JPH04266630A - 防振ブッシュ - Google Patents

防振ブッシュ

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Publication number
JPH04266630A
JPH04266630A JP4596191A JP4596191A JPH04266630A JP H04266630 A JPH04266630 A JP H04266630A JP 4596191 A JP4596191 A JP 4596191A JP 4596191 A JP4596191 A JP 4596191A JP H04266630 A JPH04266630 A JP H04266630A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
holding part
holding member
rubber body
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4596191A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Ogasawara
豊 小笠原
Yutaka Ito
豊 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP4596191A priority Critical patent/JPH04266630A/ja
Publication of JPH04266630A publication Critical patent/JPH04266630A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は防振ブッシュに関し、特
に製造容易かつ安価な構造の防振ブッシュに関する。
【0002】
【従来の技術】図4に従来の防振ブッシュの一例を示し
、保持部材1は円筒状の保持部15とその下半外周に溶
接固定されたベ−ス部16よりなり、ベ−ス部16の下
面に突設したボルト14により車両フレーム等に固定さ
れる。上記保持部15内には外筒5が圧入固定してあり
、該外筒5内にはこれを横切って防振ゴム体3が接合配
設されている。防振ゴム体3の中央には内筒2が貫設さ
れ、これにエンジンの連結ボルトが挿通される(特開昭
62−110037号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来構
造の防振ブッシュにおいて、加硫成形される防振ゴム体
には熱収縮による引張り応力が生じ、これは防振ゴム体
の耐久性低下の原因となる。そこで、成形後に、外筒を
絞り加工により縮径して防振ゴム体内の引張り応力を解
消しているが、かかる絞り加工は手間がかかる上に、設
備が大型化してコストアップとなる。
【0004】また、保持部材を、別体の保持部とベ−ス
部とを溶接して組み立てるため、これによっても製造工
数の増大とコストアップを生じていた。
【0005】本発明はかかる課題を解決するもので、絞
り工程が不要で、かつ保持部材の製造も簡易な防振ブッ
シュを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の構成を説明する
と、振動体の一方に結合される保持部材1に筒状の保持
部11を設け、該保持部11の、周方向の半周よりも小
さい範囲を切り欠いて挿入開口1aとなすとともに、挿
入開口1aの開口縁を外方へ屈曲せしめて取付座12と
なし、一方、振動体の他方に結合される内筒2を中央に
貫設した防振ゴム体3には両端面に取付ブラケット4を
接合して、これら取付ブラケット4をそれぞれ、上記保
持部1の互いに対向する内周の一方に沿う辺41と上記
取付座12の一方に沿う辺42とで構成し、上記防振ゴ
ム体3を両端より押し縮めて取付ブラケット4を挿入開
口1aより保持部材1内へ挿入して、上記防振ゴム体3
の原形復帰力により各取付ブラケット4を保持部材1内
周に圧接せしめるとともに、取付座12に結合固定した
ものである。
【0007】上記構成の防振ブッシュにおいては、防振
ゴム体3は両端に取付ブラケット4を接合した状態で自
由に収縮できるから、内部に引張り応力が生じることは
ない。そして、かかる防振ゴム体4を圧縮状態で保持部
材1内に挿置するから、防振ゴム体3内の応力は圧縮側
に転換し、この結果、耐久性は大幅に向上せしめられる
。そして、従来の如き絞り工程は不要であるから、製造
工数並びにコストの低減が図られる。
【0008】また、周方向の一部を挿入開口1aとし、
開口縁を屈曲せしめて取付座12とした保持部材1は、
プレス成形等により簡易に制作でき、これによっても製
造工数とコストの低減が実現される。
【0009】
【実施例】図1において、保持部材1は保持部11とそ
の両側に位置する取付座12よりなり、保持部1内に防
振ゴム体3が配設され、その中心に内筒2が貫通埋設し
てある。保持部材1は図2に示す如く、一定幅の金属板
材をプレス成形して製造され、板材の中央部は板材のほ
ぼ半幅が上方へ屈曲せしめられて四角筒形の保持部11
となり、該保持部11の下辺は下方へ開放する挿入開口
1aとなっている。上記保持部11を挟む板材の両端部
は取付座12となり、その上面にウエルドナット13が
設けられ、また、下方へ突出するボルト14が設けてあ
る。
【0010】防振ゴム体3は、図3に示す如き横長の厚
肉ブロック体であり、その中心を内筒2が貫通し、その
両端にはそれぞれL字形に屈曲する取付ブラケット4が
、その垂直辺41で接合されている。取付ブラケット4
の水平辺42には取付穴43が設けてある。
【0011】かかる防振ゴム体3を保持部材1内に固定
する場合には、防振ゴム体3の両端を押し縮めて挿入開
口1aより保持部11内に挿入すると、各取付ブラケッ
ト4の垂直辺41が防振ゴム体3の原形復帰力によりそ
れぞれ保持部11の左右の側壁に圧接せしめられる。こ
の状態で各取付ブラケット4の水平辺42は取付座12
の下面に沿って位置し、その取付穴43にボルトを通し
て上記ウエルドナット13に結合固定せしめる。
【0012】保持部材1はボルト14により車両フレー
ム等に固定され、防振ゴム体3の内筒2内にはエンジン
の連結ボルトが挿入される。
【0013】本実施例の構造によれば、防振ゴム体3は
圧縮状態で保持部材1内に固定されるから、防振ゴム体
3内部は圧縮応力に転換せしめられ、これにより防振ゴ
ム体3の耐久性は大幅に向上する。そして、かかる圧縮
応力を付与するのに、従来の如き絞り加工は不要である
から、製造の手間とコストが低減せしめられる。また、
保持部材1はプレス成形により簡易に製造されるから、
これによっても製造工数およびコストの低減が図られる
【0014】なお、保持部11の形状は四角形に限られ
るものではなく、円形や三角形等任意に選択することが
できる。
【0015】
【発明の効果】以上の如く、本発明の防振ブッシュは耐
久性に優れるとともに、製造容易で、かつ安価である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる防振ブッシュの全体斜視図である
【図2】保持部材の斜視図である。
【図3】防振ゴム体の斜視図である。
【図4】従来の防振ブッシュの全体斜視図である。
【符号の説明】
1  保持部材 11  保持部 12  取付座 2  内筒 3  防振ゴム体 4  取付ブラケット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  振動体の一方に結合される保持部材に
    筒状の保持部を設け、該保持部の、周方向の半周よりも
    小さい範囲を切り欠いて挿入開口となすとともに、挿入
    開口の開口縁を外方へ屈曲せしめて取付座となし、一方
    、振動体の他方に結合される内筒を中央に貫設した防振
    ゴム体には両端面に取付ブラケットを接合して、これら
    取付ブラケットをそれぞれ、上記保持部の互いに対向す
    る内周の一方に沿う辺と上記取付座の一方に沿う辺とで
    構成し、上記防振ゴム体を両端より押し縮めて取付ブラ
    ケットを挿入開口より保持部材内へ挿入して、上記防振
    ゴム体の原形復帰力により各取付ブラケットを保持部材
    内周に圧接せしめるとともに、取付座に結合固定したこ
    とを特徴とする防振ブッシュ。
JP4596191A 1991-02-19 1991-02-19 防振ブッシュ Pending JPH04266630A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4596191A JPH04266630A (ja) 1991-02-19 1991-02-19 防振ブッシュ

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JP4596191A JPH04266630A (ja) 1991-02-19 1991-02-19 防振ブッシュ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04266630A true JPH04266630A (ja) 1992-09-22

Family

ID=12733848

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4596191A Pending JPH04266630A (ja) 1991-02-19 1991-02-19 防振ブッシュ

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JP (1) JPH04266630A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0893850A (ja) * 1994-09-27 1996-04-12 Showa Electric Wire & Cable Co Ltd 防振ゴム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0893850A (ja) * 1994-09-27 1996-04-12 Showa Electric Wire & Cable Co Ltd 防振ゴム

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