JP2000218759A - 印刷装置における現像処理装置 - Google Patents

印刷装置における現像処理装置

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JP2000218759A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】印刷装置の版胴上にて印刷版を現像処理できる
現像処理装置であって、ローラの当接に起因する現像ム
ラ等を防止可能な現像処理装置を提供する。 【解決手段】現像液供給ローラ24には、印刷版の画像
部に対応するローラの中間部31が、その両端部30よ
りも僅かに小径となるよう段差yが形成されている。前
記段差は、例えば0.1乃至1.0mm程度の僅かなもの
であるため、現像液供給ローラにより汲み上げられた現
像液は、毛細管現象によって非接触で画像面に供給され
る。従って現像液供給ローラ24は印刷版の画像面と直
接接触しないで現像液を供給することができるので、現
像ムラのない安定した現像処理を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、印刷装置の胴上にて
印刷版を現像処理する印刷装置における現像処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な印刷工程においては、ま
ず製版工程において原稿フィルムと未使用印刷版とを密
着露光して印刷版を作成し、この印刷版を印刷装置に装
着した上で印刷を実行していた。一方、近年、このよう
な製版工程と印刷工程とを1つの装置で実行することが
できる、デジタル印刷機と一般的に呼称される製版機構
付きの印刷装置が提案されている。このデジタル印刷機
では、画像信号に基づき変調されたレーザ光等により印
刷版を直接走査することで画像を形成する「コンピュー
タtoプレート」方式が採用されるが、前記印刷版とし
て一般的な銀塩感材等を用いた場合、画像形成後の印刷
版を現像処理する必要がある。
【0003】このデジタル印刷機における現像処理装置
としては、例えば本出願人による平成9年特許願第28
4485号出願の明細書に記載された装置がある。この
現像処理装置では、印刷版を版胴上に保持した状態で回
転させるとともに、当該印刷版に対し現像液を供給する
現像ローラを当接させて印刷版の画像面を現像処理す
る。このため上記装置は、印刷版を版胴上で保持して画
像を記録するデジタル印刷機には好適なものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記の装置で
は、印刷版に対し現像ローラを当接させて現像液を供給
するようにしているため、印刷版面が現像ローラにより
擦られ、ローラの振動ムラに起因するような現像ムラを
生じる場合があった。
【0005】また、前記印刷版の現像プロセスとして、
最初に現像液に接触して析出した銀に対し、順次継続し
て銀、所謂アンカー銀が析出する。しかしながら、上記
の現像処理装置では現像液の塗布直後に現像ローラによ
って印刷版面が擦られて最初の銀がローラに取られるた
め、継続のアンカー銀の析出プロセスが不完全になると
いうような現象もあった。このため印刷版の耐刷力が低
下するという問題があった。
【0006】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、前記現像ローラの当接による現像ムラ等
を防止でき、前記デジタル印刷機に好適な現像装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、胴上に保持した印刷版への画像の記録と記録した画
像面の現像処理とを行なって前記印刷版を製版した後
に、前記画像面にインキを供給して印刷を行う印刷装置
における現像処理装置であって、処理液を貯留する処理
槽と、前記処理槽内の処理液に一部浸漬し、前記胴に対
し近接または離間する方向へ移動可能に配置された処理
液供給ローラと、を有し、前記処理液供給ローラを前記
印刷版の画像面に対し当接させることなく近接させた状
態で回転させて、前記処理液供給ローラから前記画像面
に対し非接触で処理液を供給する。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記処理液供給ローラは、前記印刷版
の画像面に対向するローラ中間部の径がローラ両端部の
径よりも小さく形成されており、前記処理液供給ローラ
を前記印刷版に当接させても前記処理液供給ローラは前
記画像面に対し非接触とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は本発明に係る印刷装置の
一例を示す図である。図1において、1および2は各々
その周面に2色分の印刷領域に相当する印刷版を保持可
能な所謂2倍胴の版胴である。この版胴1、2の周面に
は前記印刷版を保持可能な図示しない咥え手段を備えて
いる。また版胴1、2は図示しない駆動手段によって図
1の実線で示す印刷位置と2点鎖線で示す画像記録位置
との間で移動可能なように構成されている。
【0010】3および4は、前記印刷位置にある版胴
1、2と当接するように配置されたブランケット胴であ
り、その周面にインキ画像を転写するためのブランケッ
ト面を有する。なおブランケット胴3、4は前記版胴
1、2と同径の2倍胴である。5は前記ブランケット胴
3、4の両方に対し当接するように配置された圧胴であ
り、その周面に1枚のシート状の印刷用紙を保持可能な
図示しない咥え手段を備えている。この圧胴5は、前記
版胴1、2やブランケット胴3、4の半分の径の1倍胴
である。
【0011】6および7は前記圧胴5に対し印刷用紙を
供給・排出するための給紙胴と排紙胴であり、圧胴5と
同径であって、印刷用紙を保持するための図示しない咥
え手段を周面上に有する。この給紙胴6および排紙胴7
の咥え手段は、前記圧胴5の咥え手段と印刷用紙の受け
渡しを行えるよう同期されている。
【0012】上記のように構成されているため、本実施
の形態における印刷装置では、圧胴に印刷用紙を保持し
たまま2回転することにより各版胴から2色ずつ、合計
4色の多色印刷が行える。従って、前記圧胴5には隔回
転毎に印刷用紙が供給および排出されるよう構成されて
いる。
【0013】8a乃至8dは、前記版胴1、2に保持さ
れた各々の印刷版に対し湿し水を供給するための湿し水
供給手段であって、湿し水貯留手段と、この湿し水貯留
手段から前記印刷版面まで湿し水を運ぶための複数の連
続した湿し水ローラとからなる。各湿し水供給手段8a
乃至8dはそれぞれ対応する印刷版にのみ湿し水を供給
するように、前記湿し水ローラのうち印刷版に対し当接
して湿し水を塗布する湿し水ローラは、図示しないカム
機構により版胴1、2上の対応する領域に対し選択的に
当接するように構成されている。
【0014】9a乃至9dは、前記版胴1、2に保持さ
れた各々の印刷版に対しインキを供給するためのインキ
供給手段であって、それぞれ異なる色のインキを貯留す
るインキ壺手段と、このインキ壺手段から前記印刷版面
までインキを運ぶための複数の連続したインキローラと
からなる。各インキ供給手段9a乃至9dはそれぞれ対
応する印刷版にのみインキを供給するように、前記イン
キローラのうち印刷版に対し当接してインキを供給する
インキローラは、図示しないカム機構により版胴1、2
上の対応する領域に対し選択的に当接するように構成さ
れている。
【0015】なお、湿し水供給手段8cとインキ供給手
段9b、9cは、前記版胴1、2の移動に伴い、図示し
ない待避手段によって前記版胴1、2の移動経路から待
避するように構成されている。
【0016】10は、未露光の印刷版を画像記録位置に
ある版胴1、2に対し供給するための印刷版供給手段で
あって、未露光のロール状印刷版を貯蔵するカセット
と、このカセットから印刷版を引き出して所定長に切断
するとともに版胴1、2へ搬送する搬送手段とからな
る。11は、版胴1、2上へ供給された未露光の印刷版
に対し画像を記録するためのレーザ露光手段であり、画
像データに基づいて変調したレーザ光を前記版胴1、2
の軸線方向に対して走査するように構成されている。ま
た版胴1、2は画像記録位置において図示しない駆動手
段によって回転駆動される。これにより版胴1、2上の
印刷版に対し画像を記録することができる。
【0017】12は前記画像記録位置において版胴1、
2上の印刷版を現像処理する現像処理装置である。この
現像処理装置12は、版胴1、2の移動に伴って、その
移動経路から待避できるように図示しない昇降手段によ
り、図1の実線で示す現像位置と2点鎖線で示す待避位
置とに移動可能に構成されている。なお、この現像処理
装置の詳細については後述する。
【0018】13は印刷が終了した印刷版を排出するた
めの印刷版排出手段であって、前記版胴1、2から印刷
版を剥離するためのブレード手段と、剥離された印刷版
を搬送する搬送手段と、排出された印刷版を貯留するカ
セットとからなる。14は積載された印刷用紙から1枚
ずつ印刷用紙を分離して前記給紙胴6へ供給する給紙手
段であり、また15は前記排紙胴7から受け渡された印
刷用紙を排出して積み上げる排紙手段である。また16
は前記ブランケット胴3、4に対し洗浄液を供給すると
ともに拭き取り用の洗浄布を押し当てることでブランケ
ット面を洗浄するための洗浄手段である。
【0019】次に前述の現像処理装置12の詳細につい
て図2乃至図4を用いて説明する。まず図2は現像処理
装置12の各処理槽とローラとの配置を説明するための
図である。図2において、20は現像液を貯留する現像
槽であり、21は定着液を貯留する定着槽である。また
22は、その内部に水洗水を貯留する水洗槽23を備え
た絞り部である。現像槽20および定着槽21は、図示
しない循環手段や温調手段等が備えられており、各々現
像液や定着液を温調した状態で貯留することができる。
また各槽20、21、23には、それぞれの液や水洗水
を補充する図示しない補充手段や、使用済みの液や水洗
水を排出する図示しない排出手段等も設けられている。
なお、本実施の形態では、版胴1、2は図のように現像
槽20から定着槽21に向かう方向に回転するものとす
る。
【0020】前記現像槽20と定着槽21には、前記版
胴1、2上の印刷版に現像液を供給するための現像液供
給ローラ24と定着液を供給するための定着液供給ロー
ラ25とが各液に浸漬した状態で配置されている。また
前記水洗槽23には、ブラシローラ26が水洗水に浸漬
した状態で配置されており、このブラシローラ26に当
接するように絞りローラ27が配置されている。なお、
上記各ローラは図示しない駆動手段により回転するよう
に構成されている。
【0021】前記現像液供給ローラ24、定着液供給ロ
ーラ25および絞りローラ27は、各々後述するカム機
構により前記版胴1、2に対し当接または離間するよう
に移動可能に構成されている。図3は、このカム機構を
示す図である。図3において、前記現像槽20、定着槽
21および絞り部22を挟んで、版胴1、2の軸端側に
は、一対の側板40が設けられている。この側板40に
軸支した回転軸41を中心にして図示しない駆動手段に
より回転する円盤状のカム板42が設けられている。こ
のカム板42の縁端の一部には図のように凹部が形成さ
れている。
【0022】一方、前記現像液供給ローラ24は前記側
板40に軸支した回転軸43を中心に回転するV字型部
材44の一方の腕端に回転可能に支持されている。この
V字型部材44は図示しない付勢手段によって前記現像
液供給ローラ24が版胴1、2に対して当接する方向に
付勢されており、前記現像液供給ローラ24が支持され
ていない側の腕端は、前記カム板42の縁端に押圧され
ている。同様に定着液供給ローラ25は、回転軸45を
中心に回転するV字型部材46の一方の腕端に回転可能
に支持されている。そして前記定着液供給ローラ25が
版胴1、2に対し当接する方向に付勢されていて、V字
型部材46の他方の腕端は前記カム板42の縁端に対し
押圧されている。また、絞りローラ27は、前記ブラシ
ローラ26の回転軸と同軸の回転軸47を中心に回転す
るI字型部材48の腕端に設けられている。そしてI字
型部材48は、腕の途中に形成された突起が前記カム板
42の縁端に対し押圧されるよう付勢されている。
【0023】このカム機構では、前記カム板42が回転
し、その凹部に前記V字形部材44、46の腕端やI字
型部材48の突起が落ち込むと、前記各ローラが版胴
1、2に対し当接する方向に移動する。ただし、V字形
部材44、46は偏心ストッパー49、50により、そ
の移動位置が制限されている。この偏心ストッパー4
9、50は、偏心した回転軸を有するので回転位置を調
節することにより前記V字型部材44、46の停止位置
を変更することができる。従って、前記偏心ストッパー
49、50の調整により前記現像液供給ローラ24と定
着液供給ローラ25とが版胴1、2に当接する圧力を変
更することができる。また現像液供給ローラ24と定着
液供給ローラ25とを版胴1、2に対し当接させずに所
定距離離間した近接位置に止めることもできる。
【0024】なお、前記カム板42では、前記現像液供
給ローラ24と定着液供給ローラ25とが同時に版胴
1、2に対し当接しないよう前記凹部の幅が設定されて
いる。
【0025】図4は、前記現像液供給ローラ24を示す
図である。なお図4では印刷版を保持する版胴は図示を
省略してある。図4のように現像液供給ローラ24は、
ローラの両端部30よりも中間部31の径が僅かに小さ
くなるように段差yが形成されている。そして前記段差
yのある中間部31は印刷版の画像面に対応するように
設けられているため、前記現像液供給ローラ24が版胴
1、2上の印刷版に当接しても前記画像面は直接前記現
像液供給ローラ24と接触しない。前記段差yは、例え
ば本実施の形態では0.1乃至1.0mm程度、好ましく
は0.3乃至0.6mm程度の僅かなものであるため、現
像液供給ローラ24の表面に汲み上げられた現像液は、
毛細管現象により印刷版面に供給することができる。従
って、現像液供給ローラ24の当接圧に起因するような
現像ムラを生じることなく前記画像面を良好に現像処理
することができる。なお、前記ローラの両端部30は印
刷版の両端付近に当接するが、印刷版の両端部は画像を
形成しない非有効領域であるため、特に問題はない。
【0026】上記実施の形態では、現像液供給ローラ2
4に段差yを設けることで画像面とローラ表面とが接触
しないようにしているが、前記偏心ストッパー49を用
いて前記現像液供給ローラ24自体を印刷版面から所定
距離離間した近接位置に位置決めするようにしてもよ
い。なお、本実施の形態では、定着液供給ローラ25に
は段差を設けていないが、現像液供給ローラ24と同様
の構成にしてもい。
【0027】次に本発明に係る印刷装置を用いた印刷作
業および製版作業について説明する。まず図5は印刷作
業の全体を表すフローチャートである。図5において、
まずステップS1では、印刷版の製版が行われる。すな
わち版胴1、2において各々2色分ずつの印刷版が準備
される。なお、この製版作業については後述する。
【0028】続いてステップS2では印刷作業が行われ
る。本実施の形態では、版胴1、2上の印刷版に対し、
湿し水と対応する色のインキとが供給され、ブランケッ
ト胴3、4を介して圧胴5に保持された印刷用紙に印刷
が行われる。なお圧胴は印刷用紙を保持した状態で2回
転する毎に4色の多色印刷が行われる。所定枚数の印刷
がなされれば、次のステップS3へすすむ。
【0029】ステップS3では、使用した印刷版を印刷
版排出手段13により排出する。ステップS4では洗浄
手段16によりブランケット胴3、4の洗浄が行われ
る。この状態においてステップS5では作業の全体を終
了するかどうかを判断する。これにより次の印刷が行わ
れる場合はステップS1に戻り、次の印刷作業がない場
合はステップS6でインキ供給手段9a乃至9bのイン
キを洗浄して作業を終了する。
【0030】図6は製版作業を示すフローチャートであ
る。図6において、まずステップS11では版胴1が印
刷位置から画像記録位置へ移動する。なお、これに先ん
じて所定のインキ供給手段や湿し水供給手段は待避位置
へ移動しておく。一方、前記現像処理装置12は待避位
置から現像位置へ移動する。
【0031】ステップS12では印刷版供給手段10に
よって版胴1上に未露光の印刷版が供給される。ステッ
プS13ではレーザ露光手段11により前記印刷版に画
像が記録される。続くステップS14では、現像処理装
置12により前記画像が形成された印刷版の現像処理が
行われる。この現像処理では、まず印刷版に対し現像液
供給ローラ24が当接位置へ移動し、版胴1および現像
液供給ローラ24が回転して印刷版の画像面に対し現像
液が供給される。なお、画像面に対する現像液の供給は
前述のとおり非接触で行われる。
【0032】現像液の供給により現像処理が行われた次
は、現像液供給ローラ24に代わって絞りローラ27と
定着液供給ローラ25とが印刷版に当接する。これによ
り印刷版面にある現像液を絞りとるとともに前記画像面
に定着液を供給する。なお絞りローラ27により絞られ
た現像廃液は絞り部22に受けられて排出される。また
絞りローラ27はブラシローラ26により適宜水洗水に
より洗浄される。定着液の供給が行われた後は、絞りロ
ーラ27のみが印刷版に当接するようにして、余分な定
着液を絞りとる。上記により印刷版の現像処理が終了す
ると、ステップS15では版胴1が印刷位置に復帰する
ことになる。
【0033】続くステップS16乃至S20は版胴2に
ついての製版作業を表し、前記ステップS11乃至S1
5と同様の動作であるため説明を省略する。
【0034】
【発明の効果】本発明に係る印刷装置における現像処理
装置によれば、現像液供給ローラから非接触にて印刷版
に現像液が供給されるため、現像液供給ローラの当接に
起因する現像ムラ等を防止することができる。
【0035】さらに請求項2の発明では、現像液供給ロ
ーラに段差を設けることで容易に現像液供給ローラと印
刷版とを非接触に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る現像処理装置を備
えた印刷装置の一例を示す図。
【図2】この発明の実施の形態に係る現像処理装置を示
す図。
【図3】前記現像処理装置における各ローラの移動を行
うカム機構を示す図。
【図4】前記現像処理装置における現像液供給ローラを
示す図。
【図5】印刷作業の全体を示すフローチャート。
【図6】製版作業を示すフローチャート。
【符号の説明】
1、2 版胴 3、4 ブランケット胴 5 圧胴 8a〜8d 湿し水供給手段 9a〜9d インキ供給手段 10 印刷版供給手段 11 レーザ露光手段 12 現像処理装置 20 現像槽 21 定着槽 24 現像液供給ローラ 25 定着液供給ローラ 27 絞りローラ 30 両端部 31 中間部 y 段差

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】胴上に保持した印刷版への画像の記録と記
    録した画像面の現像処理とを行なって前記印刷版を製版
    した後に、前記画像面にインキを供給して印刷を行う印
    刷装置における現像処理装置であって、 処理液を貯留する処理槽と、 前記処理槽内の処理液に一部浸漬し、前記胴に対し近接
    または離間する方向へ移動可能に配置された処理液供給
    ローラと、を有し、 前記処理液供給ローラを前記印刷版の画像面に対し当接
    させることなく近接させた状態で回転させて、前記処理
    液供給ローラから前記画像面に対し非接触で処理液を供
    給するようにしたことを特徴とする印刷装置における現
    像処理装置。
  2. 【請求項2】前記処理液供給ローラは、前記印刷版の画
    像面に対向するローラ中間部の径がローラ両端部の径よ
    りも小さく形成されており、前記処理液供給ローラを前
    記印刷版に当接させても前記処理液供給ローラは前記画
    像面に対し非接触であることを特徴とする請求項1に記
    載の印刷装置における現像処理装置。
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