JPH04261543A - 感光性平版印刷版の処理方法及び処理装置 - Google Patents

感光性平版印刷版の処理方法及び処理装置

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JPH04261543A
JPH04261543A JP2243791A JP2243791A JPH04261543A JP H04261543 A JPH04261543 A JP H04261543A JP 2243791 A JP2243791 A JP 2243791A JP 2243791 A JP2243791 A JP 2243791A JP H04261543 A JPH04261543 A JP H04261543A
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JP
Japan
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washing
printing plate
water
photosensitive lithographic
lithographic printing
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Application number
JP2243791A
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English (en)
Inventor
Shinya Watanabe
真也 渡辺
Masabumi Uehara
正文 上原
Akira Nogami
野上 彰
Kazuhiro Shimura
志村 和弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光性平版印刷版の処
理方法及び処理装置に関し、更に詳しくは、現像処理の
後に行われる水洗処理の方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】露光済みの感光性平版印刷版を多数枚処
理する場合には、自動現像機を用いることが一般的であ
る。自動現像機による処理は通常、水を主溶媒とするア
ルカリ性現像液で溶出現像し、引き続いて水洗処理し、
次いでリンス処理、不感脂化処理等の後処理が施される
【0003】従来、上記水洗処理は、タンクにためてお
いた水をポンプを用いて循環使用することが行われてい
る。第4図はこのような従来例を示す処理装置の概略構
成を示す断面図で、Sは感光性平版印刷版の搬送路であ
る。感光性平版印刷版は図上左から右へ搬送され、現像
部1で現像された後、水洗部20で水洗され、次いでリ
ンス・ガム部3でリンス処理又は不感脂化処理が施され
る。水洗部20では、水洗水タンク21に入れられた水
洗水Wをポンプ8によってシャワーノズル53から感光
性平版印刷版の版面へシャワー状に吹き付けて水洗し、
水洗水は循環して再使用される(*2と*2はパイプで
接続されている)。
【0004】しかしながら、このような従来の水洗工程
では、感光性平版印刷版からの溶出成分を含有する現像
液が水洗工程に持ち込まれ、水洗水に混入するため、水
洗水を循環させるポンプや配管等の内部が汚れ易く、頻
繁に清掃しなければならない煩雑さがある。
【0005】
【発明の目的】本発明の目的は、自動現像機を用いて感
光性平版印刷版を現像処理し、引き続いて水洗処理を行
う方法及び装置において、水洗水を循環させるポンプや
配管等の内部が汚れ易い欠点が改良される処理方法及び
処理装置を提供することである。その他の目的は以下の
記載から明らかにされる。
【0006】
【発明の構成】上記の目的を達成するため、本発明の処
理方法は、自動現像機を用いて感光性平版印刷版を現像
処理し、次いで繰り返し使用される水洗水を用いて水洗
処理を行う感光性平版印刷版の処理方法において、水洗
処理を行う際、処理される感光性平版印刷版1m2当た
り100〜5000mlの水洗水を供給し、かつ、処理
される感光性平版印刷版の版面に高圧空気を吹き付ける
ことことを特徴とし、本発明の処理装置は、水洗処理の
際に、処理される感光性平版印刷版の版面に高圧空気を
吹き付ける手段を有することを特徴とするものであり、
または、自動現像機を用いて感光性平版印刷版を現像処
理し、次いで水洗処理を行う感光性平版印刷版の処理方
法において、水洗処理の水洗水として実質的に未使用の
水を使用し、かつ、水洗処理を行う際、処理される感光
性平版印刷版の版面に高圧空気を吹き付けることを特徴
とし、本発明の処理装置は、水洗処理の際に、処理され
る感光性平版印刷版の版面に、水洗水として実質的に未
使用の水を供給し、かつ高圧空気を吹き付ける手段を有
することを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明によれば、水洗の際に版面へ高圧空気を
吹き付けることによって感光性平版印刷版の溶出物を含
む現像液が版面から除去される機能が向上するため、水
洗水量を減少することができる。すなわち、水洗水を循
環するポンプや配管内を単位時間当たりに流れる水の量
を少なくすることができるため、ポンプや配管内の汚れ
を低減できる。また、水洗水として実質的に未使用の水
を使用する場合には、ポンプや配管内に上記現像液に起
因する汚れは発生しない。
【0008】
【実施例】以下、本発明の処理装置の実施例について、
図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面で同一
構成要素には同一符号を付し、再度の説明を省略するこ
とがある。
【0009】第1図は本発明の処理装置の実施例を有す
る自動現像機の概略断面図である。同図において、1は
現像を行う現像部、2は水洗を行う水洗部、3はリンス
処理又は不感脂化処理を行うリンス・ガム部、Sは感光
性平版印刷版の搬送路である。
【0010】現像部1は、搬送される感光性平版印刷版
の版面へシャワーノズル4から現像液が供給され、ブラ
シローラ5でこすられ、スクイズローラ6で版面の付着
物が除去されるように構成されている。7は現像液を入
れる現像液タンク、8はポンプ、9は現像液の温度を調
整するヒータ、10はスクイズローラ6を洗浄するため
のシャワーノズル、11は搬送ローラ対、12は搬送ロ
ーラである。なお、以下の図面を含め、各図面において
*nと*n(nは正の整数)とはパイプで接続されてい
る。
【0011】水洗部2において、水洗水タンク21に入
れられた水洗水Wはポンプ22によって水洗ノズル23
へ送られ、同時にエアーフィルタ24でフィルタされた
空気がコンプレッサ25により圧縮され高圧空気となっ
て水洗ノズル23から水洗水と共に感光性平版印刷版の
版面に吹き付けられるように構成されている。6aはス
クイズローラ、28は水洗部2の上部を覆う蓋である。
【0012】リンス・ガム部3は、リンス液又は不感脂
化(ガム液)を入れるリンス・ガム液タンク31内の処
理液がポンプ8によってシャワーノズル32から感光性
平版印刷版の版面に供給されるように構成されている。 6bはスクイズローラである。上記装置の制御は光セン
サ41及び制御部42によって制御されるようになって
いる。即ち、光センサ41により感光性平版印刷版を検
知し、制御部42により搬送ローラ対11、搬送ローラ
12、ブラシローラ5、スクイズローラ6、6a、6b
、ポンプ8、22、コンプレッサー25が、それぞれ所
定のタイミングで、かつ感光性平版印刷版の搬送方向長
さに対応する作動時間で作動するように構成されている
。次に、第1図を参照して本発明方法及び同図に示す装
置の動作を説明する。
【0013】まず、感光性平版印刷版が装置の図上左端
から挿入されると、光センサ41の検出信号に基づき、
感光性平版印刷版の搬入及び感光性平版印刷版の搬送長
さが検知され、制御装置42により搬送ローラ対11、
搬送ローラ12、スクイズローラ6、6a、6bが作動
し、感光性平版印刷版が図上右方向へ水平状に搬送され
る。また、所定のタイミングで、ポンプ8、22が作動
し、現像液がシャワーノズル4から搬送中の感光性平版
印刷版の上下両面へ供給され、次いで感光性平版印刷版
はブラシローラ5で版面が摩擦され、スクイズローラ6
でスクイズされて現像を終了する。
【0014】水洗部2では、水洗水タンク21内の水洗
水Wはポンプ22によって水洗ノズル23へ送られ、エ
アフィルタ24でフィルタされた空気がコンプレッサ2
5で水洗ノズル23へ圧送され、両者が水洗ノズル23
から感光性平版印刷版の版面へ噴射され、水洗が行われ
る。次いで、感光性平版印刷版はリンス・ガム部3へ搬
送され、リンス液又は不感脂化液によって処理される。
【0015】第2図は、本発明の処理装置の第2の実施
例を有する処理装置の概略構成を示す構成図である。同
図に示す装置は、水洗に使用する水を循環再使用しない
構成となっており、また、コンプレッサと水洗ノズルと
の間にエアタンクを設けた点が第1図に示す装置と異な
っており、その他は第1図に示す装置とほぼ同一である
。同図において、1は現像部、2aは水洗部、3aはリ
ンス・ガム部である。水洗部2aにおいて、21aは水
洗水を入れる水洗水タンクで、未使用の水が該タンクへ
供給され、ここから定量ポンプ22aで水洗ノズル23
へ水洗水が送られるように構成されている。また、水洗
ノズル23へ送られる高圧空気はエアフィルタ24でフ
ィルタされた後、コンプレッサ25で圧縮されてエアタ
ンク26に蓄えられ、ここから水洗ノズル23へ送られ
る高圧空気は電磁弁27によってその送りが制御される
ように構成されている。エアタンク26は、処理装置の
稼働時には、内部の高圧空気が所定の圧力範囲を維持す
るように、コンプレッサ25の作動が制御されるように
なっている。また、光センサ41で感光性平版印刷版の
搬入及び搬送方向長さを検知し、制御部42aにより搬
送ローラ対11、搬送ローラ12、ブラシローラ5、ス
クイズローラ6、6a、6b、ポンプ8、定量ポンプ2
2a、電磁弁27が、それぞれ所定のタイミングで、か
つ感光性平版印刷版の搬送方向長さに応じた作動時間で
作動するように構成されている。31aはリンス液又は
不感脂化液を入れるリンス・ガム液タンクである。
【0016】第3図は本発明の装置の第3の実施例を有
する処理装置の概略構成を示す構成図である。同図に示
す処理装置は、水洗に使用する水を循環再使用しない構
成となっており、また、版面へ水洗水を供給した後に高
圧空気を吹き付けるように構成されている。さらに、現
像部でも実質的に未使用の現像液が供給されるように構
成されている。同図において、1aは現像部、2bは水
洗部、3aはリンス・ガム部である。現像部1aにおい
て、13a、13bは現像液供給ノズル、14はワイヤ
ーバーで、版面に供給された現像液を所定の量に規制す
るためのもの、15は現像液ミキシングタンク、16は
現像液供給タンクで、現像液ミキシングタンク15へは
濃縮現像液と希釈水とが図示しない装置により一定比率
で供給され、混合されて使用液となり、現像液供給タン
ク16へ送られ、現像液供給ノズル13a、13bから
感光性平版印刷版の版面へ塗布される。第3図(イ)は
現像液供給ノズル13a、13bの部分を拡大して示し
た部分断面図である。 水洗部2bにおいて、51a、51bは水洗水供給ノズ
ル、52は空気を版面へ吹き付けるエアーノズルである
【0017】制御関係は、光センサ41で感光性平版印
刷版の搬入を検知して制御部42aにより搬送ローラ対
11、ワイヤーバー14、搬送ローラ12、ブラシロー
ラ5、スクイズローラ6、6a、6b、定量ポンプ8a
、22a、ポンプ8、電磁弁27が、それぞれ所定のタ
イミングで、かつ感光性平版印刷版の搬送方向長さに応
じた作動時間で作動するように構成されている。
【0018】本発明の方法において、実質的に未使用の
水とは、未使用の水と同等の水洗機能を有する水を意味
し、全く未使用の水の外に、未使用の水にその水洗機能
を低下させない範囲内で使用された水を混合した水を包
含し、例えば、一度感光性平版印刷版に供給した水洗水
を未使用の水洗水に混合して使用する等の手段をとるこ
ともできるが、全量未使用の水を使用することが好まし
い。
【0019】実質的に未使用の水洗水を使用する場合、
水洗水の供給量は、好ましくは、処理される感光性平版
印刷版の版面1m2当たり100〜1000ml、より
好ましくは200〜500mlである。100mlより
少ないと水洗効果が不十分であり、1000mlより多
いと不経済であるばかりか、水洗廃液が環境を汚染する
要因となる心配がある。
【0020】水洗水を循環再使用する場合の水洗水の供
給量は、処理される感光性平版印刷版の版面1m2当た
り100〜5000ml、好ましくは、500〜100
0mlである。100mlより少ないと水洗効果が不十
分であり、5000mlより多いと単位時間あたりの水
洗水の流量が増えるため、ポンプや配管内が汚れ易くな
る。
【0021】本発明において、高圧空気を版面に吹き付
ける条件としては、空気圧 0.5〜10kg/cm2
、風速(ノズルの出口で)10〜2000m/min、
ノズル選択から版面までの距離5〜100mmが適当で
ある。高圧空気を吹き出すノズルは、搬送幅に亙るスリ
ットから吹き出すようにしても、また円形、矩形等の吹
き出し口を有するノズルの複数個を適当な間隔で1列な
いし複数列に配設してもよい。
【0022】本発明の処理装置には、水洗部に専用の蓋
を設けることが水洗水の飛沫の周囲への飛散を防止する
上で好ましい。
【0023】本発明において、水洗水を循環再使用する
場合、水洗水の補充機構を設けることが好ましい。
【0024】本発明が適用される感光性平版印刷版及び
その現像処理には、例えば陽極酸化処理されたアルミニ
ウム支持体上に感光成分としてジアゾ化合物を用いた感
光層を有するネガ型感光性平版印刷版とその現像処理、
同じく感光成分としてo−キノンジアジド化合物を用い
たポジ型感光性平版印刷版とその現像処理、上記のよう
な支持体上に光導電性層を設け電子写真方式によってト
ナー画像を形成した後、溶出処理によって非画像部の該
光導電性層を除去しうる平版印刷材料とその現像処理等
が包含され、これらの現像処理に使用される現像液には
、ケイ酸アルカリ、有機溶剤、界面活性剤、無機還元剤
、キレート剤等を含有する水を主たる溶媒とするpH1
2〜13.5の現像液が包含される。更に具体的には、
例えば特開昭62−175757号公報第5頁左下欄第
18行〜第7頁右上欄第11行に記載されているような
感光性平版印刷版とその現像液、例えば特開昭62−2
4263号、同62−24264号、同62−2576
1号、同62−35351号、同62−73271号、
同62−75535号、同62−89060号、同62
−125357号、同62−133460号、同62−
159148号、同62−168160号、同62−1
75757号、同62−175758号、同63−20
0154号、同63−205658号各公報に記載され
ているような感光性平版印刷版とその現像液、例えば特
開昭58−25477号公報に記載されているような電
子写真方式の感光性平版印刷版とその現像液が包含され
る。
【0025】さらにまた、例えば特開平1−14904
3号、特開平1−150142号、特開平1−1541
57号、特開平1−154158号等に記載されたよう
な、基板上に感光層及びインキ反撥層としてシリコーン
層を積層した構成を有するもの及びその現像処理が包含
される。以下、本発明方法を実施例によって更に具体的
に説明する。
【0026】実施例1 厚さ0.24mmのJIS−1050アルミニウム板を
2%の水酸化ナトリウム水溶液中に浸漬し、脱脂処理を
行った後に、その表裏両面を希硝酸溶液中で電気化学的
に粗面化し、よく洗浄した後に希硫酸溶液中で陽極酸化
処理を行って2.5g/m2の酸化皮膜を上記アルミニ
ウム板の表裏両面上に形成させた。このように処理され
たアルミニウム板を水洗、乾燥後、その表裏両面に下記
組成の感光液をそれぞれ乾燥重量2.5g/m2となる
ように塗布し、乾燥してポジ型感光性平版印刷版を得た
【0027】 (感光液) ピロガロールアセトン樹脂のナフトキノン−1,2−ジ
アジド(2)−5−スルホン酸エステル(特公昭43−
28403号公報の実施例1に記載の方法で合成したも
の)                       
                         
        … …1重量部m,p−クレゾール−
ホルムアルデデヒド樹脂              
     … …2重量部tert−ブチルフェノール
−ホルムアルデヒド樹脂              
… …0.3重量部オイルブルー♯603(商品名オリ
エント化学工業                  
                      (株)
製、染料)  … …0.03重量部クリスタルバイオ
レット(B.A.S.F社製,染料)        
     … …0.03重量部エチレングリコールモ
ノエチルエーテル                 
   … …20重量部こうして得られたポジ型感光性
平版印刷版を多数枚用意し、透明ポジティブフィルムを
密着させて2kWのメタルハライドランプで70cmの
距離から60秒間露光を行った。
【0028】一方、厚さ0.24mmのJIS−105
0アルミニウム板を20%リン酸ナトリウム水溶液に浸
漬して脱脂し、その表裏両面を希塩酸溶液中で電気化学
的に粗面化し、よく洗浄した後に希硫酸溶液中で陽極酸
化処理を行って1.5g/m2の酸化皮膜を上記アルミ
ニウム板の表裏両面に形成させた。このように処理され
たアルミニウム板を、さらにメタケイ酸ナトリウム水溶
液中に浸漬して封孔処理を行い、水洗、乾燥した後に、
その表裏両面に下記組成の感光液をそれぞれ乾燥重量2
.0g/m2となるように塗布し、乾燥してネガ型感光
性平版印刷版を得た。
【0029】(感光液) p−ジアゾジフェニルアミンとパラホルムアルデヒドと
の                        
縮合物のヘキサフルオロ燐酸塩    … …1重量部
N−(4−ヒドロキシフェニル)メタクリルアミド共重
合体        (特公昭57−43890号公報
の実施例1に記載のもの)  … …10重量部ビクト
リア・ピュアー・ブルーBOH(商品名、      
                    保土谷化学
工業(株)製、染料)  … …0.2重量部エチレン
グリコールモノメチルエーテル           
         … …100重量部こうして得られ
たネガ型感光性平版印刷版を多数枚用意し、透明ネガテ
ィブフィルムを密着させて2kWのメタルハライドラン
プで70cmの距離から30秒間露光を行った。
【0030】第1図に示す自動現像機の現像液タンク7
にSDR−1(コニカ(株)製、ポジ型感光性平版印刷
版用現像液)を水で6倍に希釈したものを30l仕込み
、現像液温を27℃に調節した。また、感光性平版印刷
版の搬送速度を現像時間が20秒間になるように調節し
た。
【0031】水洗水タンク21に水を20l仕込み、水
洗水の供給量が処理される感光性平版印刷版1m2当り
500mlとなるようにポンプ22の吐出量を調節した
。また、リンス・ガム液タンク31にSGW−1(コニ
カ(株)製;ガム液)を水で2倍に希釈したものを10
l仕込んだ。
【0032】感光性平版印刷版を1m2現像処理する毎
にSDR−1R(コニカ(株)製、現像補充液)を水で
4倍に希釈したものを32ml現像液タンク7に補充す
るようにした。 また、現像シャワー稼働時間20分毎に45ml、現像
シャワー停止時間1時間毎に90ml、自動現像機停止
時間1時間毎に15mlの前記補充液を現像液タンク7
に補充するようにした。
【0033】このような条件で前述のポジ型感光性平版
印刷版の1003mm×800mmのものを1日50版
の割合で処理し続け、水洗部2の配管部、ポンプ22の
清掃が必要になるまでの期間およびフィニッシャー(S
GW−1)の交換が必要になるまでの期間を確認した。 結果を表1に示す。
【0034】実施例2 水洗水の供給量を処理される感光性平版印刷版1m2当
り5lとした以外は実施例1と同様の実験を行った。結
果を表1に示す。
【0035】実施例3 第1図に示す自動現像機の現像液タンク7にSDN−2
1(コニカ(株)製、ネガ型PS版用現像液)を水で4
倍に希釈したものを30l仕込み、現像液温を27℃に
調節した。また、感光性平版印刷版の搬送速度を現像時
間が20秒間になるように調節した。
【0036】水洗水タンク21に水を20l仕込み、水
洗水の供給量が処理される感光性平版印刷版1m2当り
500mlとなるようにポンプ22の吐出量を調節した
。また、リンス・ガム液タンク31にSGW−2(コニ
カ(株)製、ガム液)を水で2倍に希釈したものを10
l仕込んだ。
【0037】このような条件で前述のネガ型感光性平版
印刷版の1003mm×800mmのものを1日50版
の割合で処理し続け、水洗部2の配管部、ポンプ22の
清掃が必要になるまでの期間およびフィニッシャー(S
GW−2)の交換が必要になるまでの期間を確認した。 結果を表1に示す。
【0038】実施例4 第2図に示す自動現像機を用いて実施例1と同様の実験
を行った。なお、この自動現像機においては、水洗水を
循環使用する代りに、未使用の水を処理される感光性平
版印刷版1m2当り200mlの割合で供給して水洗処
理を行うようになっている。結果を表1に示す。
【0039】実施例5 水洗水の供給量を処理される感光性平版印刷版1m2当
り500mlとした以外は実施例4と同様の実験を行っ
た。結果を表1に示す。
【0040】実施例6 第3図に示す自動現像機を使用し、現像液としてSD−
32(コニカ(株)製、ネガ・ポジ共通現像液)を用い
、現像液ミキシングタンク15において自動的に水で6
倍に希釈され、現像液供給ノズル13a、13bによっ
て処理される感光性平版印刷版の版面に供給された後、
現像液の供給量が処理される感光性平版印刷版1m2当
り200mlとなるように、ワイヤーバー14によって
余分な現像液が除去されるようにした。現像液温は27
℃となるようにした。また、感光性平版印刷版の搬送速
度を現像時間が20秒間になるように調節した。
【0041】水洗部2bにおいては、水洗水供給ノズル
51a、51bによって未使用の水を処理される感光性
平版印刷版1m2当り200mlの割合で供給した後、
エアーノズル52から高圧空気を吹きつけることにより
水洗処理を行うようにした。また、リンス・ガム液タン
ク31aにはSRW−1(コニカ(株)製、リンス液)
を水で8倍に希釈したものを10l仕込んだ。
【0042】このような条件で前述のネガ型感光性平版
印刷版とポジ型感光性平版印刷版の1003mm×80
0mmのものを交互に1日50版の割合で処理し続けた
。結果を表1に示す。
【0043】比較例1 コンプレッサー25の作動を停止させた以外は実施例1
と同様の実験を行った。結果を表1に示す。
【0044】比較例2 コンプレッサー25の作動を停止させた以外は実施例4
と同様の実験を行った。結果を表1に示す。
【0045】比較例3 第4図に示す自動現像機を用いて、実施例1と同様の実
験を行った。
【0046】水洗方式はシャワーノズル53を用いた循
環水洗とし、水洗水の供給量は処理される感光性平版印
刷版1m2当り10lとなるようにした。結果を表1に
示す。
【0047】
【表1】
【0048】*1:水洗水は毎日交換した。
【0049】*2:新液処理なので清掃不要であった。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、自動現像機を用いて感
光性平版印刷版を処理し、引き続いて水洗処理を行う方
法及び装置において、水洗水を供給するポンプや配管等
の内部の汚れが低減され、これらの清掃を行う頻度が少
なくなるか、または全く清掃の必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図及び第3図は本発明の処理装置の実施例
を有する処理装置の例を示す概略断面図、第3図(イ)
は第3図中の現像液供給ノズル13a、13bの構造を
示す部分断面図、第4図は処理装置の従来例を示す概略
断面図である。
【符号の説明】
1‥現像部 2、2a、2b‥水洗部 3、3a‥リンス・ガム部 21、21a‥水洗水タンク 22‥水洗ノズル 24‥エアーフィルタ 25‥コンプレッサ 51a、51b‥水洗水供給ノズル 52‥エアーノズル S‥搬送路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  自動現像機を用いて感光性平版印刷版
    を現像処理し、次いで繰り返し使用される水洗水を用い
    て水洗処理を行う感光性平版印刷版の処理方法において
    、水洗処理を行う際、処理される感光性平版印刷版1m
    2当たり100〜5000mlの水洗水を供給し、かつ
    、処理される感光性平版印刷版の版面に高圧空気を吹き
    付けることを特徴とする感光性平版印刷版の処理方法。
  2. 【請求項2】  自動現像機を用いて感光性平版印刷版
    を現像処理し、次いで水洗処理を行う感光性平版印刷版
    の処理方法において、水洗処理の水洗水として実質的に
    未使用の水を使用し、かつ水洗処理を行う際、処理され
    る感光性平版印刷版の版面に高圧空気を吹き付けること
    を特徴とする感光性平版印刷版の処理方法。
  3. 【請求項3】  水洗処理の際に、処理される感光性平
    版印刷版の版面に高圧空気を吹き付ける手段を有するこ
    とを特徴とする感光性平版印刷版の処理装置。
  4. 【請求項4】  水洗処理の際に、処理される感光性平
    版印刷版の版面に、水洗水として実質的に未使用の水を
    供給し、かつ高圧空気を吹き付ける手段を有することを
    特徴とする感光性平版印刷版の処理装置。
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