JPH04252148A - 中華麺の製造方法 - Google Patents

中華麺の製造方法

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JPH04252148A
JPH04252148A JP3058870A JP5887091A JPH04252148A JP H04252148 A JPH04252148 A JP H04252148A JP 3058870 A JP3058870 A JP 3058870A JP 5887091 A JP5887091 A JP 5887091A JP H04252148 A JPH04252148 A JP H04252148A
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Japan
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noodle
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noodles
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JP3058870A
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Katsuyuki Kadooka
門岡 克行
Seisaku Fuse
布施 精作
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中華麺の製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般に
中華麺の製造において、滑らかで粘弾性に富む麺を得る
ためには、熟成工程が重要である。この熟成は、生地熟
成、麺帯熟成及び麺線熟成に大別されるが、生地熟成で
は効果が弱く、麺帯熟成では後工程の圧延により熟成し
た生地がダメージを受けるため透明感が少なく、ゆでの
びに対する効果は弱い。そして、麺線熟成は1〜2昼夜
熟成させることにより、透明感、粘弾性、ゆでのびしに
くさなどの効果が最も得られるものである。
【0003】しかしながら、このように麺帯、麺線を熟
成させる場合においても、麺帯取り、麺線取り及び出し
入れ等で作業者が多く必要であり、また、保管スペース
、容器、器具等が必要となり、熟成保管中の増菌対策と
して、容器、器具等の洗浄や冷蔵設備も必要となるとい
う問題があった。また、麺線切り出し〜ゆで工程への連
続化ができないため、冷凍ゆで麺、包装ゆで麺の製造に
は適用し難いという欠点もあった。
【0004】さらに、切り出した麺線を加熱処理して麺
類を製造する方法が知られているが(特開昭61−20
9561 号)、設備化に問題があり、その効果も充分
満足できるものではなかった。
【0005】従って、熟成を行うことなく、効率良く、
滑らかで粘弾性に富む中華麺の製造方法が望まれていた
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者らは鋭意研究を行った結果、小麦粉、澱粉、グル
テン、卵白及びかんすいを混合、混練し、脱気下で押し
出し機にて麺帯を押し出した後、連続圧延、麺線切り出
しすれば、熟成を行わなくても滑らかで粘弾性に富んだ
中華麺が得られることを見出し、本発明を完成した。
【0007】すなわち、本発明は、小麦粉80〜95重
量部、馬鈴薯澱粉及び/又はタピオカ澱粉3〜10重量
部、活性粉末グルテン1〜5重量部及び卵白(乾燥粉末
として)1〜5重量部を、全量が100重量部となるよ
うに混合し、これにかんすいを加えて混練した後、脱気
下、押し出し機で麺帯を押し出し、これを常法により連
続圧延して麺線を切り出すことを特徴とする中華麺の製
造方法を提供するものである。
【0008】本発明で用いられる澱粉は、馬鈴薯澱粉及
びタピオカ澱粉をそれぞれ単独でも、組み合せても用い
ることができ、麺の滑らかさと歯応えを出すためにこれ
らの澱粉が最良である。小麦、コーンなどの澱粉では麺
のべたつきが大きくなるので好ましくない。馬鈴薯澱粉
及び/又はタピオカ澱粉は合計で3〜10重量部、好ま
しくは5〜6重量部配合される。3重量部未満では充分
な効果が得られず、10重量部を超えると弾力がなくな
るので好ましくない。
【0009】活性粉末グルテンは粘性を伴った歯応えを
出すために必要であり、1〜5重量部、好ましくは2〜
3重量部配合される。1重量部未満では充分な効果が得
られず、5重量部を超えると歯切れが悪くなる。
【0010】卵白は麺の弾力を出すのに必要であり、液
状又は乾燥粉末のいずれでも使用できるが、乾燥粉末と
して1〜5重量部、好ましくは2〜3重量部配合される
。1重量部未満では充分な効果が得られず、5重量部を
超えると麺がブツブツと切れ易く、中華麺独特のしなや
かさが失われる。
【0011】本発明においては、まず、これら馬鈴薯澱
粉及び/又はタピオカ澱粉、活性粉末グルテン、卵白と
小麦粉80〜95重量部を全量が100重量部となるよ
うに混合し、これにかんすいを加えて混練する。これを
脱気下、押し出し機を用いて麺帯を押し出す。押し出し
時の脱気は、麺に麺線熟成と同様の透明感を出すのに必
要であり、またこれにより、生地相互の結着を高め、ゆ
で溶け及びゆでのび減少効果を得ることができる。この
脱気度は−400〜−720mmHg、特に−500m
mHg以上が好ましい。また、押し出しは30kg/c
m2 以下の低圧で行うのが好ましい。あまり高圧で押
し出すとなめらかさ、弾力性の劣ったものになりやすく
、ゆでのびも早くなる傾向がある。次いで、得られた麺
帯を常法により連続圧延して麺線を切り出すことにより
、中華麺を得ることができる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、熟成を行うことなく、
滑らかで粘弾性に富み、しかもゆでのびしにくい中華麺
を効率良く得ることができる。また、麺線切り出し〜ゆ
で工程への連続化が可能であり、冷凍ゆで麺、包装ゆで
麺などの製造にも好適である。
【0013】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を更に説明する。 実施例1 小麦粉(特飛竜:日清製粉(株))90重量部、馬鈴薯
澱粉(なかしゃり:斜里郡農産加工農業協同組合連合会
)5重量部、活性グルテン粉末(エマソフト:理研ビタ
ミン(株))3重量部及び乾燥卵白(Kタイプ:キュー
ピー(株))2重量部を混合し、ボーメ5度のかんすい
を36重量部加えて麺用ミキサーで混練し麺生地を得た
。これを押し出し機(インプレス:伊,ブライバンティ
社製)で、脱気度−650mmHg、圧力15kg/c
m2 で麺帯(巾200mm, 厚み5mm)に押し出
した。次いでこの麺帯を製麺ロールで連続圧延し、切刃
番手♯20角で麺線に切り出した(麺線厚み1.6mm
)。この麺線を1分40秒間(ゆで歩留約230%)ゆ
で上げ、水洗、冷却後1食分ずつに小分けして急速凍結
し、冷凍ゆで中華麺を得た。
【0014】実施例2 小麦粉(特飛竜:日清製粉(株))89重量部、タピオ
カ澱粉(日食MT−01:日本食品加工(株))6重量
部、活性グルテン粉末(エマソフト:理研ビタミン(株
))2重量部及び乾燥卵白(Kタイプ:キューピー(株
))3重量部を混合し、以下実施例1と同様にして冷凍
ゆで中華麺を得た。
【0015】実施例3 実施例1の原料配合中、馬鈴薯澱料5重量部の代わりに
馬鈴薯澱粉(なかしゃり:斜里郡農産加工農業協同組合
連合会)を3重量部及びタピオカ澱粉(日食MT−01
:日本食品加工(株))を2重量部加えた以外は実施例
1と同様にして冷凍ゆで中華麺を得た。
【0016】対照例 実施例1と同様の原料配合、及びかんすい量で−600
mmHgの条件下で減圧混練して得た麺生地を製麺機で
麺帯形成し、次いで実施例1と同様に連続圧延後麺線に
切り出した。この麺線に打ち粉を施してポリエチレン袋
で包装し室温で24時間熟成させた。次いで実施例1と
同様にして冷凍ゆで中華麺を得た。
【0017】比較例1 馬鈴薯澱粉を用いない以外は実施例1と同様にして、冷
凍ゆで中華麺を得た。
【0018】比較例2 活性グルテン粉末を用いない以外は実施例2と同様にし
て、冷凍ゆで中華麺を得た。
【0019】比較例3 乾燥卵白を用いない以外は実施例1と同様にして、冷凍
ゆで中華麺を得た。
【0020】比較例4 押し出し時の脱気度を−350mmHgとする以外は実
施例1と同様にして、冷凍ゆで中華麺を得た。
【0021】試験例 実施例、対照例及び比較例で製造した中華麺を、それぞ
れ熱湯解凍した後、試食し、対照例の中華麺を基準とし
て、透明感、色調(鮮やかな黄色味)、なめらかさ(舌
ざわり)、弾力性(歯ごたえ)及びゆでのび(スープ中
でののび)について下記評点法により評価した。結果を
パネラー10名の平均値で表1に示す。 (評点法) 5点:対照よりかなり良い 4点:対照よりやや良い 3点:対照と変わらない 2点:対照よりやや劣る 1点:対照よりかなり劣る
【0022】
【表1】
【0023】表1から明らかなように、本発明により製
造された中華麺は、透明感、色調、なめらかさ、弾力性
及びゆでのび、すべてにおいて優れたものであった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  小麦粉80〜95重量部、馬鈴薯澱粉
    及び/又はタピオカ澱粉3〜10重量部、活性粉末グル
    テン1〜5重量部及び卵白(乾燥粉末として)1〜5重
    量部を、全量が100重量部となるように混合し、これ
    にかんすいを加えて混練した後、脱気下、押し出し機で
    麺帯を押し出し、これを常法により連続圧延して麺線を
    切り出すことを特徴とする中華麺の製造方法。
  2. 【請求項2】  押し出し時の脱気度が−400〜−7
    20mmHgである請求項1記載の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014203991A1 (ja) 2013-06-21 2014-12-24 日清フーズ株式会社 冷凍調理済み麺類の製造方法
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CN114680295A (zh) * 2020-12-31 2022-07-01 丰益(上海)生物技术研发中心有限公司 鲜蛋面制品及其制备方法

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