JPS6251428A - 尻シ−ル不良チユ−ブの自動排出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 匡１ｉ」１１１１Ｊ廓主吐 本発明は、尻シール不良チューブの自動排出装置に関し
、詳しくは、歯磨や線状の食料品等を充填するチューブ
の尻を熱圧着等でシールしたち、のにおいて、該尻シー
ルの良否をチューブに適宜な押圧力を負荷して検出し、
シール不良で内容物が漏れるものを自動的に排出するも
のである。

従来の技術 従来、この種の歯磨等のチューブ充填包装ラインにおい
ては、尻シールの検出装置を設けているが、該検出装置
はバネ圧でチューブを押さえるようにしているため、実
際の加圧力が分からなくなり、また、加圧ピンが折れ易
いと共に、加圧位置および加圧のタイミングを切り替え
がしにくいという欠点があった。しかも、シール不良チ
ューブが出ると、ラインがストップするようにしている
ため、ラインを即座に寸動させて、その不良チューブを
取り出し、かつ、シールより漏れた内容物が付着してい
るパンク検出プレート番作業者がきれいに拭きとってか
ら再びラインをスタートさせており、不良チューブが出
る度にラインがストップして、作業能率が悪いと共に、
手作業が多い等の欠点があった。さらに、他の原因でラ
インが停止した時でも、検出装置のバネでチューブを押
えっばなしの状態となるため、必要時間以上チューブを
加圧し、良いチューブでもシールがパンクしてしまう欠
点があった。

発明の目的 本発明は上記した欠点を解消せんとするものであり、シ
ール不良チューブが出ても、う・インをストップせずに
該不良チューブを自動的に排出し、作業能率の向上およ
び省力化を図るものである。

さらに、チューブの内容物が付着したパンク検出プレー
トの自動的交換を可能とし、かつ、シール検出時の加圧
力を容易に調整可能とすると共に、その加圧位置および
タイミングの切り替えを容易とし、しかも、加圧ピンを
強固にして折損を防止することを目的とするものである
。

発明の構成 この発明は上記した目的を達成するためになされたもの
であり、 内容物を充填したチューブを所定間隔をあけて水平に載
置して搬送するコンベアと、 上記コンベアの一側方に設置され、スプロケットに巻掛
したチェインローラに所定間隔をあけてエアーシリンダ
と取り付け、該エアーシリンダの下向きロッドにチュー
ブ加圧用のブヅシャーを取り付けると共に、上記スプロ
ケットと連動するスプロケットに固定してエアーシリン
ダと同期回転する中央に配置したエアー分配器より上記
各エアーシリンダにホースを接続してエアーを供給する
ようにし１．エアーシリンダがチューブと対向しり、位
置に来た時に、エアーを供給°してブツシャ−を下降し
、上記チューブを加圧するようにしたチューブ押圧装置
と、 上記チューブ押圧装置と上記コンベアを挟んで対向して
設置され、チューブの尻シール部と対向する下側位置に
パンク検出プレートを配置°し、該パンク検出プレート
を絶縁板の上下両面に固定したプリント基板より構成し
て、チューブの尻シール部より漏れた内容物が付着した
際に電気回路が短絡してチューブのシール不良を検出す
るようにし、かつ、上記検出信号でパンク検出プレート
を前後進するエアーシリンダと、後退したパンク検出プ
レートを反転するロータリーアクチュエータとを備えた
シール不良検出装置と、 上記シール不良検出装置より下流位置に設置され、エア
ーシリンダにより作動されるレバーの両端に検出板を取
り付け、いずれか一方の検出板をチューブの尻シール部
先端に当接させて外部に付着した内容物を検出するよう
にした少量漏れ検出装置と、 上記少量漏れ検出装置より下流に設置され、上記シール
不良検出装置および少量漏れ検出装置でシール不良を検
出したチューブを排出するエアーブローと を備えたことを特徴とする尻シール不良チューブの自動
排出装置を提供するものである。

実施例 以下、この発明を図面に示す実施例により詳細に説明す
る。

第１図は、歯磨のチューブ充填包装ラインにおいて、尻
シール不良チューブの検出装置および該検出装置で検出
された不良チューブの排出装置を設置した部分を示すも
のであり、充填機（図示せず）で歯磨を充填されたチュ
ーブ１は、コンベア２上に所定間隔をあけて水平に載置
されて図中矢印Ｘ１方向へ搬送され、上記コンベア２の
一側方に設置したチューブ押圧装置３で各チューブｌに
適宜の押圧力を必要時間負荷する一方、該チューブ押圧
装置３と対向してコンベア２の他側方に設置したシール
不良検出装置４で、上記チューブ抑圧装置３で加圧した
ことにより尻シールがパンクして内容物が漏れた場合に
、該シールパンクを検出し、ついで、コンベア２の下流
側に設置した少量漏れ検出装置５でチューブｌの尻に付
着した程度の少量漏れを検出し、さらに、コンベア２の
下流側に設置した不良チューブ排出用エア−ブロー６で
上記シール不良検出装置４および少量漏れ検出装置５で
尻・シール不良を検出されたチューブｌをシュート７側
に排出するようにしている。

上記チューブ抑圧装置３は、第２図から第５図に示す構
成としており、左右一対の大径のスプロケット１Ｏ１１
１および中間の小径のスプロケット１２に無端状のチェ
インローラ１３を巻掛けし、該三角形状に張架したチェ
インローラ１３を上記駆動スプロケットｌＯにより図中
矢印Ｘ、力方向循環させる構造のコンベアを設けている
。上記チェインローラ１３には、所定間隔をあけてシリ
ンダ設置架台１４を固定し、゛各架台１４に下向きのエ
アーシリンダ１５を固定し、該エアーシリンダ１５の下
向に突出したロッド１５ａの下端に、チューブｌを押圧
するブツシャ−１６を支軸１７を介して取り付けている
。該支軸１７には、金属性ストローク検知金具８２Ａが
取付いており、８１のチューブ有無検知ビームセンサー
がチューブ有をキャッチし、プッシャー１６が規定以下
に下降した場合、即ちブツシャ−の押圧によりチューブ
肩部や胴体部の破れた処から内容物が７％ミ出した場合
、もしくはキャップ取れや、空チューブの場合、ストロ
ーク検出用固定ビームセンサー８２がストローク検知金
具８２Ａをキャッチし、６のエアーブローにより自動排
出される。この時、警報がなる。作業員はパケットが汚
れてない事を確認してリセットする。又、８１のチュー
ブ有無検知ビームがチューブをキャッチしなかった場合
、即ち、チューブがパケットに無かった場合は、ストロ
ーク検出用固定ビームセンサー８２がストローク検知金
具８２Ａをキャッチしても自動排出はされない。

上記各エアーシリンダ１５には、チューブ抑圧時に、コ
ンベヤの中心に配置するエアー分配器２０より夫々エア
ーホース２１を介してエアーを供給して上記ブツシャ−
１６を押下するようにし、抑圧解除時は、エアーシリン
ダ１５内に内蔵した復帰スプリング１８で上昇するよう
にしている。

上記エアー分配器２０は、その下面中心にエアー供給管
２２を接続し、該エアー供給管２２をコンベヤ中心部に
軸受機構２３を介して回転自在に立設し、その下端をエ
アー源（図示せず）に接続した供給管２４にロータリー
ジヨイント２５を介して接続している。上記エアー供給
管２２の上部にはスプロケット２６を固定し、該スプロ
ケット２６と、上記駆動スプロケット１０の駆動軸２７
に固定したスプロケット２８との間にチェイン２９を張
架し、駆動スプロケットｌＯと同期してエアー分配器２
０を回転している。よって、エアーシリンダ１５の回転
に応じてエアーホース２にも回転し、１つのエアー分配
器２０より各エアーシリンダ１５にエアーを供給するこ
とができる。

上記エアー分配器２０から各エアーシリンダ１５へのエ
アーの供給制御は、各エアーシリンダ設置台１４の上側
に取り付けたエアースイッチ３０で行っており、該エア
ースイッチ３０を上記エアーホース２１に介設している
。該エアースイッチ３０は、第２図に示す如く、スイッ
チケース３１に回転自在に軸支されたレバー３２を備え
、該レバー３２をスイッチケース３１内に内蔵したスプ
リング（図示せず）でチェインローラ１３側（内方）へ
（ｌしている。このスプリングに付勢され内方へ突出し
た状態で、エアースイッチ３０はオフとなり、エアーホ
ース２１の、流路を遮断している。

一方、チューブｌを搬送するコンベア２と当接するＹ側
には、長尺なスイッチ切替板３３をコンベア基台３４よ
り立設した架台３５の上端に固定して設置している。該
スイッチ切替板３３は、シリンダ設置台１４が循環して
Ｙ側に来ると、上記レバー３２と当接し、スプリングに
抗してレバー３２の先端を外側に押し、エアースイッチ
３０をオンに切り替え、エアーシリンダ１５にエアーを
供給するようにしている。また、該Ｙ側から外れる時に
、レバー３２はスイッチ切替板３３が離脱し、レバー３
２はスプリングにより原状に復帰しエアースイッチ３０
をオフに切り替えるようにしている。

上記チェインローラ１３を循環するスプロケッ）１０の
駆動軸２７は、第４図に示す如く、その下端にギヤ３６
を固定し、該ギヤ３６をチューブ搬送コンベア２の駆動
機構（図示せず）のギヤと噛み合わせて駆動している。

よって、コンベア２の走行速度とチェインローラ１３お
よびエアーシリンダ１５の循環速度とを一致させ、コン
ベア２上のチューブ１をエアーシリンダ１５より突出し
たプッシャー１６で負荷をかけながら搬送するようにし
ている。かつ、チューブ搬送コンベア２の架台４０には
、第４図に示すように、−側部に接続台４１を取り付け
、該接続台４１をスプロケット駆動軸２７を回転自在に
軸支する基台３４に固定すると共に、他側部にエアーシ
リンダガイド部４３を突設し、その上端に設けたガイド
部４３ａに、エアーシリンダ１５の上部に取り付けた支
軸機構４４を摺動自在に保持するようにしている。

上記チューブ押圧装置３において、４５は基台３４より
突設したチューブ位置決めガイド板であり、コンベア２
で搬送してきたチューブ１のキャップ１ａを上記ガイド
板４５に当接させて、チューブｌの位置決めを図り、プ
ッシャー１６でチューブｌの中間部を押圧するようにし
ている。

また、上記チューブ１を押圧するエアーシリンダ１５は
、チューブ内圧測定ゲージ（図示せず）により、供給す
るエアーを調整してチューブｌへの加圧力を調整自在と
しており、チューブｌの径が変わっても内圧を一定基準
になるようにしている。

第６図から第９図は、上記チューブ抑圧装置３と対向し
て配置するシール不良検出装置４を示すしのであり、上
記ガイド板４５により位置決めされたチューブｌの尻シ
ール部１ｂと対向した下側位置にパンク検出プレート５
０を配置し、プッシャー１６による負荷でシール部１ｂ
より内容物Ｃが漏れた時、該内容物が上記パンク検出プ
レート５０上に付着し、該内容物Ｃの付着によりパンク
検出プレート５０がショートしてシール不良を検出する
ようにしている。

上記パンク検出プレート５０は、コンベア２上の４本の
チューブｌの尻シール部１ｂと対向する長さに設定して
いる。該パンク検出プレート５０は、第９図に示す如く
、絶縁基板５１の上下両面に固着した一対のプリント基
板５０Ａ、５０Ｂよりなり、該プリント基板５０Ａ１５
０Ｂは、絶縁板５２にクチバシ状に接点板５３を取り付
けた形状とし、プ、レート５０Ａもしくは５０Ｂ上に内
容物Ｃが付着するとンヨートしてシール不良を検出する
ものである。

上記パンク検出プレート５０Ａに内容物Ｃが付着した時
、第６図に概略的に示すように、プレートスライド用の
エアーシリンダ５５で外方Ｚｌへ後退した後、所定位置
までの後退をシリンダーセンサー（図示せず）で検出し
、該検出信号でロータリーアクチュエータ５４で絶縁基
板５１を１８００回転し、パンク検出プレート、５０Ｂ
を土側としサー（図示せず）で検出し、該検出信号で再
度、エアーシリンダ５５で内側Ｚ、へ前進させて、チュ
ーブｌの尻シール部ｔｂの下側位置にパンク検出プレー
ト５０Ｂを配置させるようにしている。その間、下面と
なった内容物Ｃが付着したパンク検出プレート５０Ａを
自動的に清浄装置（図示せず）でパンク検出プレート５
０Ａに付着している内容物Ωを拭き取るようにしている
。

上記シール不良検出装置４の作動機構を詳述すると、絶
縁基板５１の左右両端に固定した支軸５６Ａ、５６Ｂに
レバー５７Ａ、５７Ｂの上端を回転自在に係止し、該レ
バー５７Ａ、５７Ｂの下端を、本装置の基台５８に立設
した左右の支持板５９Ａ、５９Ｂの間に回転自在に装架
した軸６０に固定している。該軸６０の一端を、上記エ
アーシリンダ５５の上向きのロッド５５ａとレバー６１
を介して連結し、ロッド５５ａの昇降に応じて、軸６０
を回転し、該軸６０の作動をレバー５７Ａ１５７Ｂおよ
び支軸５６Ａ、５６Ｂを介してパンク検出プレート５０
に伝え、該パンク検出プレート５０をＺ１方、向および
Ｚ、方向に往復作動させるよ。

う、にしている。上記パンク検出プレート５０に固定し
た支軸５６Ａ、５６Ｂは、支持板５９Ａ、５９Ｂに穿設
した長溝のガイド溝６２Ａ、６２Ｂζ三摺動自在に貫通
しており、一方の支軸５６Ｂの外側に上記ロータリーア
クチュエータ５４を配置している。該ロータリーアクチ
ュエータ５４の゛回転ロッド６３には、支軸嵌合溝６４
ａを形成したコ字型受材６４を固定し、上記支軸５６Ｂ
が後退位置に来た時に、溝６４ａに嵌合するようにして
いる。該嵌合時にロータリーアクチュエータ５４により
ロッド６３を１８０°回転してパンク検出プレート５０
を反転し、プリント基板５０Ａと５０Ｂを上下に入れ換
えるようにしている。

上記パンク検出プレート５０による検出作動はチューブ
ｌを４本づつセットとして行っており、エアーシリンダ
５５とロータリーアクチュエータ５４を、制御装置（図
示せず）により、パンク検出プレート５０が内容物Ｃの
付着を検出した信号で作動し、チューブｌの尻シール部
ｔｂの下側には、内容物Ｃが付着していないパンク検出
プレート５０が自動的に位置するようにしている。

上記シール不良検出装置４は、尻シール部１ｂより大量
に内容物Ｃが漏れて、パンク検出プレート５０に内容物
Ｃが付着したことを検出するものであるが、尻シール部
１ｂより内容物Ｃが少しだけ漏れた場合は、尻シール部
１ｂの先端に内容物Ｃが付着する程度で、パンク検出プ
レート５０に付着せず、シール不良を検出しないことが
ある。

この少量漏れを検出するために、下流位置に少量漏れ検
出装置５を設置している。

上記少量漏れ検出装置５は、第１図に示すように、エア
ーシリンダ７０のロッド７１の先端ヲ、中心部を回転自
在に軸支されたレバー７２の一側部に連結すると共に、
該レバー７２の両端に検出［７３Ａ、７３Ｂを取り付け
ている。これら検出板７３Ａ、７３Ｂは、上記エアーシ
リンダ７０により、いずれかがチューブｌの尻シール部
１ｂと当接する位置に配置している。これら検出板７３
Ａ、７３Ｂに、尻シール部１ｂに付着している内容物Ｃ
が付着すると、シール不良検出信号をエアーシリンダ７
０の制御装置（図示せず）に発信し、ロッド７１を作動
して、内容物が付着した検出板７３Ａを後退させ、他方
の検出板７３Ｂを前進させてチューブｌの尻シール部ｔ
ｂと当接する位置に配置するようにし、該エアーシリン
ダ７０の作動完了をシリンダーセンサー（図示せず）で
検知して停止するようにしている。後退した検出板７３
Ａに付着した内容物Ｃは、該後退時に拭き取るようにし
ている。

上記のように、チューブ１の尻シール部１ｂがシール不
良で内容物Ｃが大量に漏れた場合はソール不良検出装置
４で検出し、少量漏れの場合は少量漏れ検出装置５で検
出し、また、チューブ１の有無をチューブ有無検知セン
サー８■で検出しており、これら検出結果を、制御装置
（図示せず）に人力し、該制御装置からの信号で、下流
に設置した不良チューブ排出用のエアープロー６へエア
ーの供給を制御している。即ち、上記各検知センサーか
らの信号をステップメモリ一式に記憶し、該不良チュー
ブｌを搬送するパケットタイミングに合わせて、尻チュ
ーブ不良チューブｌがエアープロー６と対向する位置に
搬送されて来た時、電磁弁（図示せず）を作動してエア
ーを噴出して不良チューブｌを他方に配置したシュート
７へ排出している。

次に、本装置によるチューブの自動検出作動および排出
作動について説明する。

充填機からコンベア２で搬送されて来たチューブ１が、
チューブ押圧装置３とシール不良検出装置４とに挟まれ
た位置に来ると、該コンベア２と同期して循環している
チューブ押圧装置３のチェインローラ１３に連結された
エアーシリンダ１５が順次各チューブｌの上面に対向し
た位置に来て同期して移動する。かつ、各エアーシリン
ダ１５がチューブ１と対向位置になると同時に、シリン
ダ設置板１４に取り付けたエアースイッチ３ｏがスイッ
チ切替板３３と当接してエアースイッチ３０がオンし、
エアー分配器２０よりホース２１を介してエアーシリン
ダ１５にエアーを供給する。

該エアーシリンダ１５のロッド１５ａが下降し、その先
端に設けたプッシャー１６はチューブｌの中間部を押圧
する。この時、各チューブＩの尻シール部！ｂは、シー
ル不良検出装置４のパンク検出プレート５０の上方に位
置する。

該チューブ押圧装置３による検出作動は、第１０図に示
すフローチャートの検出Ｎ９．’ｌ側および第１１図の
タイミングチャートに示す如きである。

即ち、上記ブツシャ−１６による抑圧は、例えば、チュ
ーブ加圧３０ｋｇ以上、２秒間、またはチューブ内圧で
約１．０ｋｇ／ｃｍ”以上の力で２秒以上としており、
その間、コンベア２°によるチューブｌの移動と連動し
てエアーシリンダ１５がチェ、インローラ１３により移
動すると共に、該エアーシリンダ１５にエアーを供給す
るエアー分配器２０も同期して移動（回転）する。チュ
ーブｌの尻シール部！ｂが不良で、該尻シール部１ｂよ
り内容物Ｃが大量に漏れると、落下してパンク検出プレ
ート５０に付着する。内容物Ｃがパンク検出プレート５
０の一方の上面５０Ａ（Ａ面）に付着すると、該Ａ面が
ショートしてシール不良を検出し、制御装置（図示せず
）に検出結果を入力する。該制御装置により、警報ブザ
ーが鳴ると共に検出Ｎｏ、ＩＡ面表示ランプが点灯する
。該Ａ面で漏れを検出した時、反対側の下面５０Ｉ３（
Ｂ面）がリセットされていない時（清掃されていない時
）、ラインは停止するが、リセットさ、れている時は、
プレートスライド用のエアーシリンダ５５を駆動する。

まず、パンク検出プレート５０をエアーシリンダ５５で
後退させ、シリンダーセンサーで後退完了を検出して後
、ロータリアクチュエータ５４で１８０°回転して下面
５０Ｂを上面へと反転し、リミット検出により反転を検
出後、エアーシリンダ５５で前進させ、クリーンなパン
ク検出プレート５０Ｂ（Ｂ面）をチューブｌの下側に位
置させる。

チューブｌがシール不良検出装置４を過ぎると、チュー
ブｌを加圧していたエアーシリンダ１５のエアースイッ
チ３０がスイッチ切替板３３より離れてスイッチがオフ
する。よって、エアーの供給が停止し、ロッド１５ａは
スプリング１８により上昇し、プッシャー１６による加
圧は解除される。

チューブ１は、コンベア２により搬送されて、ついで、
少量漏れ検出装置５を通過する。その際、チューブ１の
尻シール部１ｂが不良で少量の内容物Ｃが漏れ、上記パ
ンク検出プレート５０には付着しないが、シール部ｔｂ
の先端に内容物Ｃがしアいス温企　Ｐ　ｆ；Ｉ　ＩＪ＞
　Ｉ！）遅刺捺中枯磨ζ小勝山帽り３Ａに内容物Ｃが付
着して漏れを検出する。該検出作動は、第１θ図の検出
Ｎｏ、２側および第１！図に示すごとく、該検出板７３
Ａ（Ａ面）に内容物Ｃが付着した場合、検出信号が制御
装置に入力され、エアーシリンダ７０が駆動してレバー
７２を作動し、検出板７３Ａを後退させる一方、クリー
ンな検出板７３Ｂ（Ｂ面）を前進させて後続のチューブ
ｌの尻シール部先端に当接させる。後退したＡ面を、そ
の間にクリーニングする。

また、上記チューブ抑圧装置３において、チューブ有無
検出センサー８１でチューブｌの有無を第１Ｏ図の検出
Ｎｏ、３側で示すように検出し、その結果を制御装置へ
入力ししている。

上記したチューブ有無検出センサー８１、シール不良検
出装置４および少量漏れ検出装置５がらの検出信号が入
力された制御装置（図示せず）では、検出記憶をステッ
プメモリーし、シール不良が検出されたチューブｌが、
下流のエアープロー６の設置位置に来た時、エアープロ
ー６よりエアーが噴出され、不良チューブ１はシュー＝
ドアへと自動的に排出される。

発明の効果 以上の説明より明らかなように、この発明に係る尻シー
ル不良チューブの自動検出および排出装置によれば下記
に列挙する効果を有するものである。

■シール不良チューブが発生しても、該不良チューブを
エアーブローで自動的に排出すると共に、内容物が付着
した検出プレート（バンク検出プレート５０Ａ、５０Ｂ
および検出板７３Ａ、７３Ｂ）は、該検出プレートを２
枚設けて、上記内容物が付着した検出プレートを自動的
に待機位置へ移動して別のクリーンな検出プレートを検
出位置に交換して位置させ、その間に上記内容物が付着
した検出プレートの内容物を拭きとるため、従来のよう
に不良チューブが発生する毎にラインを停止させる必要
なく、生産能力が飛躍的に向上する。

■チューブに負荷する加圧力は、エアーシリンダにより
行っているため、その加圧力を容易に調整することがで
きる。また、該加圧力は内圧基準で調整しているため、
チューブ径が菱わっても、例えば、チューブ径が小さい
場合にも、内圧が一定になるように押さえることが出来
る。

■チューブに対する加圧位置の切り替えは、エアーシリ
ンダのロッドに取り付けるブツシャ−を変えるだけで出
来ると共に、加圧時期の切り替えも、エアー供給のタイ
ミングを切り替えるだけで簡単に行うことができる。

■加圧用エアーシリンダへのエアー供給は、該エアーシ
リンダと同期して回転するエアー分配器よりホースを介
して行っているため、各エアーシリンダ毎にエアー供給
機構を取り付ける必要は無く、構造を簡単とすることが
できる。

■ラインが他の原因で停止した場合、加圧用のエアーシ
リンダへのエアー供給を制御するエアースイッチが、そ
の際、直ちにオフするように設定しておくと、ブツシャ
−が直ちに上昇し、必要以上にチューブを加圧してシー
ルをパンクさせるという不具合の発生を防止することが
できる。

■チューブへの加圧をエアーシリンダで行い、識エアー
シリンダのロッドにプッシャーを取り付けているため、
ブツシャ−が強固であり、従来のように、ブツシャ−ピ
ンが折れることはない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係わる装置の全体を示す概略図、第２
図はチューブ押圧装置の平面図、第３図はチューブ抑圧
装置の正面図、第４図はチューブ抑圧装置とチューブ搬
送コンベアとの関係を示す正面図、第５図はチューブ抑
圧装置の一部断面図、第６図はシール不良検出装置の概
略図、第７図はシール不良検出装置の平面図、第８図は
第７図の　・側面図、第９図は第８図の正面図、第１０
図は尻シール不良チューブ検出時の作動を示すフローチ
ャート、第１．１図は本装置のタイミングチャートモあ
る。 ｌ・・・チューブ　　　！ｂ・・・尻シール部２・・・
コンベア　　　３・・・・・・チューブ押圧装置。 ４・・・シール不良検出装置 ５・・・少量漏れ検出装置　６・・・エアーブローｌ０
１１１，１２．２６・・・スプロケット。 １３・・・ヂエインローラ　Ｉ４・・・シリンダ設置台
１５・・・エアーシリンダ　Ｉ６・・・ブツシャ−２０
・・・エアー分配器　　２１・・・ホース３０・・・エ
アースイッチ　３３・・・スイッチ切替仮４０・・・コ
ンベア架台 ５０（５０Ａ、５０Ｂ）・・・パンク検出プレート５４
・・・ロータリーアクチュエータ ５５．７０・・・エアーシリンダ ７２・・・・・・レバー ７３Ａ１７３Ｂ・・・検出板

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）内容物を充填したチューブを所定間隔をあけて水
   平に載置して搬送するコンベアと、 上記コンベアの一側方に設置され、スプロケットに巻掛
   したチェインローラに所定間隔をあけてエアーシリンダ
   と取り付け、該エアーシリンダの下向きロッドにチュー
   ブ加圧用のプッシャーを取り付けると共に、上記スプロ
   ケットと連動するスプロケットに固定してエアーシリン
   ダと同期回転する中央に配置したエアー分配器より上記
   各エアーシリンダにホースを接続してエアーを供給する
   ようにし、エアーシリンダがチューブと対向した位置に
   来た時に、エアーを供給してプッシャーを下降し、上記
   チューブを加圧するようにしたチューブ押圧装置と、 上記チューブ押圧装置と上記コンベアを挟んで対向して
   設置され、チューブの尻シール部と対向する下側位置に
   パンク検出プレートを配置し、該パンク検出プレートを
   絶縁板の上下両面に固定したプリント基板より構成して
   、チューブの尻シール部より漏れた内容物が付着した際
   に電気回路が短絡してチューブのシール不良を検出する
   ようにし、かつ、上記検出信号でパンク検出プレートを
   前後進するエアーシリンダと、後退したパンク検出プレ
   ートを反転するロータリーアクチュエータとを備えたシ
   ール不良検出装置と、 上記シール不良検出装置より下流位置に設置され、エア
   ーシリンダにより作動されるレバーの両端に検出板を取
   り付け、いずれか一方の検出板をチューブの尻シール部
   先端に当接させて外部に付着した内容物を検出するよう
   にした少量漏れ検出装置と、 上記少量漏れ検出装置より下流に設置され、上記シール
   不良検出装置および少量漏れ検出装置でシール不良を検
   出したチューブを排出するエアーブローと を備えたことを特徴とする尻シール不良チューブの自動
   排出装置。