JPH04264717A - 半導体加熱処理装置 - Google Patents

半導体加熱処理装置

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JPH04264717A
JPH04264717A JP2603891A JP2603891A JPH04264717A JP H04264717 A JPH04264717 A JP H04264717A JP 2603891 A JP2603891 A JP 2603891A JP 2603891 A JP2603891 A JP 2603891A JP H04264717 A JPH04264717 A JP H04264717A
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quartz tube
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heat treatment
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Koichi Nakagawa
幸一 中川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウェーハの熱処理等に
使用する炉と石英管からなる半導体加熱処理装置に適用
することができ、特にヒーターの降温時間を短縮して石
英管の付帯作業温度に達するまでの待機時間を短縮する
ことができる半導体加熱処理装置に関する。
【0002】近年、半導体加熱処理装置の安定稼働化、
ごみ対策の要求に伴い、石英管の交換頻度が多くなって
きている。これは、石英管内に堆積した多量の生成膜に
よる汚れを清浄するために行うものであり、プロセスが
不安定になるのを防止する手段として実施している。そ
のため、石英管交換時におけるヒーター降温時間を短縮
化することができる半導体加熱処理装置が要求されてい
る。よって、炉体開度によるヒーターの強制空冷が必要
である。
【0003】
【従来の技術】従来の半導体加熱処理装置には、例えば
特開昭59−55011号公報で報告されたものがある
。以下、具体的に図面を用いて説明する。その半導体加
熱処理装置においては、図2(a)の模式的横方向断面
図に示される如く、直径 200〜300 mmで長さ
1〜2m程度の石英管31は円筒形のものを使用し、炉
32をその長手方向に炉半部分32aと炉半部分32b
とに2分割し、蝶番部33によって例えば炉半部分32
bが開閉可能な如くに構成し、石英管31を炉32の長
手方向ではなく図に矢印で示す如く炉32の縦軸に垂直
な方向に出入可能にする。なお、炉半部分32bに代え
炉半部分32aを開閉可能な構成としてもよい。
【0004】蝶番部33は炉32の長手方向に複数個適
宜間隔をおいて設けても、または強固な材料で1個所に
設けてもよい。コイル34は適正な温度分布を得る目的
で例えば3個用意し、3個のコイル34を図2(b)に
示す如くに石英管31を取り囲むように簾状に配置し、
図2(c)に示す如くコイル34のために炉32の碍子
35を設け、更に断熱材を設ける。
【0005】以上に説明した炉においては、石英管31
が炉32の縦軸の垂直方向に取り出し得るので、処理室
の内部のスペースを考慮し、図2(a)の矢印に示す如
く水平に対し斜め方向に例えば略45度の角度で出し入
れできるようにしても、または、炉半部分32a,32
bを同時に開閉し得る構造としても、あるいは石英管3
1を垂直方向に出し入れし得るようにしてもよい。いず
れの方向に出し入れするにせよ、この半導体加熱処理装
置においては、炉32の長手方向で石英管31を取り出
す分割型ではなく一体型の炉を有する半導体加熱処理装
置の場合に比べ極めて容易に、かつ、短時間内で石英管
の出し入れを行うことができるという利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の半導体加熱処理装置は、炉32の開閉を炉32
から石英管31を出し入れするためだけに行っており、
 900℃(成長温度)程度まで昇温した炉32の冷却
を炉32近傍に設けたラジエター、排気ダクト等による
自然空冷によって行っていたため、ヒーターをOFFに
してもヒーターの降温スピードが著しく遅く、石英管3
1の付帯作業温度(100 ℃程度以下)に達するまで
に6〜7時間以上と待機時間に長時間を要し、装置全体
の稼働率が低下してしまうという問題があった。
【0007】そこで本発明は、ヒーターの降温時間を短
縮して石英管の付帯作業温度に達するまでの待機時間を
短縮することができ、装置稼働率を向上させることがで
きる半導体加熱処理装置を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による半導体加熱
処理装置は上記目的達成のため、熱処理される縦長の石
英管が炉の内部に配置され、該炉がその長手方向に2分
割され、2分割された炉半部分の少なくともどちらか一
方が炉開閉ヒンジ部によって開閉可能な構成とした半導
体加熱処理装置において、該炉半部分の少なくともどち
らか一方を開けるのを間欠揺動的または自動揺動的に行
う手段を設けるものである。
【0009】
【作用】本発明では、図1に示すように、加熱された石
英管1及び炉2の冷却を炉開閉メカ機構部5によって炉
半部分2bを間欠揺動的に開けることにより行うように
したため、ヒートダウン時における炉2内の高温熱雰囲
気を炉2外に排気することができ、従来の自然空冷によ
る場合よりも急激なる強制空冷を行うことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1は本発明に係る半導体加熱処理装置の一実施例の構成
を示す装置概略図(横方向断面図)である。図1におい
て、1は石英管であり、図2に示した従来と同様円筒形
のものを使用し、炉2をその長手方向に炉半部分2aと
炉半部分2bとに2分割し、炉開閉ヒンジ部3によって
例えば炉半部分2bが開閉可能な如く構成し、石英管1
を炉2の長手方向ではなく炉2の縦軸に垂直な方向に出
入可能にする。なお、炉半部分2bに代え炉半部分2a
を開閉可能な構成としてもよい。
【0011】炉開閉ヒンジ部3は炉2の長手方向に複数
個適宜間隔をおいて設けても、または、強固な材料で1
個所に設けてもよい。ここでは所定間隔を開けて  個
所設ける。
【0012】抵抗加熱ヒーターとなるコイルは従来と同
様、適正な温度分布を得る目的でこのコイルを簾状に石
英管1を取り囲むように配置し、コイルのために碍子を
設け、更に断熱材を設ける。そして、炉開閉ヒンジ部3
が2分割された炉2を有する分割炉4と炉開閉メカ機構
部5間を連結するようになっており、その炉半部分2a
,2b間の開閉を間欠制御する間欠制御部6が炉開閉メ
カ機構部5に取付けられており、処理室7に設けられた
排気ダクト8で炉2の高温熱雰囲気を排気するようにな
っている。ここでの5a及び5bは分割炉4を間欠開閉
する炉開閉メカ機構部5を構成しており、例えばワイヤ
ー支持及びACモーター駆動による揺動機構で構成され
ている。間欠揺動動作は間欠制御部6にて設定された動
作時間にて揺動動作する。また、揺動タイム・パラメー
ターを伴うタイム監視制御により任意の揺動角度が自動
調整され、間欠なる分割炉の開閉度を一定にする。
【0013】一方、炉2の強制空冷が開始されると、ヒ
ーターはヒートダウンし、各種の監視インターロック及
び安全確認を経てから上記同様な分割炉の任意なる間欠
開閉が実行される。この間欠開閉は分割炉全開における
高温熱雰囲気の放出によって生じ、ヒーター素線の劣化
防止、炉体開閉メカ機構部の保護、熱雰囲気における排
気効率の改善等のために実施する。この間欠開閉動作は
全閉状態(炉2温度 900℃) →間欠開閉1(開閉
度:約10度)→冷却1(待機時間:約10分)→間欠
開閉2(開閉度:約30度)→冷却2(待機時間:約2
0分)→間欠開閉3(開閉度:約45度)→冷却3(待
機時間:約30分)→全開状態(開閉度:約50度)→
冷却4(待機時間:降温設定温度 100℃)から成り
立っている。これらの動作シーケンスは炉開閉メカ機構
部5と間欠制御部6との連動動作によって、分割炉4の
任意なる間欠開閉を実行することができる。このような
手段によって、ヒートダウン時における炉2内の高温熱
雰囲気を炉体開度と冷却時間の任意パラメーター及び間
欠動作シーケンスの組み合わせにより、炉2の急激な強
制空冷を実行することができる。なお、ヒーターの熱容
量及び排気ダクト容量による降温スピードの変化は任意
パラメーターの設定変更にて対応すればよい。
【0014】このように、本実施例では、加熱された石
英管1及び炉2の冷却を炉開閉メカ機構部5によって炉
半部分2bを間欠的に開けることにより行うようにした
ため、ヒートダウン時における炉2内の高温熱雰囲気を
炉2外に排気することができる。このため、従来の自然
空冷による場合よりも急激なる強制空冷を行うことがで
き、ヒーターの降温時間を短縮して石英管1の付帯作業
温度に達するまでの待機時間を短縮することができる。 従って、装置稼働率を向上させることができる。
【0015】なお、上記実施例では分割炉4を開けるの
を間欠揺動動作で行う場合について説明したが、本発明
はこれに限定されるものではなく、ゆっくりした自動揺
動動作で行う場合であってもよい。
【0016】上記実施例は、分割炉を横型設置する場合
について説明したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、開閉可能に付随する設置様式、例えば縦型設置
する場合であってもよい。また、熱雰囲気の排気方法を
、排気ダクト8で行うのではなく、強制空冷に付随する
排気源、例えば水封ポンプのエアー吸入口等で行う場合
であってもよい。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、ヒーターの降温時間を
短縮して石英管の付帯作業温度に達するまでの待機時間
を短縮することができ、装置稼働率を向上させることが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に則した半導体加熱処理装置
の構成を示す装置概略図である。
【図2】従来例の半導体加熱処理装置の構成を示す装置
概略図である。
【符号の説明】
1    石英管 2    炉 2a,2b    炉半部分   3    炉開閉ヒンジ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  熱処理される縦長の石英管(1)が炉
    (2)の内部に配置され、該炉(2)がその長手方向に
    2分割され、2分割された炉半部分(2a,2b)の少
    なくともどちらか一方が炉開閉ヒンジ部(3)によって
    開閉可能な構成とした半導体加熱処理装置において、該
    炉半部分(2a,2b)の少なくともどちらか一方を開
    けるのを間欠揺動的または自動揺動的に行う手段を設け
    ることを特徴とする半導体加熱処理装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1027903C2 (nl) * 2004-12-28 2006-06-29 Tempress Systems Verticale oven voor het bewerken onder hoge temperatuur van uit halfgeleider bestaande materialen.
JP2007127350A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Nachi Fujikoshi Corp 小形真空浸炭炉
CN107588664A (zh) * 2017-07-18 2018-01-16 广州博塑科学仪器有限公司 一种电缆烧结炉

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NL1027903C2 (nl) * 2004-12-28 2006-06-29 Tempress Systems Verticale oven voor het bewerken onder hoge temperatuur van uit halfgeleider bestaande materialen.
JP2007127350A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Nachi Fujikoshi Corp 小形真空浸炭炉
CN107588664A (zh) * 2017-07-18 2018-01-16 广州博塑科学仪器有限公司 一种电缆烧结炉

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