JP2580285Y2 - 軒樋吊り具 - Google Patents

軒樋吊り具

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JP2580285Y2
JP2580285Y2 JP1992060020U JP6002092U JP2580285Y2 JP 2580285 Y2 JP2580285 Y2 JP 2580285Y2 JP 1992060020 U JP1992060020 U JP 1992060020U JP 6002092 U JP6002092 U JP 6002092U JP 2580285 Y2 JP2580285 Y2 JP 2580285Y2
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JP
Japan
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fixing member
eaves gutter
hanging
nose plate
protrusion
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JP1992060020U
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English (en)
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Inventor
良明 田中
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、軒樋を建物の軒先に設
置するための軒樋吊り具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、軒樋を吊り下げ保持する軒樋吊り
具としては図4に示されるように軒樋の耳部を係合保持
する耳保持部9を備えた吊り具本体4の端部に固定板5
が設けられており、この固定板5を建物の鼻板1に固着
するようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、建物に設け
られる鼻板1は建物の種類によって角度が異なることが
あり、上述のような従来例にあっては、鼻板1に対する
取付け角度が一定となっており、施工現場で鼻板1の角
度に対応する角度の調整を行うことができず、鼻板1の
勾配に対応するためには複数種の軒樋吊り具を用意しな
ければならないという問題があった。
【0004】本考案は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、1つの吊り具にて鼻板の勾配に対応して軒樋
を軒先部に設置することができる軒樋吊り具を提供しよ
うとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案では、上記目的を
達成するために、鼻板1に取着される固定部材2と、固
定部材2に連結固定されると共に軒樋3を吊り下げ保持
する吊り具本体4とで構成され、鼻板1に取着される固
定部材2の前端部に外側方に向けて膨出する弧状の連結
突部6を突設し、上下に隣合うように連結突部6の外面
部に複数の矩形状の連結孔6aを穿設し、吊り具本体4
の端部に一対の突片8bを間隔を隔てて突設すると共に
各突片8bに略直角三角形の抜け止め片8aを設けて連
結突起8を形成し、吊り具本体4の端部に設けられた連
結突起8を上記連結孔6aのいずれかに挿着したもので
ある。
【0006】
【作用】しかして、連結孔6aの位置を選択していずれ
かの連結孔6aに連結突起8を挿着して吊り具本体4を
固定部材2に固定することで吊り具本体4を任意の高さ
位置で固定することができ、しかも、連結孔6aが穿設
された連結突部6は弧状に形成されているために吊り具
本体4は傾斜するようなことなく固定され、これによっ
て吊り具本体4に吊り下げ保持される軒樋3は傾斜した
りするようなことなくほぼ水平状態で軒先部に設置され
る。
【0007】
【実施例】以下、本考案を図示された実施例に基づいて
詳述する。軒樋吊り具は図1に示されるように鼻板1に
取着されることとなる固定部材2と、固定部材2に連結
固定されると共に軒樋3を吊り下げ保持する吊り具本体
4とで主体が構成されている。
【0008】吊り具本体4は両端に軒樋3の耳部3aを
保持する耳保持部9を備えて主体が構成されており、端
部から外側方に向けて連結突起8が突設されている。こ
の連結突起8は先端に略直角三角形の抜け止め片8aを
有する一対の突片8bによって構成されている。固定部
材2は釘等の固着具20によって鼻板1に連結固定され
る固定板5より外側方に向けて連結突部6を突設して形
成されている。連結突部6の外面は弧状に形成されてお
り、この弧状に形成された外面部には上下に隣合うよう
に複数の矩形状の連結孔6aが穿設されている。この
形状の連結孔6aは上記した連結突起8を構成する一対
の突片8bが差し込み可能な大きさに形成されており、
突片8bを連結孔6a内に差し込むことで吊り具本体4
が固定部材2に連結固定されるようになっている。ここ
で、連結突起8は上下で隣合ういずれの連結孔6aに対
しても差し込んで連結できるようになっている。
【0009】しかして、軒樋吊り具を鼻板1に取り付け
るに当たっては固定板5を固着具20によって鼻板1に
連結固定することで取付けられるものであり、連結突起
8を連結孔6aに差し込んで固定部材2に連結固定され
た吊り具本体4の耳保持部9に軒樋3の耳部3aを係合
することで図2に示されるように軒樋3が軒先部に設置
されるものてある。そして、鼻板1が傾斜しているよう
な場合には上部側に位置する連結孔6aに連結突起8を
差し込むことで図3に示されるように鼻板1の勾配を吸
収して軒樋3を略水平状態に保持することができるもの
であり、つまり、連結孔6aが形成された連結突部6の
外面は弧状に形成されているために吊り具本体4が傾斜
したりするようなことなく水平状態で固定部材2に吊り
具本体4を固定することができ、これによって鼻板1が
傾斜しているような場合であっても軒樋3が傾斜したり
するようなことなく鼻板1の勾配を吸収して軒樋3を軒
先部に水平状態で設置することができるものである。
【0010】
【考案の効果】本考案は上述のように、鼻板に取着され
る固定部材と、固定部材に連結固定されると共に軒樋を
吊り下げ保持する吊り具本体とで構成され、鼻板に取着
される固定部材の前端部に外側方に向けて膨出する弧状
の連結突部を突設し、上下に隣合うように連結突部の外
面部に複数の連結孔を穿設し、吊り具本体の端部に設け
られた連結突起を上記連結孔のいずれかに挿着するよう
になっているので、いずれかの連結孔に連結突起を差し
込んで吊り具本体を固定部材に連結固定することで吊り
具本体が傾斜したりするようなことなく水平状態で固定
部材に吊り具本体を固定することができ、これによって
鼻板が傾斜しているような場合であっても軒樋が傾斜し
たりするようなことなく鼻板の勾配を吸収して軒樋を軒
先部に水平状態で設置することができるものであり、ま
た連結突部の外面部に複数の矩形状の連結孔を穿設し、
吊り具本体の端部に一対の突片を間隔を隔てて突設する
と共に各突片に略直角三角形の抜け止め片を設けて連結
突起を形成し、連結突起を上記連結孔のいずれかに挿着
したので、連結突起の一対の突片を矩形状の連結孔に差
し込むと矩形状の連結孔の両側の縁部に抜け止め片を係
止して取付けることができるものであって、連結突起の
一対の突片を連結孔に差し込むだけで所定の位置に吊り
具本体を容易に取付けることができると共に連結突起の
一対の突片を差し込むだけで簡単に取付けても一対の突
片の抜け止め片が連結孔の縁部に係止することで外れな
いように確実に取付けることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】同上の側断面図である。
【図3】他の取付け状態を示す側断面図である。
【図4】従来例の斜視図である。
【符号の説明】
1 鼻板 2 固定部材 3 軒樋 4 吊り具本体 6 連結突部 6a 連結孔 8 連結突起

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鼻板に取着される固定部材と、固定部材
    に連結固定されると共に軒樋を吊り下げ保持する吊り具
    本体とで構成され、鼻板に取着される固定部材の前端部
    に外側方に向けて膨出する弧状の連結突部を突設し、上
    下に隣合うように連結突部の外面部に複数の矩形状の
    結孔を穿設し、吊り具本体の端部に一対の突片を間隔を
    隔てて突設すると共に各突片に略直角三角形の抜け止め
    片を設けて連結突起を形成し、吊り具本体の端部に設け
    られた連結突起を上記連結孔のいずれかに挿着して成る
    軒樋吊り具。
JP1992060020U 1992-08-26 1992-08-26 軒樋吊り具 Expired - Lifetime JP2580285Y2 (ja)

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JPH0620689U JPH0620689U (ja) 1994-03-18
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2554454Y2 (ja) * 1991-09-26 1997-11-17 東洋化学株式会社 軒樋取付金具の取付構造

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