JPH0723464Y2 - 軒樋受け具 - Google Patents

軒樋受け具

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Publication number
JPH0723464Y2
JPH0723464Y2 JP1987164043U JP16404387U JPH0723464Y2 JP H0723464 Y2 JPH0723464 Y2 JP H0723464Y2 JP 1987164043 U JP1987164043 U JP 1987164043U JP 16404387 U JP16404387 U JP 16404387U JP H0723464 Y2 JPH0723464 Y2 JP H0723464Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
mounting
eaves gutter
receiver
mounting plate
main body
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987164043U
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English (en)
Other versions
JPH0168451U (ja
Inventor
良典 田中
正三郎 松本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0168451U publication Critical patent/JPH0168451U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は軒樋を家屋の屋外側に取付ける場合に使用する
軒樋受け具に関するものである。
[背景技術] 従来、家屋7´の屋外側に軒樋1´を取付ける場合には
第3図に示すように軒樋1´を受ける受け部3´と取付
金具4´とを一体に形成してあり、取付金具4´の取付
部8´を固着具により壁面に固着し、軒樋1´を受け部
3´にて受けると共に針金等の固定部材16´により固定
して軒樋1´を家屋7´の屋外側に取付けてあった。し
かし、軒樋1´を家屋7´の屋外側に取付ける場合には
家屋7´の軒の屋外側への突出量に合わせて軒樋1´の
屋外側への突出量を調整する必要があり、このとき上述
のような従来例にあっては、取付金具4´と一体に形成
された受け部3´により軒樋1´を受けてあるため軒樋
1´の突出量の調整を行うことはできず、また降雪時に
雪による軒樋1´の変形及び破損を防止するために軒樋
1´を受け部3´より取り外そうとしても軒樋1´は固
定部材16´により受け部3´に固定してあるため簡単に
取り外すことができず、このことから軒樋1´が積雪に
より変形及び破損するという欠点があった。
[考案の目的] 本考案は叙述の点に鑑みてなされたものであって、本考
案の目的とするところは一対の弾性突出片を挟持しなが
ら受け具本体を楽に且つバランス良く移動させることが
できると共に、受け具本体が取付板に対し回動しないよ
うに安定して確実に保持でき、これにより軒樋の屋外側
への突出量を簡単に調整することができ、受け具より取
り外し自在であって、積雪により軒樋が変形及び破損す
ることのない軒樋受け具を提供するにある。
[考案の開示] 本考案軒樋受け具は軒樋1の両上端縁に形成された耳部
2を係合保持する保持部3を受け具本体4の両端部に形
成し、受け具本体4の下面にばね性のある一対の弾性突
出片5、5を側面から見てハ字状となるように下方に突
設し、取付具6の端部に家屋7に取付ける取付部8を形
成し、取付部8より水平方向に帯板状の取付板9を連出
し、上記両弾性突出片5、5に取付板9挿通用の横長矩
形状の通孔10を穿設し、取付板9に両弾性突出片5、5
を摺動自在に挿着すると共に受け具本体4を取付具6に
取着したものであって、上述のように構成することによ
り従来例の欠点を解決したものである。つまり上記のよ
うに構成することによって、一対の弾性突出片5、5を
側方より内側に向かって挾持して取付具6の取付板9に
対して受け具本体4を摺動させることで、受け具本体4
と共に軒樋1の屋外側への突出量を自在に調整すること
ができ、しかも、取付板9は帯板状に形成され且つ両弾
性突出片5,5の取付板9挿通用の通孔10,10は横長矩形状
に形成されているので、受け具本体4を取付板9に対し
て安定して確実に保持でき、また受け具本体4を取付具
6より取り外して取付具6に逆に取付けることで、軒樋
1の受け具本体4に対する嵌め込み方向を逆にすること
ができ、例えば軒樋1の耳部2の高さが異なる軒樋1で
ある場合には軒樋1の嵌め込み方向を逆にして高い位置
にある耳部2を屋内側に配置し、低い位置にある耳部2
を屋外側に配置することによって、軒樋1を屋外側下方
に向けて傾斜した形状に配置することができ、降雪時に
屋根に積もった雪が下方に滑り落ちてきたとしても、屋
根より滑り落ちてきた雪が軒樋1で受けられることがな
く、このことから軒樋1が雪により変形及び破損すると
いうことを防止することができる。
以下本考案を実施例により詳述する。
第1図に示すように受け具本体4の両端には軒樋1の両
上端縁に形成された高さの異なる耳部2、2を係合保持
するための保持部3、3を形成してあり、一端側の保持
部3は水平方向で外方に延出した下水平片11と下水平片
11より上方向に延出した垂直片12と垂直片12より延出し
た上水平片13とにより略コ字型に形成してある。このと
き上水平片13からはやや下方に向けて押さえ片14を延出
してあり、下水平片11に高さの低い位置にある耳部2の
下部を載置すると共に押さえ片14により耳部2を押さえ
て係止保持することができるようにしてある。他端側の
保持部3は水平方向に延出した延出片15と延出片15より
上方向に連出した折り曲げ片16とにより構成してあり、
延出片15に高さの高い位置にある耳部2の下部を載置す
ると共に折り曲げ片16を内側に折り曲げることによっ
て、耳部2を係止保持できるようにしてある。受け具本
体4の水平部4aの下面にばね性のある一対の弾性突出片
5、5を側方から見てハ字状となるように下方に突設し
てあり、両弾性突出片5、5には取付具6の取付板9を
挿通するための横長矩形状の通孔10を穿設してある。取
付具6の端部には家屋7の壁面に取付ける取付部8を形
成してあり、取付部8より水平方向に帯板状で、且つ平
板状の取付板9を連出してある。この取付部8には壁面
に取付部8を固着具により取付けるための孔17を設けて
ある。上記弾性突出片5、5の通孔10に取付板9を挿入
して弾性突出片5、5を取付板9に摺動自在に挿着する
とともに弾性突出片5、5のばね性に抗して受け具本体
4を取付具6に取着してある。上述のように構成するこ
とにより一対の弾性突出片5、5を側方より内側に向か
って挟持して取付具6の取付板9に対して受け具本体4
を摺動させることで、受け具本体4と共に軒樋1の屋外
側への突出量を自在に調整することができ、しかも、取
付板9は帯板状に形成され且つ両弾性突出片5,5の取付
板9挿通用の通孔10、10は横長矩形状に形成されている
ので、受け具本体4を取付板9に対して安定して確実に
保持できる。また受け具本体4を取付具6より取り外し
て取付具6に逆に取付けることで、軒樋1の受け具本体
4に対する嵌め込み方向を逆にすることができ、例えば
第2図に示すように軒樋1の耳部2の高さが異なる軒樋
1である場合には軒樋1の嵌め込み方向を逆にして高い
位置にある耳部2を屋内側に配置し、低い位置にある耳
部2を屋外側に配置することによって、降雪時に屋根に
積もった雪が下方に滑り落ちてきたとしても軒樋1は屋
外側下方に向けて傾斜した形状に配置してあるので、屋
根より滑り落ちてきた雪が軒樋1で受けられることがな
く、このことから軒樋1が雪により変形及び破損すると
いうことを防止することができる。また、ばね性のある
弾性突出片5、5を略台形状に形成して止め具18を介し
て水平部の下面に受け具本体4に対して回動自在に取着
することで受け具本体4の方向を逆にしたい場合に受け
具本体4を回動させることで取付板9より受け具本体4
を取り外すことなく受け具本体4の方向を逆にすること
ができる。
[考案の効果] 本考案は叙述のように構成したので、一対の弾性突出片
を側方より内側に向かって挟持して取付具の取付板に対
して受け具を摺動させることで、受け具と共に軒樋の屋
外側への突出量を自在に調整することができる。つま
り、一対の弾性突出片を下方から挟持するだけで取付部
の取付板と弾性突出片の通孔との係止状態を解除でき、
一対の弾性突出片を挟持しながら受け具本体を軒樋と共
に取付板に沿って楽に移動させることができ、家屋の軒
の屋外側への突出量に合わせて軒樋の屋外側への突出量
を楽に且つバランス良く調整できると共に、取付板は帯
板状に形成され且つ両弾性突出片の取付板挿通用の通孔
は横長矩形状に形成されているので、受け具本体を取付
板に対して安定して確実に保持できるものである。さら
に、両弾性突出片を側面から見てハ字状となるように下
方に突設させたことにより、受け具本体を取付板から取
り外して軒樋の受け具に対する嵌め込み方向を逆にする
ことができ、例えば軒樋の耳部の高さが異なる軒樋であ
る場合には軒樋の嵌め込み方向を逆にして高い位置にあ
る耳部を屋内側に配置し、低い位置にある耳部を屋外側
に配置することによって、軒樋を屋外側下方に向けて傾
斜した形状に配置することができ、降雪時に屋根に積も
った雪が下方に滑り落ちてきたとしても屋根より滑り落
ちてきた雪が軒樋で受けられることがなく、このことか
ら軒樋が雪により変形及び破損するということを防止す
ることができる。その結果、一対の弾性突出片を挟持し
ながら受け具本体を軒樋と共に摺動移動させて軒樋の突
出量を楽に調整できる構造でありながら、降雪時には受
け具本体の嵌め込み方向を逆にするだけで雪の荷重によ
る軒樋の変形等を簡単に防止できるようになり、従来の
ように降雪のたびに、軒樋を取り外したり、或いは融雪
後に再び取付け直さなければならないという煩わしさも
なくなるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は同上の他
の実施例の概略断面図、第3図は従来例の概略断面図で
あって、1は軒樋、2は耳部、3は保持部、4は受け具
本体、5は弾性突出片、6は取付具、7は家屋、8は取
付部、9は取付板、10は通孔である。
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭60−58735(JP,U) 実開 昭60−40636(JP,U) 実公 昭55−43228(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軒樋の両上端縁に形成された耳部を係合保
    持する保持部を受け具本体の両端部に形成し、受け具本
    体の下面にばね性のある一対の弾性突出片を側面から見
    てハ字状となるように下方に突設し、取付具の端部に家
    屋に取付ける取付部を形成し、取付部より水平方向に帯
    板状の取付板を連出し、上記両弾性突出片に取付板挿通
    用の横長矩形状の通孔を穿設し、取付板に両弾性突出片
    を摺動自在に挿着すると共に受け具本体を取付具に取着
    して成る軒樋受け具。
JP1987164043U 1987-10-27 1987-10-27 軒樋受け具 Expired - Lifetime JPH0723464Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987164043U JPH0723464Y2 (ja) 1987-10-27 1987-10-27 軒樋受け具

Applications Claiming Priority (1)

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JP1987164043U JPH0723464Y2 (ja) 1987-10-27 1987-10-27 軒樋受け具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0168451U JPH0168451U (ja) 1989-05-02
JPH0723464Y2 true JPH0723464Y2 (ja) 1995-05-31

Family

ID=31449305

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JP1987164043U Expired - Lifetime JPH0723464Y2 (ja) 1987-10-27 1987-10-27 軒樋受け具

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JPH0168451U (ja) 1989-05-02

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