JPH04265528A - フォーカスエラー信号検出装置 - Google Patents

フォーカスエラー信号検出装置

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JPH04265528A
JPH04265528A JP3047577A JP4757791A JPH04265528A JP H04265528 A JPH04265528 A JP H04265528A JP 3047577 A JP3047577 A JP 3047577A JP 4757791 A JP4757791 A JP 4757791A JP H04265528 A JPH04265528 A JP H04265528A
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JP
Japan
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optical information
reflected
recording medium
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Pending
Application number
JP3047577A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Kitabayashi
淳一 北林
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/830,665 priority patent/US5281802A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フォーカスエラー信号
等の検出を行う光情報記録再生装置のフォーカスエラー
信号検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来における光情報記録再生装置におい
て、フォーカスエラー信号を検出する方法としては、例
えば周知のフーコー法があり、この方法は他のフォーカ
スエラー信号検出方法と比較して検出感度が高く入射光
束の角度位置変動に対して安定している等の利点をもっ
ている。そこで、このようなフーコー法を用いてフォー
カスエラー信号を検出する装置例としては、以下に述べ
るような種々のものがある。その第一の従来例として、
特開平1−144235号公報に開示されているものが
あり、これは光情報記録媒体からの反射光束を受光素子
上で集光させるための集光レンズとその反射光束の光路
上に設けられ2光束以上に分岐するビームスプリッタと
を一体化して構成したものである。また、その第二の従
来例として、特開平1−98131号公報に開示されて
いるように、2領域の回折素子を用いてフーコー法によ
りフォーカスエラー信号を検出する際に、波長変動によ
る回折角変化とそれに伴う受光素子の面上での光スポッ
トの形状変化を考慮して常に隣合う受光素子の出力が等
しくなるように、受光素子の分割線を回折方向に対して
傾斜させて形成している。さらに、その第三の従来例と
して、特開平2−49227号公報に開示されているよ
うに、光情報記録媒体からの反射光が屋根型プリズムと
三角プリズムとを通過して得られた光束を2組の2分割
受光素子に検出させる際に、それら2組の2分割受光素
子が同一平面上となるようにした状態で信号検出を行う
ようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】第一の従来例の場合、
フーコー法によりフォーカスエラー信号を検出するには
その光軸調整等が面倒となる。
【0004】第二の従来例の場合、回折素子の波長変動
による影響を打消すための受光素子の受光面の分割線の
傾きは20分〜30分程度であるのに対して、受光素子
の位置調整のために必要な傾きは5〜10°必要であり
、このような傾きではフーコー法によるフォーカスエラ
ー信号を検出する際の調整には応用することができない
【0005】第三の従来例の場合、プリズムを用い2組
の2分割受光素子を同一面上に配置して小型化している
が、このような状態では十分なフォーカスエラー信号の
調整を行うことができないか、若しくは、できたとして
も部品精度が非常に厳しいものとなりコストアップとな
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明では
、半導体レーザから出射された出射光を対物レンズによ
り集光して光情報記録媒体の面上に集光させることによ
り情報の記録を行うと共に、その光情報記録媒体からの
反射光をビームスプリッタに入射させることにより半導
体レーザからの出射光と分離して情報の再生やフォーカ
スエラー信号等の検出を行う光情報記録再生装置におい
て、光情報記録媒体からの反射光がビームスプリッタを
通過した光路上に反射光を2つの半円状の光束に分離す
る屋根型の分離面を有するビーム分割プリズムを設け、
分離面により分離された各々の光束を受光しそれらの集
光点の移動によりフォーカスエラー信号を検出する受光
面を有する2組の2分割受光素子を同一平面上に一体化
して設け、2分割受光素子の各々の受光面の分割線をビ
ーム分離直交方向に対して互いに逆方向に傾斜させて形
成した。
【0007】請求項2記載の発明では、半導体レーザか
ら出射された出射光を対物レンズにより集光して光情報
記録媒体の面上に集光させることにより情報の記録を行
うと共に、その光情報記録媒体からの反射光をビームス
プリッタに入射させることにより半導体レーザからの出
射光と分離して情報の再生やフォーカスエラー信号等の
検出を行う光情報記録再生装置において、光情報記録媒
体からの反射光がビームスプリッタを通過した光路上に
反射光を2つの半円状の光束に分離する屋根型の分離面
を有するビーム分割プリズムを設け、分離面により分離
された各々の光束を受光しそれらの集光点の移動により
フォーカスエラー信号を検出する受光面を有する2組の
2分割受光素子を同一平面上に一体化して設け、ビーム
分割プリズムの分離面が2分割受光素子の受光面に対し
てビーム分離直交方向で傾斜するように配設した。
【0008】請求項3記載の発明では、半導体レーザか
ら出射された出射光を対物レンズにより集光して光情報
記録媒体の面上に集光させることにより情報の記録を行
うと共に、その光情報記録媒体からの反射光をビームス
プリッタに入射させることにより半導体レーザからの出
射光と分離して情報の再生やフォーカスエラー信号等の
検出を行う光情報記録再生装置において、光情報記録媒
体からの反射光がビームスプリッタを通過した光路上に
反射光を2つの半円状の光束に反射分離する分離反射面
を有する第一直角プリズムを設け、分離反射面により分
離反射されたそれぞれの光束を反射する傾斜面を有する
第二及び第三直角プリズムを設け、傾斜面により反射さ
れた光束をそれぞれ受光し集光点の移動によりフォーカ
スエラー信号を検出する受光面を有する2組の2分割受
光素子を同一平面上に一体化して設け、2分割受光素子
の各々の受光面の分割線をビーム分離直交方向に対して
互いに逆方向に傾斜させて形成した。
【0009】請求項4記載の発明では、半導体レーザか
ら出射された出射光を対物レンズにより集光して光情報
記録媒体の面上に集光させることにより情報の記録を行
うと共に、その光情報記録媒体からの反射光をビームス
プリッタに入射させることにより半導体レーザからの出
射光と分離して情報の再生やフォーカスエラー信号等の
検出を行う光情報記録再生装置において、光情報記録媒
体からの反射光がビームスプリッタを通過した光路上に
反射光を2つの半円状の光束に反射分離する分離反射面
を有する第一直角プリズムを設け、分離反射面により分
離反射されたそれぞれの光束を反射する傾斜面を有する
第二及び第三直角プリズムを設け、傾斜面により反射さ
れた光束をそれぞれ受光し集光点の移動によりフォーカ
スエラー信号を検出する受光面を有する2組の2分割受
光素子を同一平面上に一体化して設け、第二及び第三直
角プリズムの傾斜面のプリズム稜線がビーム分離直交方
向に対して互いに逆方向に傾斜するように配設した。
【0010】請求項5記載の発明では、半導体レーザか
ら出射された出射光を対物レンズにより集光して光情報
記録媒体の面上に集光させることにより情報の記録を行
うと共に、その光情報記録媒体からの反射光をビームス
プリッタに入射させることにより半導体レーザからの出
射光と分離して情報の再生やフォーカスエラー信号等の
検出を行う光情報記録再生装置において、光情報記録媒
体からの反射光がビームスプリッタを通過した光路上に
反射光を2つの半円状の光束に反射分離する分離反射面
を有するビーム分割プリズムを設け、分離反射面により
分離反射されたそれぞれの光束を反射しそれらの反射光
束が互いに90°となるような反射面を有する2つの斜
辺プリズムを配設し、反射面により反射された光束をそ
れぞれ受光し集光点の移動によりフォーカスエラー信号
を検出する受光面を有する2組の2分割受光素子を同一
平面上に一体化して設け、2分割受光素子の各々の受光
面の分割線を斜辺プリズムの反射面の傾斜角度に対応す
る方向に形成した。
【0011】請求項6記載の発明では、半導体レーザか
ら出射された出射光を対物レンズにより集光して光情報
記録媒体の面上に集光させることにより情報の記録を行
うと共に、その光情報記録媒体からの反射光をビームス
プリッタに入射させることにより半導体レーザからの出
射光と分離して情報の再生やフォーカスエラー信号等の
検出を行う光情報記録再生装置において、光情報記録媒
体からの反射光がビームスプリッタを通過した光路上に
反射光を2つの半円状の光束に反射分離する分離反射面
を有するビーム分割プリズムを設け、分離反射面により
分離反射されたそれぞれの光束を反射しそれらの反射光
束が互いに90°となるような反射面を有する3つの直
角プリズムを配設し、反射面により反射された光束をそ
れぞれ受光し集光点の移動によりフォーカスエラー信号
を検出する受光面を有する2組の2分割受光素子を同一
平面上に一体化して設け、2分割受光素子の各々の受光
面の分割線を直角プリズムの反射面の傾斜角度に対応す
る方向に形成し、2分割受光素子の受光面をこれらに入
射する光束の集光点の前後に位置させて配置した。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明においては、2組の2分割
受光素子の受光面の分割線をビーム分離直交方向すなわ
ちビーム分割プリズムのプリズム稜線方向に対して互い
に逆方向に傾斜させて形成しているため、それら2組の
2分割受光素子を同一基板上に一体化しても受光面と集
光点との間の位置調整を容易に行うことが可能となり、
これによりフーコー法によるフォーカスエラー信号検出
の際の光軸調整が容易でしかも小型化した装置を実現す
ることができる。
【0013】請求項2記載の発明においては、ビーム分
割プリズムの分離面が2組の2分割受光素子の受光面に
対してビーム分離直交方向すなわちビーム分割プリズム
のプリズム稜線方向で傾斜するように形成されているた
め、それら2組の2分割受光素子を同一基板上に一体化
しても受光面と集光点との間の位置調整を容易に行うこ
とが可能となり、これによりフーコー法によるフォーカ
スエラー信号検出の際の光軸調整が容易でしかも小型化
した装置を実現することができる。
【0014】請求項3記載の発明においては、2組の2
分割受光素子の受光面の分割線をビーム分離直交方向す
なわち第一直角プリズムのプリズム稜線方向に対して互
いに逆方向に傾斜させて形成しているため、それら2組
の2分割受光素子を同一基板上に一体化しても受光面と
集光点との間の位置調整を容易に行うことが可能となり
、これによりフーコー法によるフォーカスエラー信号検
出の際の光軸調整が容易でしかも小型化した装置を実現
することができる。
【0015】請求項4記載の発明においては、第二及び
第三直角プリズムの傾斜面のプリズム稜線がビーム分離
直交方向すなわち第一直角プリズムのプリズム稜線方向
に対して互いに逆方向に傾斜して形成されているため、
それら2組の2分割受光素子を同一基板上に一体化して
も受光面と集光点との間の位置調整を容易に行うことが
可能となり、これによりフーコー法によるフォーカスエ
ラー信号検出の際の光軸調整が容易でしかも小型化した
装置を実現することができる。
【0016】請求項5記載の発明においては、2つの斜
辺プリズムを用いて分離された2つのビームと2分割受
光素子の2本の分割線とがそれぞれ直交しているため、
2つの2分割受光素子を同一基板上に一体化形成しても
、それぞれ単独で受光面と集光点との間の位置調整を容
易に行うことが可能となり、これによりフーコー法によ
るフォーカスエラー信号検出の際の光軸調整が容易でし
かも小型化した装置を実現することができる。
【0017】請求項6記載の発明においては、3つの直
角プリズムを用いて分離された2つのビームと2分割受
光素子の2本の分割線とがそれぞれ直交しているため、
2つの2分割受光素子を同一基板上に一体化形成しても
、それぞれ単独で受光面と集光点との間の位置調整を容
易に行うことが可能となり、これによりフーコー法によ
るフォーカスエラー信号検出の際の光軸調整が容易でし
かも小型化した装置を実現することができる。
【0018】
【実施例】請求項1記載の発明の一実施例を図1ないし
図3に基づいて説明する。まず、フォーカスエラー信号
の検出を行う光情報記録再生装置の全体構成を図3に基
づいて述べる。半導体レーザ1から出射された出射光は
、ビームスプリッタ2を通過してカップリングレンズ3
により平行光とされた後、その平行光は対物レンズ4に
より集光されて光情報記録媒体としての光ディスク5の
面上に集光され、これにより情報の記録等を行うことが
できる。また、その光ディスク5からの反射光は、対物
レンズ4、カップリングレンズ3を介して、ビームスプ
リッタ2により反射されて信号検出光学系6内の光検知
器7に導かれることにより、情報信号の再生や、フォー
カスエラー信号、トラックエラー信号の検出が順次行わ
れる。それらフォーカスエラー信号やトラックエラー信
号は、図示しない対物レンズアクチュエータにフィード
バックされることによりフォーカス制御やトラッキング
制御が行われることになる。
【0019】次に、上述したような光情報記録再生装置
において、フォーカスエラー信号検出装置について述べ
る。光ディスク5からの反射光が前記ビームスプリッタ
2により反射された光の光路上には、前記反射光を2つ
の半円状の光束に分離する屋根型の分離面8aを有する
ビーム分割プリズム8が設けられている。前記分離面8
aにより分離された各々の光束の光路上には2組の2分
割受光素子9,10が設けられており、2分割受光素子
9には受光面a,bが形成され、2分割受光素子10に
は受光面c,dが形成されている。この場合、2組の2
分割受光素子9,10は同一平面上に一体化して設けら
れており、また、受光面a,b間の分割線A及び受光面
c,d間の分割線Bはビーム分離直交方向C(すなわち
、ビーム分割プリズム8のプリズム稜線方向C)に対し
て互いに逆方向に傾斜して形成されている。
【0020】このような構成において、ビーム分割プリ
ズム8に入射した光は半円状の2光束11,12に分離
され、同一面上に配置された2組の2分割受光素子9,
10の受光面a,b及び受光面c,dの面上にそれぞれ
集光される。前述した従来のような構成においては2組
の2分割受光素子の分割線をその集光点にそれぞれ一致
させる必要があったため、2組の2分割受光素子を一体
化することは困難であったが、本実施例のような構成の
場合、2分割受光素子9,10の分割線A,Bがビーム
分離直交方向Cに対して互いに逆方向に傾斜しているた
め、2つの光束11,12の集光点P,Qの間隔Lに対
応した受光位置を、一体化された2組の2分割受光素子
9,10の単体(若しくは、2組の2分割受光素子9,
10とビーム分割プリズム8とを一体化構成したもので
もよい)を図1(a)の紙面垂直方向に移動して調整す
ることにより探すことができる。図2は、一体化された
2組の2分割受光素子9,10を移動調整する様子を示
すものである。すなわち、位置y、zでは集光点P,Q
の位置は分割線A,Bと一致していないが、位置xでは
一致した状態となっている。従って、上述したように2
組の2分割受光素子9,10を同一基板上に一体化して
も受光面a,b,c,dと集光点P,Qとの間の位置調
整が可能となり、これにより光軸調整が容易で小型化し
た装置を得ることができる。この場合、フーコー法によ
り求められるフォーカスエラー信号Foの値は、Fo=
(a+d)−(b+c)により検出することができる。 なお、必要に応じてトラックエラー信号や情報信号の再
生を行うことができるがここでの説明は省略する。
【0021】次に、請求項2記載の発明の一実施例を図
4に基づいて説明する。なお、請求項1記載の発明と同
一部分についての説明は省略し、その同一部分について
は同一符号を用いる。ここでは、図4(c)に示すよう
にビーム分割プリズム8の分離面8aにより分離された
各々の光束11,12を受光する受光面a,b,c,d
を有する2組の2分割受光素子9,10は同一平面上に
一体化して設けられており、しかも、図4(a)(b)
に示すようにビーム分割プリズム8の分離面8aは2分
割受光素子9,10の受光面a,b,c,dに対してビ
ーム分離直交方向C(すなわち、ビーム分割プリズム8
のプリズム稜線方向C)で傾斜して形成されている。
【0022】このような構成において、ビーム分割プリ
ズム8の分離面8a(すなわち、そのプリズム稜線)は
、受光面a,b,c,dに対して傾斜しているため、そ
のビーム分割プリズム8のプリズム単体(又は、そのビ
ーム分割プリズム8と2分割受光素子9,10とを一体
化構成したものでもよい)を図4(a)の紙面垂直方向
に移動調整することにより、集光点P,Qの間隔と2分
割受光素子9,10の分割線A,Bとの間隔を一致させ
ることができる。従って、これによりフーコー法による
フォーカスエラー信号検出の際の光軸調整が容易でしか
も小型化した装置を実現することができる。なお、本実
施例では、ビーム分割プリズム8に傾斜した分離面8a
を形成したが、この他の方法として、ビーム分割プリズ
ム8自体を傾斜させて設けるようにしてもよい。
【0023】次に、請求項3記載の発明の一実施例を図
5に基づいて説明する。なお、請求項1記載の発明と同
一部分についての説明は省略し、その同一部分について
は同一符号を用いる。ここでは、光ディスク5からの反
射光がビームスプリッタ2を通過した光路上には、その
反射光を2つの半円状の光束11,12に反射分離する
分離反射面13aを有する第一直角プリズム13が設け
られている。前記分離反射面13aにより分離反射され
た光路上には、前記光束11を反射する傾斜面14aを
有する第二直角プリズム14と前記光束12を反射する
傾斜面15aを有する第三直角プリズム15とが設けら
れている。前記第一直角プリズム13の前記分離反射面
13aは、必要に応じて全反射面、半透過面、偏光分離
面等にコートされている。また、前記第二直角プリズム
14の下方には受光面a,bを有する2分割受光素子1
6が設けられ、前記第三直角プリズム15の下方には受
光面c,dを有する2分割受光素子17が設けられ、さ
らに、前記第一直角プリズム13の下方には受光面eを
有する無分割受光素子18が設けられている。前記第一
直角プリズム16と前記第二直角プリズム17と前記第
三直角プリズム18とは同一基板19上に形成されてお
り、その上部はカバーガラス20で覆われ、その下部は
パッケージ21で覆われている。この場合、2分割受光
素子16の受光面a,bの分割線Aは、ビーム分離直交
方向C(すなわち、第一直角プリズム13のプリズム稜
線方向C)に対して互いに逆方向に角度θだけ傾斜して
形成されている。
【0024】このような構成において、第一直角プリズ
ム16と第二直角プリズム17と第三直角プリズム18
とが一体化された部材を前述した図3に示すような装置
内に固定する時には、図5(a)に示すような紙面垂直
方向の調整のみで集光点P,Qの間隔と2分割受光素子
16,17の分割線A,Bの間隔とを一致させることが
できる。通常の場合、これらの部品を一体化して固着す
る時の可能な位置精度は、約0.01mm程度であるた
め、例えば、集光点間隔誤差±0.01mmを±0.1
mm以内の調整ストロークでキャンセルする時には、分
割線A,Bの傾き角θ=arctan(0.01/0.
1)=5.7° 以上が必要となる。従って、上述した
ように、2組の2分割受光素子16,17の受光面a,
b,c,dの分割線A,Bをビーム分離直交方向C(す
なわち、第一直角プリズム13のプリズム稜線方向C)
に対して互いに逆方向に傾斜させて形成することによっ
て、それら2組の2分割受光素子16,17を同一基板
上に一体化させても受光面a,b,c,dと集光点P,
Qとの間の位置調整を容易に行うことが可能となり、こ
れによりフーコー法によるフォーカスエラー信号検出の
際の光軸調整が容易でしかも小型化した装置を実現する
ことができる。
【0025】次に、請求項4記載の発明の一実施例を図
6に基づいて説明する。なお、請求項3記載の発明(図
5参照)と同一部分についての説明は省略し、その同一
部分については同一符号を用いる。ここでは、第二直角
プリズム14及び第三直角プリズム15の傾斜面14a
,15aのプリズム稜線Dがビーム分離直交方向C(す
なわち、第一直角プリズム13のプリズム稜線方向C)
に対して互いに逆方向に傾斜して形成されたものである
。従って、本実施例の場合にも、前述した請求項3記載
の発明の実施例と同様な原理により、2組の2分割受光
素子14,15を同一基板上に一体化しても受光面a,
b,c,dと集光点P,Qとの間の位置調整を容易に行
うことが可能となり、これによりフーコー法によるフォ
ーカスエラー信号検出の際の光軸調整が容易でしかも小
型化した装置を実現することができる。
【0026】次に、請求項5記載の発明の一実施例を図
7及び図8に基づいて説明する。なお、請求項4記載の
発明と同一部分についての説明は省略し、その同一部分
については同一符号を用いる。ここでは、光ディスク5
からの反射光がビームスプリッタ2を通過した光路上に
は、反射光を2つの半円状の光束に反射分離する分離反
射面22aを有するビーム分割プリズム22が設けられ
ている。前記分離反射面22aにより分離反射されたそ
れぞれの光束11,12の光路上には、それらの反射光
束が互いに90°となるような反射面23a,24aを
有する2つの斜辺プリズム23,24が配設されている
。前記反射面23a,24aにより反射された光束をそ
れぞれ受光面a,b,c,dを有する2組の2分割受光
素子25,26が同一基板19上に一体化して設けられ
ている。また、2分割受光素子25,26の各々の受光
面a,b,c,dの分割線A,Bは、前記斜辺プリズム
23,24の反射面23a,24aの傾斜角度に対応す
る方向に形成されている。なお、前記ビーム分割プリズ
ム22の下方には無分割受光素子を設けるようにしても
よい。
【0027】このような構成において、ビーム分割プリ
ズム22に入射した光束は半円状の2つの光束11,1
2に分離され、そのビーム分割プリズム22の両端に配
置された2個の斜辺プリズム23,24により反射され
、これによりそれぞれの光束11,12はそれぞれ逆方
向に45°回転された状態となり、同一平面上に配置さ
れた2組の2分割受光素子25,26のそれぞれの受光
面a,b,c,d上に集光される。従って、パッケージ
21等により一体化され組付けられた後でも、それら一
体化された部材を図7(b)において紙面垂直方向に移
動調整することにより、光束11,12のスポットの集
光点P,Qを分割線A,B上にもってきてフーコー法に
よりフォーカスエラー信号の検出を行うことができる。 なお、そのフォーカスエラー信号Foは、Fo=(a+
c)−(b+d)により求めることができる。また、2
つの分割線A,Bは、図7(c)に示すように直交して
いるため、X又はY方向に移動調整すれば、他方の受光
面に影響を与えることなくスムーズに調整を行うことが
できる。上述したように、2つの斜辺プリズム23,2
4を用いて分離された2つの光束11,12と2分割受
光素子25,26の2本の分割線A,Bとがそれぞれ直
交しているため、2つの2分割受光素子25,26を同
一基板上に一体化形成しても、それぞれ単独で受光面a
,b,c,dと集光点P,Qとの間の位置調整を容易に
行うことが可能となり、これによりフーコー法によるフ
ォーカスエラー信号検出の際の光軸調整が容易でしかも
小型化した装置を実現することができる。
【0028】次に、請求項6記載の発明の一実施例を図
9に基づいて説明する。なお、請求項4記載の発明と同
一部分についての説明は省略し、その同一部分について
は同一符号を用いる。ここでは、光ディスク5からの反
射光がビームスプリッタ2を通過した光路上には、その
反射光を2つの半円状の光束に反射分離する分離反射面
22aを有するビーム分割プリズム22が設けられてい
る。また、その一方の分離反射面22aにより分離反射
されたそれぞれの光束11を反射した光路上にはその反
射光束が互いに90°となるような反射面27aを有す
る直角プリズム27が配設され、また、他方の分離反射
面22aにより分離反射された光束12を反射した光路
上にはその反射光束が互いに90°となるような反射面
28a,29aを有する2つの直角プリズム28,29
が配設されている。前記反射面27aにより反射された
光路上には受光面a,bを有する2分割受光素子30が
配置され、前記反射面29aにより反射された光路上に
は受光面c,dを有する2分割受光素子31が配置され
、それら2分割受光素子30,31は同一基板19上に
一体化して設けられている。この場合、2分割受光素子
30,31の各々の受光面a,b,c,dの分割線A,
Bはそれぞれ直角プリズム27,29の反射面27a,
29aの傾斜角度に対応する方向に形成され、しかも、
2分割受光素子30,31の受光面a,b,c,dはこ
れらに入射する光束11,12の集光点P,Qの前後に
位置して配置されている。
【0029】このような構成において、2つの光束11
,12のスポットが図9(c)に示すように互いに90
°回転して受光面上に入射する調整方法については前述
した請求項5記載の発明と同様であるが、ここでは、さ
らに、受光面上に到達するまでの光路長の差を利用して
集光点P,Qの前後のスポットを受光面上で検出するこ
とによって、一段と大きなスポット径で光軸調整を行う
ことが可能となる。なお、そのフォーカスエラー信号F
oは、Fo=(a+d)−(b+c)により求めること
ができる。上述したように、3つの直角プリズム27,
28,29を用いて分離された2つの光束11,12と
2分割受光素子30,31の2本の分割線A,Bとがそ
れぞれ直交しているため、それら2つの2分割受光素子
30,31を同一平面上に一体化形成しても、それぞれ
単独で受光面a,b,c,dと集光点P,Qとの間の位
置調整を容易に行うことが可能となり、これによりフー
コー法によるフォーカスエラー信号検出の際の光軸調整
が容易でしかも小型化した装置を実現することができる
【0030】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、半導体レーザか
ら出射された出射光を対物レンズにより集光して光情報
記録媒体の面上に集光させることにより情報の記録を行
うと共に、その光情報記録媒体からの反射光をビームス
プリッタに入射させることにより半導体レーザからの出
射光と分離して情報の再生やフォーカスエラー信号等の
検出を行う光情報記録再生装置において、光情報記録媒
体からの反射光がビームスプリッタを通過した光路上に
反射光を2つの半円状の光束に分離する屋根型の分離面
を有するビーム分割プリズムを設け、分離面により分離
された各々の光束を受光しそれらの集光点の移動により
フォーカスエラー信号を検出する受光面を有する2組の
2分割受光素子を同一平面上に一体化して設け、2分割
受光素子の各々の受光面の分割線をビーム分離直交方向
に対して互いに逆方向に傾斜して形成したので、2組の
2分割受光素子の受光面の分割線がビーム分離直交方向
すなわちビーム分割プリズムのプリズム稜線方向に対し
て互いに逆方向に傾斜しているため、それら2組の2分
割受光素子を同一基板上に一体化しても受光面と集光点
との間の位置調整を容易に行うことが可能となり、これ
により、フーコー法によるフォーカスエラー信号検出の
際の光軸調整が容易でしかも小型化した装置を実現する
ことができるものである。
【0031】請求項2記載の発明は、半導体レーザから
出射された出射光を対物レンズにより集光して光情報記
録媒体の面上に集光させることにより情報の記録を行う
と共に、その光情報記録媒体からの反射光をビームスプ
リッタに入射させることにより半導体レーザからの出射
光と分離して情報の再生やフォーカスエラー信号等の検
出を行う光情報記録再生装置において、光情報記録媒体
からの反射光がビームスプリッタを通過した光路上に反
射光を2つの半円状の光束に分離する屋根型の分離面を
有するビーム分割プリズムを設け、分離面により分離さ
れた各々の光束を受光しそれらの集光点の移動によりフ
ォーカスエラー信号を検出する受光面を有する2組の2
分割受光素子を同一平面上に一体化して設け、ビーム分
割プリズムの分離面が2分割受光素子の受光面に対して
ビーム分離直交方向で傾斜するように配設したので、ビ
ーム分割プリズムの分離面が2組の2分割受光素子の受
光面に対してビーム分離直交方向すなわちビーム分割プ
リズムのプリズム稜線方向で傾斜するため、それら2組
の2分割受光素子を同一基板上に一体化しても受光面と
集光点との間の位置調整を容易に行うことが可能となり
、これによりフーコー法によるフォーカスエラー信号検
出の際の光軸調整が容易でしかも小型化した装置を実現
することができるものである。
【0032】請求項3記載の発明は、半導体レーザから
出射された出射光を対物レンズにより集光して光情報記
録媒体の面上に集光させることにより情報の記録を行う
と共に、その光情報記録媒体からの反射光をビームスプ
リッタに入射させることにより半導体レーザからの出射
光と分離して情報の再生やフォーカスエラー信号等の検
出を行う光情報記録再生装置において、光情報記録媒体
からの反射光がビームスプリッタを通過した光路上に反
射光を2つの半円状の光束に反射分離する分離反射面を
有する第一直角プリズムを設け、分離反射面により分離
反射されたそれぞれの光束を反射する傾斜面を有する第
二及び第三直角プリズムを設け、傾斜面により反射され
た光束をそれぞれ受光し集光点の移動によりフォーカス
エラー信号を検出する受光面を有する2組の2分割受光
素子を同一平面上に一体化して設け、2分割受光素子の
各々の受光面の分割線をビーム分離直交方向に対して互
いに逆方向に傾斜させて形成したので、2組の2分割受
光素子の受光面の分割線がビーム分離直交方向すなわち
第一直角プリズムのプリズム稜線方向に対して互いに逆
方向に傾斜しているため、それら2組の2分割受光素子
を同一基板上に一体化しても受光面と集光点との間の位
置調整を容易に行うことが可能となり、これによりフー
コー法によるフォーカスエラー信号検出の際の光軸調整
が容易でしかも小型化した装置を実現することができる
ものである。
【0033】請求項4記載の発明は、半導体レーザから
出射された出射光を対物レンズにより集光して光情報記
録媒体の面上に集光させることにより情報の記録を行う
と共に、その光情報記録媒体からの反射光をビームスプ
リッタに入射させることにより半導体レーザからの出射
光と分離して情報の再生やフォーカスエラー信号等の検
出を行う光情報記録再生装置において、光情報記録媒体
からの反射光がビームスプリッタを通過した光路上に反
射光を2つの半円状の光束に反射分離する分離反射面を
有する第一直角プリズムを設け、分離反射面により分離
反射されたそれぞれの光束を反射する傾斜面を有する第
二及び第三直角プリズムを設け、傾斜面により反射され
た光束をそれぞれ受光し集光点の移動によりフォーカス
エラー信号を検出する受光面を有する2組の2分割受光
素子を同一平面上に一体化して設け、第二及び第三直角
プリズムの傾斜面のプリズム稜線がビーム分離直交方向
に対して互いに逆方向に傾斜するように配設したので、
第二及び第三直角プリズムの傾斜面のプリズム稜線がビ
ーム分離直交方向すなわち第一直角プリズムのプリズム
稜線方向に対して互いに逆方向に傾斜しているため、そ
れら2組の2分割受光素子を同一基板上に一体化しても
受光面と集光点との間の位置調整を容易に行うことが可
能となり、これによりフーコー法によるフォーカスエラ
ー信号検出の際の光軸調整が容易でしかも小型化した装
置を実現することができるものである。
【0034】請求項5記載の発明は、半導体レーザから
出射された出射光を対物レンズにより集光して光情報記
録媒体の面上に集光させることにより情報の記録を行う
と共に、その光情報記録媒体からの反射光をビームスプ
リッタに入射させることにより半導体レーザからの出射
光と分離して情報の再生やフォーカスエラー信号等の検
出を行う光情報記録再生装置において、光情報記録媒体
からの反射光がビームスプリッタを通過した光路上に反
射光を2つの半円状の光束に反射分離する分離反射面を
有するビーム分割プリズムを設け、分離反射面により分
離反射されたそれぞれの光束を反射しそれらの反射光束
が互いに90°となるような反射面を有する2つの斜辺
プリズムを配設し、反射面により反射された光束をそれ
ぞれ受光し集光点の移動によりフォーカスエラー信号を
検出する受光面を有する2組の2分割受光素子を同一平
面上に一体化して設け、2分割受光素子の各々の受光面
の分割線を斜辺プリズムの反射面の傾斜角度に対応する
方向に形成したので、2つの斜辺プリズムを用いて分離
された2つのビームと2分割受光素子の2本の分割線と
がそれぞれ直交しているため、2つの2分割受光素子を
同一基板上に一体化形成しても、それぞれ単独で受光面
と集光点との間の位置調整を容易に行うことが可能とな
り、これによりフーコー法によるフォーカスエラー信号
検出の際の光軸調整が容易でしかも小型化した装置を実
現することができるものである。
【0035】請求項6記載の発明は、半導体レーザから
出射された出射光を対物レンズにより集光して光情報記
録媒体の面上に集光させることにより情報の記録を行う
と共に、その光情報記録媒体からの反射光をビームスプ
リッタに入射させることにより半導体レーザからの出射
光と分離して情報の再生やフォーカスエラー信号等の検
出を行う光情報記録再生装置において、光情報記録媒体
からの反射光がビームスプリッタを通過した光路上に反
射光を2つの半円状の光束に反射分離する分離反射面を
有するビーム分割プリズムを設け、分離反射面により分
離反射されたそれぞれの光束を反射しそれらの反射光束
が互いに90°となるような反射面を有する3つの直角
プリズムを配設し、反射面により反射された光束をそれ
ぞれ受光し集光点の移動によりフォーカスエラー信号を
検出する受光面を有する2組の2分割受光素子を同一平
面上に一体化して設け、2分割受光素子の各々の受光面
の分割線を直角プリズムの反射面の傾斜角度に対応する
方向に形成し、2分割受光素子の受光面をこれらに入射
する光束の集光点の前後に位置させて配置したので、3
つの直角プリズムを用いて分離された2つのビームと2
分割受光素子の2本の分割線とがそれぞれ直交している
ため、2つの2分割受光素子を同一基板上に一体化形成
しても、それぞれ単独で受光面と集光点との間の位置調
整を容易に行うことが可能となり、これによりフーコー
法によるフォーカスエラー信号検出の際の光軸調整が容
易でしかも小型化した装置を実現することができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の一実施例を示すものであ
り、(a)はフォーカスエラー信号検出装置の構成を示
す平面図、(b)はビーム分割プリズムの正面図、(c
)は2分割受光素子の正面図である。
【図2】請求項1記載の発明の一実施例を示すものであ
り、分割線の間隔に対するスポット間隔を移動調整する
方法を示す動作説明図である。
【図3】光情報記録再生装置の全体構成を示す平面図で
ある。
【図4】請求項2記載の発明の一実施例を示すものであ
り、(a)はフォーカスエラー信号検出装置の構成を示
す平面図、(b)はプリズムの様子を示す正面図、(c
)は受光素子の正面図である。
【図5】請求項3記載の発明の一実施例を示すものであ
り、(a)はプリズムと受光素子とを一体化構成して示
す正面図、(b)は基板と一体化された受光素子の表面
形状を示す平面図である。
【図6】請求項4記載の発明の一実施例を示すものであ
り、(a)はフォーカスエラー信号検出装置の構成を示
す平面図、(b)はそのフォーカスエラー信号検出装置
の様子を示す側面図、(c)は基板と一体化された受光
素子の表面形状を示す平面図である。
【図7】請求項5記載の発明の一実施例を示すものであ
り、(a)は3つのプリズムの配設状態を示す平面図、
(b)はフォーカスエラー信号検出装置の様子を示す側
面図、(c)は基板と一体化された受光素子の表面形状
を示す平面図である。
【図8】請求項5記載の発明の一実施例を示す左右2個
設けられたプリズムの斜視図である。
【図9】請求項6記載の発明の一実施例を示すものであ
り、(a)は4つのプリズムの配設状態を示す平面図、
(b)はフォーカスエラー信号検出装置の様子を示す側
面図、(c)は基板と一体化された受光素子の表面形状
を示す平面図、(d)は(b)の右側面図である。
【符号の説明】
1                半導体レーザ2 
               ビームスプリッタ4 
               対物レンズ5    
            光情報記録媒体8     
           ビーム分割プリズム8a   
           分離面9,10       
   2分割受光素子11,12        光束 13              第一直角プリズム1
3a            分離反射面14    
          第二直角プリズム14a    
        傾斜面15            
  第三直角プリズム15a            
傾斜面16,17        2分割受光素子22
              ビーム分割プリズム22
a            分離反射面23,24  
      斜辺プリズム23a,24a    反射
面 25,26        2分割受光素子27,28
,29  直角プリズム 30,31        2分割受光素子A,B  
          分割線a,b,c,d    受
光面

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  半導体レーザから出射された出射光を
    対物レンズにより集光して光情報記録媒体の面上に集光
    させることにより情報の記録を行うと共に、その光情報
    記録媒体からの反射光をビームスプリッタに入射させる
    ことにより前記半導体レーザからの前記出射光と分離し
    て情報の再生やフォーカスエラー信号等の検出を行う光
    情報記録再生装置において、前記光情報記録媒体からの
    前記反射光が前記ビームスプリッタを通過した光路上に
    前記反射光を2つの半円状の光束に分離する屋根型の分
    離面を有するビーム分割プリズムを設け、前記分離面に
    より分離された各々の光束を受光しそれらの集光点の移
    動によりフォーカスエラー信号を検出する受光面を有す
    る2組の2分割受光素子を同一平面上に一体化して設け
    、前記2分割受光素子の各々の前記受光面の分割線をビ
    ーム分離直交方向に対して互いに逆方向に傾斜させて形
    成したことを特徴とするフォーカスエラー信号検出装置
  2. 【請求項2】  半導体レーザから出射された出射光を
    対物レンズにより集光して光情報記録媒体の面上に集光
    させることにより情報の記録を行うと共に、その光情報
    記録媒体からの反射光をビームスプリッタに入射させる
    ことにより前記半導体レーザからの前記出射光と分離し
    て情報の再生やフォーカスエラー信号等の検出を行う光
    情報記録再生装置において、前記光情報記録媒体からの
    前記反射光が前記ビームスプリッタを通過した光路上に
    前記反射光を2つの半円状の光束に分離する屋根型の分
    離面を有するビーム分割プリズムを設け、前記分離面に
    より分離された各々の光束を受光しそれらの集光点の移
    動によりフォーカスエラー信号を検出する受光面を有す
    る2組の2分割受光素子を同一平面上に一体化して設け
    、前記ビーム分割プリズムの前記分離面が前記2分割受
    光素子の前記受光面に対してビーム分離直交方向で傾斜
    するように配設したことを特徴とするフォーカスエラー
    信号検出装置。
  3. 【請求項3】  半導体レーザから出射された出射光を
    対物レンズにより集光して光情報記録媒体の面上に集光
    させることにより情報の記録を行うと共に、その光情報
    記録媒体からの反射光をビームスプリッタに入射させる
    ことにより前記半導体レーザからの前記出射光と分離し
    て情報の再生やフォーカスエラー信号等の検出を行う光
    情報記録再生装置において、前記光情報記録媒体からの
    前記反射光が前記ビームスプリッタを通過した光路上に
    反射光を2つの半円状の光束に反射分離する分離反射面
    を有する第一直角プリズムを設け、前記分離反射面によ
    り分離反射されたそれぞれの光束を反射する傾斜面を有
    する第二及び第三直角プリズムを設け、前記傾斜面によ
    り反射された光束をそれぞれ受光し集光点の移動により
    フォーカスエラー信号を検出する受光面を有する2組の
    2分割受光素子を同一平面上に一体化して設け、前記2
    分割受光素子の各々の前記受光面の分割線をビーム分離
    直交方向に対して互いに逆方向に傾斜させて形成したこ
    とを特徴とするフォーカスエラー信号検出装置。
  4. 【請求項4】  半導体レーザから出射された出射光を
    対物レンズにより集光して光情報記録媒体の面上に集光
    させることにより情報の記録を行うと共に、その光情報
    記録媒体からの反射光をビームスプリッタに入射させる
    ことにより前記半導体レーザからの前記出射光と分離し
    て情報の再生やフォーカスエラー信号等の検出を行う光
    情報記録再生装置において、前記光情報記録媒体からの
    前記反射光が前記ビームスプリッタを通過した光路上に
    反射光を2つの半円状の光束に反射分離する分離反射面
    を有する第一直角プリズムを設け、前記分離反射面によ
    り分離反射されたそれぞれの光束を反射する傾斜面を有
    する第二及び第三直角プリズムを設け、前記傾斜面によ
    り反射された光束をそれぞれ受光し集光点の移動により
    フォーカスエラー信号を検出する受光面を有する2組の
    2分割受光素子を同一平面上に一体化して設け、前記第
    二及び第三直角プリズムの傾斜面のプリズム稜線がビー
    ム分離直交方向に対して互いに逆方向に傾斜するように
    配設したことを特徴とするフォーカスエラー信号検出装
    置。
  5. 【請求項5】  半導体レーザから出射された出射光を
    対物レンズにより集光して光情報記録媒体の面上に集光
    させることにより情報の記録を行うと共に、その光情報
    記録媒体からの反射光をビームスプリッタに入射させる
    ことにより前記半導体レーザからの前記出射光と分離し
    て情報の再生やフォーカスエラー信号等の検出を行う光
    情報記録再生装置において、前記光情報記録媒体からの
    前記反射光が前記ビームスプリッタを通過した光路上に
    反射光を2つの半円状の光束に反射分離する分離反射面
    を有するビーム分割プリズムを設け、前記分離反射面に
    より分離反射されたそれぞれの光束を反射しそれらの反
    射光束が互いに90°となるような反射面を有する2つ
    の斜辺プリズムを配設し、前記反射面により反射された
    光束をそれぞれ受光し集光点の移動によりフォーカスエ
    ラー信号を検出する受光面を有する2組の2分割受光素
    子を同一平面上に一体化して設け、前記2分割受光素子
    の各々の前記受光面の分割線を前記斜辺プリズムの前記
    反射面の傾斜角度に対応する方向に形成したことを特徴
    とするフォーカスエラー信号検出装置。
  6. 【請求項6】  半導体レーザから出射された出射光を
    対物レンズにより集光して光情報記録媒体の面上に集光
    させることにより情報の記録を行うと共に、その光情報
    記録媒体からの反射光をビームスプリッタに入射させる
    ことにより前記半導体レーザからの前記出射光と分離し
    て情報の再生やフォーカスエラー信号等の検出を行う光
    情報記録再生装置において、前記光情報記録媒体からの
    前記反射光が前記ビームスプリッタを通過した光路上に
    反射光を2つの半円状の光束に反射分離する分離反射面
    を有するビーム分割プリズムを設け、前記分離反射面に
    より分離反射されたそれぞれの光束を反射しそれらの反
    射光束が互いに90°となるような反射面を有する3つ
    の直角プリズムを配設し、前記反射面により反射された
    光束をそれぞれ受光し集光点の移動によりフォーカスエ
    ラー信号を検出する受光面を有する2組の2分割受光素
    子を同一平面上に一体化して設け、前記2分割受光素子
    の各々の前記受光面の分割線を前記直角プリズムの前記
    反射面の傾斜角度に対応する方向に形成し、前記2分割
    受光素子の前記受光面をこれらに入射する光束の集光点
    の前後に位置させて配置したことを特徴とするフォーカ
    スエラー信号検出装置。
JP3047577A 1991-02-20 1991-02-20 フォーカスエラー信号検出装置 Pending JPH04265528A (ja)

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JP3047577A JPH04265528A (ja) 1991-02-20 1991-02-20 フォーカスエラー信号検出装置
US07/830,665 US5281802A (en) 1991-02-20 1992-02-04 Focus error signal detection device with separating prism

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100722325B1 (ko) * 1999-06-30 2007-05-28 소니 가부시끼 가이샤 광 픽업 및 광 디스크 장치
JP2021009274A (ja) * 2018-07-09 2021-01-28 レーザーテック株式会社 光源、検査装置、euv光の生成方法及び検査方法

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KR100722325B1 (ko) * 1999-06-30 2007-05-28 소니 가부시끼 가이샤 광 픽업 및 광 디스크 장치
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