JPH0426300B2 - - Google Patents

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JPH0426300B2
JPH0426300B2 JP60192949A JP19294985A JPH0426300B2 JP H0426300 B2 JPH0426300 B2 JP H0426300B2 JP 60192949 A JP60192949 A JP 60192949A JP 19294985 A JP19294985 A JP 19294985A JP H0426300 B2 JPH0426300 B2 JP H0426300B2
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tube
air
air cylinder
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conveyor
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Takanaga Urayama
Hiroshi Morita
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Sunstar Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、尻シール不良チユーブの自動排出装
置に関し、詳しくは、歯磨や練状の食料品等を充
填するチユーブの尻を熱圧着等でシールしたもの
において、該尻シールの良否をチユーブに適宜な
押圧力を負荷して検出し、シール不良で内容物が
漏れるのを自動的に排出するものである。
従来の技術 従来、この種の歯磨等のチユーブ充填包装ライ
ンにおいては、尻シールの検出装置を設けている
が、該検出装置はバネ圧でチユーブを押さえるよ
うにしているため、実際の加圧力が分からなくな
り、また、加圧ピンが折れ易いと共に、加圧位置
および加圧のタイミングの切り替えがしにくいと
いう欠点があつた。しかも、シール不良チユーブ
が出ると、ラインがストツプするようにしている
ため、ラインを即座に寸動させて、その不良チユ
ーブを取り出し、かつ、シールより漏れた内容物
が付着しているパンク検出プレートを作業者がき
れいに拭きとつてから再びラインをスタートさせ
ており、不良チユーブが出る度にラインがストツ
プして、作業能率が悪いと共に、手作業が多い等
の欠点があつた。さらに、他の原因でラインが停
止した時でも、検出装置のバネでチユーブを押え
つぱなしの状態となるため、必要時間以上チユー
ブを加圧し、良いチユーブでもシールがパンクし
てしまう欠点があつた。
発明の目的 本発明は上記した欠点を解消せんとするもので
あり、シール不良チユーブが出ても、ラインをス
トツプせずに該不良チユーブを自動的に排出し、
作業能率の向上および省力化を図るものである。
さらに、チユーブの内容物が付着したパンク検出
プレートの自動的交換を可能とし、かつ、シール
検出時の加圧力を容易に調整可能とすると共に、
その加圧位置およびタイミングの切り替えを容易
とし、しかも、加圧ピンを強固にして折損を防止
することを目的とするものである。
発明の構成 この発明は上記した目的を達成するためになさ
れたものであり、 内容物を充填したチユーブを所定間隔をあけて
水平に載置して搬送するコンベアと、 上記コンベアの一側方に設置され、スプロケツ
トに巻掛したチエインローラに所定間隔をあけて
エアーシリンダを取り付け、該エアーシリンダの
下向きロツドにチユーブ加圧用のプツシヤーを取
り付けると共に、上記スプロケツトと連動するス
プロケツトに固定してエアーシリンダと同期回転
する中央に配置したエアー分配器より上記各エア
ーシリンダにホースを接続してエアーを供給する
ようにし、エアーシリンダがチユーブと対向した
位置に来た時に、エアーを供給してプツシヤーを
下降し、上記チユーブを加圧するようにしたチユ
ーブ押圧装置と、 上記チユーブ押圧装置と上記コンベアを挟んで
対向して設置され、チユーブの尻シール部と対向
する下側位置にパンク検出プレートを配置し、該
パンク検出プレートを絶縁板の上下両面に固定し
たプリント基板より構成して、チユーブの尻シー
ル部より漏れた内容物が付着した際に電気回路が
短絡してチユーブのシール不良を検出するように
し、かつ、上記検出信号でパンク検出プレートを
前後進するエアーシリンダと、後退したパンク検
出プレートを反転するロータリーアクチユエータ
とを備えたシール不良検出装置と、 上記シール不良検出装置より下流位置に設置さ
れ、エアーシリンダにより作動されるレバーの両
端に検出板を取り付け、いずれか一方の検出板を
チユーブの尻シール部先端に当接させて外部に付
着した内容物を検出するようにした少量漏れ検出
装置と、 上記少量漏れ検出装置より下流に設置され、上
記シール不良検出装置および少量漏れ検出装置で
シール不良を検出したチユーブを排出するエアー
ブローと を備えたことを特徴とする尻シール不良チユーブ
の自動排出装置を提供するものである。
実施例 以下、この発明を図面に示す実施例により詳細
に説明する。
第1図は、歯磨のチユーブ充填包装ラインにお
いて、尻シール不良チユーブの検出装置および該
検出装置で検出された不良チユーブの排出装置を
設置した部分を示すものであり、充填機(図示せ
ず)で歯磨を充填されたチユーブ1は、コンベア
2上に所定間隔をあけて水平に載置されて図中矢
印X1方向へ搬送され、上記コンベア2の一側方
に設置したチユーブ押圧装置3で各チユーブ1に
適宜の押圧力を必要時間負荷する一方、該チユー
ブ押圧装置3と対向してコンベア2の他側方に設
置したシール不良検出装置4で、上記チユーブ押
圧装置3で加圧したことにより尻シールがパンク
して内容物が漏れた場合に、該シールパンクを検
出し、ついで、コンベア2の下流側に設置した少
量漏れ検出装置5でチユーブ1の尻に付着した程
度の少量漏れを検出し、さらに、コンベア2の下
流側に設置した不良チユーブ排出用エアーブロー
6で上記シール不良検出装置4および少量漏れ検
出装置5で尻シール不良を検出されたチユーブ1
をシユート7側に排出するようにしている。
上記チユーブ押圧装置3は、第2図から第5図
に示す構成としており、左右一対の大径のスプロ
ケツト10,11および中間の小径のスプロケツ
ト12に無端状のチエインローラ13を巻掛け
し、該三角形状に張架したチエインローラ13を
上記駆動スプロケツト10により図中矢印X2
向に循環させる構造のコンベアを設けている。上
記チエインローラ13には、所定間隔をあけてシ
リンダ設置架台14を固定し、各架台14に下向
きのエアーシリンダ15を固定し、該エアーシリ
ンダ15の下向に突出したロツド15aの下端
に、チユーブ1を押圧するプツシヤー16を支軸
17を介して取り付けている。該支軸17には、
金属性ストローク検知金具82Aが取付いてお
り、81のチユーブ有無検知ビームセンサーがチ
ユーブ有をキヤツチし、プツシヤー16が規定以
下に下降した場合、即ちプツシヤーの押圧により
チユーブ肩部や胴体部の破れた処から内容物がハ
ミ出した場合、もしくはキヤツプ取れや、空チユ
ーブの場合、ストローク検出用固定ビームセンサ
ー82がストローク検知金具82Aをキヤツチ
し、6のエアーブローにより自動排出される。こ
の時、警報がなる。作業員はバケツトが汚れてな
い事を確認してリセツトする。又、81のチユー
ブ有無検知ビームがチユーブをキヤツチしなかつ
た場合、即ち、チユーブがバケツトに無かつた場
合は、ストローク検出用固定ビームセンサー82
がストローク検知金具82Aをキヤツチしても自
動排出はされない。
上記各エアーシリンダ15には、チユーブ押圧
時に、コンベアの中心に配置するエアー分配器2
0より夫々エアーホース21を介してエアーを供
給して上記プツシヤー16を押下するようにし、
押圧解除時は、エアーシリンダ15内に内蔵した
復帰スプリング18で上昇するようにしている。
上記エアー分配器20は、その下面中心にエアー
供給管22を接続し、該エアー供給管22をコン
ベア中心部に軸受機構23を介して回転自在に立
設し、その下端をエアー源(図示せず)に接続し
た供給管24にロータリージヨイント25を介し
て接続している。上記エアー供給管22の上部に
はスプロケツト26を固定し、該スプロケツト2
6と、上記駆動スプロケツト10の駆動軸27に
固定したスプロケツト28との間にチエイン29
を張架し、駆動スプロケツト10と同期してエア
ー分配器20を回転している。よつて、エアーシ
リンダ15の回転に応じてエアーホース21も回
転し、1つのエアー分配器20より各エアーシリ
ンダ15にエアーを供給することができる。
上記エアー分配器20から各エアーシリンダ1
5への供給制御は、各エアーシリンダ設置台14
の上側に取り付けたエアースイツチ30で行つて
おり、該エアースイツチ30を上記エアーホース
21に介設している。該エアースイツチ30は、
第2図に示す如く、スイツチケース31に回転自
在に軸支されたレバー32を備え、該レバー32
をスイツチケース31内に内蔵したスプリング
(図示せず)でチエインローラ13側(内方)へ
付勢している。このスプリングに付勢され内方へ
突出した状態で、エアースイツチ30はオフとな
り、エアーホース21の流路を遮断している。一
方、チユーブ1を搬送するコンベア2と当接する
Y側には、長尺なスイツチ切替板33をコンベア
基台34より立設した架台35の上端に固定して
設置している。該スイツチ切替板33は、シリン
ダ設置台14が循環してY側に来ると、上記レバ
ー32と当接し、スプリングに抗してレバー32
の先端を外側に押し、エアースイツチ30をオン
に切り替え、エアーシリンダ15にエアーを供給
するようにしている。また、該Y側から外れる時
に、レバー32はスイツチ切替板33が離脱し、
レバー32はスプリングにより原状に復帰しエア
ースイツチ30をオフに切り替えるようにしてい
る。
上記チエインローラ13を循環するスプロケツ
ト10の駆動軸27は、第4図に示す如く、その
下端にギヤ36を固定し、該ギヤ36をチユーブ
搬送コンベア2の駆動機構(図示せず)のギヤと
噛み合わせて駆動している。よつて、コンベア2
の走行速度とチエインローラ13さおよびエアー
シリンダ15の循環速度とを一致させ、コンベア
2上のチユーブ1をエアーシリンダ15より突出
したプツシヤー16で負荷をかけながら搬送する
ようにしている。かつ、チユーブ搬送コンベア2
の架台40には、第4図に示すように、一側部に
接続台41を取り付け、該接続台41をスプロケ
ツト駆動軸27を回転自在に軸支する基台34に
固定すると共に、他側部にエアーシリンダガイド
部43を突設し、その上端に設けたガイド部43
aに、エアーシリンダ15の上部に取り付けた支
軸機構44を摺動自在に保持するようにしてい
る。
上記チユーブ押圧装置3において、45は基台
34より突設したチユーブ位置決めガイド板であ
り、コンベア2で搬送してきたチユーブ1のキヤ
ツプ1aを上記ガイド板45に当接させて、チユ
ーブ1の位置決めを図り、プツシヤー16でチユ
ーブ1の中間部を押圧するようにしている。
また、上記チユーブ1を押圧するエアーシリン
ダ15は、チユーブ内圧測定ゲージ(図示せず)
により、供給するエアーを調整してチユーブ1へ
の加圧力を調整自在としており、チユーブ1の径
が変わつても内圧を一定基準になるようにしてい
る。
第6図から第9図は、上記チユーブ押圧装置3
と対向して配置するシール不良検出装置4を示す
ものであり、上記ガイド板45により位置決めさ
れたチユーブ1の尻シール部1bと対向した下側
位置にパンク検出プレート50を配置し、プツシ
ヤー16による負荷でシール部1bより内容物C
が漏れた時、該内容物が上記パンク検出プレート
50上に付着し、該内容物Cの付着によりパンク
検出プレート50がシヨートしてシール不良を検
出するようにしている。
上記パンク検出プレート50は、コンベア2上
の4本のチユーブ1の尻シール部1bと対向する
長さに設定している。該パンク検出プレート50
は、第9図に示す如く、絶縁基板51の上下両面
に固着した一対のプリント基板50A,50Bよ
りなり、該プリント基板50A,50Bは、絶縁
板52にクチバシ状に接点板53を取り付けた形
状とし、プレート50Aもしくは50B上に内容
物Cが付着するとシヨートしてシール不良を検出
するものである。
上記パンク検出プレート50Aに内容物Cが付
着した時、第6図に概略的に示すように、プレー
トスライド用のエアーシリンダ55で外方Z1へ後
退した後、所定位置までの後退をシリンダーセン
サー(図示せず)で検出し、該検出信号でロータ
リーアクチユエータ54で絶縁基板51を180°回
転し、パンク検出プレート50Bを上側として反
転し、該反転をアクチユエータリミツトセンサー
(図示せず)で検出し、該検出信号で再度、エア
ーシリンダ55で内側Z2へ前進させて、チユーブ
1の尻シール部1bの下側位置にパンク検出プレ
ート50Bを配置させるようにしている。その
間、下面となつた内容物Cが付着したパンク検出
プレート50Aを自動的に清浄装置(図示せず)
でパンク検出プレート50Aに付着している内容
物Cを拭き取るようにしている。
上記シール不良検出装置4の作動機構を詳述す
ると、絶縁基板51の左右両端に固定した支軸5
6A,56Bにレバー57A,57Bの上端を回
転自在に係止し、該レバー57A,57Bの下端
を、本装置の基台58に立設した左右の支持板5
9A,59Bの間に回転自在に装架した軸60に
固定している。該軸60の一端を、上記エアーシ
リンダ55の上向きのロツド55aとレバー61
を介して連結し、ロツド55aの昇降に応じて、
軸60を回転し、該軸60の作動をレバー57
A,57Bおよび支軸56A,56Bを介してパ
ンク検出プレート50に伝え、該パンク検出プレ
ート50をZ1方向およびZ2方向に往復作動させる
ようにしている。上記パンク検出プレート50に
固定した支軸56A,56Bは、支持板59A,
59Bに穿設した長溝のガイド溝62A,62B
に摺動自在に貫通しており、一方の支軸56Bの
外側に上記ロータリーアクチユエータ54を配置
している。該ロータリーアクチユエータ54の回
転ロツド63には、支軸嵌合溝64aを形成した
コ字型受材64を固定し、上記支軸56Bが後退
位置に来た時に、溝64aに嵌合するようにして
いる。該嵌合時にロータリーアクチユエータ54
によりロツド63を180°回転してパンク検出プレ
ート50を反転し、プリント基板50Aと50B
を上下に入れ換えるようにしている。
上記パンク検出プレート50による検出作動は
チユーブ1を4本づつセツトとして行つており、
エアーシリンダ55とロータリーアクチユエータ
54を、制御装置(図示せず)により、パンク検
出プレート50が内容物Cの付着を検出した信号
で作動し、チユーブ1の尻シール部1bの下側に
は、内容物Cが付着していないパンク検出プレー
ト50が自動的に位置するようにしている。
上記シール不良検出装置4は、尻シール部1b
より大量に内容物Cが漏れて、パンク検出プレー
ト50に内容物Cが付着したことを検出するもの
であるが、尻シール部1bより内容物Cが少しだ
け漏れた場合は、尻シール部1bの先端に内容物
Cが付着する程度で、パンク検出プレート50に
付着せず、シール不良を検出しないことがある。
この少量漏れを検出するために、下流位置に少量
漏れ検出装置5を設置している。
上記少量漏れ検出装置5は、第1図に示すよう
に、エアーシリンダ70のロツド71の先端を、
中心部を回転自在に軸支されたレバー72の一側
部に連結すると共に、該レバー72の両端に検出
板73A,73Bを取り付けている。これら検出
板73A,73Bは、上記エアーシリンダ70に
より、いずれかがチユーブ1の尻シール部1bと
当接する位置に配置している。これら検出板73
A,73Bに、尻シール部1bに付着している内
容物Cが付着すると、シール不良検出信号をエア
ーシリンダ70の制御装置(図示せず)に発信
し、ロツド71を作動して、内容物が付着した検
出板73Aを後退させ、他方の検出板73Bを前
進させてチユーブ1の尻シール部1bと当接する
位置に配置するようにし、該エアーシリンダ70
の作動完了をシリンダーセンサー(図示せず)で
検知して停止するようにしている。後退した検出
板73Aに付着した内容物Cは、該後退時に拭き
取るようにしている。
上記のように、チユーブ1の尻シール部1bが
シール不良で内容物Cが大量に漏れた場合はシー
ル不良検出装置4で検出し、少量漏れの場合は少
量漏れ検出装置5で検出し、また、チユーブ1の
有無をチユーブ有無検知センサー81で検出して
おり、これら検出結果を、制御装置(図示せず)
に入力し、該制御装置からの信号で、下流に設置
した不良チユーブ排出用のエアーブロー6へエア
ーの供給を制御している。即ち、上記各検知セン
サーからの信号をステツプメモリー式に記憶し、
該不良チユーブ1を搬送するバケツトタイミング
に合わせて、尻チユーブ不良チユーブ1がエアー
ブロー6と対向する位置に搬送されて来た時、電
磁弁(図示せず)を作動してエアーを噴出して不
良チユーブ1を他方に配置したシユート7へ排出
している。
次に、本装置によるチユーブの自動検出作動お
よび排出作動について説明する。
充填機からコンベア2で搬送されて来たチユー
ブ1が、チユーブ押圧装置3とシール不良検出装
置4とに挟まれた位置に来ると、該コンベア2と
同期して循環しているチユーブ押圧装置3のチエ
インローラ13に連結されたエアーシリンダ15
が順次各チユーブ1の上面に対向した位置に来て
同期して移動する。かつ、各エアーシリンダ15
がチユーブ1と対向位置になると同時に、シリン
ダ設置板14に取り付けたエアースイツチ30が
スイツチ切替板33と当接してエアースイツチ3
0がオンし、エアー分配器20よりホース21を
介してエアーシリンダ15にエアーを供給する。
該エアーシリンダ15のロツド15aが下降し、
その先端に設けたプツシヤー16はチユーブ1の
中間部を押圧する。この時、各チユーブ1の尻シ
ール部1bは、シール不良検出装置4のパンク検
出プレート50の上方に位置する。
該チユーブ押圧装置3による検出作動は、第1
0図に示すフローチヤートの検出No.1側および第
11図のタイミングチヤートに示す如きである。
即ち、上記プツシヤー16による押圧は、例え
ば、チユーブ加圧30Kg以上、2秒間、またはチユ
ーブ内圧で約1.0Kg/cm2以上の力で2秒以上とし
ており、その間、コンベア2によるチユーブ1の
移動と連動してエアーシリンダ15がチエインロ
ーラ13により移動すると共に、該エアーシリン
ダ15にエアーを供給するエアー分配器20も同
期して移動(回転)する。チユーブ1の尻シール
部1bが不良で、該尻シール部1bより内容物C
が大量に漏れると、落下してパンク検出プレート
50に付着する。内容物Cがパンク検出プレート
50の一方の上面50A(A面)に付着すると、
該A面がシヨートしてシール不良を検出し、制御
装置(図示せず)に検出結果を入力する。該制御
装置により、警報ブザーが鳴ると共に検出No.1A
面表示ランプが点灯する。該A面で漏れを検出し
た時、反対側の下面50B(B面)がリセツトさ
れていない時(清掃されていない時)、ラインは
停止するが、リセツトされている時は、プレート
スライド用のエアーシリンダ55を駆動する。ま
ず、パンク検出プレート50をエアーシリンダ5
5で後退させ、シリンダーセンサーで後退完了を
検出して後、ロータリアクチユエータ54で180°
回転して下面50Bを上面へと反転し、リミツト
検出により反転を検出後、エアーシリンダ55で
前進させ、クリーンなパンク検出プレート50B
(B面)をチユーブ1の下側に位置させる。
チユーブ1がシール不良検出装置4を過ぎる
と、チユーブ1を加圧していたエアーシリンダ1
5のエアースイツチ30がスイツチ切替板33よ
り離れてスイツチがオフする。よつて、エアーの
供給が停止し、ロツド15aはスプリング18に
より上昇し、プツシヤー16による加圧は解除さ
れる。
チユーブ1は、コンベア2により搬送されて、
ついで、少量漏れ検出装置5を通過する。その
際、チユーブ1の尻シール部1bが不良で少量の
内容物Cが漏れ、上記パンク検出プレート50に
は付着しないが、シール部1bの先端に内容物C
が付着している場合、上記少量漏れ検出装置5の
検出板73Aに内容物Cが付着して漏れを検出す
る。該検出作動は、第10図の検出No.2側および
第11図に示すごとく、該検出板73A(A面)
に内容物Cが付着した場合、検出信号が制御装置
に入力され、エアーシリンダ70が駆動してレバ
ー72を作動し、検出板73Aを後退させる一
方、クリーンな検出板73B(B面)を前進させ
て後続のチユーブ1の尻シール部先端に当接させ
る。後退したA面を、その間にクリーニングす
る。
また、上記チユーブ押圧装置3において、チユ
ーブ有無検出センサー81でチユーブ1の有無を
第10図の検出No.3側で示すように検出し、その
結果を制御装置へ入力ししている。
上記したチユーブ有無検出センサー81、シー
ル不良検出装置4および少量漏れ検出装置5から
の検出信号が入力された制御装置(図示せず)で
は、検出記憶をステツプメモリーし、シール不良
が検出されたチユーブ1が、下流のエアーブロー
6の設置位置に来た時、エアーブロー6よりエア
ーが噴出され、不良チユーブ1はシユート7へと
自動的に排出される。
発明の効果 以上の説明より明らかなように、この発明に係
る尻シール不良チユーブの自動検出および排出装
置によれば下記に列挙する効果を有するものであ
る。
シール不良チユーブが発生しても、該不良チ
ユーブをエアーブローで自動的に排出すると共
に、内容物が付着した検出プレート(パンク検
出プレート50A,50Bおよび検出板73
A,73B)は、該検出プレートを2枚設け
て、上記内容物が付着した検出プレートを自動
的に待機位置へ移動して別のクリーンな検出プ
レートを検出位置に交換して位置させ、その間
に上記内容物が付着した検出プレートの内容物
を拭きとるため、従来のように不良チユーブが
発生する毎にラインを停止させる必要なく、生
産能力が飛躍的に向上する。
チユーブに負荷する加圧力は、エアーシリン
ダにより行つているため、その加圧力を容易に
調整することができる。また、該加圧力は内圧
基準で調整しているため、チユーブ径が変わつ
ても、例えば、チユーブ径が小さい場合にも、
内圧が一定になるように押さえることが出来
る。
チユーブに対する加圧位置の切り替えは、エ
アーシリンダのロツドに取り付けるプツシヤー
を変えるだけで出来ると共に、加圧時期の切り
替えも、エアー供給のタイミングを切り替える
だけで簡単に行うことができる。
加圧用エアーシリンダへのエアー供給は、該
エアーシリンダと同期して回転するエアー分配
器よりホースを介して行つているため、各エア
ーシリンダ毎にエアー供給機構を取り付ける必
要は無く、構造を簡単とすることができる。
ラインが他の原因で停止した場合、加圧用の
エアーシリンダへのエアー供給を制御するエア
ースイツチが、その際、直ちにオフするように
設定しておくと、プツシヤーが直ちに上昇し、
必要以上にチユーブを加圧してシールをパンク
させるという不具合の発生を防止することがで
きる。
チユーブへの加圧をエアーシリンダで行い、
該エアーシリンダのロツドにプツシヤーを取り
付けているため、プツシヤーが強固であり、従
来のように、プツシヤーピンが折れることはな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わる装置の全体を示す概略
図、第2図はチユーブ押圧装置の平面図、第3図
はチユーブ押圧装置の正面図、第4図はチユーブ
押圧装置とチユーブ搬送コンベアとの関係を示す
正面図、第5図はチユーブ押圧装置の一部断面
図、第6図はシール不良検出装置の概略図、第7
図はシール不良検出装置の平面図、第8図は第7
図の側面図、第9図は第8図の正面図、第10図
は尻シール不良チユーブ検出時の作動を示すフロ
ーチヤート、第11図は本装置のタイミングチヤ
ートである。 1……チユーブ、1b……尻シール部、2……
コンベア、3……チユーブ押圧装置、4……シー
ル不良検出装置、5……少量漏れ検出装置、6…
…エアーブロー、10,11,12,26……ス
プロケツト、13……チエインローラ、14……
シリンダ設置台、15……エアーシリンダ、16
……プツシヤー、20……エアー分配器、21…
…ホース、30……エアースイツチ、33……ス
イツチ切替板、40……コンベア架台、50,5
0A,50B……パンク検出プレート、54……
ロータリーアクチユエータ、55,70……エア
ーシリンダ、72……レバー、73A,73B…
…検出板、81……チユーブ有無検出センサー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内容物を充填したチユーブを所定間隔をあけ
    て水平に載置して搬送するコンベアと、 上記コンベアの一側方に設置され、スプロケツ
    トに巻掛したチエインローラに所定間隔をあけて
    エアーシリンダを取り付け、該エアーシリンダの
    下向きロツドにチユーブ加圧用のプツシヤーを取
    り付けると共に、上記スプロケツトと連動するス
    プロケツトに固定してエアーシリンダと同期回転
    する中央に配置したエアー分配器より上記各エア
    ーシリンダにホースを接続してエアーを供給する
    ようにし、エアーシリンダがチユーブと対向した
    位置に来た時に、エアーを供給してプツシヤーを
    下降し、上記チユーブを加圧するようにしたチユ
    ーブ押圧装置と、 上記チユーブ押圧装置と上記コンベアを挟んで
    対向して設置され、チユーブの尻シール部と対向
    する下側位置にパンク検出プレートを配置し、該
    パンク検出プレートを絶縁板の上下両面に固定し
    たプリント基板より構成して、チユーブの尻シー
    ル部より漏れた内容物が付着した際に電気回路が
    短絡してチユーブのシール不良を検出するように
    し、かつ、上記検出信号でパンク検出プレートを
    前後進するエアーシリンダと、後退したパンク検
    出プレートを反転するロータリーアクチユエータ
    とを備えたシール不良検出装置と、 上記シール不良検出装置より下流位置に設置さ
    れ、エアーシリンダにより作動されるレバーの両
    端に検出板を取り付け、いずれか一方の検出板を
    チユーブの尻シール部先端に当接させて外部に付
    着した内容物を検出するようにした少量漏れ検出
    装置と、 上記少量漏れ検出装置より下流に設置され、上
    記シール不良検出装置および少量漏れ検出装置で
    シール不良を検出したチユーブを排出するエアー
    ブローと を備えたことを特徴とする尻シール不良チユーブ
    の自動排出装置。
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