JPH07231854A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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Publication number
JPH07231854A
JPH07231854A JP2517094A JP2517094A JPH07231854A JP H07231854 A JPH07231854 A JP H07231854A JP 2517094 A JP2517094 A JP 2517094A JP 2517094 A JP2517094 A JP 2517094A JP H07231854 A JPH07231854 A JP H07231854A
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JP
Japan
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heating
time
temperature
interval
cooking
Prior art date
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Application number
JP2517094A
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English (en)
Inventor
Hironobu Tanaka
裕展 田中
Katsuaki Suzuki
克彰 鈴木
Shinobu Machida
忍 町田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加熱調理器において、連続使用を行ない加熱
室の温度が十分高いとき、また反対に加熱調理器を使用
している環境温度が低く加熱室の温度が下がっていると
きでも、安定した調理結果を得ることを目的とする。 【構成】 加熱室4の温度を計測する温度計測手段であ
るサーミスタ14と、前回加熱終了から今回加熱開始ま
での時間を計測するインターバル計測手段17と、サー
ミスタ14の出力とインターバル計測手段17の出力か
ら庫内温度を求め、最適な加熱時間を求める調理時間決
定手段15を設けた加熱調理器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オーブントースター等
の加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のオーブントースターについて説明
する。図7は従来のオーブントースターの全体構成図で
あり、本体1の前面パネル2には開閉扉3が取り付けら
れており、本体1内には開閉扉3にて開閉される前面開
口の加熱室4が形成されている。この加熱室4には焼き
網5とともに、この焼き網5の上下に位置して加熱手段
としてヒーター6が設置されている。また前面パネル2
には加熱時間を設定する時間設定手段である時間設定ス
イッチ7と、調理方法を設定する調理設定スイッチ8
と、LED等で構成された加熱残時間を表示する表示パ
ネル9が設置され、表示パネル9は表示制御手段10と
接続されている。ヒーター6はリレー等の加熱通電制御
手段11に接続され、時間設定スイッチ7、調理設定ス
イッチ8、表示制御手段10、加熱通電制御手段11、
時間をカウントするタイマー手段12は中央制御手段1
3に接続されている。
【0003】以上のように構成されたオーブントースタ
ーについて、以下にその動作を説明する。時間設定スイ
ッチ7が操作されると、時間設定スイッチ7は設定され
た加熱時間を中央制御手段13に出力する。中央制御手
段13は時間設定スイッチ7から加熱設定時間を受け取
ると、調理設定スイッチ8によって設定された火力、強
・中・弱に応じて加熱通電制御手段11にオン信号を出
力し、ヒーター6をオンし、調理物に加熱を開始すると
ともに、発振回路や交流電源のゼロボルトパルス等によ
ってタイマー手段12から出力される時間により加熱時
間のカウントを行う。中央制御手段13は、カウントを
行っている加熱時間と、時間設定スイッチ7から出力さ
れる加熱設定時間を比較する。加熱設定時間が加熱時間
よりも長いときには加熱通電制御手段11にオン信号を
出力し、ヒーター6をオンさせ加熱室4内の調理物の加
熱を続けるとともに、加熱設定時間と加熱時間との差を
求めこれを加熱残時間として表示制御手段10に出力す
る。表示制御手段10は中央制御手段13から受け取っ
た加熱残時間に応じて残時間を表示する表示パネル8を
点灯させる。反対に加熱時間が加熱設定時間よりも長く
なったときには加熱通電制御手段11にオフ信号を出力
し、ヒーター6をオフさせ調理物の加熱を終了してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、使用者が過去の経験に基づいて加熱時間を
設定していたため、連続使用を行ない加熱室の温度が十
分高いとき、また反対に加熱調理器を使用している環境
温度が低く加熱室の温度が下がっているときには、加熱
時間の調節が難しくなり使用者の望む調理結果が得られ
ないと言う問題点を有していた。
【0005】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、前回の加熱終了から今回の加熱開始までのインター
バルタイムと、加熱調理開始時の加熱室内の温度に応じ
て、調理に最適な加熱時間を求め調理を行うことによ
り、使用者の望む調理結果の得られる使い勝手の良い加
熱調理器を提供することを第1の目的とする。
【0006】また、インターバルタイムが十分長い場
合、またはインターバルタイム計測中に1度電源がOF
Fされた時等、インターバルタイムを用いて加熱室内の
温度条件に応じた加熱時間を求めることができない場合
には、調理物の温度上昇時間から加熱室内の温度条件を
求め、加熱時間を決定し、調理加熱を行うことにより、
いつでも使用者の望む調理結果の得られる加熱調理器を
提供することを第2の目的とする。
【0007】また、基板上に温度計測手段のセンサーを
取り付け、加熱室内の温度条件を計測した場合に比べ、
センサーの追随性等の問題で、より信頼性の高い前回加
熱終了からのインターバルタイムで加熱室内の温度条件
を求めた場合でも、前回加熱時の火力により庫内温度条
件は変動する。そこで、前回の調理加熱時の火力に応じ
て、インターバルタイムに補正を行う事により、少ない
データで、より正確な加熱調理時間を求める事ができる
優れた加熱調理器を提供する事を第3の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るための本発明の第1の手段は、加熱室の温度を計測す
る温度計測手段と、前回加熱終了から今回加熱開始まで
の時間を計測するインターバル計測手段と、温度計測手
段の出力とインターバル計測手段の出力から、調理に最
適な加熱時間を求める調理時間決定手段を有した構成と
する。
【0009】また、上記第2の目的を達成するための本
発明の第2の手段は、上記第1の手段に加えて、加熱室
の温度上昇度を計測する温度上昇計測手段と、温度上昇
計測手段の出力から加熱時間を求める加熱時間決定手段
と、インターバルタイムによって加熱時間を求めること
ができないとき、加熱時間を求める手段として加熱時間
決定手段を選択する選択手段とを有した構成とする。
【0010】また、上記第3の目的を達成するための本
発明の第3の手段は、上記第1または第2の手段に加え
て、前回の加熱終了から今回の加熱開始までの時間を計
測するインターバル計測手段の出力に対して、前回加熱
時の火力に応じて補正を行うインターバル補正手段を有
した構成とする。
【0011】
【作用】本発明は上記第1の手段によって、加熱調理に
影響を与える加熱室の温度等の状況変化に応じて最適な
加熱時間を求め加熱を行うため、連続使用や環境温度の
違いによる焼き過ぎや、加熱不足といった調理ミスを防
ぐ事ができる。
【0012】また、上記第2の手段によって、インター
バルタイムを用いることができない場合でも、加熱室の
状況に応じた加熱時間を求めることができるため、いつ
でも安定した調理結果を得ることができる。
【0013】また、上記第3の手段によって、前回調理
の火力の強さ違っても、インターバルタイムで加熱室内
の温度を精度よく求めることができるので、ミスを防い
で加熱調理を行うことができる。
【0014】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例について図面
を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施例の全
体構成図であり、この図1において上記従来例と同一の
構成要素には同じ番号を付し説明を省略する。
【0015】本体1の下部には、加熱通電制御手段11
等を構成する基板があり、その基板上には温度計測手段
であるサーミスタ14を設置し、調理時間決定手段15
と接続する。タイマー手段12は、入出力制御手段16
とインターバル計測手段17に接続し、時間のカウント
を行いそれぞれに出力する。火力設定手段である火力設
定スイッチ18は入出力制御手段16に接続し、使用者
によって選択された強、中、弱またはオート調理の信号
を入出力制御手段16に出力する。クリア手段19は、
入出力制御手段16とインターバル計測手段17に接続
し、入出力制御手段16からの信号に応じてインターバ
ル計測手段が計測したインターバルタイムをクリアす
る。時間設定手段である時間設定スイッチ7、表示制御
手段10、加熱通電制御手段11は、入出力制御手段1
6と接続し、時間設定スイッチ7は、設定されている加
熱時間を入出力制御手段16に出力し、表示制御手段1
0は入出力制御手段16から送られる加熱残時間の信号
に応じて表示パネル9を点灯させ、加熱通電制御手段1
1は、入出力制御手段16からの信号に応じてヒーター
6をオン、オフさせる。
【0016】以上のように構成されたオーブントースタ
ーについてその動作を説明する。使用者によって火力設
定スイッチ18が操作されると、入出力制御手段16は
火力設定スイッチ18から送られてきた信号が強、中、
弱またはオート調理のいずれかを判断する。強、中、弱
の信号ならば時間設定スイッチ7から出力される加熱設
定時間をタイマー手段12でカウントし、加熱設定時間
が経過する間、強の時16/16秒、中の時12/16
秒、弱の時8/16秒の周期で加熱通電制御手段11に
オン信号を出力し、ヒーター6をオンさせ加熱室4内の
調理物にデューティ制御による加熱を行う。
【0017】また、火力設定スイッチ7でオート調理を
設定すると、入出力制御手段16は調理時間決定手段1
5にオン信号を出力する。調理時間決定手段15は、入
出力制御手段16からオン信号を受け取ると、前回加熱
終了から今回の加熱開始までのインターバルタイムを計
測しているインターバル計測手段17から出力されるイ
ンターバルタイムと、本体1の下部にある制御回路の基
板上に取り付けた温度計測手段であるサーミスタ14が
測定した温度により、図2の庫内温度とインターバルタ
イムの関係と、加熱開始時の基板上の温度から庫内温度
を求める。
【0018】庫内温度が高ければ調理物の加熱時間は短
く、反対に低ければ加熱時間は長い時間必要となるの
で、調理時間決定手段15は庫内温度に応じた加熱調理
時間を算出し、入出力制御手段16に出力する。入出力
制御手段16は加熱調理時間を受け取ると加熱通電制御
手段11にオン信号を出力し、ヒーター6を通電して加
熱を始めるとともに、タイマー手段12から送られてく
る時間カウントで加熱開始からの経過時間をカウントす
る。
【0019】もし、算出した加熱時間よりも加熱経過時
間の方が短いならその差を求め加熱残時間として表示制
御手段10に出力し、表示制御手段10は入出力制御手
段16から受け取った信号に応じて表示パネル9のLE
Dを点灯させ加熱残時間の表示を行う。反対に、算出し
た加熱時間よりも加熱経過時間の方が長くなれば入出力
制御手段16は、加熱通電制御手段11にオフ信号を出
力してヒーター6の通電を止め加熱を終了するととも
に、クリア手段19にオン信号を出力する。クリア手段
19は入出力制御手段16からオン信号を受け取ると、
インターバル計測手段17がカウントしていたカウンタ
ーをクリアする。インターバル計測手段17はクリア手
段19によってクリアされた時点、つまり加熱終了から
の時間をタイマー手段12によってカウントする。
【0020】以上のように本実施例によれば、加熱室の
温度を計測する温度計測手段であるサーミスタ14と、
前回加熱終了から今回加熱開始までの時間を計測するイ
ンターバル計測手段17と、サーミスタ14の出力とイ
ンターバル計測手段17の出力から庫内温度を求め、最
適な加熱時間を求める調理時間決定手段15を設けるこ
とにより、加熱調理に影響を与える加熱室の温度等の状
況変化に応じて加熱時間を求め、加熱を行うため、連続
使用や低い環境温度による焼き過ぎや加熱不足といった
調理ミスを防ぐ事ができる。
【0021】(実施例2)次に本発明の第2の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。図3は本発明の第
2の実施例の全体構成図であり、この図3において上記
実施例1と同一の構成要素には同じ番号を付し説明を省
略する。
【0022】温度上昇度を計測する温度上昇計測手段2
0はタイマー手段12、サーミスタ14、加熱時間決定
手段21に接続し、加熱時間決定手段21からの信号に
応じて、サーミスタ14が所定の加熱時間で上昇した温
度を加熱時間決定手段21に出力する。加熱時間決定手
段21はさらに入出力制御手段16と選択手段22に接
続し、選択手段22から信号が送られると入出力制御手
段16に加熱調理時間を出力する。選択手段22は調理
時間決定手段15、入出力制御手段16、インターバル
計測手段17、加熱時間決定手段21と接続し、オート
調理開始時にインターバルタイムの値からインターバル
タイムを用いて加熱時間を算出するか、温度上昇時間か
ら加熱時間を算出するか判断し、調理時間決定手段15
または加熱時間決定手段21を選択する。
【0023】以上のように構成されたオーブントースタ
ーについてその動作を説明する。使用者によって火力設
定スイッチ18が操作されると、入出力制御手段16は
火力設定スイッチ18から送られてきた信号が強、中、
弱またはオート調理のいずれかを判断する。強、中、弱
の信号ならば時間設定スイッチ7から出力される加熱設
定時間をタイマー手段12でカウントし、加熱設定時間
が経過する間、強の時16/16秒、中の時12/16
秒、弱の時8/16秒の周期で加熱通電制御手段11に
オン信号を出力し、ヒーター6をオンさせ加熱室4内の
調理物にデューティ制御による加熱を行う。
【0024】また、火力設定スイッチ7でオート調理を
設定すると、入出力制御手段16は選択手段22にオン
信号を出力する。選択手段22は、入出力制御手段16
からオン信号を受け取ると、前回加熱終了から今回の加
熱開始までのインターバルタイムを計測しているインタ
ーバル計測手段17から出力されるインターバルタイム
の値が10分以上か判断する。10分以内ならインター
バルタイムを調理時間決定手段15に出力し、調理時間
決定手段15はインターバルタイムと、本体下部にある
制御回路の基板上に取り付けた温度計測手段であるサー
ミスタ14が測定した温度により、図2の庫内温度とイ
ンターバルタイムの関係と、加熱開始時の基板上の温度
から庫内温度を求める。
【0025】庫内温度が高ければ調理物の加熱時間は短
く、反対に低ければ加熱時間は長い時間必要となるので
調理時間決定手段15は庫内温度に応じた加熱調理時間
を算出し、入出力制御手段16に出力し、上記実施例1
の動作を行う。反対にインターバルタイムが10分を越
えているとき、あるいは初回加熱や電源オフでインター
バルタイムがカウントできていないときには、選択手段
22は加熱時間決定手段21にオン信号を出力する。
【0026】加熱時間決定手段21は選択手段22から
オン信号を受け取ると、同じく入出力制御手段16と温
度上昇計測手段20にオン信号を出力する。入出力制御
手段16は加熱時間決定手段21からオン信号を受け取
ると加熱通電制御手段11にオン信号を出力し、ヒータ
ー6を通電して加熱を始める。温度上昇計測手段20は
加熱時間決定手段21からオン信号を受けると、サーミ
スタ14によって加熱開始時の温度θ1を測定し、タイ
マー手段12でカウントして30秒間加熱が続いた後の
温度θ2を測定する。
【0027】庫内温度と温度上昇の関係を表した図4の
ように、庫内温度が高ければ温度上昇度dTは低く、反
対に庫内温度が低ければ温度上昇度dTは高くなる。そ
こで温度上昇計測手段20は、計測したθ1とθ2の差
から温度上昇度dTを求め、加熱開始時の温度θ1とと
もに、加熱時間決定手段21に出力する。加熱時間決定
手段21は温度上昇計測手段20から受け取った加熱開
始時の温度θ1と温度上昇度dTから庫内温度を求め
る。
【0028】庫内温度が高ければ調理物の加熱時間は短
く、反対に低ければ加熱時間は長い時間必要となるので
加熱時間決定手段21は庫内温度に応じた加熱調理時間
を算出し、入出力制御手段16に出力する。入出力制御
手段16は加熱調理時間を受け取ると加熱通電制御手段
11にオン信号を出力し、ヒーター6を通電して加熱を
始めるとともに、タイマー手段12から送られてくる時
間カウントで加熱開始からの経過時間をカウントする。
もし、算出した加熱時間よりも加熱経過時間の方が短い
ならその差を求め加熱残時間として表示制御手段10に
出力し、表示制御手段10は入出力制御手段16から受
け取った信号に応じて表示パネル9のLEDを点灯させ
加熱残時間の表示を行う。反対に、算出した加熱時間よ
りも加熱経過時間の方が長くなれば入出力制御手段16
は、加熱通電制御手段11にオフ信号を出力してヒータ
ー6の通電を止め加熱を終了するとともに、クリア手段
19にオン信号を出力する。クリア手段19は入出力制
御手段16からオン信号を受け取ると、インターバル計
測手段17がカウントしていたカウンターをクリアす
る。インターバル計測手段17はクリア手段19によっ
てクリアされた時点、つまり加熱終了からの時間をタイ
マー手段12によってカウントする。
【0029】以上のように本実施例によれば、加熱室の
温度上昇度を計測する温度上昇計測手段20と、温度上
昇計測手段20の出力から加熱時間を求める加熱時間決
定手段21と、インターバルタイムによって加熱時間を
求めることができないとき、加熱時間を求める手段とし
て加熱時間決定手段21を選択する選択手段22を設け
ることにより、インターバルタイムが計測できない場合
でも、温度上昇度を用いて加熱室の状況を判断し、加熱
時間を求めることができるため、いつでも安定した調理
結果を得ることができる。
【0030】(実施例3)次に本発明の第3の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。図5は本第3発明
の一実施例の全体構成図であり、この図5において上記
実施例2と同一の構成要素には同じ番号を付し説明を省
略する。
【0031】インターバル補正手段23は入出力制御手
段16と、インターバル計測手段17と、選択手段22
と接続しており、インターバル計測手段17から出力す
るインターバルタイムを、入出力制御手段16から出力
される前回加熱設定に応じて補正を行ない選択手段22
に出力する。
【0032】以上のように構成されたオーブントースタ
ーについてその動作を説明する。使用者によって火力設
定スイッチ18が操作されると、入出力制御手段16は
火力設定スイッチ18から送られてきた信号が強、中、
弱またはオート調理のいずれかを判断し、インターバル
補正手段23に記憶しておく。入出力制御手段16は、
強、中、弱の信号ならば時間設定スイッチ7から出力さ
れる加熱設定時間をタイマー手段12でカウントし、加
熱設定時間が経過する間、強の時16/16秒、中の時
12/16秒、弱の時8/16秒の周期で加熱通電制御
手段11にオン信号を出力し、ヒーター6をオンさせ加
熱室4内の調理物にデューティ制御による加熱を行う。
【0033】また、火力設定スイッチ7でオート調理を
設定すると、入出力制御手段16は選択手段22と、イ
ンターバル補正手段23にオン信号を出力する。インタ
ーバル補正手段23は入出力制御手段16からオン信号
を受け取ると、インターバル計測手段17から出力され
ているインターバルタイムに、記憶されている前回の火
力設定に応じて図6の用に、火力が中、弱と弱くなれば
同じインターバルタイムでも加熱時間は長く必要となる
のでインターバルタイムの値に補正を行い選択手段22
に出力する。
【0034】選択手段22は、入出力制御手段16から
オン信号を受け取ると、インターバル補正手段23から
出力される前回加熱終了から今回の加熱開始までのイン
ターバルタイムに火力に応じた補正を行ったインターバ
ルタイムの値が10分以上か判断する。10分以内なら
補正インターバルタイムを調理時間決定手段15に出力
し、調理時間決定手段15は本体下部にある制御回路の
基板上に取り付けた温度計測手段であるサーミスタ14
が測定した温度により、図2の庫内温度とインターバル
タイムの関係と、加熱開始時の基板上の温度から庫内温
度を求める。
【0035】庫内温度が高ければ調理物の加熱時間は短
く、反対に低ければ加熱時間は長い時間必要となるので
調理時間決定手段15は庫内温度に応じた加熱調理時間
を算出し、入出力制御手段16に出力し、上記実施例1
の動作を行う。反対にインターバルタイムが10分を越
えているときは上記実施例2の動作を行う。
【0036】以上のように本実施例によれば、前回の加
熱終了から今回の加熱開始までの時間を計測するインタ
ーバル計測手段の出力に対して、前回加熱時の火力に応
じて補正を行うインターバル補正手段23を設けること
により、前回加熱の火力に関係なく一種類の火力に応じ
たインターバルタイムのデータから加熱時間を求めるこ
とができるので、少ないデータでより正確な加熱調理が
行なえる優れた加熱調理器を提供することができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように第1の手段によれば、調理
物を収納する加熱室と、前記加熱室内の調理物を加熱す
る加熱手段と、前記加熱手段の通電制御を行う加熱通電
制御手段と、加熱通電制御手段を構成する基板上に取り
付けた加熱室の温度を計測する温度計測手段と、複数の
火力を設定する火力設定手段と、加熱時間設定を行うこ
とができる時間設定手段と、前回加熱終了から今回加熱
開始までの時間を計測するインターバル計測手段と、イ
ンターバル計測手段の計測するインターバルタイムをク
リアするクリア手段と、温度計測手段からの加熱室の温
度と、インターバル計測手段からのインターバルタイム
により、調理時間を決定する調理時間決定手段を設ける
ことにより、加熱調理に影響を与える連続使用や、環境
温度の変化による加熱室の温度状況を判断して、加熱を
行うので、焼き過ぎや加熱不足といった調理ミスを防
ぎ、安定した調理結果を得る優れた加熱調理器を実現す
ることができる。
【0038】また、第2の手段によれば、温度計測手段
の出力から調理物の温度上昇度計測する温度上昇計測手
段と、温度上昇計測手段の出力から加熱調理時間を決定
する加熱時間決定手段と、最適な加熱調理時間の決定手
段を選択する選択手段を設けることにより、インターバ
ルタイムが十分長い場合、またはインターバルタイム計
測中に1度電源がOFFされた時等、インターバルタイ
ムを用いて加熱室内の温度条件に応じた加熱時間を求め
ることができない場合には、調理物の温度上昇時間から
加熱室内の温度状況を求め、加熱時間を決定し、調理加
熱を行うことにができるので、いつでも使用者の望む調
理結果の得られる使い勝手の良い加熱調理器を実現する
ことができる。
【0039】また、第3の手段によれば、前回の加熱終
了から今回の加熱開始までの時間を計測するインターバ
ル計測手段の出力に対して、前回加熱時の火力に応じて
補正を行うインターバル補正手段を設けることにより、
1種類の火力によるインターバルタイムと加熱時間の関
係を表したデータで、前回の火力に関係なく加熱時間が
求まるので、より少ないデータで正確な加熱調理を行な
う優れた加熱調理器を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すオーブントースタ
ーの全体構成図
【図2】加熱室内温度とインターバルタイムの関係図
【図3】本発明の第2の実施例を示すオーブントースタ
ーの全体構成図
【図4】加熱室内温度と温度上昇度の関係図
【図5】本発明の第3の実施例を示すオーブントースタ
ーの全体構成図
【図6】前回火力とインターバルタイム補正の関係図
【図7】従来のオーブントースターの全体構成図
【符号の説明】
6 ヒーター 7 時間設定スイッチ 11 加熱通電制御手段 14 サーミスタ 15 調理時間決定手段 17 インターバル計測手段 18 火力設定スイッチ 19 クリア手段 20 温度上昇計測手段 21 加熱時間決定手段 22 選択手段 23 インターバル補正手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理物を収納する加熱室と、前記加熱室
    内の調理物を加熱する加熱手段と、前記加熱手段の通電
    制御を行う加熱通電制御手段と、加熱通電制御手段を構
    成する基板上に取り付けた温度計測手段と、複数の火力
    を設定する火力設定手段と、加熱時間設定を行うことが
    できる時間設定手段と、前回加熱終了から今回加熱開始
    までの時間を計測するインターバル計測手段と、インタ
    ーバル計測手段の計測するインターバルタイムをクリア
    するクリア手段と、温度計測手段からの温度と、インタ
    ーバル計測手段からのインターバルタイムにより、調理
    時間を決定する調理時間決定手段を有した加熱調理器。
  2. 【請求項2】 温度計測手段の出力から調理物の温度上
    昇度計測する温度上昇計測手段と、温度上昇計測手段の
    出力から加熱調理時間を決定する加熱時間決定手段と、
    最適な加熱調理時間の決定手段を選択する選択手段を備
    えた請求項1記載の加熱調理器。
  3. 【請求項3】 前回の加熱終了から今回の加熱開始まで
    の時間を計測するインターバル計測手段の出力に対し
    て、前回加熱時の火力に応じて補正を行うインターバル
    補正手段を備えた請求項1または2記載の加熱調理器。
JP2517094A 1994-02-23 1994-02-23 加熱調理器 Pending JPH07231854A (ja)

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