JPH04261456A - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents

熱可塑性樹脂組成物

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JPH04261456A
JPH04261456A JP4217491A JP4217491A JPH04261456A JP H04261456 A JPH04261456 A JP H04261456A JP 4217491 A JP4217491 A JP 4217491A JP 4217491 A JP4217491 A JP 4217491A JP H04261456 A JPH04261456 A JP H04261456A
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Japan
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weight
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thermoplastic resin
iii
polyorganosiloxane
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JP4217491A
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Takashi Kurata
貴志 蔵田
Junya Ito
純也 伊藤
Yoshiaki Kawamura
河村 祥昭
Akira Kamiya
神谷 明
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Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、成形収縮が小さく、耐
衝撃性などの機械的強度、剛性、硬度および摺動性に優
れた熱可塑性樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ギヤー、軸受けなどの摺動部
材の材料として、ポリオキシメチレン、ナイロン6、ナ
イロン6,6などが知られている。これらの材料は、軽
く、部材の生産性、摺動性、耐久性に優れるが、成形時
の成形収縮が大きく、そのため寸法安定性に劣り、大型
あるいは肉厚の成形品ではヒズミ、変形が生じる。従っ
て、このことが、これらの材料を寸法精度が要求される
用途、大型あるいは肉厚が要求される用途の成形品の成
形材料とするときの大きな支障となっている。また、こ
れらの材料は、剛性、硬度が充分ではない。従って、上
記の樹脂は、高剛性、高硬度、寸法精度、大型、肉厚な
どが要求されるギヤ、軸受けなどの部材の材料として用
いることができず、現在は金属材料が用いられている。 しかしながら、金属材料は、軽量化、摺動性、耐久性、
生産性において充分でなく、金属材料に代わる樹脂材料
の開発が望まれている。上記樹脂の成形収縮、剛性、硬
度を改良する方法として、ガラス繊維を添加する方法が
知られている。この方法によれば、樹脂の剛性、硬度は
改良され、成形収縮も小さくなるが、成形収縮の改良は
未だ充分とはいえない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の従来
技術の課題を背景になされたもので、成形収縮が小さく
、耐衝撃性などの機械的強度、剛性、硬度および摺動性
に優れた熱可塑性樹脂組成物を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記(A)成
分100重量部に対して、下記(B)成分1〜100重
量部を含有することを特徴とする熱可塑性樹脂組成物を
提供するものである。 (A)一般式R1 n SiO(4−n)/2 (式中
、R1 は置換または非置換の1価の炭化水素基であり
、nは0〜3の整数を示す)で表される構造単位を有す
るオルガノシロキサン(I)90〜99.8重量%と、
化1
【化1】(式中、R2 は水素原子または炭素数1
〜6のアルキル基を示す)で表される不飽和基とアルコ
キシシリル基とを合わせ持つグラフト交叉剤(II) 
10〜0.2重量%とを縮合させて得られる平均粒子径
が5,000Å以下の変性ポリオルガノシロキサン(I
II)5〜80重量部に、少なくとも1種のビニル系モ
ノマー(IV) 95〜20重量部〔ただし、(III
)+(IV) =100重量部〕を重合して得られ、か
つグラフト率が10重量%以上であるポリオルガノシロ
キサン系熱可塑性樹脂。 (B)無機充填剤。
【0005】本発明の(A)成分を構成するオルガノシ
ロキサン(I)は、前記一般式で表される構造単位を有
するものであり、直鎖状、分岐状または環状構造を有す
るが、好ましくは環状構造を有するオルガノシロキサン
である。このオルガノシロキサン(I)の有する置換ま
たは非置換の1価の炭化水素基としては、例えばメチル
基、エチル基、プロピル基、ビニル基、フェニル基、お
よびそれらをハロゲン原子またはシアノ基で置換した置
換炭化水素基などを挙げることができる。また、前記平
均組成式中、nの値は0〜3の整数である。オルガノシ
ロキサン(I)の具体例としては、ヘキサメチルシクロ
トリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン
、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシ
クロヘキサシロキサン、トリメチルトリフェニルシクロ
トリシロキサンなどの環状化合物のほかに、直鎖状ある
いは分岐状のオルガノシロキサンを挙げることができる
【0006】なお、このオルガノシロキサン(I)は、
あらかじめ縮合された、例えばポリスチレン換算の重量
平均分子が500〜10,000程度のポリオルガノシ
ロキサンであってもよい。また、オルガノシロキサン(
I)が、ポリオルガノシロキサンである場合、その分子
鎖末端は、例えば水酸基、アルコキシ基、トリメチルシ
リル基、ジメチルビニルシリル基、メチルフェニルビニ
ルシリル基、メチルジフェニルシリル基などで封鎖され
ていてもよい。
【0007】また、本発明の(A)成分に使用されるグ
ラフト交叉剤(II)は、前記一般式で表される不飽和
基とアルコキシシリル基とを合わせ持つ化合物である。 前記一般式のR2 としては、水素原子または炭素数1
〜6のアルキル基であるが、水素原子または炭素数1〜
2のアルキル基が好ましく、さらに好ましくは水素原子
またはメチル基である。これらの化合物としては、具体
的にはp−ビニルフェニルメチルジメトキシシラン、1
−(m−ビニルフェニル)メチルジメチルイソプロポキ
シシラン、2−(p−ビニルフェニル)エチレンメチル
ジメトキシシラン、3−(p−ビニルフェノキシ)プロ
ピルメチルジエトキシシラン、3−(p−ビニルベンゾ
イロキシ)プロピルメチルジメトキシシラン、1−(o
−ビニルフェニル)−1,1,2−トリメチル−2,2
−ジメトキシジシラン、1−(p−ビニルフェニル)−
1,1−ジフェニル−3−エチル−3,3−ジエトキシ
ジシロキサン、m−ビニルフェニル−〔3−(トリエト
キシシリル)プロピル〕ジフェニルシラン、〔3−(p
−イソプロペニルベンゾイルアミノ)プロピル〕フェニ
ルジプロポキシシラン、2−(m−ビニルフェニル)エ
チルメチルジメトキシシラン、2−(o−ビニルフェニ
ル)エチルメチルジメトキシシラン、1−(p−ビニル
フェニル)エチルメチルジメトキシシラン、1−(m−
ビニルフェニル)エチルメチルジメトキシシラン、1−
(o−ビニルフェニル)エチルメチルジメトキシシラン
などのほか、これらの混合物を挙げることができる。
【0008】グラフト交叉剤(II) としては、好ま
しくはp−ビニルフェニルメチルジメトキシシラン、2
−(p−ビニルフェニル)エチルメチルジメトキシシラ
ン、3−(p−ビニルベンゾイロキシ)プロピルメチル
ジメトキシシランであり、さらに好ましくはp−ビニル
フェニルメチルジメトキシシランである。このグラフト
交叉剤の使用割合は、(I)成分と(II) 成分の合
計量中、0.2〜10重量%、好ましくは0.5〜5重
量%であり、0.2重量%未満では得られる変性ポリオ
ルガノシロキサン(III)とビニル系モノマー(IV
) とのグラフト重合において高いグラフト率が得られ
ず、その結果、変性ポリオルガノシロキサン(III)
とグラフトされたビニル系(共)重合体間の界面接着力
が低下し、層状剥離が生じて得られる(A)ポリオルガ
ノシロキサン系熱可塑性樹脂に充分な衝撃強度が得られ
ない。一方、グラフト交叉剤(II) の割合が10重
量%を超えると、グラフト率は増大するが、グラフトさ
れたビニル系(共)重合体の重合がグラフト交叉剤(I
I) の増加とともに低下し、このビニル系(共)重合
体が低分子量となり、その結果、充分な衝撃強度が得ら
れない。
【0009】変性ポリオルガノシロキサン(III)は
、前記オルガノシロキサン(I)とグラフト交叉剤(I
I) とを、例えばアルキルベンゼンスルホン酸などの
乳化剤の存在下にホモミキサーなどを用いて剪断混合し
、縮合させることによって製造することができる。この
乳化剤は、オルガノシロキサン(I)の乳化剤として作
用するほか縮合開始剤となる。この乳化剤の使用量は、
(I)成分および(II) 成分の合計量に対して、通
常、0.1〜5重量%、好ましくは0.3〜3重量%程
度である。 なお、この際の水の使用量は、(I)成分および(II
) 成分100重量部に対して、通常、100〜500
重量部、好ましくは200〜400重量部である。また
、縮合温度は、通常、5〜100℃である。
【0010】なお、変性ポリオルガノシロキサン(II
I)の製造に際し、得られる樹脂の耐衝撃性を改良する
ために、第3成分として架橋剤を添加することもできる
。この架橋剤としては、例えばメチルトリメトキシシラ
ン、フェニルトリメトキシシラン、エチルトリエトキシ
シランなどの3官能性架橋剤、テトラエトキシシランな
どの4官能性架橋剤を挙げることができる。この架橋剤
の添加量は、オルガノシロキサン(I)およびグラフト
交叉剤(II) の合計量に対して、通常、10重量%
以下、好ましくは5重量%以下程度である。なお、この
ようにして得られる変性ポリオルガノシロキサン(II
I)のポリスチレン換算重量平均分子量は、通常、30
,000〜1,000,000、好ましくは50,00
0〜300,000程度である。
【0011】このようにして得られる変性ポリオルガノ
シロキサン(III)の平均粒子径は、5,000Å以
下、好ましくは4,000Å以下、特に好ましくは3,
000Å以下である。この平均粒子径が5,000Åを
超えると、(B)成分の添加目的である剛性、硬度の付
与が充分でなく、また(A)成分の有する耐衝撃性が低
下し、成形収縮率が大きくなるので好ましくない。この
平均粒子径は、変性ポリオルガノシロキサン(III)
の製造時に攪拌条件を選択することにより、調整するこ
とができる。
【0012】次に、このようにして得られる変性ポリオ
ルガノシロキサン(III)に、ビニル系モノマー(I
V) をグラフト重合することにより、グラフト共重合
体〔グラフトされていないビニル系(共)重合体を含む
〕を含有する(A)ポリオルガノシロキサン系熱可塑性
樹脂が得られる。なお、本発明で規定する(A)ポリオ
ルガノシロキサン系熱可塑性樹脂とは、変性ポリオルガ
ノシロキサン(III)の存在下にビニル系モノマー(
IV) をグラフト重合して得られるグラフト系のグラ
フト共重合体のほか、(III)成分と(IV) 成分
のビニル系(共)重合体とのブレンド系グラフト共重合
体、さらには該グラフト系とブレンド系の混合物のいず
れであってもよい。
【0013】本発明に使用されるビニル系モノマー(I
V) としては、例えばスチレン、α−メチルスチレン
、p−メチルスチレン、モノブロモスチレン、ジブロモ
スチレン、トリブロモスチレン、クロルスチレン、スチ
レンスルホン酸ナトリウムなどの芳香族ビニル化合物;
メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、2−エ
チルヘキシルメタクリレート、ブチルメタクリレート、
アリルメタクリレートなどのメタクリル酸エステル化合
物;メチルアクリレート、エチルアクリレート、ブチル
アクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレート、ジメ
チルアミノエチルメタクリレートなどのアクリル酸エス
テル化合物;アクリロニトリル、メタクリルニトリルな
どのシアン化ビニル化合物;エチレン、プロピレンなど
のオレフィン;ブタジエン、イソプレン、クロロプレン
などの共役ジオレフィン;マレイミド、N−メチルマレ
イミド、N−エチルマレイミド、N−プロピルマレイミ
ド、N−イソプロピルマレイミド、N−シクロヘキシル
マレイミド、N−フェニルマレイミド、N−(p−ブロ
モフェニル)マレイミド、トリブロモフェニルマレイミ
ド、N−(p−クロルフェニル)マレイミドなどのマレ
イミド系化合物;無水マレイン酸などの酸無水物;およ
び酢酸ビニル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、トリアリ
ルイソシアヌレート、アクリル酸、メタクリル酸などが
挙げられ、これらは単独であるいは混合して使用される
【0014】これらのビニル系モノマー(IV) のう
ち、好ましくは芳香族ビニル化合物、(メタ)アクリル
酸エステル化合物、シアン化ビニル化合物、マレイミド
系化合物および酸無水物である。このうち、芳香族ビニ
ル化合物としては、好ましくはスチレン、α−メチルス
チレン、p−メチルスチレンであり、(メタ)アクリル
酸エステル化合物としては、好ましくはメチルメタクリ
レートであり、シアン化ビニル化合物としては、好まし
くはアクリロニトリル、メタクリロニトリルであり、マ
レイミド系化合物としては、好ましくはマレイミド、N
−フェニルマレイミド、N−シクロヘキシルマレイミド
、トリブロモフェニルマレイミドであり、酸無水物とし
ては、好ましくは無水マレイン酸である。なお、ビニル
系モノマー(IV) 中、シアンビニル化合物を含有す
る場合には、該シアン化ビニル化合物の含有率は50重
量%以下が好ましい。
【0015】変性ポリオルガノシロキサン(III)に
ビニル系モノマー(IV) をグラフト重合する際の仕
込み組成は、(III)成分5〜80重量部、好ましく
は10〜60重量部、さらに好ましくは10〜40重量
部、(IV) 成分が95〜20重量部、好ましくは9
0〜40重量部、さらに好ましくは90〜60重量部〔
ただし、(III)+(IV) =100重量部〕であ
り、(III)成分が5重量部未満では充分な摺動性、
耐衝撃性が得られず、一方(III)成分が80重量部
を超えると成形時の成形収縮が大きくなり、成形加工性
が低下する。
【0016】このようにして得られる(A)ポリオルガ
ノシロキサン系熱可塑性樹脂のグラフト率は、10重量
%以上、好ましくは20重量%以上、さらに好ましくは
30重量%以上程度である。(A)ポリオルガノシロキ
サン系熱可塑性樹脂のグラフト率が10重量%未満では
、得られる組成物の成形時の成形収縮が大きくなり、さ
らに外観不良、衝撃強度などの機械的強度の低下が生じ
る。このグラフト率は、重合開始剤の量および種類、重
合温度、重合方法などを適宜選択することにより、調整
することができる。
【0017】本発明に使用される(A)ポリオルガノシ
ロキサン系熱可塑性樹脂を製造するに際しては、例えば
変性ポリオルガノシロキサン(III)にビニル系モノ
マー(IV) を通常のラジカル重合によってグラフト
重合し、グラフト共重合体を含有する組成物として得ら
れる。ここで、ラジカル重合開始剤の種類によっては、
前述のようにアルキルベンゼンスルホン酸により酸性と
なっている変性ポリオルガノシロキサン(III)のラ
テックスを、アルカリで中和する必要がある。このアル
カリとしては、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、トリエタノ
ールアミン、トリエチルアミンなどが用いられる。また
、ラジカル重合開始剤としては、例えばクメンハイドロ
パーオキサイド、ジイソプロピルベンゼンハイドロパー
オキサイド、パラメンタンハイドロパーオキサイドなど
の有機ハイドロパーオキサイド類からなる酸化剤と、含
糖ピロリン酸鉄処方、スルホキシレート処方、含糖ピロ
リン酸鉄処方/スルホキシレート処方の混合処方などの
還元剤との組み合わせによるレドックス系の開始剤;過
硫酸カリウム、過硫酸アンモニウムなどの過硫酸塩;ア
ゾビスイソブチロニトリル、ジメチル−2,2′−アゾ
ビスイソブチレート、2−カルバモイルアザイソブチロ
ニトリルなどのアゾ化合物;ベンゾイルパーオキサイド
、ラウロイルパーオキサイドなどの有機過酸化物などを
挙げることができ、好ましくは前記レドックス系の開始
剤である。これらのラジカル重合開始剤の使用量は、使
用されるビニル系モノマー(IV) 100重量部に対
し、通常、0.05〜5重量部、好ましくは0.1〜3
重量部程度である。
【0018】この際のラジカル重合法としては、乳化重
合あるいは溶液重合によって実施することが好ましい。 乳化重合に際しては、公知の乳化剤、前記ラジカル開始
剤、連鎖移動剤などが使用される。ここで、乳化剤とし
ては、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ラウリ
ル硫酸ナトリウム、ジフェニルエーテルジスルホン酸ナ
トリウム、コハク酸ジアルカリエステルスルホン酸ナト
リウムなどのアニオン系乳化剤、あるいはポリオキシエ
チレンアルキルエステル、ポリオキシエチレンアルキル
アリルエーテルなどのノニオン系乳化剤の1種または2
種以上を挙げることができる。乳化剤の使用量は、ビニ
ル系モノマー(IV) に対して、通常、0.5〜5重
量%程度である。連鎖移動剤としては、t−ドデシルメ
ルカプタン、オクチルメルカプタン、n−テトラデシル
メルカプタン、n−ヘキシルメルカプタンなどのメルカ
プタン類;四塩化炭素、臭化エチレンなどのハロゲン化
合物が、ビニル系モノマー(IV) に対して、通常、
0.02〜1重量%使用される。乳化重合に際しては、
ラジカル重合開始剤、乳化剤、連鎖移動剤などのほかに
、必要に応じて各種電解質、pH調整剤などを併用して
、ビニル系モノマー(IV) 100重量部に対して、
通常、水を100〜500重量部と、前記ラジカル重合
開始剤、乳化剤、連鎖移動剤などを前記範囲内の量を使
用し、重合温度5〜100℃、好ましくは50〜90℃
、重合時間0.1〜10時間の条件で乳化重合される。 なお、乳化重合の場合は、オルガノシロキサン(I)と
グラフト交叉剤(II) との縮合によって得られる、
変性オルガノポリシロキサン(III)を含有するラテ
ックスに、ビニル系モノマー(IV) およびラジカル
開始剤を加えることによって実施することもできる。
【0019】一方、溶液重合の場合は、変性ポリオルガ
ノシロキサン(III)およびビニル系モノマー(IV
) を、有機溶媒に溶解し、これにラジカル開始剤、必
要に応じて連鎖移動剤、各種添加剤を加えてラジカル重
合させる。この溶液重合で使用される有機溶媒としては
、トルエン、n−ヘキサン、シクロヘキサン、クロロホ
ルム、テトラヒドロフランなどが挙げられる。溶液重合
に際しては、ラジカル重合開始剤、必要に応じて連鎖移
動剤などを併用して、ビニル系モノマー(IV) 10
0重量部に対して、通常、有機溶媒を80〜500重量
部と、前記ラジカル重合開始剤、連鎖移動剤などを前記
範囲内の量を使用し、重合温度5〜150℃、好ましく
は50〜130℃、重合時間1〜10時間の条件で溶液
重合される。この溶液重合の場合は、乳化重合の場合よ
りも不純物を著しく減少することができる。本発明に使
用される(A)ポリオルガノシロキサン系熱可塑性樹脂
は、乳化重合により製造した場合、通常の塩凝固法によ
り凝固させ、得られた粉末を水洗したのち、乾燥するこ
とによって精製される。また、溶液重合の場合、水蒸気
蒸溜によって未反応のモノマーと溶媒を留去したのち、
得られる樹脂の塊を細かく砕いて乾燥することによって
精製される。
【0020】次に、本発明に使用される(B)無機充填
剤としては、一般のゴム、樹脂などの重合体に使用され
る無機充填剤を使用することができる。(B)無機充填
剤の形状としては、粉粒状、平板状、鱗片状、針状、球
状、中空状または繊維状などが挙げられる。この(B)
無機充填剤の具体例としては、硫酸カルシウム、ケイ酸
カルシウム、クレー、ケイソウ土、タルク、アルミナ、
珪砂、カラス粉、酸化鉄、金属粉、グラファイト、炭化
ケイ素、窒化ケイ素、窒化ホウ素、窒化アルミニウム、
シリカ、カーボンブラックなどの粉粒状充填剤;雲母、
ガラス板、セリサイト、パイロフィライト、アルミフレ
ークなどの金属箔、黒鉛などの平板状もしくは鱗片状充
填剤;シラスバルーン、金属バルーン、ガラスバルーン
、軽石などの中空状充填剤;ガラス繊維、炭素繊維、グ
ラファイト繊維、ウィスカー、金属繊維、シリコンカー
バイト繊維、アスベスト、ワラストナイトなどの鉱物繊
維などの繊維状充填剤などを挙げることができる。好ま
しい無機充填剤は、グラファイト、タルク、カーボンブ
ラック、雲母、アルミフレーク、黒鉛、ガラス繊維、炭
素繊維である。これらの充填剤の表面は、本発明の効果
をさらに高めるために、各種の表面処理、例えばステア
リン酸、オレイン酸、パルミチン酸またはこれらの金属
塩、パラフィンワックス、ポリエチレンワックスまたは
これらの変性物、有機シラン、有機ボラン、有機チタネ
ートなどを使用して、表面処理を施したものであっても
よい。また、これらの無機充填剤は、1種単独であるい
は2種以上を併用することもできる。
【0021】本発明の熱可塑性樹脂組成物の配合割合は
、(A)ポリオルガノシロキサン系熱可塑性樹脂100
重量部に対し、(B)無機充填剤1〜100重量部、好
ましくは2〜50重量部である。(B)無機充填剤の配
合量が1重量部未満では、充分な剛性および硬度が得ら
れず、一方100重量部を超えると、(A)成分の有す
る耐衝撃性が低下するので好ましくない。本発明の難燃
性樹脂組成物は、必要に応じて各種の摺動付与剤、他の
重合体などを添加することができる。
【0022】摺動付与剤としては、ポリテトラフルオロ
エチレンなどのポリフッ化エチレン;二硫化モリブデン
などの硫化モリブデン;ナイロン6、ナイロン6,6、
ナイロン4,6などのナイロン;ポリオキシメチレン、
ワラストナイト、チタン酸カリウム、マイカ、カーボン
ファイバー、炭化ケイ素ウィスカーなどが挙げられる。 これらの摺動付与剤の添加効果を高めるための配合量は
、(A)ポリオルガノシロキサン系熱可塑性樹脂100
重量部に対して、0.5〜40重量部である。
【0023】他の重合体としては、例えばポリブタジエ
ン、ブタジエン−スチレン共重合体、アクリロニトリル
−ブタジエン共重合体、ポリイソプレン、天然ゴムなど
のジエン系ゴム;アクリルゴム、エチレン−プロピレン
共重合体、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体、塩
素化ブチルゴム、塩素化ポリエチレンなどのオレフィン
系ゴム;スチレン−ブタジエンブロック共重合体、スチ
レン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体、スチレ
ン−ブタジエン−スチレンラジアルテレブロック共重合
体などの芳香族ビニル−共役ジエン系ブロック共重合体
;該ブロック共重合体の水素化物;ポリプロピレン、ポ
リエチレン、ポリスチレン、スチレン−アクリロニトリ
ル共重合体、ゴム強化ポリスチレン(HIPS)、アク
リロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂(ABS樹脂
)、アクリロニトリル−エチレンプロピレン−スチレン
樹脂(AES樹脂)、メタクリル酸メチル−ブタジエン
−スチレン樹脂(MBS樹脂)、アクリロニトリル−ブ
タジエン−メタクリル酸メチル−スチレン樹脂、アクリ
ロニトリル−n−ブチルアクリレート−スチレン樹脂(
AAS樹脂)、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリブチルテレフタレート
、ポリアセタール、ポリアミド、エポキシ樹脂、ポリフ
ッ化ビニリデン、ポリスルホン、エチレン−酢酸ビニル
共重合体、PPS樹脂、ポリエーテルエーテルケトン、
PPO樹脂、スチレン−メタクリル酸メチル共重合体、
スチレン−無水マレイン酸共重合体、ゴム変性PPO樹
脂、スチレン−マレイイミド系共重合体、ゴム変性スチ
レン−マレイミド系共重合体、ポリアミド系エラストマ
ー、ポリエステル系エラストマーなどが挙げられる。
【0024】さらに、本発明の熱可塑性樹脂組成物には
、難燃剤、難燃助剤、老化防止剤、安定剤、帯電防止剤
、着色剤、滑剤などを添加することができる。本発明の
熱可塑性脂組成物の配合方法は特に制限されるものでは
ないが、例えばヘンシェルミキサー、タンブラーなどで
混合し、さらにバッチニーダー、バンバリーミキサー、
単軸または2軸スクリュー押し出し機で溶融混合する方
法などが挙げられる。
【0025】
【実施例】以下、実施例を挙げ、本発明をさらに具体的
に説明する。なお、実施例中の部および%は、特に断ら
ない限り重量部および重量%である。また、実施例中、
各種の測定項目は、下記に従った。 平均粒子径 分散粒子の平均粒子径は、あらかじめ乳化状態で合成し
たラテックスの粒子径がそのまま樹脂中の分散粒子の粒
子径を表すことを電子顕微鏡で確認したので、ラテック
ス中の分散粒子の粒子径を光散乱法で測定した。測定機
器は、大塚電子(株)製、LPA−3100を使用し、
70回積算でキュムラント法を用い、粒子径を計算した
。 グラフト率 材料1gを精秤採取し、これにアセトン20ccを加え
、10時間振とうさせ、その後、回転数20,000r
pmの遠心分離機を用いて可溶分と不溶分を分離し、不
溶分を真空乾燥機で乾燥し、不溶分(X)を得た。一方
、重合組成と重合転化率から不溶分(X)中のゴム量(
R)を算出し、次式よりグラフト率を求めた。   グラフト率(%)=〔(X)−(R)〕×100/
(R)
【0026】極限粘度 前記可溶分を真空乾燥機を用いて乾燥し、溶媒であるメ
チルエチルケトンに溶解し、30℃の温度条件によりウ
ベローデ型粘度計で測定した。 アイゾット衝撃強度 ASTM  D256にて、1/4″、23℃、ノッチ
付きの試験条件で測定した。単位は、kg・cm/cm
である。 摩擦摩耗試験   摩擦摩耗試験は、鈴木式摺動試験機を使用し、相手
材としてはスチール(S45C)を用いた。試験片は、
外径25.6mm、内径20.0mmの中空円筒状のも
のを用い、相手材も同様の形状のものを用いた。動摩擦
係数の測定条件は、室温23℃、湿度50%の雰囲気中
で荷重50kg、走行速度100cm/秒で測定した。
【0027】動摩擦係数は、次式によって算出する。   μ=〔3×F×(r2 2 −r1 2 )〕/〔
P×(r2 3 −r1 3 )〕(式中、μは動摩擦
係数、Fはロードセルに与える力、Pは荷重、Rはロー
ドセルまでのアーム長、r1 は内径、r2 は外径を
表す。)比摩耗量の測定条件は、室温23℃、湿度50
%の雰囲気中で、荷重50kg、走行速度100cm/
秒、80,000回転(走行距離6km)で測定した。 比摩耗量は、次式によって算出する。 A=ΔW/(P×L×α) (式中、Aは比摩耗量、ΔWはサンプルの重量変化、P
は荷重、Lは走行距離、αはサンプルの密度を表す。)
メルトフローレート(MFR) JIS  K7210に準じ、240℃、10kgで測
定した。単位は、g/10分である。
【0028】参考例1(変性ポリオルガノシロキサンR
−1〜3の製造)p−ビニルフェニルメチルジメトキシ
シラン1.5部およびオクタメチルシクロテトラシロキ
サン98.5部を混合し、これをドデシルベンゼンスル
ホン酸2.0部を溶解した蒸溜水300部中に入れ、ホ
モミキサーにより3分間撹拌して乳化分散させた。この
混合液を、コンデンサー、チッ素導入口および撹拌機を
備えたセパラブルフラスコに移し、撹拌混合しながら9
0℃で6時間加熱し、5℃で24時間冷却することによ
って縮合を完結させた。得られた変性ポリオルガノシロ
キサン(III)中のオクタメチルシクロテトラシロキ
サンの縮合率は92.8%であった。この変性ポリオル
ガノシロキサン(III)ラテックスを炭酸ナトリウム
水溶液でpH7に中和した。得られた変性ポリオルガノ
シロキサン(III)ラテックス(R−1)の平均粒子
径は、2,800Åであった。同様にして、予備攪拌条
件を変えて平均粒子径の異なる変性ポリオルガノシロキ
サンを得た。 結果を表1に示す。
【0029】
【表1】
【0030】参考例2(熱可塑性樹脂A−1〜7の製造
)攪拌機を備えた内容積7リットルのガラス製フラスコ
に、イオン交換水100部、ドデシルベンゼンスルホン
酸ナトリウム0.5部、水酸化カリウム0.01部、t
−ドデシルメルカプタン0.1部および参考例1の変性
ポリオルガノシロキサンラテックスと各種ビニル系モノ
マーからなるバッチ重合成分を加え、攪拌しながら昇温
した。温度が45℃に達した時点で、エチレンジアミン
四酢酸ナトリウム0.1部、硫酸第1鉄0.003部、
ホルムアルデヒドナトリウムスルホキシラート・二水塩
0.2部およびイオン交換水15部よりなる活性剤水溶
液、ならびにジイソプロピルベンゼンヒドロパーオキサ
イド0.1部を添加し、1時間反応を続けた。
【0031】その後、イオン交換水50部、ドデシルベ
ンゼンスルホン酸ナトリウム1部、水酸化カリウム0.
02部、t−ドデシルメルカプタン0.1部、ジイソプ
ロピルベンゼンヒドロパーオキサイド0.2部および表
1に示すビニル系モノマーよりなるインクレメント重合
成分の混合物を3時間にわたって連続的に添加し、反応
を続けた。添加終了後、さらに攪拌しながら1時間反応
を続けたのち、2,2−メチレン−ビス−(4−エチレ
ン−6−t−ブチルフェノール)0.2部を添加し、反
応生成物をフラスコより取り出した。次いで、塩化カリ
ウム2部を用いて生成物を凝固させ、脱水、水洗、乾燥
を行って、粉末状の熱可塑性樹脂A−1を回収した。熱
可塑性樹脂A−2〜7も、A−1と同様にして製造した
。表1に、重合転化率、グラフト率、極限粘度〔η〕を
示す。
【0032】
【表2】
【0033】参考例3〔(B)無機充填剤の調製〕(B
)無機充填剤として、次のものを用意した。 CF(カーボン繊維);旭ファイバーグラス(株)製、
A9000 GF(ガラス繊維);日本電気硝子(株)製、ECS−
03−T−34 GB(ガラスビーズ);東芝バロティーニ(株)製、G
B371C−PN CB1(カーボンブラック);三菱化成(株)製、K6
15 CB2;ライオンアクゾ(株)製、Ketzen Bl
ack EC CB3;ハイペリオン  カタリシス 
 インターナショナル社製、グラファイトフィブリル CB4;電気化学工業(株)製、電化アセチレンブラッ
ク AF;日本軽金属(株)製、アルミフレーク
【0034
】実施例1〜11、比較例1〜5表3〜4に示す配合処
方で、各成分を、内径40mmの押し出し機で温度23
0℃にて溶融混練りし、ペレットを作製した。このペレ
ットを5oz射出成形機〔東芝(株)製、IS−80A
〕を用い、成形温度230℃で成形して試験片を作製し
、その物性を評価た。結果を表3(実施例1〜8)、表
4(実施例9〜10、比較例1〜5)に示す。(以下余
白)
【0035】
【表3】
【0036】
【表4】
【0037】
【発明の効果】本発明の熱可塑性脂組成物は、衝撃強度
、摺動特性に優れ、各種ギヤ、プーリー、カムなどの機
構部品における使用に適しており、現在、種々の理由で
樹脂化が困難とされる機構部品に適用することができる
。本発明の熱可塑性樹脂組成物が機構部品に適用される
と、工程削減、軽量化、コストダウンに繋がり、その工
業的意義は極めて大である。
【化2】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  下記(A)成分100重量部に対して
    、下記(B)成分1〜100重量部を含有することを特
    徴とする熱可塑性樹脂組成物。 (A)一般式R1 n SiO(4−n)/2 (式中
    、R1 は置換または非置換の1価の炭化水素基であり
    、nは0〜3の整数を示す)で表される構造単位を有す
    るオルガノシロキサン(I)90〜99.8重量%と、
    化1【化1】 (式中、R2 は水素原子または炭素数1〜6のアルキ
    ル基を示す)で表される不飽和基とアルコキシシリル基
    とを合わせ持つグラフト交叉剤(II) 10〜0.2
    重量%とを縮合させて得られる平均粒子径が5,000
    Å以下の変性ポリオルガノシロキサン(III)5〜8
    0重量部に、少なくとも1種のビニル系モノマー(IV
    ) 95〜20重量部〔ただし、(III)+(IV)
     =100重量部〕を重合して得られ、かつグラフト率
    が10重量%以上であるポリオルガノシロキサン系熱可
    塑性樹脂。 (B)無機充填剤。
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CN115058207A (zh) * 2022-07-01 2022-09-16 杭州志和新材料有限公司 一种用于热贴合无缝墙布的宽幅胶膜及其制备方法

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