JPH0425793Y2 - - Google Patents

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JPH0425793Y2
JPH0425793Y2 JP1424286U JP1424286U JPH0425793Y2 JP H0425793 Y2 JPH0425793 Y2 JP H0425793Y2 JP 1424286 U JP1424286 U JP 1424286U JP 1424286 U JP1424286 U JP 1424286U JP H0425793 Y2 JPH0425793 Y2 JP H0425793Y2
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JP
Japan
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dial
motor
casing
reduction gear
gear train
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JP1424286U
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JPS62126044U (ja
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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案はタイムスイツチ、さらに詳しくは、多
数の歯車からなる減速歯車列がモータにより回転
駆動され、減速歯車列の従動側に設けられるカム
の回転に連関し接点部が開閉されるタイムスイツ
チに関するものである。
[背景技術] 一般にこの種のタイムスイツチにおいては、モ
ータの回転を減速歯車列により減速し、減速歯車
列の従動側に設けられたカムで接点部を開閉する
ことにより、予め設定された時間で接点部を開閉
できるようにしている。ここで、モータの出力軸
の回転を減速歯車列に伝達するために、モータに
は出力軸と共に回転する出力歯車が設けられ、こ
の出力歯車には減速歯車列の主動側に設けられた
入力歯車が噛合する。
ところで、モータの回転力の伝達系においては
歯車が用いられているものであるから、歯車同士
の噛合部分において騒音が発生するものであり、
特にもつとも回転速度の大きいモータの出力歯車
と減速歯車列の入力歯車との噛合部分において
は、騒音が最大となる。この騒音を軽減するには
歯車同士の噛合部分で摩擦が軽減されるように注
油を施す必要があるが、従来はケーシングを開い
て注油を行なうようになつていたものであるか
ら、注油作業が面倒であつた。
[考案の目的] 本考案は上述の点に鑑みて為されたものであつ
て、その主な目的とするところは、歯車の噛合部
分に対応する位置でダイアルに覆われる部分のケ
ーシングの周壁に透孔を形成することにより注油
作業を容易にし、しかも注油作業を行なわないと
きには透孔が隠されるようにしたタイムスイツチ
を提供することにあり、他の目的とするところ
は、モータと減速歯車列とをケーシングに組み込
んだ後に、モータの出力歯車と減速歯車列の入力
歯車との噛合状態をモータを実動させることなく
目視によつて確認できるようにしたタイムスイツ
チを提供することにある。
[考案の開示] (実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。なお、以下の説明において「上」、「下」、
「左」、「右」の語はそれぞれ第2図における上下
左右に対応するものとし、また「前」、「後」の語
はそれぞれ第3図における左右に対応するものと
して使用する。第1図ないし第3図に示すよう
に、ケーシング1は後方に開放された箱状に合成
樹脂のような絶縁材料により形成されており、ケ
ーシング1の後面は裏蓋12により閉塞される。
ケーシング1内にはモータ2、減速歯車列3、カ
ム7、接点部(図示せず)等が内蔵され、ケーシ
ング1の前面に略円形に凹設されたダイアル収納
部13には円筒状のダイアル4が回転自在に収納
される。またケーシング1の前面には、第4図に
示すように、後方に開放された箱状の透明なカバ
ー11が装着される。ケーシング1の下端部には
前方に開放された凹所14が形成され、凹所14
内には端子15が配設される。各端子15にはそ
れぞれモータ2または接点部が接続されており、
端子15に接続される外部電線はケーシング1の
下面に穿設された挿入孔17を通して導入され
る。ケーシング1内において減速歯車列3、カム
7、および接点部はケーシング1の前壁と中蓋1
6との間に形成された収納用の空間内に配設され
る。
モータ2は同期モータであつて中蓋16と裏蓋
12との間に配設される。モータ2の出力軸には
ピニオンである出力歯車21が固着され、出力歯
車21は中蓋16内に挿入される。減速歯車列3
は、減速用の多数の歯車24と、主動側の第1歯
車である入力歯車22と、歯車24と入力歯車2
2との間に介装され減速比を2段階に切り換える
変速歯車23とから構成され、入力歯車22はモ
ータ2の出力歯車21に噛合する。ここで、変速
歯車23はレバー25を介して周波数切換軸26
に結合されており、ケーシング1の前面に露出す
る周波数切換軸26の一端面に形成された切欠溝
27にドライバの先端部等の治具を挿入して周波
数切換軸26を回動させることにより、商用電源
の周波数に応じて減速歯車列3の減速比を調節
し、モータ2の回転速度にかかわりなく減速歯車
列3の従動側の回転速度を一定値に保てるように
している。減速歯車列3の出力歯車28は、ケー
シング1の前面に凹設された上記ダイアル収納部
13内の中心部付近に突出するように配置され
る。
ダイアル4はリング状に形成されたダイアル本
体31の中央の開口部周縁から円筒状の筒部32
が後方に延設されるとともに、ダイアル本体31
の外周縁から円筒状のつまみ部33が後方に延設
された形状に形成されている。筒部31の外周面
には減速歯車列3の出力歯車28に噛合する外歯
車(図示せず)が形成され、モータ2の回転が減
速歯車列3を介してダイアル4に伝達される。減
速歯車列3の減速比はダイアル4が24時間で1回
転するように設定される。ダイアル収納部13の
中央部には三角筒状に保持筒34が突設され、保
持筒34の外周部には前端部に外向きに突出する
フツクを備えた3本の保持片35が前方に向かつ
て突設される。ダイアル4をケーシング1に装着
した状態では、ダイアル4の中央の開口部に保持
筒34が挿入され、保持片35のフツクがダイア
ル4の前面に係止されることにより、ダイアル4
がケーシング1に回動自在に保持されるのであ
る。また、保持片35は可撓性を有しており、ダ
イアル4をこじれば容易にケーシング1から外せ
るようになつている。ダイアル4の中央部前面に
はダイアル4の中央の開口部を閉塞する蓋板5が
取着される。蓋板5の後面には3本の係止片36
が突設され、この係止片36が保持筒34内に弾
性的に係止されることにより、蓋板5がダイアル
4の前面に着脱自在に取着される。したがつて、
ダイアル4の外周とダイアル収納部13との間に
ドライバの先端部等の治具を挿入してダイアル4
を前方にこじれば、ダイアル4および蓋板5をケ
ーシング1から外すことができるのである。ダイ
アル4の前面周囲には時刻を示す目盛りが形成さ
れ、蓋板5の前面には目盛りの位置を指示する指
示マークが設けられる。ダイアル4のつまみ部3
3には全周に亘つて前方に開放された溝37が形
成されており、ダイアル4の外周面と溝37の外
側周壁とには周方向の全周に亘つて等間隔に多数
の時刻設定溝38が形成される。各時刻設定溝3
8にはそれぞれ時刻設定子6が着脱自在に装着可
能となつている。また、ダイアル4の外周面に形
成された時刻設定溝38はダイアル4を指で操作
する際のすべり止めとしても作用する。ダイアル
収納部13の内周面の上端部付近にはカム7が露
出しており、このカム7が回転すると、カム7に
連関した接点部が開閉されるのであつて、モータ
2の回転によりダイアル4が回転し、予めダイア
ル3に装着された時刻設定子6がカム7の位置に
到達すると、カム7が時刻設定子6の爪片41に
蹴られて接点部が開閉されるようになつている。
ケーシング1の前面上部には動作状態表示軸42
が突設されており、カム4の回転に連関して動作
状態表示軸42も回転し、接点部の開閉状態が表
示されるようになつている。時刻設定子6は不使
用時にはケーシング1の前面下部に形成された設
定子保持部39に装着される。
ところで、第1図に示すように、ダイアル収納
部13の底面には透孔8が穿設されており、この
透孔8はモータ2の出力歯車21と減速歯車列3
の入力歯車22との噛合部分の前方に形成されて
いる。すなわち、透孔8を通して噛合部分が目視
できるのであり、組立時において中蓋16を装着
した後にモータ2を取り付けたときに、出力歯車
21と入力歯車22とが確実に噛合しているかど
うかをモータ2を実動させることなく目視によつ
て確認できるのであり、組立時の作業効率が向上
するのである。また、この透孔8を通してモータ
2の出力歯車21と減速歯車列3の入力歯車22
との噛合部分への注油を行なうことができるので
あり、もつとも回転速度が大きく、大きな騒音を
発生しているこの噛合部分への注油をモータ2を
外さずに行なうことができるのである。ここで、
ダイアル4はケーシング1に対して着脱自在に取
着されているから、必要に応じてダイアル4を外
せば容易に注油を行なえるのである。さらに、こ
の透孔8はダイアル4に覆われる部分に設けられ
ており、通常はダイアル4で閉塞されているから
この透孔8からケーシング1内に異物が侵入する
ことが防止されるのである。
[考案の効果] 本考案は上述のように、少なくともモータと減
速歯車列とを内蔵したケーシングの外側に時刻設
定用のダイアルが着脱自在に取着され、モータの
出力歯車と減速歯車列の入力歯車との噛合部に対
応する位置でダイアルに覆われる部分のケーシン
グの周壁に透孔が穿設されているので、もつとも
回転速度が大きく、大きな騒音を発生させるモー
タの出力歯車と減速歯車列の入力歯車との噛合部
分への注油をケーシングに形成された透孔を通し
て行なうことができるのであり、ケーシングを開
いたり減速歯車列を分解することなく、必要箇所
への注油を行なうことができるという利点を有す
るものである。また、透孔がモータの出力歯車と
減速歯車列の入力歯車との噛合部に対応して形成
されているので、組立時等において透孔を通して
モータの出力歯車と減速歯車列の入力歯車との噛
合状態をモータを実動させることなく目視によつ
て確認でき、作業効率が向上するという利点を有
するものである。さらに、ダイアルがケーシング
に着脱自在に取着され、かつ透孔がダイアルに覆
われる位置に設けられていることにより、通常は
透孔がダイアルで覆われるのであり、透孔を通し
てケーシング内に異物が侵入することを防止でき
る利点を有するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部分分解斜
視図、第2図は同上に正面図、第3図は同上の縦
断面図、第4図は同上の斜視図である。 1はケーシング、2はモータ、3は減速歯車
列、4はダイアル、7はカム、8は透孔、21は
出力歯車、22は入力歯車である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 出力軸と共に回転する出力歯車を有したモータ
    と、上記出力歯車に噛合する入力歯車を備えモー
    タの回転を減速して従動側に伝達する減速歯車列
    と、減速歯車列の従動側に連関して回転する時刻
    設定用のダイアルと、ダイアルの所望の位置に着
    脱自在に装着される時刻設定子により駆動される
    カムと、カムの回転に連関して開閉される接点部
    と、少なくともモータと減速歯車列とを内蔵する
    ケーシングとを具備したタイムスイツチにおい
    て、ダイアルはケーシングの外側に着脱自在に取
    着され、上記出力歯車と上記入力歯車との噛合部
    に対応する位置でダイアルに覆われる部分のケー
    シングの周壁に透孔が穿設されて成るタイムスイ
    ツチ。
JP1424286U 1986-02-03 1986-02-03 Expired JPH0425793Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1424286U JPH0425793Y2 (ja) 1986-02-03 1986-02-03

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1424286U JPH0425793Y2 (ja) 1986-02-03 1986-02-03

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Publication Number Publication Date
JPS62126044U JPS62126044U (ja) 1987-08-10
JPH0425793Y2 true JPH0425793Y2 (ja) 1992-06-22

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ID=30804044

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JP1424286U Expired JPH0425793Y2 (ja) 1986-02-03 1986-02-03

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