JPH04253471A - 画像処理方法及び装置 - Google Patents

画像処理方法及び装置

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JPH04253471A
JPH04253471A JP3009555A JP955591A JPH04253471A JP H04253471 A JPH04253471 A JP H04253471A JP 3009555 A JP3009555 A JP 3009555A JP 955591 A JP955591 A JP 955591A JP H04253471 A JPH04253471 A JP H04253471A
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JP
Japan
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magnification
trimming
output size
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document
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JP3009555A
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Inventor
Haruichiro Morikawa
晴一郎 森川
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿画像を色分解して
Y,M,C,Kの4色の印刷用刷版を作成する画像処理
方法及び装置に係り、特に原稿画像のトリミング範囲の
設定、倍率設定及び出力サイズ設定を行うための方法及
び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、原稿の指定範囲を指定のサイズに
仕上げようとする場合には、予め倍率を求めてから原稿
を入力スキャナにセットしている。倍率を求める方法と
しては、原稿の指定範囲の寸法及び仕上がりサイズの画
像が描画されたスケッチの寸法をそれぞれ定規で測定し
、その比を計算して求める方法、あるいは倍率測定器を
用いて、原稿の画像を、仕上がりサイズの画像が描画さ
れたスケッチに投影して求める方法等が採用されている
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の方法で
は精度が低いという問題があり、後者の方法では倍率測
定は色分解の工程とは別の工程になるために、作業量が
増大するという問題がある。更に、上記のいずれの方法
を採用するにしても、測定した倍率はメモ書き等により
原稿と共に色分解工程に渡されることになり、メモ書き
という工程が入るために倍率の入力誤り等の誤操作が発
生する確率が高くなるという問題もある。また、トリミ
ング範囲を設定する方法としては、近年では例えば特公
平1−32496 号公報に示されているように、入力
スキャナで読み取った原稿画像を表示装置の画面に表示
し、当該画面上でトリミング範囲を設定する方法等が提
案されており、容易に行えるようになってきているが、
倍率設定に関しては依然として別工程で行われ、融通性
のある画像処理を行うことはできないものであった。
【0004】本発明は上記の課題を解決するものであっ
て、トリミング及び倍率設定、そして出力サイズの設定
を容易に、且つ一つの工程で行うことができる画像処理
方法及び装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の画像処理方法は、入力スキャナで読み取
った原稿画像と、少なくとも倍率及び出力サイズを設定
できるメニューを一つの画面に表示し、倍率と出力サイ
ズが設定された場合には、当該倍率と出力サイズで決定
されるサイズのトリミング枠を原稿画像に重畳して表示
し、当該画面上で前記トリミング枠を所望の位置に設定
可能とし、前記原稿画像上でトリミング範囲が設定され
次いで倍率が設定された場合には当該トリミング範囲の
原稿サイズと倍率とから求められる出力サイズを前記出
力サイズ設定メニューの位置に表示し、前記原稿画像上
でトリミング範囲が設定され更に出力サイズが設定され
た場合には当該トリミング範囲の原稿サイズと出力サイ
ズとから求められる倍率を前記倍率設定メニューの位置
に表示することを特徴とし、また、入力スキャナで読み
取った原稿画像と、少なくとも倍率及び出力サイズを設
定できるメニューを一つの画面に表示し、出力サイズを
設定し次いでトリミング範囲を設定する場合には、表示
されるトリミング枠に先に設定した出力サイズの縦横比
で定まるトリミング制限範囲を表示することを特徴とし
、更に、回転軸に対して回転可能となされた原稿台を備
える平面型入力スキャナで読み取った原稿画像と、少な
くとも倍率、出力サイズ及び原稿角度を設定できるメニ
ューを一つの画面に表示し、前記原稿角度が設定された
場合には、トリミング枠を設定された原稿角度で表示す
ると共に、前記平面型スキャナの回転角度を設定された
原稿角度に設定することを特徴とする。
【0006】また、本発明の画像処理装置は、原稿台を
備える平面型入力スキャナと、表示手段と、制御手段と
を備える画像処理装置であって、前記制御手段は、前記
入力スキャナで読み取った原稿画像と、少なくとも倍率
及び出力サイズを設定できるメニューを前記表示手段の
画面に表示し、倍率と出力サイズが設定された場合には
、当該倍率と出力サイズで決定されるサイズのトリミン
グ枠を原稿画像に重畳して表示し、当該画面上で前記ト
リミング枠を所望の位置に設定可能とし、前記原稿画像
上でトリミング範囲が設定され次いで倍率が設定された
場合には当該トリミング範囲の原稿サイズと倍率とから
求められる出力サイズを前記出力サイズ設定メニューの
位置に表示し、前記原稿画像上でトリミング範囲が設定
され更に出力サイズが設定された場合には当該トリミン
グ範囲の原稿サイズと出力サイズとから求められる倍率
を前記倍率設定メニューの位置に表示し、出力サイズを
設定し次いでトリミング範囲を設定する場合には、表示
されるトリミング枠に先に設定した出力サイズの縦横比
で定まるトリミング制限範囲を表示し、原稿角度が設定
された場合には、トリミング枠を設定された原稿角度で
表示すると共に、前記原稿台の回転角度を設定された原
稿角度に設定することを特徴とする。
【0007】
【作用】トリミングと倍率と出力サイズは相互に関連が
あり、この中の二つのパラメータが決定されると残りの
パラメータも決定される。即ち、トリミング及び出力サ
イズが決定されると倍率が一義的に決定され、トリミン
グと倍率が決定されると出力サイズが一義的に決定され
る。また、倍率と出力サイズが決定された場合にはトリ
ミングのサイズが一義的に決定されるので、位置だけ設
定すればよい。
【0008】そこで、プリスキャンで読み込んだ画像を
表示装置の画面に表示すると共に、倍率、出力サイズを
設定するメニューを表示する。これにより、倍率と出力
サイズが設定された場合には、当該倍率と出力サイズで
決定されるサイズのトリミング枠を原稿画像に重畳して
表示することによりトリミング枠を所望の位置に設定す
るようにし、トリミング範囲が設定され次いで倍率が設
定された場合にはトリミング範囲のサイズと倍率とから
出力サイズを求めて当該出力サイズをメニューの位置に
表示し、トリミング範囲が設定され更に出力サイズが設
定された場合にはトリミング範囲のサイズと出力サイズ
とから倍率を求め、この倍率値をメニューの位置に表示
することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は本発明が適用される画像処理装置の外観構成を示す
図であり、中央部に原稿画像を読み取って画像処理する
入力スキャナ100を有し、入力スキャナ100の上部
には、カラー原稿を収納した原稿カセットを挿入するた
めのカセット挿入口101が設置されている。入力スキ
ャナ100に近接して配置された本体200のデスク2
01の上には、データ入力装置としてオペレータが操作
して必要なデータ、指令等を入力するキーボード202
及びマウス203が置かれており、デスク201の上に
は必要な情報及び原稿画像を画面分割で表示するための
CRT204が設けられている。また、入力スキャナ1
00で読み取られた画像データに基づいて網掛けフィル
ムを出力する出力機500が入力スキャナ100に近接
して設置され、更に出力機500から出力された製版用
フィルムを現像する自動現像機600が設けられている
。なお、各装置の配置は図1に限定されるものではない
ことは当然である。
【0010】図2は入力スキャナ100の画像読み取り
部の原稿台110の構造を示す図であり、筐体状の原稿
台110の全体は、これに連結された移動部材111と
この移動部材111に接続されたワイヤ112、モータ
113とによって副走査方向に移動されるようになって
いる。また、原稿台110内には、モータ114によっ
て図示方向に回転される回転台受け103が設けられて
おり、回転台受け103の中央部には原稿カセット10
2を受容するカセット受けが設けられており、回転台受
け103の全体は、その移動板115に連結された移動
部材116とこの移動部材116に接続されたワイヤ1
17、モータ118とによってトリミング方向に移動さ
れるようになっている。なお、移動部材111及び11
6はスクリュー棒とナットの関係で走査されてもよい。 また、副走査方向の始端部上面にはプレスキャンの読み
取り開始時に基本光量を読み取って光学系のシェーディ
ング等を補正するための透明な補正用領域104が設け
られており、この補正用領域104が副走査方向のホー
ムポジションで、走査開始時にイメージセンサが丁度こ
の領域104を検出できるようになっている。
【0011】図3は入力スキャナ100の入力部光学系
を示す図であり、カセット受けに装填された原稿カセッ
ト102は、ライン状のアパーチャ型蛍光灯121によ
って照射される。原稿カセット102内にはカラー原稿
120が収納されており、反射防止型の1対の透明な原
稿保持用ガラス122及び123で挾持されている。原
稿カセット102を透過した画像光は、所定倍率の結像
レンズ124に入力され、色分解プリズム125に入力
されてR,G,Bの3原色に色分解される。色分解され
たRGB3色の光はそれぞれCCD等で成るイメージセ
ンサ126(126R,126G,126B)に入力さ
れ、RGBの画像信号に変換される。なお、結像レンズ
124は複数個用意されており、ターレット等によって
指定倍率のレンズ系に交換できるようになっている。図
4は蛍光灯121とカラー原稿120との走査関係を示
し、線状の主走査ライン120Aが同時に読み取られ、
副走査方向に走査されることによって全体の画像が読み
取られる。
【0012】図5は出力機500の概略構成を示す図で
あり、後述する画像処理部10から送られてくる画像信
号は、網掛け回路(図示せず)で網掛け処理されること
によって二値信号に変換され、レーザダイオード等で構
成されるレーザ光源501から発光されたレーザ光50
2によって感光材料503に露光される。レーザ光50
2の主走査にはレゾナントスキャナ504が用いられ、
主走査されたレーザ光はfθレンズ505及びミラー5
06を介して副走査ドラム510上の感光材料503を
露光する。副走査ドラム510はレーザ光502に対す
る副走査を行い、ドラム観点はPLL制御のDCサーボ
モータによって行われる。また、感光材料503は感光
マガジン511内に収納されており、搬送ローラを介し
て副走査ドラム510上を経て搬送され、カッタ512
で所定の長さにカットされて排出されるようになってい
る。
【0013】図6は本体200の内部に収納される画像
処理部の電気的なブロックの構成を示す図である。入力
スキャナ100で得られたR,G,Bの3色の画像デー
タはデジタル化されて画像処理部10に導かれ、まず入
力補正手段1に入力される。入力補正手段1では、ゲイ
ン及びオフセットの補正、あるいは、例えば特開平2−
179069号公報に示されるような、CCD等のライ
ンセンサにおける画素毎の特性の違いの補正等が行われ
る。入力補正された画像データは次に前処理手段2に入
力され、ノイズ低減のための平均化処理、及び、例えば
特公平1−41060号公報に示されている中性濃度変
換処理等の所定の処理が施された後、画像メモリ3に格
納されると共に、画像処理手段4に入力される。画像処
理手段4では、R,G,BからY,M,Cへの変換、更
にY,M,CからY,M,C,Kへの変換、色修正、階
調調整、UCR処理、指定された倍率への拡縮処理、Y
,M,C,Kの濃度値からクウォンタムレベルへの変換
等の種々の画像処理を行う。そして、このような画像処
理が施された画像データは出力機500に入力される。
【0014】メカ制御手段6は、入力スキャナ100の
動作の制御を行い、トリミング範囲、倍率、原稿角度等
の設定された画像読み取り条件から制御手段5によって
計算された動作パラメータが転送される。これにより、
入力スキャナ100は原稿を指定された原稿角度にセッ
トし、設定されたトリミング範囲を設定された倍率で読
み取る。入出力制御手段7はCRT204の表示制御、
及びキーボード202、マウス203から入力されるデ
ータを受け付けて制御手段5に送る処理を行う。制御手
段5は、CPUで構成され、入力補正手段1、前処理手
段2、画像メモリ3、画像処理手段4、メカ制御手段6
、入出力制御手段7の動作を統括して管理すると共に、
後述するように、本発明に係るトリミング範囲、倍率、
出力サイズの決定処理を行うものである。
【0015】次に、本発明の特徴とするトリミング範囲
、倍率、出力サイズの決定処理について説明する。CR
T204に初期画面が表示されている状態で原稿を原稿
カセット102にセットし、入力スキャナ100にセッ
トしてプリスキャンの開始のメニューを選択すると、こ
の情報は制御手段5の制御の基にメカ制御手段6から入
力スキャナ100に転送され、これにより入力スキャナ
100はプリスキャンを開始する。そして、入力スキャ
ナ100から出力された画像データは入力補正手段1、
前処理手段2でそれぞれ所定の処理が施された後に、一
旦画像メモリ3に書き込まれる。
【0016】プリスキャンが行われている期間中はCR
T204にはプリスキャンが実行されている旨のメッセ
ージが表示される。プリスキャンが終了するとセットア
ップ開始のための画面が表示され、その画面でセットア
ップ開始のメニューを選択すると、画像メモリ3の内容
が読み出され、プリスキャン時に書き込まれた画像デー
タが入出力制御手段7のフレームメモリに書き込まれて
、CRT204の画面には例えば図7に示すような表示
がなされる。画面は、画像表示領域Aと、それ以外の領
域Bに分割され、画像表示領域Aには原稿から読み込ま
れた画像が表示され、領域Bには各種のメニュー等が表
示される。「ネガ」の項目はフィルム出力をネガで行う
か、ポジで行うかを設定する項目であり、「175線」
の項目は出力の線数を設定する項目であり、「ノーマル
」の項目は読み取った原稿の画像を正像(ノーマル)で
出力するか、逆像(ミラー)で出力するかを設定する項
目である。「倍率」、「出力サイズ」、「トリミング」
及び「原稿角度」の項目については以下に詳述する。そ
の他のメニューについては本発明において本質的な項目
ではないので説明を省略する。
【0017】そして、図7に示す画面でトリミング範囲
を設定する場合には、領域Bのトリミングの項目の「設
定」をマウス203で選択する。このとき、「設定」の
文字は反転表示され、この項目が選択されたことを明示
する。また、マウスカーソルは画像表示領域Aに移動し
、マウスカーソルの移動はこの領域内のみに制限される
。トリミング範囲の設定は、矩形領域の対角の2点をマ
ウス203で指示することにより行う。即ち、図8Aに
示すようにマウスカーソルは十字カーソルで表示され、
同時に画面上にカーソル位置において図8Aに示すよう
な実線が表示される。点線はマウス203の移動に伴っ
て移動する様子を示している。ここで図の点Pで左クリ
ックするとトリミング範囲の始点位置が決定される。始
点位置を決定した後に右クリックすると、始点位置は取
り消されるので、始点位置を修正することができる。
【0018】さて、始点位置を決定した後にカーソルを
移動させると、図8Bに示すように十字カーソルではな
く、矩形のトリミング枠が表示され、所望の位置で左ク
リックすると終点位置が決定され、トリミング状態から
標準の状態に戻る。ここで図7の画面の領域Bのトリミ
ング取消を選択すると、画面上のトリミング枠は消去さ
れ、トリミング設定のメニューが取り消される。このよ
うにして決定されたトリミング範囲の始点位置及び終点
位置の座標データは入出力制御手段7から制御手段5に
転送され、トリミングの位置及びそのサイズが決定され
る。トリミングサイズは、プリスキャンでの読み取りの
画素密度は予め定められているから、画面上で設定され
たトリミング範囲の縦、横の画素数を検知することによ
って求めることができることは当業者に明らかである。
【0019】以上は図7の画面で原稿角度が設定されて
いない場合の処理であり、トリミング設定の選択に先立
って原稿角度が設定された場合には、制御手段5は、設
定された原稿角度を取り込んで、図8Cに示すように、
マウスカーソルを設定された原稿角度の角度に傾斜して
表示する。その余は上述したと同様である。なお、図8
Cでは原稿角度としてθ°が設定された場合を示してい
る。
【0020】以上のようにしてトリミング範囲が設定さ
れた後に、図7の画面で出力サイズのメニューが選択さ
れて、所望の出力サイズが設定された場合には、縦ある
いは横のどちらか一方の出力サイズが入力された時点で
、制御手段5は、設定された出力サイズと、先に取り込
んだトリミングのサイズとから倍率を求め、当該倍率値
を図7の画面の領域Bの倍率の項目に表示する。このと
き更に縦横倍率は等倍である前提のもとに、入力されて
いないもう一方の出力サイズを計算し、表示する。同様
に、トリミング範囲が設定された後に、図7の画面で倍
率のメニューが選択されて、所望の倍率が設定された場
合には、制御手段5は、設定された倍率と、先に取り込
んだトリミングのサイズとから縦方向及び横方向の出力
サイズを求め、当該出力サイズを図7の画面の領域Bの
出力サイズの項目に表示する。なお、出力サイズ及び倍
率は、縦横別個に設定できるようになされているもので
ある。
【0021】次に、出力サイズが設定された後にトリミ
ング設定を行う場合について説明する。この場合にもト
リミング設定のメニューを選択し、マウスを左クリック
してトリミング範囲の始点位置Pが決定されるとトリミ
ング枠が表示されるが、縦横等倍である前提のもとに、
この場合には出力サイズが予め設定されているので、図
8D,Eに示すように、トリミング枠上の設定された縦
横比に対応する位置に所定のマークM、図では「+」マ
ークを表示する。これによりオペレータに対して、予め
設定した出力サイズで制限されるトリミング範囲を明確
に認識させることができる。そして、図8D,Eの状態
でマウス203を左クリックした場合にはMで示す位置
に決定される。なお、図8D,Eは、出力サイズの縦横
比が、縦:横=2:1に設定された場合を示し、図8D
はカーソルを始点Pから縦方向に移動させた場合、図8
Eはカーソルを始点Pから横方向に移動させた場合を示
す。このようにして出力サイズとトリミングの設定が終
了すると、制御手段5は倍率を求め、求めた倍率値を図
7の画面の領域Bの倍率の項目に表示する。
【0022】次に、倍率及び出力サイズが設定された後
にトリミング設定が選択された場合について説明する。 この場合には、トリミングサイズは一義的に決定される
から、制御手段5は求めたトリミングサイズを表示画面
上のサイズに換算して、図8Fに示すようにトリミング
枠Kを表示する。このときどのような位置にトリミング
枠Kを表示するかは任意であり、例えば、トリミング枠
の中心を画像表示領域Aの中央に一致させて表示するこ
ともできるし、トリミング枠Kの左上端部を画像表示領
域Aの左上端に一致させて表示することもできる。そし
て、マウス203によりトリミング枠Kを所望の位置に
移動させ左クリックすると、図のK′で示すようにトリ
ミング枠は固定され、このときのトリミング枠K′の座
標データが入出力制御手段7から制御手段5に転送され
る。
【0023】以上のようにして所望のセットアップ条件
を設定した後に当該セットアップメニューを終了し、本
スキャン開始を指示すると、制御手段5は、セットアッ
プ条件として決定されたパラメータをメカ制御手段6を
介して入力スキャナ100及び出力機500に転送する
と共に、所定の処理を開始させる。これによって、所望
の出力フィルムを得ることができる。
【0024】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種
々の変形が可能であることは当業者に明らかである。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、トリミング、倍率、出力サイズの3種のパラメ
ータを一工程で容易に決定することができるので、従来
に比較して作業効率を大幅に向上させることができるば
かりでなく、トリミング範囲、倍率、出力サイズをその
場で確認できるので、誤操作を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明が適用される画像処理装置の外観構
成例を示す図である。
【図2】  入力スキャナの画像読み取り部の原稿台の
構造を示す図である。
【図3】  入力スキャナの入力部光学系を示す図であ
る。
【図4】  蛍光灯とカラー原稿との走査関係を示す図
である。
【図5】  出力機の概略構成を示す図である。
【図6】  画像処理部の電気的なブロックの構成を示
す図である。
【図7】  セットアップを設定するための表示画面の
例を示す図である。
【図8】  トリミング枠の表示態様を示す図である。
【符号の説明】
1…入力補正手段、2…前処理手段、3…画像メモリ、
4…画像処理手段、5…制御手段、6…メカ制御手段、
7…入出力制御手段、100…入力スキャナ、200…
本体、202…キーボード、203…マウス、204…
CRT、500…出力機。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  入力スキャナで読み取った原稿画像と
    、少なくとも倍率及び出力サイズを設定できるメニュー
    を一つの画面に表示し、倍率と出力サイズが設定された
    場合には、当該倍率と出力サイズで決定されるサイズの
    トリミング枠を原稿画像に重畳して表示し、当該画面上
    で前記トリミング枠を所望の位置に設定可能とし、前記
    原稿画像上でトリミング範囲が設定され次いで倍率が設
    定された場合には当該トリミング範囲の原稿サイズと倍
    率とから求められる出力サイズを前記出力サイズ設定メ
    ニューの位置に表示し、前記原稿画像上でトリミング範
    囲が設定され更に出力サイズが設定された場合には当該
    トリミング範囲の原稿サイズと出力サイズとから求めら
    れる倍率を前記倍率設定メニューの位置に表示すること
    を特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】  入力スキャナで読み取った原稿画像と
    、少なくとも倍率及び出力サイズを設定できるメニュー
    を一つの画面に表示し、出力サイズを設定し次いでトリ
    ミング範囲を設定する場合には、表示されるトリミング
    枠に先に設定した出力サイズの縦横比で定まるトリミン
    グ制限範囲を表示することを特徴とする画像処理方法。
  3. 【請求項3】  回転軸に対して回転可能となされた原
    稿台を備える平面型入力スキャナで読み取った原稿画像
    と、少なくとも倍率、出力サイズ及び原稿角度を設定で
    きるメニューを一つの画面に表示し、前記原稿角度が設
    定された場合には、トリミング枠を設定された原稿角度
    で表示すると共に、前記原稿台の回転角度を設定された
    原稿角度に設定することを特徴とする画像処理方法。
  4. 【請求項4】  原稿台を備える平面型入力スキャナと
    、表示手段と、制御手段とを備える画像処理装置であっ
    て、前記制御手段は、前記入力スキャナで読み取った原
    稿画像と、少なくとも倍率及び出力サイズを設定できる
    メニューを前記表示手段の画面に表示し、倍率と出力サ
    イズが設定された場合には、当該倍率と出力サイズで決
    定されるサイズのトリミング枠を原稿画像に重畳して表
    示し、当該画面上で前記トリミング枠を所望の位置に設
    定可能とし、前記原稿画像上でトリミング範囲が設定さ
    れ次いで倍率が設定された場合には当該トリミング範囲
    の原稿サイズと倍率とから求められる出力サイズを前記
    出力サイズ設定メニューの位置に表示し、前記原稿画像
    上でトリミング範囲が設定され更に出力サイズが設定さ
    れた場合には当該トリミング範囲の原稿サイズと出力サ
    イズとから求められる倍率を前記倍率設定メニューの位
    置に表示し、出力サイズを設定し次いでトリミング範囲
    を設定する場合には、表示されるトリミング枠に先に設
    定した出力サイズの縦横比で定まるトリミング制限範囲
    を表示し、原稿角度が設定された場合には、トリミング
    枠を設定された原稿角度で表示すると共に、前記原稿台
    の回転角度を設定された原稿角度に設定することを特徴
    とする画像処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7548339B2 (en) 2002-11-18 2009-06-16 Seiko Epson Corporation Automatic trimming of image data
JP2010219765A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Kyocera Mita Corp 画像操作表示装置及び画像形成装置

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