JPH0425154B2 - - Google Patents
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- JPH0425154B2 JPH0425154B2 JP12588984A JP12588984A JPH0425154B2 JP H0425154 B2 JPH0425154 B2 JP H0425154B2 JP 12588984 A JP12588984 A JP 12588984A JP 12588984 A JP12588984 A JP 12588984A JP H0425154 B2 JPH0425154 B2 JP H0425154B2
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- JP
- Japan
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- take
- spool
- shaft
- gear
- carriage
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J33/00—Apparatus or arrangements for feeding ink ribbons or like character-size impression-transfer material
- B41J33/14—Ribbon-feed devices or mechanisms
- B41J33/52—Braking devices therefor
Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明はサーマルプリンターのインクリボンカ
セツト及びカセツトベースに係り、特にインクリ
ボンのたるみ防止機構に関する。
セツト及びカセツトベースに係り、特にインクリ
ボンのたるみ防止機構に関する。
インクリボンを用いたプリンタにおいて、リボ
ンの巻取停止時におけるスプールの過回転、及び
リボン反力によるスプールの逆回転からのリボン
のたるみ等は従来よりリボンの巻取不良やカスレ
印字等の問題をおこしていた。そこで実開56−
176863号公報にみられるように、カセツト本体か
ら、インクリボン端面に圧接するように凸部を設
け(第2図参照)、スプール回転時にブレーキを
かける過回転防止機構が考案されている。
ンの巻取停止時におけるスプールの過回転、及び
リボン反力によるスプールの逆回転からのリボン
のたるみ等は従来よりリボンの巻取不良やカスレ
印字等の問題をおこしていた。そこで実開56−
176863号公報にみられるように、カセツト本体か
ら、インクリボン端面に圧接するように凸部を設
け(第2図参照)、スプール回転時にブレーキを
かける過回転防止機構が考案されている。
しかし、この場合、巻取側と従動側、両側に凸
部があり、従動側は巻取に対して負荷となる。ま
た、凸部がインクリボン端面に圧接しているため
熱転与プリンタ用のリボンのように薄いリボンを
用いた場合、巻むら等によりインクリボン端面が
みだれ巻取力が増大するという欠点があつた。さ
らに製造上の問題として、ケースの寸法、リボン
の幅のばらつき等により、インクリボンの圧接力
が大幅に変動し、それによつてたるみ防止効果が
充分得られなくなるという欠点があつた。
部があり、従動側は巻取に対して負荷となる。ま
た、凸部がインクリボン端面に圧接しているため
熱転与プリンタ用のリボンのように薄いリボンを
用いた場合、巻むら等によりインクリボン端面が
みだれ巻取力が増大するという欠点があつた。さ
らに製造上の問題として、ケースの寸法、リボン
の幅のばらつき等により、インクリボンの圧接力
が大幅に変動し、それによつてたるみ防止効果が
充分得られなくなるという欠点があつた。
従動側の負荷の問題としては、従動側の凸部を
除いてしまえば良いのであるが、近年の低コスト
化の要求から、リボンカセツトを上下反転し使用
できるようにする動きが出ている。このようにし
た場合、巻取側と従動側が入れ替わることによ
り、従動側の負荷を軽減することはできなくな
る。
除いてしまえば良いのであるが、近年の低コスト
化の要求から、リボンカセツトを上下反転し使用
できるようにする動きが出ている。このようにし
た場合、巻取側と従動側が入れ替わることによ
り、従動側の負荷を軽減することはできなくな
る。
本発明の目的は前記欠点に鑑み、反転使用可能
なリボンカセツトにおいても有効なインクリボン
のたるみ防止機構を提供することにある。
なリボンカセツトにおいても有効なインクリボン
のたるみ防止機構を提供することにある。
本発明は、プラテンに沿つて往復移動するキヤ
リジと、このキヤリジに着脱自在に載置されるカ
セツトと、カセツト中に備えられる巻取スプール
および従動側スプールと、巻取スプールと従動ス
プールに巻装されるインクリボンと、キヤリジに
備えられインクリボンを加熱するヘツドとからな
るものにおいて、キヤリジに駆動ギヤを設け、こ
の駆動ギヤとかみ合う巻取ギヤを設け、この巻取
ギヤを回転自在に支持するシヤフトをキヤリジに
取り付け、巻取スプールの中央が嵌め込まれる巻
取軸をシヤフトに回転自在に支持し、巻取ギヤの
上面に歯を形成し、この巻取ギヤの歯と係脱する
歯を巻取軸側に設け、巻取軸側の歯に巻取ギヤ側
の歯とが係脱するように巻取ギヤの上下作動を行
なわせるソレノイドを設け、巻取軸の上端とシヤ
フトの上側との間に挾持される摩擦材を設けたこ
とを特徴とするものである。
リジと、このキヤリジに着脱自在に載置されるカ
セツトと、カセツト中に備えられる巻取スプール
および従動側スプールと、巻取スプールと従動ス
プールに巻装されるインクリボンと、キヤリジに
備えられインクリボンを加熱するヘツドとからな
るものにおいて、キヤリジに駆動ギヤを設け、こ
の駆動ギヤとかみ合う巻取ギヤを設け、この巻取
ギヤを回転自在に支持するシヤフトをキヤリジに
取り付け、巻取スプールの中央が嵌め込まれる巻
取軸をシヤフトに回転自在に支持し、巻取ギヤの
上面に歯を形成し、この巻取ギヤの歯と係脱する
歯を巻取軸側に設け、巻取軸側の歯に巻取ギヤ側
の歯とが係脱するように巻取ギヤの上下作動を行
なわせるソレノイドを設け、巻取軸の上端とシヤ
フトの上側との間に挾持される摩擦材を設けたこ
とを特徴とするものである。
以下、本発明の一実施例を第1図ないし第4図
により説明する。
により説明する。
第2図は熱転与プリンタでの使用例を示した図
である。カセツト10はプラテン22に平行に往
移動するキヤリツジ20に装着され、キヤリツジ
20外周に付いているラツチ26にて固定され
る。キヤリツジ20はインクリボン1を巻取る巻
取軸22とインクリボン1をプラテン31方向へ
押し付け、インクリボン1に熱を加える発熱素子
を持つたヘツド21と前述のラツチ26を持つて
いる。
である。カセツト10はプラテン22に平行に往
移動するキヤリツジ20に装着され、キヤリツジ
20外周に付いているラツチ26にて固定され
る。キヤリツジ20はインクリボン1を巻取る巻
取軸22とインクリボン1をプラテン31方向へ
押し付け、インクリボン1に熱を加える発熱素子
を持つたヘツド21と前述のラツチ26を持つて
いる。
カセツト10内部にはインクリボン1を巻かれ
た巻取スプール12と従動側スプール13が回動
可能に配置されている。ただし、この関係は相対
的なものであり、カセツト10を反対に取付けた
場合、スプールの役割は逆転する。そこで、以下
の説明は巻取軸25とかみ合つているスプールを
巻取スプール12とし、他方を従動側スプール1
3とする。インクリボン1は従動側スプール13
から引出され、リボンガイド2に沿つてヘツド2
1とプラテン31に巻かれた用紙32の間を通
り、巻取スプール12に巻き取られる。
た巻取スプール12と従動側スプール13が回動
可能に配置されている。ただし、この関係は相対
的なものであり、カセツト10を反対に取付けた
場合、スプールの役割は逆転する。そこで、以下
の説明は巻取軸25とかみ合つているスプールを
巻取スプール12とし、他方を従動側スプール1
3とする。インクリボン1は従動側スプール13
から引出され、リボンガイド2に沿つてヘツド2
1とプラテン31に巻かれた用紙32の間を通
り、巻取スプール12に巻き取られる。
キヤリツジ20はプラテン31に平行に移動
し、ヘツド21の発熱素子に通電加熱することに
よりインクリボン1表面のインクを用紙32上に
転与し印字する。この時、インクリボン1の上側
半分が使用される。上側半分を使用し終つた場
合、カセツト10をキヤリツジ20からなずし、
上下半転して取付けることにより、前回の残り半
分を使用することができる。
し、ヘツド21の発熱素子に通電加熱することに
よりインクリボン1表面のインクを用紙32上に
転与し印字する。この時、インクリボン1の上側
半分が使用される。上側半分を使用し終つた場
合、カセツト10をキヤリツジ20からなずし、
上下半転して取付けることにより、前回の残り半
分を使用することができる。
第1図はカセツト10をキヤリツジ20に取付
けた状態の断面図である。キヤリツジ20から出
ているシヤフト25に巻取軸22が回転可能に取
り付けられさらに巻取軸22上方に摩擦材28が
あり、巻取軸22の回転にブレーキをかけてい
る。巻取軸22の下側には回転、上下可能な巻取
ギヤ24がある。巻取ギヤ24はソレノイド23
により上下し、上昇した時、巻取軸22下部の歯
22aと巻取ギヤ24上部の歯24aとかみ合
う。巻取ギヤ24は、キヤリツジ20の移動によ
つて回転する駆動ギヤ29とかみ合い、キヤリツ
ジの移動中常に回転している。インクリボン1を
巻き取る動力は駆動ギヤ29から得られ、ソレノ
イド23のON、OFF(上、下)により、巻取軸
22への断続が制御される。
けた状態の断面図である。キヤリツジ20から出
ているシヤフト25に巻取軸22が回転可能に取
り付けられさらに巻取軸22上方に摩擦材28が
あり、巻取軸22の回転にブレーキをかけてい
る。巻取軸22の下側には回転、上下可能な巻取
ギヤ24がある。巻取ギヤ24はソレノイド23
により上下し、上昇した時、巻取軸22下部の歯
22aと巻取ギヤ24上部の歯24aとかみ合
う。巻取ギヤ24は、キヤリツジ20の移動によ
つて回転する駆動ギヤ29とかみ合い、キヤリツ
ジの移動中常に回転している。インクリボン1を
巻き取る動力は駆動ギヤ29から得られ、ソレノ
イド23のON、OFF(上、下)により、巻取軸
22への断続が制御される。
次に印字動作を説明をする。本プリンタにはス
キツプ動作と呼ばれるインクリボン1の節約方法
が採用されている。これはケイ線を書く等のよう
に一定長さ以上印字しない個所がある場合、イン
ク・リボン1の巻き上げを中止するようにしたも
のである。
キツプ動作と呼ばれるインクリボン1の節約方法
が採用されている。これはケイ線を書く等のよう
に一定長さ以上印字しない個所がある場合、イン
ク・リボン1の巻き上げを中止するようにしたも
のである。
1行印字する場合、キヤリツジ20が移動を始
め、ある時間後、ソレノイド23がONし、巻取
ギヤ24が上昇する。巻取ギヤ24、巻取軸22
の各々の歯24a,22aがかみ合うことによ
り、巻取軸22が回転を始め、巻取スプール12
を回転させることにより、インクリボン1が巻取
られる。インクリボン1巻取開始、約40ミリ秒
後、ヘツド21がインクリボン1を用紙32に押
し付け、印字データによつてインクリボン1のイ
ンクを用紙32に転写する。インクリボン1はキ
ヤリツジ20の移動に伴つて、従動側スプール1
3から引出され、巻取スプール12に巻取られて
いく。巻取スプール12がインクリボン1を巻取
る速さは巻取スプール12に巻かれたインクリボ
ン1の外径により異なるため、巻取軸22にはす
べり機構が設けられている。このため、インクリ
ボン1はヘツド21によつて用紙に押し付けられ
ている間には、キヤリツジの移動速度と等しく巻
き取られていく。1行の間に約30mm以上の空白が
ある場合、スキツプ動作を行う。まずヘツド21
が用紙32から離れ、約20ミリ秒後にソレノイド
23がOFFし、巻取ギヤ24が下降し、巻取軸
22は停止する。この時、ヘツド21が用紙32
から離れることによつて生じるインクリボン1の
たわみ、20ミリ秒の間に除かれる。しかし、用紙
32との摩擦でおさえられていた巻取スプール1
2の回転が負荷がなくなることにより、巻取ギヤ
24の回転速度に等しくなる。この20ミリ秒間に
インクリボン1に加わる張力は従動側スプール1
3等の負荷によつて約10g〜15gとなつている。
この張力により、巻取軸22への駆動力が断たれ
た時点で巻取スプール12は逆に回転しようとす
る。しかし、巻取軸22には摩擦材張28が作用
しているため、巻取スプール12は逆回転できな
い。このため、インクリボン1のたるみがなくな
るので、スキツプ終了後、印字を再開する時に、
コスリ印字がなくなる。コスリ印字とは、インク
リボン1のたるみ等によつて、インクリボン1が
巻き取られる前にヘツド21がインクリボン1を
用紙に押しつけ、ひきずることによつて生じる汚
れのことである。また、インクリボン1がたるん
で、再び巻取が開始されると、巻きみだれが生じ
これが巻取負荷の増大の原因となり、負荷が駆動
力より大きくなると巻取軸22のすべり機構が働
いてインクリボン1を巻き取らなくなるが、これ
もインクリボン1がたるまないので防止すること
ができる。
め、ある時間後、ソレノイド23がONし、巻取
ギヤ24が上昇する。巻取ギヤ24、巻取軸22
の各々の歯24a,22aがかみ合うことによ
り、巻取軸22が回転を始め、巻取スプール12
を回転させることにより、インクリボン1が巻取
られる。インクリボン1巻取開始、約40ミリ秒
後、ヘツド21がインクリボン1を用紙32に押
し付け、印字データによつてインクリボン1のイ
ンクを用紙32に転写する。インクリボン1はキ
ヤリツジ20の移動に伴つて、従動側スプール1
3から引出され、巻取スプール12に巻取られて
いく。巻取スプール12がインクリボン1を巻取
る速さは巻取スプール12に巻かれたインクリボ
ン1の外径により異なるため、巻取軸22にはす
べり機構が設けられている。このため、インクリ
ボン1はヘツド21によつて用紙に押し付けられ
ている間には、キヤリツジの移動速度と等しく巻
き取られていく。1行の間に約30mm以上の空白が
ある場合、スキツプ動作を行う。まずヘツド21
が用紙32から離れ、約20ミリ秒後にソレノイド
23がOFFし、巻取ギヤ24が下降し、巻取軸
22は停止する。この時、ヘツド21が用紙32
から離れることによつて生じるインクリボン1の
たわみ、20ミリ秒の間に除かれる。しかし、用紙
32との摩擦でおさえられていた巻取スプール1
2の回転が負荷がなくなることにより、巻取ギヤ
24の回転速度に等しくなる。この20ミリ秒間に
インクリボン1に加わる張力は従動側スプール1
3等の負荷によつて約10g〜15gとなつている。
この張力により、巻取軸22への駆動力が断たれ
た時点で巻取スプール12は逆に回転しようとす
る。しかし、巻取軸22には摩擦材張28が作用
しているため、巻取スプール12は逆回転できな
い。このため、インクリボン1のたるみがなくな
るので、スキツプ終了後、印字を再開する時に、
コスリ印字がなくなる。コスリ印字とは、インク
リボン1のたるみ等によつて、インクリボン1が
巻き取られる前にヘツド21がインクリボン1を
用紙に押しつけ、ひきずることによつて生じる汚
れのことである。また、インクリボン1がたるん
で、再び巻取が開始されると、巻きみだれが生じ
これが巻取負荷の増大の原因となり、負荷が駆動
力より大きくなると巻取軸22のすべり機構が働
いてインクリボン1を巻き取らなくなるが、これ
もインクリボン1がたるまないので防止すること
ができる。
1行の印字が終つた時にキヤリツジ20が停止
した時に巻取軸22への動力が断たれる。この場
合も上記と同様である。
した時に巻取軸22への動力が断たれる。この場
合も上記と同様である。
第3図はその他の実施例である。巻取、従動ス
プール12,13はカセツト10から出ているア
ーム14によつて回転自由に支えられている。キ
ヤリツジ20からはカセツト10装着時に巻取側
となるアーム14を押し上げる位置に凸部27が
設けてある。カセツト10装着時にアーム14は
凸部27に押し上げられ巻取スプール12を圧迫
する。このため、アーム14と巻取スプール12
の間の摩擦力によつて巻取動力が断たれた後、す
みやかに、巻取スプール12は停止する。従動側
となるアーム14には凸部27がないので、従動
側スプール13とアーム14間の摩擦力は巻取側
に比較して小さい。本実施例によれば、カセツト
10側の形状が複雑になるが、カセツトが使い捨
てである場合、摩耗による摩擦力の低下に対して
有利であるという効果がある。また、巻取軸22
と巻取スプール12のガタの影響を受けないとい
う効果がある。
プール12,13はカセツト10から出ているア
ーム14によつて回転自由に支えられている。キ
ヤリツジ20からはカセツト10装着時に巻取側
となるアーム14を押し上げる位置に凸部27が
設けてある。カセツト10装着時にアーム14は
凸部27に押し上げられ巻取スプール12を圧迫
する。このため、アーム14と巻取スプール12
の間の摩擦力によつて巻取動力が断たれた後、す
みやかに、巻取スプール12は停止する。従動側
となるアーム14には凸部27がないので、従動
側スプール13とアーム14間の摩擦力は巻取側
に比較して小さい。本実施例によれば、カセツト
10側の形状が複雑になるが、カセツトが使い捨
てである場合、摩耗による摩擦力の低下に対して
有利であるという効果がある。また、巻取軸22
と巻取スプール12のガタの影響を受けないとい
う効果がある。
第4図もその他の実施例である。本例では、巻
取側で、下側のアーム14に凸部26が出てい
る。キヤリツジ側は平面である。本実施例によつ
ても前述のその他の実施例と同様の効果が得られ
る。
取側で、下側のアーム14に凸部26が出てい
る。キヤリツジ側は平面である。本実施例によつ
ても前述のその他の実施例と同様の効果が得られ
る。
本発明は、プラテンに沿つて往復移動するキヤ
リジと、このキヤリジに着脱自在に載置されるカ
セツトと、カセツト中に備えられる巻取スプール
および従動側スプールと、巻取スプールと従動ス
プールに巻装されるインクリボンと、キヤリジに
備えられインクリボンを加熱するヘツドとからな
るものにおいて、キヤリジに駆動ギヤを設け、こ
の駆動ギヤとかみ合う巻取ギヤを設け、この巻取
ギヤを回転自在に支持するシヤフトをキヤリジに
取り付け、巻取スプールの中央が嵌め込まれる巻
取軸をシヤフトに回転自在に支持し、巻取ギヤの
上面に歯を形成し、この巻取ギヤの歯と係脱する
歯を巻取軸側に設け、巻取軸側の歯に巻取ギヤ側
の歯とが係脱するように巻取ギヤの上下作動を行
なわせるソレノイドを設け、巻取軸の上端とシヤ
フトの上側との間に挾持される摩擦材を設けたこ
とを特徴とするリボンカセツトたるみ防止機構に
ある。
リジと、このキヤリジに着脱自在に載置されるカ
セツトと、カセツト中に備えられる巻取スプール
および従動側スプールと、巻取スプールと従動ス
プールに巻装されるインクリボンと、キヤリジに
備えられインクリボンを加熱するヘツドとからな
るものにおいて、キヤリジに駆動ギヤを設け、こ
の駆動ギヤとかみ合う巻取ギヤを設け、この巻取
ギヤを回転自在に支持するシヤフトをキヤリジに
取り付け、巻取スプールの中央が嵌め込まれる巻
取軸をシヤフトに回転自在に支持し、巻取ギヤの
上面に歯を形成し、この巻取ギヤの歯と係脱する
歯を巻取軸側に設け、巻取軸側の歯に巻取ギヤ側
の歯とが係脱するように巻取ギヤの上下作動を行
なわせるソレノイドを設け、巻取軸の上端とシヤ
フトの上側との間に挾持される摩擦材を設けたこ
とを特徴とするリボンカセツトたるみ防止機構に
ある。
この構成によれば次のような良さがある。
(1) 巻取スプールの巻取軸は摩擦材で制動がきか
されているインクリボンの過回転、たるみの防
止がよく行なわれる。
されているインクリボンの過回転、たるみの防
止がよく行なわれる。
(2) 摩擦材は巻取軸とシヤフトの上側に挾持され
る構成であるので、極めて構造が簡単である。
る構成であるので、極めて構造が簡単である。
(3) 巻取スプールへの回転の入切はシヤフトに支
持されている巻取ギヤをソレノイドで上下動さ
せることにより行なわれるので簡単な構成であ
る。
持されている巻取ギヤをソレノイドで上下動さ
せることにより行なわれるので簡単な構成であ
る。
(4) 巻取スプールへの回転の入切をするものは巻
取軸の下部に巻取スプールに制動をもたらすも
のは巻取軸の上部に配置しているので複雑な構
成にならない。
取軸の下部に巻取スプールに制動をもたらすも
のは巻取軸の上部に配置しているので複雑な構
成にならない。
第1図は本発明のカセツト装着時の断面図、第
2図は熱転写プリンタの要部平面図、第3図はそ
の他の実施例1の断面図、第4図はその他の実施
例2の断面図、第5図は従来例のカセツトの平面
図。 1…インクリボン、10…カセツト、12…巻
取スプール、13…従動側スプール、14…アー
ム、20…キヤリツジ、21…ヘツド、22…巻
取軸、23…ソレノイド、27…凸部、28…摩
擦材、31…プラテン、32…用紙。
2図は熱転写プリンタの要部平面図、第3図はそ
の他の実施例1の断面図、第4図はその他の実施
例2の断面図、第5図は従来例のカセツトの平面
図。 1…インクリボン、10…カセツト、12…巻
取スプール、13…従動側スプール、14…アー
ム、20…キヤリツジ、21…ヘツド、22…巻
取軸、23…ソレノイド、27…凸部、28…摩
擦材、31…プラテン、32…用紙。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 プラテンに沿つて往復移動するキヤリジと、
このキヤリジに着脱自在に載置されるカセツト
と、カセツト中に備えられる巻取スプールおよび
従動側スプールと、巻取スプールと従動スプール
に巻装されるインクリボンと、キヤリジに備えら
れインクリボンを加熱するヘツドとからなるもの
において、 キヤリジに駆動ギヤを設け、この駆動ギヤとか
み合う巻取ギヤを設け、この巻取ギヤを回転自在
に支持するシヤフトをキヤリジに取り付け、巻取
スプールの中央が嵌め込まれる巻取軸をシヤフト
に回転自在に支持し、巻取ギヤの上面に歯を形成
し、この巻取ギヤの歯と係脱する歯を巻取軸側に
設け、巻取軸側の歯に巻取ギヤ側の歯とが係脱す
るように巻取ギヤの上下作動を行なわせるソレノ
イドを設け、巻取軸の上端とシヤフトの上側との
間に挾持される摩擦材を設けたことを特徴とする
リボンカセツトたるみ防止機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12588984A JPS615976A (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | リボンカセツトたるみ防止機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12588984A JPS615976A (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | リボンカセツトたるみ防止機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS615976A JPS615976A (ja) | 1986-01-11 |
JPH0425154B2 true JPH0425154B2 (ja) | 1992-04-30 |
Family
ID=14921423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12588984A Granted JPS615976A (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | リボンカセツトたるみ防止機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS615976A (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1984
- 1984-06-19 JP JP12588984A patent/JPS615976A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS615976A (ja) | 1986-01-11 |
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