JPH03240359A - 画像走査装置及び画像走査方法 - Google Patents

画像走査装置及び画像走査方法

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JPH03240359A
JPH03240359A JP2037974A JP3797490A JPH03240359A JP H03240359 A JPH03240359 A JP H03240359A JP 2037974 A JP2037974 A JP 2037974A JP 3797490 A JP3797490 A JP 3797490A JP H03240359 A JPH03240359 A JP H03240359A
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Application number
JP2037974A
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English (en)
Inventor
Takashi Sakamoto
阪本 多賀司
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば印刷製版用に使用される平面走査タイ
プのスキャナ等の画像走査装置及び画像走査方法に関す
る。
(従来の技術) 印刷製版作業においては、例えば第6図に示すような原
画1の一部を抽出して、第7図のレイアウトに示される
ように特定の領域を所望の寸法及び角度付けをもって複
製記録することが行われる。
なお、図示例では便宜的にrA、B、C」で示しである
が、実際は通常の写真像である。
従来この種の作業は、手作業により画像を切り抜き、次
いで切り抜いた画像を原画貼付台紙又は透明樹脂シー1
−(透明樹脂フィルム)に貼着することによって行われ
ていたが、最近ではいわゆるカラースキャナの進歩に伴
い、原画の中からトリミング領域のみの画像情報をピッ
クアップする画像走査装置が開発されている。
そして、この種の画像走査装置の一例として、平面走査
タイプの製版用スキャナがある。この製版用スキャナは
、CODラインセンサ(以下ラインセンサという)によ
って、回転テーブル又は固定テーブル上にセットされた
原画の原画像を光電走査して読み取る構成をとる。
この平面走査タイプの製版用スキャナにおいて、原画の
トリミング領域の画像情報を効率よく読み取るための一
手法として原画の角度出しを行う方法がある。即ち、第
8図(a)に示すように、主走査方向Yに原画ホルダ2
0内の原画1の上辺を位置合わせした状態で、斜線部で
示されるトリミング領域10を読取る場合を想定すると
、ラインセンサ(COD)がトリミング領域10のみな
らずその外側の不要部分1工の画像情報をも読み取るこ
とになる。それ故、不要部分11の画像情報を読み取る
分、信号量が増大し、且つ後工程において不要部分11
の画像情報をカットする等の手間がかかって非能率であ
る。
一方、原画ホルダ20を第8図(a)に示す状態からθ
だけ腰時計方向(以下、反時計方向をCCW方向といい
、時計方向をCW力方向いう)に回転し、原画工の角度
出しを行うと、第8図(b)に示すように、トリミング
領域10の図上上端縁12が主走査方向Yに一致する。
従って、この状態で主走査方向Yについて読み取り領域
を設定し、且つ副走査方向Xにおいてトリミング領域1
0の上端縁12から下端縁13までスキャンすると、こ
のスキャンによりトリミング領域lOに関する画像情報
を得ることができる。従って、不要部分11を読み取る
ことがないので、結局効率のよい読み取り動作が可能に
なる。
従来この種の原画の角度出しは、一般にオペレータの目
視観察により行われていた。即ち、その−例として、テ
ーブルが固定されたタイプの製版用スキャナにあっては
、テーブル上にけがき等により主走査方向を示す基準線
等を設け、これを目印にしてオペレータがテーブル上に
おいて原画のトリミング領域の一端縁を基準線に位置合
わせして行なっていた。
また、他の例として、回転テーブルを備え、これが手動
の回転機構に連結されたタイプの製版用スキャナにあっ
ては、例えば回転テーブルの外側方に環状の目盛を刻設
した位置合わせ部材を付設し、これの目盛を目視して回
転テーブルを所望角度回転させて原画の角度出しを行な
っていた。
また、オペレータの目視観察によらない原画の角度出し
方法として、上記の如き手操作を行わずソフト的に角度
出しを行う方法がある。この方法は、製版用スキャナが
画像メモリを有するシステム(レイアウトスキャナある
いはトータルスキャナ)に接続されたタイプの装置にお
いて実現される。具体的にはラインセンサが読み取った
画像データを画像メモリに格納し、格納された画像デー
タをソフト的に座標変換して所望の角度となるよう回転
させて行われる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、オペレータの目視観察によって原画の角
度出しを行う場合は、熟練を要するため、角度出しを精
度よく行うことが困難になる。加えて、固定テーブル又
は回転テーブル上で設定された原画の角度が所望の角度
であるかどうかの確認作業が、実際に原画をスキャンし
た後でないと行えないので、正確な角度出しを行うのに
長時間を要するという欠点がある。更に、固定テーブル
又は回転テーブルには、通常セットされる原画を挟圧保
持する透明ガラス製の原画ホルダが設けられるが、この
原画ホルダで原画を覆う際に原画の位置ズレを発生し易
く、この点においても角度出しを行うのに長時間を要す
るという欠点がある。
また、レイアウトスキャナ等においてソフト的に角度出
しを行う場合は、ラインセンサが読み取った全ての画像
データを画像メモリに格納するため、メモリ容量の極め
て大きな画像メモリが必要になり、且つ膨大な量の画像
データを処理する必要上多数のソフトウェアが必要にな
る。それ故、システム全体が高価、且つ大型のものにな
るといった欠点がある。加えて、座標変換処理に長時間
を要するため処理時間が長くなるという欠点もある。
(発明の目的) 本発明は、上記従来技術の諸欠点を解消し、原画の角度
出し作業を迅速、且つ精度よく行える画像走査装置及び
走査方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明に係る画像走査装置は、原画を平面状に載置する
回転テーブルと、前記原画を1ラインずつ光電走査して
読取るラインセンサと、読取られた画像データに基づき
ディスプレイ上に画像を表示するモニタ手段と、ディス
プレイ上の表示画像において複数の座標値を指定する座
標指定手段と、指定された座標値と予め設定された基準
とに基づいて原画の回転角を算出する角度算出手段と、
角度算出手段により求められた回転角だけ前記回転テー
ブルを回転駆動する回転制御手段とを備え、回転テーブ
ル回転後の充電走査によって所望の角度のついた画像デ
ータを出力する構成としたことを特徴としている。
また、本発明に係る画像走査方法は、回転テーブル上に
平面状に載置された原画を光電走査し、その際に得られ
る画像データに基づいて、原画の画像をディスプレイ上
に表示するプリスキャンステップと、原画の画像を表示
したディスプレイ画面上において複数の座標値を指定す
る座標指定ステップと、指定された座標値と予め設定さ
れた基準とに基づいて原画の回転角を算出すると共に、
算出した回転角だけ回転テーブルを回転させるステップ
と、回転された原画を光電走査し、読取られた画像デー
タを出力する本スキャンステップと、からなることを特
徴としている。
(作用) 本発明によれば、モニタ手段のディスプレイ上に表示さ
れる原画の画像情報に対して、複数例えば2点の座標値
を指定すると、これら座標値と予め定めた基準とに基づ
いて、原画の回転角が求められる。この回転角の一例を
説明すれば、指定された2点を結ぶ線分の、基準例えば
ディスプレイ上の水平走査方向に対する傾き角度である
。そして、この回転角に従い回転制御手段が回転テーブ
ルを所定方向にその角度だけ回転させると、原画の読み
取りたいトリミング領域がラインセンサの走査方向に関
連付けられる。それ故、本スキャン時において効率の良
い読み取り動作が行える。
尚、原画の回転は、トリミング領域の外枠を主走査、副
走査方向と平行にする場合だけでなく、わざと原画を所
定角1頃斜させて読み取る場合にも行う必要が生じる。
このような場合に本発明を適用するには、指定された複
数の座標値に対する基準を、主走査方向や副走査方向と
は異なる方向に傾斜させて設定すればよい。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面に従って具体的に説明す
る。第1図は本発明の一実施例として製版用スキャナの
全体構成を示す図面、第2図は原画ホルダを示す一部破
断平面図である。
l  スキ十 の この製版用スキャナは、回転テーブル27に保持された
原画lをB(ブルー)、G(グリーン)及びR(レッド
)の3原色の画像データとして夫々読み取るB−CCD
ラインセンサ40、G−CCDラインセンサ41、R−
CCDラインセンサ42を含む入力部4と、入力部4に
より読み取られた画像データを後述する内容で信号処理
する制御処理部5と、本スキャンに先立って行われるブ
リスキャン時に得られる画像データに基づき原画1の角
度出しをする角度出し設定部6と、原画1の角度出しが
行われた後に実行される本スキャン時に得られる画像デ
ータに基づいて記録用の感光材料7日に複製画像を記録
する記録部7とを備えてなる。以下各部の詳細を順を追
って説明する。
大功1先劇阻 まず、回転テーブル27を含む走査テーブル2の詳細に
ついて説明する。走査テーブル2は、第1図に示すよう
に直方体状をなし、上下両面の中央部に円形の開口が設
けられる。走査テーブル2の下面には、原画送り方向(
副走査方向)Xと直交する矢印yで示される水平方向に
適当長さ離隔させてガイドレール21.21を並設し、
そのガイドレール21.21上に摺動子22.22が載
架される。この摺動子22.22は走査テーブル2の下
面に固着されている。図上右側に位置する摺動子22の
内方には原画送り方向Xに長いナツト23が設けられる
。ナツト23には走査テーブル2を原画送り方向Xに移
動させるねじ軸24が螺着されている。ねし軸2.4に
はこれをねじ送りする副走査用のパルスモータ25 (
以下単にモータという)が連結される。これにより、モ
ータ25を正、逆転駆動すると走査テーブル2が原画送
り方向Xに往復移動される。
走査テーブル2の下面側における円形開口の周縁部には
、上端に係合用突起を有する環状ガイド26が立設され
る。環状ガイド26は、中央部に角穴が形成された回転
テーブル27を鉛直軸回りに回転自在に支持する。即ち
、回転テーブル27の下面における周縁部には、環状ガ
イド26の係合用突起に係合する保合溝を下端に備えた
環状摺動子28が設けられる。
加えて、環状摺動子28の外側にはこれと同心状に環状
ラック29が装着される。なお、環状ラック29は完全
な円である必要があるが、環状摺動子28は必ずしも完
全な円である必要はなく、少な(とも3個の適宜長さの
ものを等間隔に配置すればよい。
一方、走査テーブル2の内部には、環状ラック29に噛
合するビニオン200をaカ軸に連結した角度出し用の
パルスモータ201 (以下単にモータという)が設け
られる。これにより、モータ201を駆動すると、環状
ガイド26に案内されて回転テーブル27が回転される
。なお、モータ201及び前記モータ25の駆動は後述
する制御装置82から与えられる駆動パルスにより行わ
れる。
ビニオン200と環状ラック29のギヤ比は回転テーブ
ル27の角度出し分解能を高めるべ(、モータ201の
1パルス当たりの回転テーブル27の回転角を充分小さ
くできる値に設定される。
−例として、モータ201として4相弐のパルスモータ
を使用する場合は、その1パルス当たりの出力軸の回転
角が0.72°となるので、ギヤ比を1=10程度に設
定すれば、回転テーブル27の角度出し分解能は0.0
72°程度の高分解能となる。
回転テーブル27の角穴には、原画1をテーブル面に対
して挟圧保持する原画ホルダ20が組み付けられる。原
画ホルダ20は、第2図に示すように、矩形状をなす上
下の枠体202.203を蝶番206.206を用いて
開閉自在に連結してなる。枠体202.203の内部に
は、透明ガラス等からなる透明板204.205が設け
られる。
透明板204.205の間には原画1がセントされる。
また、第1図において、走査テーブル2の上方には、例
えばハロゲンランプと石英ロンドからなる光源(図示せ
ず)が設けられる。光源から照射される光は、透明板2
04.205及びこの闇にセットされる原画1を透過し
、次に述べる光学系を介してB−CCDラインセンサ4
0、G−CCDラインセンサ41及びR−CCDライン
センサ42に夫々投影され、これて原画1の画像がB、
C,Rに色分解して読み取られる。
これらB−CCDラインセンサ40、G−CCDライン
センサ41及びR−CCDラインセンサ42の主走査方
向は矢印yで示される方向に一致する。
走査テーブル3の原画送り方向Xへの移動(副走査方向
への移動)はラインセンサ40.41.42の1ライン
分の読み取り動作に同期して行われる。なお、走査テー
ブル2を原画送り方向Xに移動させる代わりにラインセ
ンサ40.41.42を副走査方向に移動させてもよい
ことは勿論である。
光学系は、走査テーブル2の下方に設けられる防塵ガラ
ス43、原画1を透過する読み取り光Iの光路を906
変換する反射ミラー44、変倍レンズやテレセンドリン
クアダプタレンズ等からなるレンズ系45、及び読み取
り光重をB、G、Hの3原色の光に色分解するダイクロ
イックプリズム46からなる。
ダイクロイックプリズム46により色分解されたB、G
、Rの光は、スリット47.47.47を介してB−C
CDラインセンサ40.G−CCDラインセンサ41及
びR−CCDラインセンサ42に夫々投影される。各ラ
インセンサ40.41.42は3原色の光IB、IC,
IRを光電変換し、原画1の1ライン分の画像データと
して蓄積する。
ラインセンサ40.41.42に蓄積された1ライン分
のB、G、Hの画像データは、制御装置82から与えら
れるクロック信号に同期して読み出され、S/H(サン
プルホールド)回路50.51.52に出力される。S
/H回路50.51.52は、読出された時系列信号を
一時的に保持しA/D変換器53.54.55に出力す
る。A/D変換器53.54.55は、入力された時系
列信号をディジタルの画像データに変換し画像処理装置
81に出力する。
′  几     5 の− 制御処理部5は、画像処理装置81、制御装置82、相
方向パスハソファ83、イメージメモリ84、色演算回
路85、網点信号発生回路86とから成る。
画像処理装置81は、本スキャンにより入力される画像
データに対してシェーディング補正、データの正規化、
階調変換、倍率変換等の通常行なわれる各種処理を施し
て色演算回路85に出力する。色演算回路85は、入力
されるB、G、Hの各画像データをY(イエロー)、M
(マゼンタ)、C(シアン)、K(黒)の各色信号に変
換し、網点信号発生回路86に出力する。網点信号発生
回路86は、(Y、M、C,K)の各色信号に基づき網
点信号を生成し、これを変調制御信号として出力部7に
与える。
一方、本スキャンに先立って行われるブリスキャン時に
あっては、画像処理装置81に入力されるB、G、Rの
各画像データは、色演算回路85に出力されることなく
、所定の間引き率で間引かれて相方向パスバッファ83
を通りイメージメモリ84に各色毎に格納される。ここ
に、間引き率は制御装置82からのクロック信号により
設定され、例えば任意の1ライン分の画像データを読み
込んだら、次に副走査方向における数ライン分の画像デ
ータを読み飛ばし、その後該当する1ライン分を読み込
む手法や或いは入力されたデータを一部メモリに落とし
、メモリ内で間引く等の手法で行う。
間引き率の一例として、主走査方向に関しては、ライン
センサ40.41.42の画素数とCRTディスプレイ
60の横力向く水平方向)の画素数とが一部する比率で
間引く。
また、ラインセンサ40.41.42の副走査方向、即
ち原画送り方向Xについては、−例としてCRTディス
プレイ60上に表示される表示画像が縦、横等倍となる
ようなピッチで入力されるように走査テーブル2の移動
速度を設定する。
相方向パスバッファ83は、スキャン時にモニタ用画像
データをイメージメモリ84に格納するためにこの方向
に開かれる。一方、CRTディスプレイ60で読取り画
像をモニタしながら角度出しを行ったり、画像処理装置
81における上記した各種条件を設定する場合には、イ
メージメモリ84に格納されたモニタ用画像データを制
御装置82へ送出するためこの方向に開かれる。
しが  6の晋 角度出し設定部6は、CRTディスプレイ60と座標指
定装置62及び制御装置82の一部演算機能部とから成
らている。
ブリスキャン時において、イメージメモリ84には原画
1のトリミング領域が所定のmxn個の画素データとし
て格納され、この画素データが制御装置82により読み
出され、第3図に示すように、CRTディスプレイ60
の表示画面61上に表示される。図において、Poは表
示画面61の左側上部で主走査及び副走査の開始位置に
相当し、この位置を座標原点とする。これにより、表示
画面61において副走査方向XをX軸、主走査方向yを
Y軸とするX−Y座標系が定義付けられる。
表示画面61の表示内容は原画1の角度出しを行うため
に利用される。この角度出しは、座標指定装置62とし
て、オペレータがマウスやスタイラスペン、キーボード
等を操作し、座標値を人力することにより行われる。以
下、その詳細を第4図に示すフローチャートに従って説
明する。
プリスキャンが終了すると(ステップSt)、制御装置
82は、イメージメモリ84に格納されたB、G、R全
での色のモニタ用画像データを読み出しくステップS2
) 、CRTディスプレイ60の表示画面61に表示さ
せる(ステップ33)。
この時、同時に表示画面61にはカーソルも表示される
次いで、オペレータにより座標指定装置62が操作され
、カーソルが移動され、これによりXY座標系における
一点目の座標値p+(xl、yl)が指定入力され(ス
テップS4)、続いて二点口の座標値PK  (XZ、
3’2)が指定入力されると(ステップS5)、両座標
値P1 (xl、yI)、Pz  (Xz、  yz)
が一致していないかどうかを判定する(ステップS6)
。両者が一致する場合は、座標値P+  (Xi、  
yI)とPz(xZ+3’りが重なり、角度出しに必要
な線分PP2を得ることができないので、元の座標値P
2(XZ、3’Z)を無効とし、且つCRTディスプレ
イ60に付設される図外の警報器を鳴動させたり、或い
は画面上にメソセージを表示する等して一致状態をオペ
レータに報し、座標値P2  (X2yz)の再指定を
促す(ステ・ノブS7)。
一方、ステップS6において座標値P+(Xiy、)と
Pz  (Xz、li’z)が−敗しないと判定される
と、制御装置82はカーソルによって指定された座標値
PI (Xi 、)’+ )、Pg  (XZyz>を
読み出し、これに基づき下記0式に示す演算を実行し、
座標値P+  (Xt 、yI )、Pz  (XZ、
  yz)を結ぶ線分P、P、のY軸に対する傾き角θ
 (角度付は角)を算出する(ステップS8)。
Xz−X。
ここに、角度付は角θは、回転テーブル27をこの角度
θだけ回転させた場合に、線分P+ PzがY軸、即ち
ラインセンサ40.41.42の主走査方向に一致する
角度であり、こうすることにより原画1のト1!ミング
領域を効率よく読み取ることが可能になる。
但し、θくOのときは第1図において回転テーブル27
をCW力方向回転させることを意味し、θ〉0のときは
CCW方向に回転させることを意味する。また、x、=
xzのときはθ=906となり、yl〉yIのときはC
W方間へ、3’+ <3’2のときはCCW方向へ回転
させることを意味する。
そして、角度付は角θの算出結果に対応する角度だけ回
転テーブル27を同方向に回転させるべ(、モータ20
1に所定数の駆動パルスを発し、回転テーブル27を回
転させて原画1の角度出しを行う(ステップS9)・ ところで、この実施例ではブリスキャンで得た画像デー
タをCRTディスプレイ60に表示し、その表示画面で
原画1の角度出しを行うものであるので、表示画面の画
素密度が低いと角度付けの精度が劣化するおそれがある
。しかしながら、CRTディスプレイ60として画素数
512X512のものを使用し、原画ホルダ20上を目
一杯に使用する状態で原画1を保持し、これをスキャン
するものとすると、座標値PI (xl、yI)、Pg
  (XZ、)’z)を指定したときの線分P、  P
gの角度付は角をθ、座標値Pg  (XZ、  yz
)と隣合う画素Pg’、Pg ″とP、とを結ぶ線分P
+ Pz  、p、Pz  “を指定したときの角度付
は角を夫々θ′、θ″として、角度付は角の設定分解能
θ−θ′、θ−θ“を調べてみると、例えばpt (1
00,100) 、Pg(400,100)、p、 ”
 (401,99)、22 ″(399,101)の場
合は以下のようになる。
′、−0,19’ (deg) = −0,19’ (deg) 更に、P、 (too、100) 、Pg(400,4
00)、P2(401,399) 、pz ″(399
,401)の場合は= 0.19°(d+4) 鴇−0,19°(deg) の様になる。
上記各値を比較してみるに、粗い設定でも0゜2程度の
良好な分解能が得られることが解かる。
従って、実使用上問題はないものと考えられる。
但し、線分P、P、の長さが長いほど角度付けの精度は
向上するので、2つの座標値P、  (x。
?+ )、Pg  (Xz、yz)は出来るだけ離れた
ところに設定するのが望ましい。
また、線分P、P2が目視しずらい場合は線分P+Pz
を延長できる手段をCRTディスプレイ60に講じれば
よく、その−例として第5図に示す手段が考えられる。
これはCRTディスプレイ60の表示画面61に座標値
P+  (X+ 、3’l )、Pz  (X2,3’
Z)が指定入力されると、表示画面61の左右両側縁部
に線分P、P、の延長線4部分を赤色等の目立つ色で発
光表示するものである。
なお、上述のブリスキャン後の角度出しの際に、原画の
ハイライト点およびシャドウ点の設定や色修正等に関す
るセットアツプ作業が行われる。このセントアップ作業
は周知であるので、その説明を省略する。
これにより、角度出しが行われ、トリミング領域10の
みの読み取りを行う場合は、ラインセンサ40.41.
42の前方にある変倍レンズの倍率を調整して、主走査
及び副走査の範囲をトリミング領域IOの面積に略等し
くし、その状態で本スキャンを行う。そして、この時、
ラインセンサ40.41.42が読み取ったB、G、H
の画像データを画像処理装置81に出力し、ここで既述
したシェーディング補正、データの正規化等各種の処理
が行われ、色演算回路85で(B、G、R)−(YSM
、C,K)の変換が行われ、更に網点信号発生回路86
て網点信号に処理される。
なお、上記本スキャン時に、原画の読取りとともにその
読取り画像をCRTディスプレイ60に表示することも
できる。
記録部1皇旧廠 記録部7は、この実施例では音響光学変調器71、レー
ザ光源72、ミラー74、ガルバノミラ−76、fθレ
ンズ等の結像光学系77から成っている。
前記網点信号発生回路86で生成された網点信号は音響
光学変調器71に与えられる。音響光学変調器71には
、レーザ光[72からのレーザビーム73がミラー74
を介して与えられているので、網点信号に基いてレーザ
ビーム73を変調する。この変調によって得た露光ビー
ム75は、ガルバノミラ−76に導かれ、該ミラー76
の振動によって左右に振られ、結像光学系77を介して
記録用の怒光材料78の表面に照射される。これにより
記録動作が行われる。ガルバノミラ−76の振動は、ラ
インセンサ40.41.42におけるCCD素子の出力
取出しタイミングと同期して行われる。なお、偏向手段
としてのガルバノミラ−76の代わりにポリゴンミラー
を用いることもできる。
上記実施例では本発明をカラー製版用スキャナに適用す
る場合について説明したが、モノクロの製版用スキャナ
についても同様に適用できるし、また製版用スキャナ以
外の他の画像走査装置にも適用できる。
又、上記実施例では主走査方向と平行な基準線を想定し
、座標指定装置62で指定された座標値P’+  (X
t、)’+)、Pg  (XZ、3’2)を結ぶ線分p
、P2を前記基準線と合致するように原画1を回転させ
る構成をとるが、基準線としては上記以外に副走査方向
と平行な線でもよく、或いは主走査方向、副走査方向の
いずれの方向とも交差する方向の任意の線であってもか
まわない。実際上、画像をわざと所定角θ(06〈θ〈
90°)回転した状態で読み取ることを必要とする場合
があり、このような場合にも本発明は有効である。
(発明の効果) 以上の本発明による場合は、モニタ手段の表示画面に表
示される原画の画像情報に対して、オペレータが複数の
座標値を指定するだけで、本スキャン時において読み取
りを欲する領域の走査位置の設定、即ち原画の角度出し
が行える。従って、従来の目視観察による場合に比べて
原画の角度出しを格段に迅速、且つ確実に行える。
また、ソフト的に原画の角度出しを行う従来のトータル
スキャナ等に比べて、装置構成が格段にコンパクト、且
つ安価になるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用する製版用スキャナの全体構成を
示す図面、第2図は原画ホルダを示す一部破断平面図、
第3図はCRTディスプレイの表示画面を示す図面、第
4図は原画の角度出し操作を示すフローチャート、第5
図は原画の角度付は操作の操作性の向上が図れる別の手
段を示す図面である。 第6図は複製対象の原画を示す図面、第7図は複製トリ
ミング領域を表示した版下台紙を示す図面、第8図は原
画の角度出しが必要な理由を示す図面である。 1・・・原画、2・・・走査テーブル、20・・・原画
ホルダ、25・・・副走査用のモータ、27・・・回転
テーブル、201・・・角度出し用のモータ(回転制御
手段)、4・・・入力部、40・・・B−CCDライン
センサ、41・・・G−CCDラインセンサ、42・・
・R−CCDラインセンサ、5・・・制御処理部、81
・・・画像処理装置、82・・・制御装置(回転制御手
段)、6・・・角度出し設定部(角度夏山手段)、60
・・・CRTディスプレイ (モニタ手段)、61・・
・座標指定装置(座標措定手段)、7・・・記録部。 第2図 第3図 第5 図 第6図 第7 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原画を平面状に載置する回転テーブルと、前記原
    画を1ラインずつ光電走査して読取るラインセンサと、 読取られた画像データに基づきディスプレイ上に画像を
    表示するモニタ手段と、 ディスプレイ上の表示画像において複数の座標値を指定
    する座標指定手段と、 指定された座標値と予め設定された基準とに基づいて原
    画の回転角を算出する角度算出手段と、角度算出手段に
    より求められた回転角だけ前記回転テーブルを回転駆動
    する回転制御手段とを備え、回転テーブル回転後の光電
    走査によって所望の角度のついた画像データを出力する
    構成としたことを特徴とする画像走査装置。
  2. (2)回転テーブル上に平面状に載置された原画を光電
    走査し、その際に得られる画像データに基づいて、原画
    の画像をディスプレイ上に表示するプリスキャンステッ
    プと、 原画の画像を表示したディスプレイ画面上において複数
    の座標値を指定する座標指定ステップと、指定された座
    標値と予め設定された基準とに基づいて原画の回転角を
    算出すると共に、算出した回転角だけ回転テーブルを回
    転させるステップと、回転された原画を光電走査し、読
    取られた画像データを出力する本スキャンステップと、 からなることを特徴とする画像走査方法。
JP2037974A 1990-02-19 1990-02-19 画像走査装置及び画像走査方法 Pending JPH03240359A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010160327A (ja) * 2009-01-08 2010-07-22 Hitachi High-Technologies Corp プロキシミティ露光装置、プロキシミティ露光装置の基板位置決め方法、及び表示用パネル基板の製造方法

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JP2010160327A (ja) * 2009-01-08 2010-07-22 Hitachi High-Technologies Corp プロキシミティ露光装置、プロキシミティ露光装置の基板位置決め方法、及び表示用パネル基板の製造方法

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