JPH04250095A - カラー印刷用印刷版の製版装置 - Google Patents

カラー印刷用印刷版の製版装置

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JPH04250095A
JPH04250095A JP3017768A JP1776891A JPH04250095A JP H04250095 A JPH04250095 A JP H04250095A JP 3017768 A JP3017768 A JP 3017768A JP 1776891 A JP1776891 A JP 1776891A JP H04250095 A JPH04250095 A JP H04250095A
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color printing
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Mikio Nishiyama
幹雄 西山
Koichi Okutsu
浩一 奥津
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Fuji Photo Film Co Ltd
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    • G03F9/00Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically
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    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー印刷用印刷版の
製版を行う製版方法及び製版装置に関する。
【0002】
【従来の技術】新聞用オフセット輪転機に使用されるカ
ラー印刷用の印刷版においては、輪転機の版胴への版掛
け基準位置に対する印刷版の画像位置精度が、白黒印刷
用の印刷版で要求される画像位置精度(±0.5mm程
度)に比較して、非常に高く、イエロー(Y)、マゼン
タ(M)、シアン(C)及びブラック(BK)の4色間
のバラツキで±30μm以内になるよう設定されなけら
ばならない。このため、カラー印刷用の印刷版は、それ
に画像の焼付を行う工程、即ち、最初の位置決めが必要
な工程、で、この焼付と同時に印刷版の縦方向両端部に
位置決め用の切欠及び穴のパンチングを行い、それ以後
の位置決めが必要な工程、例えば、ベンダーによる印刷
版の折り曲げ工程や輪転機の版胴への版掛け工程、でこ
の切欠及び穴へレジストピンを挿入するこにより、正確
な位置決めを行い上記4色間で精度を満足するようにな
っている。
【0003】ところが、例えば、DPPRやDDPPと
呼ばれる直接製版記録システムにおいて、有機光半導体
が塗布された印刷版(以後、「OPC版材」という)は
、焼付処理、即ち、レーザー光による描画処理、を受け
た後、縦方向に搬送されながら、即ち、縦通しにより、
液体トナーによる現像処理、熱定着処理、及び非画像部
のエッチング処理等を受けることになる。この現像処理
において、OPC版材に上述の切欠があると、搬送方向
先端側の切欠部分で現像液の不規則な流れが発生して現
像工程が不安定になり、現像不良を発生する恐れがある
【0004】このような現像不良の発生を防止する方法
として、例えば、画像が焼付られると共に切欠が形成さ
れたOPC版材を現像工程において、幅方向へ搬送する
横通しが考えられるが、搬送方向に直交する方向のサイ
ズが長くなり過ぎて、例えば、縦2頁版の場合、縦が約
1100mmで、幅(横)が約400mmである、OP
C版材の縦方向全般にわたって均一に現像処理を行うの
が困難になるという不具合がある。
【0005】また、感光性平版印刷版等の印刷版の製版
システムにおいても、印刷版の焼付工程やパンチング工
程及び折り曲げ工程で精度良く位置決めされなければ、
画像位置精度が低くなり、色ずれの原因となる不具合が
ある。この場合にも、画像が焼付られた印刷版は搬送さ
れながら現像されるため、焼付工程でパンチングが行わ
れると、切欠部分で現像液の不規則な流れが発生し現像
工程が不安定になる恐れがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記課題に鑑み、本発
明は、描画工程等の焼付工程でレジスト用の切欠及び穴
をあけずにカラー精度を満足するカラー印刷用印刷版の
製版方法及び製版装置を得ることが課題である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、カラ
ー印刷用印刷版の版面に画像を記録する焼付工程と、が
像が記録されたカラー印刷用印刷版を搬送しながら処理
液で処理する処理工程と、処理されたカラー印刷用印刷
版に輪転機の版胴への版掛け用の切欠を設けるパンチン
グ工程と、切欠が設けられたカラー印刷用印刷版に前記
輪転機の版胴への版掛け用の折り曲げを行う版曲工程と
、を備えることを特徴とする。
【0008】請求項2の発明は、カラー印刷用印刷版を
位置決めする第1の位置決め装置を有しこの第1の位置
決め装置で位置決めされたカラー印刷用印刷版の版面に
画像を記録する焼付部と、画像が記録されたカラー印刷
用印刷版を搬送しながら処理液で処理する処理部と、処
理されたカラー印刷用印刷版を位置決めする第2の位置
決め装置を有しこの第2の位置決め装置で位置決めされ
たカラー印刷用印刷版に輪転機の版胴への版掛け時位置
決め用の切欠を設けるパンチング部と、を備え、前記第
1の位置決め装置及び第2の位置決め装置は夫々カラー
印刷用印刷版の端面を押圧して第1の方向へ移動させる
第1の押圧手段と、カラー印刷用印刷版の端面を押圧し
て第1の方向と直交する第2の方向へ移動させる第2の
押圧手段と、前記第1の方向へ移動されるカラー印刷用
印刷版に当接して前記第1の方向の位置決めを行う第1
の基準ピンと、前記第2の方向へ移動されるカラー印刷
用印刷版に当接して前記第2の方向の位置決めを行う第
2の基準ピンと、を有し、前記第1の基準ピンと前記第
2の基準ピンとは前記焼付部と前記パンチング部とで同
一の位置関係をもって配置されていることを特徴とする
【0009】請求項5の発明は、カラー印刷用印刷版の
製版方法であって、カラー印刷用印刷版の版面に画像を
記録する描画工程と、画像が記録されたカラー印刷用印
刷版を搬送しながら現像液で現像する現像工程と、現像
されたカラー印刷用印刷版を搬送しながら画像を定着す
る定着工程と、定着されたカラー印刷用印刷版を搬送し
ながらエッチングするエッチング工程と、エッチングさ
れたカラー印刷用印刷版に輪転機の版胴への版掛け時位
置決め用の切欠を設けるパンチング工程と、切欠が設け
られたカラー印刷用印刷版に前記輪転機の版胴への版掛
け用の折り曲げを行う版曲工程と、を備えることを特徴
とする。
【0010】請求項6の発明は、カラー印刷用印刷版の
製版装置であって、カラー印刷用印刷版を位置決めする
第1の位置決め装置を有しこの第1の位置決め手段で位
置決めされたカラー印刷用印刷版の版面に画像を記録す
る描画部と、画像が記録されえたカラー印刷用印刷版を
搬送しながら現像液での現像・定着・溶出する処理部と
、現像・定着・溶出処理されたカラー印刷用印刷版を位
置決めする第2の位置決め装置を有しこの第2の位置決
め装置で位置決めされたカラー印刷用印刷版に輪転機の
版胴への版掛け時位置決め用の切欠を設けるパンチング
部と、を備え、前記第1の位置決め装置及び前記第2の
位置決め装置は夫々カラー印刷用印刷版の端面を押圧し
て第1の方向へ移動させる第1の押圧手段と、カラー印
刷用印刷版の端面を押圧して第1の方向と直交する第2
の方向へ移動させる第2の押圧手段と、前記第1の方向
へ移動されるカラー印刷用印刷版に当接して前記第1の
方向の位置決めを行う第1の基準ピンと、前記第2の方
向へ移動されるカラー印刷用印刷版に当接して前記第2
の方向の位置決めを行う第2の基準ピンと、を有し、前
記第1の基準ピンと前記第2の基準ピンとは前記描画部
と前記パンチング部とで同一の位置関係をもって配置さ
れていることを特徴とする。
【0011】
【作用】上記構成の請求項1の発明によれば、カラー印
刷用印刷版は、焼付工程で版面に画像が記録された後、
処理工程において処理液で処理される。更に、カラー印
刷用印刷版は、パンチング工程で輪転機の版胴への版掛
け時位置決め用の切欠がパンチングされ、また版曲工程
で輪転機の版胴への版掛け用の折り曲げが行われる。こ
のようにパンチング工程が処理工程の後に設けられてい
るので、処理工程で搬送されるカラー印刷用印刷版には
切欠がなく処理液の不規則な流れが発生することがない
。この場合、カラー印刷用印刷版として感光性平版印刷
版が適用できる。
【0012】上記構成の請求項2の発明によれば、カラ
ー印刷用印刷版は、焼付部において第1の位置決め手段
により位置決めされた後、版面に画像が記録される。画
像が記録されたカラー印刷用印刷版は、処理部において
搬送されながら処理される。処理されたカラー印刷用印
刷版は、パンチング部において第2の位置決め手段によ
り位置決めされた後、版掛け時位置決め用の切欠が設け
られる。これらの第1の位置決め手段及び第2の位置決
め手段は、夫々第1の押圧手段により印刷版を押圧して
第1の方向へ移動して第1の基準ピンに当接させて第1
の方向の位置決めを行うと共に、第2の押圧手段により
印刷版を押圧して第1の方向とは直交する第2の方向へ
移動して第2の基準ピンへ当接させて第2の方向の位置
決めを行う。第1の基準ピンと第2の基準ピンとは、焼
付部及びパンチング部において、同じ位置関係をもって
配置されているので、カラー印刷用印刷版に対する第1
の基準ピン及び第2の基準ピンの当接位置は、焼付部及
びパンチング部において同じ位置となり、カラー印刷用
印刷版の画像位置と基準ピンの位置関係が相対的に同位
置に精密位置決めされる。即ち、カラー印刷用印刷版は
焼付部とパンチング部とで互いに対して高精度の位置決
めが行われることになる。従って、焼付部において画像
の記録と共に版掛け時位置決め用の切欠を設ける必要は
なく、処理部を搬送されるカラー印刷用印刷版は切欠が
ないので、処理液の不規則な流れが発生することがない
。この場合、カラー印刷用印刷版として、例えば、感光
性平版印刷版が適用できる。
【0013】上記構成の請求項5の発明によれば、カラ
ー印刷用印刷版は、描画工程で版面に画像が記録された
後、現像工程、定着工程及びエッチング工程で搬送され
ながら夫々現像液で現像され、現像された画像が定着さ
れ、非画像部がエッチングされる。その後、カラー印刷
用印刷版は、パンチング工程で輪転機の版胴への版掛け
時位置決め用の切欠がパンチングされ、更に版曲工程で
輪転機の版胴への版掛け用の折り曲げが行われる。この
ように、パンチング工程が現像工程の後に設けられてい
るので、現像工程で搬送されるカラー印刷用印刷版には
切欠はなく現像液の不規則な流れが発生することがない
【0014】上記構成の請求項6の発明によれば、カラ
ー印刷用印刷版は、描画部において第1の位置決め手段
により位置決めされた後、版面に画像が記録される。画
像が記録されたカラー印刷用印刷版は、処理部において
搬送されながら現像・定着・溶出処理される。処理され
たカラー印刷用印刷版は、パンチング部において第2の
位置決め手段により位置決めされた後、版掛け時位置決
め用の切欠が設けられる。これらの第1の位置決め手段
及び第2の位置決め手段は、夫々第1の押圧手段により
カラー印刷用印刷版を押圧して第1の方向へ移動して第
1の基準ピンに当接させて第1の方向の位置決めを行う
と共に、第2の押圧手段によりカラー印刷用印刷版を押
圧して第1の方向とは直交する第2の方向へ移動して第
2の基準ピンへ当接させて第2の方向の位置決めを行う
。第1の基準ピンと第2の基準ピンとは、描画部及びパ
ンチング部において、同じ位置関係をもって配置されて
いるので、カラー印刷用印刷版に対する第1の基準ピン
及び第2の基準ピンの当接位置は、描画部及びパンチン
グ部において同じ位置となり、カラー印刷用印刷版の画
像位置と基準ピンの位置関係が相対的に同位置に精密位
置決めされる。即ち、カラー印刷用印刷版は描画部とパ
ンチング部とで互いに対して高精度の位置決めが行われ
ることになる。従って、描画部において画像の記録と共
に版掛け時位置決め用の切欠を設ける必要はなく、処理
部を搬送されるカラー印刷用印刷版は切欠がないので、
現像液の不規則な流れが発生することがない。
【0015】
【実施例】図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明
する。
【0016】図1を参照して、本発明の第1実施例の装
置の概略を説明する。カラー印刷版直接製版装置10は
、給版部12、給版された印刷版14に画像を記録する
描画部16、描画された印刷版14を現像処理する現像
処理部18、現像処理された印刷版14に定着処理をす
る定着処理部20、定着処理された印刷版14にエッチ
ング処理を施す溶出部22、エッチング処理を施された
印刷版14に位置決め用の切欠を設けるパンチャー部2
4、及び版掛用に印刷版14の版曲げを行う版曲げ部2
6を備えている。
【0017】本実施例で用いられる印刷版14は、矩形
状のOPCダイレクト印刷版であり、厚さ約0.3mm
のアルミニュウム板と、このアルミニュウム板上に設け
られた陽極酸化層と、その上をコーティグする厚さ数ミ
クロンのOPCアルカリ可溶性のポリマーを主成分とす
るOPC層と、で構成されている。
【0018】給版部12は、図2に示されるように、印
刷版載置台28に載置された印刷版14を取り出して描
画部16へ送り込む。ここで、印刷版載置台28につい
て述べる。印刷版載置台28は、ベースプレート30上
に一対の側壁32、後壁34、前壁36及び頂板38が
固着され箱状に構成されている。また印刷版載置台28
は、ベースプレート30の下部には車輪40が軸支され
て移動可能となっている。この印刷版載置台28は、前
壁36の下端部付近にブラケット42が突出されて多数
枚の印刷版14の下端部支持用とされると共に、上端部
が後壁34へ接近する方向へ傾斜されている。従って、
ブラケット42上へは多数枚の印刷版14を層状に重ね
て、かつ傾斜した状態で搭載できる。一方、給版部12
には、吸盤44が駆動機構46へ取付られており、対向
位置に位置された印刷版載置台28から最上層の印刷版
14の下端部を吸着して支持アングル48のV字溝内へ
収容する。支持アングル48の吸盤44に対して反対側
には分離バー50が設けられている。分離バー50は、
図示しない分離バー駆動装置によって上昇方向及び下降
方向へ移動され、上昇することによって印刷版14の中
間部及び上端部を印刷版載置台28から引出して給版部
12の支持台52へ受け渡す。従って、支持アングル4
8が上昇すると印刷版14の下端部が押上られ、印刷版
14は支持台52に沿って描画部16へと送り込まれる
【0019】描画部16は、図3に示されるように、枠
台17上に設けられており、印刷版14が載置される版
台54と、印刷版14を帯電させる帯電装置56と、帯
電された印刷版14の画像部に描画する描画装置58と
、を備えている。
【0020】版台54は、矩形平板状でその上面に印刷
版14が載置される定盤55と、この定盤55を固定支
持する移動枠62と、を備えている。この移動枠62は
枠台17上に配設された一対のレール60に案内されて
描画装置58の方向に移動可能となっている。
【0021】版台54には、給版部12から送り込まれ
て載置された印刷版14を定盤55上で位置決めする位
置決め装置及び位置決めされた印刷版14を定盤55に
吸着する吸着装置(図示せず)が設けられている。位置
決め装置は、定盤55上で印刷版14を第1の方向(定
盤55の幅方向)へ押圧して移動させる第1のプッシャ
ー64と印刷版14を第1の方向に対して直交する第2
の方向(定盤55の長手方向)へ押圧して移動させる第
2のプッシャー66とを備える押圧手段と、第1のプッ
シャー64に対応して設けられ第1のプッシャー64で
移動される印刷版14の幅方向端面に当接して第1の方
向の位置決めを行う2個の第1の基準ピン68と第2の
プッシャー66に対応して設けられ第2のプッシャー6
6で移動される印刷版14の長手方向端面に当接して第
2の方向の位置決めを行う第2の基準ピン70とを備え
る位置決め手段と、を備えている。位置決め時には、第
1及び第2のプッシャー64、66と第1及び第2の基
準ピン68、70は定盤55の面上に突出されるが、位
置決め終了時には、定盤55の下方へ移動される。これ
らの押圧手段及び位置決め手段は、後述されるパンチャ
ー部24に配置されるもの同様の構成になっているので
、ここでは詳細な構成の説明を省略し、パンチャー部2
4の説明の箇所で詳説する。位置決め装置で定盤55上
で位置決めされた印刷版14は吸着装置(図示せず)で
定盤55上に吸着固定される。この吸着装置(図示せず
)も後述されるパンチャー部24に配置されるもの同様
の構成になっているので、ここでは詳細な構成の説明を
省略し、パンチャー部24の説明の箇所で詳説する。 また、定盤55には、その幅方向両端部に長手方向に沿
って所定間隔で切欠72が形成されている。これらの切
欠72は、印刷版14の描画部16での処理後に、印刷
版14の幅方向両端面を挟持して印刷版14を描画部1
6から排版するための挟持爪(図示せず)の挿入用とし
て設けられている。
【0022】描画部16には、版台54を描画装置58
の方向へ移動させる移動装置74が配置されている。こ
の移動装置74は、枠台17に一対のブラケット76を
介して回転可能に支持された送りネジ78と、この送り
ネジ78を正転及び逆転させるモータ80と、送りネジ
78に螺合されていると共に取付ブラケット82を介し
て版台54に固着された送りナット84と、を備えてい
る。従って、モータ80により送りネジ78が正転され
た時、版台54はレール60に案内されて帯電装置56
及び描画装置58方向へ移動され、モータ80により送
りネジ78が逆転された時、版台54はレール60に案
内されて逆方向へ移動される。
【0023】印刷版14は、帯電装置56及び描画装置
58方向への移動時に帯電装置56からのコロナ放電に
よりプラスに帯電される。描画装置58の下方へ移動さ
れプラスに帯電された印刷版14は、描画装置58によ
り780nmnの半導体レーザーで画像が走査露光され
る。上面に画像が露光された印刷版14は、モータ80
による送りネジ78の逆転により元の位置、即ち、位置
決めされた位置、まで移動される。
【0024】現像処理部18は、印刷版14へ現像液で
ある液体トナーを付与して印刷版14の静電潜像を現像
する現像部86と、印刷版14上の不要な液体トナーを
スクイズして除去するスクイズ部88と、スクイズされ
た印刷版14を乾燥する乾燥部90と、印刷版14を現
像部86、スクイズ部88及び乾燥部90へ搬送する搬
送装置(図示せず)と、を備えている。印刷版14は、
描画部16で画像が記録された、即ち、静電潜像が形成
された、後、前述の図示しない挟持爪に挟持されて排版
される。排版後、印刷版14はこの現像処理部18へ運
ばれる。ここで、印刷版14は、搬送装置(図示せず)
で搬送されながら、液体トナーが付与されて現像され、
不要な液体トナーが除かれ、そして乾燥される。なお、
現像部86での現像方式は反転現像で行われ、帯電装置
56でプラスに帯電されている印刷版14をプラスの電
荷を有するトナーで現像する。
【0025】定着処理部20は、現像処理部18で印刷
版14の画像部に付着されたトナー粒子に定着ランプで
加熱してトナー粒子をフイルム化して印刷版14上に定
着させる定着部92と、加熱された印刷版14を冷却す
る冷却部94と、冷却された印刷版14を乾燥する乾燥
部96と、印刷版14を定着部92、冷却部94及び乾
燥部96へ搬送する搬送装置(図示せず)と、を備えて
いる。印刷版14は、現像処理部18で現像処理を受け
た後、この定着処理部20に搬送される。ここで、印刷
版14には、搬送装置(図示せず)で搬送されながら、
トナー粒子が定着されると共に、印刷版14は、冷却さ
れて乾燥される。
【0026】溶出部22は、印刷版14にアルカリ溶液
を付与して印刷版14の画像部、即ち、トナー画像が形
成された部分、以外の非画像部のOPC層を溶出するエ
ッチング部98と、印刷版14をスクイズしてアルカリ
溶液を除去するスクイズ部100と、スクイズされた印
刷版14を水洗して溶出されたOPC層やアルカリ溶液
を除去する水洗部102と、水洗された印刷版14にガ
ム液を塗布して印刷版14の画像面、即ち、版面、を保
護するガム液塗布部104と、印刷版14をエッチング
部98、スクイズ部100、水洗部102及びガム液塗
布部104へ搬送する搬送装置(図示せず)と、を備え
ている。従って、定着処理部20で定着処理を受けた印
刷版14は、この溶出部22において搬送装置(図示せ
ず)で搬送されながら、エッチング処理されて非画像部
のOPC層が除かれた後、ガム液塗布により版面が保護
される。
【0027】印刷版14は、溶出部22での処理後に、
溶出部22とその次のパンチング部24との間に設けら
れた待機部106に搬送されパンチングの為の準備状態
に置かれる。
【0028】パンチング部24は、印刷版14が載置さ
れる定盤110と、定盤110上に載置された印刷版1
4を位置決めする位置決め装置と、位置決めされた印刷
版14を定盤110に吸着固定する吸着装置300と、
定盤110に吸着固定された印刷版14に版掛け時の位
置決め用の切欠及び丸孔を形成するパンチ装置400と
、版掛け時の位置決め用の切欠を形成するパンチ装置4
50と、を備えている。
【0029】定盤110は、図4乃至図6に示されるよ
うに、4個の部分1101に分割されているが、全体と
して矩形状である。互いに隣接する部分1101間には
、印刷版14をその幅方向に沿って搬送する搬送装置1
22が設けられている。各搬送装置122は、定盤11
0の幅方向外方に配置され図示されないモータで駆動さ
れて回転される一対のプーリー124と、これらのプー
リー124に巻掛られプーリー124の回転により搬送
される搬送ベルト126と、を備えている。また、定盤
110の近傍には、搬送装置122を昇降するための図
示されない昇降装置が配設されている。従って、印刷版
14の搬送時には、搬送装置122は、搬送ベルト12
6の上側部分が定盤110の上面より若干上方に位置す
るように昇降装置により上昇される。この上昇位置で図
示されないモータが駆動されてプーリー124が回転さ
れて搬送ベルト126が移動されて印刷版14が図5矢
印A方向へ搬送される。また、例えば、後述される印刷
版14の位置決め時や印刷版14の定盤110への吸着
時等の印刷版14の非搬送時には、搬送装置122は、
搬送ベルト126の上側部分が定盤110の上面より下
方に位置するように昇降装置により下降される。なお、
搬送装置122及び昇降装置は、図示しない制御装置に
接続されており、それらの駆動がこの制御装置により制
御される。
【0030】位置決め装置は、定盤110上に載置され
た印刷版14を定盤110の幅方向(第1の方向、即ち
、図5において矢印A方向)、に押圧して移動させる第
1のプッシャー202と定盤110の長手方向(第1の
方向に対して直交する第2の方向、即ち、図5において
矢印B方向)に押圧して移動させる第2のプッシャー2
04とを備える押圧手段と、第1のプシャー202に対
応して配置され第1のプッシャー202による押圧で移
動される印刷版14の端面に当接して第1の方向の位置
決めを行う2個の第1の基準ピン206と第2のプッシ
ャー204に対応して配置され第2のプッシャー204
による押圧で移動される印刷版14の端面に当接して第
2の方向の位置決めを行う1個の第2の基準ピン208
とを備える位置決め手段と、を有している。また、第1
のプッシャー202は、定盤110の一方の幅方向端部
に設けられた切欠状の凹部201内に配置され、第2の
プッシャー204は、定盤110の一方の長手方向端部
に設けられた切欠状の凹部203内に配置されている。 なお、第1の方向は印刷版14の左右方向を示し、第2
の方向は印刷版14の天地方向を示す。
【0031】先ず、押圧手段について説明する。第1の
プッシャー202と第2のプッシャー204とは同じ構
成となっているので、ここでは第1のプッシャー202
の構成のみ説明して第2のプッシャー204の説明は省
略する。
【0032】図7及び図8に示されるように、第1のプ
ッシャー202は、エアーシリンダ210と、このエア
ーシリンダ210の駆動軸212に固着された回転体2
14と、を備えている。エアーシリンダ210は、ベー
ス216から立設された支持ブラケット218の上端に
固着されたブラケット220へ回転自在に支持されてい
る。また、エアーシリンダ210の駆動軸212は、定
盤110の裏面に取り付けられたガイドプレート222
の貫通長孔224内に挿入されている。駆動軸212の
先端部にガイドピース226が取り付けられている。ガ
イドピース226は下面側に傾斜面が形成されており、
ガイドプレート222の傾斜部228上へ載置されて、
この傾斜部228を摺動する。ガイドピース226の上
面側には前記回転体214を軸支するピン230の一端
が固着されている。回転体214はこのピン230を中
心に回転される。
【0033】また、エアーシリンダ210の両側には一
端がガイドピース226へ止着され、他端が支持ブラケ
ット218へ止着されている一対の引張コイルバネ23
2が配置されている。これらの引張コイルバネ232は
エアーシリンダ210を下方へ向けて付勢している。更
に、エアーシリンダ210が作動していない状態では、
図8中に一点鎖線で示されるように、回転体214は定
盤110の上面より低い位置に退避している。また、エ
アーシリンダ210が作動し、駆動軸212が本体内か
ら突出されると、ガイドピース226が傾斜部228上
を斜めに上昇し、回転体214が定盤110から上方へ
突出し図8中の二点鎖線で示される位置まで移動する。 この回転体214の移動により定盤110の上に載置さ
れた印刷版14はその端面が押圧されて移動される。な
お、第2のプッシャー204については、搬送装置12
2による印刷版14の搬送時に搬送の妨げにならない程
度だけ図5の反矢印B方向へ移動されればよく、回転体
214は定盤110の上面より低い位置まで退避するこ
とは必要ない。なお、押圧手段の駆動源としてエアーシ
リンダ210が用いられているのは、押圧力がエアーシ
リンダ210の断面積及び供給エアー圧のみ決まるため
、所定(望ましい)の押圧力を得易いからである。
【0034】次に、位置決め手段について述べる。第1
の基準ピン206は、エアーシリンダ250と、このエ
アーシリンダ250の駆動軸252にそれと同軸に連結
された軸部材254と、この軸部材254を軸方向に移
動可能に収容する円筒状の軸受256と、軸部材254
の先端に取付られ印刷版14の端面が当接される当接部
257と、を備えている。
【0035】エアーシリンダ250は、それに取付られ
た取付ブラケット258を介してロッド260により所
定距離離間して軸受256の端面と固着されている。軸
受256は、その内周壁に軸方向に沿って2箇所にリニ
アボールベアリング262が取付られており、軸部材2
54はその軸方向に沿って滑らかに案内される。当接部
257は、軸部材254の先端に形成された他部よりも
小径の小径部254Aに支持されている。また、当接部
材257は、小径部254Aに所定距離離間して支持さ
れた一対のころがり軸受264と、これらのころがり軸
受264の外周に外嵌された円筒状の当接部材266と
、を備えている。従って、当接部材266は、ころがり
軸受264により小径部254Aを中心に滑らかに自転
される。この当接部材266は、ニードルベアリングの
内輪よりなり、外周面は高精度に真円となっている。 なお、軸部材254の小径部254Aの先端には、当接
部257の抜け止め用の止め輪272が係止されている
。また、第1の基準ピン206は、図示しない制御装置
に接続されており、エアーシリンダ250の作動はこの
制御装置により制御される。
【0036】上記のように構成された第1の基準ピン2
06は、絶縁材268、268Aを介してネジ270に
より定盤110に形成された貫通円孔207近傍で定盤
110の裏面側へ固着されている。従って、印刷版14
の位置決め時には、エアーシリンダ250が作動されて
駆動軸252が突出方向へ移動される。これにより軸部
材254は軸受256に案内されて定盤110の貫通円
孔207から突出される方向へ移動され当接部257が
図9に示されている位置、即ち、当接部材266の上半
分が定盤110の面上に突出されている位置、迄上昇さ
れる。この状態で、第1の基準ピン206には、印刷版
14の端面が当接される。また、印刷版14の後述され
る吸着固定完了時には、エアーシリンダ250が逆方向
に作動されて駆動軸252が収納方向へ移動される。そ
の結果、当接部257は、定盤110の面より下方へ移
動される。なお、前述の第1の基準ピン206の絶縁材
268,268Aを介する定盤110への取付に関連し
て、第1の基準ピン206は、印刷版14が当接部材2
66に当接した時に導通をとる構成、例えば、当接部2
57の当接部材266と軸部材254間の電導を良くす
るために導通グリースを充填する等、とされており、印
刷版14が当接部材266に当接した時に、印刷版14
を負圧供給装置により定盤110に密着固定し第1のプ
ッシャー202による印刷版14の押圧を停止すると共
に、第1のプッシャー202のエアーシリンダ210の
駆動軸212を印刷版14を押圧する方向とは逆方向に
移動して元の位置に退避する。なお、第2の基準ピン2
08は、上述の第1の基準ピン206と同じ構成とされ
てもよいが、印刷版14の搬送装置122による搬送時
の妨げとはならないので、第1の基準ピン206とは異
なり定盤110に固定的に設けられてもよい、即ち、定
盤110から出没される構成である必要はない。
【0037】吸着装置300は、図5及び図6に示され
るように、定盤110の部分1101の各々に設けられ
た吸着溝302と、これらの吸着溝302に負圧を供給
するための負圧供給装置304と、各吸着溝302と負
圧供給装置304とを接続する負圧供給ライン306と
、を備えている。従って、上述の位置決め装置で位置決
めされた印刷版14は、この負圧供給装置304による
吸着溝302への負圧の供給により定盤110へ吸着固
定される。
【0038】パンチ装置400は、図4及び図5に示さ
れているように、定盤110の長手方向の一方の端部で
かつ定盤110の幅方向略中央部に配置されている。こ
のパンチ装置400について、図11を参照して詳細に
説明する。
【0039】パンチ装置400は、エアーシリンダ40
2と、このエアーシリンダ402の駆動軸402Aに連
結された一対のアーム404A、404Bと、これらの
アーム404A、404Bに夫々連結されたポンチ40
6A、406Bと、を備えている。
【0040】エアーシリンダ402は、本体が取付ブラ
ケット408を介して矩形平板状のベース410に支持
されている。このベース410は定盤110の端部に形
成された凹所110Aに上面がこの定盤110の上面と
面一になるように定盤110に固着されている。アーム
404Aとアーム404Bとは同形状で、両者は長手方
向略中央部で所定距離離間されて軸部材412で連結さ
れている。アーム404Aとアーム404Bは、一方の
端部に軸部材414を介してエアーシリンダ402の駆
動軸402Aの先端が連結されていると共に、夫々他方
の端部に支持部材416を介してポンチ406A及びポ
ンチ406Bが連結されている。ポンチ406Aは印刷
版14に丸孔を開けるためのもので先端部が円柱形とな
っており、ポンチ406Bは印刷版14に角孔を開ける
ためのもので先端部が角柱形となっている。また、アー
ム404Aとアーム404Bは、夫々前記軸部材412
による連結部と前記他方の端部との間でベース410に
固着されたポンチホルダー418に軸部材420を介し
て軸支され、これらの軸部材420を支点として回転可
能とされる。支持部材416には、夫々つりボルト42
2及び押さえスプリング424を介してストリッパー4
26が支持されている。また、ベース410には、ポン
チ406A及びポンチ406Bの先端部に対応して夫々
ダイス428A及びダイス428Bが配置されている。 なお、エアーシリンダ402は、図示しない制御装置に
接続されており、その作動は制御装置に制御される。
【0041】このように構成されたパンチ装置400は
、定盤110に印刷版14が吸着された状態において、
エアーシリンダ402の駆動軸402Aの本体からの突
出方向への作動により、アーム404Aとアーム404
Bが同時に軸部材420を支点としてパンチング方向に
回転されて印刷版14にポンチ406A及びポンチ40
6Bにより位置決め用の丸孔及び矩形状の切欠が形成さ
れる。その際、印刷版14は、これらの丸孔及び矩形状
の切欠の形成に先立って、丸孔及び矩形状の切欠が形成
される部分の周辺部分が押さえスプリング424で付勢
されたストリッパー426で押圧されている。その後、
エアーシリンダ402の駆動軸402Aが逆方向に作動
されてアーム404Aとアーム404Bを介してポンチ
406A及びポンチ406Bが印刷版14から離間され
る。
【0042】パンチ装置450は、パンチ装置400の
矩形状の切欠を形成する部分、例えば、エアーシリンダ
402、アーム404B、ポンチ406B等、で構成さ
れており、作動により矩形状の切欠をパンチ装置400
とは反対側の印刷版14の長手方向端部に形成する。
【0043】版曲部26は、図12に示されるように、
定盤500と、印刷版14を搬送する搬送装置502と
、印刷版14を定盤500上で位置決めする位置決め装
置と、位置決めされた印刷版14を定盤500上に吸着
固定する吸着装置(図示せず)と、吸着固定された印刷
版14を所定の形状に折り曲げを行う折り曲げ装置53
0(図13に図示)と、を備えている。
【0044】定盤500は、前述の定盤110と同じ様
に、複数の部分5001に分割されていると共に定盤1
10と同構成となっており、また搬送装置502も前述
の搬送装置122と同じ構成となっており、これらの定
盤500及び搬送装置502の説明は省略する。また、
吸着装置(図示せず)もまたパンチング部24の吸着装
置300と同じ構成となっており、その説明を省略する
。位置決め装置は、押圧手段と位置決め手段とを備えて
いる。押圧手段は、印刷版14を定盤500の幅方向へ
押圧して移動させる第1のプッシャー504と、印刷版
14を定盤500の長手方向へ押圧して移動させる第2
のプッシャー506と、を備えている。これらの第1の
プッシャー504及び第2のプッシャー506の構成は
、同じ構成であると共に、前述の第1のプッシャー20
2と同構成であるので、説明を省略する。また、位置決
め手段は、第1のプッシャー504に対応して配置され
第1のプッシャー504による押圧で移動される印刷版
14の端面に当接して定盤500の幅方向の位置決めを
行う2個の第1の基準ピン510と、第2のプッシャー
506に対応して配置され第2のプッシャー506によ
る押圧で移動される印刷版14の端面に当接して定盤5
00の長手方向の位置決めを行う1個の第2の基準ピン
512と、を備えている。これらの第1の基準ピン51
0及び第2の基準ピン512は、同一の構成であると共
に、前述の第1の基準ピン206と同構成であるので、
説明を省略する。
【0045】この版曲部26における第1の基準ピン5
10及び第2の基準ピン512の配置の相互の位置関係
、パンチング部24における第1の基準ピン206及び
第2の基準ピン208の配置の相互の位置関係、及び描
画部16の第1の基準ピン68及び第2の基準ピン70
の配置の相互の位置関係は、同一となっている。
【0046】折り曲げ装置530について、図13を参
照して詳細に説明する。折り曲げ装置530は、印刷版
14の長手方向両端部に対応して第1の機構532及び
第2の機構534を備えている。第1の機構532は、
印刷版14の長手方向の一方の端部(図13において、
印刷版14の右側端部)の折り曲げを行うためのもので
あり、第2の機構534は、印刷版14の長手方向の他
方の端部(図13において、印刷版14の左側端部)折
り曲げを行うためのものである。
【0047】第1の機構532は、第1のエアシリンダ
536、この第1のエアシリンダ536で駆動されるア
ーム部材538、アーム部材538に支持された第2の
エアシリンダ540及び第2のエアシリンダ540で駆
動される折り曲げ部材542を備えている。第1のエア
シリンダ536は、その基端部が定盤500の下方に配
置された支持ブラケット544へ軸支されている。アー
ム部材538は、略L字状に形成されており、長辺側が
定盤500の側方に沿い短辺側が定盤500の端部上面
近傍に位置するように軸部材546で軸支されている。 第1のエアシリンダ536の駆動軸548の先端とアー
ム部材538の下端は互いに軸支されている。従って、
第1のエアシリンダ536が作動されて駆動軸548が
突出されるとアーム部材538は、図13において反時
計回り方向へ回転される。第2のエアシリンダ540は
、その駆動軸550が上側に基端部側が下側になるよう
にアーム部材538の長辺に基端部を介して軸支されて
いる。駆動軸550の先端は、アーム部材538の上部
に軸支された大歯車552に固着されたクランク軸55
4に連結されている。大歯車552は、アーム部材53
8の短辺の先端部近傍の下部に軸支された小歯車556
に噛合している。この小歯車556には、前記折り曲げ
部材542が固着されている。従って、第2のエアシリ
ンダ540が作動されて駆動軸550が突出されると、
クランク軸554を介して大歯車552が図13におい
て反時計回り方向へ回転されて小歯車556及び折り曲
げ部材542が時計回り方向へ回転される。また、アー
ム部材538の短辺の端面には付勢力により印刷版14
を定盤500に押圧するための押圧部材558が設けら
れていると共に、この押圧部材558及び折り曲げ部材
542に対応して定盤500の端部近傍にはダイス56
0が配置されている。更に、アーム部材538のクラン
ク軸554の上方には、クランク軸554に当接して回
転を制限するストッパ562が設けられている。第1の
エアシリンダ536及び第2のエアシリンダ540は、
夫々図示しない制御装置に接続されており、この制御装
置によりそれらの作動が制御される。
【0048】第1の機構532と第2の機構534とは
、互いに対称的配置となっていると共に、略同構成とな
っているので、第2の機構534については、第1の機
構532に対応する部材、機構については第1の機構5
32で用いた符号と同符号の後に符号Aを付して第1の
機構532と異なる構成のみを説明して他は省略する。
【0049】第1の機構532と第2の機構534とで
は、印刷版14の折り曲げにより得られる端部の形状が
異なっている。この為、折り曲げ部材542と折り曲げ
部材542Bとは、折り曲げ面の形状及びクランク軸5
54、554Bの回転を制限するストッパ562、56
2Bの位置が異なっている。
【0050】図13、14及び15を参照して折り曲げ
装置530の作動について述べる。折り曲げ装置530
による印刷版14の折り曲げ開始時において、印刷版1
4は位置決め装置で位置決めされ図示しない吸着装置で
定盤500上に吸着されている。この状態で、始めに、
第1のエアシリンダ536、536Bが作動されて駆動
軸548、548Bが突出される。これにより、アーム
部材538は図13において軸部材546中心に反時計
回り方向へ回転され図14に実線に示されている状態に
なる。この状態に至る過程おいて、印刷版14の一方の
端部(図13における右側端部)近傍は押圧部材558
によりダイス560に押圧されている。同時に、アーム
部材538Bは図13において軸部材546B中心に時
計回り方向へ回転され図15に実線で示されている状態
になる。この状態に至る過程において、印刷版14の他
方の端部(図13における左側端部)近傍は押圧部材5
58Bによりダイス560Bに押圧されると共に、印刷
版14の他方の端部の先端部は折り曲げ部材542Bに
より下方へ屈曲される。次に、第2のエアシリンダ54
0、540Bが作動されて駆動軸550、550Bが突
出される。これにより、クランク軸554は押圧されて
ストッパ562に当接されるまで回転され、その結果、
大歯車552及び小歯車556を介して折り曲げ部材5
42が図14において時計回り方向へ回転されて二点鎖
線の状態に至る。同時に、クランク軸554Bは押圧さ
れてストッパ562Bに当接されるまで回転され、その
結果、大歯車552B及び小歯車556Bを介して折り
曲げ部材542Bが図15において反時計回り方向へ回
転されて二点鎖線の状態に至る。このようにして折り曲
げられた印刷版14の両端部の状態が図16に示されて
いる。この図16中、右側の端部が第1の機構532で
折り曲げられたものであり、左側端部が第2の機構53
4で折り曲げられたものである。
【0051】本実施例のカラー印刷版直接製版装置10
は、図12に示されるように、更に版曲げが完了された
印刷版14を収容する貯版部600を備えている。貯版
部600は、印刷版14が立て掛けられる本体602と
、この本体602の所定の位置へ印刷版14を案内する
案内装置604と、を備えている。本体602は、印刷
版14が流下される傾斜面部606と、この傾斜面部6
06の斜面に対して直角に立設された立て掛け壁部60
8と、を有している。また、案内装置604は、版曲部
26の搬送装置502で搬送される印刷版14を受領し
て載置する水平位置と印刷版14の傾斜面部606の斜
面に沿う方向の流下を許容する傾斜位置との間を図示し
ない揺動装置で揺動される第1のアーム610と、傾斜
面部606の斜面に沿う方向に傾斜された傾斜位置と流
下された印刷版14を立て掛け壁部608に立て掛ける
立て掛け位置との間を図示しない揺動装置で揺動される
第2のアーム612と、を備えている。また、第1のア
ーム610には、その先端部近傍にストッパ610Aが
設けられており、第2のアーム612には、その基部近
傍にストッパ612Aが設けられている。これらのスト
ッパ610A、612Aは、第1のアーム610の傾斜
時に、印刷版14が立て掛け壁部608の基部まで滑り
落ちて既に立て掛けられている印刷版14と当接するの
を阻止している。なお、これらの揺動装置は図示しない
制御装置により作動が制御される。
【0052】従って、図15乃至図17に示されるよう
に、版曲部26から搬送装置502で搬送された印刷版
14は、水平位置にある第1のアーム610で受領され
、第1のアーム610の傾斜位置への揺動により傾斜面
部606の斜面に沿う方向に流下される。その後、第2
のアーム612の傾斜位置から立て掛け位置への揺動に
より立て掛け壁部608に立て掛けられる。
【0053】上記の構成を備えるカラー印刷版直接製版
装置10の作用を以下説明する。給版部12に対向して
位置決めされた印刷版載置台28には多数枚の印刷版1
4が載置されている。給版部12では、駆動機構46に
より吸盤44が作動されて最上層の印刷版14が吸着さ
れて支持アングル48へ収容され、分離バー50により
支持台52へ受け渡されて支持アングル48の上昇によ
り描画部16へ送り込まれる。
【0054】描画部16の定盤55上に載置された印刷
版14は、位置決め装置の第1のプッシャー64で第1
の方向(定盤55の幅方向)へ押圧されて移動され第1
の基準ピン68に当接されて第1の方向の位置決めが行
われる。そして、第2のプッシャー66で第2の方向(
定盤55の長手方向)へ押圧されて移動され第2の基準
ピン70に当接されて第2の方向の位置決めが行われる
。このようにして定盤55上で位置決めされた印刷版1
4は、吸着装置(図示せず)で定盤55に吸着される。 吸着後、位置決め装置を構成する第1のプッシャー64
、第2のプッシャー66、第1の基準ピン68及び第2
の基準ピン70は、定盤55の表面下に退避される。そ
の後、移動装置74により定盤55、即ち、版台54、
が描画装置58の方向へ移動される。この移動時に定盤
55上の印刷版14は帯電装置56からのコロナ放電で
プラスに帯電される。描画装置58の直下へ位置された
印刷版14は描画装置58の半導体レーザーで画像が描
写される。画像の描写後、定盤55は移動装置74によ
り前述とは逆の方向へ移動されて元の位置へ戻される。
【0055】描画部16で処理された印刷版14は、図
示しない挟持爪で反対側の端面が挟持されて描画部16
から排版される。排版された印刷版14は現像処理部1
8へ送られる。現像処理部18において、印刷版14は
現像部86で液体トナーが付与され、スクイズ部88で
不要な液体トナーがスクイズされ、乾燥部90で乾燥さ
れる。このように現像処理された印刷版14は定着処理
部20へ搬送される。この定着処理部20において、印
刷版14は定着部92の定着ランプで加熱されて定着さ
れた後、冷却部94で冷却されついで乾燥部96で乾燥
される。このように定着処理された印刷版14は溶出部
22に搬送される。この溶出部22において、印刷版1
4はエッチング部98でアルカリ溶液により非画像部が
溶出された後、スクイズ部100でアルカリ溶液がスク
イズされる。印刷版14は更にこの溶出部22で水洗部
102で水洗されガム液塗布部104でガム液が塗布さ
れて版面が保護される。
【0056】溶出部22で処理された印刷版14は待機
部106を経てパンチング部24へ送られる。パンチン
グ部24において、印刷版14は定盤110上で位置決
め装置で位置決めされる。即ち、印刷版14は第1のプ
ッシャー202で押圧されて第1の基準ピン206に当
接されて第1の方向(定盤110の幅方向)の位置決め
が行われ、次いで第2のプッシャー204で押圧されて
第2の基準ピン208に当接されて第2の方向(定盤1
10の長手方向)の位置決めが行われる。第2のプッシ
ャー204による第2の方向の位置決めの際、印刷版1
4は、当接部材266の回転により第2の方向へ滑らか
に移動されるので、印刷版14は高精度に位置決めされ
る。この位置決め装置による位置決めされた印刷版14
は吸着装置300により定盤110へ吸着される。定盤
110へ吸着された印刷版14はパンチ装置400によ
りその長手方向の一方の端部に丸孔及び矩形状の切欠が
形成され、パンチ装置450によりその長手方向の他方
の端部に矩形状の切欠が形成される。パンチング部24
でパンチングされた印刷版14は搬送装置122で版曲
部26へ搬送される。版曲部26において、印刷版14
は定盤500上で位置決め装置で位置決めされる。即ち
、印刷版14は第1のプッシャー504で押圧されて第
1の基準ピン510に端面が当接されて幅方向の位置決
めが行われ、第2のプッシャー506で押圧されて第2
の基準ピン512に端面が当接されて長手方向の位置決
めが行われる。このように位置決めされた印刷版14は
図示しない吸着装置で定盤500へ吸着される。吸着さ
れた印刷版14は折り曲げ装置530で折り曲げが行わ
れる。即ち、印刷版14はその長手方向両端部が第1の
機構532及び第2の機構により図16に示される形状
に折り曲げられる。版曲部26で折り曲げを受けた印刷
版14は搬送装置502により貯版部600に搬送され
る。この貯版部600において、印刷版14は案内装置
604で案内されて本体部602の立て掛け部608に
立て掛けられて貯版される。
【0057】本実施例において、描画部16の第1の基
準ピン68及び第2の基準ピン70の位置関係、パンチ
ング部24の第1の基準ピン206及び第2の基準ピン
208の位置関係、及び版曲部26の第1の基準ピン5
10及び第2の基準ピン512の位置関係が同一に設定
されているので、これらの描画部16、パンチング部2
4及び版曲部26において、第1の基準ピン68、20
6及び510が互いに同じ印刷版14の端面に当接し、
また第2の基準ピン70、第2の基準ピン208及び第
2の基準ピン512も互いに同じ印刷版14の端面に当
接する。従って、印刷版14は、その角部の直角度が各
版でバラツキがあったとしても、描画部16、パンチン
グ部24及び版曲部26で高精度の位置決めが行われる
【0058】なお、本実施例では、印刷版14は版曲部
26での処理を受けた後、貯版部600で一旦貯版され
るが、本発明はこの貯版部600で貯版されることなく
、ベルトコンベア等の搬送手段で直接裁荷部に搬送して
輪転機に版掛されてもよい。
【0059】次に、本発明が適用された感光性平版印刷
版(以下PS版という)の製版装置を第2実施例として
説明する。
【0060】感光性平版印刷版製版装置(以下PS版製
版装置という)700は、図20に示されるように、焼
付部702、処理部704、パンチング部706及び版
曲部708を備えている。
【0061】焼付部702は、図21乃至23に示され
るように、枠体711で箱形形状に形成されており、内
部にはPS版712(図23参照)を供給するPS版供
給部714と、このPS版供給部714から供給された
PS版712が載置される定盤722が配置され、PS
版712へネガフィルム736(図26、27参照)に
記録された画像を焼き付ける焼付装置716と、この焼
付装置716へネガフィルム736が貼付られた透明シ
ート725(ネガシート724という)を供給するネガ
シート供給部718と、ネガフィルムの画像が焼き付け
られたPS版712を排出するPS版排出部720と、
が設けられている。
【0062】ここで、図26、27を参照してネガシー
ト724について説明する。ネガシート724は薄肉で
平面視矩形状の透明シート725と、この透明シート7
25に貼付られた画像が記録されたネガフィルム736
と、で構成されている。透明シート725には、その両
短辺近傍に短辺に沿って所定間隔で複数の貫通孔728
が形成されており、これらの貫通孔728には、図26
に示されるように、ピンバー910のピン914及びピ
ンバー912のピン916が貫通する。このネガシート
724は、画像が記録されたネガフィルム736(本実
施例では2枚)を透明シート725の所定の位置にテー
プ等で貼付られることにより用意される。
【0063】このPS版供給部714へは第1実施例の
給版部12と同じ構成の装置や特開昭63−10624
5号、特開昭63−171728号等に記載されたごと
きオートフィーダ709を用いてPS版712を供給出
来る。
【0064】PS版供給部714は、搬送ローラ対76
5と、給版コンベア740と、を備えており、オートフ
ィーダ709から送り出されたPS版712は搬送ロー
ラ対765で挟持搬送されて給版コンベア740へ送り
出され、給版コンベア740上を搬送されて焼付部71
6の定盤722上へ送られる。
【0065】PS版供給部714から焼付部702内へ
供給されたPS版712は焼付部716に設けられた定
盤722上へ載置され、図示しない吸盤等の搬送機構に
より定盤722上の所定の位置へ移動された後、位置決
め装置によって位置決めされる。位置決め装置は、第1
実施例の場合と同様に、定盤722上のPS版712を
押圧して移動させる押圧手段と、押圧されて移動される
PS版712の端面に当接して位置決めを行う位置決め
手段と、を備えている。
【0066】図24、25を参照してこれらの押圧手段
と位置決め手段を説明する。なを、図24は、新聞紙2
頁用のPS版712の場合を示し、図25は、新聞紙4
頁用のPS版712の場合を示す。
【0067】押圧手段は、PS版712を第1の方向(
矢印C方向)へ押圧して移動させる第1のプッシャー7
90A、790B、790C及び790Dを備えている
。第1のプッシャー790A及び790Cは図24、2
5の左側の版面の焼付用の位置決めを行うためのもので
あり、第1のプッシャー790B及び790Dは図24
、25の右側の版面の焼付用の位置決めを行うためのも
のである。また、第1のプッシャー790A及び790
Bは、新聞紙2頁用のPS版712の押圧用であり、第
1のプッシャー790C及び790Dは、新聞紙4頁用
のPS版712の押圧用である。これらの第1のプッシ
ャー790A、790B、790C及び790Dは、第
1実施例で開示された第1のプッシャー202と同様に
、エアーシリンダと、このエアーシリンダの駆動軸に支
持され駆動軸の突出により定盤722上面より下方の位
置から上昇されて定盤722畳上のPS版712を押圧
して移動させる回転体と、を備える構成であればよく、
詳細は省略する。また、押圧手段は、PS版712を第
1の方向と直交する第2の方向(反矢印D方向)へ押圧
して移動させる第2のプッシャー114A及び114B
を備えている。第2のプッシャー114Aも、第1実施
例で開示された第1のプッシャー202と同様に、エア
ーシリンダと、このエアーシリンダの駆動軸に支持され
駆動軸の突出により定盤722上面より下方の位置から
上昇されて定盤722畳上のPS版712を押圧して移
動させる回転体と、を備える構成であればよく、詳細は
省略する。また、第2のプッシャー114Bは、PS版
712を水平方向に押圧するように駆動軸が水平方向に
突出されるよう配置されたエアシリンダと、駆動軸の先
端に回転可能に取付られた押圧用の回転体を備える構成
であればよい。
【0068】位置決め手段は、第1のプッシャー790
A、790B、790C及び790Dに対応して設けら
れた第1の基準ピン782、784、808及び812
を備えている。第1の基準ピン784及び782は、第
1のプッシャー790A及び790Cに押圧されて移動
されるPS版712に当接して位置決めするためのもの
であり、第1の基準ピン808及び812は、第1のプ
ッシャー790B及び790Dに押圧されて移動される
PS版712に当接して位置決めするためのものである
。また、位置決め手段は、第2のプッシャー114A及
び114Bに対応して第2の基準ピン786及び810
を備えている。第2の基準ピン786は第2のプッシャ
ー114Aに押圧されて移動されるPS版712に当接
して位置決めするためのものであり、第2の基準ピン8
10は第2のプッシャー114Bに押圧されて移動され
るPS版712に当接して位置決めするためのものであ
る。第1の基準ピン782、808及び第2の基準ピン
810は、定盤722内に配設されており、それらの構
成は第1実施例で説明した第1の基準ピン206と同一
であればよく説明は省略する。また、第1の基準ピン7
84、812及び第2の基準ピン786は、定盤722
外のベース788上から立設されており、それらの先端
部分は定盤722の高さより若干高い位置とされている
。更に、第1の基準ピン784、812及び第2の基準
ピン786は、特に出没する構成とする必要はないが、
PS版712が当接される部分、即ち、頂部は、第1実
施例で説明した第1の基準ピン206と同様に図10に
示されるような構成が好ましい。
【0069】従って、定盤722上に載置されたPS版
712は、第1の方向の位置決めが第1のプッシャー7
90A、790B、790C及び790Dによる押圧で
移動されて第1の基準ピン782、784、808及び
812に当接されることにより行われ、また第2の方向
の位置決めが第2のプッシャー114A及び114Bに
よる押圧で移動されて第2の基準ピン786及び810
に当接されることにより行われる。
【0070】このように構成された位置決め装置で定盤
722上で位置決めされたPS版712は、図示しない
吸着装置で定盤722に吸着される。この吸着装置は、
第1実施例で示された吸着装置300と略同構造であっ
てもよい。
【0071】図示しない吸着装置で吸着されたPS版7
12上には、ネガシート供給部718からネガシート7
24が供給される。
【0072】ネガシート供給部718には、図21に示
されるように、定盤722と光源834との間に矩形状
の保持枠882が配置されている。この保持枠882は
、図示しないエアーシリンダ等の駆動装置により定盤7
22に離接する方向へ昇降される構成となっている。 保持枠882には、ネガ枠894が支持される。このネ
ガ枠894は、矩形枠形状となっており、短辺の内側に
は、前述のピンバー910、912が配置されている。 これらのピンバー910、912の内の一方は、ネガ枠
894の長辺に沿う方向に移動可能とされている。また
、ピンバー910、912によりネガ枠894に係止さ
れたネガシート724は、図示しない押さえ部材により
ピンバー910、912方向へ押さえ付けられてネガシ
ート724の貫通孔728がピンバー910、912の
ピン914、916から外れることが阻止されている。 また、ネガ枠894は、焼付部702は、定盤722の
幅方向(矢印D方向及び反対方向)へ移動可能になって
おり、焼付部702の外側へ、即ち、図22において実
線で示されている位置へ、引出し可能である。また、ネ
ガシート供給部718には、保持枠882に支持された
スクイズ装置848が配設されている。このスクイズ装
置848は、図21反矢印C方向へ移動されてネガシー
ト724を定盤722の方向へ押圧するスクイズローラ
を備えている。
【0073】従って、ネガシート724が、焼付部70
2の外側へ引き出されたネガ枠894のピンバー910
、912に支持された後、ネガ枠894が焼付部702
内に押し込まれて保持枠882に支持される。この状態
で、保持枠882は図示しない駆動装置で降下されて、
ネガシート724がPS版712上に位置される。 その後、ネガシート724はスクイズ装置848によっ
てスクイズされて定盤722上のPS版712に密着さ
れる。
【0074】この状態でPS版712は、焼付装置71
6によりネガシート724の画像の焼付が行われる。焼
付装置716は、定盤722の上方へ配置された光源8
34を備えている。この光源834は、図28に示され
るように、光源フード836及び反射フード837で覆
われている。光源フード836は、枠体711に支持さ
れた2本のエアーシリンダ838、840の駆動軸の先
端に固着されて、エアーシリンダ838、840によっ
て吊り下げられている。また、光源フード836にはガ
イド棒842の一端(下端)が連結されている。このは
ガイド棒842は枠体711に支持されたスライド軸受
844を貫通しており、ガイド棒842は上下方向移動
時に滑らかに案内される。従って、光源フード836は
エアーシリンダ838、840が作動すると、ガイド棒
842及びスライド軸受844に案内されて図28実線
の位置と二点鎖線の位置との間を上下方向へ滑らかに昇
降される。光源フード836の下端部には断面L字状の
押さえ部材846が取りつけられている。この押さえ部
材846の下部には硬質のスポンジ847が取りつけら
れている。このスポンジ847は光源フード836が下
降すると、図24、25に示されるように、定盤722
上のPS版712のエッジ部分とこのPS版712上に
載置されたネガシート724のエッジ部分との重なり部
分845を押圧する。この結果、重なり部分845に空
洞が生じないので、PS版712とネガシート724と
を密着させることが出来る。
【0075】従って、スクイズされたネガシート724
上にエアーシリンダ838、840の作動で光源フード
836が下降して重なり部分845が押さえ部材846
で押圧されてネガシート724とPS版712とが一層
密着され、光源834によりネガシート724のネガフ
イルム736の画像がPS版712に焼き付けられる。
【0076】画像が焼き付けられたPS版712はPS
版排出部720に送られ、このPS版排出部720に設
けられた図示しない搬送ローラで焼付部702から排出
される。
【0077】焼付部702で画像が焼き付けられたPS
版712は処理部704で処理される。
【0078】処理部704は、図29に示されているよ
うに、第1現像槽901及び第2現像槽902と、この
第2現像槽902の後段に設けらたガム塗布槽906と
、を備えている。第1現像槽901は、搬送ローラ91
4、串ローラ915、ブラシローラ916、受ローラ9
17、絞りローラ918、及び矢印E方向へ送られるP
S版712へ現像処理液をシャワー方式で与えるシャワ
ーパイプ919とを備えている。また、第2現像槽90
2は、搬送ローラ924、ブラシローラ926、受ロー
ラ927、絞りローラ928及び第1現像槽901を通
ってくるPS版712へ現像処理液をシャワー方式で与
えるシャワーパイプ930とを備えている。ガム塗布槽
906は、搬送ローラ934、串ローラ935、絞りロ
ーラ938及び第2現像槽902を通ってくるPS版7
12へガム液をシャワー方式で与えるシャワーパイプ9
40とを備えている。ポンプ942は、第1現像槽90
1の液溜部943からシャワーパイプ919へ現像処理
液を循環供給するものであり、ポンプ944は、第2現
像槽902の液溜部945からシャワーパイプ930へ
現像処理液を循環供給するものであり、ポンプ946は
、ガム液タンク947からシャワーパイプ940へガム
液を循環供給するものである。ポンプ948は、バルブ
949が開かれた時第2現像槽902の現像処理液を液
溜部945から第1現像槽901の液溜部943へ移す
ためのものであり、ポンプ950は、現像処理液を新液
貯蔵タンク951から第2現像槽902の液溜部945
へポンプアップするためのものである。バルブ952は
、第1現像槽901の現像処理液を液溜部943から廃
液回収タンク953へ排出する時に開くものである。
【0079】このように構成された処理部704の第1
現像槽901及び第2現像槽902へ現像処理液を入れ
るには、先ずポンプ950を作動させて新液貯蔵タンク
951の現像処理液を第2現像槽902へ供給しながら
バルブ949を開いてポンプ948を作動させ、第1現
像槽901へ現像処理液が適量入ったところでポンプ9
48を停止する。ガム液タンク947には、予めガム液
を入れて置く。しかる後ポンプ942、ポンプ944及
びポンプ946を作動させて夫々現像処理液及びガム液
を循環供給し、PS版712を矢印E方向へ送り込むと
、PS版712は第1現像槽901及び第2現像槽90
2にて現像処理され、ガム塗布槽906にて版面保護膜
が形成されて処理部704から搬出される。第1現像槽
901及び第2現像槽902を通しての現像処理におい
て現像処理液が能力の限界に達したらポンプ942、ポ
ンプ944を停止しバルブ952を開き第1現像槽90
1の現像処理液を廃液回収タンク953へ排出し、バル
ブ952を閉じる。次にバルブ949を開きポンプ94
8を作動させて第2現像槽902の現像処理液を第1現
像槽901へ移し、バルブ949を閉じポンプ948を
停止する。第2現像槽902へはポンプ950を作動さ
せて現像処理液を新液貯蔵タンク951から供給し、適
量になったらポンプ950を停止する。以後、このよう
にして第1現像槽901の現像処理液を排出し、第2現
像槽902の現像処理液を第1現像槽901へ移し、第
2現像槽902への新しい現像処理液のセットを行う。 ガム塗布槽906に循環供給されるガム液は、PS版7
12が第2現像槽902から持ち込む現像処理液の混入
量が増大してくると、PS版712からの現像処理液へ
の溶出物とによって固体粒子を生成するようになるので
新しいガム液と交換する。
【0080】処理部704で処理されたPS版712は
、パンチング部706へ搬送される。このパンチング部
706は、第1実施例のパンチング部24と略同構成と
なっている。即ち、パンチング部706は、定盤と位置
決め装置と吸着装置とパンチ装置とを備えている。パン
チング部706の位置決め装置は、焼付部702の位置
決め装置と同構成になっている、即ち、押圧手段及び位
置決め手段のPS版712に対する位置関係は、焼付部
702の位置決め装置と同一になるよう配設されている
【0081】パンチング部706でパンチングされたP
S版712は、版曲部708へ搬送される。この版曲部
708は、第1実施例の版曲部26と略同構成となって
いる。即ち、版曲部708は、図示しない定盤と搬送装
置と位置決め装置と吸着装置と折り曲げ装置とを備えて
いる。版曲部708の位置決め装置は、焼付部702の
位置決め装置と同構成になっている、即ち、押圧手段及
び位置決め手段のPS版712に対する位置関係は、焼
付部702の位置決め装置と同一になるよう配設されて
いる。なお、第1実施例の場合と同様に、本実施例の場
合も図示しない貯版部が設けられている。
【0082】上述のように構成された第2実施例の作用
について説明する。オートフィーダ709によりPS版
712はPS版供給部714へ送り込まれれ、このPS
版供給部714の給版コンベア740で定盤722へ搬
送される。定盤722へ搬送されたPS版712は、図
示しない搬送機構で定盤722の所定の位置へ移動され
た後、位置決め装置で位置決めされる。位置決めされP
S版712は、図示しない吸着装置で定盤722に吸着
された後、予めネガシート供給部718でネガ枠894
にセットされて保持枠882に支持されたネガシート7
24がPS版712上下降されスクイズ装置848でス
クイズされてネガシート724がPS版712へ密着さ
れる。この状態で、光源フード836が下降されて押さ
え部材846がPS版712のエッジ部とネガシート7
24のエッジ部との重なり部分845を押圧して両者は
一層密着される。そして、光源834によりネガシート
724の画像がPS版712に焼き付けられる。焼き付
けされたPS版712は処理部704に送られ、この処
理部704の第1現像槽901及び第2現像槽902に
おいて現像処理液で現像処理される。現像処理されたP
S版712はガム塗布槽906でガム液が塗布されて表
面に版面保護膜が形成される。版面保護膜が形成された
PS版712は、パンチング部706に搬送される。こ
のパンチング部706においてPS版712は、定盤上
に位置決め装置で位置決めされた後、吸着装置で定盤に
吸着されてパンチ装置でパンチングが行われる。その後
、PS版712は、版曲部708へ送られる。この版曲
部708でPS版712は、定盤上に位置決め装置で位
置決めされて吸着装置で定盤に吸着された後、折り曲げ
装置で版曲げが行われる。版曲げされたPS版712は
、搬送装置で搬送されて貯版部(図示せず)に収容され
る。
【0083】本実施例においても、第1実施例の場合と
同様に、焼付部702、パンチング部706及び版曲部
708の位置決め装置の押圧手段、即ち、第1及び第2
のプッシャー、及び位置決め部材、即ち、第1及び第2
の基準ピン、の位置関係が同一に設定されているので、
PS版712は、焼付部702、パンチング部706及
び版曲部708での位置決めにおいて、第1及び第2の
プッシャーにより同じ部位が押圧されると共に、同じ部
位が第1及び第2の基準ピンに当接する結果、高精度の
位置決めが行われる。
【0084】尚、上記実施例では、描画部又は焼付部と
、パンチング部と、版曲部と、で同一の位置決めが行わ
れる装置について説明したが、本発明は、このような装
置に限られるものではなく、例えば、描画部又は焼付部
と、版曲部と、で同一の位置決めが行われる装置にも適
用できる。
【0085】
【発明の効果】本発明のカラー印刷用印刷版の製版方法
及び製版装置によれば、描画部においてカラー印刷用印
刷版に輪転機の版胴への版掛け時の位置決め用切欠を設
ける必要がないので、現像部での現像液の不規則な流れ
による現像不良が発生する恐れがないという優れた効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係わる印刷版直接製版装
置の概略全体構成図である。
【図2】第1実施例に係わる印刷版直接製版装置の給版
部の概略構成を示す側面図である。
【図3】第1実施例に係わる印刷版直接製版装置の描画
部の斜視図である。
【図4】第1実施例に係わる印刷版直接製版装置のパン
チング部の斜視図である。
【図5】パンチング部の平面図である。
【図6】パンチング部の正面図である。
【図7】図5の7−7線断面図であり、この図では搬送
装置が省略されている。
【図8】第1実施例に係わる印刷版直接製版装置の押圧
手段の側面図である。
【図9】位置決め用基準ピンの断面図である。
【図10】基準ピンの当接部の拡大断面図である。
【図11】パンチ装置の分解斜視図である。
【図12】版曲げ部の斜視図である。
【図13】折り曲げ装置の概略構成図である。
【図14】折り曲げ装置の作動を示す部分図である。
【図15】折り曲げ装置の作動を示す他の部分図である
【図16】折り曲げ装置で折り曲げられた印刷版の要部
を示す拡大図である。
【図17】貯版部の作動を示す側面である。
【図18】貯版部の作動を示す側面である。
【図19】貯版部の作動を示す側面である。
【図20】本発明の第2実施例に係る感光性平版印刷版
製版装置の概略構成図である。
【図21】第2実施例に係る感光性平版印刷版製版装置
の焼付部の正面図である。
【図22】第2実施例に係る感光性平版印刷版製版装置
の焼付部の側面図である。
【図23】第2実施例に係る感光性平版印刷版製版装置
の焼付部の平面図である。
【図24】定盤上のPS版とネガシートとの関係及び基
準ピンとプッシャーとの位置関係を示す平面図である。
【図25】定盤上のPS版とネガシートとの関係及び基
準ピンとプッシャーとの位置関係を示す平面図である。
【図26】ネガシートを示す斜視図である。
【図27】ネガシートをピンバーに装填した斜視図であ
る。
【図28】光源及び光源フードを示す側面図である。
【図29】第2実施例に係る感光性平版印刷版製版装置
の処理部の側面図である。
【符号の説明】
10    カラー印刷版直接製版装置14    印
刷版 16    描画部 18    現像処理部 20    定着処理部 22    溶出部 24    パンチング部 26    版曲げ部 64    第1のプッシャー(第1の押圧手段)66
    第2のプッシャー(第2の押圧手段)68  
  第1の基準ピン 70    第2の基準ピン 114A    第2のプッシャー(第2の押圧手段)
114B    第2のプッシャー(第2の押圧手段)
202    第1のプッシャー(第1の押圧手段)2
04    第2のプッシャー(第2の押圧手段)20
6    第1の基準ピン 208    第2の基準ピン 700    製版装置 702    焼付部 704    処理部 706    パンチング部 708    版曲部 782    第1の基準ピン 784    第1の基準ピン 786    第2の基準ピン 790A    第1のプッシャー(第1の押圧手段)
790B    第1のプッシャー(第1の押圧手段)
790C    第1のプッシャー(第1の押圧手段)
790D    第1のプッシャー(第1の押圧手段)
808    第1の基準ピン 812    第1の基準ピン 810    第2の基準ピン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  カラー印刷用印刷版の版面に画像を記
    録する焼付工程と、画像が記録されたカラー印刷用印刷
    版を搬送しながら処理液で処理する処理工程と、処理さ
    れたカラー印刷用印刷版に輪転機の版胴への版掛け用の
    切欠を設けるパンチング工程と、切欠が設けられたカラ
    ー印刷用印刷版に前記輪転機の版胴への版掛け用の折り
    曲げを行う版曲工程と、を備えるカラー印刷用印刷版の
    製版方法。
  2. 【請求項2】  カラー印刷用印刷版を位置決めする第
    1の位置決め装置を有しこの第1の位置決め装置で位置
    決めされたカラー印刷用印刷版の版面に画像を記録する
    焼付部と、画像が記録されたカラー印刷用印刷版を搬送
    しながら処理液で処理する処理部と、処理されたカラー
    印刷用印刷版を位置決めする第2の位置決め装置を有し
    この第2の位置決め装置で位置決めされたカラー印刷用
    印刷版に輪転機の版胴への版掛け時位置決め用の切欠を
    設けるパンチング部と、を備え、前記第1の位置決め装
    置及び第2の位置決め装置は夫々カラー印刷用印刷版の
    端面を押圧して第1の方向へ移動させる第1の押圧手段
    と、カラー印刷用印刷版の端面を押圧して第1の方向と
    直交する第2の方向へ移動させる第2の押圧手段と、前
    記第1の方向へ移動されるカラー印刷用印刷版に当接し
    て前記第1の方向の位置決めを行う第1の基準ピンと、
    前記第2の方向へ移動されるカラー印刷用印刷版に当接
    して前記第2の方向の位置決めを行う第2の基準ピンと
    、を有し、前記第1の基準ピンと前記第2の基準ピンと
    は前記焼付部と前記パンチング部とで同一の位置関係を
    もって配置されているカラー印刷用印刷版の製版装置。
  3. 【請求項3】  前記カラー印刷用印刷版は感光性平版
    印刷版である請求項1のカラー印刷用印刷版の製版方法
  4. 【請求項4】  前記カラー印刷用印刷版は感光性平版
    印刷版である請求項2のカラー印刷用印刷版の製版装置
  5. 【請求項5】  カラー印刷用印刷版の版面に画像を記
    録する描画工程と、画像が記録されたカラー印刷用印刷
    版を搬送しながら現像液で現像する現像工程と、現像さ
    れたカラー印刷用印刷版を搬送しながら画像を定着する
    定着工程と、定着されたカラー印刷用印刷版を搬送しな
    がらエッチングするエッチング工程と、エッチングされ
    たカラー印刷用印刷版に輪転機の版胴への版掛け用の切
    欠を設けるパンチング工程と、切欠が設けられたカラー
    印刷用印刷版に前記輪転機の版胴への版掛け用の折り曲
    げを行う版曲工程と、を備えるカラー印刷用印刷版の製
    版方法。
  6. 【請求項6】  カラー印刷用印刷版を位置決めする第
    1の位置決め装置を有しこの第1の位置決め装置で位置
    決めされたカラー印刷用印刷版の版面に画像を記録する
    描画部と、画像が記録されえたカラー印刷用印刷版を搬
    送しながら現像液での現像・定着・溶出処理する処理部
    と、現像・定着・溶出処理されたカラー印刷用印刷版を
    位置決めする第2の位置決め装置を有しこの第2の位置
    決め装置で位置決めされたカラー印刷用印刷版に輪転機
    の版胴への版掛け時位置決め用の切欠を設けるパンチン
    グ部と、を備え、前記第1の位置決め装置及び前記第2
    の位置決め装置は夫々カラー印刷用印刷版の端面を押圧
    して第1の方向へ移動させる第1の押圧手段と、カラー
    印刷用印刷版の端面を押圧して第1の方向と直交する第
    2の方向へ移動させる第2の押圧手段と、前記第1の方
    向へ移動されるカラー印刷用印刷版に当接して前記第1
    の方向の位置決めを行う第1の基準ピンと、前記第2の
    方向へ移動されるカラー印刷用印刷版に当接して前記第
    2の方向の位置決めを行う第2の基準ピンと、を有し、
    前記第1の基準ピンと前記第2の基準ピンとは前記描画
    部と前記パンチング部とで同一の位置関係をもって配置
    されているカラー印刷用印刷版の製版装置。
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