JPH04261796A - ホース内蔵型ロボットアーム - Google Patents

ホース内蔵型ロボットアーム

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JPH04261796A
JPH04261796A JP3040611A JP4061191A JPH04261796A JP H04261796 A JPH04261796 A JP H04261796A JP 3040611 A JP3040611 A JP 3040611A JP 4061191 A JP4061191 A JP 4061191A JP H04261796 A JPH04261796 A JP H04261796A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
hoses
arm
hose
space
Prior art date
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Pending
Application number
JP3040611A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Okamoto
仁志 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nachi Fujikoshi Corp
Original Assignee
Nachi Fujikoshi Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nachi Fujikoshi Corp filed Critical Nachi Fujikoshi Corp
Priority to JP3040611A priority Critical patent/JPH04261796A/ja
Publication of JPH04261796A publication Critical patent/JPH04261796A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】塗装用ロボットアームとして、手
首先端に取付ける塗装ガンへの供給ホース類をロボット
アーム内に収納し、外部に露出させない手首及びアーム
構造としたホース内蔵型ロボットアームに関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、塗装用ロボットの手首
部には、塗装ガンが装着されるが、そこへは、材料の供
給や、ガンの制御等の為に、ホース類が外部引き廻わし
方式で接続される。そして、それらホース類は、手首3
軸の回転動作を行う為に特別のたわみが必要となり、か
つ、動作により、ホース類が振り回される。このため、
上記ホース類のたわみや、振り回しにより、被塗装物へ
のゴミ類の落下や、ティーチング時のホース類動作を見
込む必要があり、難しさをともなった。また、内板塗装
などホースが動き回るスペースを浪費する事となり、小
物には、向かないなど、多様性に不向きであるとの難点
があった。
【0003】そこで、供給ホース類をロボットアーム内
に通し、外部ホース類による、問題点を改善する例は、
例えば特開平1−257592,特開昭61−3388
7,特開昭61−38891,特開昭61−16848
7,特開平2−116492各号公報など数多く提案さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平1−257592号公報では、ワイヤー・ホースを
手首軸の回転動作により発生するねじりを軸中心付近を
通過させ、かつ、反手首側をアーム構造内に通し、ねじ
りを柔げる事を狙いとしたものであるが1度、手首2軸
のねじれを手首部分から一度外部に引き出していること
で、従前の外部引き廻わし方式でのホース類配管の不具
合を部分的に持ち、かつ手首3軸の回転動作を行うにあ
たり、ホース類を局部的に曲げてしまうことになり、十
分なねじれを吸収することができなかった。
【0005】次に上記特開平2−116492号公報に
ついては、手首先端部への、手首内を貫通した一本のホ
ースを通すことが開示されているが、ホース類は通常少
くとも数本を要するので一般に適用できない。さらに、
特開昭61−168487,特開昭61−33887及
び特開昭61−38891各号公報では、ロボット上部
アーム及び手首装置の中心を中空とした中空空間をもち
、ホースの経路とし、手首先端まで前記中空空間を延長
せしめたロボットアームが提案されている。しかしなが
ら、かかる方式では構造上の理由から、ホース類をアー
ム内に完全に包囲してしまう為、ホース類の動きやホー
ス類こすれによる破損が発生した場合でも容易にホース
類の破損状況を検査したり、清掃、復旧作業が困難であ
る事と、アーム自身が中空部を有する事から、全体が大
きく重なる傾向になり、かつロボットアームは駆動部を
含め従来製品と完全に別途製作する必要があるなどの課
題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、特許
請求の範囲記載のホース内蔵型ロボットアームを提供す
ることによって上述した従来製品の課題を解決した。
【0007】
【実施例】次に図面に基づいてこの発明の実施例を説明
する。図1は本発明のロボットの上部アームの要部断面
図を示し、図2は図1の手首装置の要部拡大断面図、図
3及び図4は図1のB−B線及びA−A線にそれぞれ沿
った断面図をそれぞれ示す。ロボットの上部アームハウ
ジング36に上部アーム52が取り付けられ、上部アー
ム52の先端に図2に示す手首装置53が取り付けられ
ている。
【0008】手首装置53には、3個の独立した第1、
第2及び第3軸線1,2,3を有する。手首装置53の
第3軸線3は、手首装置53全体及び上部アーム52の
第3シャフト32,第2ハウジング38,シャフトカバ
ー35及び、手首装置53への駆動系シャフト等の回転
中心となる。第2軸線2は、第2ハウジング9及び回転
伝達部材17,18,22の回転中心となる。第1軸線
1は、手首装置53先端に塗装用の工具や、作業機器を
取付できる、工具支持部材14の回転中心となる。
【0009】上記手首装置53先端の作業機器に接続さ
れるホースや電気ケーブル等のホース類を収める第1空
間50が手首内部に設けられている。即ち案内部材10
,11は前記ホース類の第2延長部54,55,56が
第2軸線2の回りを回転する第2ハウジング9や、工具
支持部材14が、動作しようとも常に作業機器までのホ
ース接続経路をさえぎる事はない。また、同時にねじら
れるホース類の案内部材としても成り立っている。工具
支持部材14及び第2ハウジング9内側の第1空間50
は案内部材11までで一端とぎれ、手首装置53外へ開
放される事となる。ホース類の通過経路は、アームハウ
ジング36に回転可能に保持されたアームカバー51か
ら延在されたカバー12、及び案内部材13によって、
上部アームのシャフトカバー35の内部へ継続される事
となる。
【0010】シャフトカバー35の内部には、手首装置
53への駆動系を収納した内筒シャフト31及び第3シ
ャフト32があり、それら部材とのすきまとして第2空
間47が設けられている。手首装置53の工具支持部材
14が支持する塗装ガン等(図示せず)への供給ホース
類第2延長部54,55,56はホース類第1延長部4
0,41,42を介してホース類43,44,45のそ
れぞれの延長部分を構成する。ホース類第2延長部54
,55,56は、工具支持部材14及び第2ハウジング
9の内側に形成された第1空間50内を通り、シャフト
カバー35内側の第2空間47内のホース類第1延長部
40,41,42に連通する。第1延長部40,41,
42の内方端部は、アームカバー51に固定された支持
プレート49によって、端部をホース類が回転しないよ
う固定されている。支持プレート49とアームハウジン
グ36との間には、ホース類43,44,45が両端に
継手を介して接続されている。ホース類第1延長部40
,41,42は、シャフトカバー35内部では、螺旋形
状をしている。ホース43,44,45も第3シャフト
32の回りに螺旋形状をして、設置されており、前記し
た、第2及び第3空間47,48内で自由にねじれ、伸
縮、移動をする事ができるようにされている。
【0011】さて、工具支持部材14は、上部アーム第
3軸線3を中心とした回転駆動伝達部材である第1シャ
フト34及びその延長部材8により、歯車部材18,2
2,19を介して回転力が伝えられ、駆動系の作用によ
り自由に、回転方向、停止位置、速度等を設定できる。 また、第2ハウジング9及び空間案内部材10も第3軸
線3を中心とした、回転駆動伝達部材7、第2シャフト
33により、歯車部材17を介して回転力が伝えられ、
自由に、回転方向、停止位置、速度等を設定できる。 尚、第2ハウジング9の回転にあわせて、工具支持部材
14が、部材8第1シャフト34の駆動にかかわりなく
、回転するようにされている。工具支持部材14が、作
業用ロボットとしての塗装機器の移動や、位置決め動作
にしたがい、回転動作を繰返す事となる。ホース類40
,41,42は工具支持部材14の回転動作により、第
1及び第2軸線1及び2を中心にねじられる事となるが
、ホース自身の柔軟性により、ねじれを全て、短いホー
ス長さにて吸収できるものではない。そこで、ホース形
態は、シャフトカバー35の第2空間47内にて、螺旋
形をしており、ねじれに対する柔軟性をより向上させる
事で、吸収させる事としている。尚、螺旋部による吸収
するねじれ量は、手首装置の第1及び第2軸線1,2の
回転動作制限を加える事で、約2回転(720°)程度
となり、螺旋部の形状を変化させる事にはなるが、カバ
ー内部空間をはみ出す事にはならない。
【0012】また、第3軸線3回りの回転動作において
は、シャフトカバー35及びシャフト32を、手首装置
53ともに、回転させる事による、支持プレート49と
ホース類固定部材37の間に、回転方向の位置ずれが生
じる事となる。ホース類43,44,45は、それら部
材の中間接続部材となり、螺旋形状を形づくる事で、ホ
ース類の長さを延長し、位置ズレを螺旋サイズを伸縮し
ねじれを吸収する事となる。尚、第3軸線3回りのねじ
れ量は、2回転以内(約580°)であり、螺旋部の形
状を変化させる事にはなるが、カバー内部の第3空間4
8をはみ出したり、第3シャフト32を圧迫させる事に
はならない。
【0013】
【発明の効果】以上の構造により、工具支持部材の回転
により手首装置及びアーム内で発生するホース類のねじ
れを完全に吸収し、手首部及びアームのカバー外部に供
給ホース類を全く露出させず、塗装作業等を広い動作範
囲で、自由な手首姿勢でもって、円滑、容易、そしてク
リーンに、ロボット(自動)化できる。前記した説明の
中で、図中に示すホースの数は説明の便宜上3本として
示しているが、ホース数量は塗装作業用途に応じ、3本
以上又は1〜2本であってもよい。また、工具支持部材
までの塗料、エアー等の柔軟性の高い供給源輸送部材と
して、ホースと名称を示していたが、それは、電気配線
の様な可撓性のあるものであってもかまわない。
【0014】詳説すると、本発明では、手首装置内の第
1及び第2軸線の回りの回転ねじれは、シャフトカバー
内の第2空間のホース類の第1延長部で完全に吸収し、
第3軸線の回りの回転ねじれは、アームカバー内の第3
空間内のホースで完全に吸収し、しかも各カバーを取外
しして前記ホース類を容易に点検できる利点がある。し
かもロボット上部アームは手首部分及びカバーのみの小
改良で、従来品を使用できかつ軽量にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロボットの上部アームの1部を切り欠
いた要部断面図である。
【図2】図1の手首装置の要部拡大断面図である。
【図3】図1のB−B線に沿った断面図を示す。
【図4】図1のA−A線に沿った断面図を示す。
【符号の説明】
1      第1軸線 2      第2軸線 3      第3軸線 9      第2ハウジング 14      工具支持部材 31      円筒シャフト 32      第3シャフト 33      第2シャフト 34      第1シャフト 35      シャフトカバー 36      アームハウジング 39      第3シャフト 40,41,42      ホース類第1延長部43
,44,45      ホース類47      第
2空間 48      第3空間 49      支持プレート 50      第1空間 51      アームカバー 52      上部アーム 53      手首装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ロボットのアームハウジングに第3軸
    線のまわりに回転可能に支持された第3シャフトと、第
    3シャフト内に回転可能に支持された第2シャフトに駆
    動連結され前記第3軸線と異る第2軸線のまわりに回転
    可能に第3シャフトに支持された第2ハウジングと、第
    2シャフト内に回転可能に支持された第1シャフトに駆
    動連結され前記第2軸線と異る第1軸線のまわりに回転
    可能に支持された工具支持部材と、前記第3シャフトを
    螺旋状に取囲むよう配置したホース類を収容する第3空
    間を有するよう前記アームハウジングより延設されたア
    ームカバーと、アームカバーより延在して前記第3シャ
    フトの延在部及び前記ホース類の第1延長部を螺旋上に
    巻いて収容する第2空間を有するシャフトカバーと、を
    含み、かつ第2空間と連通し前記ホース類の第1延長部
    より延長したホース類の第2延長部を収容する第1空間
    を前記第2ハウジング及び工具支持部材の内側に形成し
    、さらに前記ホース類の第1延長部の内方端部は前記ア
    ームカバーに固定された支持プレートにより、固定支持
    されたことを特徴とするホース内蔵型ロボットアーム。
JP3040611A 1991-02-13 1991-02-13 ホース内蔵型ロボットアーム Pending JPH04261796A (ja)

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JP3040611A JPH04261796A (ja) 1991-02-13 1991-02-13 ホース内蔵型ロボットアーム

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JPH04261796A true JPH04261796A (ja) 1992-09-17

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JP3040611A Pending JPH04261796A (ja) 1991-02-13 1991-02-13 ホース内蔵型ロボットアーム

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20001114