JPH0425862B2 - - Google Patents

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JPH0425862B2
JPH0425862B2 JP60157130A JP15713085A JPH0425862B2 JP H0425862 B2 JPH0425862 B2 JP H0425862B2 JP 60157130 A JP60157130 A JP 60157130A JP 15713085 A JP15713085 A JP 15713085A JP H0425862 B2 JPH0425862 B2 JP H0425862B2
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JP
Japan
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carcass
circular
tire
housing
transfer device
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JP60157130A
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JPS6143545A (ja
Inventor
Maruku Deyuhomieeru Jan
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Goodyear Tire and Rubber Co
Original Assignee
Goodyear Tire and Rubber Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Goodyear Tire and Rubber Co filed Critical Goodyear Tire and Rubber Co
Publication of JPS6143545A publication Critical patent/JPS6143545A/ja
Publication of JPH0425862B2 publication Critical patent/JPH0425862B2/ja
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06—Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/08—Building tyres
    • B29D30/10—Building tyres on round cores, i.e. the shape of the core is approximately identical with the shape of the completed tyre
    • B29D30/16—Applying the layers; Guiding or stretching the layers during application
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06—Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/08—Building tyres
    • B29D30/20—Building tyres by the flat-tyre method, i.e. building on cylindrical drums
    • B29D30/24—Drums
    • B29D30/26—Accessories or details, e.g. membranes, transfer rings
    • B29D30/2607—Devices for transferring annular tyre components during the building-up stage, e.g. from the first stage to the second stage building drum
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/0016—Handling tyres or parts thereof, e.g. supplying, storing, conveying
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/0016—Handling tyres or parts thereof, e.g. supplying, storing, conveying
    • B29D2030/0022—Handling green tyres, e.g. transferring or storing between tyre manufacturing steps

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tyre Moulding (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、カーカス組付け場所からタイヤ組付
け場所にほぼ円筒形の未加硫のタイヤカーカスを
移送する移送装置に関し、また、所与のビード直
径の生タイヤの製造方法に関する。
［従来の技術］ ラジアルタイヤ用の一般に用いられている組付
け技術は、タイヤカーカスがカーカス組付けドラ
ムにおいて円筒形カーカス環体として形成され、
次にタイヤ組付けドラムに移送され、ここにおい
て円環状に形成されかつ円周方向補強ブレーカ及
びトレツドが付設されることが必要である。カー
カス環体はカーカス組付けドラムからタイヤ組付
けドラムに直接に移送されるか、これとは別にカ
ーカス環体はこの二つの作業の間で短時間収容さ
れるようになつていた。
［発明が解決しようとする課題］ 上述した従来のタイヤの組付け方法では、大型
サイズのタイヤ、例えばトラツクタイヤ、農業車
用タイヤ及び一般道路用タイヤ、に対しては、円
筒形カーカス環体はカーカス組付けドラムとタイ
ヤ組付けドラム間で移送中に自身で形状を保つだ
け十分な強さをもたない。従つて自重によつて生
ずるわずかなゆがみは最終タイヤ製品の品質に影
響を与えるという問題点がある。
この発明の目的は、上記問題の不具合を最小に
するための移送を提供することにある。
この発明の目的はまた、タイヤビードをタイヤ
組付けドラムに移送しかつタイヤカーカスに対し
てビードを正確に組付けることのできる生タイヤ
の製造方法を提供することにある。
［課題を解決するための手段］ この発明によれば、カーカス組付け場所からタ
イヤ組付け場所にほぼ円筒形の未加硫のタイヤカ
ーカスを移送する移送装置が提供され、該装置
は、カーカスを受入れるための中空ハウジング
と、カーカスの外側円筒面を支持するためハウジ
ングに取付けられかつ少なくともその各端部分及
びその中間部分においてカーカスを支持しかつ前
記部分においてほぼ全外側円筒面をかこむ第１の
手段と、カーカスとは独立にかつカーカスから距
離を保つて少なくとも１つのタイヤビードを保持
するためにハウジングに取付けられそれによつて
カーカスと少なくとも１つのビードがカーカス組
付け場所からタイヤ組付け場所に同時に移送され
る第２の手段とを含む。
またさらにほぼ円筒形の未加硫のタイヤカーカ
スを移送する移送装置が提供され、該装置は、カ
ーカスを受入れるための中空ハウジングと、カー
カスの外側円筒面を支持しかつハウジングに取付
けられた第１の手段と、それぞれがハウジング内
に支持されたカーカスと同軸にタイヤビードを保
持する一対の第２の手段と、前記第２の手段のそ
れぞれ用であつてタイヤビードの軸方向位置をカ
ーカスに対して変更できるようにハウジング上に
調節可節に取付けられる支持手段とを含む。
この装置の利点は、一つの装置で異なるビード
位置、すなわちビード間で異なる軸方向距離をも
つ多種類のカーカスを移送するのに用いることが
できることである。
ここに用いる「軸方向の」という語は、円筒形
カーカスの縦軸線に沿つた運動または方向に関し
ていう。
さらに、この発明は上記装置を用いる所与のビ
ード直径をもつタイヤの組付け方法を提供し、該
方法は、前記所与のビード直径よりも小さい直径
の円筒形カーカスを一つの場所で成形し、カーカ
スのまわりにタイヤビードを軸方向に配置し、カ
ーカスとビードを第２の場所に同時に移送し、か
つカーカスをビードに組立てる段階を含む。
［実施例］ 図面を参照して、この発明の実施例について以
下にこの発明を説明する。
第１図には、カーカス組付け機Ａからタイヤ組
付け・成形機Ｂにほぼ円筒形の未加硫のタイヤカ
ーカスを搬送する移送装置１１を示す。この移送
装置は、例えばカーカス組付け機Ａ上のカーカス
組付けドラムＣとタイヤ組付け・成形機Ｂ上のタ
イヤ成形ドラムＤの両方を同軸に配置し、かつこ
の両者間で運動するように基台Ｅ上に滑動可能に
取付けられる。次に第２図及び第３図において、
移送装置１１は、円筒形カーカスを受入れるため
の中空ハウジング１２を含む。ハウジング１２
は、円筒形であることが好ましく、かつ中心線
CLまわりに対称的に配置されかつ７つの円形フ
レームをもつ開き格子構造によつて形成され、軸
方向中心線CLのところにある中心支持フレーム
１６は、軸方向のそれぞれの側について３つの円
形フレーム１３，１４，１５が並列配置されてい
る。ハウジング１５を説明するために用いる軸方
向の、及び軸方向に、とは円筒形ハウジング１２
の縦軸線に関して言い、かつ用語円周方向に、と
は円筒形ハウジング１２の円周まわりについて言
う。フレーム１３，１４，１５は、中心支持フレ
ーム１６の各側から外方へ軸方向に隔たる。中心
支持フレーム１６は固定され、他の円形フレーム
１３，１４，１５は中心支持フレーム１６に対し
軸方向に移動できる。
３つの等角度に間隔を保つて配置された支柱１
７，１８，１９が中心支持フレーム１６に固定さ
れ、かつ中心支持フレーム１６の各側で軸方向に
延びる。各支柱１７，１８または１９は中心支持
フレーム１６の各側において控え棒２１，２２，
２３それぞれを支持する。他の円形フレーム１
３，１４，１５はそれぞれ中心支持フレーム１６
に対して軸方向に移動するように３つの控え棒２
１，２２，２３上で滑動可能に支持される。中心
支持フレーム１６の各側の支柱１７，１８，１９
の外端はそれぞれ円形の端板２４によつて円形関
係に保持される。フレーム１３，１４，１５は３
組のスクリユー支持調節器２５，２６，２７によ
つて控え棒２１，２２，２３に沿つて軸方向に動
かされる。
各組のスクリユー支持調節器２５，２６，２７
は、３つの軸方向スクリユーねじ山付き支柱２
８，２９，３１を含み、これらはそれぞれ中心支
持フレーム１６内に保持された３つの軸受け３２
及び端板２４内のブシユ内で回転可能である。各
軸受３２は無端チエン３０と係合する歯を具備
し、かつ各支柱２８，２９，３１上の３つの軸受
３２は軸方向に整列しかつ３つの無端チエン３０
Ａ，３０Ｂ，３０Ｃがフレーム１６まわりで円周
方向に延び、それにより各チエン３０Ａまたは３
０Ｂまたは３０Ｃはすべての調節器スクリユー支
柱２８，２９，３１上でそれぞれ軸受３２Ａ，３
２Ｂ，３２Ｃと係合する。各調節器支柱上の３つ
の軸受３２の一つはその各支柱と回転式に固定さ
れているのでチエン３０Ａと係合する軸受３２Ａ
はスクリユー支柱２８とのみ固定され、チエン３
０Ｂと係合する軸受３２Ｂは支柱２９と固定さ
れ、かつチエン３０Ｃと係合する軸受３２Ｃは支
柱３１と固定される。軸受３２はロールピンなど
を用いてそれらの各支柱と固定される。スクリユ
ー支柱まわりに自由に回転する軸受３２はチエン
案内として作用する。各スクリユー支柱２８，２
９または３１は２つのナツト３３によつて中心支
持フレーム１６内に保持されたその軸方向中心部
分をもち、これらのナツトは各支柱に対しほぼ
0.05〜0.1mmの最小軸方向遊びを許す。各ナツト
３３は次にロールピンまたは他の適切な手段によ
つて所定位置に固定される。よつて各スクリユー
支柱２８，２９，３１は中心支持フレーム１６に
対し自由に回転しかつチエン３０の一つを駆動す
るであろう。各スクリユー支柱２８，２９，３１
は円形フレーム１３，１４，１５の一つとそれぞ
れにスクリユーねじ連結をつくる。スクリユーね
じ結合はフレーム１３，１４または１５に固定さ
れたナツト３５によつてなされる。各フレーム
は、それに取付けられた３つのナツト３５をも
ち、それにより３組の調節器２５，２６，２７の
それぞれの一つがその各スクリユー支柱に連結さ
れる。
中心支持フレーム１６の各側におけるフレーム
１３，１４，１５の軸方向位置は、スクリユー支
柱２８，２９，３１の方形頭部端７７にハンドル
３７を取付け、各円形フレームをその所要位置ま
で軸方向に移動するように所要の方向に各スクリ
ユー支柱を回転することによつて調節できる。例
えば、もしハンドル３７がスクリユー支柱２８に
はめ込まれてこの支柱が回転されると、支柱２８
に固定された歯付き軸受８２ａはチエン３０Ａを
円周方向に中心支持フレーム１６まわわりに動か
してスクリユー支柱２８の他の２本を回転させ
る。よつて、フレーム１５はすべての３つのスク
リユー支柱２８が同時に回転するとき、控え棒２
１，２２，２３上を円滑に動くであろう。同様
に、他のフレーム１３及び１４はハンドルをスク
リユー支柱３１及び２９のいずれかにそれぞれ適
用することによつて動かされる。
中心支持フレーム１６はまた、取付ブラケツト
３８をもち、それにより基台Ｅ（第１図において）
上に滑動可能に取り付けられてタイヤカーカス組
付け場所Ａとタイヤ組付け・成形場所Ｂ間を移動
する。
上述の格子構造円筒形ハウジング１２はタイヤ
カーカスを支持する第１の手段及びカーカスと同
軸関係にタイヤビードを保持する第２の手段用の
支持を提供する。この発明の実施例において、カ
ーカス１０を支持する第１の手段は複数の可撓性
カツプ３９によつて構成され、これからカツプを
カーカスの外面に取付けるために空気が抜かれ
る。４つの円形のバンドに、すなわち円形フレー
ム１３，１５のそれぞれごとに一つ存在する円形
のバンド内にカツプ３９は配置されるので、ハウ
ジング１２の各端部分にカツプの円形のバンドが
存在し、ハウジング１２の中心部分にカツプ３９
の２つの円形のバンドが存在する。カーカスのま
わりにタイヤビードを保持する第２の手段は、２
つの円形のバンドに設けられた複数のビードリテ
ーナ４１によつて構成され、この円形のバンドは
２つの円形フレーム１４のそれぞれごとに一つ存
在する。フレーム１３，１５上のカツプの４つの
バンド及びフレーム１４上のビードリテーナの２
つのバンドの相対的な軸方向の位置は調節可能
で、それにより、多数の異なるタイヤカーカス環
体を移送するために、同一の円形ハウジング１２
を使用できる。
また、第４図において、可撓性カツプ３９が各
フレーム１３または１５上に、好ましくは等間隔
で８個の円周方向に間隔を保つて配置され、かつ
移送されるタイヤカーカスの直径の半径方向外側
に配設される。各カツプ３９は、取付けられた各
フレーム１３または１５に対して半径方向に運動
するため空気圧アクチユエータ４２に連結され
る。各カツプ３９は、案内ロツド４４の一端に固
定され、該案内ロツドは、それを囲むスリーブ４
５によつて半径方向の運動を案内される（すなわ
ち円筒形ハウジング１２に対して半径方向の運
動）。各空気圧アクチユエータ４２は、案内ロツ
ド４４と平行に配置され、かつブリツジ部材４６
によつて案内ロツド４４及びカツプ３９に連結さ
れる。スリーブ４５と同軸関係をもつて調節スリ
ーブ４７が配置されスリーブ４５とねじ結合さ
れ、それによつてスリーブ４５に対してスリーブ
４７の位置を変更できる。案内ロツド４４はその
半径方向外端に当接部材５０をもち、空気圧アク
チユエータ４２がカツプ３９をその半径方向最内
方位置に作動させると、当接部材５０は調節スリ
ーブ４７と当接するに至る。従つて、カツプ３９
の半径方向内向き運動は、スリーブ４５に対して
スリーブ４７の位置を調節することによつて変更
される。スリーブ４７はばね４８によつてその調
節された位置に維持される。この調節によつて
種々の直径のカーカスに対してカツプ３９の移動
量を設定させることができる。
各カツプ３９はそれぞれの空気圧アクチユエー
タ４２及び案内ロツド４４と共にブラケツト４９
を用いてそれぞれの円形フレーム１３または１５
に取付けられ、かつ各カツプ３９は中央通路４３
を介して真空源（不図示）に接続され、これによ
つて各カツプ３９はタイヤカーカスの外側円筒面
と接触状態になると真空の作用によつてそれ自身
外側円筒面に取付けられる。
この実施例において、ハウジング１２上に吸引
カツプ３９の４つの円周方向のバンドが配設さ
れ、各バンドは８個の円周方向に間隔をおいて設
けられたカツプを有するが、カツプ３９の数と円
周方向のバンドの数は変更できることが考えられ
る。例えば、カツプ３９のバンドの数は３つに減
じ、すなわちハウジング１２の各軸方向端部に１
つずつと中央部分には１つのみとし、カツプの数
は各バンドについて６個に減ずる。
ビードリテーナ４１は、タイヤビードを配置す
る所要の軸方向位置において中心線CLの各側に
一つずつ位置する一つの円形フレーム１４に取付
けられる。各フレーム１４は、第２図に示すよう
に、少なくとも３つのビードリテーナ４１を円周
方向に、好ましくは等角度関係で間隔を保つて具
有する。しかし、ビードリングがいかに精密にハ
ウジング１２に対して同心的に配置されるかによ
つて８個までのビードリテーナが必要であること
が考えられる。
次に第５図において、各ビードリテーナ４１
は、スロツト５３を有する頭部５２を含み、スロ
ツト５３内にビードリングがはめ込まれる。スロ
ツト５３は高い側部５４と低い側部５５をもつ。
ビードリテーナは低い側部５５がハウジングの末
端部分に面するように配置される。頭部５２上の
一対の面取り面５６及び５７はビードのはめ込み
を容易にする。ビードリテーナ４１はそれらの各
円形フレーム１４に取付けられるので、頭部５２
に設けられたスロツト５３は同一の円周面内に延
びかつ同一の公称ピツチ円上に位置し、それによ
りタイヤビード用の環状位置を形成する。ビード
リテーナ４１の各頭部５２は、第４図のカツプ３
９について述べた方法と同様にしてスリーブ４
５′内を滑動する案内ロツド４４′によつて半径方
向の運動を案内される。また、空気圧アクチユエ
ータ４２′が案内ロツド４４′の側方に配置され、
かつブリツジ部材４６′によつて頭部５２′に連結
される。ビードリテーナ４１′の半径方向の運動
は、第３図に吸引カツプについて述べた方法と同
様にして決められる。
案内ロツド４４′の末端に配設された当接部材
５０′は、ビードリテーナ４１がその半径方向最
内方位置にあるとき、調節スリーブ４７′と係合
状態になる。各フレーム１４上のビードリテーナ
４１は、それらの半径方向最内方位置においてそ
れらのビード保持様態にあり、かつ半径方向外向
きに移動するように作動されるとき解放する。ビ
ードリテーナ４１の半径方向最内方位置は、吸引
カツプ３９がタイヤカーカス環体と接触する半径
方向内方位置の半径方向外方にあるように配置さ
れる。
次に第６図において、この移送装置１１はつぎ
のように作用する。
(1) ビードリテーナ４１はそれらの頭部５２を半
径方向最内方位置に移動するように作動され、 (2) 作業者は、ビードリングがそれぞれスロツト
５３として提供された環状位置内に位置するよ
うに、２つのタイヤビードリング５８を手では
め込み、 (3) 移送装置を、カーカス組付け場所Ａにおいて
カーカス組付けドラムＣ上で組付けられている
円筒形カーカス６０上に移動し、この場合移送
装置はカーカス及びドラムＣと同心に配置さ
れ、これによりビードリング５８はタイヤ環体
と同心に、ただしこれから半径方向に隔たる位
置をとり、 (4) 可撓性カツプ３９がそれぞれのアクチユエー
タ４２によつてビードリング５８の半径方向内
方へ向けて移動されてカーカス６０と接触し、
空気がカツプ３９から吸引されることによつ
て、カツプ自身がカーカス６０の外側面に取付
く。このカーカスはドラムから開放され、次い
でアクチユエータ４２が吸引カツプ３９を半径
方向外方へ移動してカーカスをドラムＣから持
上げて離脱させ、 (5) 次の移送装置１１が、カーカスをカーカス組
付けドラムＣから、カツプ３９によつて円筒形
態にタイヤカーカス６０を保持しながら、タイ
ヤ組付けドラムＤに移動し、 (6) 移送装置１１は、カーカスがタイヤ組付けド
ラムと同軸であるようにタイヤ組付けドラムＤ
上を通過する。
タイヤ組付けドラムＤはカーカスと接触させる
ために膨張し、カツプ３９への真空がしや断され
る。タイヤ組付けドラムＤはカーカスがビードリ
ング５８を押し当ててカーカスをビードリングに
取付けるまでさらに膨張する。この時点におい
て、ビードリテーナ４１はそれぞれのアクチユエ
ータによつて半径方向外向きに移動しビードリン
グを離す。カツプ３９もそれらのアクチユエータ
４２によつて半径方向外向きにそれらの最外方位
位置に移動される。この移送装置は、この時点で
カーカスを付けた状態でタイヤ組付けドラムから
移動される。
【図面の簡単な説明】
第１図は、この発明による移送装置の使用状態
を示す概略構成図、第２図は、この発明による移
送装置の端面図、第３図は、第１図の移送装置
の、第２図の矢印Ａの方向に見た部分図で、その
中心線から片側のみを示す図、第４図は、第２図
の装置に用いる可撓性カツプとアクチユエータの
詳細断面図、第５図は、この装置に用いるタイヤ
ビードリテーナの詳細断面図、第６図は、第２図
と類似するが、カーカス組付けドラムにわたつて
所定位置に装着されたタイヤビードリングを含む
図である。 Ａ……カーカス組付け機、Ｂ……タイヤ組付
け・成形機、Ｃ……カーカス組付けドラム、Ｄ…
…タイヤ成形ドラム、Ｅ……基台、１１……移送
装置、１２……ハウジング、１３，１４，１５…
…円筒フレーム、１６……中心支持フレーム、１
７，１８，１９……支柱、２１，２２，２３……
控え棒、２４……端板、２５，２６，２７……調
節器、２８，２９，３１……スクリユー支柱、３
０，３０Ａ，３０Ｂ，３０Ｃ……無端チエン、３
２，３２Ａ，３２Ｂ，３２Ｃ……軸受、３３……
ナツト、３５……ナツト、３７……ハンドル、３
８……ブラケツト、３９……可撓性カツプ、４
１′，４１′……ビードリテーナ、４２，４２′…
…空気圧アクチユエータ、４３……中央通路、４
４，４４′……案内ロツド、４５，４５′……スリ
ーブ、４６，４６′……ブリツジ部材、４７，４
７′……スリーブ、４８……ばね、５０，５０′…
…当接部材、５２，５２′……頭部、５３……ス
ロツト、５４……高側部、５５……低側部、５
６，５７……面取り面、５８……ビードリング、
６０……カーカス、７７……方形端。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １ カーカス組付け場所からタイヤ組付け場所に
    ほぼ円筒形の未加硫のタイヤカーカスを移送する
    移送装置であつて、 タイヤカーカスを受入れる中空のハウジング
    と、 ハウジングに取付けられてカーカスの外側円筒
    面を支持する第１の手段であつて、カーカスを少
    なくとも各端部分及び中間部分において支持し前
    記両部分においてほぼ全外側円筒面をかこむ第１
    の手段と、 カーカスと少なくとも１つのビードとがカーカ
    ス組付け場所からタイヤ組付け場所に同時に移送
    されうるように前記ハウジングに取付けられ、カ
    ーカスとは独立に、かつカーカスから距離を保つ
    て前記タイヤビードを保持する第２の手段とを含
    むタイヤカーカスの移送装置。 ２ カーカスを支持する第１の手段が、ハウジン
    グ内でハウジングの各端部分と１つの中間部分に
    配設された同軸の少なくとも３つの円形のバンド
    内に配設された複数の可撓性のカツプと、カーカ
    スの外側円筒面と接触するようにカツプを移動さ
    せる手段およびカツプ内から空気を排除する手段
    とを含む特許請求の範囲第１項記載の移送装置。 ３ ２つのタイヤビートがカーカスとともに同時
    に移送され、前記タイヤビードがカーカスに対し
    て所望の軸方向のビード位置に配置され、カーカ
    スの半径方向外側面から半径方向へ円周方向に間
    隔をおいて位置し、前記各タイヤビードが、ビー
    ドが配設され円周方向に間隔をおいて配置された
    少なくとも３つのビードリテーナを有する同軸の
    円形のバンドを含む各第２の手段によつて所定位
    置に保持されている、特許請求の範囲第１項また
    は第２項記載の移送装置。 ４ 各第２の手段が８個のリテーナを含む特許請
    求の範囲第３項記載の移送装置。 ５ 各リテーナが、スロツトをもつ頭部を含み、
    すべての前記スロツトが同一の円周方向平面内に
    延び同一の公称ピツチ円上に位置するように配置
    されている特許請求の範囲第３項記載の移送装
    置。 ６ 可撓性のカツプの円形の各バンドがカツプを
    含み該カツプを移動させるそれぞれのカツプ用の
    手段が第１の円形フレームのまわりに等角度に間
    隔をおいて配置されかつ該フレームに取付けら
    れ、第１のフレームは、各第１のフレームの軸方
    向位置が変更可能であるようにハウジング上をス
    ライド可能でハウジングに対して軸方向に可動で
    ある特許請求の範囲第２項記載の移送装置。 ７ 各第２の手段が第２の円形フレームのまわり
    に等角度に間隔をおいて配置され、かつ該フレー
    ムに取付けられたビードリテーナの円形のバンド
    を含み、第２の円形フレームは、各第２の円形フ
    レームの軸方向位置が変更可能であるように、ハ
    ウジング上をスライド可能でハウジングに対して
    軸方向に可能である特許請求の範囲第３項記載の
    移送装置。 ８ 各フレームの軸方向位置が変更可能であるよ
    うに、各円形フレームが少なくとも１つのスクリ
    ユー支柱調節器に連結されている特許請求の範囲
    第６項または第７項記載の移送装置。 ９ 可撓性のカツプが円形の各バンド内で等角度
    に間隔をおいて配設されている特許請求の範囲第
    ２項記載の移送装置。 １０ 吸引カツプの４つの円形のバンドを含み、
    該円形のバンドがハウジングの各端部分に１つ
    と、ハウジングの中間部分に２つ配置されている
    特許請求の範囲第９項記載の移送装置。 １１ 各カツプの移動を行わせる手段が空気圧ア
    クチユエータであり、各カツプが各自のアクチユ
    エータ手段によつて独立に作動される特許請求の
    範囲第９項または第１０項記載の移送装置。 １２ ハウジングが、軸方向の中心に位置する円
    形の支持フレームと、該支持フレームに固定され
    等角度に間隔をおいて円周方向に配設された少な
    くとも３つの軸方向の支柱と、該支柱の軸方向外
    端を円形関係に保持する円形の２つの端板とを含
    む特許請求の範囲第６項または第７項記載の移送
    装置。 １３ カーカス組付け場所からタイヤ組付け場所
    にほぼ円筒形の未加硫のタイヤカーカスを移送す
    る移送装置であつて、 カーカスを受入れる中空のハウジングと、 ハウジングに取付けられてカーカスの外側円筒
    面を支持する第１の手段と、 それぞれがビードをハウジング内に支持された
    カーカスと同軸で保持する一対の第２の手段と、 前記第２の手段のそれぞれを支持し、各タイヤ
    ビードの軸方向の位置が変更可能であるように、
    調節可能にハウジングに取付けられている支持手
    段とを含むタイヤカーカスの移送装置。 １４ ハウジングが、円形の支持フレームと、該
    支持フレームまわりに等角度に間隔をおいて配置
    されそれぞれが支持フレームの各側で軸方向に延
    びる少なくとも３つの支柱と、該支柱の末端を円
    形状に保持するために支持フレームの各側に配設
    された円形の２つの端板を含む円筒形のハウジン
    グであり、第２の手段用の前記支持手段は支柱上
    でスライド可能である特許請求の範囲第１３項記
    載の移送装置。 １５ カーカスを支持する第１の手段が、ハウジ
    ング内で同軸の少なくとも３つのバンドに配置さ
    れた複数の可撓性のカツプと、該カツプをカーカ
    スの外側面と接触させるように該カツプを移動さ
    せる手段と、カツプから空気を排除する手段とを
    含み、可撓性のカツプ及びカツプを移動させるそ
    れぞれのカツプ用の手段を含む各バンドが円形フ
    レームに等角度に間隔をおいて配置され該円形フ
    レームに取付けられ、前記フレームは支柱上をス
    ライド可能である特許請求の範囲第１４項記載の
    移送装置。 １６ 前記支持手段が支柱上をスライド可能であ
    る円形フレームである特許請求の範囲第１５項記
    載の移送装置。 １７ 所与のビード直径の生タイヤの製造方法で
    あつて、 前記所与のビード直径よりも小さい直径の円筒
    形のカーカスを１つの場所で成形するステツプ
    と、 ビードをカーカスのまわりの軸方向位置に配置
    するステツプと、 カーカスとビードとを同時に第２の場所に移送
    するステツプと、 カーカスをビードに組付けるステツプを含む生
    タイヤの製造方法。
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