JP6725809B2 - ピンホール検査装置 - Google Patents

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本発明は、少なくとも一部が可撓性を有する容器に内容物を充填して密封した製品におけるピンホール検査装置に関する。
ポリプロピレン、ポリエチレン等の樹脂で構成されたチューブ状、袋状等の可撓性容器に、液状、ペースト状等の内容物を充填した後、シール部を形成して密封した製品は、食料品、化粧品、医薬品等の多くの分野で使用されている。このような製品は、内容物を容器に充填した後、熱融着、超音波溶着等により充填口をシールすることにより製造されるが、容器成型条件やシール条件の不良、充填口への内容物や水分の付着などの原因により、シール部の樹脂の厚みが不均一になり、厚みの極めて薄い部分や容器内外を貫通するピンホールが発生したり、密封強度が不十分になるといった不具合が発生する場合がある。また、カップ形状の容器に飲食料品等の内容物を充填した後、該容器の開口部をプラスチック、アルミニウム箔等で形成された可撓性を有するフィルム形状の蓋体で覆い、容器の口縁部と蓋体とを熱融着等によりシールすることにより製造された製品も広く普及しているが、やはり、蓋体にピンホールが存在する、容器と蓋体との接着性が不十分である等の理由により、製品の密封が不十分になる場合がある。そこで、このような少なくとも一部が可撓性を有する容器に内容物を充填した製品について、シール部を形成して密封した後、容器の可撓性部分をエアシリンダ等により所定圧力で押圧し、予め定められた時間経過後の製品の反力を予め定められた判定基準値と比較する密封性検査が提案されている。この密封性検査は、容器のパンク状態、すなわち、押圧によりシール部が破裂して内容物が漏出した状態の検知には適しているが、ピンホールの検出には適していない。押圧によりピンホールからわずかに内容物が漏出しても、一般に押圧力と反力とが釣り合った状態が保たれるため、密封性の良好な製品との区別がつきにくいからである。この傾向は、粘着性の高い内容物が充填された製品の検査において特に顕著である。
そこで、出願人は、特許文献1(特開2010−197054号公報)において、可撓性容器に内容物を充填してシール部を形成した製品を水平に載置して搬送する搬送手段と、該搬送手段の上方に配置され、搬送された上記製品の上面を押圧可能な押圧手段と、該押圧手段の押圧力に対する上記製品の反力を測定可能な荷重測定手段と、上記搬送手段により搬送された上記製品が上記押圧手段の下に到達したことを検知する製品検知手段と、上記製品検知手段の検知信号に従って上記荷重測定手段と上記製品を押圧した状態の上記押圧手段とを上記製品の搬送速度と同じ速度で下流側に移送し、次いで、上記荷重測定手段と上記製品を押圧していない状態の上記押圧手段とを移動前の元の位置まで移送する移送手段と、上記押圧手段の押圧により上記シール部のピンホールから飛散した飛散物を検知する飛散物検知手段と、を備えたシール部の密封性検査装置を提案した。この文献には、飛散物検知手段として、投光器と受光器とからなる光電センサが具体的に開示されている。この装置によると、シール部の密封性の連続的な検査が可能であり、さらに、荷重測定手段の下流方向への移動開始から予め定められた時間経過後の荷重測定値が予め定められた判定基準値より小さいときに加えて、飛散物検知手段がシール部のピンホールからの飛散物を検知したときにも、シール部の密封性が不良であると判定される。
また、特許文献2(特公平4−26300号公報)には、内容物を充填したチューブを所定間隔をあけて搬送するコンベアと、上記コンベアと同期して循環するチェーンローラに所定間隔をあけて取り付けられたチューブ加圧用プッシャーを備えたエアシリンダと、エアシリンダによる押圧中にチューブのシール部より漏出した内容物が付着すると電気回路が短絡するように構成されたプリント基板を有するパンク検出プレートと、該パンク検出プレートの下流側に配置され、エアシリンダによる押圧解除後にシール部に直接接触することによりシール部の外部に付着した少量の漏出物を検出する検出板と、を備えた装置が開示されている。
特開2010−197054号公報 特公平4−26300号公報
特許文献1に開示された装置によると、多数の製品のシール部の密封性を連続的に検査することが可能であり、パンク状態の検知ばかりでなくピンホールの検知も可能である。しかし、出願人がさらに検討したところ、粘着性の高い内容物が充填された製品の検査では、押圧によりピンホールから漏出した内容物が飛散せずに容器外面に付着して留まる場合があり、したがって飛散物検知手段によるピンホールの検出が困難な場合があることが分かった。
一方、特許文献2に開示された装置によると、シール部の外部に直接接触する検出板によりシール部の外部に付着した少量の漏出物を検知可能であるが、エアシリンダによる押圧時と押圧解除後の2段階で密封性を検査することが煩雑である上に、チューブの大きさや形状が変化すればこれに伴って検出板の位置を調整しなければならず、またカップ形状の容器の開口部を蓋体でシールした製品にこの装置を適用した場合には、シール部が容器開口部の全周に及ぶため、漏出物に検出板を接触させること自体が困難である。
そこで、本発明の課題は、可撓性部分を有する容器に内容物を充填して密封することにより製造された多数の製品におけるピンホールの有無を連続的且つ簡便に検査ことが可能な装置であって、内容物の性質や容器形状によって検査精度が影響されにくい装置を提供することである。
発明者は、容器の可撓性部分をエアシリンダ等の押圧手段により所定圧力で押圧し、製品の反力を測定する検査において、製品に対する押圧の位置が予め設定された高さから下がらないように維持しながら押圧を継続すれば、密封性の良好な製品の検査においては製品の反力が略一定に保たれるものの、押圧によりピンホールから容器内部のガスや内容物が漏出すると反力が減少することに着目した。この方法では、製品押圧状態における製品の反力の減少を検出すれば、内容物の性質や容器形状に影響されずにピンホールの有無を精度よく検出することができる。
したがって、本発明は、可撓性部分を有する容器にペースト状の内容物を充填して密封した製品におけるピンホール検査装置であって、
上記製品を、上記容器の可撓性部分を上側に位置させて搬送する搬送手段と、
該搬送手段の上方に配置され、降下することにより上記可撓性部分を所定の押圧力で押圧可能な押圧部を有する押圧手段と、
該押圧手段の押圧力に対する上記製品の反力を測定可能な荷重測定手段と、
上記搬送手段により搬送された上記製品が上記押圧手段の下に到達したことを検知する製品検知手段と、
上記製品検知手段の検知信号に従って上記荷重測定手段と上記製品を押圧した状態の上記押圧手段とを上記製品の搬送速度と同じ速度で下流側に移送し、次いで、上記荷重測定手段と上記製品を押圧していない状態の上記押圧手段とを移送前の元の位置まで移送する移送手段と、
上記移送手段による下流側への移送の間の上記押圧手段の押圧部の上記製品の下端からの高さを、密封性の良好な製品の反力が上記押圧手段の押圧力と略等しい値になるように予め定められた基準高さに維持する高さ調節手段と、
上記移送手段による下流側への移送の間の上記荷重測定手段の測定値が、上記押圧手段の押圧部が降下して上記基準高さに到達した時点における値から一旦減少して再び回復したときに、ピンホールが存在すると判定する判定手段と
を備えたことを特徴とするピンホール検査装置を提供する。
容器に液状、ペースト状等の内容物を充填して密封した製品の製造過程において、容器に内容物を充填する作業は、容器の開口部を上に向けて配置した上で、開口部から内容物を充填することによって行われる。そのため、充填作業終了後の容器内には、充填された内容物の上にさらに周囲雰囲気のガス(一般的には空気)が存在する。この状態で開口部をシールして製品を完成させると、容器の内部のシール部近傍の位置に、周囲雰囲気のガスが残留することになる。そして、ピンホールは一般にシール部或いはその近傍に発生する。
このピンホール検査装置では、下流側への移送の間は、押圧手段の押圧部の製品の下端からの高さが基準高さに維持される。基準高さは、密封性が良好な製品を用いた予備実験において、製品の反力が上記押圧手段の押圧力と略等しい値になるように定められる。基準高さに維持された押圧手段の押圧部により押圧された状態で下流に移送された製品の反力は、密封性の良好な製品においては略一定に保たれるものの、ピンホールが存在すると、押圧手段の押圧部が降下して基準高さに到達した時点で押圧手段の押圧力と略等しい反力値が測定された後、容器内のシール部近傍に残留していた充填作業における周囲雰囲気のガスがまずピンホールから抜けるため反力値が急峻に減少し、次いで、ピンホールが内容物で塞がれるため反力が回復する。したがって、押圧手段の押圧部が降下して基準高さに到達した時点における反力値から一旦減少して再び回復する現象を捉えることにより、ピンホールが存在すると判定することができる。しかも、この現象は押圧開始から短時間の間に発生するため、製品1個あたりの検査時間を短く設定することができる。また、上記移送手段が押圧解除後の荷重測定手段と押圧手段とを移動前の元の位置まで移送するため、連続的な検査が可能である。
上記判定手段が、上述した判定に代えて又は上述した判定に加えて、上記移送手段による下流側への移送の間上記荷重測定手段により測定された、上記押圧手段の押圧部が降下して上記基準高さに到達した時点における測定値f1と、最下流位置に到達した時点における測定値f2と、に基づき、上記押圧手段の押圧力と上記測定値f1とが略等しく、且つ、上記測定値f1から上記測定値f2を減算した値Δfがピンホールの有無を判定するために予め定められた判定基準値より大きいときに、ピンホールが存在すると判定するようにしても良い。容器内に残留していた充填作業における周囲雰囲気のガスが極めて少ない製品あるは実質的に存在しない製品においてピンホールが存在すると、押圧により上述した反力が一旦減少して再び回復する現象は出現しないが、押圧を継続するとピンホールから内容物が徐々に漏出するため、反力も徐々に減少する。したがって、上記押圧手段の押圧力と上記測定値f1とが略等しく、且つ、上記測定値f1から上記測定値f2を減算した値Δfがピンホールの有無を判定するために予め定められた判定基準値より大きいときにピンホールが存在すると判断することにより、ピンホールの存在を検出することができる。そして、この2つの判定を併用すると、ピンホールの存在をより高精度に検出することができる。
好ましい構成では、上記ピンホール検査装置は、上記荷重測定手段の測定値と上記判定手段の判定結果とを記憶する記憶手段をさらに備える。この構成によると、記憶手段が製品ごとに荷重測定手段の測定値と判定手段の判定結果とを記憶するため、製品管理のために記録を役立てることができる。
好ましい構成では、上記荷重測定手段がロードセルであり、上記押圧手段が上記ロードセルの下面に取り付けられたエアシリンダであり、該エアシリンダのピストンロッドの先端に上記押圧部が設けられており、上記高さ調節手段が、上記移送手段に取り付けられ且つ上記ロードセルの上面に取り付けられた昇降機である。この構成によると、上記昇降機が、上記ロードセルの上記製品の下端からの高さを調節することを介して、上記押圧手段の押圧部の上記製品の下端からの高さを調節し、上記移送手段が、上記昇降機を移送することにより、上記昇降機と上記ロードセルと上記エアシリンダとを一体として移送するため、本発明のピンホール検査装置を簡易に構成することができる。
本発明のピンホール検査装置によると、多数の製品のピンホールの有無を連続的に検査ことが可能であり、しかも、内容物の性質や容器形状によって検査精度が影響されにくい。
本発明の実施の形態のピンホール検査装置の概略的な平面図である。 図1に示すピンホール検査装置の概略的な正面図である。 図1に示すピンホール検査装置の計測部の概略図である。 図1に示すピンホール検査装置における製品の反力の測定方法を示す説明図である。 図1に示すピンホール検査装置における製品の反力の時間変化を示す図である。 本発明の別の実施の形態のピンホール検査装置における製品の反力の時間変化を示す図である。
第1実施形態
以下、本発明の第1の実施の形態について、図1〜5を参照しながら説明する。図1及び図2は、それぞれ、本実施の形態のピンホール検査装置1についての概略的な平面図及び正面図を示している。
本実施の形態の装置1で検査される製品2は、樹脂で構成された可撓性のチューブ状容器3に粘着性の内容物を充填した製品であり、チューブ状容器3の口頚部をキャップ4により密閉したのち、開口部(底部3a)を上に向けて配置し、底部3aから内容物を充填し、次いで底部3a近傍を熱融着、超音波溶着等により密封してシール部3bを形成する工程により製造された製品である。充填作業終了後の容器3の内部には、充填された内容物の上にさらに周囲雰囲気のガスが存在するため、密封作業後の容器3の内部のシール部3b近傍の位置に、周囲雰囲気のガスが残留している。ピンホールは、一般にシール部3b或いはその近傍に発生する。
本実施の形態のピンホール検査装置1の基台11には、コンベアベルト(搬送手段)12が取り付けられており、コンベアベルト12上の製品2が矢印A方向に搬送されるようになっている。
記号20は、製品2のシール部3bがコンベアベルト12の一側縁12aに沿うように並べるための配置機構を示している。配置機構20は、ガイド21a,21b、光ファイバセンサ22、アーム部26に収容されたサーボモータ23、サーボモータ23のシャフト23aに取り付けられた放射状に伸びる4枚の羽根部材24、及び位置決めガイド25により構成されている。隣接する羽根部材24の成す角度は90°に設定されており、サーボモータ23の回転シャフト23aの回転が停止している間に光ファイバセンサ22から信号が発信されると、発信信号に従ってサーボモータ23の回転シャフト23aが矢印B方向に90°だけ回転して停止するように構成されている。
記号30は、製品2に所定の押圧力を付加して製品の反力を測定するための計測部を示している。計測部30は、ロードセル(荷重測定手段)31と、エアシリンダ(押圧手段)32と、昇降機(高さ調節手段)35と、昇降機移送機構(移送手段)40と、光ファイバセンサ(製品検知手段)45と、を主要な構成要素として有している。図3及び図4は、計測部30近傍を示す概略的な正面図であるが、理解の容易のため、後述する制御盤50の前面パネル及び回収トレー56が省略されている。
昇降機移送機構40は、基台11に取り付けられた固定板13に固定されたモータ41、固定板13に支持され、モータ41の回転シャフト41aとベルト42を介して連結されたボールネジ43、及びボールネジ43と螺合したスライドベース44から構成されている。スライドベース44の下面には、昇降機35が取り付けられており、昇降機35の下面には、ロードセル31が取り付けられており、ロードセル31の下面には、エアシリンダ32が取り付けられている。
したがって、モータ41の回転シャフト41aの回転により、ベルト42、ボールネジ43及びスライドベース44を介して、昇降機35とロードセル31とエアシリンダ32とが一体として図3及び図4の左右方向に移動することができる。そして、本実施の形態では、スライドベース44の下流方向(矢印C方向)への移動速度、したがって昇降機35とロードセル31とエアシリンダ32の下流方向への移動速度が、コンベアベルト12による製品2の搬送速度と同一になるように調整されている。
昇降機35は、スライドベース44に固定されている上側支持板36と、上側支持板36の下に平行に配置されている下側支持板37と、下側支持板37に取り付けられており且つ上方に延びて上側支持板36に設けられた孔36bを通過している支持棒38と、下側支持板37の下面に取り付けられている調節機39とから構成されている。調節機39は、下側支持板37の孔37aを通過し且つ上側支持板36のねじ孔36aに螺合しているねじ軸39bと、ねじ軸39bの回転を制御するハンドル39aとを有しており、ハンドル39aの回転によって上側支持板36と下側支持板37との間隔Lが調節されるようになっている。
エアシリンダ32は、空気が供給されると空気圧によりピストンロッド32aが押し下げられ、押圧解除時はエアシリンダ32のシリンダチューブ32b内のスプリング(図示せず)によりピストンロッド32aが上昇するようになっている。エアシリンダ32のピストンロッド32aの先端には、押圧時に製品2に傷が付くのを防止するために、押圧ラバー(押圧部)32cが取り付けられており、ピストンロッド32aが押し下げられた際に押圧ラバー32cが製品2の上面を押圧するように構成されている。製品2に対する押圧力は、エアシリンダ32に供給する空気圧を調整することにより調整することができる。また、調節機39のハンドル39aの回転による上側支持板36と下側支持板37との間隔Lを調節することを介して、ピストンロッド32aが押し下げられたときの押圧ラバー32cの下端の製品2の下端からの高さH(図4参照)を調節することができる。
本実施の形態では、光ファイバセンサ45の発信信号に従って、エアシリンダ32に空気が送られ、ピストンロッド32aが押し下げられ、同時にモータ41の回転シャフト41aが回転し、昇降機35とロードセル31とエアシリンダ32とが一体として下流方向(図3,4の矢印C方向)に移送され、タイマーにより設定した時間が経過した後は、エアシリンダ32のピストンロッド32aが上昇し、同時にモータ41の回転シャフト41aが反転し、昇降機35とロードセル31とエアシリンダ32とが一体として元の位置まで移送されるように構成されている。押圧ラバー32cが製品2を押圧している間は、ロードセル31により製品2の反力が測定され、測定値が後述するデータ処理部(判定手段)53及びデータ記憶部(記憶手段)54に入力されるようになっている。
エアシリンダ32の製品2に対する押圧力は、製品の種類に応じ、製品2の密封性の良否を判定するのに十分なように選択され、密封性の良好な良品サンプルと密封性が不十分な不良品サンプルとを使用した簡単な予備実験より定められる。また、ピストンロッド32aが押し下げられたときの押圧ラバー32cの下端の製品2の下端からの高さHは、密封性の良好な良品サンプルを用いた簡単な予備実験により定めた基準高さに固定される。この予備実験では、エアシリンダ32をピストンロッド32aを押し下げた状態で良品サンプルの直上に配置し、昇降機35の調節機39のハンドル39aを回転させて上側支持板36と下側支持板37の間の間隔Lを徐々に広げながらロードセル31により良品サンプルの反力を測定する。良品サンプルの反力がエアシリンダ32の押圧力と略等しい値になった時点でハンドル39aの回転を停止すれば、ピストンロッド32aが押し下げられたときの押圧ラバー32cの下端の製品2の下端からの高さHが基準高さに固定されることになる。複数の良品サンプルについて予備実験を繰り返し、各良品サンプルの反力がエアシリンダ32の押圧力と略等しい値になったときの高さHの平均値を基準高さとしても良い。また、昇降機35とロードセル31とエアシリンダ32の下流方向への移送時間は、ピンホールを有する不良品サンプルを使用した簡単な予備実験により定められ、エアシリンダ32の製品2に対する押圧力によりピンホールから内容物4(図4参照)が漏出するのに十分な時間に設定される。
図2において、記号50は、操作パネル51、ロードセル荷重表示部52、データ処理部53、データ記録部54、電源スイッチ等の各種スイッチ55を含む制御盤を示している。記号56は、製品2から漏出した内容物を回収する回収トレーを示している。本実施の形態では、操作パネル51はタッチパネルで構成されており、検査日、製品名称、ロット番号、製品番号等の製品管理情報の他、エアシリンダ32の押圧力が作業員により入力可能なように構成されている。
本実施の形態のピンホール検査装置1では、データ処理部53は、ロードセル31から入力された荷重測定値(製品2の反力)を基礎として、エアシリンダ32の押圧ラバー32cが降下して基準高さに到達した時点(時間t)から最下流位置に到達する時点(時間t)までの、単位時間、例えば1/100秒ごとの荷重測定値の増減を算出し、時間t後反力が一旦減少して再び回復した場合に、ピンホールが存在すると判定するように構成されており、データ処理部53の判定結果がデータ記憶部54に入力されるようになっている。データ記憶部54には、製品2毎に、操作パネル51から入力された製品管理情報の他、ロードセル31の時間tにおける測定値及びデータ処理部53の判定結果が記憶されるように構成されている。
図5は、図4において、昇降機移送機構40により昇降機35とロードセル31とエアシリンダ32とが一体として下流側への移送される間の、ロードセル31による製品2の反力値と移送時間との関係を示している。ラインAは、密封性の良好な良品の検査における反力値と移送時間との関係を示している。良品は、移送開始後、エアシリンダ32の押圧ラバー32cが降下して基準高さに到達した時点(時間t:図4ではこの時点における昇降機35とロードセル31とエアシリンダ32と製品2とスライドベース44とを実線で示している。)において反力値Fを示し、最下流位置に到達する時点(時間t:図4ではこの時点における昇降機35とロードセル31とエアシリンダ32と製品2とスライドベース44とを一点鎖線で示している。)まで、反力値Fを維持する。反力値Fはエアシリンダ32の押圧力と略等しい値になる。また、移送開始からエアシリンダ32の押圧ラバー32cが降下して基準高さに到達するまでの時間tは、エアシリンダ32のピストンロッド32aの降下時間に相当する。
ラインBは、ピンホールを有する不良品の検査における反力値と移送時間との関係を示している。この不良品の検査では、移送開始後、エアシリンダ32の押圧ラバー32cが降下して基準高さに到達した時点(時間t)において反力値Fが測定された後、容器内のシール部3b近傍に残留していた内容物充填作業における周囲雰囲気のガスがまずピンホールから抜けるため反力値が急峻に減少し(B1)、次いで、ピンホールが粘着性の内容物で塞がれるため反力が回復する。したがって、時間t後反力が一旦減少して再び回復した場合に、ピンホールが存在すると判定することができる。仮に製品2に対して押圧を継続すると、図5において仮想線で示すように、良品においては反力値Fが維持されるが、不良品においてはピンホールから内容物4(図4参照)が漏出し続け、これに伴い反力値が徐々に減少し続けるため、反力値が所定の値を超えて減少したときにピンホールが存在すると判定することもできるが、反力が一旦減少して再び回復する現象は時間t後短時間の間に発生するため、この現象の利用により製品2の1個あたりの検査時間を短く設定することができ、言い換えると、製品2の単位時間当たりの検査個数を増加させることができる。
次に、本実施の形態のピンホール検査装置1の動作について説明する。
作業員により、検査装置1の制御盤50の電源スイッチ55が投入され、操作パネル51から、製品管理情報の他、エアシリンダ32の押圧力が入力される。作業員による操作パネル51での入力の終了後、図1に示すように、製品供給ライン60からシール部3bを有する製品2がコンベアベルト12上に供給される。コンベアベルト12上の製品2は、ガイド21a,21b間を通過して、矢印A方向に搬送され、光ファイバセンサ22の方に導かれる。
光ファイバセンサ22の下を製品2が通過すると、光ファイバセンサ22から検知信号が発信され、この信号に従ってサーボモータ23の回転シャフト23aが矢印B方向に90°だけ回転して停止する。この回転により、製品2が羽根部材24により押されて回転するが、製品2のキャップ4が位置決めガイド25に当接するため、サーボモータ23の回転シャフト23aの回転が停止した後には、製品2のシール部3bとコンベアベルト12の一側縁12aとの距離は一定の値に調整される。そして、光ファイバセンサ22の下を次の製品2が通過すると、光ファイバセンサ22からの検知信号に従ってサーボモータ23の回転シャフト23aが矢印B方向に再び90°だけ回転して停止する。したがって、コンベアベルト12上に載置されて搬送される多数の製品2は、隣接する製品2と間隔を開けて、且つシール部3bがコンベアベルト12の一側縁12aに沿うように並べられて搬送されることになる。このため、シール部3b或いはその近傍に発生しやすいピンホールの存在を多数の製品2について検査する際に、ピストンロッド32aに取り付けられた押圧ラバー32cによる製品2の押圧位置が均一化する。
コンベアベルト12により搬送されて矢印A方向に搬送された製品2が光ファイバセンサ45の前を通過すると、光ファイバセンサ45が検知信号を発信し、この信号に従って、エアシリンダ32に空気が送られてピストンロッド32aが押し下げられ、同時にモータ41の回転シャフト41aが回転し、ベルト42、ボールネジ43及びスライドベース44を介して、昇降機35とロードセル31とエアシリンダ32とが一体として下流方向(矢印C方向)に移動する(図3,4参照)。この間は、昇降機35により予め定められた基準高さに維持されているエアシリンダ32の押圧ラバー32cが下に位置する製品2の上面を押圧しているため、ロードセル31により製品2の反力が測定される。ロードセル31の下流方向への移動開始から時間t経過時、すなわち、エアシリンダ32の押圧ラバー32cが降下して基準高さに到達した時点における荷重測定値が測定され、以降タイマーにより設定された時間t経過時、すなわち、最下流位置に到るまでの荷重測定値が測定される。そして、時間tの時点から時間tの時点おける荷重測定値がデータ処理部53に伝達され、時間tにおける荷重測定値がデータ記憶部54に伝達される。
時間t経過後、エアシリンダ32への空気供給が停止され、ピストンロッド32aが上昇し、同時にモータ41の回転シャフト41aが反対方向に回転し、ベルト42、ボールネジ43及びスライドベース44を介して、昇降機35とロードセル31とエアシリンダ32とが一体として元の位置まで移送される。そして、コンベアベルト12により搬送されている次の製品2が光ファイバセンサ45の前を通過すると、再び上述の動作が繰り返される。したがって、コンベアベルト12により間隔をあけて搬送された多数の製品2のピンホール検査が連続的に行われる。
データ処理部53は、ロードセル31から伝達された荷重測定値を基礎として、時間tから時間tまでの、単位時間、例えば1/100秒ごとの荷重測定値の増減を算出し、時間t後に反力が一旦減少して再び回復した場合に、ピンホールが存在すると判定し、不良信号を発生する。不良信号はデータ記憶部54に伝達される他、警報装置(図示せず)に伝達され、作業員に不良品の発生を知らせる。
そして、データ記憶部54は、製品2毎に、作業員により操作パネル51から入力された製品管理情報の他、ロードセル31から伝達された時間tにおける荷重測定値、データ処理部53から伝達された判定結果を記憶する。データ記憶部54に記憶された各データは、必要に応じてプリンター等により出力される。
したがって、本実施の形態のピンホール検査装置1によると、多数の製品2のピンホールの有無を連続的に検査ことができ、測定結果を製品2毎にデータ記憶部54に記録することができる。
第2実施形態
次いで、本発明の第2の実施の形態のピンホール検査装置について説明するが、この実施形態の検査装置と第1の実施の形態のピンホール検査装置とは、データ処理部(判定手段)の判定方法を除いて異なるところがないため、相違部分のみを説明する。第2の実施の形態のピンホール検査装置は、カップ形状の容器の開口部を蓋体でシールした製品のような、容器内に残留しているガスが極めて少ない製品あるは実質的に存在しない製品に対する検査に適している。
この実施の形態のピンホール検査装置では、データ処理部が、エアシリンダの押圧ラバーが降下して基準高さに到達した時点(時間t)における荷重測定値と最下流位置に到達した時点(時間t)における荷重測定値との差と、作業員により操作パネルから入力されたピンホールの有無を判定するための判定基準値(図6におけるΔF)とを比較し、時間t1における荷重測定値と時間tにおける荷重測定値との差が判定基準値ΔFより大きいときに、ピンホールが存在すると判定するように構成されている。判定基準値ΔFも、製品の種類に応じ、ピンホールを有する不良品サンプルを使用した使用した簡単な予備実験より定めることができる。
図6は、昇降機移送機構により昇降機とロードセルとエアシリンダとが一体として下流側への移送される間の、ロードセルによる製品の反力値と移送時間との関係を示している。ラインCは、密封性の良好な良品の検査における反力値と移送時間との関係を示している。良品は、移送開始後、エアシリンダの押圧ラバーが降下して基準高さに到達した時点(時間t)において反力値Fを示し、最下流位置に到達する時点(時間t)まで、反力値Fを維持する。反力値Fはエアシリンダの押圧力と略等しい値になる。また、移送開始からエアシリンダの押圧ラバーが降下して基準高さに到達するまでの時間tは、エアシリンダのピストンロッドの降下時間に相当する。
ラインDは、ピンホールを有する不良品の検査における反力値と移送時間との関係を示している。この場合には、時間t後に反力が一旦減少して再び回復する現象が全く認められないか或いはほとんど認められないが、この不良品に対して押圧を継続すると、ピンホールから内容物が漏出し続けるため、最下流位置に到達する時点(時間t)まで反力値が徐々に減少し続ける。したがって、時間tにおける荷重測定値と時間tにおける荷重測定値との差と、作業員により操作パネルから入力されたピンホールの有無を判定するための判定基準値ΔFとを比較することにより、ピンホールが存在すると判定することができる。ラインEは、エアシリンダの押圧ラバーが基準高さに到達するより前にパンク状態に至った不良品における反力値と移送時間との関係を示している。このような不良品の反力は、エアシリンダの押圧力より著しく小さな最大値を示した後急速に減少するため、例えば、エアシリンダの押圧力より明らかに小さい反力値Fpと製品の反力値とを比較する追加の判定工程を設けることにより、ピンホールのみでなくパンク状態の検査も可能になる。
以上、本発明の2つの実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内での変更が可能である。例えば、データ処理部が、第1の実施の形態における判定に加えて、第2の実施の形態における判定も行うようにすることもできる。この構成により、ピンホールの検査の精度がさらに向上し、内容物の性質や容器形状による検査精度への影響がさらに低減する。また、上記実施の形態ではロードセルの下面にエアシリンダが取り付けられていたが、ロードセルをコンベアベルトの下方に配置し、ロードセルとコンベアベルトの上方に配置したエアシリンダとを同調して移動可能なように構成しても良い。この場合には、昇降機によりエアシリンダの押圧ラバーの基準高さが直接規定され、押圧ラバーに押された製品の下面がコンベアベルトを介してロードセルを押す。このロードセルの測定値は、押圧ラバーに押された製品の反力と製品の質量とを合算した値に相当するため、結果的に製品の反力を測定することができる。
本発明のピンホール検査装置は、多数の製品のピンホールの有無を連続的に検査する装置として好適に利用することができ、データ処理部の発生する不良信号を受けて不良品を排出する機構(例えば、不良品を搬送方向と垂直な方向に押し出す機構)と連動させることにより、不良品自動排出装置を構成することもできる。
1 ピンホール検査装置
2 製品
3 容器
4 ピンホールから漏出した内容物
12 コンベアベルト(搬送手段)
31 ロードセル(荷重測定手段)
32 エアシリンダ(押圧手段)
32c 押圧レバー(押圧部)
35 昇降機(高さ調節手段)
40 昇降機移送機構(移送手段)
45 光ファイバセンサ(製品検知手段)
53 データ処理部(判定手段)
54 データ記憶部(記憶手段)

Claims (4)

  1. 可撓性部分を有する容器にペースト状の内容物を充填して密封した製品におけるピンホール検査装置であって、
    前記製品を、前記容器の可撓性部分を上側に位置させて搬送する搬送手段と、
    該搬送手段の上方に配置され、降下することにより前記可撓性部分を所定の押圧力で押圧可能な押圧部を有する押圧手段と、
    該押圧手段の押圧力に対する前記製品の反力を測定可能な荷重測定手段と、
    前記搬送手段により搬送された前記製品が前記押圧手段の下に到達したことを検知する製品検知手段と、
    前記製品検知手段の検知信号に従って前記荷重測定手段と前記製品を押圧した状態の前記押圧手段とを前記製品の搬送速度と同じ速度で下流側に移送し、次いで、前記荷重測定手段と前記製品を押圧していない状態の前記押圧手段とを移送前の元の位置まで移送する移送手段と、
    前記移送手段による下流側への移送の間の前記押圧手段の押圧部の前記製品の下端からの高さを、密封性の良好な製品の反力が前記押圧手段の押圧力と略等しい値になるように予め定められた基準高さに維持する高さ調節手段と、
    前記移送手段による下流側への移送の間の前記荷重測定手段の測定値が、前記押圧手段の押圧部が降下して前記基準高さに到達した時点における値から一旦減少して再び回復したときに、ピンホールが存在すると判定する判定手段と
    を備えたことを特徴とするピンホール検査装置。
  2. 前記判定手段が、前記移送手段による下流側への移送の間の前記荷重測定手段の測定値が、前記押圧手段の押圧部が降下して前記基準高さに到達した時点における値から一旦減少して再び回復したときに、ピンホールが存在すると判定する判定に代えて、又は該判定に加えて、前記移送手段による下流側への移送の間前記荷重測定手段により測定された、前記押圧手段の押圧部が降下して前記基準高さに到達した時点における測定値f1と、最下流位置に到達した時点における測定値f2と、に基づき、前記押圧手段の押圧力と前記測定値f1とが略等しく、且つ、前記測定値f1から前記測定値f2を減算した値Δfがピンホールの有無を判定するために予め定められた判定基準値より大きいときに、ピンホールが存在すると判定する、請求項1に記載のピンホール検査装置。
  3. 前記荷重測定手段の測定値と前記判定手段の判定結果とを記憶する記憶手段をさらに備えた、請求項1又は2に記載のピンホール検査装置。
  4. 前記荷重測定手段が、ロードセルであり、
    前記押圧手段が、前記ロードセルの下面に取り付けられたエアシリンダであり、該エアシリンダのピストンロッドの先端に前記押圧部が設けられており、
    前記高さ調節手段が、前記移送手段に取り付けられ且つ前記ロードセルの上面に取り付けられた昇降機であり、
    該昇降機が、前記ロードセルの前記製品の下端からの高さを調節することを介して、前記押圧手段の押圧部の前記製品の下端からの高さを調節し、
    前記移送手段が、前記昇降機を移送することにより、前記昇降機と前記ロードセルと前記エアシリンダとを一体として移送する、請求項1〜3のいずれか1項に記載のピンホール検査装置。
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