JPH0425939Y2 - - Google Patents

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JPH0425939Y2
JPH0425939Y2 JP1985111640U JP11164085U JPH0425939Y2 JP H0425939 Y2 JPH0425939 Y2 JP H0425939Y2 JP 1985111640 U JP1985111640 U JP 1985111640U JP 11164085 U JP11164085 U JP 11164085U JP H0425939 Y2 JPH0425939 Y2 JP H0425939Y2
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JP
Japan
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bottom plate
feeder
dividers
view
combine harvester
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JP1985111640U
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JPS6217837U (ja
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  • Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、刈刃で切断し掻き込みオーガで掻き
込んだ作物をフイーダーを介して脱穀部へ搬送す
るコンバインに関するものである。
〔従来の技術〕
従来は、例えば実開昭59−16342号公報に見ら
れるように、フイーダーを介して作物を脱穀部へ
搬送するコンバインが知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記の従来のコンバインでは、長時間作業を行
なうと、フイーダーの搬送無端体と底板との間に
泥や藁屑が堆積して詰まりが発生する。堆積した
泥や藁屑を取り除くため底板を着脱可能に構成す
ることが提案されているが、取外しが面倒であつ
たり、底板の着脱用部材が取外し作業中に不用意
に落下してしまうといつた問題点があつた。
本考案は、この問題を解決し、フイーダーの底
板の取外しが容易に行なえるコンバインを提供す
ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記目的を達成するため、脱穀部B
の前方に、掻込リール14、刈刃2、掻込みオー
ガ3、及び前低後高状に傾斜配置したフイーダー
4等を具備した刈取部Aを連設するとともに、刈
刃2で切断した掻込みオーガ3で掻き込んだ作物
を前記フイーダー4により後方の脱穀部へ搬送す
るコンバインにおいて、前記フイーダー4の底板
を少なくとも下方底板28と中間底板31と上方
底板30とに分割するとともに、下方底板28の
上端には中間底板31が上方にラツプする屈折部
28aを、また中間底板31の上端には上方底板
30の下端にラツプする屈折部31bをそれぞれ
形成したものである。
〔作用〕
中間底板31は屈折部28aにより下方底板2
8の上方にラツプして回動でき、上方底板30は
屈折部31bにより中間底板31の上方にラツプ
して回動できることになる。
〔実施例〕
次に、図面に示す実施例について説明する。
第1図はコンバインの側面図を示し、両クロー
ラ9により支持する機体上には上部に扱胴10
を、下部に揺動選別体11等を内装する脱穀部B
を搭載するとともにその右側方には籾タンク12
や排出オーガ筒13等を配備し、脱穀部Bの前方
には掻込リール14、刈刃2、掻込オーガー3、
フイーダー4等を配備した刈取部Aを連通連設す
るとともに、該刈取部Aは後部を脱穀部Bの前方
に枢支して油圧シリンダー15により昇降できる
ように装設し、刈取部Aの後部右側方に架設した
ステツプ16の上方には操縦コラム17や運転席
6を内装したキヤビンCを装設して構成する。
前記刈刃2の前方両側となる刈取部Aの両側前
部には先端18が尖端となつて側面3角形となる
両デバイダー1a,1bをそれぞれ突設するが、
両デバイダー1a,1bの後部がそれぞれ嵌合す
る状態となる両側枠19a,19bの前方下部
に、両デバイダー1a,1bの後方下部を支点O
中心に回動できるようそれぞれ枢着し、両デバイ
ダー1a,1bはその後縁が側枠19,19bに
固定の板体20,20に衝合するまで上方に回動
できるとともに、両デバイダー1a,1bから後
方に延出した支杆21,21の先端の係合片2
2,22が板体20,20の後面に衝合するまで
下方に回動できるように装設して構成する。
両デバイダー1a,1bの後部上方に形成した
側方の長孔23,23にはピン形のストツパー
5,5を外れないように摺動自在に嵌合し、その
後方のワイヤー受け24,24から延出するワイ
ヤー8,8の先端をストツパー5,5にそれぞれ
連結し、前記操縦コラム17の上面に形成した両
係合溝25a,25bにそれぞれ移動係止自在に
嵌挿する両操作レバー7a,7bには前記ワイヤ
ー8,8の後端を連結して構成する。
前記刈取部Aの後部となる搬送ケースaの内部
には、一定間隔おきに搬送片4aを固定したチエ
ン4bを前後のドラム26とスプロケツト27に
掛装して構成するフイーダー4を装設するが、前
記ドラム26の下方には中間の厚さの下方底板2
8を、前記スプロケツト27の下方にはシール体
29を一体にした厚い上方底板30を、また、そ
の間には薄い中間底板31をそれぞれボルト(図
示省略)により着脱できるようにして張設し、中
間底板31の下端部31aが上方にラツプして回
動できるように下方底板28の上端には下方に屈
折する屈折部28aを形成し、上方底板30の下
端部30aを上方にラツプして回動できるように
中間底板31の上端には下方に屈折する屈折部3
1bを形成して、各底板を独自に取外したり取付
けたり、また不用意に落下しないように取付け構
成する。
前記キヤビンCの後面には排出オーガ筒13等
を透視できる窓32を張設し、右側には出入り用
の開閉扉33を張設し、左側には刈取部Aの後方
部をキヤビンC内から操作できるように開閉扉3
4を張設して構成する。
したがつて、両デバイダー1a,1bは支点O
中心に一定範囲だけ上下方向にそれぞれ回動でき
る状態となつて、通常は自重により下がる状態と
なり、障害物等に衝突するような場合には上方に
逃げることができることになる。
また、両操作レバー7a,7bをそれぞれ操作
してワイヤー8,8を引いたり弛めたりすると、
長孔23,23に嵌合するストツパー5,5の位
置、すなわちワイヤー受け24からの距離を変更
できることになり、そのため、長孔23の端部に
ストツパー5が係合するまでデバイダー1a,1
bは下がることになり、そのように操作レバー7
a,7bを操作してデバイダー1a,1bの傾斜
角度をそれぞれ調節できることになり、植立穀稈
の上部を刈取ることになるいわゆる高刈りの際に
は、第9図に示すように刈取部Aを上昇させた状
態で、高さに応じて前記のような操作をしておく
と、従来のように先端18が上向きとならないよ
うにデバイダー1a,1bを傾斜させることがで
きることになる。
〔考案の効果〕
本考案は、フイーダー4の底板を少なくとも下
方底板28と中間底板31と上方底板30とに分
割するとともに、下方底板28の上端には中間底
板31が上方にラツプする屈折部28aを、また
中間底板31の上端には上方底板30の下端にラ
ツプする屈折部31bをそれぞれ形成したので、
中間底板31と上方底板30はそれぞれ下端部を
仮保持した状態で回動させることができるため、
堆積した泥や藁屑の掃除及び底板取付時の位置合
わせ作業等が容易に行なうことができる。また底
板着脱時に底板が不用意に落下するのを防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例であるコンバインの側
面図、第2図は一部を破断したその平面図、第3
図は要部の側面図、第4図はその一部の斜視図、
第5図は第4図の一部の断面図、第6図は第3図
の分解図、第7図は両操作レバーの平面図、第8
図はその側面図、第9図は第3図の作動説明図、
第10図はフイーダーの部分の側面図、第11図
はその一部の拡大断面図である。 1a,1b……デバイダー、2……刈刃、3…
…掻込オーガー、4……フイーダー、A……刈取
部、B……脱穀部、O……支点、5……ストツパ
ー、6……運転席、7a,7b……操作レバー、
8……ワイヤー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 脱穀部Bの前方に、掻込リール14、刈刃2、
    掻込みオーガ3、及び前低後高状に傾斜配置した
    フイーダー4等を具備した刈取部Aを連設すると
    ともに、刈刃2で切断した掻込みオーガ3で掻き
    込んだ作物を前記フイーダー4により後方の脱穀
    部Bへ搬送するコンバインにおいて、前記フイー
    ダー4の底板を少なくとも下方底板28と中間底
    板31と上方底板30とに分割するとともに、下
    方底板28の上端には中間底板31が上方にラツ
    プする屈折部28aを、また中間底板31の上端
    には上方底板30の下端にラツプする屈折部31
    bをそれぞれ形成して構成したことを特徴とする
    コンバイン。
JP1985111640U 1985-07-19 1985-07-19 Expired JPH0425939Y2 (ja)

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JP1985111640U JPH0425939Y2 (ja) 1985-07-19 1985-07-19

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JPS6217837U JPS6217837U (ja) 1987-02-03
JPH0425939Y2 true JPH0425939Y2 (ja) 1992-06-23

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ID=30991752

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JP2606272B2 (ja) * 1988-04-05 1997-04-30 井関農機株式会社 全稈投入型コンバイン

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JPS503448U (ja) * 1973-05-09 1975-01-14
JPS5315709U (ja) * 1976-07-22 1978-02-09
JPS5911622B2 (ja) * 1981-07-29 1984-03-16 住友化学工業株式会社 ビスアゾ黒色反応染料

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