JPH051820A - 加熱調理器 - Google Patents
加熱調理器Info
- Publication number
- JPH051820A JPH051820A JP3154311A JP15431191A JPH051820A JP H051820 A JPH051820 A JP H051820A JP 3154311 A JP3154311 A JP 3154311A JP 15431191 A JP15431191 A JP 15431191A JP H051820 A JPH051820 A JP H051820A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooking
- time
- temperature
- microcomputer
- door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24C—DOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
- F24C7/00—Stoves or ranges heated by electric energy
- F24C7/02—Stoves or ranges heated by electric energy using microwaves
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
- Electric Stoves And Ranges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動モードで魚を焼く場合、表焼き終了から
裏焼きに移る際に、時間或は調理室の温度が変動しても
常に適切な調理時間を設定する。 【構成】 魚をロースター内部に収容して表焼きを開始
させると、マイクロコンピュータ38は表焼き及び裏焼
きの調理時間T1,T2を設定する。裏焼き開始時点
で、マイクロコンピュータ38は、表焼き終了時点との
温度差に基づいて設定されていた調理時間T2を補正調
理時間T2′に補正する。これにより、魚を裏返す作業
時間等に個人差がある場合でも、常に適切に加熱調理で
きる。
裏焼きに移る際に、時間或は調理室の温度が変動しても
常に適切な調理時間を設定する。 【構成】 魚をロースター内部に収容して表焼きを開始
させると、マイクロコンピュータ38は表焼き及び裏焼
きの調理時間T1,T2を設定する。裏焼き開始時点
で、マイクロコンピュータ38は、表焼き終了時点との
温度差に基づいて設定されていた調理時間T2を補正調
理時間T2′に補正する。これにより、魚を裏返す作業
時間等に個人差がある場合でも、常に適切に加熱調理で
きる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被加熱物の両側の加熱
調理を一方側及びこれに続く他方側の加熱調理行程に分
けて実施すると共に、それらの調理時間を自動的に設定
するようにした加熱調理器に関する。
調理を一方側及びこれに続く他方側の加熱調理行程に分
けて実施すると共に、それらの調理時間を自動的に設定
するようにした加熱調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】両面を加熱調理する被加熱物として例え
ば魚を焼く場合に、従来では、次のようにしてその調理
時間を自動設定している。尚、ここでは、一方側の加熱
調理を表焼き,これに続く他方側の加熱調理を裏焼きと
呼ぶことにする。
ば魚を焼く場合に、従来では、次のようにしてその調理
時間を自動設定している。尚、ここでは、一方側の加熱
調理を表焼き,これに続く他方側の加熱調理を裏焼きと
呼ぶことにする。
【0003】即ち、調理室内には、電気ヒータと調理室
内の温度を検出する温度センサが配設されており、魚が
調理室内部に収容された状態で調理開始スイッチがオン
されると、マイクロコンピュータ等の制御回路によりヒ
ータに通電して表焼きの加熱調理を開始する。
内の温度を検出する温度センサが配設されており、魚が
調理室内部に収容された状態で調理開始スイッチがオン
されると、マイクロコンピュータ等の制御回路によりヒ
ータに通電して表焼きの加熱調理を開始する。
【0004】この後、所定時間(例えば2分)が経過す
ると、制御回路は、温度センサの検出温度に基づいて、
全体の調理時間t0を予め決められた条件に従って求
め、さらに、その設定した調理時間t0を、表焼きの調
理時間t1と裏焼きの調理時間t2とに所定比率(例え
ば6:4)で配分して設定する。この場合、全体の調理
時間t0を所定時間経過後の温度センサの検出温度に基
づいて決定するのは、調理室内の初期温度或は負荷とし
ての魚の量等によって調理室内の温度上昇が異なること
に対応して適切な調理時間を設定するためである。
ると、制御回路は、温度センサの検出温度に基づいて、
全体の調理時間t0を予め決められた条件に従って求
め、さらに、その設定した調理時間t0を、表焼きの調
理時間t1と裏焼きの調理時間t2とに所定比率(例え
ば6:4)で配分して設定する。この場合、全体の調理
時間t0を所定時間経過後の温度センサの検出温度に基
づいて決定するのは、調理室内の初期温度或は負荷とし
ての魚の量等によって調理室内の温度上昇が異なること
に対応して適切な調理時間を設定するためである。
【0005】そして、設定された表焼きの調理時間t1
が終了すると、制御回路は、ヒータへの通電を停止して
表焼きが終了したことを報知する。使用者が魚を取出し
て裏返した後、再び調理室内に収容して裏焼きを開始す
ると、制御回路は、再びヒータに通電し、先に設定した
裏焼きの調理時間t2が終了するとヒータへの通電を停
止して加熱調理が終了したことを報知する。
が終了すると、制御回路は、ヒータへの通電を停止して
表焼きが終了したことを報知する。使用者が魚を取出し
て裏返した後、再び調理室内に収容して裏焼きを開始す
ると、制御回路は、再びヒータに通電し、先に設定した
裏焼きの調理時間t2が終了するとヒータへの通電を停
止して加熱調理が終了したことを報知する。
【0006】これにより、季節により変動する調理室内
の初期温度に影響されずに適切な調理時間で魚の両面を
焼くことができるというものである。
の初期温度に影響されずに適切な調理時間で魚の両面を
焼くことができるというものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
にして魚を加熱調理する場合、表焼きを終了した後に調
理室から魚を取り出して裏返し、再び調理室内部に収容
して裏焼きを実施する作業は使用者が行なうため、その
作業に要する時間は個人差が出てくる。つまり、手慣れ
た人が行なう場合には短時間で済み、不慣れな人が行な
うと時間が多くかかる。また、手慣れた人が作業する場
合でも、表焼き終了後すぐに作業できなかった場合に
は、裏焼きを実施するまでに長時間を要してしまうこと
がある。そして、このように、表焼き終了時点から裏焼
き開始時点までの時間が異なると、裏焼きの加熱調理を
開始したときの調理室内の温度も異なることになる。
にして魚を加熱調理する場合、表焼きを終了した後に調
理室から魚を取り出して裏返し、再び調理室内部に収容
して裏焼きを実施する作業は使用者が行なうため、その
作業に要する時間は個人差が出てくる。つまり、手慣れ
た人が行なう場合には短時間で済み、不慣れな人が行な
うと時間が多くかかる。また、手慣れた人が作業する場
合でも、表焼き終了後すぐに作業できなかった場合に
は、裏焼きを実施するまでに長時間を要してしまうこと
がある。そして、このように、表焼き終了時点から裏焼
き開始時点までの時間が異なると、裏焼きの加熱調理を
開始したときの調理室内の温度も異なることになる。
【0008】しかしながら、上述のように表焼き終了時
点から裏焼き開始時点までの時間変化があっても、従来
のものにおいては、表焼きの加熱調理中に裏焼きの調理
時間を既に設定しているので、その設定された調理時間
で加熱調理を実施すると、裏焼きの加熱調理が不足する
場合が出てくる不具合がある。
点から裏焼き開始時点までの時間変化があっても、従来
のものにおいては、表焼きの加熱調理中に裏焼きの調理
時間を既に設定しているので、その設定された調理時間
で加熱調理を実施すると、裏焼きの加熱調理が不足する
場合が出てくる不具合がある。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、第1の調理行程が終了した時点から第
2の調理行程を開始するまでの時間が変動しても、第2
の調理行程の調理時間を最適に設定して被加熱物を常に
安定した仕上がり状態とすることができる加熱調理器を
提供するにある。
で、その目的は、第1の調理行程が終了した時点から第
2の調理行程を開始するまでの時間が変動しても、第2
の調理行程の調理時間を最適に設定して被加熱物を常に
安定した仕上がり状態とすることができる加熱調理器を
提供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、調理室内に収
容された被加熱物の一方側をヒータにより加熱調理する
第1の調理行程と、これに続けてその他方側を同ヒータ
により加熱調理する第2の調理行程とを行なうようにし
た加熱調理器を対象としており、前記調理室内の温度を
検出する温度センサと、この温度センサの検出温度に基
づいて前記第1及び第2の調理行程の調理時間を設定す
る制御手段と、前記温度センサによる前記第1の調理行
程終了時と前記第2の調理行程開始時との検出温度の差
に基づいて前記第2の調理行程の調理時間を補正する補
正手段とを設けて構成したところに特徴を有する。
容された被加熱物の一方側をヒータにより加熱調理する
第1の調理行程と、これに続けてその他方側を同ヒータ
により加熱調理する第2の調理行程とを行なうようにし
た加熱調理器を対象としており、前記調理室内の温度を
検出する温度センサと、この温度センサの検出温度に基
づいて前記第1及び第2の調理行程の調理時間を設定す
る制御手段と、前記温度センサによる前記第1の調理行
程終了時と前記第2の調理行程開始時との検出温度の差
に基づいて前記第2の調理行程の調理時間を補正する補
正手段とを設けて構成したところに特徴を有する。
【0011】上記補正手段に代えて、第1の調理行程終
了時点から第2の調理行程開始時までの前記ヒータの非
動作時間に基づいて第2の調理行程の調理時間を補正す
る補正手段を設ける構成としても良い。
了時点から第2の調理行程開始時までの前記ヒータの非
動作時間に基づいて第2の調理行程の調理時間を補正す
る補正手段を設ける構成としても良い。
【0012】さらに、前記補正手段に代えて、調理室の
扉の開閉を検出する扉開閉検出手段を設けると共に、第
1の調理行程終了後にこの扉が開放されている時間に基
づいて第2の調理行程の調理時間を補正する補正手段を
設ける構成とすることもできる。
扉の開閉を検出する扉開閉検出手段を設けると共に、第
1の調理行程終了後にこの扉が開放されている時間に基
づいて第2の調理行程の調理時間を補正する補正手段を
設ける構成とすることもできる。
【0013】
【作用】請求項1記載の加熱調理器によれば、被加熱物
が調理室内に収容されて加熱調理を開始すると、制御手
段は、温度センサからの検出温度に基づいて第1の調理
行程及び第2の調理行程の調理時間を設定し、その設定
された調理時間に従って第1の調理行程を実施する。第
1の調理行程が終了すると、補正手段は、先に設定した
第2の調理行程の調理時間を第1の調理行程の終了時点
と第2の調理行程の開始時点での温度センサによる検出
温度の差に基づいて適切な値に補正して再設定する。制
御手段は、補正手段により補正された調理時間に従って
第2の調理行程を実施する。これにより、被加熱物は、
第1及び第2の調理行程の間の温度差によらず、適切な
調理時間で加熱調理される。
が調理室内に収容されて加熱調理を開始すると、制御手
段は、温度センサからの検出温度に基づいて第1の調理
行程及び第2の調理行程の調理時間を設定し、その設定
された調理時間に従って第1の調理行程を実施する。第
1の調理行程が終了すると、補正手段は、先に設定した
第2の調理行程の調理時間を第1の調理行程の終了時点
と第2の調理行程の開始時点での温度センサによる検出
温度の差に基づいて適切な値に補正して再設定する。制
御手段は、補正手段により補正された調理時間に従って
第2の調理行程を実施する。これにより、被加熱物は、
第1及び第2の調理行程の間の温度差によらず、適切な
調理時間で加熱調理される。
【0014】請求項2記載の加熱調理器によれば、制御
手段により設定された第2の調理時間に対して、補正手
段は、第1の調理行程の終了時点から第2の調理行程の
開始時点までのヒータの非動作時間に基づいて適切な値
に補正して再設定する。これにより、被加熱物は、第1
及び第2の調理行程の間の時間差によらず適切な調理時
間で加熱調理される。
手段により設定された第2の調理時間に対して、補正手
段は、第1の調理行程の終了時点から第2の調理行程の
開始時点までのヒータの非動作時間に基づいて適切な値
に補正して再設定する。これにより、被加熱物は、第1
及び第2の調理行程の間の時間差によらず適切な調理時
間で加熱調理される。
【0015】請求項3記載の加熱調理器によれば、制御
手段により設定された第2の調理時間に対して、補正手
段は、扉開閉検出手段により検出される扉の開放状態に
ある信号の継続時間に基づいて適切な値に補正して再設
定する。これにより、被加熱物は扉の開放状態にある時
間によらず適切な調理時間で加熱調理される。
手段により設定された第2の調理時間に対して、補正手
段は、扉開閉検出手段により検出される扉の開放状態に
ある信号の継続時間に基づいて適切な値に補正して再設
定する。これにより、被加熱物は扉の開放状態にある時
間によらず適切な調理時間で加熱調理される。
【0016】
【実施例】以下、本発明をハロゲンクッキングヒータに
組み込んで利用した場合の第1の実施例について図1乃
至図8を参照しながら説明する。
組み込んで利用した場合の第1の実施例について図1乃
至図8を参照しながら説明する。
【0017】図2はハロゲンクッキングヒータの外観を
示すもので、偏平な矩形箱状に形成された外枠1に3個
の加熱ユニット2が配設されている。この加熱ユニット
2は、4本のハロゲンランプ3を長円形の断熱体4によ
り保持し、夫々外枠1の内底面に固定している。各加熱
ユニット2の断熱体4の上面部分は、一枚の耐熱ガラス
等の透光性を有したトッププレート5により覆われてお
り、そのトッププレート5は断熱体4に密着して加熱ユ
ニット2内を密閉している。
示すもので、偏平な矩形箱状に形成された外枠1に3個
の加熱ユニット2が配設されている。この加熱ユニット
2は、4本のハロゲンランプ3を長円形の断熱体4によ
り保持し、夫々外枠1の内底面に固定している。各加熱
ユニット2の断熱体4の上面部分は、一枚の耐熱ガラス
等の透光性を有したトッププレート5により覆われてお
り、そのトッププレート5は断熱体4に密着して加熱ユ
ニット2内を密閉している。
【0018】この密閉された加熱ユニット2内の温度つ
まりハロゲンランプ3の雰囲気温度は、サーモスタット
6により検出される。この場合、サーモスタット6は、
所定温度を超えるとオン状態からオフ状態に切り替わる
ようになっている。
まりハロゲンランプ3の雰囲気温度は、サーモスタット
6により検出される。この場合、サーモスタット6は、
所定温度を超えるとオン状態からオフ状態に切り替わる
ようになっている。
【0019】外枠1の中央内部には、その前面側から魚
等の被加熱物を収容するように構成されたロースター7
が配設されており、図3乃至図5をも参照して以下に詳
述する。尚、このロースター7は本発明でいうところの
加熱調理器として機能するものである。
等の被加熱物を収容するように構成されたロースター7
が配設されており、図3乃至図5をも参照して以下に詳
述する。尚、このロースター7は本発明でいうところの
加熱調理器として機能するものである。
【0020】図3はトッププレート5及び外枠1の一部
を外した状態で外観を示しており、また、図4はロース
ター7部分の縦断側面を示している。そして、これらの
図3及び図4において、ロースター7は、外箱8により
外殻が形成され、その内部に調理室たる内箱9が配設さ
れたものとなっている。内箱9の上方部には電気ヒータ
10が配設され、下方には焼き網11を有する受皿12
が引出可能に収納されている。
を外した状態で外観を示しており、また、図4はロース
ター7部分の縦断側面を示している。そして、これらの
図3及び図4において、ロースター7は、外箱8により
外殻が形成され、その内部に調理室たる内箱9が配設さ
れたものとなっている。内箱9の上方部には電気ヒータ
10が配設され、下方には焼き網11を有する受皿12
が引出可能に収納されている。
【0021】外箱8の後方上部には排気路13が配設さ
れ、トッププレート5の後方部分に開口された排気口1
4に導出されている。前面部分には外箱8の前面部を覆
うようにして配設された扉15が下端部で回動可能に取
付けられている。この扉15には、上端部に取手15a
が設けられ、図5に示すように矢印方向に回動して開扉
する。また、扉15にはこれと一体となって回動する舌
状部16が枢支部15bに固定され、扉15の閉塞状態
でこの舌状部16により押圧されてオン状態になる扉ス
イッチ17が外箱8に配設されている。内箱9の側壁部
には内部の温度を検出する温度センサたるサーミスタ1
8が配設されている。このサーミスタ18は温度の上昇
と共に抵抗値が減少する負温度特性を有している。
れ、トッププレート5の後方部分に開口された排気口1
4に導出されている。前面部分には外箱8の前面部を覆
うようにして配設された扉15が下端部で回動可能に取
付けられている。この扉15には、上端部に取手15a
が設けられ、図5に示すように矢印方向に回動して開扉
する。また、扉15にはこれと一体となって回動する舌
状部16が枢支部15bに固定され、扉15の閉塞状態
でこの舌状部16により押圧されてオン状態になる扉ス
イッチ17が外箱8に配設されている。内箱9の側壁部
には内部の温度を検出する温度センサたるサーミスタ1
8が配設されている。このサーミスタ18は温度の上昇
と共に抵抗値が減少する負温度特性を有している。
【0022】また、ロースター7の扉15が配設された
両側には前面パネル19が配設されており、この前面パ
ネル19には図6に示すような操作部19a及び表示部
19bが設けられている。操作部19aの左端側にはロ
ースター7のオンオフスイッチ20,自動モード設定ス
イッチ21,仕上り設定スイッチ22が設けられてい
る。
両側には前面パネル19が配設されており、この前面パ
ネル19には図6に示すような操作部19a及び表示部
19bが設けられている。操作部19aの左端側にはロ
ースター7のオンオフスイッチ20,自動モード設定ス
イッチ21,仕上り設定スイッチ22が設けられてい
る。
【0023】そして、表示部19bには、ロースター7
に対応して上部に表焼き表示LED23,裏焼き表示L
ED24が設けられ、左側に、自動モード設定時の表示
に対応する「丸身1」設定表示LED25,「丸身2」
設定表示LED26,「切身」設定表示LED27が設
けられ、右側に、仕上り設定の表示に対応する「普通」
設定表示LED28,「強め」設定表示LED29,
「弱め」設定表示LED30が配設されている。
に対応して上部に表焼き表示LED23,裏焼き表示L
ED24が設けられ、左側に、自動モード設定時の表示
に対応する「丸身1」設定表示LED25,「丸身2」
設定表示LED26,「切身」設定表示LED27が設
けられ、右側に、仕上り設定の表示に対応する「普通」
設定表示LED28,「強め」設定表示LED29,
「弱め」設定表示LED30が配設されている。
【0024】また、操作部19aには、3つの加熱ユニ
ット2の夫々に対応してオンオフスイッチ31,出力設
定スイッチ32が配設され、また、中央部には、タイマ
設定するためのタイマ設定スイッチ33が配設されてい
る。さらに、表示部19bには、3つの加熱ユニット2
の設定状態に対応して夫々動作表示LED34,出力設
定表示LED35が配設されている。
ット2の夫々に対応してオンオフスイッチ31,出力設
定スイッチ32が配設され、また、中央部には、タイマ
設定するためのタイマ設定スイッチ33が配設されてい
る。さらに、表示部19bには、3つの加熱ユニット2
の設定状態に対応して夫々動作表示LED34,出力設
定表示LED35が配設されている。
【0025】次に、電気的構成について図1を参照して
説明する。尚、図1は説明を簡単にするため、加熱ユニ
ット2についての電気的構成については省略している。
説明する。尚、図1は説明を簡単にするため、加熱ユニ
ット2についての電気的構成については省略している。
【0026】この図1において、交流電源36には、前
述の扉スイッチ17,電気ヒータ10及び通断電を制御
するためのトライアック37の直列回路が接続されてい
る。制御手段たるマイクロコンピュータ38は、定電圧
回路39を介して交流電源36に接続され、所定の動作
電源が与えられる。また、マイクロコンピュータ38に
はイニシャライズ回路40が接続され、電源投入時にリ
セット信号が与えられる。このマイクロコンピュータ3
8には予め各種の加熱調理用プログラムが記憶されてお
り、動作モードが設定されると、対応する加熱調理用プ
ログラムに従って調理行程を実施するようになってい
る。
述の扉スイッチ17,電気ヒータ10及び通断電を制御
するためのトライアック37の直列回路が接続されてい
る。制御手段たるマイクロコンピュータ38は、定電圧
回路39を介して交流電源36に接続され、所定の動作
電源が与えられる。また、マイクロコンピュータ38に
はイニシャライズ回路40が接続され、電源投入時にリ
セット信号が与えられる。このマイクロコンピュータ3
8には予め各種の加熱調理用プログラムが記憶されてお
り、動作モードが設定されると、対応する加熱調理用プ
ログラムに従って調理行程を実施するようになってい
る。
【0027】また、マイクロコンピュータ38は、後述
するように補正手段としての機能も兼ね備えており、裏
焼きの調理時間を補正するためのプログラムが予め記憶
されている。
するように補正手段としての機能も兼ね備えており、裏
焼きの調理時間を補正するためのプログラムが予め記憶
されている。
【0028】サーミスタ18は、定電圧回路39に抵抗
41を介して接続されると共に、マイクロコンピュータ
38のA/D変換回路部38aに接続されており、定電
圧回路41から給電され、その端子電圧がA/D変換回
路38aを介した後デジタル信号としてマイクロコンピ
ュータ38に入力される。
41を介して接続されると共に、マイクロコンピュータ
38のA/D変換回路部38aに接続されており、定電
圧回路41から給電され、その端子電圧がA/D変換回
路38aを介した後デジタル信号としてマイクロコンピ
ュータ38に入力される。
【0029】報知手段としてのブザー42は定電圧回路
39に駆動回路43を介して接続され、マイクロコンピ
ュータ38から駆動信号が与えられるようになってい
る。前述のトライアック37は、そのゲートが駆動回路
44を介してマイクロコンピュータ38に接続され、マ
イクロコンピュータ38からオンオフの制御信号が与え
られると、電気ヒータ10に通電するようになってい
る。
39に駆動回路43を介して接続され、マイクロコンピ
ュータ38から駆動信号が与えられるようになってい
る。前述のトライアック37は、そのゲートが駆動回路
44を介してマイクロコンピュータ38に接続され、マ
イクロコンピュータ38からオンオフの制御信号が与え
られると、電気ヒータ10に通電するようになってい
る。
【0030】扉スイッチ17のオンオフ状態を検出する
検出回路45は、扉スイッチ17を介して交流電源36
に接続されており、この検出回路45を構成するフォト
カプラ45aの受光素子側45bは受光状態で「H」レ
ベルの信号をマイクロコンピュータ38に与えるように
構成される。
検出回路45は、扉スイッチ17を介して交流電源36
に接続されており、この検出回路45を構成するフォト
カプラ45aの受光素子側45bは受光状態で「H」レ
ベルの信号をマイクロコンピュータ38に与えるように
構成される。
【0031】前述した操作部19aに設けられた各種の
スイッチは夫々マイクロコンピュータ38にスイッチ入
力を与えるように接続されており、各種の表示LEDも
マイクロコンピュータ38から表示出力が与えられるよ
うに接続されている。
スイッチは夫々マイクロコンピュータ38にスイッチ入
力を与えるように接続されており、各種の表示LEDも
マイクロコンピュータ38から表示出力が与えられるよ
うに接続されている。
【0032】次に、本実施例の作用について図7をも参
照しながら説明する。尚、本実施例においては、魚の表
焼きを第1の調理行程,裏焼きを第2の調理行程に対応
する加熱調理として説明する。
照しながら説明する。尚、本実施例においては、魚の表
焼きを第1の調理行程,裏焼きを第2の調理行程に対応
する加熱調理として説明する。
【0033】まず、電源が投入されると、マイクロコン
ピュータ38は、定電圧回路39を介して動作電圧が与
えられると共に、イニシャライズ回路40を介してリセ
ット信号が与えられて、初期状態に設定される。
ピュータ38は、定電圧回路39を介して動作電圧が与
えられると共に、イニシャライズ回路40を介してリセ
ット信号が与えられて、初期状態に設定される。
【0034】次に、ロースター7を利用して魚を自動モ
ードで焼くために、ロースター7の内箱9内に収容し、
扉15を閉じる。このとき、扉スイッチ17はオン状態
となる。続いて、自動モード設定スイッチ21をオンす
ると、「丸身1」の設定表示LED25が点灯する。い
ま、加熱調理しようとしている魚がこの「丸身1」に相
当する場合には、この状態で保持しておく。また、好み
に応じて、仕上り設定を「普通」に設定する場合には、
仕上り設定スイッチ22をオンすると、「普通」の設定
表示LED28が点灯する。
ードで焼くために、ロースター7の内箱9内に収容し、
扉15を閉じる。このとき、扉スイッチ17はオン状態
となる。続いて、自動モード設定スイッチ21をオンす
ると、「丸身1」の設定表示LED25が点灯する。い
ま、加熱調理しようとしている魚がこの「丸身1」に相
当する場合には、この状態で保持しておく。また、好み
に応じて、仕上り設定を「普通」に設定する場合には、
仕上り設定スイッチ22をオンすると、「普通」の設定
表示LED28が点灯する。
【0035】尚、この自動モード設定スイッチ21は、
1回押す度に「丸身1」から「丸身2」,「切身」へと
順次モードが切り替わり、その表示LEDも切り替わ
る。モードの選択と設定は、所望のモードの表示LED
が点灯されたところで設定スイッチ21の操作を停止す
れば良い。同様にして、仕上り設定スイッチ22につい
ても、1回押す度にモードが「普通」,「強め」,「弱
め」と順次切り替わり、所望の表示LEDが点灯された
ところで操作を停止すれば良い。
1回押す度に「丸身1」から「丸身2」,「切身」へと
順次モードが切り替わり、その表示LEDも切り替わ
る。モードの選択と設定は、所望のモードの表示LED
が点灯されたところで設定スイッチ21の操作を停止す
れば良い。同様にして、仕上り設定スイッチ22につい
ても、1回押す度にモードが「普通」,「強め」,「弱
め」と順次切り替わり、所望の表示LEDが点灯された
ところで操作を停止すれば良い。
【0036】また、自動モード設定の各設定条件におい
て、「丸身1」はサンマ,アジ等を代表とする比較的焼
き時間の長い魚に対応し、「丸身2」はイワシ,メザ
シ,シシャモ等の比較的焼き時間の短い魚に対応し、
「切身」はブリの照焼き,アジのひらき等の切身の魚に
対応している。
て、「丸身1」はサンマ,アジ等を代表とする比較的焼
き時間の長い魚に対応し、「丸身2」はイワシ,メザ
シ,シシャモ等の比較的焼き時間の短い魚に対応し、
「切身」はブリの照焼き,アジのひらき等の切身の魚に
対応している。
【0037】さて、以上のようにして設定が終了する
と、次に、オンオフスイッチ20をオンすると、マイク
ロコンピュータ38は、駆動回路44を介してトライア
ック37のオンオフ制御を行なって電気ヒータ10に交
流電源36から給電し、表焼きを実施していることを表
示LED23を点灯して表示する。このとき、マイクロ
コンピュータ38は、電気ヒータ10への通電時間をカ
ウントしており、所定時間例えば2分が経過するとサー
ミスタ18により検出している内箱9内の温度に応じた
検出信号を入力する。
と、次に、オンオフスイッチ20をオンすると、マイク
ロコンピュータ38は、駆動回路44を介してトライア
ック37のオンオフ制御を行なって電気ヒータ10に交
流電源36から給電し、表焼きを実施していることを表
示LED23を点灯して表示する。このとき、マイクロ
コンピュータ38は、電気ヒータ10への通電時間をカ
ウントしており、所定時間例えば2分が経過するとサー
ミスタ18により検出している内箱9内の温度に応じた
検出信号を入力する。
【0038】マイクロコンピュータ38は、サーミスタ
18からA/D変換回路部38aを介して与えられるデ
ジタル信号に基づいて次のようにして表焼きの調理時間
T1及び裏焼きの調理時間T2を演算する。尚、ここで
は、説明の便宜上、マイクロコンピュータ38内に与え
られるデジタル信号に代えて、サーミスタ18の検出電
圧Vを基準としてアナログ量の演算式を用いて示す。
18からA/D変換回路部38aを介して与えられるデ
ジタル信号に基づいて次のようにして表焼きの調理時間
T1及び裏焼きの調理時間T2を演算する。尚、ここで
は、説明の便宜上、マイクロコンピュータ38内に与え
られるデジタル信号に代えて、サーミスタ18の検出電
圧Vを基準としてアナログ量の演算式を用いて示す。
【0039】演算の基本式は、調理時間をT,温度依存
率をKとすると、 調理時間T(秒)=K(V+A) …(1) 但しAは定数 として表わすことができる。このような演算基本式に対
応して、マイクロコンピュータ38には、前述の様々に
設定される自動モードに対応して表焼きの調理時間T1
及び裏焼きの調理時間T2を求める演算式が記憶されて
いる。
率をKとすると、 調理時間T(秒)=K(V+A) …(1) 但しAは定数 として表わすことができる。このような演算基本式に対
応して、マイクロコンピュータ38には、前述の様々に
設定される自動モードに対応して表焼きの調理時間T1
及び裏焼きの調理時間T2を求める演算式が記憶されて
いる。
【0040】そして、発明者の実験結果によると、この
場合、設定された自動モードである「丸身1」に対して
は、例えば、表焼きの調理時間T1,裏焼きの調理時間
T2を求める演算式は、 表焼きの調理時間T1=(V−0.0026)/0.0074 …(2) 裏焼きの調理時間T2=(V+22.0)/0.0694 …(3) とするのが良いことがわかっている。式(2),(3)
において、調理時間T1及びT2における第1及び第2
の温度依存率K1及びK2は、 K1=1/0.0074, …(4) K2=1/0.0694 …(5) であり、表焼きの調理時間T1の演算式の温度依存率K
1は裏焼きの調理時間T2の演算式の温度依存率K2よ
りも大きい値に設定されている。
場合、設定された自動モードである「丸身1」に対して
は、例えば、表焼きの調理時間T1,裏焼きの調理時間
T2を求める演算式は、 表焼きの調理時間T1=(V−0.0026)/0.0074 …(2) 裏焼きの調理時間T2=(V+22.0)/0.0694 …(3) とするのが良いことがわかっている。式(2),(3)
において、調理時間T1及びT2における第1及び第2
の温度依存率K1及びK2は、 K1=1/0.0074, …(4) K2=1/0.0694 …(5) であり、表焼きの調理時間T1の演算式の温度依存率K
1は裏焼きの調理時間T2の演算式の温度依存率K2よ
りも大きい値に設定されている。
【0041】さて、いま、調理開始前の内箱9内の温度
が図7に示すように、室温程度の低い温度であった場合
には、サーミスタ18の検出電圧が4.9V程度であ
り、このときの各調理時間T1及びT2は、演算式
(2),(3)によると、 T1=662秒, …(6) T2=388秒 …(7) と求められる。
が図7に示すように、室温程度の低い温度であった場合
には、サーミスタ18の検出電圧が4.9V程度であ
り、このときの各調理時間T1及びT2は、演算式
(2),(3)によると、 T1=662秒, …(6) T2=388秒 …(7) と求められる。
【0042】一方、連続調理等で内箱9内の初期温度が
高い場合或は負荷としての魚が小さい場合等には、上述
の場合よりも高い温度に相当するサーミスタ18の検出
電圧Vが入力される。いま、これに相当する検出電圧V
が3.8Vであるとすると、このときの各調理時間T1
及びT2は、上述同様に演算すると、 T1=513秒, …(8) T2=372秒 …(9) と求められる。
高い場合或は負荷としての魚が小さい場合等には、上述
の場合よりも高い温度に相当するサーミスタ18の検出
電圧Vが入力される。いま、これに相当する検出電圧V
が3.8Vであるとすると、このときの各調理時間T1
及びT2は、上述同様に演算すると、 T1=513秒, …(8) T2=372秒 …(9) と求められる。
【0043】この結果、サーミスタ18による検出温度
の変化に大きく左右されるのは表焼きの調理時間T1
で、裏焼きの調理時間T2は殆ど変化しないことがわか
る。
の変化に大きく左右されるのは表焼きの調理時間T1
で、裏焼きの調理時間T2は殆ど変化しないことがわか
る。
【0044】次に、上述のように求められた表焼きの調
理時間T1が終了すると、マイクロコンピュータ38
は、電気ヒータ10への通電を停止すると共に、ブザー
42に通電して報知する。また、このときマイクロコン
ピュータ38は、表焼き表示LED23及び裏焼き表示
LED24を点滅させる。
理時間T1が終了すると、マイクロコンピュータ38
は、電気ヒータ10への通電を停止すると共に、ブザー
42に通電して報知する。また、このときマイクロコン
ピュータ38は、表焼き表示LED23及び裏焼き表示
LED24を点滅させる。
【0045】尚、使用者が上述のブザー42による報知
を聞き逃して魚を裏返していない場合には、所定時間
(例えば30秒)経過した後に再びブザー42を駆動し
て報知する。そして、このブザー42による報知は、扉
15が開かれるまで一定時間が経過する毎に繰り返され
る。マイクロコンピュータ38は、扉15が開かれて扉
スイッチ17がオフすることをもってこれを検知し、上
述した報知動作を停止する。
を聞き逃して魚を裏返していない場合には、所定時間
(例えば30秒)経過した後に再びブザー42を駆動し
て報知する。そして、このブザー42による報知は、扉
15が開かれるまで一定時間が経過する毎に繰り返され
る。マイクロコンピュータ38は、扉15が開かれて扉
スイッチ17がオフすることをもってこれを検知し、上
述した報知動作を停止する。
【0046】そして、マイクロコンピュータ38は、表
焼きが終了すると、先に設定している裏焼きの調理時間
T2を補正するためのプログラムを図8に示すフローチ
ャートに従って開始する。
焼きが終了すると、先に設定している裏焼きの調理時間
T2を補正するためのプログラムを図8に示すフローチ
ャートに従って開始する。
【0047】即ち、マイクロコンピュータ38は、電気
ヒータ10への通電を停止した時点でプログラムをスタ
ートし、まず、表焼き終了時点の内箱9内の温度に相当
するサーミスタ18の検出電圧Vmを記憶する(ステッ
プS1)。続いて、マイクロコンピュータ38は、ブザ
ー42を動作させて(ステップS2)報知動作を行な
い、ステップS3で、扉15が開かれたかどうかを判断
する。このとき、マイクロコンピュータ38は、扉15
の開放を扉スイッチ17から開扉信号によって判断す
る。そして、例えば、使用者がこの報知動作により気付
かないでいる場合には、扉15が閉塞状態であることに
より、マイクロコンピュータ38はステップS3で「N
O」と判断してステップS4に移行する。
ヒータ10への通電を停止した時点でプログラムをスタ
ートし、まず、表焼き終了時点の内箱9内の温度に相当
するサーミスタ18の検出電圧Vmを記憶する(ステッ
プS1)。続いて、マイクロコンピュータ38は、ブザ
ー42を動作させて(ステップS2)報知動作を行な
い、ステップS3で、扉15が開かれたかどうかを判断
する。このとき、マイクロコンピュータ38は、扉15
の開放を扉スイッチ17から開扉信号によって判断す
る。そして、例えば、使用者がこの報知動作により気付
かないでいる場合には、扉15が閉塞状態であることに
より、マイクロコンピュータ38はステップS3で「N
O」と判断してステップS4に移行する。
【0048】マイクロコンピュータ38は、扉15が開
放されたかどうかを判断しながら(ステップS3)、所
定時間間隔例えば30秒が経過する毎に報知動作を繰り
返す(ステップS4,S2)。そして、この間に扉15
が開放されると、マイクロコンピュータ38は、ステッ
プS3で「YES」と判断してステップS5に移行し、
扉15が閉塞されるまで待機状態となる。
放されたかどうかを判断しながら(ステップS3)、所
定時間間隔例えば30秒が経過する毎に報知動作を繰り
返す(ステップS4,S2)。そして、この間に扉15
が開放されると、マイクロコンピュータ38は、ステッ
プS3で「YES」と判断してステップS5に移行し、
扉15が閉塞されるまで待機状態となる。
【0049】次に、表焼きが終了した魚は使用者により
裏返されて再び内箱9内に収容され、扉15が閉塞され
ると、マイクロコンピュータ38は、ステップS5で
「YES」と判断し、続いて、裏焼き開始時点の内箱9
内の温度に相当するサーミスタ18の検出電圧V0を記
憶し(ステップS6)、電気ヒータ10に通電する(ス
テップS7)。このとき、マイクロコンピュータ38
は、点滅表示させていた表焼き表示LED23を消灯す
ると共に、裏焼き表示LED24を点灯状態にして裏焼
きの調理行程の実施中であることを表示する。
裏返されて再び内箱9内に収容され、扉15が閉塞され
ると、マイクロコンピュータ38は、ステップS5で
「YES」と判断し、続いて、裏焼き開始時点の内箱9
内の温度に相当するサーミスタ18の検出電圧V0を記
憶し(ステップS6)、電気ヒータ10に通電する(ス
テップS7)。このとき、マイクロコンピュータ38
は、点滅表示させていた表焼き表示LED23を消灯す
ると共に、裏焼き表示LED24を点灯状態にして裏焼
きの調理行程の実施中であることを表示する。
【0050】さて、マイクロコンピュータ38は、表焼
き終了時点の検出電圧Vmと裏焼き開始時点の検出電圧
V0との電圧差ΔVを演算し、その値がどの範囲にある
かに応じてステップS8乃至S11で判定し、ステップ
S12乃至S16のうち対応する条件で裏焼きの調理時
間T2を補正する。即ち、電圧差ΔVがどの範囲にある
かに応じて以下に示すような演算を実施して調理時間T
2′を求める(ステップS12乃至S16)。但し、電
圧差ΔVが0.3Vよりも小さい場合には調理時間T2
の補正は行なわない。
き終了時点の検出電圧Vmと裏焼き開始時点の検出電圧
V0との電圧差ΔVを演算し、その値がどの範囲にある
かに応じてステップS8乃至S11で判定し、ステップ
S12乃至S16のうち対応する条件で裏焼きの調理時
間T2を補正する。即ち、電圧差ΔVがどの範囲にある
かに応じて以下に示すような演算を実施して調理時間T
2′を求める(ステップS12乃至S16)。但し、電
圧差ΔVが0.3Vよりも小さい場合には調理時間T2
の補正は行なわない。
【0051】
(a) 0≦ΔV<0.3(V)のとき…T2′=T2(補正なし)
(b) 0.3≦ΔV<0.5 のとき…T2′=T2×1.02
(c) 0.5≦ΔV<0.7 のとき…T2′=T2×1.04
(d) 0.7≦ΔV<0.9 のとき…T2′=T2×1.06
(e) 0.9≦ΔV のとき…T2′=T2×1.08
調理時間T2′が経過して裏焼きが終了すると(ステッ
プS17)、マイクロコンピュータ38は、電気ヒータ
10への通電を停止すると共に、ブザー42に通電して
報知する(ステップS18)。また、これと同時に、裏
焼きの表示LED24を消灯する。そして、ブザー42
による報知動作は、前述の表焼き終了時と同様に、使用
者によって扉15が開けられるまで例えば30秒間隔で
繰り返す。マイクロコンピュータ38は、扉15が開け
られて扉スイッチ17がオフすることをもってブザー4
2による報知動作を停止すると共に、自動モードによる
調理行程のプログラムを終了する。
プS17)、マイクロコンピュータ38は、電気ヒータ
10への通電を停止すると共に、ブザー42に通電して
報知する(ステップS18)。また、これと同時に、裏
焼きの表示LED24を消灯する。そして、ブザー42
による報知動作は、前述の表焼き終了時と同様に、使用
者によって扉15が開けられるまで例えば30秒間隔で
繰り返す。マイクロコンピュータ38は、扉15が開け
られて扉スイッチ17がオフすることをもってブザー4
2による報知動作を停止すると共に、自動モードによる
調理行程のプログラムを終了する。
【0052】このような本実施例によれば、裏焼きを開
始する時点で内箱9内の温度がどれくらい低下している
かに応じて裏焼きの調理時間T2を補正するようにした
ので、表焼きが終了して裏焼きに移るときに、使用者に
よってその間のの時間が異なって内箱9内の温度が変動
する場合でも、常に適切な調理時間で安定した焼け具合
で魚の裏焼きを実施することができる。
始する時点で内箱9内の温度がどれくらい低下している
かに応じて裏焼きの調理時間T2を補正するようにした
ので、表焼きが終了して裏焼きに移るときに、使用者に
よってその間のの時間が異なって内箱9内の温度が変動
する場合でも、常に適切な調理時間で安定した焼け具合
で魚の裏焼きを実施することができる。
【0053】図9は本発明の第2の実施例を示し、以下
第1の実施例と異なる部分についてのみ説明する。
第1の実施例と異なる部分についてのみ説明する。
【0054】即ち、図9は裏焼きの調理時間T2を補正
するためのプログラムを表わすフローチャートで、マイ
クロコンピュータ38は、第1の実施例と同様に表焼き
が終了して電気ヒータ10への通電を停止した時点で、
先に設定している裏焼きの調理時間T2を補正するため
にプログラムをスタートする。
するためのプログラムを表わすフローチャートで、マイ
クロコンピュータ38は、第1の実施例と同様に表焼き
が終了して電気ヒータ10への通電を停止した時点で、
先に設定している裏焼きの調理時間T2を補正するため
にプログラムをスタートする。
【0055】マイクロコンピュータ38は、まず、電気
ヒータ10への通電を停止した時点から計時動作を開始
し(ステップP1)、後述するように、電気ヒータ10
の非動作時間Toff をカウントする。続いて、マイクロ
コンピュータ38は、扉15が開かれるまでの間、ステ
ップP2乃至P4を繰り返してブザー42による報知動
作を行なう。使用者が扉15を開いて被調理物としての
魚を取り出して裏返した後再び内箱9内に収容し、扉1
5を閉塞すると、マイクロコンピュータ38は、ステッ
プP5で「YES」と判断して電気ヒータ10への通電
を開始する(ステップP6)と共に、前述した計時動作
を終了して電気ヒータ10の非動作時間Toff を記憶す
る(ステップP7)。また、マイクロコンピュータ38
は、このとき、点滅表示させていた表焼き表示LED2
3を消灯し、裏焼き表示LED24を点灯状態にして裏
焼きの調理行程の実施中であることを表示する。
ヒータ10への通電を停止した時点から計時動作を開始
し(ステップP1)、後述するように、電気ヒータ10
の非動作時間Toff をカウントする。続いて、マイクロ
コンピュータ38は、扉15が開かれるまでの間、ステ
ップP2乃至P4を繰り返してブザー42による報知動
作を行なう。使用者が扉15を開いて被調理物としての
魚を取り出して裏返した後再び内箱9内に収容し、扉1
5を閉塞すると、マイクロコンピュータ38は、ステッ
プP5で「YES」と判断して電気ヒータ10への通電
を開始する(ステップP6)と共に、前述した計時動作
を終了して電気ヒータ10の非動作時間Toff を記憶す
る(ステップP7)。また、マイクロコンピュータ38
は、このとき、点滅表示させていた表焼き表示LED2
3を消灯し、裏焼き表示LED24を点灯状態にして裏
焼きの調理行程の実施中であることを表示する。
【0056】さて、マイクロコンピュータ38は、電気
ヒータ10の非動作時間Toff の値がどの範囲にあるか
に応じてステップP8乃至P11で判定し、ステップP
12乃至P16のうち対応する条件で裏焼きの調理時間
T2を補正する。即ち、非動作時間Toff の値がどの範
囲にあるかに応じて以下に示すような演算を実施して補
正調理時間T2′を求める(ステップP12乃至P1
6)。但し、非動作時間Toff が30秒よりも少ないと
きには調理時間T2の補正は行なわない。
ヒータ10の非動作時間Toff の値がどの範囲にあるか
に応じてステップP8乃至P11で判定し、ステップP
12乃至P16のうち対応する条件で裏焼きの調理時間
T2を補正する。即ち、非動作時間Toff の値がどの範
囲にあるかに応じて以下に示すような演算を実施して補
正調理時間T2′を求める(ステップP12乃至P1
6)。但し、非動作時間Toff が30秒よりも少ないと
きには調理時間T2の補正は行なわない。
【0057】
(a) 0≦Toff <30(秒)のとき…T2′=T2(補正なし)
(b) 30≦Toff <50 のとき…T2′=T2×1.02
(c) 50≦Toff <70 のとき…T2′=T2×1.04
(d) 70≦Toff <90 のとき…T2′=T2×1.06
(e) 90≦Toff のとき…T2′=T2×1.08
調理時間T2′が経過して裏焼きが終了すると(ステッ
プP17)、マイクロコンピュータ38は、電気ヒータ
10への通電を停止すると共に、ブザー42に通電して
報知する(ステップP18)。また、これと同時に、裏
焼きの表示LED24を消灯する。そして、ブザー42
による報知動作は、前述の表焼き終了時と同様に、使用
者によって扉15が開けられるまで例えば30秒間隔で
繰り返す。マイクロコンピュータ38は、扉15が開け
られて扉スイッチ17がオフすることをもってブザー4
2による報知動作を停止すると共に、自動モードによる
調理行程のプログラムを終了する。
プP17)、マイクロコンピュータ38は、電気ヒータ
10への通電を停止すると共に、ブザー42に通電して
報知する(ステップP18)。また、これと同時に、裏
焼きの表示LED24を消灯する。そして、ブザー42
による報知動作は、前述の表焼き終了時と同様に、使用
者によって扉15が開けられるまで例えば30秒間隔で
繰り返す。マイクロコンピュータ38は、扉15が開け
られて扉スイッチ17がオフすることをもってブザー4
2による報知動作を停止すると共に、自動モードによる
調理行程のプログラムを終了する。
【0058】このような第2の実施例によれば、表焼き
が終了してから裏焼きを開始するまでの電気ヒータ10
の非動作時間Toff に応じて裏焼きの調理時間T2を補
正するようにしたので、内箱9内の温度の低下度合いに
応じて適切な調理時間T2′に設定でき、従って、第1
の実施例と略同様の効果を得ることができる。
が終了してから裏焼きを開始するまでの電気ヒータ10
の非動作時間Toff に応じて裏焼きの調理時間T2を補
正するようにしたので、内箱9内の温度の低下度合いに
応じて適切な調理時間T2′に設定でき、従って、第1
の実施例と略同様の効果を得ることができる。
【0059】図10は本発明の第3の実施例を示し、以
下第1の実施例と異なる部分についてのみ説明する。
下第1の実施例と異なる部分についてのみ説明する。
【0060】即ち、図10は裏焼きの調理時間T2を補
正するためのプログラムを表わすフローチャートで、マ
イクロコンピュータ38は、第1の実施例と同様に表焼
きが終了して電気ヒータ10への通電を停止した時点
で、先に設定している裏焼きの調理時間T2を補正する
ためのプログラムをスタートする。
正するためのプログラムを表わすフローチャートで、マ
イクロコンピュータ38は、第1の実施例と同様に表焼
きが終了して電気ヒータ10への通電を停止した時点
で、先に設定している裏焼きの調理時間T2を補正する
ためのプログラムをスタートする。
【0061】マイクロコンピュータ38は、まず、電気
ヒータ10への通電を停止した時点でブザー42による
報知動作を開始し(ステップT1)、扉15が開かれる
までの間、ステップT1乃至T3を繰り返して報知動作
を繰り返す。
ヒータ10への通電を停止した時点でブザー42による
報知動作を開始し(ステップT1)、扉15が開かれる
までの間、ステップT1乃至T3を繰り返して報知動作
を繰り返す。
【0062】そして、扉15が開かれると、マイクロコ
ンピュータ38は、この時点から計時動作を開始し、扉
15の開放時間Tdをカウントする(ステップT4)。
そして、使用者により、被調理物としての魚を裏返した
後再び内箱9内に収容されて扉15が閉められると、マ
イクロコンピュータ38はこれを検出し(ステップT
5)、計時動作を終了する(ステップT6)と共に、電
気ヒータ10に通電を開始する(ステップT7)。ま
た、マイクロコンピュータ38は、このとき、点滅表示
させていた表焼き表示LED23を消灯すると共に、裏
焼き表示LED24を点灯状態にして裏焼きの調理行程
の実施中であることを表示する。
ンピュータ38は、この時点から計時動作を開始し、扉
15の開放時間Tdをカウントする(ステップT4)。
そして、使用者により、被調理物としての魚を裏返した
後再び内箱9内に収容されて扉15が閉められると、マ
イクロコンピュータ38はこれを検出し(ステップT
5)、計時動作を終了する(ステップT6)と共に、電
気ヒータ10に通電を開始する(ステップT7)。ま
た、マイクロコンピュータ38は、このとき、点滅表示
させていた表焼き表示LED23を消灯すると共に、裏
焼き表示LED24を点灯状態にして裏焼きの調理行程
の実施中であることを表示する。
【0063】さて、マイクロコンピュータ38は、扉1
5の開扉時間Tdがどの範囲にあるかに応じてステップ
T8乃至T11で判定し、ステップT12乃至T16の
うちの対応する条件で裏焼きの調理時間T2を補正す
る。即ち、開扉時間Tdがどの範囲にあるかに応じて以
下に示すような演算を実施して補正調理時間T2′を求
める(ステップT12乃至T16)。但し、開扉時間T
dが30秒未満のときには調理時間T2の補正は行なわ
ない。
5の開扉時間Tdがどの範囲にあるかに応じてステップ
T8乃至T11で判定し、ステップT12乃至T16の
うちの対応する条件で裏焼きの調理時間T2を補正す
る。即ち、開扉時間Tdがどの範囲にあるかに応じて以
下に示すような演算を実施して補正調理時間T2′を求
める(ステップT12乃至T16)。但し、開扉時間T
dが30秒未満のときには調理時間T2の補正は行なわ
ない。
【0064】
(a) 0≦Td<30(秒)のとき … T2′=T2(補正なし)
(b)30≦Td<50 のとき … T2′=T2×1.02
(c)50≦Td<70 のとき … T2′=T2×1.04
(d)70≦Td<90 のとき … T2′=T2×1.06
(e)90≦Td のとき … T2′=T2×1.08
調理時間T2′が経過して裏焼きが終了すると(ステッ
プT17)、マイクロコンピュータ38は、電気ヒータ
10への通電を停止すると共に、ブザー42に通電して
報知する(ステップT18)。また、これと同時に、裏
焼きの表示LED24を消灯する。そして、ブザー42
による報知動作は、前述の表焼き終了時と同様に、使用
者によって扉15が開けられるまで例えば30秒間隔で
繰り返す。マイクロコンピュータ38は、扉15が開け
られて扉スイッチ17がオフすることをもってブザー4
2による報知動作を停止すると共に、自動モードによる
調理行程のプログラムを終了する。
プT17)、マイクロコンピュータ38は、電気ヒータ
10への通電を停止すると共に、ブザー42に通電して
報知する(ステップT18)。また、これと同時に、裏
焼きの表示LED24を消灯する。そして、ブザー42
による報知動作は、前述の表焼き終了時と同様に、使用
者によって扉15が開けられるまで例えば30秒間隔で
繰り返す。マイクロコンピュータ38は、扉15が開け
られて扉スイッチ17がオフすることをもってブザー4
2による報知動作を停止すると共に、自動モードによる
調理行程のプログラムを終了する。
【0065】このような第3の実施例によれば、表焼き
が終了した後、扉15が開放されている時間Tdに応じ
て裏焼きの調理時間T2を補正するようにしたので、扉
15の開放により影響を受ける内箱9内の温度の低下度
合いに応じて適切な調理時間T2′に設定でき、従っ
て、第1の実施例と略同様の効果が得られる。
が終了した後、扉15が開放されている時間Tdに応じ
て裏焼きの調理時間T2を補正するようにしたので、扉
15の開放により影響を受ける内箱9内の温度の低下度
合いに応じて適切な調理時間T2′に設定でき、従っ
て、第1の実施例と略同様の効果が得られる。
【0066】
【発明の効果】請求項1記載の加熱調理器によれば、制
御手段により設定された第1及び第2の調理行程の調理
時間のうち、第2の調理行程の調理時間について、補正
手段により、第1の調理行程終了時点と第2の調理行程
開始時点とでの温度センサによる検出温度の差に基づい
て補正するようにしたので、被調理物を常に適切な調理
時間で加熱調理することができ、従って、常に適切な仕
上がり状態となるように加熱調理を実施できるという優
れた効果を奏する。
御手段により設定された第1及び第2の調理行程の調理
時間のうち、第2の調理行程の調理時間について、補正
手段により、第1の調理行程終了時点と第2の調理行程
開始時点とでの温度センサによる検出温度の差に基づい
て補正するようにしたので、被調理物を常に適切な調理
時間で加熱調理することができ、従って、常に適切な仕
上がり状態となるように加熱調理を実施できるという優
れた効果を奏する。
【0067】請求項2記載の加熱調理器によれば、上述
同様に、第2の調理行程の調理時間について、補正手段
により、第1の調理行程終了時点から第2の調理行程開
始時点までの間のヒータ非動作時間に基づいて適切な調
理時間となるように補正するようにしたので、被調理物
を常に適切な調理時間で加熱調理することができ、従っ
て、常に適切な仕上がり状態となるように加熱調理を実
施することができるという優れた効果を奏する。
同様に、第2の調理行程の調理時間について、補正手段
により、第1の調理行程終了時点から第2の調理行程開
始時点までの間のヒータ非動作時間に基づいて適切な調
理時間となるように補正するようにしたので、被調理物
を常に適切な調理時間で加熱調理することができ、従っ
て、常に適切な仕上がり状態となるように加熱調理を実
施することができるという優れた効果を奏する。
【0068】請求項3記載の加熱調理器によれば、前述
同様に、第2の調理行程の調理時間について、補正手段
により、第1の調理行程終了後で第2の調理行程開始ま
での間の調理室の扉の開放状態にある時間を扉開閉検出
手段により検出しこの継続時間に基づいて適切な調理時
間となるように補正するようにしたので、被調理物を常
に適切な調理時間で加熱調理することができ、従って、
常に適切な仕上がり状態となるように加熱調理を実施す
ることができるという優れた効果を奏する。
同様に、第2の調理行程の調理時間について、補正手段
により、第1の調理行程終了後で第2の調理行程開始ま
での間の調理室の扉の開放状態にある時間を扉開閉検出
手段により検出しこの継続時間に基づいて適切な調理時
間となるように補正するようにしたので、被調理物を常
に適切な調理時間で加熱調理することができ、従って、
常に適切な仕上がり状態となるように加熱調理を実施す
ることができるという優れた効果を奏する。
【図1】本発明の第1の実施例を示す電気的構成図
【図2】全体構成の斜視図
【図3】トッププレートを外した状態で示す図2相当図
【図4】ロースターの縦断側面図
【図5】ロースターの扉部分の側面図
【図6】前面パネル部分の正面図
【図7】調理行程の進行状態を示すタイムチャート
【図8】裏焼きの調理時間補正プログラムのフローチャ
ート
ート
【図9】本発明の第2の実施例を示す図8相当図
【図10】本発明の第3の実施例を示す図8相当図
2は加熱ユニット、3はハロゲンランプ、5はトッププ
レート、7はロースター、10は電気ヒータ、11は焼
き網、12は受皿、15は扉、16は舌状部、17は扉
スイッチ、18はサ―ミスタ(温度センサ)、20はオ
ンオフスイッチ、21は自動モード設定スイッチ、22
は仕上り設定スイッチ、23は表焼き表示LED、24
は裏焼き表示LED、36は交流電源、37はトライア
ック、38はマイクロコンピュータ(制御手段)、39
は定電圧回路、40はイニシャライズ回路、42はブザ
ー(報知手段)、45は検出回路である。
レート、7はロースター、10は電気ヒータ、11は焼
き網、12は受皿、15は扉、16は舌状部、17は扉
スイッチ、18はサ―ミスタ(温度センサ)、20はオ
ンオフスイッチ、21は自動モード設定スイッチ、22
は仕上り設定スイッチ、23は表焼き表示LED、24
は裏焼き表示LED、36は交流電源、37はトライア
ック、38はマイクロコンピュータ(制御手段)、39
は定電圧回路、40はイニシャライズ回路、42はブザ
ー(報知手段)、45は検出回路である。
Claims (3)
- 【請求項1】 調理室内に収容された被加熱物の一方側
をヒータにより加熱調理する第1の調理行程と、これに
続けてその他方側を同ヒータにより加熱調理する第2の
調理行程とを行なうようにした加熱調理器において、前
記調理室内の温度を検出する温度センサと、この温度セ
ンサの検出温度に基づいて前記第1及び第2の調理行程
の調理時間を設定する制御手段と、前記温度センサによ
る前記第1の調理行程終了時と前記第2の調理行程開始
時との検出温度の差に基づいて前記第2の調理行程の調
理時間を補正する補正手段とを設けて構成したことを特
徴とする加熱調理器。 - 【請求項2】 調理室内に収容された被加熱物の一方側
をヒータにより加熱調理する第1の調理行程と、これに
続けてその他方側を同ヒータにより加熱調理する第2の
調理行程とを行なうようにした加熱調理器において、前
記調理室内の温度を検出する温度センサと、この温度セ
ンサの検出温度に基づいて前記第1及び第2の調理行程
の調理時間を設定する制御手段と、前記第1の調理行程
終了時点から前記第2の調理行程開始時までの前記ヒー
タの非動作時間に基づいて前記第2の調理行程の調理時
間を補正する補正手段とを設けて構成したことを特徴と
する加熱調理器。 - 【請求項3】 調理室内に収容された被加熱物の一方側
をヒータにより加熱調理する第1の調理行程と、これに
続けてその他方側を同ヒータにより加熱調理する第2の
調理行程とを行なうようにした加熱調理器において、前
記調理室内の温度を検出する温度センサと、この温度セ
ンサの検出温度に基づいて前記第1及び第2の調理行程
の調理時間を設定する制御手段と、前記調理室の扉の開
閉を検出する扉開閉検出手段と、前記第1の調理行程終
了後に前記扉が開放されている時間に基づいて前記第2
の調理行程の調理時間を補正する補正手段とを設けて構
成したことを特徴とする加熱調理器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3154311A JPH051820A (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 加熱調理器 |
KR1019920011411A KR960001674B1 (ko) | 1991-06-26 | 1992-06-26 | 가열조리기 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3154311A JPH051820A (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 加熱調理器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH051820A true JPH051820A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=15581345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3154311A Pending JPH051820A (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 加熱調理器 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH051820A (ja) |
KR (1) | KR960001674B1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5777895A (en) * | 1995-05-19 | 1998-07-07 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Remote management system |
JPH1199073A (ja) * | 1997-09-26 | 1999-04-13 | Mitsubishi Electric Corp | 加熱調理器 |
JP2011085318A (ja) * | 2009-10-15 | 2011-04-28 | Miura Co Ltd | 加熱調理装置の運転方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100512367B1 (ko) * | 2003-08-05 | 2005-09-05 | 주식회사 엘지화학 | 그라프트 공중합체 라텍스 및 그의 건조 분말 제조방법 |
-
1991
- 1991-06-26 JP JP3154311A patent/JPH051820A/ja active Pending
-
1992
- 1992-06-26 KR KR1019920011411A patent/KR960001674B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5777895A (en) * | 1995-05-19 | 1998-07-07 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Remote management system |
JPH1199073A (ja) * | 1997-09-26 | 1999-04-13 | Mitsubishi Electric Corp | 加熱調理器 |
JP2011085318A (ja) * | 2009-10-15 | 2011-04-28 | Miura Co Ltd | 加熱調理装置の運転方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR930000890A (ko) | 1993-01-16 |
KR960001674B1 (ko) | 1996-02-03 |
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