JPH0973640A - 光学的情報記録再生装置 - Google Patents
光学的情報記録再生装置Info
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- JPH0973640A JPH0973640A JP7229940A JP22994095A JPH0973640A JP H0973640 A JPH0973640 A JP H0973640A JP 7229940 A JP7229940 A JP 7229940A JP 22994095 A JP22994095 A JP 22994095A JP H0973640 A JPH0973640 A JP H0973640A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 検出光学系を分割手段で2つの光路に分割
し、一方をAF制御用の光学系に他方をAT制御と信号
光検出用の光学系とし、後者の光学系の構造が簡素化さ
れ、安定な記録・再生可能な多目的の光学的情報記録再
生装置。 【解決手段】 光ヘッドを、照射光学系及び検出光学系
を含む固定ヘッドと該固定ヘッドに対し移動可能な可動
ヘッドとから構成し、照射光学系からの光束を、入射光
路を経て、可動ヘッドの対物レンズを介し、記録媒体上
に照射しスポットを形成し、該記録媒体からの反射光
を、反射光路を経、検出光学系へと投影し、記録媒体に
対し情報の記録及び/または再生を行い記録媒体からの
反射光束を検出する検出光学系は、分割手段を介し、2
つの光路に分離され、一方の光路で、反射光束を光検出
器の中心に対して対称に照射させる光学系を構成し、他
方の光路で、反射光束のデフォーカス状態を利用し、A
F制御を行う光学系を構成する。
し、一方をAF制御用の光学系に他方をAT制御と信号
光検出用の光学系とし、後者の光学系の構造が簡素化さ
れ、安定な記録・再生可能な多目的の光学的情報記録再
生装置。 【解決手段】 光ヘッドを、照射光学系及び検出光学系
を含む固定ヘッドと該固定ヘッドに対し移動可能な可動
ヘッドとから構成し、照射光学系からの光束を、入射光
路を経て、可動ヘッドの対物レンズを介し、記録媒体上
に照射しスポットを形成し、該記録媒体からの反射光
を、反射光路を経、検出光学系へと投影し、記録媒体に
対し情報の記録及び/または再生を行い記録媒体からの
反射光束を検出する検出光学系は、分割手段を介し、2
つの光路に分離され、一方の光路で、反射光束を光検出
器の中心に対して対称に照射させる光学系を構成し、他
方の光路で、反射光束のデフォーカス状態を利用し、A
F制御を行う光学系を構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のトラッキン
グトラックおよび複数の情報トラックを有する光学的情
報記録媒体上に複数の光束を照射し、そこからの反射光
を光検出器で受光して、情報の記録および/または再生
を行なう光学的情報記録再生装置に関するものである。
グトラックおよび複数の情報トラックを有する光学的情
報記録媒体上に複数の光束を照射し、そこからの反射光
を光検出器で受光して、情報の記録および/または再生
を行なう光学的情報記録再生装置に関するものである。
【0002】
【技術の技術】従来、光を用いて情報の記録、再生を行
なう情報記録媒体としては、ディスク状、カード状、テ
ープ状などの各種の形態のものが知られている。これら
光学的情報記録媒体には、記録及び再生の可能なもの
や、再生のみ可能なものなどがある。記録可能な媒体へ
の情報の記録は、記録情報に従って変調され、微小スポ
ット状に絞られた光ビームによって、情報トラックを走
査する際に、光学的に検出可能な情報ビット列の形で、
行われる。
なう情報記録媒体としては、ディスク状、カード状、テ
ープ状などの各種の形態のものが知られている。これら
光学的情報記録媒体には、記録及び再生の可能なもの
や、再生のみ可能なものなどがある。記録可能な媒体へ
の情報の記録は、記録情報に従って変調され、微小スポ
ット状に絞られた光ビームによって、情報トラックを走
査する際に、光学的に検出可能な情報ビット列の形で、
行われる。
【0003】また、記録媒体からの情報の再生は、該記
録媒体に対して記録が行なわれない(情報ビット列を生
成しない)程度の、一定のパワーの光ビームスポットに
より情報トラックの情報ビット列を走査し、該記録媒体
からの反射光または透過光を検出することにより、行な
われる。
録媒体に対して記録が行なわれない(情報ビット列を生
成しない)程度の、一定のパワーの光ビームスポットに
より情報トラックの情報ビット列を走査し、該記録媒体
からの反射光または透過光を検出することにより、行な
われる。
【0004】上述した記録媒体への情報の記録、再生に
用いられる光ヘッドは、記録媒体に対して、その情報ト
ラック方向及び該方向を横切る方向に、相対的に移動可
能な構成になっており、この移動により、光ビームスポ
ットの、情報トラック走査が行なわれる。光ヘッドにお
ける光ビームスポットの絞り込み用レンズとしては、例
えば、対物レンズが用いられる。この対物レンズは、そ
の光軸方向(フォーカシング方向)、及び、該光軸方向
と記録媒体の情報トラック方向との双方に直交する方向
(トラッキング方向)に、夫々、独立して移動すること
ができる状態で、光ヘッド本体に保持されている。この
ような対物レンズの保持は、一般に弾性部材を介して、
なされており、対物レンズの、上記2方向の移動は、一
般に磁気的相互作用を利用したアクチュエータの駆動に
より、なされている。
用いられる光ヘッドは、記録媒体に対して、その情報ト
ラック方向及び該方向を横切る方向に、相対的に移動可
能な構成になっており、この移動により、光ビームスポ
ットの、情報トラック走査が行なわれる。光ヘッドにお
ける光ビームスポットの絞り込み用レンズとしては、例
えば、対物レンズが用いられる。この対物レンズは、そ
の光軸方向(フォーカシング方向)、及び、該光軸方向
と記録媒体の情報トラック方向との双方に直交する方向
(トラッキング方向)に、夫々、独立して移動すること
ができる状態で、光ヘッド本体に保持されている。この
ような対物レンズの保持は、一般に弾性部材を介して、
なされており、対物レンズの、上記2方向の移動は、一
般に磁気的相互作用を利用したアクチュエータの駆動に
より、なされている。
【0005】この種の光学的情報記録再生装置には、図
10に示すような光学系が知られている。ここでは、光
カード1の情報記録面に、多数本の情報トラック2が、
L−F方向に平行に、配列されている。また、光カード
1の情報記録面には、上記情報トラック2へのアクセス
の基準位置となるホームポジション3が設けられてい
る。情報トラック2は、例えば、ホームポジション3に
近い方から順に、符号2−1,2−2,2−3,…のよ
うに、配列され、図11に示すように、これらの各情報
トラックに隣接して、トラッキングトラック4が、順
次、符号4−1,4−2,4−3,…のように、設けら
れている。これらのトラッキングトラック4は、情報記
録再生時の光ビームスポット走査の際に、該ビームスポ
ットが所定の情報トラックから逸脱しないように制御す
るオートトラッキング(以下、ATと記す)のためのガ
イドとして、機能している。
10に示すような光学系が知られている。ここでは、光
カード1の情報記録面に、多数本の情報トラック2が、
L−F方向に平行に、配列されている。また、光カード
1の情報記録面には、上記情報トラック2へのアクセス
の基準位置となるホームポジション3が設けられてい
る。情報トラック2は、例えば、ホームポジション3に
近い方から順に、符号2−1,2−2,2−3,…のよ
うに、配列され、図11に示すように、これらの各情報
トラックに隣接して、トラッキングトラック4が、順
次、符号4−1,4−2,4−3,…のように、設けら
れている。これらのトラッキングトラック4は、情報記
録再生時の光ビームスポット走査の際に、該ビームスポ
ットが所定の情報トラックから逸脱しないように制御す
るオートトラッキング(以下、ATと記す)のためのガ
イドとして、機能している。
【0006】このATサーボは、光ヘッドにおいて、上
記光ビームスポットの情報トラックからのずれ(AT誤
差)を検出し、その検出信号を上記トラッキングアクチ
ュエータへと負帰還させ、光ヘッド本体に対して、対物
レンズをトラッキング方向に(D方向)に移動させて、
光ビームスポットを所望の情報トラックへと追従させる
ことにより、行なわれる。
記光ビームスポットの情報トラックからのずれ(AT誤
差)を検出し、その検出信号を上記トラッキングアクチ
ュエータへと負帰還させ、光ヘッド本体に対して、対物
レンズをトラッキング方向に(D方向)に移動させて、
光ビームスポットを所望の情報トラックへと追従させる
ことにより、行なわれる。
【0007】また、情報記録再生時において、光ビーム
スポットで情報トラックを走査する際、該光ビームを、
光カードの面上にて、適当な大きさのスポット状とする
(合焦させる)ために、オートフォーカシング(以下、
AFと記す)サーボが行なわれる。このAFサーボは、
光ヘッドにおいて、上記光ビームスポットの合焦状態か
らのずれ(AF誤差)を検出し、その検出信号を上記フ
ォーカシングアクチュエータへと負帰還させ、光ヘッド
本体に対して、対物レンズをフォーカシング方向に移動
させて、光ビームスポットを光カード面上に合焦させる
ことにより、行なわれる。
スポットで情報トラックを走査する際、該光ビームを、
光カードの面上にて、適当な大きさのスポット状とする
(合焦させる)ために、オートフォーカシング(以下、
AFと記す)サーボが行なわれる。このAFサーボは、
光ヘッドにおいて、上記光ビームスポットの合焦状態か
らのずれ(AF誤差)を検出し、その検出信号を上記フ
ォーカシングアクチュエータへと負帰還させ、光ヘッド
本体に対して、対物レンズをフォーカシング方向に移動
させて、光ビームスポットを光カード面上に合焦させる
ことにより、行なわれる。
【0008】なお、図11において S1、S2、S3
は、光カード上での光スポットを示し、光スポットS
1、S3によりAT制御を行い、光スポットS2によっ
てAF制御及び記録時の情報ビットの作成、再生時の情
報ビットの読出しを行なう。また、各情報トラックにお
いて、6−1、6−2および7−1、7−2は、それぞ
れ、プリフォーマットされた左側アドレス部および右側
アドレス部を示し、このアドレス部を読み出すことによ
り情報トラックを識別できるように構成している。な
お、図中、符号5−1と5−2は、データ部(情報ビッ
ト)である。
は、光カード上での光スポットを示し、光スポットS
1、S3によりAT制御を行い、光スポットS2によっ
てAF制御及び記録時の情報ビットの作成、再生時の情
報ビットの読出しを行なう。また、各情報トラックにお
いて、6−1、6−2および7−1、7−2は、それぞ
れ、プリフォーマットされた左側アドレス部および右側
アドレス部を示し、このアドレス部を読み出すことによ
り情報トラックを識別できるように構成している。な
お、図中、符号5−1と5−2は、データ部(情報ビッ
ト)である。
【0009】また、図12において、21は光源たる半
導体レーザであり、この例では、トラックに対して、垂
直の方向に偏光している830nmの波長の光を発す
る。また、符号22はコリメータレンズ、23はビーム
整形プリズム、24は光束分割のための回折格子、25
は偏光ビームスプリッタである。更に、符号26は1/
4波長板、20は全反射ミラー(全反射プリズム)、2
7は対物レンズ、28は球面レンズ、29はシリンドリ
カルレンズ、30は光検出器を示す。この光検出器30
は受光素子30a、30cおよび4分割受光素子40b
から構成される。
導体レーザであり、この例では、トラックに対して、垂
直の方向に偏光している830nmの波長の光を発す
る。また、符号22はコリメータレンズ、23はビーム
整形プリズム、24は光束分割のための回折格子、25
は偏光ビームスプリッタである。更に、符号26は1/
4波長板、20は全反射ミラー(全反射プリズム)、2
7は対物レンズ、28は球面レンズ、29はシリンドリ
カルレンズ、30は光検出器を示す。この光検出器30
は受光素子30a、30cおよび4分割受光素子40b
から構成される。
【0010】半導体レーザ21から発せられた光ビーム
は、楕円の発散光束となって、コリメータレンズ22に
入射する。そして、該レンズにより平行光束となり、さ
らに、ビーム整形プリズム23により、所定の光強度分
布、つまり、円形の強度分布を有するビームに整形され
る。
は、楕円の発散光束となって、コリメータレンズ22に
入射する。そして、該レンズにより平行光束となり、さ
らに、ビーム整形プリズム23により、所定の光強度分
布、つまり、円形の強度分布を有するビームに整形され
る。
【0011】その後、所定の記録用光スポットを得るた
めに、光束は回折格子24に入射し、該回折格子24に
より、3つの光ビーム(0次回折光および±1次回折
光)に分割される。この3つの光束は、偏光ビームスプ
リッタ25にP偏光光束として入射する。偏光ビームス
プリッタ25は、図13に示すような分光特性を有し、
入射したP偏光を100%近く透過する。
めに、光束は回折格子24に入射し、該回折格子24に
より、3つの光ビーム(0次回折光および±1次回折
光)に分割される。この3つの光束は、偏光ビームスプ
リッタ25にP偏光光束として入射する。偏光ビームス
プリッタ25は、図13に示すような分光特性を有し、
入射したP偏光を100%近く透過する。
【0012】次いで、前記3つの光束は、1/4波長板
27を透過する際に円偏光に変換され、対物レンズ27
によって、光カード1上に集束される。この集束された
光が図12に示したように、3つの微小ビームスポット
S1(+1次回折光)、S2(0次回折光)、S3(−
1次回折光)である。S2は記録、再生、AF制御に用
いられ、S1とS3はAT制御に用いられる。光カード
1上における各スポット位置は、図11に示したよう
に、光スポットS1とS3は、隣接するトラッキングト
ラック4上に位置し、光スポットS2は、該トラッキン
グトラック間の情報トラック2上に位置している。
27を透過する際に円偏光に変換され、対物レンズ27
によって、光カード1上に集束される。この集束された
光が図12に示したように、3つの微小ビームスポット
S1(+1次回折光)、S2(0次回折光)、S3(−
1次回折光)である。S2は記録、再生、AF制御に用
いられ、S1とS3はAT制御に用いられる。光カード
1上における各スポット位置は、図11に示したよう
に、光スポットS1とS3は、隣接するトラッキングト
ラック4上に位置し、光スポットS2は、該トラッキン
グトラック間の情報トラック2上に位置している。
【0013】かくして、光カード1上に形成された光ス
ポットからの反射光は、再び、対物レンズ27を通っ
て、平行光束となり、1/4波長板26を透過すること
により、入射時とは偏光方向が90°回転した光束に変
換される。そして、偏光ビームスプリッタ25には、S
偏光光束として入射し、図13に示した分光特性によ
り、100%近く反射され、検出光学系に導かれる。
ポットからの反射光は、再び、対物レンズ27を通っ
て、平行光束となり、1/4波長板26を透過すること
により、入射時とは偏光方向が90°回転した光束に変
換される。そして、偏光ビームスプリッタ25には、S
偏光光束として入射し、図13に示した分光特性によ
り、100%近く反射され、検出光学系に導かれる。
【0014】前記検出光学系では、球面レンズ28とシ
リンドリカルレンズ29とが組み合わされており、この
組合せにより非点収差法によるAF制御が行われる。光
カード1から反射した3つの光束は前記検出光学系によ
りそれぞれ集光され、光検出器30に入射して、3つの
光スポットを形成する。受光素子30a、30cは前述
の光スポットS1、S3の反射光を受光し、これら2つ
の受光素子の出力の差を用いてAT制御が行われる。ま
た、4分割の受光素子30bは光スポットS2の反射光
を受光し、その出力を用いてAF制御が行われ、また、
記録情報の再生がなされる。図14に示されるように、
受光素子30a、30b、30cにおいて、各光スポッ
トSa、Sb、Scは、受光素子30a、30b、30
cに完全に含まれている。
リンドリカルレンズ29とが組み合わされており、この
組合せにより非点収差法によるAF制御が行われる。光
カード1から反射した3つの光束は前記検出光学系によ
りそれぞれ集光され、光検出器30に入射して、3つの
光スポットを形成する。受光素子30a、30cは前述
の光スポットS1、S3の反射光を受光し、これら2つ
の受光素子の出力の差を用いてAT制御が行われる。ま
た、4分割の受光素子30bは光スポットS2の反射光
を受光し、その出力を用いてAF制御が行われ、また、
記録情報の再生がなされる。図14に示されるように、
受光素子30a、30b、30cにおいて、各光スポッ
トSa、Sb、Scは、受光素子30a、30b、30
cに完全に含まれている。
【0015】以上のような光ヘッドの光学系を、図12
に示されるように、固定ヘッドと可動ヘッドとに分け、
該可動ヘッドのみを矢印に示すように移動させることに
より、光ビームスポットS2で情報トラックの走査を行
うことができる。このような分離型の光ヘッドの構造で
は、可動ヘッドの移動量は、光カード1の縦方向の長さ
程度が必要であり、通常100mm程度である。
に示されるように、固定ヘッドと可動ヘッドとに分け、
該可動ヘッドのみを矢印に示すように移動させることに
より、光ビームスポットS2で情報トラックの走査を行
うことができる。このような分離型の光ヘッドの構造で
は、可動ヘッドの移動量は、光カード1の縦方向の長さ
程度が必要であり、通常100mm程度である。
【0016】また、本出願人は、既に、上述の光学的情
報記録再生装置を改良して、図3に示すような3つの回
折領域を持った回折格子24’を照射光学系中に配する
ことで、図4に示すように、光カード1上に7つのスポ
ットを結像させることができる構成の装置を提唱してい
る。
報記録再生装置を改良して、図3に示すような3つの回
折領域を持った回折格子24’を照射光学系中に配する
ことで、図4に示すように、光カード1上に7つのスポ
ットを結像させることができる構成の装置を提唱してい
る。
【0017】ここでは、各領域の回折格子の各々の±1
次回折光の、6個の光スポットと、回折作用を受けず
に、回折格子24’を透過した0次回折光の、1個の光
スポットが得られる。また、図4に示した光カード上の
各スポットが、図5に示した受光素子上のスポットに対
応しており、各々、検出されることは勿論である。
次回折光の、6個の光スポットと、回折作用を受けず
に、回折格子24’を透過した0次回折光の、1個の光
スポットが得られる。また、図4に示した光カード上の
各スポットが、図5に示した受光素子上のスポットに対
応しており、各々、検出されることは勿論である。
【0018】次に、このような配置のスポットを用い
て、光カード上で、どのように往復記録および複数トラ
ックの同時再生を行うかを説明する。先ず、記録時に
は、前記0次光スポットを記録光として用い、0次光ス
ポットを挟むようにしてトラック進行方向の前後に配さ
れたDV光スポットにより、トラックの進行方向によら
ずにベリファイを行うことができる。そのため、往復記
録が可能となる。
て、光カード上で、どのように往復記録および複数トラ
ックの同時再生を行うかを説明する。先ず、記録時に
は、前記0次光スポットを記録光として用い、0次光ス
ポットを挟むようにしてトラック進行方向の前後に配さ
れたDV光スポットにより、トラックの進行方向によら
ずにベリファイを行うことができる。そのため、往復記
録が可能となる。
【0019】また、再生時には、図4に示したように、
2つのRF光スポットと0次光スポット(もしくは、D
V光スポット)を用いることで、3つのトラックを同時
に再生することが可能となる。また、この時のAF制
御、AT制御は、0次光スポットの反射光を4分割検出
素子で検出することにより、従来と同様の非点収差法で
AF制御し、AT制御は、図4に示した2つのAT光ス
ポットの反射光を各々検出して、その差分を取ることで
行う。
2つのRF光スポットと0次光スポット(もしくは、D
V光スポット)を用いることで、3つのトラックを同時
に再生することが可能となる。また、この時のAF制
御、AT制御は、0次光スポットの反射光を4分割検出
素子で検出することにより、従来と同様の非点収差法で
AF制御し、AT制御は、図4に示した2つのAT光ス
ポットの反射光を各々検出して、その差分を取ることで
行う。
【0020】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
述の事例には、以下に示す問題点がある。即ち、図15
に示すように、シリンドリカルレンズ29の母線Bは、
情報トラック方向Aに対して、45度に配されている。
なお、図中、b1〜b7は入射する光束であり、その
内、ベリファイ用光束b4とb5は、母線Bに対して非
対称な位置に入射する。また、再生用光束b6とb7も
同様に、母線に対して非対称に入射する。このシリンド
リカルレンズ29から出射した各光束は、光カード上で
の光スポットの合焦時に、光検出器30上で最小錯乱円
として投影される。なお、図5には、光検出器30上に
投影された各光束のスポット像及び受光素子の配置が示
されている。
述の事例には、以下に示す問題点がある。即ち、図15
に示すように、シリンドリカルレンズ29の母線Bは、
情報トラック方向Aに対して、45度に配されている。
なお、図中、b1〜b7は入射する光束であり、その
内、ベリファイ用光束b4とb5は、母線Bに対して非
対称な位置に入射する。また、再生用光束b6とb7も
同様に、母線に対して非対称に入射する。このシリンド
リカルレンズ29から出射した各光束は、光カード上で
の光スポットの合焦時に、光検出器30上で最小錯乱円
として投影される。なお、図5には、光検出器30上に
投影された各光束のスポット像及び受光素子の配置が示
されている。
【0021】また、図15において、2つのベリファイ
光束を含む線Mの位置におけるシリンドリカルレンズ2
9の断面と、各ベリファイ光束b4、b5と再生光束b
1とを、図16の(a)に示す。同様に、情報トラック
方向を示した線Aの位置でのシリンドリカルレンズ29
の断面でみた、AT用光束b2、b3および再生用光束
b1を図16の(b)に、また、線Nの位置でのシリン
ドリカルレンズ29の断面と再生用光束b6、b7、b
1とを、図16の(c)に示す。
光束を含む線Mの位置におけるシリンドリカルレンズ2
9の断面と、各ベリファイ光束b4、b5と再生光束b
1とを、図16の(a)に示す。同様に、情報トラック
方向を示した線Aの位置でのシリンドリカルレンズ29
の断面でみた、AT用光束b2、b3および再生用光束
b1を図16の(b)に、また、線Nの位置でのシリン
ドリカルレンズ29の断面と再生用光束b6、b7、b
1とを、図16の(c)に示す。
【0022】ところで、シリンドリカルレンズ29に入
射した7つの光束の内、図中、点線で示した再生用の0
次回折光束b1は、回折角が0度であるから、シリンド
リカルレンズ29には、ほぼレンズ中心に対して垂直に
入射し、図5の4分割光検出器C1の中心に入射する。
そして、2つのAT用光束b2とb3は、図16の
(b)に示すように、方向は異なるが、0次回折光束に
対して同量の回折角θ1をもって、シリンドリカルレン
ズ29に入射し、しかも、0次回折光束に対して点対
称、すなわち、シリンドリカルレンズ29の母線に対し
て、等距離であるため、シリンドリカルレンズ29のレ
ンズ作用が等しく、光検出器30上での0次回折光束と
AT用+1次回折光束の投影スポット同士の間隔h1
は、0次回折光束とAT用−1次回折光束の投影スポッ
ト同士の間隔h2と等しくなる。
射した7つの光束の内、図中、点線で示した再生用の0
次回折光束b1は、回折角が0度であるから、シリンド
リカルレンズ29には、ほぼレンズ中心に対して垂直に
入射し、図5の4分割光検出器C1の中心に入射する。
そして、2つのAT用光束b2とb3は、図16の
(b)に示すように、方向は異なるが、0次回折光束に
対して同量の回折角θ1をもって、シリンドリカルレン
ズ29に入射し、しかも、0次回折光束に対して点対
称、すなわち、シリンドリカルレンズ29の母線に対し
て、等距離であるため、シリンドリカルレンズ29のレ
ンズ作用が等しく、光検出器30上での0次回折光束と
AT用+1次回折光束の投影スポット同士の間隔h1
は、0次回折光束とAT用−1次回折光束の投影スポッ
ト同士の間隔h2と等しくなる。
【0023】しかしながら、図16の(a)に示すよう
に、2つのベリファイ用光束は、0次回折光束に対し
て、同量の回折角θ2でありながら、0次回折光束に対
して、点対称でなく、図15に示すように、シリンドリ
カルレンズ29の母線に対して等距離の位置に入射しな
い。これらの光束は、シリンドリカルレンズ29に対し
て、像高を持つことになり、シリンドリカルレンズ29
の一方向性のレンズ作用の影響で、光検出30上の0次
回折光束およびベリファイ用+1次回折光束の、投影ス
ポット同士の間隔h3と、0次回折光束およびベリファ
イ用−1次回折光束の、投影スポット同士の間隔h4と
は、等しくはならない。
に、2つのベリファイ用光束は、0次回折光束に対し
て、同量の回折角θ2でありながら、0次回折光束に対
して、点対称でなく、図15に示すように、シリンドリ
カルレンズ29の母線に対して等距離の位置に入射しな
い。これらの光束は、シリンドリカルレンズ29に対し
て、像高を持つことになり、シリンドリカルレンズ29
の一方向性のレンズ作用の影響で、光検出30上の0次
回折光束およびベリファイ用+1次回折光束の、投影ス
ポット同士の間隔h3と、0次回折光束およびベリファ
イ用−1次回折光束の、投影スポット同士の間隔h4と
は、等しくはならない。
【0024】図16の(c)および図15に示すよう
に、再生用±1次回折光束の投影スポットにおいても、
ベリファイ光束と同様に、図16の(c)の各投影スポ
ット間隔h5とh6は等しくならない。これを図15で
説明すると、各光検出器上の点線で示した投影スポット
は、各回折光束が0次回折光束に対して点対称であり、
シリンドリカルレンズ29の母線に対して、仮に等距離
の位置に入射したと想定した場合のスポット位置であ
り、それぞれの±1次回折光束と0次回折光束との投影
スポット間隔は等しくなる。
に、再生用±1次回折光束の投影スポットにおいても、
ベリファイ光束と同様に、図16の(c)の各投影スポ
ット間隔h5とh6は等しくならない。これを図15で
説明すると、各光検出器上の点線で示した投影スポット
は、各回折光束が0次回折光束に対して点対称であり、
シリンドリカルレンズ29の母線に対して、仮に等距離
の位置に入射したと想定した場合のスポット位置であ
り、それぞれの±1次回折光束と0次回折光束との投影
スポット間隔は等しくなる。
【0025】要するに、従来例では、前述したシリンド
リカルレンズ29のレンズ作用によって、実線で示す位
置に各スポットが投影される。この投影位置は、回折角
の大きさやシリンドリカルレンズへの入射位置によって
変化し、図5に示すように、投影スポットの全てを光検
出器で受光できないので、信号の劣化を招くことにな
る。また、目的・機能の異なる隣りの投影スポットの入
射によって、信号の混在が発生し、ベリファイあるいは
再生ができなくなってしまう。
リカルレンズ29のレンズ作用によって、実線で示す位
置に各スポットが投影される。この投影位置は、回折角
の大きさやシリンドリカルレンズへの入射位置によって
変化し、図5に示すように、投影スポットの全てを光検
出器で受光できないので、信号の劣化を招くことにな
る。また、目的・機能の異なる隣りの投影スポットの入
射によって、信号の混在が発生し、ベリファイあるいは
再生ができなくなってしまう。
【0026】以上、従来例では、上述の問題点があり、
安定した記録・再生を達成することができない。
安定した記録・再生を達成することができない。
【0027】本発明の目的は、従来例の問題を解決する
ために、検出光学系を分割手段で2つの光路に分割し、
一方を従来同様なAF制御用の光学系とするとともに、
他方をAT制御および信号光検出用の光学系として、後
者の光学系の構造が簡素化され、より安定な記録・再生
が行なえる多目的の光学的情報記録再生装置を提供する
ことを目的とするのもである。
ために、検出光学系を分割手段で2つの光路に分割し、
一方を従来同様なAF制御用の光学系とするとともに、
他方をAT制御および信号光検出用の光学系として、後
者の光学系の構造が簡素化され、より安定な記録・再生
が行なえる多目的の光学的情報記録再生装置を提供する
ことを目的とするのもである。
【0028】特に、AT制御および信号光検出用の光学
系は、センサ面と集光手段の焦点面とが一致するような
構成にすることが、上述の目的に叶う構造である。
系は、センサ面と集光手段の焦点面とが一致するような
構成にすることが、上述の目的に叶う構造である。
【0029】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、光ヘッドを、照射光学系及び検出光学
系を含む固定ヘッドと該固定ヘッドに対して移動可能な
可動ヘッドとから構成し、前記照射光学系からの光束
を、入射光路を経て、前記可動ヘッドの対物レンズを介
して、前記記録媒体上に照射してスポットを形成し、ま
た、該記録媒体からの反射光を、反射光路を経て、前記
検出光学系へと投影させ、これによって、前記記録媒体
に対して情報の記録及び/または再生を行う光学的情報
記録再生装置において、前記記録媒体からの反射光束を
検出する前記検出光学系は、分割手段を介して、2つの
光路に分離されており、一方の光路では、反射光束を光
検出器の中心に対して対称に照射させる光学系を構成
し、また、他方の光路では、反射光束のデフォーカス状
態を利用して、AF制御(オートフォーカス制御)を行
う光学系を構成している。
に、本発明では、光ヘッドを、照射光学系及び検出光学
系を含む固定ヘッドと該固定ヘッドに対して移動可能な
可動ヘッドとから構成し、前記照射光学系からの光束
を、入射光路を経て、前記可動ヘッドの対物レンズを介
して、前記記録媒体上に照射してスポットを形成し、ま
た、該記録媒体からの反射光を、反射光路を経て、前記
検出光学系へと投影させ、これによって、前記記録媒体
に対して情報の記録及び/または再生を行う光学的情報
記録再生装置において、前記記録媒体からの反射光束を
検出する前記検出光学系は、分割手段を介して、2つの
光路に分離されており、一方の光路では、反射光束を光
検出器の中心に対して対称に照射させる光学系を構成
し、また、他方の光路では、反射光束のデフォーカス状
態を利用して、AF制御(オートフォーカス制御)を行
う光学系を構成している。
【0030】この場合、反射光束を光検出器の中心に対
して対称に照射させる前記光学系は、光検出素子上で結
像するように構成された光学系であり、また、反射光束
のデフォーカス状態を利用して、AF制御を行う前記光
学系は、AF制御に非点収差法を用いることが好まし
い。
して対称に照射させる前記光学系は、光検出素子上で結
像するように構成された光学系であり、また、反射光束
のデフォーカス状態を利用して、AF制御を行う前記光
学系は、AF制御に非点収差法を用いることが好まし
い。
【0031】また、前記2光路を経た光束を、各光路の
光学系の光検出器に対して集光する手段が、共通の部材
で構成されていることによって、その検出光学系の構成
が簡素化でき、特に、前記共通の部材には、1枚の凸レ
ンズが用いられるとよい。また、前記2光路の光学系の
光検出器は、同一のパッケージ上に配置した光学素子で
あり、各光路の光束は、前記光学素子に、それぞれ集光
されるようになっているので、小型化の上で有利であ
る。
光学系の光検出器に対して集光する手段が、共通の部材
で構成されていることによって、その検出光学系の構成
が簡素化でき、特に、前記共通の部材には、1枚の凸レ
ンズが用いられるとよい。また、前記2光路の光学系の
光検出器は、同一のパッケージ上に配置した光学素子で
あり、各光路の光束は、前記光学素子に、それぞれ集光
されるようになっているので、小型化の上で有利であ
る。
【0032】また、前記分割手段は、ハーフミラーで構
成されるとよく、また、AF制御を行うための光学系よ
りも対物レンズ側に配置され、あるいは、AF制御を行
うための光学系にある集光手段として用意された凸レン
ズよりセンサ側に配置されているとよい。
成されるとよく、また、AF制御を行うための光学系よ
りも対物レンズ側に配置され、あるいは、AF制御を行
うための光学系にある集光手段として用意された凸レン
ズよりセンサ側に配置されているとよい。
【0033】これにより、光検出光学系の構成を簡素化
するとともに、非点収差AF方式を用いた、より安定し
た記録・再生および複数情報トラックの同時再生、更に
は、記録直後のベリファイを可能とした光学的情報記録
再生装置を提供することができる。
するとともに、非点収差AF方式を用いた、より安定し
た記録・再生および複数情報トラックの同時再生、更に
は、記録直後のベリファイを可能とした光学的情報記録
再生装置を提供することができる。
【0034】
(実施の形態1)以下に、本発明に係る実施の形態の1
つを、図1を参照しながら、具体的に説明する。ここで
は、光カード1を反射した光束は、可動光学系(図示せ
ず)を経由して、凸レンズ28に到達する。その後、光
束は、光路分割手段としてのハーフミラー50に到達す
る。このハーフミラー50には、入射光を所望の比率、
例えば、透過および反射の光の配分を、各々、2分の1
とする性能のものを採用する。
つを、図1を参照しながら、具体的に説明する。ここで
は、光カード1を反射した光束は、可動光学系(図示せ
ず)を経由して、凸レンズ28に到達する。その後、光
束は、光路分割手段としてのハーフミラー50に到達す
る。このハーフミラー50には、入射光を所望の比率、
例えば、透過および反射の光の配分を、各々、2分の1
とする性能のものを採用する。
【0035】ハーフミラー50を透過した光は、従来例
の場合と同様に、検出光学系の一部を構成するシリンド
リカルレンズ29を経て、光検出素子から構成される光
検出器30’に到達する。なお、光検出器30’は、従
来例と同様に、非点収差法における最小錯乱円を形成す
る位置に配される。
の場合と同様に、検出光学系の一部を構成するシリンド
リカルレンズ29を経て、光検出素子から構成される光
検出器30’に到達する。なお、光検出器30’は、従
来例と同様に、非点収差法における最小錯乱円を形成す
る位置に配される。
【0036】このように配置された光検出器30’に
は、0次回折光の光束のみ検出できるぐらいの大きさの
光検出素子として、4分割受光素子が採用されている。
ここでは、従来と同様に、非点収差法によるAF制御が
なされる。
は、0次回折光の光束のみ検出できるぐらいの大きさの
光検出素子として、4分割受光素子が採用されている。
ここでは、従来と同様に、非点収差法によるAF制御が
なされる。
【0037】一方、ハーフミラー50を反射した光は、
球面レンズ28の集光作用に従って光検出器30”に集
光される。なお、光検出器30”の受光面の位置は、球
面レンズ28の焦点位置の平面に一致している。
球面レンズ28の集光作用に従って光検出器30”に集
光される。なお、光検出器30”の受光面の位置は、球
面レンズ28の焦点位置の平面に一致している。
【0038】このような構成にすることで、可動ヘッド
の移動に伴う光束シフトに起因するところの、光検出器
上でのスポットの位置ずれが発生しなくなる。つまり、
図1に示したように、センサ(光検出器30”)上の、
集光された0次回折光の光束、AT光束、DV光束、R
F光束が、各々、前記センサ上に結像しているために、
レンズ28に入射する位置がシフトしても、図2に示し
たように、スポットが動かないのである。よって、本発
明では、信号の劣化やATオフセットなどが発生するこ
となく、良好な記録/再生が可能となる。 (実施の形態2)以下に、本発明に係る第2の実施の形
態を、図6を参照しながら、具体的に説明する。ここで
は、光カード1を反射した光束は、可動光学系(図示せ
ず)を経由して、光路分割手段としてのハーフミラー5
0に到達する。このハーフミラー50には、入射光を所
望の比率、例えば、透過および反射の光の配分を、各
々、2分の1とする性能のものを採用する。
の移動に伴う光束シフトに起因するところの、光検出器
上でのスポットの位置ずれが発生しなくなる。つまり、
図1に示したように、センサ(光検出器30”)上の、
集光された0次回折光の光束、AT光束、DV光束、R
F光束が、各々、前記センサ上に結像しているために、
レンズ28に入射する位置がシフトしても、図2に示し
たように、スポットが動かないのである。よって、本発
明では、信号の劣化やATオフセットなどが発生するこ
となく、良好な記録/再生が可能となる。 (実施の形態2)以下に、本発明に係る第2の実施の形
態を、図6を参照しながら、具体的に説明する。ここで
は、光カード1を反射した光束は、可動光学系(図示せ
ず)を経由して、光路分割手段としてのハーフミラー5
0に到達する。このハーフミラー50には、入射光を所
望の比率、例えば、透過および反射の光の配分を、各
々、2分の1とする性能のものを採用する。
【0039】ハーフミラー50を透過した光は、従来例
の場合と同様に、検出光学系の一部を構成する球面レン
ズ28、シリンドリカルレンズ29を経て、光検出素子
から構成される光検出器30’に到達する。なお、光検
出器30’は、従来例と同様に、非点収差法における最
小錯乱円を形成する位置に配される。
の場合と同様に、検出光学系の一部を構成する球面レン
ズ28、シリンドリカルレンズ29を経て、光検出素子
から構成される光検出器30’に到達する。なお、光検
出器30’は、従来例と同様に、非点収差法における最
小錯乱円を形成する位置に配される。
【0040】このように配置された光検出器30’に
は、0次回折光の光束のみ検出できるぐらいの大きさの
光検出素子として、4分割受光素子が採用されている。
ここでは、従来と同様に、非点収差法によるAF制御が
なされる。
は、0次回折光の光束のみ検出できるぐらいの大きさの
光検出素子として、4分割受光素子が採用されている。
ここでは、従来と同様に、非点収差法によるAF制御が
なされる。
【0041】一方、ハーフミラー50を反射した光は、
球面レンズ28’の集光作用に従って光検出器30”に
集光される。なお、光検出器30”においては、AT制
御および信号検出用の受光素子が配されており、各々の
光スポットを検出することができる。この構成で、光検
出器30”上の各スポットはセンサの中心に対して対称
となり、受光素子の配置が設計し易くなる。
球面レンズ28’の集光作用に従って光検出器30”に
集光される。なお、光検出器30”においては、AT制
御および信号検出用の受光素子が配されており、各々の
光スポットを検出することができる。この構成で、光検
出器30”上の各スポットはセンサの中心に対して対称
となり、受光素子の配置が設計し易くなる。
【0042】また、光検出器30”の受光面の位置は、
球面レンズ28’の焦点位置の平面に一致している。
球面レンズ28’の焦点位置の平面に一致している。
【0043】このような構成にすることで、可動ヘッド
の移動に伴う光束シフトに起因するところの、光検出器
上でのスポットの位置ずれが発生しなくなる。つまり、
図6に示したように、センサ(光検出器30”)上の、
集光された0次回折光の光束、AT光束、DV光束、R
F光束が、各々、前記センサ上に結像しているために、
レンズ28’に入射する位置がシフトしても、図2に示
したように、スポットが動かないのである。よって、本
発明では、信号の劣化やATオフセットなどが発生する
ことなく、良好な記録/再生が可能となる。 (実施の形態3)以下に、本発明に係る第3の実施の形
態を、図7を参照しながら、具体的に説明する。ここで
は、光カード1を反射した光束は、可動光学系(図示せ
ず)を経由して、光路分割手段としてのハーフミラー5
0に到達する。このハーフミラー50には、入射光を所
望の比率、例えば、透過および反射の光の配分を、各
々、2分の1とする性能のものを採用する。
の移動に伴う光束シフトに起因するところの、光検出器
上でのスポットの位置ずれが発生しなくなる。つまり、
図6に示したように、センサ(光検出器30”)上の、
集光された0次回折光の光束、AT光束、DV光束、R
F光束が、各々、前記センサ上に結像しているために、
レンズ28’に入射する位置がシフトしても、図2に示
したように、スポットが動かないのである。よって、本
発明では、信号の劣化やATオフセットなどが発生する
ことなく、良好な記録/再生が可能となる。 (実施の形態3)以下に、本発明に係る第3の実施の形
態を、図7を参照しながら、具体的に説明する。ここで
は、光カード1を反射した光束は、可動光学系(図示せ
ず)を経由して、光路分割手段としてのハーフミラー5
0に到達する。このハーフミラー50には、入射光を所
望の比率、例えば、透過および反射の光の配分を、各
々、2分の1とする性能のものを採用する。
【0044】ハーフミラー50を透過した光は、従来例
の場合と同様に、検出光学系の一部を構成する球面レン
ズ28、シリンドリカルレンズ29を経て、光検出素子
から構成される光検出器30’に到達する。なお、光検
出器30’は、従来例と同様に、非点収差法における最
小錯乱円を形成する位置に配される。
の場合と同様に、検出光学系の一部を構成する球面レン
ズ28、シリンドリカルレンズ29を経て、光検出素子
から構成される光検出器30’に到達する。なお、光検
出器30’は、従来例と同様に、非点収差法における最
小錯乱円を形成する位置に配される。
【0045】このように配置された光検出器30’に
は、図7の部分を拡大した(b)における下側に示され
るように、0次回折光の光束のみ検出できるぐらいの大
きさの光検出素子として、4分割受光素子が採用されて
いる。ここでは、従来と同様に、非点収差法によるAF
制御がなされる。
は、図7の部分を拡大した(b)における下側に示され
るように、0次回折光の光束のみ検出できるぐらいの大
きさの光検出素子として、4分割受光素子が採用されて
いる。ここでは、従来と同様に、非点収差法によるAF
制御がなされる。
【0046】一方、ハーフミラー50を反射した光は、
全反射ミラー51で反射され、球面レンズ28’の集光
作用に従って、光検出器30’に集光される。なお、球
面レンズ28’は、光検出器30’の受光面に焦点を結
ぶように設計されている。
全反射ミラー51で反射され、球面レンズ28’の集光
作用に従って、光検出器30’に集光される。なお、球
面レンズ28’は、光検出器30’の受光面に焦点を結
ぶように設計されている。
【0047】このような構成にすることで、可動ヘッド
の移動に伴う光束シフトに起因するところの、光検出器
上でのスポットの位置ずれが発生しなくなる。つまり、
図7に示したように、センサ(光検出器30’)上の、
集光された0次回折光の光束、AT光束、DV光束、R
F光束が、各々、前記センサ上に結像しているために、
レンズ28’に入射する位置がシフトしても、図2に示
したように、スポットが動かないのである。
の移動に伴う光束シフトに起因するところの、光検出器
上でのスポットの位置ずれが発生しなくなる。つまり、
図7に示したように、センサ(光検出器30’)上の、
集光された0次回折光の光束、AT光束、DV光束、R
F光束が、各々、前記センサ上に結像しているために、
レンズ28’に入射する位置がシフトしても、図2に示
したように、スポットが動かないのである。
【0048】なお、図8において示す実施形態の変形例
では、光検出器30’は、図8の拡大図の上側に示した
ように、各光学系からの入射光に対して、各受光素子が
垂直になるように構成されており、光軸に対する左右に
おける光束の焦点位置のずれがなくなり、より確実に光
りスポットの移動を除去できる。
では、光検出器30’は、図8の拡大図の上側に示した
ように、各光学系からの入射光に対して、各受光素子が
垂直になるように構成されており、光軸に対する左右に
おける光束の焦点位置のずれがなくなり、より確実に光
りスポットの移動を除去できる。
【0049】また、これらの実施の形態では、反射ミラ
ーを用いて2つの光路に分けられ、各光路の光学系を経
た光束を、最終的に、同一のパッケージに装備した光検
出素子の上に集光させる構成になっているので、コスト
の低減がはかれ、また、電気的な配線が楽になり、光学
系全体の占有スペースの小型化が可能になる。
ーを用いて2つの光路に分けられ、各光路の光学系を経
た光束を、最終的に、同一のパッケージに装備した光検
出素子の上に集光させる構成になっているので、コスト
の低減がはかれ、また、電気的な配線が楽になり、光学
系全体の占有スペースの小型化が可能になる。
【0050】更に、図8の変形例では、各光検出素子
は、2つの光路の光軸に対して垂直となるように配置さ
れているので、光軸に対する左右の光束の焦点位置のず
れがなくなり、更に確実に光りスポットの移動を除去で
きる。
は、2つの光路の光軸に対して垂直となるように配置さ
れているので、光軸に対する左右の光束の焦点位置のず
れがなくなり、更に確実に光りスポットの移動を除去で
きる。
【0051】よって、本発明では、信号の劣化やATオ
フセットなどが発生することなく、良好な記録/再生が
可能となる。 (実施の形態4)以下に、本発明に係る第4の実施の形
態を、図9を参照しながら、具体的に説明する。ここで
は、光カード1を反射した光束は、可動光学系(図示せ
ず)を経由して、凸レンズ28に到達する。その後、光
束は、光路分割手段としてのハーフミラー50に到達す
る。このハーフミラー50には、入射光を所望の比率、
例えば、透過および反射の光の配分を、各々、2分の1
とする性能のものを採用する。
フセットなどが発生することなく、良好な記録/再生が
可能となる。 (実施の形態4)以下に、本発明に係る第4の実施の形
態を、図9を参照しながら、具体的に説明する。ここで
は、光カード1を反射した光束は、可動光学系(図示せ
ず)を経由して、凸レンズ28に到達する。その後、光
束は、光路分割手段としてのハーフミラー50に到達す
る。このハーフミラー50には、入射光を所望の比率、
例えば、透過および反射の光の配分を、各々、2分の1
とする性能のものを採用する。
【0052】ハーフミラー50を透過した光は、従来例
の場合と同様に、光検出素子から構成される光検出器3
0’に到達する。なお、光検出器30’は、従来例と同
様に、0次光束だけを用いて、デフォーカス法における
AF制御を行う。
の場合と同様に、光検出素子から構成される光検出器3
0’に到達する。なお、光検出器30’は、従来例と同
様に、0次光束だけを用いて、デフォーカス法における
AF制御を行う。
【0053】一方、ハーフミラー50を反射した光は、
光検出器30”に集光される。なお、光検出器30”に
おいては、AT制御および信号光検出用の受光素子が配
されており、その受光面の位置は、球面レンズ28の焦
点位置の平面に一致している。
光検出器30”に集光される。なお、光検出器30”に
おいては、AT制御および信号光検出用の受光素子が配
されており、その受光面の位置は、球面レンズ28の焦
点位置の平面に一致している。
【0054】このような構成にすることで、図2に示す
ように、光カードの傾き誤差などによる光束シフトに起
因するところの、光検出器上でのスポットの位置ずれが
発生しなくなる。つまり、図9に示したように、センサ
(光検出器30”)上の、集光された0次回折光の光
束、AT光束、DV光束、RF光束が、各々、前記セン
サ上に結像しているために、レンズ28に入射する位置
がシフトしても、図2に示したように、スポットが動か
ないのである。よって、本発明では、信号の劣化やAT
オフセットなどが発生することなく、良好な記録/再生
が可能となる。
ように、光カードの傾き誤差などによる光束シフトに起
因するところの、光検出器上でのスポットの位置ずれが
発生しなくなる。つまり、図9に示したように、センサ
(光検出器30”)上の、集光された0次回折光の光
束、AT光束、DV光束、RF光束が、各々、前記セン
サ上に結像しているために、レンズ28に入射する位置
がシフトしても、図2に示したように、スポットが動か
ないのである。よって、本発明では、信号の劣化やAT
オフセットなどが発生することなく、良好な記録/再生
が可能となる。
【0055】そして、各光スポットの移動がなくなるの
で、余分なマージンをとる必要がなくなり、各光検出素
子を密集して配置できる。これによって、各光スポット
同士の間隔を広げる必要がなくなり、光ヘッドにおける
光学部品の小型化が達成できる。
で、余分なマージンをとる必要がなくなり、各光検出素
子を密集して配置できる。これによって、各光スポット
同士の間隔を広げる必要がなくなり、光ヘッドにおける
光学部品の小型化が達成できる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光ヘッドを、照射光学系及び検出光学系を含む固定ヘッ
ドと該固定ヘッドに対して移動可能な可動ヘッドとから
構成し、前記照射光学系からの光束を、入射光路を経
て、前記可動ヘッドの対物レンズを介して、前記記録媒
体上に照射してスポットを形成し、また、該記録媒体か
らの反射光を、反射光路を経て、前記検出光学系へと投
影させ、これによって、前記記録媒体に対して情報の記
録及び/または再生を行う光学的情報記録再生装置にお
いて、前記記録媒体からの反射光束を検出する前記検出
光学系は、分割手段を介して、2つの光路に分離されて
おり、一方の光路では、反射光束を光検出器の中心に対
して対称に照射させる光学系を構成し、また、他方の光
路では、反射光束のデフォーカス状態を利用して、AF
制御(オートフォーカス制御)を行う光学系を構成した
ので、信号の劣化やATオフセットなどが発生しない
で、良好な記録再生が実現できる。
光ヘッドを、照射光学系及び検出光学系を含む固定ヘッ
ドと該固定ヘッドに対して移動可能な可動ヘッドとから
構成し、前記照射光学系からの光束を、入射光路を経
て、前記可動ヘッドの対物レンズを介して、前記記録媒
体上に照射してスポットを形成し、また、該記録媒体か
らの反射光を、反射光路を経て、前記検出光学系へと投
影させ、これによって、前記記録媒体に対して情報の記
録及び/または再生を行う光学的情報記録再生装置にお
いて、前記記録媒体からの反射光束を検出する前記検出
光学系は、分割手段を介して、2つの光路に分離されて
おり、一方の光路では、反射光束を光検出器の中心に対
して対称に照射させる光学系を構成し、また、他方の光
路では、反射光束のデフォーカス状態を利用して、AF
制御(オートフォーカス制御)を行う光学系を構成した
ので、信号の劣化やATオフセットなどが発生しない
で、良好な記録再生が実現できる。
【0057】また、AT制御および信号光検出用の光学
系にシリンドリカルレンズを使用しなくても良いので、
0次、AT、DV、RFの各光束を光検出器の中心に対
して対称に照射させることになり、受光素子の配置など
の設計がし易くなる。
系にシリンドリカルレンズを使用しなくても良いので、
0次、AT、DV、RFの各光束を光検出器の中心に対
して対称に照射させることになり、受光素子の配置など
の設計がし易くなる。
【0058】また、AT制御および信号光検出用の光学
系の焦点位置の面とセンサ面とが一致するように構成す
ることで、各光スポットの移動がなくなり、上述のよう
に、信号の劣化やATオフセットなどの発生を回避でき
る。
系の焦点位置の面とセンサ面とが一致するように構成す
ることで、各光スポットの移動がなくなり、上述のよう
に、信号の劣化やATオフセットなどの発生を回避でき
る。
【0059】特に、前記2光路を経た光束を、各光路の
光学系の光検出器に対して集光する手段が、凸レンズな
どの共通の部材で構成されていることで、コストの低減
を図り、また、小型化を図ることができる。また、光路
の分割位置を凸レンズの後にすることで、凸レンズが1
個、不要になり、有利である。また、前記2光路の光学
系の光検出器は、同一のパッケージ上に配置した光学素
子であり、各光路の光束は、前記光学素子に、それぞれ
集光されるようになっているので、小型化の上で有利で
ある。
光学系の光検出器に対して集光する手段が、凸レンズな
どの共通の部材で構成されていることで、コストの低減
を図り、また、小型化を図ることができる。また、光路
の分割位置を凸レンズの後にすることで、凸レンズが1
個、不要になり、有利である。また、前記2光路の光学
系の光検出器は、同一のパッケージ上に配置した光学素
子であり、各光路の光束は、前記光学素子に、それぞれ
集光されるようになっているので、小型化の上で有利で
ある。
【図1】本発明の実施の形態の1つを示す光検出光学系
の概略構成図である。
の概略構成図である。
【図2】光スポットの移動の仕方を説明するための図で
ある。
ある。
【図3】本発明の実施の形態に係わる回折格子の形状を
表す概略図である。
表す概略図である。
【図4】光カード上の各スポットの配置を示す図であ
る。
る。
【図5】光検出器の形状及び配置と光スポットとの関係
を示す図である。
を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態を示す光検出光学系
の概略構成図である。
の概略構成図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態を示す光検出光学系
の概略構成図である。
の概略構成図である。
【図8】同じく、その変形例を示す光検出光学系の概略
構成図である。
構成図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態を示す光検出光学系
の概略構成図である。
の概略構成図である。
【図10】光カードの模式的平面図である。
【図11】光カードの部分拡大図である。
【図12】分離型の光学ヘッドの光学系全体の構成図で
ある。
ある。
【図13】偏光ビームスプリッタの分光特性図である。
【図14】従来例の光検出器の形状および配置と光スポ
ットの関係を示す図である。
ットの関係を示す図である。
【図15】従来例の非点収差法によるAF制御での光検
出器の配置を示す図である。
出器の配置を示す図である。
【図16】従来例のシリンドリカルレンズの3断面にお
ける各光束の光軸と光検出器への放射位置を示した図で
ある。
ける各光束の光軸と光検出器への放射位置を示した図で
ある。
1 光カード 20、20’ 全反射プリズム 20” 全反射ミラー 21 半導体レーザ 22 コリメータレンズ 23 ビーム整形プリズム 24、24’ 回折格子 25 偏光ビームスプリッタ 26 1/4波長版 27 対物レンズ 28、28’ 球面レンズ 29 シリンドリカルレンズ 30、30’、30” 光検出器 30a、30b、30c 受光素子 S1、S2、S3 光スポット Sa、Sb、Sc 光スポット 50 ハーフミラー
Claims (9)
- 【請求項1】 光ヘッドを、照射光学系及び検出光学系
を含む固定ヘッドと該固定ヘッドに対して移動可能な可
動ヘッドとから構成し、前記照射光学系からの光束を、
入射光路を経て、前記可動ヘッドの対物レンズを介し
て、前記記録媒体上に照射してスポットを形成し、ま
た、該記録媒体からの反射光を、反射光路を経て、前記
検出光学系へと投影させ、これによって、前記記録媒体
に対して情報の記録及び/または再生を行う光学的情報
記録再生装置において、前記記録媒体からの反射光束を
検出する前記検出光学系は、分割手段を介して、2つの
光路に分離されており、一方の光路では、反射光束を光
検出器の中心に対して対称に照射させる光学系を構成
し、また、他方の光路では、反射光束のデフォーカス状
態を利用して、AF制御(オートフォーカス制御)を行
う光学系を構成したことを特徴とする光学的情報記録再
生装置。 - 【請求項2】 反射光束を光検出器の中心に対して対称
に照射させる前記光学系は、光検出素子上で結像するよ
うに構成された光学系であることを特徴とする請求項1
に記載の光学的情報記録再生装置。 - 【請求項3】 反射光束のデフォーカス状態を利用し
て、AF制御を行う前記光学系は、AF制御に非点収差
法を用いることを特徴とする請求項1に記載の光学的情
報記録再生装置。 - 【請求項4】 前記2光路を経た光束を、各光路の光学
系の光検出器に対して集光する手段が、共通の部材で構
成されていることを特徴とする請求項1に記載の光学的
情報記録再生装置。 - 【請求項5】 前記共通の部材は、1枚の凸レンズであ
ることを特徴とする請求項4に記載の光学的情報記録再
生装置。 - 【請求項6】 前記2光路の光学系の光検出器は、同一
のパッケージ上に配置した光学素子であり、各光路の光
束は前記光学素子に、それぞれ集光されるようになって
いることを特徴とする請求項4に記載の光学的情報記録
再生装置。 - 【請求項7】 前記分割手段は、ハーフミラーであるこ
とを特徴とする請求項1〜3に記載の光学的情報記録再
生装置。 - 【請求項8】 前記分割手段は、AF制御を行うための
光学系よりも対物レンズ側に配置されていることを特徴
とする請求項1〜3に記載の光学的情報記録再生装置。 - 【請求項9】 前記分割手段は、AF制御を行うための
光学系にある集光手段として用意された凸レンズよりセ
ンサ側に配置されていることを特徴とする請求項1〜3
に記載の光学的情報記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7229940A JPH0973640A (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | 光学的情報記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7229940A JPH0973640A (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | 光学的情報記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0973640A true JPH0973640A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=16900108
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7229940A Pending JPH0973640A (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | 光学的情報記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0973640A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100253812B1 (ko) * | 1997-07-22 | 2000-04-15 | 구자홍 | 고밀도 광디스크용 광픽업 장치 |
-
1995
- 1995-09-07 JP JP7229940A patent/JPH0973640A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100253812B1 (ko) * | 1997-07-22 | 2000-04-15 | 구자홍 | 고밀도 광디스크용 광픽업 장치 |
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