JPH04254940A - 磁気記録再生装置のテープテンションコントロールシステム - Google Patents

磁気記録再生装置のテープテンションコントロールシステム

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JPH04254940A
JPH04254940A JP3013639A JP1363991A JPH04254940A JP H04254940 A JPH04254940 A JP H04254940A JP 3013639 A JP3013639 A JP 3013639A JP 1363991 A JP1363991 A JP 1363991A JP H04254940 A JPH04254940 A JP H04254940A
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tape
tension
tape tension
magnetic
control system
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Eiji Oshima
英司 大嶋
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、VTR(ビデオテー
プレコーダ)等の磁気記録再生装置のテープテンション
コントロールシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、8ミリVTRには、塗布型メタ
ル(MP)テープと、蒸着(ME)テープの2種類の磁
気テープが用いられている。これらの各テープを、図2
によって簡単に説明すると、図2(a)は塗布型メタル
テープ20を示し、図2(b)は蒸着テープ30を示す
。この塗布型メタルテープ20の磁性層21は強磁性金
属粉末を分散剤,潤滑剤等の添加剤とともにバインダー
を用いてベースフィルム22上に塗布することにより形
成され、磁性層21の厚みは3.0μm、ベースフィル
ム22の厚みは6.0μm、バックコート層23の厚み
は1.0μmである。また、上記蒸着テープ30の磁性
層31は上記添加剤を全く使用せずにCo−Ni(コバ
ルト・ニッケル)の合金を酸化性ガス雰囲気中で真空斜
方蒸着することにより形成され、保護膜層31aと蒸着
層31bと下塗り層31cから構成されている。この磁
性層31の厚みは約0.2μm(2000Å)で上記塗
布型メタルテープ20の磁性層21の約1/15と極め
て薄いが高密度記録が可能である。この磁性層31の厚
みが薄い分、そのベースフィルム32の厚みは9.0μ
mと上記塗布型メタルテープ20のものより厚くなって
いる。また、上記蒸着テープ30のバックコート層33
の厚みは0.8μmと上記塗布型メタルテープ20のも
のより若干薄くなっており、全体の厚みは両テープ20
,30とも同厚(10μm)に形成してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記塗
布型メタルテープ20を用いてVTRを早送り再生(C
ue)/逆転又は巻戻し再生(REV)の変速再生する
場合に、該塗布型メタルテープ20のベースフィルム2
2は蒸着テープ30のものより薄いので、上記変速再生
に合ったテープテンションに制御するようにしておかな
いと、塗布型メタルテープ20がテープダメージを受け
易かった。また、上記蒸着テープ30を用いてVTRを
スティル(静止画)再生の変速再生する場合に、該蒸着
テープ30の磁性層31は極めて薄いので、テープテン
ションを上記変速再生に合ったテンションに制御するよ
うにしておかないと、ヘッドのスキャン時に上記蒸着テ
ープ30の磁性層31が剥がれて該蒸着テープ30に磁
性層31の剥離傷が発生する虞れがあった。そこで、こ
の発明は、変速再生時に各種テープ走行によって最適な
テープテンションになるように各種の磁気テープのテー
プテンションを制御することができる磁気記録再生装置
のテープテンションコントロールシステムを提供するも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】磁気記録再生装置の供給
リール台と回転ヘッドドラムの間に走行する磁気テープ
のテープテンションを制御するようにした磁気記録再生
装置のテープテンションコントロールシステムにおいて
、上記磁気記録再生装置の変速再生時に上記回転ヘッド
ドラムのヘッドのRF(Radio  Frequen
cy)出力を検波して上記磁気テープのテープテンショ
ンを制御するようにしてある。
【0005】
【作用】磁気記録再生装置のスティル再生時等の変速再
生時において、RF出力を検出して予め決められた下限
値になるまで供給リール台と回転ヘッドドラムの間の磁
気テープのテープテンションを弱めて行き、各種テープ
の走行にとって最適なテープテンションになるように上
記磁気テープのテープテンションを制御,調整する。
【0006】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面と共に詳述
する。図1は8ミリVTR(磁気記録再生装置)のテー
プテンションコントロールシステム1の全体の構成を示
すブロック図である。このテープテンションコントロー
ルシステム1は、例えば8ミリVTRの早送り再生(C
ue)/逆転又は巻戻し再生(REV)時、或は、ステ
ィル(静止画)再生時等の変速再生時に、その供給リー
ル台10と回転ヘッドドラム11との間に走行する塗布
型メタルテープ20、或は、蒸着テープ30の磁気テー
プのテープテンションを、バックテンションを変化させ
て上記各種のテープ20,30の走行にとって最適なテ
ンンションになるように制御するものであり、図1中、
2は上記回転ヘッドドラム11の周面に突出する2個或
は4個のヘッド、3は各ヘッド2からのRF(Radi
o  Frequency)信号出力を増幅するアンプ
、4はアンプ3のスイッチ後のビデオ信号処理系へ行く
再生(PB)・RF信号(出力)3′を検出するRF出
力検出回路、5はRF出力検出回路4の信号に基づきモ
ータドライバ6をコントロールするシステムコントロー
ラ、7はテンションコントロールアーム8を矢印A,B
方向に回動させるモードコントロールモータ、9aはテ
ンションレギュレータ9のテンションアームである。
【0007】上記RF出力検出回路4は、PB・RF信
号3′のキャリアの下側エンベロープを検波して、ある
レベルでコンパレートし、正常/異常の判断を行う。ス
レッショルドレベルの規格は、現在VTRに使用のクロ
ッグ検出を行っているレベルに合わせ、例えば、NTS
Cモデルでは100mV以上が正常,50mV(下限値
)以下が異常(クロッグ)、PALモデルでは150m
V以下が正常,75mV(下限値)以下が異常(クロッ
グ)とする。
【0008】また、上記テンションレギュレータ9は、
供給リール台10と回転ヘッドドラム11間の各テープ
20,30のテープテンションを強弱させるテンション
アーム9aと、上記供給リール台10の外周面に所定角
度巻装されたバンドブレーキ9bと、テンションアーム
9aとテンションコントロール8に介在されたダンパと
しての引張りコイルバネ9cとを備えている。そして、
テープテンションが強くなると、テンションアーム9a
はバンドブレーキ9bが緩む方向に引っ張れててテープ
テンションが弱められ、逆にテープテンションが弱くな
るとテンションアーム9aはブレーキをかける方向に動
作することで、テープテンションを一定値に調整してい
る。
【0009】以上実施例のVTRのテープテンションコ
ントロールシステム1によれば、蒸着テープ30を用い
たVTRのスティル再生時の変速再生時に、各ヘッド2
からのRF出力をRF出力検出回路4で検波する。この
RF検出回路4の検出信号に基づいてその下限値までシ
ステムコントローラ5等を介してテンションコントロー
ルアーム8を図中矢印のB方向に少しずつ回動させるよ
うにモードコントロールモータ7を駆動させ、供給リー
ル台10と回転ヘッドドラム11間の蒸着テープ30の
テープテンションを少しずつ弱めてバックテンションを
変化させる。そして、このシステム1の各ヘッド2の1
つでも異常となった時の直前の位置でモータ7を止めて
上記蒸着テープ30の走行にとって最適なテープテンシ
ョンになるように制御する。また、もともと異常からス
タートした時は、各ヘッド2が正常になった位置で上記
モータ7を止めて上記蒸着テープ30の走行にとって最
適なテープテンションになるように制御する。これによ
り、上記各ヘッド2のスキャン時に、上記蒸着テープ3
0の磁性層31が剥がれることがなく、磁気テープ30
の磁性層31に発生し易い傷を確実に防止することがで
き、スティル特性を一段と向上させることができる。 尚、再生時に、モードコントロールモータ7以下を可動
させれば、スキューコントロールも可能となる。
【0010】また、塗布型メタルテープ20を用いたV
TRのCue/REV等の変速再生時に、上記蒸着テー
プ20の変速再生時と同様にして、各ヘッド2のRF出
力を検波して塗布型メタルテープ20の走行にとって最
も望ましいテープテンションになるようにコントロール
することにより、最小のテープテンションで再生するこ
とができ、上記蒸着テープ30のテープダメージを確実
に防止することができる。
【0011】尚、前記実施例によれば、テンションコン
トロールアームをコントロールする手段にモータを用い
たが、これに限られず、プランジャ等の各種の駆動手段
を用いてもよい。
【0012】
【発明の効果】以上のように、この発明の磁気記録再生
装置のテープテンションコントロールシステムによれば
、磁気記録再生装置の変速再生時に回転ヘッドドラムの
ヘッドのRF出力を検波して、回転ヘッドドラムと供給
リール台間の磁気テープのテープテンションを制御する
ように構成したので、磁気テープのバックテンションを
変化させ、各種テープの走行にとって最適なテープテン
ションになるように制御することができる。これにより
、磁気テープとして蒸着テープを用いてスティル再生等
の変速再生を行う場合には該蒸着テープの剥離傷の発生
を確実に防ぐことができ、また、塗布型メタルテープを
用いてCue/REV等の変速再生を行う場合には塗布
型メタルテープのテープダメージを確実に防ぐことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  この発明の一実施例を示すVTRのテープ
テンションコントロールシステムの全体の構成を示すブ
ロック図。
【図2】  (a)は塗布型メタルテープの説明図、(
b)は蒸着テープの説明図。
【符号の説明】
1…テープテンションコントロールシステム、2…ヘッ
ド、3′…RF出力、 10…供給リール台、11…回転ヘッドドラム、20,
30…磁気テープ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  磁気記録再生装置の供給リール台と回
    転ヘッドドラムの間に走行する磁気テープのテープテン
    ションを制御するテープテンションコントロールシステ
    ムにおいて、上記磁気記録再生装置の変速再生時に上記
    回転ヘッドドラムのヘッドのRF出力を検波して上記磁
    気テープのテープテンションを制御するようにしたこと
    を特徴とする磁気記録再生装置のテープテンションコン
    トロールシステム。
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