JPH03203205A - トランス及びその製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は各種電気機器に用いられるトランス及びその製
造方法に関するものである。

従来の技術 近年トランスも他の部品同様に面実装対応タイプとして
高品位・高信頼性・生産性・自動実装性に優れたものを
求められている。

以下に従来のトランスについて説明する。

第７図は従来のトランスの斜視図である。第７図におい
て、１は成形品から成るボビン、２は導線を巻回したコ
イル、３はｉｃＫ型の磁心、４はプリント基板へ接続さ
れる接続片、６は引出し線、６は引出し線６の接続片４
への接続部、了は接続片４の端子部である。

３′＼　／ 発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の構成では、引出し線接続部６
とプリント基板接続片４が同一であるため基板への取付
けの際あるいは振動により、引出し線６が断線する危険
性があり信頼性という面で問題を有していた。又端子部
７をフープ材にて結合したものを用いてインサート成形
した場合でも引出し線５を巻付するために、端子部７と
フープ部を切断して釦かなければならず、工法」二連続
生産性という面で問題を有していた。さらにコイル２、
引出し線６が露出していて面実装対応タイプとしての高
信頼性・高品位・自動実装性という面でも問題を有して
いた。

本発明は上記従来の問題点を解決するもので、品位・信
頼性・生産性に優れたトランスを提供することを目的と
したものである。

課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明は、引出し線接続部と
プリント基板接続片を別々の箇所より突出させ、コイル
巻回部と引出し線接続部を成形樹脂にてモールドし、プ
リント基板に接続される接続片のみ突出する構成とした
ものである。

作用 この構成により、引出し線接続部とプリント基板接続片
を別々にしたため、プリント基板への取付けの際あるい
は振動により引出し線にスト１／スが加わ９断線を誘発
させることもなくなる。又、フープ材からプリント基板
接続片を切り離すことなく、巻線から磁心挿入１での一
連の作業を行うことができ連続生産性も上がる。さらに
モールドすることにより、面実装タイプとしての高信頼
性。

高品位及び自動実装性という点で効果がある。

実施例 以下、本発明の実施例を示す第１図〜第６図の図面を用
いて説明する。

第１図〜第６図に本発明の一実施例を示して釦り、第１
図にかいて９は成形品からなるボビンであり、数個の引
出し溝１ｏを有した上端鍔１１と下端鍔１２９巻溝１３
からなる。下端鍔１２よりプリント基板へ接続される接
続片１４が突出する６　＼−／ とともに引出し線接続部１ｅが上端鍔１１の上面よう突
出し、かつボビン９内に埋設されたＬ型の端子が設けら
れている。又、プリント基板へ接続される接続片１４は
、フープ材１９に保持されている。この構成により、第
２図に示すように、コイル８は巻溝１３に巻回され、引
出し線１５は弓出し溝１ｏを通りコイル８とクロスする
ことなく、かつプリント基板接続片１４とフープ材１９
を切断することなく引出し線接続部１６に接続される。

第３図は、第２図の巻線されたボビン９をモールド樹脂
１８にてモールドした図であり、第４図はこのモールド
樹脂１８でモールドしたコイル部にＥＥ型の磁心１７を
挿入した図である。第５図は、磁心１７を挿入した後、
プリント基板接続片１４とフープ材１９を切断しフォー
ミングしたトランスの一実施例の完成図である。第６図
はその要部の断面図を示したものである。

この実施例によれば、プリント基板への取付用の接続片
１４と引出し線接続部１ｅは別々であシ、な卦かつ引出
し線接続部１６はモールド樹脂１８６／＼−７ にて覆われていて断線の危険性は無く、コイル８もモー
ルド樹脂１８にて覆われているため信頼性面１品位、実
装性供に効果が得られる。又、前述のように連続フープ
状の１１作業を行えるため、生産性にも効果が得られる
。

なお、この実施例では、樹脂モールドを取シ上げたが、
モールド無しの状態でも信頼性面、生産性面では大きな
効果が得られる。

さらに、本発明における樹脂モールドは、ケーシング注
型でも代用することができる。

発明の効果 以上のように本発明によれば、Ｌ型インサート端子を用
い、プリント基板への接続片と引出し線巻付部を別々に
し、樹脂モールドすることにより、信頼性、生産性９品
位、実装性において効果を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第６図はそれぞれ本発明の一実施例によるトラ
ンスの組立工程順の斜視図、第６図は本発明の一実施例
によるトランスの要部断面図、第７・＼−７ ７図は従来のトランスの斜視図である。 ８・・・・・・コイル、９・・・・・ボビン、１０・・
・・・・引出し溝、１１・・・・・・上端鍔、１２・・
・・・・下端鍔、１３・・・・・巻き溝、１４・・・・
・・プリント基板へ接続される接続片、１５・・・・・
引出し線、１６・・・・・・引出し線巻付部、１７・・
・・・・磁心、１８・・・・・・モ・−ルド樹脂、１９
・・・・連続フープ材。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）上下端に鍔を設け、上端鍔には数個の引出し溝を
   有し、かつその鍔間に巻線が施される巻溝を有するボビ
   ンと、このボビンの下端鍔より一端が突出するとともに
   他端がボビンの上端鍔の上面より突出し、かつボビン内
   に埋設された端子を備え、前記端子のボビンの下端鍔よ
   り突出した一端をプリント基板に接続される接続片とし
   、かつ前記端子のボビンの上側鍔より突出した他端に前
   記ボビンの巻溝に巻付けられ引出し溝から引出された巻
   線の引出線を接続し、上記プリント基板に接続される接
   続片のみ突出する形に絶縁物で外装を形成したコイルに
   磁心を組込んでなるトランス。
2. （２）端子の接続片を連続したフープ材に結合すること
   により複数個のボビンをフープ材に保持したボビン連を
   用い、その個々のボビンの巻溝に巻線を施すとともに、
   その巻線の引出線をボビンの上端鍔より突出した端子の
   他端に接続し、全体に絶縁物で外装を施した後磁心を組
   み込み、その後フープ材より端子の接続片を切離すこと
   を特徴とするトランスの製造方法。