JPH0425863Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0425863Y2
JPH0425863Y2 JP4322486U JP4322486U JPH0425863Y2 JP H0425863 Y2 JPH0425863 Y2 JP H0425863Y2 JP 4322486 U JP4322486 U JP 4322486U JP 4322486 U JP4322486 U JP 4322486U JP H0425863 Y2 JPH0425863 Y2 JP H0425863Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
piece
ear
eaves gutter
support piece
support
Prior art date
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JP4322486U
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JPS62155129U (ja
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Publication of JPH0425863Y2 publication Critical patent/JPH0425863Y2/ja
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Landscapes

  • Building Awnings And Sunshades (AREA)
  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【技術分野】
本考案は、軒樋を上方から吊るように支持する
ための装置に関する。
【背景技術】
従来にあつては、第5図に示すように、支持金
具の支持片3の上面に耳部2aの下面を支持さ
せ、支持片3の上方に設けられた係止片5を耳部
2aの外面に係止して耳部2aが支持金具から抜
けるのを防止していた。 しかしながら、軒樋1内に多量の雪が積もつた
りすると、その重量により軒樋1の側面が外方へ
変形し、これに伴つて係止片5も弾性変形して第
5図のように耳部2aが支持片3から外れて落下
することがあつた。
【考案の目的】
本考案は叙上のような技術的背景に鑑みて為さ
れたものであり、その目的とするところは軒樋内
に積もつた雪などの大きな重量により軒樋の側面
などが外方へ変形したりしても耳部が支持金具か
ら外れることがないようにすることにある。
【考案の開示】
本考案の軒樋の支持金具は、軒樋1の内面側に
形成された耳部2aの下面を支持片3の上面によ
り支持させ、前記耳部2aの下面と支持片3の上
面との間に前記耳部2aの方向へ向けて突出自在
なスライド片4を設け、支持片3の上方に設けた
係止片5を耳部2aの外面に係止して成ることを
特徴とするものである。しかして、軒樋1内に積
もつた雪の重量などにより軒樋1の側面が外方へ
移動して耳部2aが支持片3の上面から外れよう
とすると耳部2aに追従してスライド片4も突出
するので軒樋1の耳部2aがスライド片4により
保持されて脱落することがないものである。又、
積雪が溶けて軒樋1がもとに戻るとスライド片4
も元のように引つ込んで耳部2aが支持片3に支
持されるものである。 以下本考案の実施例を添付図に基いて詳述す
る。第2図に示すように、支持金具6は鼻板7な
どに固定される取付け片8の上端部から略水平に
外側支持片9を屋外側へ向けて延出させると共に
同じく上端部から下方へ向けて内側支持片10を
垂下させたものであり、外側支持片9の先端には
支持片3が形成され、内側支持片10の中段部に
は支持段部11が設けられている。更に、外側支
持片9の先部にはバネ性を有する係止片5が取り
付けられていて係止片5は支持片3の上方に位置
させられていて支持片3と係止片5との間に軒樋
1の耳部2aを掴むための間隙を形成されてい
る。外側支持片9の先端部上面にはバネ性を有す
る略Z字状に屈曲したバネ片14が固着されてい
てバネ片14の上面のスライド片4は支持片3の
上面に位置しており、無負荷状態ではスライド片
4は第1図のように支持片3の先端よりも突出し
ているが、力が加わるとスライド片4は容易に内
方へ引つ込むようになつている。また、外側支持
片9の基部にはバネ性を有する抜け止めバネ12
が取り付けられていて抜け止めバネ12の先端は
支持段部11に向けて突出させられている。 第2図に示してある軒樋1は支持金具6が地上
から見えないように配設されるパラペツト兼用の
軒樋1であり、屋内側に位置する低い側面の上端
部には外面側に膨出した耳部2bが設けられてお
り、屋外側に位置する高い側面の上端部には異形
の耳部2aが形成されている。この軒樋1の内面
には溝部13が形成されていて溝部13内に耳部
2aの内面側の下面が位置させられている。 しかして、上記支持金具6に軒樋1を吊り下げ
るには、まず抜け止めバネ12を撓ませながら内
側の耳部2bを下から支持段部11の上に係止す
る。一旦耳部2bを支持段部11の上に係止する
と、抜け止めバネ12の先端が耳部2bの内面を
押さえているので作為的に抜け止めバネ12を撓
ませない限り耳部2bが支持段部11から外れる
ことはない。ついで、支持片3及びスライド片4
を軒樋1の溝部13内に挿入しながら係止片5を
撓ませてスライド片4と係止片5との間に外側の
耳部2aを挿入し、スライド片4及び支持片3で
耳部2aの下面を支持すると共に係止片5の先端
を耳部2aの外面に係止する。こうして、軒樋1
は両耳部2a,2bを支持片3と支持段部11と
により支持されているので落下することなく支持
されており、しかも係止片5や抜け止めバネ12
により耳部2a,2bが不用意に脱落することを
防止している。又、軒樋1内に多量の雪などが積
もつて軒樋1の側面が外向きに開くように撓み、
支持片3が溝部13から抜けて耳部2aの下面か
ら外れても、スライド片4はその弾性復元力によ
り第3図bのように耳部2aに追従して移動し、
係止片5も変形するので耳部2aが脱落してしま
うことがなく、雪などが溶けて軒樋1が復元する
と第3図aのようにスライド片4及び係止片5も
元の状態に戻り、耳部2aは再び支持片3により
支持されることになるのである。 第4図に示すものは本考案の他例であり、バネ
片14の上面のスライド片4を細かな波状に屈曲
させて耳部2a下面とスライド片4との間の摩擦
力を大きくしたものであり、耳部2aが外方へ移
動すると摩擦のためにスライド片4も引き出され
て耳部2aを支持するものである。尚、この実施
例においてスライド片4と対向する耳部2aの下
面にも細かな波状の凹凸を施しておけば一層摩擦
係合力を大きくすることができる。
【考案の効果】
本考案は、叙述のごとく軒樋の内面側に形成さ
れた耳部の下面を支持片の上面により支持させ、
前記耳部の下面と支持片の上面との間に前記耳部
の方向へ向けて突出自在なスライド片を設け、支
持片の上方に設けた係止片を耳部の外面に係止し
てあるから、軒樋内に積もつた雪の重量などによ
り軒樋の側面が外方へ移動して耳部が支持片の上
面から外れようとすると耳部に追従してスライド
片も突出するので軒樋の耳部がスライド片により
保持されて脱落することがないという利点があ
る。又、積雪が溶けて軒樋がもとに戻るとスライ
ド片も元のように引つ込んで耳部が支持片に支持
されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す部分斜視図、
第2図は同上の全体を示す断面図、第3図a,b
は同上の作用説明図、第4図は本考案の他例を示
す部分断面図、第5図は従来例の部分断面図であ
り、1は軒樋、2aは耳部、3は支持片、4はス
ライド片、5は係止片である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軒樋の内面側に形成された耳部の下面を支持片
    の上面により支持させ、前記耳部の下面と支持片
    の上面との間に前記耳部の方向へ向けて突出自在
    なスライド片を設け、支持片の上方に設けた係止
    片を耳部の外面に係止して成る軒樋の支持金具の
    構造。
JP4322486U 1986-03-25 1986-03-25 Expired JPH0425863Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4322486U JPH0425863Y2 (ja) 1986-03-25 1986-03-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4322486U JPH0425863Y2 (ja) 1986-03-25 1986-03-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62155129U JPS62155129U (ja) 1987-10-02
JPH0425863Y2 true JPH0425863Y2 (ja) 1992-06-22

Family

ID=30859881

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4322486U Expired JPH0425863Y2 (ja) 1986-03-25 1986-03-25

Country Status (1)

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JP (1) JPH0425863Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62155129U (ja) 1987-10-02

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