社 電気的接続部の構造,この構造が適用されたロータ及びモータ並びに電気的接続部の形成方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017115681A1 (ja) * 2015-12-28 2017-07-06 マブチモーター株式会社 電気的接続部の構造,この構造が適用されたロータ及びモータ並びに電気的接続部の形成方法
CN107251381A (zh) * 2015-12-28 2017-10-13 马渊马达株式会社 电连接部的构造、应用了该构造的转子及电机、以及电连接部的形成方法
US10707729B2 (en) 2015-12-28 2020-07-07 Mabuchi Motor Co., Ltd. Structure of electrical connection portion, rotor and motor that apply same structure, and method for forming electrical connection portion

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