JPS63231738A - 光学的記録再生装置 - Google Patents

光学的記録再生装置

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JPS63231738A
JPS63231738A JP62063770A JP6377087A JPS63231738A JP S63231738 A JPS63231738 A JP S63231738A JP 62063770 A JP62063770 A JP 62063770A JP 6377087 A JP6377087 A JP 6377087A JP S63231738 A JPS63231738 A JP S63231738A
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久貴 杉山
Takeshi Maeda
武志 前田
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温 斎藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光学的記録再生装置に係り、特に2光源を用
いて各々で記録再生消去を行うことによって転送速度を
向上させるのに好適な光学的記録再生装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の2光源を持つ光学的記録再生装置には次の二つの
問題がある。第1の問題は、2光源から出射した光ビー
ムが同一の光学系を通してディスク上に絞り込まれて形
成される2個の光スポットをそれぞれ異なるトラックに
設置することである。
トラック間隔は一般に1μmオーダであり、目標とする
トラック上の情報を満足できるS/Nで読み出すために
は、光スポットの中心とトラックの中心を少なくとも0
.1 μm以内の精度で設置しなければならない。この
ために、従来の装置では、例えば、分離した2光源を用
いる場合は、個々の光源について光スポットを上述の精
度で目標トラックにそれぞれ設置する必要がある。
また、同一の基層上に2つの活性層を持つモノシリツク
アレイ半導体レーザまたは、同一のマウント上に2つの
半導体レーザチップを持つハイブリッドアレイ半導体レ
ーザを用いる場合は、2つの光源から出射した光ビーム
が同一の光学系を通してディスク上に2個の光スポット
を形成するために、アレイ半導体レーザを光学系に結合
させる調整段階で、2個の光スポットが同時に各々の目
標とするトラックに配置されるように調整を行う必要が
ある。
第2の問題は、ディスク上に近接して照射した2個の光
スポットに対して、同一の光学系を通してディスク面か
ら反射してもどってきた反射光ビームを分離して個々の
トラックについての情報を読みとることである。その分
離方法としては次の2つの方法に大きく分類できる。ひ
とつは、異なる波長の光源を用いる波長分離方式であり
、もうひとつは、わずかにずれている2つの反射光ビー
ムを空間的に分離する空間分離方式である。
波長分離方式の一例としては、特開昭61−20235
号に記載のように、波長の異なる分離した2光源を用い
、反射光ビームの分離を誘電体ミラーで行うものがある
空間分離方式の一例としては、「′85光メモリシンポ
ジウムPP107〜ppH21985Jに論じられてい
るように、ディスクからの反射光ビームを拡大結像し、
その結像面位置にピンホールを1個備えた反射平板を結
像面に対して角度をつけて挿入し、一方の光スポットに
対しての反射光ビームをピンホールに通し、もう一方の
光スポットに対する反射光ビームを反射させて、分離を
行うものである。他の空間分離方式の例としては、[昭
和61年度秋期応物30p−ZE−2Jに論じられてい
るように、2アレイレーザの出射ビームの方向が同一の
光軸上でわずかに角度ずれを持つことを利用して、2つ
のわずかにずれた反射光ビームを臨界角プリズムを用い
、一方の反射光ビームに対して入射角か臨界角より大き
くなるに、もう一方の反射光ビームに対して入射角が臨
界角より小さくなるように臨界角プリズムを設置して、
分離を行うものである。また、これら3つの例では1反
射光ビームを分離した後に、一方の分離光ビームについ
て、自動焦点制御とトラッキング制御を行うための光学
系を挿入している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
まず、2個の光スポットをそれぞれの目標とするトラッ
クに設置するため、分離した2光源を用いる場合は、個
々の光源について光スポットを目標トラックに設置しな
ければならず、光学系の調整に手間がかかる。また、2
つの光源からの出射ビームを共通の光軸に導くための光
学部品を用いなければならず、光学系をコンパクトにで
きないという問題がある。一方、アレイ半導体レーザを
用いた場合は、アレイ半導体レーザを光学系に結合させ
る調整段階で、2個の光スポットが同時に各々の目標と
するトラックに配置されるようにするため、三次元の複
雑な調整を必要とする。
一方、同一の光学系を通してディスク面から反射しても
どってきた反射光を分離して個々のトラックについての
情報を読みとるためには、特開昭61−20235号で
は、波長の異なる2つの光源を用い、反射光の分離を波
長分離フィルタで行なっている。この波長分離方法は、
2つの光源からの出射ビームを同一の光軸を通してディ
スク上に絞り込む光学系の構成素子によって波長分散に
よる色収差の影響が生じるために、色収差を打ちけす光
学素子を付加するか、または、分離分解能の高い高価な
誘電体ミラー波長分離フィルタを用い、光源の波長差を
1色収差の影響がでないように、小さくしなければなら
ない。さらに、モノシリツクアレイ半導体レーザのよう
に、同じ基層に2個の活性層を持つ素子では、波長の異
なる出射ビームを得ることは困難である。
また、空間分離方法を用いた場合は、波長分離方法のよ
うな問題はないが、反射光ビームを分離した後に、一方
の分離光ビームについて、自動焦点制御とトラッキング
制御を行うための光学系を付加するために、光学系をコ
ンパクトにできないという問題がある。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたも
のであり、光源を光学系に結合させる段階で複雑な調整
を行なわずに、正確に2個の光スポットを各々の目的と
するトラックに配置することが可能で、かつディスク面
からの反射光ビームを分離して個々のトラック上の情報
を読みとる光学系と、自動焦点制御及びトラッキング制
御を行なう光学系とを安易な構成で一体化することがで
きるコンパクトな光学的記録再生装置を提供することに
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明では、複数(例えば2個)の光スポットをディス
ク上の各々の目標トラックに配置するために、光源の配
置調整だけで行わずに、像回転プリズムを光学系に挿入
し、ダブプリズムの回転調整で光スポットの配置を行う
。また、ディスク面から反射光ビームを拡大結像し、ス
リットによって各々の光源に対する反射光ビームに分離
し、各各の分離光ビームを少なくとも上下・左右の4つ
の受光面からなる光検出器で受光し、そのうち各各2個
の受光面からの信号を用いて自動焦点ずれ検出を行う。
しかも、片方の光検出器の2個の受光面からの信号を用
いて、トラッキングエラー検出を行い、さらに各々の光
検出器の4個の受光面からの信号の総和を用いて、各々
のトラックに対する情報信号として検出する。
〔作用〕
例えば、同一波長の第1.第2の2つの光源を出射方向
の垂直方向に沿って偏光方向が一致するよう並列に配置
したアレイ半導体レーザを用い、[絞り込み光学系」の
光軸とアレイ半導体レーザの第1の光源の出射ビームの
中心軸を一致させる。
「絞り込み光学系」は、例えば半導体レーザの出射ビー
ムを平行光ビームに変換するコリメートレンズ、光学系
の光軸と中心軸が一致した像回転プリズム、入射する光
ビームの偏光方向によって透過率と反射率の比が逆転す
る偏光ビームスプリッタ(偏光プリズム)、λ/4波長
板及びディスク上に光ビームを絞り込む絞り込みレンズ
からなる。
まず、第1の光源だけを発光させる。ディスク面からの
反射光ビームは、絞り込みレンズを通ってλ/4板によ
って入射光ビームと偏光方向を90゜回転され、偏光ビ
ームスプリッタによって入射光ビームとは異なる方向に
反射される。この反射された光ビームは後述する自動焦
点ずれ検出系とトラッキングエラー検出系と情報信号検
出系からなる「信号検出光学系」に導かれる。このよう
にして、まず、第1の光源だけについて光学系の調整を
行う。この時点でアレイ半導体レーザは「絞り込み光学
系」に完全に固定し、第1の光源に対する光スポットは
ディスク上の目標トラックに追従させる6次に、第2の
光源も発光させて、第2の光源に対する光スポットが目
標とするトラックに配置するように、像回転プリズムを
回転させる。
この時、第1の光源からの出射ビームの中心軸は光学系
の光軸と一致しているので、像回転プリズムの回転によ
って第1の光スポットが目標のトラックからずれること
はない。このようにして、2つの光源からの光スポット
を各々、目標のトラックに配置する。
次に、ディスク面からの反射光ビームを分離し、各々の
トラックからの情報を検出し、かつ自動焦点ずれ検出と
トラッキングエラー検出を行うr信号検出光学系」につ
いてその作用を述べる。信号検出光学系はI反射平行光
ビームを拡大結像させるレンズを有する。そして、この
レンズとその焦点面との間に、光ビームを略50%透過
し、略50%を反射して、それぞれを二方向に分離する
ハーフプリズムを設け、さらに分離された第1゜第2の
分離光ビームの各々の第1.第2の焦点面とハーフプリ
ズムとの間に各々、第1.第2のスリットを設ける。第
1のスリットは第1の分離光ビームのうち、第2の光源
に対する反射光ビームをしゃ断し、第1の光源に対する
反射光ビームを透過するように!2置する。第1の光源
に対する反射光ビームを受光する第1の光検出器を有す
る。
また、第2のスリットは、第2の分離光ビームのうち第
1の光源に対する反射光ビームをしゃ断し、第2の光源
に対する反射光ビームを透過するように設置する。第2
の光源に対する反射光ビームを受光する第2の光検出器
を設ける。
ここで、第1.第2の光検出器は、少なくとも上下、左
右に4つに分離した受光面を有する。第1の光検出器を
第1のスリットと第1の焦点面との間に設置し、第2の
光検出器を、第1の光検出器と第1の焦点面との距離と
同一の距離を持って、第2の焦点面から光ビーム進行方
向に離れた位置に設置し、合焦点時に第1の光検出器の
位置での光ビーム径と第2の光検出器の位置での光ビー
ム径が等しくなるように設置する。そして各光検出器の
上下2コの受光面を用い、前後差動検出方式によって自
動焦点制御を行う。また、各光検出器の一方の左右2コ
の受光面を用いてブツシュ−プル方式によるトラックず
れ検出を行い、ざらに各光検出器の上下左右の4コの受
光面の1部または全てを用いて、情報を読みとる。この
ようにして、反射光ビームの分離検出光学系と制御用の
光学系を共用することで簡素でコンパクトな光学的記録
再生装置を提供できる。   ′ コノヨうな「信号検出光学系Jにおいては、自動焦点ず
れ検出に関して、第1.第2の光源は、出射方向の垂直
方向に並列に配置しであるため、第1.第2の光源の再
生時における光出力パワーを同じくなるように制御すれ
ば、第1の光源に対する第1の分離光ビームと第2の光
源に対する第2の分離光ビームについて、前後差動検出
方式を用いて、安定に自動焦点制御を行うことができる
また、トラッキングエラー検出については、第1゜第2
の光源に対するディスク上の2個の光スボットの相対的
位置関係は「絞り込み光学系jで固定されているため、
第1の分離光ビームまたは第2の分離光ビームいずれか
一方について、プッシュプル方式によるトラッキング制
御を行うだけでよい。このようにして、自動焦点ずれ検
出とトラッキングエラー検出のため光学素子を付加する
ことなく、コンパクトな光学的記録再生装置を提供でき
る。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図の光学系と第2図及び
第3図の信号記録再生系により説明する。
はじめに、2つの光源からの出射ビームをディスク上に
絞り込むための「絞り込み光学系」の構成を第1図を用
いて説明する。本実施例では、2つの光源として、同−
波長人の半導体レーザチップ2を2個、活性層3が間隔
dで平行に位置するようにマウント4に配置したハイブ
リッドアレイ半導体レーザ1(以下、アレイレーザ1と
する)を用いる。この時、遠視野像5は図のようになる
ここで、後述する絞り込み光学系の光軸と第1の光g6
の出射ビームの中心軸を一致するように配置する。「絞
り込み光学系」としては、アレイレーザ1の第1の光源
6と第2の光源7がらの出射ビームを平行光ビームに変
換するカップリングレンズ8、楕円出射ビームを真円ビ
ームに変換するP偏光路100%透過のビーム整形プリ
ズム9、偏光方向を90’回転するためのλ/2板1o
、像を回転させるために、光軸を中心に矢印に示すよう
に微小に回転可能なP偏光路100%透過の象回転プリ
ズム(例えば梯子形プリズム)11、P偏光入射光に対
し略70%透過、略3o%反射、S偏光入射に対し、略
50%透過の偏光ビームスプリッタ12(以下偏光プリ
ズム12とする)、直線偏光を円偏光に、またはその逆
を行うλ/4板13、ディスク14上に絞り込まれた光
源6゜7にそれぞれ対応する光スポット15.16をト
ラック17に追従させるために回転駆動系を備えたガル
バノミラ−18、光ビームをディスク14上に絞り込む
ための絞り込みレンズ19及びレンズ19をディスクの
上下振れに追従させるためのアクチェータ20から構成
されてる。レンズ21、ピンホールを1個備えたミラー
22及び光検出器23.24からなる光学系は、2つの
光ビームのうち一方をピンホールに通し、もう一方をミ
ラー22の反射面で反射させることによって、2つの光
源の光パワーをモニタするためのものである。
次に、ディスク14からの反射光ビームを第1の光源6
と第2の光源7についての2つの反射光ビームに分離し
てそれぞれのトラック上に情報を検出し、かつ自動焦点
ずれ検出とトラッキングエラー検出を行う「信号検出光
学系」の構成について述べる。ディスク15上からの反
射光ビーム27.28を拡大結像するため分離レンズ2
5を用いる。そして、この分離レンズ25とその焦点面
31の間に、S偏光入射光ビームに対して略50%透過
、略50%透過のハーフプリズム26ψ を挿入するこのハーププリズム26によって反射された
光ビームのうち反射光ビーム28をしやへいし、反射光
ビーム27を通すスリット29をハーフプリズム26と
焦点面32の間に設置し、さくI7) らに焦点面32から距離Wの位置に光検出器33を設置
する。また。ハーフプリズム26によって透過した光ビ
ームのうち反射光ビーム27をしやへいし、反射光ビー
ム28を通すスリット30をハーフプリズムと焦点面3
1の間に設置し、さらにスリット30と焦点面31の間
で焦点面31から距離Wの位置に光検出器34を設ける
。光検出器33と34は、第3図に示すようにそれぞれ
、左右2個の受光面35.36と受光面37.38をト
ラッキングエラー信号検出用として有する。
また、上記2個の受光面39,4.0と受光面41゜4
2を自動焦点ずれ信号検出用として備えている。
自動焦点制御とトラッキング制御及び情報の記録再生法
を述べる。本実施例では、自動焦点制御方法として、前
後差動方式を用いるが、1つの光源を持つ光学的記録再
生装置と異なり、光源の異なる反射光ビーム27と28
について、焦点面32゜33の前後のビーム径43と4
4の大きさの差を受光面35.36の和信号45と受光
面37゜38の和信号46の差47として検出し、自動
熱点ずれ信号として電流源48を通してアクチェータ2
0を駆動することで自動焦点制御を行なう。
ここで、2つの活性層3が第1図に示すように、出射方
向に対して、垂直に並んでいるため、後述のするように
光源6と光源7の光出力が再生時に常に一致するように
制御すれば安定に二つのスポットをディスク上に自動焦
点制御することができる。
次にトラッキング制御方法は、プッシュプル方式を用い
る。後述するように、「絞り込み光学系」の調整段階に
おいて、ディスク14上の光スポット15.16を各々
、目標とするトラックに配置させると、トラック方向と
2つの光スポットの相対的位置関係は固定されるため、
反射光ビーム27.28いずれか一方について、トラッ
クエラー信号を検出するだけでよい。すなわち、光スポ
ットがディスク上のグループを横切った時の回折パター
ンの強度変化を受光面39.40の差信号49または受
光面41.42の差信号50として検出し、トラッキン
グエラー信号とする。この信号を電流源51を通してガ
ルバノミラ−18を駆動してトラッキング制御を行う。
次に、情報の記録は、記録データとしてユーザデータを
直−並列変換して符号化したもの、または、映像信号の
ように水平同期信号で一定査線ごとに信号を切り分は符
号化された2つの情報信号52と情報信号53を用いる
。ここでアレイレーザ1の光源6と7には、再生用の一
定の光パワーを出力するために、直流バイアス電流源5
4と55から直流バイアス電流が供給されている。ここ
で前述のように、光源6と7の再生時の光出力を同一で
かつ、温度変動に対しても一定であるようにするために
、オートパワーコントロール(A P C)を行う。す
なわち、光検出器23と24で両光源の光出力を検出し
、同一の参照電位VRとの差を検出して、その差信号5
6.57それぞれが、常にゼロになるように各々の直流
バイアス電流源54と55に帰還する。ここで、参照電
位VRの設定は、差信号56.57がゼロの時、目標と
する再生時の光出力パワーが出射されるようにする。ま
た、差信号56.57は記録時には、帰還が生じないよ
うに、記録状態を与えるWRゲート信号58でアナログ
スイッチ59.60を切り換える。また、2光源の光出
力をモニタするために、本実施例では、光ビームを空間
的に分離して検出する2つの光検出器23.24を用い
たが、光ビームを分離しないでひとつの光検出器で受光
してもよい。この場合、光検出器を絞り込み光学系 移に配置しないで、アレイレーザー内に配置し、出射面
と反対側の活性層から出射される光出力を検出するよう
にしてもよい。このような構成で、装置が情報の記録ま
たは読み出しを行っていない状態の時に、2つの光源を
交互にON、OFFさせ、各々の光出力をモニタする。
ただし、ON。
OFFの切り換え周波数は、自動焦点制御系またはトラ
ッキング制御系の帯域より十分高くする。
次に、情報の記録は、直流電流源54.55が再生時で
の電流出力を保持するようにしておき、流に加算してア
レイレーザ1に供給することにより記録パルス光を出射
させ、ディスク上の2つのトラック上に同時に情報信号
52.53に対応したビット列を形成して、記録を行う
信号の再生は、光検出器33.34のそれぞれに関して
、4つの受光面35,36,39,40及び受光面37
,38,41,42について、その一部または総和信号
61.62を検出して、情報信号52と53を同時に再
生する。また、スリット29.30のしや断面にも光検
出器を備え、それぞれの光検出器で、反射ビーム29と
28を受光し、総和信号62.61にそれぞれ加算すれ
ば、ノイズの影響を受けない十分な信号レベルを検出で
きる。
次に、ディスク14上の光スポット15.16を各々、
目標とするトラックに配置するための光学系の調整につ
き説明する。光源6の出射ビームの中心軸と光学系の光
軸が一致しているので、光源6だけを発光させて1光源
の光学系と同様に光学系を調整することができる。ただ
し、自動焦点制御については2つの反射光ビーム27.
28の両方を用いて行うので、第3図に示すように、光
源7に対する反射光ビーム28についての和信号46の
かわりに、オフセット65を用い、自動焦点制御を行う
。この段階で光検出器33の二次元調整を行い、自動焦
点制御とトラッキング制御を行う。ここで、例えば、2
つの光スポット15゜16を第1図に示すように、とな
り合った1−ラックに配置する場合は、トラック17の
ディスク半径方向の順番がわかるように、異なる周波数
の信号をトラックに記録しておく。そして、光源6゜7
を両方発光させ、光検出器33だけで自動焦点制御とト
ラッキング制御を行い、光スポット15からの信号を検
出して、となりのトラックの信号が、光スポット16で
最大のS/N比で検出できるように、梯子形プリズム1
1を微小に回転する。
この時、光スポット15は出射ビームの中心軸が光学系
の光軸と一致している光源6によって形成したものなの
で、梯子形プリズム11を回転しても、光スポット15
は目標のトラックからはずれることはない。次に、光ス
ポット15と16がそれぞれ目標のトラックに配置され
た状態で梯子形プリズム11を固定する。次に、自動焦
点制御とトラッキング制御を解除し、アクチェータ20
を正弦波信号で上下動作させ、和信号46の波形が和信
号45の極性反転波形と一致するように、光検出器34
の二次元調整を行う。このような調整法により、異なる
反射光ビーム27と28を用いた前後作動検出方式によ
る自動焦点制御が可能となり、本実施例を用いれば2つ
の光スポットを目標とするトラックに確実し、しかも安
易な方法で配置でき、かつ、反射光ビームの分離光学系
の後に、自動焦点制御とトラッキング制御を行うための
光学系を付加することなく、コンパクトな2光源を持つ
光学的記録再生装置を提供することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、2個の光スポットを各々の目標トラッ
クに容易にかつ確実に配置でき、かつ反射光ビームの分
離検出光学系と情報、制御信号検出光学系を共用し、簡
素でコンパクトな2光源を持つ光学的記録再生装置を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す光学系の構成図、第2
図及び第3図は、第1図の光学的記録再生装置の信号記
録再生系を示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、出射方向の垂直方向に沿つて近接して配置され、か
    つ第1の方向に略直線偏光した複数の光源から出た光ビ
    ームをディスク上に絞り込み、該ディスク上で光スポッ
    トと近接させる光学的記録再生装置であつて、前記光源
    と前記ディスクの間に光ビームが略100%透過する像
    回転プリズムを設け、前記像回転プリズムは、光軸を中
    心に回転可能であり、これを回転させることで、上記デ
    ィスク上での複数の光スポットを結ぶ直線方向をトラッ
    ク方向に対して回転させ、該複数の光スポットを各々異
    なるトラックに配置させることを特徴とする光学的記録
    再生装置。 2、特許請求の範囲第1項において、前記像回転プリズ
    ムと前記ディスクの間に前記第1の方向に偏光した光ビ
    ームは略100%透過し、前記第1の方向に対し90°
    回転した第2の方向に偏光した光ビームは略100%反
    射する偏光ビームスプリッタと、前記偏光ビームスプリ
    ッタと前記ディスクの間にλ/4板と少なくとも1つ以
    上のレンズからなる設り込みレンズを設け、前記λ/4
    板によつて第2の方向に偏光した前記ディスクからの反
    射平行光ビームが前記偏光ビームスプリッタで反射され
    た光軸方向において、前記反射平行光ビームを拡大結像
    させるレンズを備え、前記レンズと前記レンズの焦点面
    の間に光ビームを略50%透過し、略50%を反射して
    、それぞれを二方向に分離するハーフプリズムと、分離
    された第1、第2の分離光ビームの各々の第1、第2の
    焦点面と前記ハーフプリズムの間に各々、第1、第2の
    スリットを設け、前記第1のスリットは前記第1の分離
    光ビームのうち、前記第2の光源に対する反射光ビーム
    をしや断し、前記第1の光源に対する反射光ビームを透
    過するように設置し、前記第1の光源に対する反射光ビ
    ームを受光する第1の光検出器を備え、また前記第2の
    スリツトは、前記第2の分離光ビームのうち前記第1の
    光源に対する反射光ビームをしや断し、前記第2の光源
    に対する反射光ビームを透過するように設置し、前記第
    2の光源に対する反射光ビームを受光する光2の光検出
    器を設けることによつて、前記ディスク上の2つの光ス
    ポットが各々進従するトラック上の情報を独立に再生す
    ることを特徴とする光学的記録再生装置。 3、特許請求の範囲第2項において、第1、第2の光検
    出器は、少なくとも上下、左右に4つに分割した受光面
    を備え、前記第1の光検出器を前記第1のスリットと前
    記第1の焦点面の間に設置し、前記第2の光検出器を、
    前記第1の光検出器と前記第1の焦点面の距離と同一の
    距離を持つて、前記第2の焦点面から光ビーム進行方向
    に離れた位置に設置し、前記第1の光検出器の位置での
    光ビーム径と前記第2の光検出器の位置での光ビーム径
    が等しくなるように、前記各光検出器の上下2コの受光
    面を用い、前後差動検出方式によつて自動焦点制御を行
    い、前記各光検出器一方の左右2コの受光面を用いプッ
    シュープル方式によるトラック追従制御を行い、前記各
    光検出器の上下左右の4コの受光面の1部または全てを
    用い、情報を読みとることを特徴とした光学的記録再生
    装置。 4、特許請求の範囲第3項において、前記第1、第2の
    スリットのしや断面に各々第3、第4の光検出器を備え
    、前記第3の光検出器で前記第2の光源に対する反射光
    ビームを受光し、前記第4の光検出器で前記第1の光源
    に対する反射光ビームを受光することを特徴とする光学
    的記録再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5614938A (en) * 1991-10-11 1997-03-25 Hitachi, Ltd. Three-dimensional recording and reproducing apparatus

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