JPH04285962A - 湿し水不要感光性平版印刷版の処理方法 - Google Patents

湿し水不要感光性平版印刷版の処理方法

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JPH04285962A
JPH04285962A JP7475691A JP7475691A JPH04285962A JP H04285962 A JPH04285962 A JP H04285962A JP 7475691 A JP7475691 A JP 7475691A JP 7475691 A JP7475691 A JP 7475691A JP H04285962 A JPH04285962 A JP H04285962A
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JP
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developer
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printing plate
nozzles
developing
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Application number
JP7475691A
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English (en)
Inventor
Norihito Suzuki
鈴木 則人
Akira Nogami
野上 彰
Katsura Hirai
桂 平井
Masabumi Uehara
正文 上原
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は湿し水不要感光性平版印
刷版の処理方法において、更に詳しくは現像性の変動が
少なく、かつ迅速現像可能な湿し水不要感光性平版印刷
版の処理方法に関する。
【0002】
【発明の背景】従来の現像装置では、湿し水不要感光性
平版印刷版を搬送し現像液に浸漬しながら版とブラシロ
ーラを接触させブラシで擦ることにより現像を行ってい
るが、このブラシによる擦りの強さが均一ではないので
、効率よく迅速に現像を行なうことができない。そのた
めには複数のブラシローラを使用するか、ブラシローラ
を揺動させるか、ブラシの材質を硬くするか、あるいは
ブラシローラの回転数を多くすることが必要である。
【0003】
【発明が解決すべき課題】しかし複数のブラシローラを
使用したり、ブラシロールを揺動させるとなると自動現
像装置の機構が複雑になり、またこれらの機構を組みこ
むには、自動現像機自体を大型にすることが必要となる
。ブラシの材質を硬くしたり、回転数を多くする場合は
、版とブラシとの接触強度および接触時間を精密にコン
トロールしなければならないので問題である。また長時
間使用したブラシの先端は、版材の表面やエッジ部で削
られるため先端が細くなったり、鋭くなったりしてシリ
コーン層に細かな傷が発生しやすくなる。この傷の発生
は、特にブラシに硬い材質のものを用いたり、ブラシロ
ールの回転数をあげたりすると著しく、実用上も支障を
きたすこととなる。逆に柔らかい材質のブラシを用いる
とブラシが削られて短かくなったり、現像液で膨潤して
ブラシの腰が弱くなったりして現像が十分に行なわれな
いことがある。このようにブラシのみを使用して現像処
理を行なう場合には、上述のようなブラシにより発生す
る問題を避けることはできない。
【0004】本発明は上記問題点を解決すべくなされた
ものであり、本発明の目的は多数回現像処理が行なわれ
ても現像性の変動が少なく、かつ迅速に現像処理を行な
うことができる湿し水不要感光性平版印刷版の処理方法
を提供することにある。
【0005】
【発明が解決すべき課題】上記目的は湿し水不要感光性
平版印刷版の処理方法において、ノズルから噴出される
高圧ジェット噴出流を用いて湿し水不要感光性平版印刷
版を現像することを特徴とする湿し水不要感光性平版印
刷版の処理方法によって達成される。
【0006】以下本発明を更に詳しく説明する。本発明
に好ましく用いられる自動現像装置は図1に示すように
現像部、染色部、水洗部からなる。以下図1を用いて説
明する。
【0007】図1において、第1現像部は、現像液を貯
える現像槽A、現像液を現像液供給ノズル4に循環する
ポンプ12を備えている。液ハネを防止するトレイ10
は必要に応じて設けられる。
【0008】第2現像部は、ジェット水流ノズル5が版
の搬送方向と直角に直線状にまたはちどり状に設けられ
、版の搬送方向と直角に揺動されるようになっているが
、本発明において、ジェット水流ノズル5はXYプロッ
ターで移動させられ版面全体あるいは画線部分のみに現
像液を噴射するように設計されていてもよい。現像槽内
には現像液濾過装置が設けられていて、感光層やシリコ
ーン層からでるかすを濾過したものを用いることが好ま
しい。現像液はポンプ13で昇圧され、ノズルより噴出
される。ジェット水流が当る版面の反対側には、案内板
14上を版の搬送方向と同一方向に同一速度で駆動され
るベルトが設けられる。現像液槽内、あるいはポンプ1
3とノズル5の間には、現像液の温度を一定に保つため
の、ヒーターあるいは冷却装置が設けられる。ノズル部
での現像液の圧力は2kg/cm2以上であることが好
ましく、更に好ましくは2〜400kg/cm2であり
、特に10〜100kg/cm2であることが好ましい
【0009】現像液を循環させて繰り返し使用する場合
には、現像槽内に現像液濾過装置を設けて現像液に混入
する感光層やシリコーン層からでるかすを濾過すること
が好ましい。現像液に混入する固型分の粒子径は様々で
あるので、効率よく濾過するためには大粒径用濾過装置
から小粒径用濾過装置を複数個、順次段階的に設けるこ
とが好ましい。
【0010】本発明においては本発明の効果を発揮しう
る範囲で、ブラシロールを併用することもできる。
【0011】染色部は、染色液を貯える染色槽C、染色
液を染色液供給ノズル8に循環するポンプ12を備えて
いる。液ハネを防止するトレイ10、カバー9は必要に
応じて設けられる。また、ブラシが設けられてもよいが
、ここでは液ハネによる汚れを防ぐためには、回転ブラ
シ等は設けない方がよい。
【0012】染色液供給ノズルは、できるだけ版面に近
づけて配置されることが好ましい。なお、染色液の循環
路中にフィルターが設けられてもよい。また染色の均一
性を向上させるためには、染色液の案内部を設けること
が好ましい。
【0013】本発明においては必要に応じて版材を染色
液槽内に浸漬することにより画像部を染色してもよい。
【0014】染色部の後にある水洗部は、水洗液を貯え
た水洗層D、水洗液を水洗液供給ノズル11に循環する
ポンプ12を備えている。水洗液供給ノズル11は、版
の表面と裏面の両面に供給することができるように配置
される。水洗水を循環使用する場合には循環路中に濾過
装置を設けておくことが好ましい。また場合によっては
、版材を水洗水槽内に浸漬することにより版材表面を洗
い流してもよい。
【0015】本発明に用いられる湿し水不要感光性平版
印刷版はポジフィルムを真空密着させ、水銀灯、カーボ
ンアーク灯、キセノンランプ、メタルハライドランプ、
蛍光灯等を用いて露光され、次いでポジフィルムをはが
して現像処理される。このように露光処理された湿し水
不要感光性平版印刷版1は、ローラ2,3(なお、ロー
ラ3は絞りローラを兼ねる)等からなる適宜の搬送手段
により、第1現像部、第2現像部、染色部、水洗部と順
次送られ自動現像処理される。第1現像部に送られた露
光済湿し水不要感光性平版印刷版1の版面には、ポンプ
12によって送られた現像液が、現像液供給ノズル4よ
り散布され、画線部のシリコーン層、感光層が膨潤処理
される。次いで、第1現像部で処理された露光済湿し水
不要感光性平版印刷版1(または平版印刷版ともいう。 )は、第2現像部に送られ、ポンプ13によって送られ
た現像液が、ノズル5より噴出され、画線部のシリコー
ンゴム層が、また版材によっては感光層も除去される。 現像処理された平版印刷版1は、染色部に送られ、ポン
プ12により送られた染料を水、アルコール類等に溶解
または分散した染色液が、その版面に染色液供給ノズル
8により散布され染色される。次いで、染色処理された
平版印刷版1は、水洗部に送られ、ポンプ12によって
送られた水等の水洗液が、好ましくはその版面の両側に
設けられた水洗液供給ノズル11により散布され、残存
する染料が洗い落される。本発明において現像処理条件
は、例えば現像時間は20秒〜200秒であることが好
ましく、更に好ましくは30秒〜70秒であり、現像温
度は20℃〜70℃が好ましく、更に好ましくは25℃
〜50℃である。
【0016】現像液としては、従来公知の有機溶剤系現
像液、水系現像液、アルカリ水系現像液などを用いるこ
とができるが、好ましくは水系現像液またはアルカリ水
系現像液が好ましい。更には、水または有機溶剤等を含
有する現像液で処理した後、ジェット噴出流を用いて水
で版材の現像処理を行なうことが特に好ましい。
【0017】水系現像液とは、水を主成分とする現像液
であり、例えば特開昭61−275759号公報等に記
載されているもので、水を30重量%以上、好ましくは
50重量%〜98重量%と、有機溶剤、界面活性剤を含
む現像液を挙げることができ、更に好ましくはアルカリ
剤を含有する。
【0018】水を主成分とする現像液に含有する有機溶
剤としては、例えば脂肪族炭化水素類(ヘキサン、ヘプ
タン、“アイソパーE.H.G”(エッソ化学社製、脂
肪族炭化水素類の商品名)或はガソリン、灯油等)、芳
香族炭化水素類(トルエン、キシレン等)、或はハロゲ
ン化炭化水素類(トリクレン等)、アルコール類(メタ
ノール、エタノール、1−ブトキシ−2−プロパノール
、3−メチル−3−メトキシブタノール、β−アニリノ
エタノール、ベンジルアルコール等)、エーテル類(メ
チルセロソルブ、エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ
、フェニルセロソルブ、メチルカルビトール、エチルカ
ルビトール、ブチルカルビトール、ジオキサン、ジエチ
レングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコー
ルジエチルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエ
ーテル、エチレングリコールジブチルエーテル、プロピ
レングリコール、ジプロピレングリコールブチルエーテ
ル、トリプロピレングリコールメチルエーテル、ポリプ
ロピレングリコールメチルエーテル等)、ケトン類(ア
セトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン
、ジイソブチルケトン、4−メチル−1,3−ジオキソ
ラン−2−オン等)、エステル類(酢酸エチル、酢酸プ
ロピル、酢酸ヘキシル、酢酸メチル、酢酸プロピル、こ
はく酸ジエチル、蓚酸ジブチル、マレイン酸ジエチル、
安息香酸ベンジル、メチルセロソルブアセテート、セロ
ソルブアセテート、カルビトールアセテート等)等が挙
げられる。
【0019】本発明に用いられる現像液に添加される界
面活性剤としては、アニオン界面活性剤、ノニオン界面
活性剤、カチオン界面活性剤および両性イオン界面活性
剤が用いられ、例えば特願平2−206041号に記載
された界面活性剤等が使用される。
【0020】これらの界面活性剤は、単独でもまたは2
種以上を組み合せて使用することもできる。本発明に用
いられる界面活性剤の使用量は、0.01重量%〜60
重量%、好ましくは0.1重量%〜10重量%が適当で
ある。
【0021】更に本発明において用いられるアルカリ剤
としては、(1)ケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウム、
水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化リチウム、
第二または第三リン酸ナトリウムまたはアンモニウム塩
、メタケイ酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、アンモニア
等の無機アルカリ剤、(2)モノ、ジまたはトリメチル
アミン、モノ、ジまたはトリエチルアミン、モノまたは
ジイソプロピルアミン、n−ブチルアミン、モノ、ジま
たはトリエタノールアミン、モノ、ジまたはトリイソプ
ロパノールアミン、エチレンイミン、エチレンジイミン
等の有機アミン化合物等が挙げられる。アルカリ剤の使
用量は、0.05重量%〜20重量%、好ましくは0.
2重量%〜10重量%が適当である。
【0022】本発明は公知の湿し水不要感光性平版印刷
版に適用することができる。特に基板又は基板上のプラ
イマー層上に、感光層、シリコーン層を積層した湿し水
不要感光性平版印刷版に適用することができる。例えば
特公昭44−23042号、同46−16044号に記
載された、基板上に光可溶性あるいは光不溶化性感光層
とシリコーンゴム層を積層した湿し水不要感光性平版印
刷版、特開昭48−94504号、特開昭50−501
02号に記載された基板上に光接着性感光層とシリコー
ンゴム層を積層した湿し水不要感光性平版印刷版、特開
昭55−55343号、特開平2−63050号、同2
−63051号に記載されたシリコーンゴム層上に凸凹
を有する保護層を有する湿し水不要感光性平版印刷版、
特開昭55−161244号、特開昭63−13315
3号、特開昭62−50760号、特開昭1−1728
34号、特開平2−34857号、特開平1−1188
43号、同1−150142号に記載された基板上にプ
ライマー層、感光層、シリコーン層を積層した湿し水不
要感光性平版印刷版、特開昭56−80046号、同5
6−80047号に記載された基板上に光剥離性感光層
とシリコーンゴム層を積層した湿し水不要感光性平版印
刷版などに適用することができる。
【0023】また、本発明は水または水系現像液、水系
アルカリ現像液で現像可能な湿し水不要感光性平版印刷
版に好ましく適用することができる。例えば特開昭61
−275759号に記載された有機溶剤、界面活性剤、
30%以上の水からなる現像液で現像可能な湿し水不要
感光性平版印刷版、特開昭63−253949号、同6
3−257748号、同63−280250号、同63
−280251号、特開平1−159644号、同1−
214839号、同1−235955号、同1−235
956号に記載された水またはアルカリ水に可溶または
膨潤可能な高分子化合物、光重合性モノマー、光重合開
始剤を含有する感光層を有する湿し水不要感光性平版印
刷版などが挙げられる。さらに好ましく適用することが
できる湿し水不要感光性平版印刷版としては、特開平2
−282257号、同2−282258号に記載されて
いる湿し水不要感光性平版印刷版、例えば、基板上にあ
るいは基板上のプライマー層上に、芳香族性水酸基を有
する単量体、例えば、N−(4−ヒドロキシフェニル)
アクリルアミド、p−ヒドロキシスチレン等と他の単量
体との共重合体とジアゾ樹脂、例えば、p−ジアゾジフ
ェニルアミンとホルムアルデヒドとの縮合物のヘキサフ
ルオロ燐酸塩を含有する感光層を積層し、感光層上にシ
リコーンゴム層を積層した湿し水不要感光性平版印刷版
が挙げられる。
【0024】
【実施例】以下本発明を実施例を用いて具体的に説明す
るが、本発明はこれらにより限定されるものではない。
【0025】実施例1 湿し水不要感光性平版印刷版にポジフィルムを真空密着
させ、露光後ポジフィルムをはがし、次いで図1の自動
現像装置を用いて現像処理を行ない、現像性の変動を調
べた。
【0026】湿し水不要感光性平版印刷版の作製厚さ0
.2mmのアルミニウム版を3%水酸化ナトリウム水溶
液に浸漬して脱脂し、水洗した後、40%硫酸水溶液中
において温度30℃で1.5A/dm2の条件で2分間
陽極酸化を行い、水洗し、1%メタケイ酸ナトリウム水
溶液に温度85℃で37秒間浸漬し、更に温度90℃の
水(pH8.5)に25秒間浸漬し、水洗、乾燥して、
アルミニウム基板aを得た。
【0027】アルミニウム基板aに下記の組成のプライ
マー層組成物を塗布し、85℃で3分間乾燥した後、3
kw超高圧水銀灯を用いて1000mJ/cm2の露光
を行い、更に100℃で4分間乾燥して厚さ5.0μm
のプライマー層を形成した。
【0028】   プライマー層組成物     ジアゾ樹脂−1              
                         
9部    (p−ジアゾジフェニルアミンとパラホル
ムアルデヒドの重縮合物の6フッ      化燐酸塩
、特開昭1−150142号に示された方法に従って合
成)    共重合樹脂−1            
                         
 91部    (2−ヒドロキシエチルメタクリレー
ト、メタクリル酸メチルのモル比34/      6
6の共重合樹脂)     酸化亜鉛顔料               
                         
30部    (FINEX−25  堺化学(株)製
)    黄色顔料                
                         
   20部    (KET−Yellow−402
  大日本インキ化学(株)製)    3−メタクリ
ロキシプロピルトリメトキシシラン         
3部    乳酸メチル              
                         
  847部
【0029】次に上記プライマー層上に下
記の組成の感光性組成物を塗布し、85℃で2分間乾燥
して厚さ0.3μmの感光層を形成した。
【0030】   感光性組成物 ジアゾ樹脂−1                  
                    50部共重
合樹脂−2                    
                  50部    
(2−ヒドロキシエチルメタクリレート、N−(4−ヒ
ドロキシフェニル)メタクリルアミド、メタクリル酸の
モル比35/60/5の共重合樹脂)ビクトリアピュア
ーブルーBOH                  
     1部(保土ケ谷化学(株)製,染料) 乳酸メチル                    
                    3900部
【0031】次いで、上記感光性層上に下記のシリコー
ンゴム組成物を塗布し、85℃で10分間乾燥し、1.
8μmのシリコーン層を形成した。
【0032】   シリコーンゴム組成物     α,ω−ジヒドロキシポリジメチルシロキサン
         100部    (分子量80,0
00)     1,3,5−トリス(3−トリメトキシシリル
プロピル)イソシアヌレート            
                         
                  3.5部   
 ジブチルSnジラウレート            
               0.8部    アイ
ソパーE                     
                  800部   
 (エッソ化学(株)製  イソパラフィン系溶剤) 
   トルエン                  
                         
100部
【0033】次いで、上記シリコーン層上に片
面がマット化された厚さ6μmのポリプロピレンフィル
ムをラミネートし湿し水不要感光性平版印刷版を得た。
【0034】現像槽A,Bには下記組成の現像液を30
リットル仕込み、下記条件にて現像処理を行なった。ま
た染色槽Cには下記組成の染色液を20リットル仕込み
、水洗槽Dには水を15リットル仕込んだ。染色部にお
ける染色液供給ノズル8は、できるだけ版面に近づけ、
またトレイ10を配置して液ハネを防止した。
【0035】   処理条件     第1現像部                
第2現像部      現像液温度    40℃  
      現像液温度    40℃      現
像時間      30秒        現像時間 
     20秒                 
               ノズル部での現像液の
圧力    50kg/cm2(現像液組成)   第1現像部     ポリエチレングリコール          
                       10
部    ポリエチレングリコール−ポリプロピレング
リコール    ブロック共重合体         
                         
      2部    ベンジルアルコール    
                         
         2部    モノエタノールアミン
                         
           1部    水       
                         
                     85部 
 第2現像部     水   染色液組成     ソルフィット(クラレイソプレン化学(株)製
,溶剤)     10部    レオドールTW−0
120(花王(株)製,界面活性剤)      0.
5部    ベンジルアルコール          
                         
 2.5部    ビクトリアピュアブルーBOH  
                        0
.5部    水                 
                         
          100部
【0036】現像処理後
の湿し水不要感光性平版の画像再現性を評価したところ
2〜98%の網点を良好に再現することがわかった。
【0037】次いで実施例1と同様にして露光済版材料
1日100枚つづ60日間、間欠的に処理したところ、
60日目でも同様に良好な再現性を示すことがわかった
【0038】実施例−2〜5 実施例1において、第2現像部のジェット噴出流のノズ
ルでの圧力を表1に示すように変更した以外は同様にし
て処理を行ない、現像性の評価を行なった。
【0039】
【表1】
【0040】比較例−1 実施例−1の第2現像部での現像をブラシの毛の材質ナ
イロン6,12、毛の太さ0.24mm、ブラシの回転
周速80m/minのブラシロールで行った以外は実施
例と同様に行った。再現性は5〜98%であった。
【0041】また60日目には、部分的にブラシの毛が
部分的に摩滅したためか、部分的に現像不能の部分が認
められた。
【0042】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、現像性の変動が少なく、かつ迅速現像可能な湿し
水不要感光性平版印刷版を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の処理方法に用いられる自動現像装置の
一例である。
【符号の説明】
1  湿し水不要感光性平版印刷版 2  ローラ 3  ローラ 4  現像液供給ノズル 5  ジェット水流ノズル 8  染色液供給ノズル 9  カバー 10  液ハネ防止トレイ 11  水洗液供給ノズル 12  ポンプ 13  ポンプ 14  案内板 15  ベルト 16  現像液の飛散防止カバー 17  ローラー 18  ローラー A  現像槽 B  現像槽 C  染色槽 D  水洗槽

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  湿し水不要感光性平版印刷版の処理方
    法において、ノズルから噴出される高圧ジェット噴出流
    を用いて湿し水不要感光性平版印刷版を現像することを
    特徴とする湿し水不要感光性平版印刷版の処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002033490A1 (fr) * 2000-10-13 2002-04-25 Asahi Kasei Kabushiki Kaisha Procede et appareil permettant de developper une plaque d"impression en relief en resine photosensible

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002033490A1 (fr) * 2000-10-13 2002-04-25 Asahi Kasei Kabushiki Kaisha Procede et appareil permettant de developper une plaque d"impression en relief en resine photosensible
US6727045B2 (en) 2000-10-13 2004-04-27 Asahi Kasei Kabushiki Kaisha Method and apparatus for developing photosensitive resin relief printing plate

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