JPH04265060A - ファクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、消耗品の注文書を自動
発行するファクシミリ装置に関する。近年のファクシミ
リ装置の普及に伴い、一般家庭にまで浸透するようによ
うになった。このため、記録紙，印字媒体（印刷方法に
よって異なり、熱転写フィルム、インク、トナー、現像
液等）等の消耗品が容易に購入できることが望まれてい
る。

【０００２】

【従来の技術】消耗品の仕様は、通常取扱説明書に明記
されており、従来は、その品番のものを売っている最寄
りの販売店に買いに出るのが通常である。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来では、消耗品がな
くなった場合、その都度取扱説明書を見て販売店に買い
に出なければならない。また、例えば記録紙は、各メー
カがそれぞれの仕様で認定しており、その販売店に認定
品がない場合は、どれを買ってよいか迷ってしまう。そ
の上質の悪い認定品外のものを買うと、印字品質が悪い
だけでなく、装置そのものを破壊する恐れがある。

【０００４】本発明は、上記課題に鑑み、本来持ってい
るファクシミリ通信機能を利用して消耗品を自動発注す
るファクシミリ装置を提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】図１の本発明の原理図に
おいて、２　は消耗品のニアエンドを検出するセンサ、
１０はメモリで、消耗品の注文書データ２１および発注
先番号２２とが登録される。１１は注文書発行部で、セ
ンサ２　によりニアエンドが検出された場合、対応する
消耗品の前記注文書データを抽出して発注先にファクシ
ミリ送信するものである。

【０００６】

【作用】消耗品の注文書データ２１および発注先番号２
２とを予め登録しておき、消耗品のニアエンドが検出さ
れたとき、ファクシミリ通信により注文書を発注先に送
信する。

【０００７】なお、この注文書を受け取った販売店は、
発注元に注文品を届ける仕組みにしておく。以上のごと
く、消耗品がニアエンドに達したとき自動的に所定の販
売店に発注されるので、その都度取扱明細書を見る必要
がなく、また販売店に買いにでることもなく必要な消耗
品を手軽に買い付けることができる。

【０００８】なお、購買単位が複数個の場合は、ニアエ
ンドメッセージが表示されたとき、手持ちの消耗品と交
換し、手持ちがなければ発注ボタンを押下すると、自動
的に発注先に注文書がファクシミリ通信で送られる。

【０００９】また、必要に応じ、消耗品名を入力し発注
ボタンを押下すると、同様に注文書が発行される。

【００１０】

【実施例】図２は一実施例の構成図であり、熱転写記録
方式を採用したファクシミリ装置について説明する。ま
た購買単位が複数個であるとして、発注ボタン９　を設
けた場合を示している。

【００１１】図２において、１　は熱転写フィルムで、
センサ２ａによってニアエンドが検出される。３　は記
録紙で、センサ２ｂによりニアエンドが検出される。５
　は通信制御部で、回線で接続された他ファクシミリ装
置とファクシミリ通信を行う。６　は表示部で、ここで
はニアエンドのメッセージが表示される。７　は不揮発
性のメッセージメモリで、ニアエンド等のメッセージデ
ータが格納されている。８　はメッセージ表示制御部で
、ニアエンドが検出されたとき、ニアエンドのメッセー
ジを表示部６　に表示する。９　は発注ボタンで、押下
することにより注文書が自動発行される。１０は不揮発
性のメモリで、注文書データ（画像データ）　２１およ
び発注先番号２２が登録されている。１１は注文書発行
部で、発注ボタン９　が押下されたとき、ニアエンドが
検出された消耗品、ここでは熱転写フィルム１　または
記録紙３　の注文書データ２１をメモリ１０より読出し
、対応する発注先番号２２により回線を接続して送信す
る。

【００１２】ここで、注文書データ２１は、消耗品別、
即ち、熱転写フィルム１　および記録紙３　別に作成，
　格納されるもので、予めそれらの注文書を図示省略し
た読取部により読取った画データである。

【００１３】また、発注先の販売店とは、ファクシミリ
で注文書を受け取った場合は、注文書記載の発注元に該
当商品を届けるように契約しておく。以上の構成におい
て、以下に示す自動発注動作が行われる。

【００１４】熱転写フィルム１　または記録紙３　のニ
アエンドがセンサ２ａ，　センサ２ｂによって検出され
ると、ＣＰＵ１２に割込みが上がり、ＣＰＵ１２はメッ
セージ表示制御部８　を起動し、ニアエンド検出の消耗
品を通知する。これにより、メッセージ表示制御部８　
は、メッセージメモリ７　より対応するメッセージデー
タを読取り、表示部６　にニアエンドであることを表示
する。

【００１５】使用者は、このメッセージを見ると、その
消耗品の予備があれば、交換し、無ければ発注ボタン９
　を押下する。この発注ボタン９　の押下により、注文
書発行部１１は、その消耗品の発注先番号２２を抽出し
て相手先にダイアルし、回線接続後に、対応する注文書
データ２１を送信する。これにより発注先ファクシミリ
装置では、ファクシミリ通信で注文書を受け取ったこと
になり、所要の消耗品を何らかの方法で届けることにな
る。

【００１６】以上はニアエンド検出時に発注ボタン９を
押下することにより自動発注されたが、任意の時点で発
注できるようにするためには、図示省略したテンキーよ
り品番を入力して発注ボタン９　を押下するようにして
もよい。

【００１７】以上のごとく、ファクシミリ装置の消耗品
のニアエンドが検出されたとき、発注ボタン９　を押下
するのみで自動的に発注先に注文書が届くことになり、
速やかにその消耗品が届けられることになる。

【００１８】なお、以上は熱転写方式の場合を示したが
、レーザ方式のファクシミリ装置等他の方式のファクシ
ミリ装置に使用できることは勿論であり、さらには、フ
ァクシミリ装置がコンピュータシステム等と接続されて
使用される場合は、コンピュータシステムの消耗品につ
いても同様に自動発注できることは勿論である。

【００１９】

【発明の効果】以上説明したように、本発明のファクシ
ミリ装置の使用者は、その都度取扱説明書等を見ること
なく、消耗品が無くなる前に使用者が自ら買いに出なく
ても手軽に消耗品の買い付けを行うことが可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】　　本発明の原理図

【図２】　　一実施例の構成図

【符号の説明】

１　　熱転写フィルム ２、２ａ、２ｂ　　センサ ３　　記録紙 ４　　プラテンローラ ５　　通信制御部 ６　　表示部 ７　　メッセージメモリ ８　　メッセージ表示制御部 ９　　発注ボタン １０　　メモリ １１　　注文書発行部 １２　　中央処理装置ＣＰＵ ２１　　注文書データ ２２　　発注先番号

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　消耗品の交換または補充を必要とする
   ファクシミリ装置において、該消耗品のニアエンドを検
   出するセンサ（２）　と、該消耗品の注文書データ（２
   １）および発注先番号（２２）とを登録したメモリ（１
   ０）と、注文書発行部（１１）とを有し、該注文書発行
   部（１１）は、該センサによりニアエンドが検出された
   場合、対応する消耗品の前記注文書データを抽出して発
   注先にファクシミリ送信するものであり、消耗品の注文
   書および発注先番号とを予め登録しておき、消耗品のニ
   アエンドが検出されたとき、ファクシミリ通信により注
   文書を発注先に送信することを特徴とするファクシミリ
   装置。
2. 【請求項２】　　発注ボタンを設け、該発注ボタン押下
   により、ニアエンド検出メッセージが表示された消耗品
   または入力された消耗品名の注文書データをファクシミ
   リ通信で送信するように構成してなることを特徴とする
   請求項１記載のファクシミリ装置。