JPH04251120A - 加熱調理器の制御装置 - Google Patents

加熱調理器の制御装置

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JPH04251120A
JPH04251120A JP41737290A JP41737290A JPH04251120A JP H04251120 A JPH04251120 A JP H04251120A JP 41737290 A JP41737290 A JP 41737290A JP 41737290 A JP41737290 A JP 41737290A JP H04251120 A JPH04251120 A JP H04251120A
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temperature
heating
heater
cooking
time
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Kazufumi Matsushima
松島 和文
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】〔発明の目的〕
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱室内の食品をヒー
タによって加熱する加熱調理器の制御装置に関する。
【0003】
【従来の技術】加熱調理器例えば電子レンジにおいて、
食品たるクッキー,バターロール等の加熱調理を行なう
場合には、加熱室内の温度をサーミスタにより検出して
ヒータを通断電制御することによって設定された略一定
の温度に保つようにしている。図6は従来においてクッ
キーを加熱調理する場合の温度特性を示す。
【0004】即ち、先ず、加熱室内にクッキーの材料を
収容しない状態で、ヒータに通電して発熱させて予熱運
転を行なわせる。その後、サーミスタの検出温度が上限
設定温度TUに達すると(時刻T1若しくはT2)、ヒ
ータが断電され、報知器が鳴動される。
【0005】そこで、加熱室内にクッキーの材料を収容
した上で調理運転を開始させる。従って、今度は、ヒー
タは、サーミスタの検出温度が下限設定温度TDになる
と通電され、上限設定温度TUになると断電されること
が繰返され、以て、加熱室内の温度が略170℃に保た
れるようになる。
【0006】その後、サーミスタの検出温度が最初に上
限設定温度TUに達した時刻T1若しくはT2から設定
時間Tc(例えば15分)だけ経過すると(時刻T3若
しくはT4)、ヒータが断電されて調理運転が終了され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の構成では、サー
ミスタの検出温度は、電源電圧が正常な場合には、図6
の実線で示すようになるが、電源電圧が低い場合には、
図6の二点鎖線で示すようになる。
【0008】即ち、電源電圧が正常な場合には、時間T
aで上限設定温度TUに達し、その後は、2回(合計3
回)上限設定温度TUに達するのに対し、電源電圧が低
い場合には、時間Taよりも長い時間Tbで上限設定温
度TUに達し、その後は、1回(合計2回)しか上限設
定温度TUに達しない。
【0009】この結果、両者ともに加熱室内の温度は平
均的には略170℃になるのであるが、その電圧の変動
によってヒータの発熱量が変化することになり、クッキ
ーの表面の焦げ度合等の調理の出来具合が異なる不具合
があった。
【0010】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
、その目的は、食品を常に安定した出来具合に調理する
ことができる加熱調理器の制御装置を提供するにある。
【0011】[発明の構成]
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の加熱調理器の制
御装置は、加熱室内の食品をヒータによって加熱するよ
うにしたものにおいて、前記加熱室内の温度を検出する
温度検出手段を設け、この温度検出手段の検出温度が設
定温度に達するまでの時間を検出してその検出時間が大
なるほど単位時間当たりの通電比率の大なる加熱パター
ンで前記ヒータに加熱調理を実行させる制御手段を設け
る構成に特徴を有する。
【0013】
【作用】本発明の加熱調理器の制御装置によれば、温度
検出手段による検出温度が設定温度に達するまでの時間
が大なるほど、その後におけるヒータの単位時間当たり
の通断電の通電比率が大なる加熱パターンが実行される
ので、ヒータの発熱量が略一定になる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を電子レンジに適用した一実施
例につき図1乃至図5を参照しながら説明する。
【0015】先ず、図2に従って全体の構成を述べる。 1は本体、2はこの本体1内に設けられた加熱室であり
、この加熱室2内の上部及び下部には石英管ヒータから
なる上ヒータ3及び面状ヒータからなる下ヒータ4が配
設されている。本体1の前面には、加熱室2の前面開口
部を開閉する扉5が取付けられているとともに、本体1
の前面右側には操作パネル6が取付けられている。
【0016】この操作パネル6において、上端部には表
示部7が設けられ、この表示部7の下方部位には多数の
メニュー設定キー,スタートキー,リセットキー,手動
温度設定キー及び手動時間設定キー等を有するキー操作
部8が設けられている。
【0017】9は加熱室2内の温度を検出する温度検出
手段たるサーミスタである。尚、本体1内には、図示は
しないが、加熱室2内に高周波を供給するマグネトロン
及びこれを冷却するファン等が配設されている。
【0018】さて、図3に従って電気的構成を述べる。 10は制御手段たるマイクロコンピュータで、これは記
憶手段たるROM11を有する。このROM11には、
各種調理運転を実行させるためのプログラムが記憶され
ているとともに、後述する複数の加熱パターンが記憶さ
れている。そして、このマイクロコンピュータ10にお
いて、一つの入力ポートにはサーミスタ9が接続され、
複数の入力ポートにはキー操作部8の複数の出力端子が
接続されており、又、一つの出力ポートは駆動回路12
を介して上,下ヒータ3,4に接続され、もう一つの出
力ポートは駆動回路13を介してブザー等の報知器14
に接続され、複数の出力ポートは表示部7の複数の入力
端子に接続されている。
【0019】次に、本実施例の作用につき図1,図4及
び図5をも参照して説明する。
【0020】マイクロコンピュータ10に電源が供給さ
れると(スタート)、マイクロコンピュータ10は、「
初期化」の処理ステップS1となって、所定の初期化動
作を行なうとともに、図示しないRAM,予熱カウンタ
及び調理カウンタをクリアする。その後、マイクロコン
ピュータ10は、「メニュー設定?」の判断ステップS
2に移行し、ここではキー操作部8においていずれかの
メニュー設定キーが押圧操作された否かを判断し、「N
O」と判断した時には判断ステップS2に戻ることを繰
返す。
【0021】使用者がキー操作部8の例えば「クッキー
」のメニュー設定キーを押圧操作したとすると、マイク
ロコンピュータ10は、判断ステップS2で「YES」
と判断して、「上,下限設定温度読込み」の処理ステッ
プS3となり、ここでROM11から「クッキー」調理
の上,下限設定温度を読出してRAMに記憶させる。次
いで、マイクロコンピュータ10は、「スタートキー操
作?」の判断ステップS4となり、キー操作部8のスタ
ートキーが押圧操作されたか否かを判断し、「NO」と
判断した時には判断ステップS4に戻る。
【0022】使用者がキー操作部8のスタートキーを押
圧操作すると、マイクロコンピュータ10は、判断ステ
ップS4で「YES」と判断して「予熱運転」の出力ス
テップS5となり、上,下ヒータ3,4に連続的に通電
する。これにより、加熱室2内が加熱され、以て、予熱
運転が行なわれる。更に、マイクロコンピュータ10は
、「予熱カウンタスタート」の処理ステップS6となり
、予熱カウンタのカウント動作を開始させ、「上限設定
温度?」の判断ステップS7に移行する。
【0023】マイクロコンピュータ10は、判断ステッ
プS7ではサーミスタ9の検出温度が上限設定温度TU
になったか否かを判断するもので、「NO」の時には判
断ステップS7を繰返す。その後、加熱室2内の温度が
上昇してサーミスタ9の検出温度が上限設定温度TUに
達すると(時刻T1)、マイクロコンピュータ10は、
判断ステップS7で「YES」と判断して「予熱運転停
止,予熱カウンタストップ」の処理ステップS8になる
。マイクロコンピュータ10は、この処理ステップS8
では、上,下ヒータ3,4を断電させるとともに、予熱
カウンタのカウント動作を停止させる。そして、マイク
ロコンピュータ10は、次の「報知器動作」の処理ステ
ップS9で報知器14に鳴動動作を行なわせて予熱運転
が終了したことを報知させる。
【0024】更に、マイクロコンピュータ10は、「通
断電条件読込み」の処理ステップS10に移行し、次の
ような処理を行なう。即ち、マイクロコンピュータ10
は、予熱カウンタのカウント値からサーミスタ9の検出
温度が上限設定温度TUに達するまでの時間Tdを検出
し、この検出時間Tdを基にROM11に予め記憶され
た図5に示す複数の加熱パターンの内の一つの加熱パタ
ーンを選択して読出す。例えば、検出時間Tdが4分3
0秒から4分49秒までの範囲にある時には、「標準」
と判断して単位時間30秒中の「23秒通電(オン)及
び7秒断電(オフ)」の加熱パターンを選択してこれを
RAMに書込み記憶させる。
【0025】上記場合において、マイクロコンピュータ
10は、検出時間Tdが「標準」の4分30秒から4分
49秒までの範囲より小の時には、「強」と判断してそ
の度合に応じて通電比率の小なる「21秒通電及び9秒
断電」或いは「19秒通電及び11秒断電」の加熱パタ
ーンを選択し、又、上記「標準」の範囲より大の時には
、「弱」と判断してその度合に応じて通電比率の大なる
「25秒通電及び5秒断電」,「27秒通電及び3秒断
電」或いは「29秒通電及び1秒断電」の加熱パターン
を選択する。そして、マイクロコンピュータ10は、次
の「スタートキー操作?」の判断ステップS11に移行
し、ここで「NO」と判断した時にはこの判断ステップ
S11を繰返すことになる。
【0026】而して、使用者は、報知器14の鳴動によ
り予熱運転の終了を知って食品たるクッキーの材料を加
熱室2内に収容し、キー操作部8のスタートキーを再押
圧操作する。これにより、マイクロコンピュータ10は
、判断ステップS11で「YES」と判断して「加熱時
間演算,調理カウンタスタート」の処理ステップS12
に移行する。マイクロコンピュータ10は、ここでは、
加熱室2内に収容されたクッキーの材料の重量を重量セ
ンサ(図示せず)により検出して、その重量に応じて加
熱時間(例えば15分乃至17分)を演算し、その演算
結果を調理カウンタにセットするとともに表示部7に表
示させ、そして、調理カウンタのカウント動作を開始さ
せる。
【0027】その後、マイクロコンピュータ10は、「
下限設定温度?」の判断ステップS13に移行して、こ
こではサーミス9の検出温度が下限設定温度TDになっ
たか否かを判断し、「NO」と判断した時には、この判
断ステップS13を繰返すが、「YES」と判断した時
には(時刻T2)、「調理運転」の出力ステップS14
となって、RAMに記憶された加熱パターンによりヒー
タ3,4を通断電制御する。即ち、前述したように、ヒ
ータ3,4は、設定された時間(例えば15分乃至17
分)において、RAMに記憶された時間Te通電及び時
間Tf断電が繰返されるようになり、例えば「標準」の
時には、時間Teたる23秒通電及び時間Tfたる7秒
断電が繰返される。
【0028】そして、マイクロコンピュータ10は、「
終了?」の判断ステップS15となり、ここでは調理カ
ウンタがカウントアップしたか否かを判断するもので、
「NO」の時にはこの判断ステップS15を繰返す。そ
の後、調理カウンタがカウントアップして調理が終了す
ると、マイクロコンピュータ10は、判断ステップS1
5で「「YES」と判断して「終了処理」の処理ステッ
プS16となり、上,下ヒータ3,4を断電させるとと
もに、各カウンタをクリアさせ、且つ、短時間だけ報知
器14を鳴動させ、以て、動作終了(エンド)となる。
【0029】このように本実施例によれば、マイクロコ
ンピュータ10は、サーミスタ9の検出温度が上限設定
温度TUに達するまでの時間Tdを検出して、この検出
時間Tdを基にROM11に記憶された通電比率の異な
る複数の加熱パターンの内の最適な加熱パターンを選択
してヒータ3,4に実行させるようにしたので、ヒータ
3,4の電源電圧が変動してそのヒータ3,4の発熱容
量が変化しても、単位時間当たりの発熱量は略一定にな
って、食品たるクッキーに対する輻射熱の作用は略一定
となり、従って、クッキーの表面の焦げ度合が略均一に
なる等の出来具合が安定したものになる。
【0030】以上の制御は、ヒータ3,4の製作ばらつ
きによる発熱容量の相違,加熱室2の放熱のばらつき或
いは周囲温度の相違についても対処することができるも
のである。
【0031】尚、上記実施例では、ROM11に通電比
率の異なる複数の加熱パターンを予め記憶させるように
したが、例えばROM11に標準の通電比率の加熱パタ
ーンを記憶させておいて、検出時間Tdに応じてその加
熱パターンから通電比率の異なる加熱パターンを演算に
より得るようにしてもよい。
【0032】その他、本発明は上記し且つ図面に示す実
施例にのみ限定されるものではなく、例えば電子レンジ
に限らずヒータを用いる加熱調理器全般に適用し得る等
、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変形して実施し得るこ
とは勿論である。
【0033】
【発明の効果】本発明の加熱調理器の制御装置は以上説
明したように、温度検出手段の検出温度が設定温度に達
するまでの時間に応じて、その後はヒータを通電比率の
異なる加熱パターンで通断電制御するようにしたので、
食品を安定した出来度合に加熱調理することができると
いう優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す作用説明用のフローチ
ャート
【図2】全体の斜視図
【図3】電気的構成図
【図4】作用説明用の温度特性図
【図5】ROMに記憶された加熱パターンの説明図
【図
6】従来例の図4相当図
【符号の説明】
1は本体、2は加熱室、3は上ヒータ、4は下ヒータ、
8はキー操作部、9はサーミスタ(温度検出手段)、1
0はマイクロコンピュータ(制御手段)、11はROM
を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  加熱室内の食品をヒータによって加熱
    するものにおいて、前記加熱室内の温度を検出する温度
    検出手段と、この温度検出手段の検出温度が設定温度に
    達するまでの時間を検出してその検出時間が大なるほど
    単位時間当たりの通電比率の大なる加熱パターンで前記
    ヒータに加熱調理を実行させる制御手段とを具備してな
    る加熱調理器の制御装置。
JP2417372A 1990-12-28 1990-12-28 加熱調理器の制御装置 Expired - Fee Related JP2994049B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS579088A (en) * 1980-06-17 1982-01-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd Heat controller for electric cooking device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS579088A (en) * 1980-06-17 1982-01-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd Heat controller for electric cooking device

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